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がんばってかぃてみます?3?
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1:
あみ ◆ej9/UehK8Y
「人の男に手だしてんちゃうぞっ!」ドンッ…突き飛ばされて頭を打った。もぉ〜痛ぃねんけど?あたしを突き飛ばした興奮してる女の後ろに、薄ぃ茶色のロングヘアのコがいた。…あっ目があった…ゆっくり微笑んだその子は美しかった。それがあたしとさりの出会いだった。
2005-07-17 00:45:00 -
101:
あみ ◆ej9/UehK8Y
あたしはひたすら泣いていた。「…まな」さりは何も言わず、そばにいてくれた。いつのまにか疲れて2人で寝てしまっていた。さきに目が覚めたのはあたしだった。隣にいたさりに抱きついて、今までタクちゃんと過ごしてきた日々を思い出した。なんだかまた泣けてきた。あのやさしぃ声やかわいぃ笑顔、あたしを撫でる細長ぃ指…いつまでも側にあると信じてたのに…
2005-07-25 18:33:00 -
102:
あみ ◆ej9/UehK8Y
?みぃ?さんありがとぉござぃます??がんばりますっ?
2005-07-25 18:35:00 -
103:
あみ ◆ej9/UehK8Y
さりが泣いてるあたしに気付いて、起きて、抱き締め返してくれた。あったかかった。あの日あたしはタクちゃんからの言葉をいつものよぅにすぐあきらめて、受けとめたけど、本当はすがりつきたかった。でもそれができなかったのは、自分がこれ以上傷つかなぃよぅにするためだったのかもしれなぃ。いつも諦めが早ぃよぅに見えたけど、本当は諦め切れてなぃのに、自信がなぃから無理に諦めたふりしてごまかし続けてきたのかもしれなぃ。ねぇ、さり…あの日死にそぅだったあたしの側にいてくれてほんとにありがとぅ。あの頃またいつか愛する人ができたら、次はきっと逃げなぃで向き合って話せる自分になってたぃ、そぅさりと約束したね。…今、さりはその約束守れてる?
2005-07-25 18:44:00 -
104:
名無しさん
この話って1・2を先読んだ方がいいの?でもスレを分けてるって事は全然違う話になるの?
2005-07-25 19:38:00 -
105:
あみ ◆ej9/UehK8Y
1個ずつ主人公が違ぅし、話自体がつながってるわけじゃなぃんですけど、1、2に出てきた人が3で出てきたりするから、できれば1からよんでもらぃたぃです??
2005-07-25 20:13:00 -
106:
?とも?
今1ヵラ一気に読みましたぁ??ぉもしろぃヵラ絶対完結させてくださぃねぇ??またカキコしまぁ?すッ???
2005-07-26 03:11:00 -
107:
ゅき
しおり?
2005-07-26 15:05:00 -
108:
あみ ◆ej9/UehK8Y
?とも?さん?わぁ〜い?1から読んでくれたとかありがたぃっ??はぃ、完結できるよぅに頑張ります?またぜひぜひカキカキ?しにきてくださぃねぇ??? ゅきさん?しぉりありがとぅです??
2005-07-27 06:30:00 -
109:
名無しさん
ぁげ
2005-07-27 18:04:00 -
110:
あみ ◆ej9/UehK8Y
あげてくれてありがとぅです??今から少し更新します?
2005-07-28 01:09:00 -
111:
あみ ◆ej9/UehK8Y
タクちゃんと別れて1ヵ月…。周りから見れば、あたしは元気を取り戻したよぅに見えていたと思ぅ。なるべく明るくしよぅと、みんなに気を使わせたくなぃと、いつもの元気なあたしを演じた。でも1人になると、辛くて苦しくて、タクちゃんがいなぃ人生なんかいらなぃとすら思った。今から考えると、あたしは精神病だったのかもしれなぃ。1人でいるときのあたしは物を壊したり、喚いたり…おかしかった。
2005-07-28 01:16:00 -
112:
あみ ◆ej9/UehK8Y
そんな日々の中で、何だか周りと付き合ぅことがめんどくさくなっていった。無理して明るくすることに疲れてしまった。遊びに誘われてもいかず、学校も休みがちになり、あたしは家で1人でいることが多くなってた。さりからは毎日のよぅに連絡があったけど、次第に返事を返さなくなっていった。そんなある日だった。
2005-07-28 01:21:00 -
113:
あみ ◆ej9/UehK8Y
…ガシャーンッッ!!! 手にもっていた花瓶を落とした。花瓶の破片と無残に床に散った花が重なりあってる。それを足で何度も踏み付けた。血が出てくる。でも痛ぃのかよくわかんなぃ。感覚がなぃ。淋しぃよ…。ピーンポーンッ???インターホンがなった。
2005-07-28 01:30:00 -
114:
あみ ◆ej9/UehK8Y
…さりだった。あたしは最初、居留守を使おぅとした。でもさりは何度もインターホンをならす。あたしは出ることにした。居留守を使ってるのがばれて、さりにまで嫌われたらって思ぅと恐かったから…。
2005-07-28 01:37:00 -
115:
あみ ◆ej9/UehK8Y
「…まな…」さりはあたしを見て泣きだした。あたしはあたしなりに精一杯普通にしたつもりだった。でももともとガリガリなのに以前にも増して痩せてしまった体、こけた頬、顔色が悪くクマができていて、足からは血が流れていた。あたしは泣いているさりをどぅすることもできずにただ見ていた。
2005-07-28 01:47:00 -
116:
あみ ◆ej9/UehK8Y
あたしは立ってるのがしんどくなって、その場にしゃがみこんだ。その瞬間、さりが泣きながら、しゃがんだあたしを包むよぅに抱き締めて、こぅ言った。「まな気付けなくてごめんね。しんどかったやろ?でも大丈夫。淋しくなぃよ。まなはさりが守るから。まなは1人じゃなぃ。みんなまなが大好きやで」
2005-07-28 01:54:00 -
117:
あみ ◆ej9/UehK8Y
さりはあったかかった。あたしは涙を流してた。さりの言葉が嬉しくてたまらなかった。足が痛ぃ。失くしてた感覚が戻ってきた。ねぇ、さり…あの日さりがあたしにくれた言葉は今も、心のアルバムに飾ってあるよ。さりがあたしを守るって言ってくれたことは、あたしの心の中で1番キラキラした言葉だから。だから次は…あたしがさりにそぅ言ぃたぃの。そんなこと許されるはずなぃけど…。
2005-07-28 02:06:00 -
118:
あみ ◆ej9/UehK8Y
その日を境にあたしはだんだん元のあたしに戻っていった。毎日が少しずつ明るくなっていった。もぅすぐクリスマスが訪れよぅとしていた。
2005-07-28 02:40:00 -
119:
あみ ◆ej9/UehK8Y
「きれ〜!!!」『ほんまそれぇ〜!!!』ルミナリエを見て、あたしとさりはそぅ叫んだ。「お前ら、はしゃぎすぎやから?笑」慎二クンが笑いながら言った。牧野クンも笑った。クリスマス・イブのこの日、あたし達はお互い彼氏彼女がいなくて4人で過ごしていた。…かなりさむぃ…
2005-07-28 02:46:00 -
120:
あみ ◆ej9/UehK8Y
慎二クンの1人暮しのマンションで飲み明かして、みんな爆睡だった。あたしは朝方目が覚めて、ベランダで風にあたっていった。冬の朝の風は冷たく、刺すよぅで気持ちよかった。牧野クンも起きてきてベランダにきた。さりと慎二クンはまだ爆睡だ。
2005-07-28 02:56:00 -
121:
あみ ◆ej9/UehK8Y
「うわっ!!さむっ!!!お前かぜひくぞ!」『いぃねん、まな寒ぃん好きやから♪牧野クン中はいっときぃやぁ』「そんな冷たぃこと言ぅなよ〜」牧野クンはあたしの横にきて黙って風にあたった。息が白く濁っていた。「…なぁ、俺さ…さりが好きやねん」
2005-07-28 03:00:00 -
122:
あみ ◆ej9/UehK8Y
あたしはびっくりした。さりと牧野クンはいっつもくだらなぃ喧嘩ばっかりしてたから。でもそぅ言われると美男美女やし、喧嘩してるときも息ぴったりやし、なかなかお似合ぃかもしれへん。『そぅやったんやぁ?』「うん。まな協力してくれへん?」『いぃともぉ?』「ははっ?ありがと〜。なんか寒なって来たから俺、中入るなぁ〜」『おぅっ?』部屋に入りかけたとき、牧野クンが振り向いてあたしに言った。「あっ、そぉそぉ!慎二はお前が好きやで!じゃああんま体冷えんうちに早く中こぃよっ!」…そんなこと言い残して去られても…
2005-07-28 03:08:00 -
123:
あみ ◆ej9/UehK8Y
クリスマス当日うちらは4人でまったり過ごした。気付くと、もぅ8時だった。牧野クンがあたしにコソッと言った。「2人きりにしてほし〜」『OK』あたしは慎二クンにコンビニにいこぅと誘った。
2005-07-28 07:22:00 -
124:
あみ ◆ej9/UehK8Y
「じゃあさりもコンビニつぃてく〜?」『えっ…』あたしは困ってしまった。「俺がまなと2人でいきたぃねんから、さり邪魔すんなよっ?」…えっっ?慎二クンの突然の言葉にびっくりした。「…わかったぁ〜」慎二クンに手を引かれて、あたしは部屋を後にした。
2005-07-28 07:26:00 -
125:
あみ ◆ej9/UehK8Y
『しっ…慎二クン?』「ん?」『あのっ…手…』あたしと慎二クンの手はまだつながれたままだった。「あっ、ごめんごめん?」2人でコンビニまでゆっくり歩いて買い物を終えた。帰り道、公園があった。「ここよろっか」『え?』「今帰ってもまだ早ぃやろ〜」『あっそぉやなぁ』公園のベンチに腰をおろした。
2005-07-28 07:31:00 -
126:
あみ ◆ej9/UehK8Y
「あいつら、うまくいくといぃなぁ〜」そぅ言いながら慎二クンはタバコに火をつけた。キレィな横顔…。『うん、そぅやね…』「お前寒なぃ?」『大丈夫やで?まな冷え性やから手だけめちゃ冷たぃねん?』「ふ〜ん、じゃあ手貸して」そぅ言ぅと、慎二クンはあたしの手をつかんで自分のダウンのポケットにいれた。
2005-07-28 07:37:00 -
127:
あみ ◆ej9/UehK8Y
「これであったかぃやろ?」『うっ…うん』あたしはドキドキしてた。タクちゃんと別れてまだ2ヵ月くらいしか経ってなぃのに…なんて単純なんやろぅ。でも、久しぶりの胸のときめきに自分で嬉しかった。あたしまだ恋できるんやってそぅ思った。「そろそろいこかぁ〜」手をつないで家まで帰った。なんか幸せだった。
2005-07-28 07:43:00 -
128:
あみ ◆ej9/UehK8Y
くだらなぃことで笑い合ぃながら部屋のドアを開けた。「いやぁ〜!!!」さりの声だった。あたし達は驚いて中へ入っていった。さりが泣いていて牧野クンはぼーぜんとしていた。「…お前何してん?」慎二クンが牧野クンに聞いた。「何にも…ただキスしよぅとして…」あたしは荷物を持ち、さりを連れて部屋を出た。
2005-07-28 07:48:00 -
129:
あみ ◆ej9/UehK8Y
『さり?どしたん?大丈夫?』あたしは泣き続けるさりに問い掛けた。さりは答えなぃ。歩いてるうちに、さっき慎二クンといた公園まで来た。さりが落ち着くまでここにいよぅと、さりの手をひいて公園のベンチに座った。
2005-07-28 07:51:00 -
130:
あみ ◆ej9/UehK8Y
「…さり」あたしはさりがいつもしてくれるよぅに、黙ってそばにいた。泣き続けるさりの体を抱き寄せて、さりが落ち着くのを待った。1時間程経ったときだった。もぅすでに泣き止んでいたさりが話し始めた。「ごめんな…まな…」
2005-07-28 07:55:00 -
131:
あみ ◆ej9/UehK8Y
「さり牧野に告られて…黙ってたらキスされてん。ほんでテンパっちゃって…だから牧野は何も悪くなぃねん…さりがちゃんと言わんかったから…」あたしは黙ってさりの話を真剣に聞いていた。次はあたしがさりを助ける番だと思っていた。「さり好きな人がおって…もぅ1年以上片思ぃしてるねん…だからずっと辛くて…牧野も傷つけちゃった…」あたしは驚いた。さりに秘密にされてたことがショックで初めて言葉を口にした。『…好きな人?』
2005-07-28 08:01:00 -
132:
あみ ◆ej9/UehK8Y
あたしがそぅ聞くと、さりはまた泣きだした。あたしはさりから、そんな話1度も聞いたことなかったから、驚きを隠せなかった。『さり?なんか悩みあるんやったら言って?うちら親友やん?な?まな何もできんかもやけど、さりのツラィことやったら分け合いたぃねん…』精一杯の言葉でそぅ告げた。長ぃ沈黙だった。「…さりの好きな人はな…」
2005-07-28 08:05:00 -
133:
あみ ◆ej9/UehK8Y
「さりの好きな人は…」さりの声は震えていた。あたしは黙って聞いていた。…次の瞬間…あたしの唇とさりの唇は重なり合っていた。「さりの好きな人はあんたやねん…まな…」
2005-07-28 08:08:00 -
134:
あみ ◆ej9/UehK8Y
あたしはびっくりしすぎて、目が点になっていたと思ぅ。呆然とするあたしを見て、さりは話しだした。「さりな、女の子が好きやねん…でもそんな自分がきもくて、男と付き合ったりした。でもやっぱり無理で…気持ち悪かったやろ?ごめんね…さりのことキラィになってくれていぃよ…」
2005-07-28 08:11:00 -
135:
あみ ◆ej9/UehK8Y
さりのキスは確かに突然でびっくりした…。でも、別に気持ち悪くなんかなかった。むしろ、ごめんと言って謝りながら小さくなるさりを見て、抱き締めてあげたぃとすら思った。『気持ち悪くなんかなぃよ。あたしはさりが大事やから?これからも仲良くしよぅ?』
2005-07-28 08:15:00 -
136:
名無しさん
まだ更新してぇ
2005-07-28 08:27:00 -
137:
あみ ◆ej9/UehK8Y
「…まな…ありがとぅ…?でもな…もぅさりが限界やねん…まなが誰かと付き合ったりするんを見たりするんやっぱりツラィから…今までどおりじゃいられへん。ほんまごめんな…」またあたし達の間に沈黙が走った。
2005-07-28 08:29:00 -
138:
あみ ◆ej9/UehK8Y
147さんえ?じゃあもぅ少しさしていただきます?読んでくれてありがとぅです??
2005-07-28 08:49:00 -
139:
名無しさん
ょんでるよ?
2005-07-28 08:50:00 -
140:
あみ ◆ej9/UehK8Y
あたしは悩んだ。だってさりを失ぅなんて絶対いやだった。あたしは悩んだ末、答えをだした。『じゃあ付き合おぅ』「…え?」『あたしさりが大事やから…だからさりを彼女にする!』さりがまた泣いた。あたしもなぜか泣いていた。 2003年12月25日あたしとさりは彼女と彼女になった。
2005-07-28 08:52:00 -
141:
あみ ◆ej9/UehK8Y
150さんえ?読んでくれてありがとぅです?うれしぃ?がんばります??
2005-07-28 08:54:00 -
142:
あみ ◆ej9/UehK8Y
ねぇ、さり…あたしはあの日、決してそっち側へは行けなぃのに、さりを失いたくなくて大きな間違ぃを侵しちゃってたよね。それがさりをもっと傷つけることになるとも知らずに…でもさり…これだけは信じてね。あたしは軽ぃ気持ちであんなこと言ったわけじゃなかったよ。ただただ本当にさりを大事に思ってたの。
2005-07-28 08:58:00 -
143:
あみ ◆ej9/UehK8Y
それからのあたしとさりはといぅと、以前と大して変わらなかった。ほんとにたまに軽くキスをしたりすることはあったけど、それをのぞけば、前と全く変わらなぃ2人だった。あっとゆぅ間に1年が過ぎ、また冬がやってこよぅとしていた。
2005-07-28 09:06:00 -
144:
あみ ◆ej9/UehK8Y
もぅすぐクリスマスやなぁ…あたしは1人でさりへのクリスマスプレゼントを選びにきていた。そこで見覚えのある人が女の人と歩いていた。…慎二クンだった。あたしはあの1年前のクリスマスから慎二クンからの連絡を無視しつづけていた。
2005-07-28 09:19:00 -
145:
あみ ◆ej9/UehK8Y
1年前のあの日から1ヵ月くらいは慎二クンから毎日電話があった。でも、1ヵ月をすぎるとぱったりと電話がなくなった。慎二クンはキレィな女の人とアクセサリーを見てた。きっとクリスマスプレゼントだ…あの日がもっと違えば、慎二クンの隣にいたのはあたしだったかもしれなぃ。あたしはこの時初めてさりと付き合ったことを後悔した。その場を走り去った。
2005-07-28 09:33:00 -
146:
名無しさん
展開気になって更新ばかりしてるょ???
2005-07-28 09:36:00 -
147:
あみ ◆ej9/UehK8Y
「やっぱりキレィなぁ〜」『なぁ〜』クリスマス・イブ…あたしとさりはまたルミナリエを見にきていた。「このあと何する〜?」『ん〜…なんか疲れたし、おうち帰ってまた明日お出かけしよ〜あたしケーキ作ったし食べよ?』そぅ言って帰ろぅとしたときだった。携帯に知らなぃアドレスからメールが入った。
2005-07-28 09:38:00 -
148:
あみ ◆ej9/UehK8Y
157さんえ?まじっすか??ありがとぅです?こっからはあみも書きながら辛くなるんで更新遅くなるかもですが、最後までお付き合いいただけたらうれしぃです??
2005-07-28 09:40:00 -
149:
あみ ◆ej9/UehK8Y
そのメールは慎二クンからだった。「まな久しぶり?慎二やけどわかるかな?まおに勝手にアド聞いてもーた?ごめん。お前と連絡とれんよぅなって1年やな。今日1年前しゃべったあの公園で待ってる。今、彼氏いたりうざかったりしたら、こんでいぃから。しつこぃんわかってるし…だから今日無理やったらあきらめる。待ってるから。1年たった今もお前が好きやで」
2005-07-28 09:47:00 -
150:
あみ ◆ej9/UehK8Y
「まな?どしたん?」あたしは慎二クンからのメールを読んで泣いてしまっていた。『うぅん、何もなぃ。友達からのお別れメールきて悲しかっただけ?』そぅ、あたしはあの日さりを選んだ。女の子のさりを…。あたしはさりを大事にするべきだ。慎二クンからのメールを削除した。
2005-07-28 09:52:00 -
151:
あみ ◆ej9/UehK8Y
おうちに帰ってまったりしてた。『さり〜ケーキたべよかぁ?まな、かなりうまくできたよ??』そぅ言って振り返ったとき…チュッ?不意にキスをされた。『何?!いきなり〜?笑 びっくりするし??』さりの顔わ真剣だった。…いつもと違ぅ。
2005-07-28 10:36:00 -
152:
あみ ◆ej9/UehK8Y
またさりがキスしてきた。でもいつものキスじゃなぃ。さりの舌が入ってきた………気持ち悪ぃっ!あたしはさりを突き飛ばしていた。「まなはあたしに同情してるだけやん。わかってたけど…あんまりバカにせんとぃてや!」さりが泣きながらそぅ言った。あたしは走って家をでた。
2005-07-28 10:40:00 -
153:
名無しさん
何回もごめんm(_ _)m マジどないなるんか展開が気になって気になって‥?
2005-07-28 10:42:00 -
154:
あみ ◆ej9/UehK8Y
164さんえ?いぇいぇ、カキカキしてくれるのはめちゃめちゃ嬉しぃんでありがとぅです?家事後回しにして更新しちゃいます?笑
2005-07-28 10:50:00 -
155:
あみ ◆ej9/UehK8Y
あたしは家を出て、あてもなくぶらぶら泣きながら歩いていた。さりの涙が頭から離れなぃ。あたしは1年もさりと付き合ってたくせに、女の子と付き合っていく覚悟なんか全然できてなかった…。最低だ。さりが怒るのも無理はなかった。ねぇ、さり…あの日あたしは意地でも家にいればよかった。なのに、いつまでも受け身なあたしはまた逃げて家を飛び出したね。さりはあたしが淋しぃとき側にいてくれたのに、あたしはさりを置いてきちゃった。さり…一人ぼっちにして本当にごめんね。淋しかったよね…。
2005-07-28 10:58:00 -
156:
あみ ◆ej9/UehK8Y
これからどぅしよぅ…。こんな夜中に携帯も財布ももたず、手ぶらだった。行くアテもなぃし…そんなことを考えていたとき、慎二クンからのメールを思い出した。「…あの公園で待ってるから…」
2005-07-28 11:02:00 -
157:
あみ ◆ej9/UehK8Y
あたしは走っていた。もぅ12時をまわっていた…いるはずなぃ…でもいるかもしれなぃ…慎二クンに会いたぃ。公園についた。…ハァッハァッ…息切れしながら公園を見渡す。…いた。慎二クンはあのときのベンチでタバコを吸いながら、夜空を見上げてた。あたしも空を見てみる。…星が瞬いていた。
2005-07-28 11:06:00 -
158:
あみ ◆ej9/UehK8Y
あたしは慎二クンのとこまで歩いた。ドキドキする。慎二クンが足音に気付いてこっちを見た。「…まな」慎二クンは何も言わず、あたしのとこまで走ってきて、あたしを抱き締めた。慎二クンもあたしも涙を流していた。慎二クンはあったかかった。
2005-07-28 11:10:00 -
159:
あみ ◆ej9/UehK8Y
それからベンチに座って、あたしは誰にも言ってなかった今までのことを全部慎二クンに話した。慎二クンは黙って聞いていた。あたしが話しおわった後慎二クンがしゃべりだした。「色々あったんやな…なんて言ったらいぃかわからんけど…俺もさりに負けんくらぃお前のこと好きやと思ぅ。恋愛って自由なもんやん?お前ももっと自由にやれるねんで?さりが女とか関係なぃやん。まな自身が誰を好きかやん。女ってことを気にして、気使ぅのはさりに失礼やろ?お前の気持ちはどぅなん?」
2005-07-28 11:17:00 -
160:
あみ ◆ej9/UehK8Y
「…あたしは…あたしはよくわからへん。さりが好きやし失いたくなぃ。でもきっとこれは恋じゃなぃことに気付いちゃった。さりの気持ちに応えたかってん…だってさりは誰よりも大切な人やったから。」あたしは泣きながらそぅ言っていた。
2005-07-28 11:19:00 -
161:
あみ ◆ej9/UehK8Y
『慎二クンのこともどぅ思ってるんかよくわからへん…でも前慎二クンが女の人といるとこみて胸が痛かった…これって慎二クンのこと好きになっちゃってるってことやんね…』「もしかしてまなが見た女の人って髪長ぃキレィめな人やろ?あれ姉ちゃんやから?」そぅやったんや…あたしあほやん…「いやぁ〜でもまながやきもちかぁ?うれしぃ?笑 あっこれクリスマスプレゼントっ?」そぅ言って小さな箱をあたしに渡した。
2005-07-28 11:26:00 -
162:
あみ ◆ej9/UehK8Y
開けてみると、ピアスだった。あたし好みなシンプルなピアスは月明かりの下できらきらして、とてもかわいかった。『…ありがとぅ…』「おん?ほんまは指輪にしよぅかと思ってんけど、それは重すぎるかと思ってやめといた?笑」あたしは思わず笑った。「やっと笑ったし?笑ってる方がかわいぃで」そぅ言われて照れた。
2005-07-28 11:30:00 -
163:
あみ ◆ej9/UehK8Y
あみちょっと用事いかなきゃならなくなったので、また夕方くらいに更新します?ごめんなさぃ??
2005-07-28 11:48:00 -
164:
名無しさん
ぁげ
2005-07-28 13:05:00 -
165:
名無しさん
はいおまちしてます
2005-07-28 22:01:00 -
166:
あみ ◆ej9/UehK8Y
用事が思ったより長引いて更新できなくてすぃません??あげてくれた方ありがとぉござぃます?????
2005-07-29 03:36:00 -
167:
あみ ◆ej9/UehK8Y
あたしは手をひかれて、慎二クンちに行った。久しぶりの慎二クンの部屋…あたしはドキドキしてた。さりを傷つけたくせに、不謹慎極まりなぃ。自分で自分が情けなかった。慎二クンはあたしに手を出したりしなかった。軽くキスを1度だけ交わして、抱き締められながら眠った。なんだか安心した。
2005-07-29 03:53:00 -
168:
リナ
しおり☆
めちゃ泣きそうなるし(p>_2005-07-29 05:47:00 -
169:
あみ ◆ej9/UehK8Y
リナちゃんしおりありがとぅ??なんか悲しくなってきてるけど、よんでくれてありがとぉ??
2005-07-29 06:41:00 -
170:
あみ ◆ej9/UehK8Y
ねぇ、さり…あたしはあの日、さりがどれだけ傷ついてたかもわからずに、自分のことしか考えれてなかったよね。あのときあたしがもぅ少し大人で、人の痛みを考えれてたなら今とは違ぅ未来があったのかな?さりを大切に思ぅ気持ちはいつの日も変わらなぃのに、あたし達はいつからかすれ違っちゃってた。そのことにもっと早く気付かなきゃならなかったのに…どぅして…
2005-07-29 06:47:00 -
171:
あみ ◆ej9/UehK8Y
目が覚めると、もぅ朝だった。慎二クンの寝顔を見ながら、あったかぃ気持ちになった。髪をなでる。いつのまにこんなに愛しく感じるよぅになったんだろぅ…もしかしたら1年前のあの日からかもしれなぃ。あたしは自分にうそをつき続けていたのかもしれなぃ…。 〜♪♪♪携帯がなった。まおからだった。
2005-07-29 06:50:00 -
172:
あみ ◆ej9/UehK8Y
『はぃ、どしたん?』「どしたんじゃなぃわ!!お前さりさんとなんかあったんか!?俺がさっき家帰ったらさりさんが…!!!」あたしはその先のまおの言葉に耳を疑った。さりは自殺しよぅとした。
2005-07-29 06:54:00 -
173:
あみ ◆ej9/UehK8Y
まおが朝方みほと家に帰ると、さりは手首を切って倒れていたらしぃ。急いで救急車をよんで病院に連れていったが、傷は深く、手首を切ってから時間が経っていて出血多量の状態だった。「早くお前も病院こぃっ!!!」あたしは手が震えてとまらなかった。
2005-07-29 07:00:00 -
174:
あみ ◆ej9/UehK8Y
病院につくと、まおから一通の手紙を渡された。「さりさんが倒れてる横にあった。お前にやで。」あたしは手紙を開いた。
2005-07-29 17:15:00 -
175:
?
読んでるよ☆無理せんと書いてな?
2005-07-29 17:25:00 -
176:
あみ ◆ej9/UehK8Y
まなへ まなこんなことしちゃってごめんなさぃ。でもどぅしても辛くてこぅするしか方法がみつからへんかった。1年前のクリスマスまなが言ってくれた言葉はほんまに嬉しかったけど、さりはずっと同情やって気付いてたよ。でもな、それでもまなといれることが嬉しかってん。まなと、この2年一緒にいれたことが、さりの人生で一番キラキラ輝いてたから。さりは幸せやったよ。だからまなもまなの幸せ見つけて。もぅさりはいなくなるから、まなはさりに気つかわんでいぃんやで??まな今までありがとぅ。まなに出会えてなかったら、こんな苦しくなかったけど、きっとこんな幸せでもなかったから、ほんまに会えてよかった。さり一世一代の恋しちゃった?笑 まな…ほーんま大好きやで?ばいばい?
2005-07-29 17:25:00 -
177:
あみ ◆ej9/UehK8Y
違う!同情なんかじゃなぃ!!あたしは確かにさりと同じ気持ちにはなれなかった。あたしがさりに抱いてた気持ちは恋じゃなかった。だけど…あたしはさりを大事に思ってて…大事なさりの気持ちに答えたかった。気使ったわけじゃなぃ。同情なんかじゃなぃ。あたしがそぅしたかったの。この2年間が幸せだったのはあたしも一緒だから…何にも伝えれてなぃまま、どこかにとおぃとこにいっちゃうなんて…反則だよ?さり…
2005-07-29 17:33:00 -
178:
あみ ◆ej9/UehK8Y
ねぇ、さり…あたしはあの日のさりの手紙を今でもずっともってるよ。誰かがそれはさりの遺書だって言ったけど、あたしはそぅは思わなぃ。あたしはこの手紙を見てあたしが侵した過ちをいつも思い出す。そして、同時に幸せだった日々も…さり、これはさりがあたしにくれた最初で最後のラブレターだったね。
2005-07-29 17:36:00 -
179:
あみ ◆ej9/UehK8Y
186さんえ?ありがとぅござぃます??がんばります?
2005-07-29 17:39:00 -
180:
あみ ◆ej9/UehK8Y
手紙の中に小さぃ箱が入ってた。開けてみる…キラキラ光るシンプルなあたし好みのピアス…慎二クンがくれたのと一緒だ…。途端に、涙が溢れてきた。さり…さりにまだ「ありがとぅ」も「ごめんね」も伝えれてなぃよ…まだまださりに話したぃことがいっぱいあるから…だからさり、生きて…お願ぃ…
2005-07-30 06:15:00 -
181:
名無しさん
あみさん頑張って書いてるならこの小説にも頑張って題名つけて下さいよ?
2005-07-30 10:26:00 -
182:
名無しさん
題名より内容やろ??から読んでたら題名つけない意味も分かるし、毎回説明してくれてるやん?
2005-07-30 10:32:00 -
183:
名無しさん
NANA入ってなぃ??
2005-07-30 10:35:00 -
184:
名無しさん
↑ちょっと思ったワラけど、内容違ぅしぃぃゃん♪
2005-07-30 11:10:00 -
185:
あみ ◆ej9/UehK8Y
192さんえ??気にさわったなら、ほんとにごめんなさぃ??193さんえ?ありがとぅござぃます?? 194さんえ?1、2のときは何も意識してなかったんですけど、3で相手を女の子にしたら、書きながら自分でも思いました…??特別意識したわけじゃなかったんですけど…なんかすぃません?195さんえ?ありがとぅござぃました??
2005-07-30 11:45:00 -
186:
あみ ◆ej9/UehK8Y
願いが届いたのか、さりは一命をとりとめた。よかった…。あたしは泣きながら何度も心の中でさりに「ごめんね」を繰り返していた。
2005-07-30 12:03:00 -
188:
あみ ◆ej9/UehK8Y
それから1ヵ月が過ぎた…。あたしはさりに会っていなかった。さりが会いたくなぃと言ってるらしぃ。あたしはどぅすることもできなかった。散々傷つけたのに、無理に会ぅことはできなかった。ねぇ、さり…さりに伝えたぃ言葉があんなにいくつもあったのに、いつもあたしは伝えきれなぃままだったね。いつもいつも受け身なあたしは、自分から何かを伝えることができなかった。今さら後悔しても遅ぃけど…
2005-07-30 13:28:00 -
189:
あみ ◆ej9/UehK8Y
198さんえ?ありがとぅござぃます??そぅ言ってもらえるとほんとありがたぃです?これからも読んでいただけるとうれしぃです?
2005-07-30 13:31:00 -
190:
あみ ◆ej9/UehK8Y
みほから電話があった。「もしもし、まな?!さり引っ越すらしぃ!東京の友だちんとこ住むねんて!!大学もやめるって!!!」あたしは驚いた。…あたしのせぃだよね…さりが大学までやめるなんて…さりだけ先に東京にいって荷物は後から送るらしぃ。…出発は3日後だった。
2005-07-30 13:37:00 -
191:
あみ ◆ej9/UehK8Y
みほもさりのおばちゃんからたまたま聞いたらしぃ。誰にも言わずに行くつもりやったんやね…さり…。あたしは今さらどぅしていぃかわからずにいた。でも会って言いたかった。あの日言えなかった「ごめんね」と「ありがとぅ」を…。
2005-07-30 13:40:00 -
192:
あみ ◆ej9/UehK8Y
それから2日間あたしは何もできずにただ考えてた。さりの気持ちを考えると会いにいけなかった。3日目…お昼過ぎの新幹線にのるって聞いた。あたしはその日の午前中さりの家へいった。
2005-07-30 13:46:00 -
193:
あみ ◆ej9/UehK8Y
いざ家の前まで来てみたけど、あたしはなかなかインターホンを押せずにいた。さりに会ぅのが恐かった。家の前をウロウロして何十分たった頃だろぅ…さりんちの扉が開いた。…さりだ。
2005-07-30 13:50:00 -
194:
あみ ◆ej9/UehK8Y
さりはあたしを見て驚いているよぅだった。さりママが車で送るらしく、さりママも続いて出てきた。あたしは何も言えずに、ただ立っているだけだった。「まなちゃん!久しぶり!最後にさりに会いにきてくれたんやね?もぅ時間あんまりなぃからママ車でまっとくね?」そぅ言ってさりママは車庫に走っていった。
2005-07-30 13:54:00 -
195:
あみ ◆ej9/UehK8Y
さりはあたしを見て驚いて、一瞬目が点になっていたけど、あたしを無視して、すぐにママの後を追って車庫へ歩いていこぅとした。…さりがいっちゃう…なんか言わなきゃ…でもどぅしたらいぃかわかんなぃ…言葉が出てこなぃ…「さっ…さり?」
2005-07-30 13:59:00 -
196:
あみ ◆ej9/UehK8Y
呼び止めてみたものの、次の言葉が見つからなぃ…。とゆぅか胸がつまって、言葉がでなぃ。伝えたぃ、伝えなきゃいけなぃことがきっとたくさんあったはずなのに…。
2005-07-30 14:05:00 -
197:
あみ ◆ej9/UehK8Y
「まな!」…先に口を開いたのはさりだった。「やっぱり…やっぱりさりまだつらぃ!」さりは泣きだしていた。「東京いって離れちゃおぅって思った!だってここにいたら、まなのこと絶対考えちゃぅから…忘れられへんから…だってさり失恋してんもん…!」あたしも涙がとまらなかった。
2005-07-30 14:18:00 -
198:
あみ ◆ej9/UehK8Y
「だからまなのせぃじゃなぃねん…なんかさり何言ぅてるんかわけわからんけど…今、さりな、まながタクちゃんに失恋したときみたぃな感じ…まなが女の子やったとか関係なぃ…さり普通に恋して失恋しただけやんな…?」『…うん』あたしは泣きすぎて一言そぅ答えるのが精一杯やった。
2005-07-30 14:25:00 -
199:
あみ ◆ej9/UehK8Y
「まなにはいっぱい感謝してる。さりまなのことほんまに大好きやったから…まなに会いたくなぃって言ったんは、あんなことしちゃって会わせる顔がなかってん…今はまだまなの顔見るんも辛ぃけど…いつか忘れられたら、そのときはまた遊ぼぅな…ほんじゃあさりいくわ」…さりがゆっくり歩きだす…本当にこのままでいぃの?自分に問い掛ける。いつまでも受け身な自分のままじゃいつだって相手に何も伝えれなぃ…『さり?』あたしはさりのとこまで駆け寄った。さりに初めて自分からキスをした。
2005-07-30 14:32:00 -
200:
あみ ◆ej9/UehK8Y
『まっっ…まなな…さりに同情なんかしたことなぃ!だって、まなもさりが世界で1番大事やったから!それは恋じゃなかったけど…まながさりと一緒にいたかってん!だから2年間幸せやったし…さり…まなが追い詰めたせぃで辛ぃ想ぃさせてごめんな…今までまなが辛ぃとき支えてくれてありがとぅ…東京いっちゃうん淋しぃけど、またいつか会えるやんな…??』
2005-07-30 14:37:00