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覚えた感情。

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  • 1:

    ゆりあ

    実話です。。。少しづつ書いていくので宜しくお願いします!

    2006-04-18 03:30:00
  • 2:

    ゆりあ

    ―前書き―

    誰もがそぅだろぅ…

    生まれて来た頃
    何も知らず
    何も知らないから
    手を差し述べてくれる
    優しい人へ伝える為
    "泣く"。。。
    只 それしかできずに
    人は…言葉や感情を
    少しずつ学ぶでしょう
    私の18年間…
    どぅぞ最後まで暖かく見守って下さい。

    2006-04-18 03:38:00
  • 3:

    ゆりあ

    「ゆりあ…けんじ…たいち…」。そぅ繰り返し繰り返し夜空に消えた私の実のお父さん。
    その頃の私は3歳。けんじは兄、当時5歳だった。弟のたいちが生まれたすぐの出来事だった。

    2006-04-18 03:48:00
  • 4:

    ゆりあ

    当時幼い私にもわかった…もぅお父さんはいなくなった事。母は女手一つで子供3人を育てて行く決意を決めた。当時、母は21歳だった。

    2006-04-18 03:54:00
  • 5:

    ゆりあ

    まだ子供のまま結婚した母は働いた事がなく、とにかく水商売を始めた。優しい母は怪物かと想う程恐い母へ変わり果てた。きっと『母子家庭だから』という一言が聴きたくなくて、普通の家庭より厳しくしてしまっていたのだろぅ。

    2006-04-18 04:01:00
  • 6:

    ゆりあ

    私達兄弟は殴られた…
    蹴られもした…
    怯えた…
    そぅ、母に!
    私達兄弟は誰もが解っていた…
    母が とても辛い事
    大変だという事
    泣けない事
    だから母の八つ当たりは皆で耐えた
    厳しいシツケにも耐えた

    2006-04-18 04:08:00
  • 7:

    ゆりあ

    そんな幼い頃、私はよく思った。何度も…何度も。《お母さんって笑わないよね》《私が死んじゃえばお母さん楽になるだろう》《お母さんは私の事が大嫌いなんだ》《愛されていないならいっそ死んでしまいたいよ》

    2006-04-18 04:14:00
  • 8:

    ゆりあ

    兄弟3人、皆喧嘩しながらもとても仲良かった。でも喧嘩は半端じゃなかった。この頃から兄はどんな事があっても私と弟の前では涙を見せない男だった。"父親変わり"にならなければという意識からでしょう。

    2006-04-18 04:22:00
  • 9:

    ゆりあ

    そんなある日…
    『ゆりあちゃん!かわいいね』
    知らないおじさんが母と並んで歩いて来て私に声を掛けてきたのだ。
    その日からその男は毎日のように家に来る…
    いや…帰ってくるよぅになった…
    これが、私の本当の人生の始まりだったのかもしれません。

    2006-04-18 04:30:00
  • 10:

    ゆりあ

    私は小学4年生。
    教えられた…手に触れた時の生々しい感触
    キスも。
    私の中で踊る指
    口の中で膨らむ物

    2006-04-18 04:37:00
  • 11:

    ゆりあ

    幸せそうな母の顔…壊したくなかった。汚い事をしているような気がして誰にも言えずに…
    いやらしい行為は毎日少しづつエスカレートしながら繰り返された。
    『私はどぅして生まれてきてしまったのだろう』『こんな事の為に…』『いつまで続くのだろぅ』

    2006-04-18 04:44:00
  • 12:

    ゆりあ

    そんな日々が繰り返され私は小学5年生になりました。弟のたいちが母のお腹の上に甘えるよぅに乗り掛かった時、『赤ちゃんが潰れちゃうよ』
    一瞬声が詰まった…

    2006-04-18 04:49:00
  • 13:

    ゆりあ

    赤ちゃんは生まれた。名前はあい。母は水商売を続けていたし、男は夜中まで仕事だったので、私はあいの子守をしていた。この時も変わらず毎日のお決まりは繰り返された。

    2006-04-18 04:54:00
  • 14:

    ゆりあ

    小学6年生も終わりに近付いてきた頃。警察に言えばいいと解って『それ以上手を出さないで、警察に言いに行くよ』と男に言った。男は『構わない、でもゆりあちゃんがお母さんに捨てられるだけだよ』(私)『………。なんで??』(男)『当たり前だろう。なんであいを作ったと思っているんだ』その時の私は男が言っている事をよく理解できずにいた…。

    2006-04-18 05:02:00
  • 15:

    ゆりあ

    中学に入ってすぐの頃。男の家に引越しする事になった。男の家を掃除しに行く日。母が行く予定だったのに、あいが風邪をひいた事をきっかけに私が行く事になった。男の家に着くと…

    2006-04-18 05:07:00
  • 16:

    ゆりあ

    私はベットに倒された。(私)『やめてー!』(男)『黙れ!』(私)『誰か助けてー!』(男)『声出すな!殺すぞ!』そぅ言いながら男は少しだけ開いていた窓を閉めた。(男)『痛くないからじっとしてるんだ。』暴れる私を男は殴り殴り殴り…布団や毛布を大量にかぶせて、声を出すどころか息さえできなくさせた。

    2006-04-18 05:15:00
  • 17:

    ゆりあ

    本当に殺されてしまうと思った私は、只時間が過ぎる事に頼った…。そう、この頃の私の味方はいつもちゃんと過ぎ去っていってくれる時間だけだった。男は私に『よく頑張った。』と言い、千円渡してきた…。一瞬で私は冷めた!何もかも。『こんなお金いらない』なんて思わなかった。『これだけ?私、こんな安いの?』

    2006-04-18 05:23:00
  • 18:

    ゆりあ

    警察へ行った。母は男が言った通り、あいにまで私達と同じ、父親のいない気持ちはあじわせないと、私を捨てた。おばあちゃんに引き取られた私はたった半年で母の所へ戻された…。男は私に頭を下げた『わるかった。あの時は歯が痛くて神経がおかしかったんだ。歯医者が悪いんだよ』と…。母は毎日男と私を2人にしないように見張っていた。だから何も無かった。

    2006-04-18 05:31:00
  • 19:

    ゆりあ

    中学2年生の頃、愛する彼ができた!彼氏と呼ぶ存在ができたのは初めてではなかったけれど、人を愛する事を知ったのは初めてだった。私は彼にも言えなかった。処女ではないことを。。。

    2006-04-18 05:35:00
  • 20:

    ゆりあ

    彼は私が処女であると信じて何もしてこなかった。何度も聞かれた『キスしてもいい?』その度に断った『だめ!』心の中で続けた『きたない事はしたくないの』と…。そぅ、私はその頃キスさえも汚い行為なんだと思っていた。

    2006-04-18 05:40:00
  • 21:

    ゆりあ

    あまりに大きい彼が私を思う気持ちに、あまりに大きい私が彼を思う気持ちが、キスを許した。静かに甘く胸へ近付いてくる彼の手…ゆっくりと下に降りて行く手…許せたのに…恐かった。最後に『やっぱりだめ。。。』彼は『いいよ、ありがとぅ。ここまででもすごく心が伝わったから』私はトイレに隠れて一人静かに泣いた…。

    2006-04-18 05:49:00
  • 22:

    ゆりあ

    そんなある日、ほんの少しだけ男と二人になった時間が訪れた。
    『ゆりあちゃん、彼氏とSEXする前にまず俺とSEXしてからじゃないと許さないよ』寒気が襲った。彼を裏切るような事はできない!そぅ思った私は、なるべく男を避けながら日々過ごしていた。

    2006-04-18 05:54:00
  • 23:

    ゆりあ

    急に母に呼ばれて、何か隠しているでしょと言われた。私は彼と離れるのが恐くて何も無いよと答えた。でも母は確信していた!何かある事は!『ゆりあが言わないならお母さんは、ゆりあだけこの家に残してけんじもたいちもあいも連れて出ていくよ』と言われた。それは困ると思った私は正直に出来事を告げた。母は男を呼び、男に言った。『ゆりあに何を言ったの?言った事があるでしょ』(男)『何も言ってないよ、なんなんだよ』(母)『彼氏とヤル前に俺と?あんた俺と何てっいった?』男は私を引きずり回そうとしたが母が止めた。(男)『お前はオレの言葉より、こんな中学生のガキの話しを信じるのか?』(母)『私がお腹痛めて産んだかわいい娘よ。つまらない嘘を付くような子に育てた覚えは無い。悪いけど私は自分の娘を信じてるの』

    2006-04-18 06:07:00
  • 24:

    ゆりあ

    私は裸足で逃げた…男が暴れるのが恐くて、知らない道を只まっすぐ必死に走って逃げた。逃げても逃げても男が追って来ているよぅな気がして恐怖に襲われながら逃げ続けた…。すると急に携帯電話がなった。『今から駅に来なさい』母からだった。駅に着くと兄も弟も妹もいた。皆、両手に荷物を抱えていた。母の顔はアザだらけでした…その日は母の友達の家に泊まる事になった。

    2006-04-18 06:17:00
  • 25:

    ゆりあ

    私達はもともと住んでいた家に戻る事にした。
    私達元々の家族+罪の無い妹の5人家族になった。それでも兄弟達には全てを内緒にしていた。
    私と男が合わなかった。その事を話し合う時に母と男は喧嘩になった…そぅ嘘を作り、納得させた。

    2006-04-18 06:23:00
  • 26:

    ゆりあ

    兄はもぅ転校はしたくないと言い、電車で学校に通った。『お前のせいだ』と兄に殴られた事もあった。心が痛くて仕方なかった。心が痛く感じたのはそれだけではない。実は彼と男は繋がりがあった為、彼とは別れなければならなくなった。彼と別れる事を考えた事が無かった私はただ泣きました。

    2006-04-18 06:29:00
  • 27:

    ゆりあ

    彼を忘れてしまいたくて、新しい彼氏を作った。そして抱かれた。(彼氏)『声、我慢しなくていいんだよ。ここホテルなんだから』(私)『………。』声なんて出ないし!こんな事で彼を忘れられるの?なぜか不思議と、好きでもない人に抱かれる事は拒まなかった。どぅせこんな事するならお金になる事に使った方がいい。そぅ思った!

    2006-04-18 06:36:00
  • 28:

    ゆりあ

    (ボーイ)『ゆりあちゃん偽名考えた?』(私)『ゆりあでいいよ』(ボーイ)『そう、じゃあ後5分くいで客が来るからよろしくね』(私)『うん』(ボーイ)『じゃ、これイソジンとタオルとローション』………そう。私はヘルスで働く事に決めたのだ。ところがすぐにバレて警察へ!!処分は鑑別所行き。笑えた![なんなんだよ一体!!何が言いたいんだよ!!生まれて来た訳早く見つけたから早く行動とっただけじゃないか]そんな事を考えながら鑑別所の日々を過ごした。

    2006-04-18 06:48:00
  • 29:

    ゆりあ

    鑑別所を出てからキャバクラに行った!これにはハマった。男受けのいい私はおいしく稼いだ。だんだん意地になり?1になるという目標ができた頃。店が営業禁止になり、私は母の友達がママをしている店へ働きに行った。毎月?1をとった。

    2006-04-18 06:56:00
  • 30:

    ゆりあ

    男を狂わせ転がす事に楽しさを覚えてきた頃…
    妊娠発覚した!!一年ほど付き合っていた彼の子供だった。彼を愛していた訳じゃないけど、自分の子供だ。私は今母親なんだ!そぅ思ったら卸す事はできないと思った。

    2006-04-18 07:00:00
  • 31:

    ゆりあ

    (彼氏)『今のゆりあの精神状態と経済的に考えて産む事はできない。仕方ないよ』(私)『何言ってるの?あんた私との子供欲しいって言っていたくせに。で、何なんだよ?私の精神状態ってのは』(彼氏)『そんな風に狂ったような言葉使いをしたり、ゆりあは物に当たったりするだろぅ。子供にも必ず同じ事をする!』(私)『いい言い訳考えたね。でも仕方無いで人一人殺すあんたもっと精神状態やばいよ!』(彼氏)『………。』(私)『あんた親に言わずにいられないよ!今日の所は帰ってよ』(彼氏)『わかった…。』

    2006-04-18 12:19:00
  • 32:

    ゆりあ

    (私)『あんた親に言った?』(彼氏)『うん。』(私)『なんて言っているの?』(彼氏)『卸そうと思っていると言ったら安心していたよ。やっぱり俺いい大学入れて貰ってるから親を裏切る事はできないと思ったよ』(私)『なんだよそれ!お前達は家族揃ってどんな神経してるんだ!普通親は挨拶に来るもんだろぅ!ちゃんと言ったのかよ、私が16歳だって事も』(彼氏)『それは言っていないよ。。。』(私)『言えよ!』(彼氏)『解った。』その次の日、彼氏と彼氏の両親が家に来た。(彼の母)『この旅はもぅしわけございませんでした。今回はこれで…お願いします』差し出されたのは卸すのにギリギリ足りる程度のお金でした。私は祝福されない子供を産むのが恐かった。父親を知らない辛い思いは、確かに私が一番よくしっていた。泣きながら卸してしまった。もちろん水商売は少し休んだ。

    2006-04-18 12:39:00
  • 33:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 34:

    ゆりあ

    夕方、まいこは2時間だけ教習所に出掛けた。その間、まいこの兄と話しをしならがらまいこの帰りを待つ事になった。普段、客以外の男と話す事のない私は変な感じだった。同時に、なんなんだろぅ、このモヤモヤするもの!

    2006-04-18 13:11:00
  • 35:

    ゆりあ

    そう。私はまいこの兄、章に恋をした。まいこに素直な気持ちを打ち明けたら、まいこは章のメールを教えてくれた。ちゃんとした恋愛なんて今更できるの?これは本当に恋なの?本当の恋ってこんなに意味不明な感覚なの?もどかしい思いが私を困らせた。

    2006-04-18 13:17:00
  • 36:

    ゆりあ

    12月30日。私は章を誘った。無性に逢いたくて仕方なかった。そして自分の気持ちを確かめたいと思ったのだ。海遊館へ行き、軽くドライブしてご飯を食べて家に送られた。私の感想は、楽しかった。もっと一緒にいたかった。それと同時に私はビックリした。ちゃんと無事、家に返された事に!確信した。これは恋だ…これが恋なんだと。12月31日、2日連続で誘うのはどうかと思ったけれど、章と年越しを一緒にいたいと誘った。章の家に行く事になった。友達のまいこももちろんいて、少し戸惑った。ご飯を食べてカウントダウンに出掛けた。車を止める場所が無くて間に合わなかった。私達二人は来年も一緒に来よう。来年は早くに出掛けようと言い、シブシブ帰る事にした。12時24分。奇跡的に2発の花火が上がった!驚いた。イエス・キリスト。何がいいたいの?心の中で思った。2006年1月1日。私達は付き合う事になった。もちろん水商売はしない!章を不安にさせないようにたくさん努力をする。

    2006-04-18 13:37:00
  • 37:

    ゆりあ

    本当の恋愛なんて全然知らない私は章を困らせてばかりいた。でも変わろうとする私を章は優しくみていてくれている。思い返せば、章に出逢ってから抑え切れない感情をたくさん覚えていた。最初は恐くてしかたなかった。感情というものが溢れる自分が。そして変わり行く私自信に怯えた。章の全てを愛おしく思う気持ちにも恐ばった。そして過去を知られてしまう恐れも感じた。何よりも汚れた世界にいた私が、全く何も知らない見た事もないような綺麗な世界に足を踏み出す事に怯えた…。

    2006-04-18 13:50:00
  • 38:

    ゆりあ

    (章)『ゆりあ、どしたんだよ急に!』(私)『なんでもないよ…ごめん』(章)『なんだよ、泣いているだけじゃわからないよ』二人仲良く眠りについてすぐ…ドカーンと大きくあの男の顔がはっきりと頭の中に写った!ビックリして起きて、体が震えていて涙もとまらなかった。これ以上黙っている事は許されないのだろぅと思って…怖がりながらも私は過去の全てを話した。

    2006-04-18 14:03:00
  • 39:

    ゆりあ

    章は何も言わず優しく背中をさすってくれた。
    世の中にはもっとたくさん幸せを貰っても不公平じゃない人達がいっぱいいる。そんな中で、どぅして私がこんなに幸せを貰えるんだろぅ…それに、今更…。

    2006-04-19 10:21:00
  • 40:

    ゆりあ

    私が今幸せなのは、きっと今までの事を耐えて来たから。やっと幸せになってもいいよって、18年間生きてきて初めて神様に認められたようなきがする。小さい頃、何処かの誰かが言っていた。『小さい頃が不幸せなら大きくなったら幸せになる。小さい頃幸せなら大きくなってから不幸になるんだ』と。。。

    2006-04-19 23:13:00
  • 41:

    ゆりあ

    章とはお互い似過ぎているし、気の合わない所もたくさんある。だけど側にいないと駄目な存在だ。好きだけではやっていけないよって、友達に言われた。でも明日は必ず来るものだから、いつも今を大切にして行こうとおもう。お互い思いやる心は忘れない。

    2006-04-19 23:19:00
  • 42:

    名無しさん

    読んでます

    2006-04-19 23:46:00
  • 43:

    ゆりあ

    42番さん?読んでくれてありがとぅございます?頑張ります?

    2006-04-21 12:10:00
  • 44:

    ゆりあ

    章との初めての喧嘩だ。『なぁ、章なんで怒ってんの?』
    『言わな解らんのか?』…………。あららら;;
    本当に解らないや。
    『夜を止めるって口だけやん!!仕事用のその携帯もいつ解約するの?』 大雨の日、車を走らせながら冷徹人間に変わりはてた章は私に言った。
    『一緒に居る時になんで普通に客からの電話でれるん?普通仕事の携帯家においてくるやろ』
    恋愛知らずの私には何故?と思う程に悪気はなかったし、理解不能だった。

    2006-04-21 12:23:00
  • 45:

    ゆりあ

    章は元々かすかな事さえも許せない傷つきやすいタイプで、女に何度も裏切られた経験もあって、感も鋭く、何よりも、女を信じられない。そぅ、恋に臆病な心の持ち主である。
    《傷つけないよぅに頑張るつもりやったのに…本当の恋愛を知らない私は無意識に章を傷つけてたんやぁ…》そぅ思ったら情けない思いも…悲しいという思いも苦しい気持ちも一気に溢れ出し、涙が溢れた…

    2006-04-21 12:39:00
  • 46:

    ゆりあ

    『章ごめん…本当ゴメン…。』
    謝る事しか出来ないと思った…。
    『もぅえぇって!帰ってくれ。』
    『…いやや。』
    『もぅ本間にえぇって〃こんなんで一緒におってもおもしろないし。』
    私は、車の窓を開けて、―――シュッ―――
    ―――カーン――。
    勢いよく窓から携帯を投げ捨てた!
    章は一瞬驚いた顔をしていたが、直ぐさま冷徹人間の顔に戻った…。
    『何も捨てる事ないやんけ。』
    『いらんねん。章なくすぐらいやったらあんな物邪魔や!』
    章はまた一瞬驚いた顔になった。そぅ、章は知っていた。私が夜の仕事を真剣にしていた事。まいこはわりと家族に今日の出来事やなんかを話す方だから私の話しもよくしていたからだ。

    2006-04-21 12:54:00
  • 47:

    ゆりあ

    正直。私は水商売しか知らないから気持ちがまだ未練がましいというよりも、築き上げて来た物を捨て切れなかった。もともと私は自分に自信がなくて、何一つとして頑張れない子だった。でも仕事にだけは自信があった。

    2006-04-21 13:03:00
  • 48:

    ゆりあ

    本当に恐かった…。でも変わろう"その想いもまた強かった。
    『ゆりあは章と別れるなんていやだ。』
    『別れへんから今日はなんし帰って?一人にして欲しい。』
    『……うん。』
    もぅこれ以上は何も言えないと思った私は帰る事にした。
    部屋に着くなりベットに倒れ込む私。。。色々考えたが、その頃の私にはそれがいけない事だとは知らなかったので、悪気がなかった事だけは伝えたくてメールで謝りを入れた。電話はでてくれないだろうなぁと思ったからだ。

    2006-04-21 13:19:00
  • 49:

    ゆりあ

    人って不思議だよね
    感情…
    それはとてもやっかい物だ
    抑え切れずに
    自然と勝手に
    現れてくる…

    2006-04-21 13:28:00
  • 50:

    ゆりあ

    人は 悲しい生き物なのかもしれない
    生きて行く為に
    そして…
    生きている
    これからも生きていく
    自分自身の為に
    自分の手を傷つける
    そう…心を守るため…
    手で心を隠す
    そぅする事で傷つくのは心ではなく手だからだ

    またそして人は、人の温かい手を求めてしまう
    自分が人の為に手を差しのべる事はとても拒んだり、一瞬戸惑うくせに…

    2006-04-21 13:39:00
  • 51:

    ゆりあ

    章は今自分をすごく守っている…奮えながらきっと守っているんだ。
    傷つけたくなかった…。枕にうずくまりそぅこう考えてたら章からの電話が鳴った。

    2006-04-21 13:44:00
  • 52:

    ゆりあ

    『俺もゴメン。言い過ぎた』 『いいねん、章傷ついたやんな…ゆりあの方がごめんなさい』 『ゆりあ携帯ちゃんと停めとかな誰かに拾われたらすごい事になるで!』『うん!でも雨で壊れてるやろぅけど一応停める』 『もぅ泣きな!!いつまで泣いてるねん。カッパみたいな口して泣いてるんか?笑』

    2006-04-21 13:50:00
  • 53:

    ゆりあ

    本当だ…私まだ泣いてる! 仲直りできて嬉し過ぎて涙に築かなかった。

    『明日迎えに行くから待っとけよ、カッパ』
    『カッパちゃうわ!うん,ありがとぅ。待ってる』

    2006-04-21 13:56:00
  • 54:

    ゆりあ

    つぎの日、章は迎えに来てくれた。その日は以上なほどに《愛してる》そんな言葉が何度も何度も二人の世界を響かせた。この日は運よく日曜日だったから一日中一緒にいれた。幸せ過ぎるくらい幸せだった。

    2006-04-21 14:12:00
  • 55:

    ゆりあ

    次の日は章は仕事だ!でも、水商売をやめた私はまだ何もしていなかった。だから私の頭の中は毎日が章で一杯だ。少しでも多く一緒に居たくてその日は章の家に泊まる事にした。

    2006-04-21 22:21:00
  • 56:

    ゆりあ

    『ゆりあ明日はちゃんと帰らなあかんで!仕事から帰って来たら送るからな』章に固く言われた。『いややぁ。明日も一緒に居たい!明後日は頑張って帰るからぁ』と言うと章は『おばちゃんに自分でちゃんと連絡し!俺がゆりあの事振り回してるみたいに思うやろ』と言われた。

    2006-04-21 22:30:00
  • 57:

    ゆりあ

    私はベットの上で三角座りをしながらションボリとショゲていた。トイレから戻ってくるなり私のそんな様子に築いた章は『すねてんの?ゆりあ〜』と、甘えるような声で私に聞いて来た。そんな章が大好きだ。『すねてなんかないも〜ん』と私も甘えるように章に飛び付いてギュッとした。『でも章はゆりあとずっと一緒に居たいとか思わんの?』と聞くと、章は少しムッとしたよぅに『思うよ!思うに決まってるやん。』私は章の強い口調に圧倒されて固まり、抱き付いたままいた。章は深呼吸して続けた。『言い方キツかったな。悪かった!!でもな、俺も一緒におりたいよ。帰って来た時ただいまってお前にキスしたいよ。お前の笑顔があったらその日一日頑張れるわ』章はさらに続けて話した。『でも好きな人の親には嫌われたくないねん、悪く思われたくないねん』

    2006-04-21 22:45:00
  • 58:

    ゆりあ

    最後の言葉は私の心に突き刺さった。私にとってはすごくトゲのある言葉に感じた。ゆりあもそんな思いはある。平日に泊まるのは感じよくないだろう…きっと章のお母さん心でよくないように思っているだろう。解っている…解っているのだけれどだめなんだ…一緒に居たい気持ちの方が今はすごく勝っているんだ。

    2006-04-21 22:53:00
  • 59:

    名無しさん

    かくのうまい!!
    頑張って★

    2006-04-21 22:54:00
  • 60:

    ゆりあ

    59番さん?ありがとうございます?読んでくれて嬉しいです???頑張りますのでこれからも宜しくお願いします???

    2006-04-22 00:18:00
  • 61:

    ゆりあ

    私は次の日、お母さんに電話をかけた。『はい、もしもし』『ゆりあやけど、今日も章の家泊まるわ』『わかった…でもあんまり毎日泊まってたらあかんで。章くん明日仕事やろ!?解ってあげな振られんで〜』と冗談を言われた。母は章との事を応援してくれた。私が仕事をしなくなったのに、何も言わなかった。きっと母は解ってくれているのだろぅ。私が誰にも相談できずに一人で考えこんでいる事を…。

    2006-04-22 00:27:00
  • 62:

    ゆりあ

    そぅ。私は悩んでいた。一生、水商売をすると決意し、母に約束した。『18歳になりしだい東京へ行き、30歳までには店を持つ。必ず成功させてみせるよ!毎月の仕送り楽しみにしていてね。立派に親孝行して生んで良かったって思わせてやるよ』そぅ言っていた。なのに章という一人の男の為に全て捨てたんだ。私の今までのプライドは何処へ…?夢は何処へ…

    2006-04-22 00:35:00
  • 63:

    ゆりあ

    蒸発してしまったよぅでしていないのだ。一生懸命だった‥がむしゃらだった…?1"だった"…そんな想いや、思い出に苦しめられる日々…。大好きだった・・・いや、違う!今も大好きな仕事。一番したい事!だけど、守りたい物がある。守りたい人がいる。世間は甘くないとか、人生は上手くいかないものだ。という誰もが聞き慣れた言葉そのものだ〃二つも三つも同時には叶わないものだなぁ。守るものができたら何かをギセイにしなければ守れないものだ。色々考えては最後に必ずよぎる想い…。《このままでいいのかな》《私は夢を捨てて…これで良かったのかな》

    2006-04-22 00:48:00
  • 64:

    ゆりあ

    いい訳がないと解っている。とにかくバイトしなくては!と思い、仕事情報誌を何度購入し、何度読み返しただろぅ…。どれもパッとしない。そんな日々に疲れていた。だけど大好きな章が傍に居るとどんな時もニッコリしていられる。そんな私を母にはお見通しなんだろう。そして母が私の男関係に怒る事がない理由は単純に解る。あの男だ。あの男との交際は、私を苦しめたし、一度私を捨てた事を私は許した。だから遊びほうけても母はきっと何も言えずにいるのだろぅ。だけどそんな私が真剣に恋をした事がなにより嬉しいのだろぅ。水商売を止めると言った時、母が一番驚きを隠せないでいた。

    2006-04-22 01:05:00
  • 65:

    ゆりあ

    きっと人はどんな思い出も大切抱えて歩くものなんだ…
    忘れてしまいたい…
    置き去りにして前に進みたい これだけは忘れたくない 忘れずに持って行きたいと思う思い出も…全て。 両手一杯になっても零すことなく大切に…。思い出が見えない時は、何処かに置いて来た訳ではない。昨日がたくさん積み重なって隠れていて見えない思い出…ただそれだけのこと。

    2006-04-22 01:17:00
  • 66:

    ゆりあ

    それからというもの一週間の内、ほとんど章の家に泊まるよぅになった。しだいに、章のお母さんに風呂とトイレ掃除を任せられるよぅになった。そして章の洗濯物と弁当も任せられた。これは喜ばしい事だ。でも、人の家でそんな事をするのは何故か少し気が引けた。でもしなくちゃいけない。

    2006-04-22 08:13:00
  • 67:

    ゆりあ

    少しづつ馴れていくよぅに自分なりに努力していた。そんなある日、章とお風呂に入ろうとした時だ。『ゆりあ俺が仕事行ってる間とか、朝・昼食べてんの?』全裸になった瞬間、章に言われた。『食べてない。』と返答する私に体重系を突き出してきた。42?だった体重が37?になっていた。驚きとショックが重なり合った。体重系に乗ったまま呆然と突っ立っている私に章は言った。『台所勝手に使っていいねんで。遠慮とかしてる方が俺は怒るで!ゆりあは元が細いから、太らなあかんのに痩せてたら本間やばいで!最近やつれてるなって思っててん』私は何も言い返せなかった。

    2006-04-22 13:44:00
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