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真実の愛〜そして偽りの愛…

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  • 1:

    ゆり ◆4fg6mZxwdE

    今でも幸せだったあの頃を思い出す。悲しむ自分の姿なんか想像できなかった。今となれば過去の出来事…。過去の出来事としてゆりの頭の中、心の中に封印する事はこの先できるなんて思えない…。

    2005-11-25 14:01:00
  • 31:

    ゆり ◆4fg6mZxwdE

    片付けを済ませてさやと店をでた。店から歩いて5分のマンションにさやと2人で済んでいた。部屋は2DK。十分の広さだった。お風呂に入り仕事もあるので寝ることにした。ベットに入っても全然寝付けない。目をつぶってもしゅんの顔が焼き付いてて目の前から離れない。

    2005-11-25 23:58:00
  • 32:

    ゆり ◆4fg6mZxwdE

    こんな気持ち初めて…。どぉ表現していいのかわからない。
    コンコンっ。「ゆり寝てる?」さやだ。カチャっ「起きてる。どした?」さや「ゆりの事気になってね」ゆり「朝まで飲む?」さや「うん」冷蔵庫からビールをだしいつもの用に飲み始めた。話題といえばまずは昨日別れたばかりの将太の事だった。

    2005-11-26 00:05:00
  • 33:

    ゆり ◆4fg6mZxwdE

    将太との出会いは昼の仕事で出会った。何回か一緒に遊んでいるうちに告白されなんとなく付き合うようになった。嫌いではなかった。顔もゆり好み。服装もゆり好み。性格も合わないってほどでもなかったけどなぜか好きになる事ができなかった。さやにも何度も相談はしていた。でも別れ話をする時はいつも自分1人で決めていた。別れる別れないは決めるのは自分。他人が決めた事を従うのはおかしな事だから。

    2005-11-26 00:11:00
  • 34:

    ゆり ◆4fg6mZxwdE

    ゆり「やっぱり心の底から好きって言う感情がでてこないんよ。好きは好きやったよ。将太と遊んでても苦痛じゃなかったし。でもゆりの中では将太もゲームにすぎへんかったねん…」 さや「後悔がないんならいいと思うよ。ゆりの幸せはさやの幸せでもあるんやからな。で!!!しゅんくんにときめいてたりして?」さやがにやついてる。ゆりは正直に今の感情をさやに伝えた。これがどんな感情に変わるのか…。ただ今思うのは【早くしゅんくんに会いたいな…。】

    2005-11-26 00:16:00
  • 35:

    ゆり ◆4fg6mZxwdE

    「それって恋の予感やん」とさやにからかわれお酒がまわってき出勤時間まで寝る事にした。
    ピピピピピピピ?。目覚まし時計がけたたましく鳴り続けている。今日1日頑張れば夜はしゅんに会える。いつもより念入りに化粧をし髪の毛も巻いたりしていた。こんな事将太と付き合ってる時したっけ…(笑)

    2005-11-26 00:20:00
  • 36:

    ゆり ◆4fg6mZxwdE

    も−嬉しくて嬉しくてたまらなかった。1日中笑顔で過ごした。同僚や上司の人達にいやってほど「ゆりちゃん今日はご機嫌やね。なんかあったの?」と言われていた。別れたてやのにこんな切り替えの早い自分にもびっくりしていた。何よりこんな気持ちになれている事にゆりは喜びを感じていた。

    2005-11-26 00:24:00
  • 37:

    ゆり ◆4fg6mZxwdE

    仕事も終わりお店に迎うタクシーの中でも入念に化粧直しをしていた。
    カチャっ。「ママおはよ〜!」ママ「ゆりおはよ。えらいご機嫌さんやね。昨日とはうってかわって。恋したな」ママ「ママ何言ってんの〜」そんな会話を交わしているとさやも出勤してきた。ボーイ達も出勤してきてみんなで食事を済ませた。ご飯どころじゃないよ!しゅんくんがいつ来るのか内心心臓ばくばくだった。

    2005-11-26 00:29:00
  • 38:

    ゆり ◆4fg6mZxwdE

    これこそが【真実の恋。】ゆりはそう確信していた。こんな気持ちになるのが初めてで片思いってだけでも苦痛じゃなかった。普通は付き合いたい!自分のものにしたい!とか思うもの。でもゆりはなぜか恋できた事に喜びを感じていた。変な人やわ…(泣)

    2005-11-26 00:37:00
  • 39:

    ゆり ◆4fg6mZxwdE

    しゅんは昨日と同じように焼酎をオーダーした。社長と他の人達は来て早々カラオケを楽しみ始めた。しゅんはカウンターに座りもの静かに焼酎を飲み始めた。昨日とは全然態度が違う。そわそわしている。飲むペースも早い…。
    ゆり「しゅんくん何かあったん?」しゅん「いゃっ…あっ…。何もないよ…」
    会話の一つにしても噛みまくりでしゃべれていない。そんな姿も可愛いなぁ。

    2005-11-26 00:43:00
  • 40:

    ゆり ◆4fg6mZxwdE

    ゆりの顔は笑顔がでまくり。「ゆりちゃん…彼…氏とか…ってイヤっ…彼氏とかいてるん?」「いてないよ」「即答やな。ゆりちゃんのおかげで緊張もほぐれたわ」「緊張?なに緊張してんの?楽しく飲んで行って」「あっうん…。でもこの緊張の中で飲むんもいややから…ゆりちゃん連絡先とか教えてもらえる?今度2人で遊びに行かへん?」

    2005-11-26 00:51:00
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