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☆★秘密な彼氏☆★
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1:
亜紀
12年前−
私【亜紀】の両親が離婚した。私は母親に引き取られた。母は毎日仕事で家に居る事が少なく、独りっ子だった私はいつも一人だった…−
それから2年、母は再婚した。それが【祐樹】との出会いだった−−−−
2006-04-12 02:33:00 -
2:
亜紀
「今日から弟になる祐樹くんよ…仲良くしてね?」
祐樹は大きな目でジィーっと私を見ていた。
《綺麗な子やな…》 それが第一印象だった。2006-04-12 02:47:00 -
3:
亜紀
現在−−
『姉ちゃん!遅刻すんで〜!』『ぅ〜ん…』『俺、起こしたからなぁ…知らんでっ!』
ドタドタと大きな足音をたてながら部屋から出て行った。私はまだ眠い頭を無理矢理起こしベットから降りた。2006-04-12 02:53:00 -
4:
亜紀
リビングへ行くと、母が慌ただしく動き回っている。『やっと起きたん?祐樹を見習いなさいよ!』『……』『お父さんも送れるわよ!』朝からパワフルな母を横目に焼き上がった食パンを口へ運ぶ。
どこにでもある朝の風景…再婚から10年、私達家族は上手く行っている。2006-04-12 03:04:00 -
5:
亜紀
私が本当の事を言ったらどうなるだろう…
何度となく考えるが、言う勇気はない。
これは私だけの秘密−− これから先も話す事はない、いけないとずっと心に決めて来た。
2006-04-12 03:10:00 -
6:
亜紀
校門で祐樹とは別れる。『亜紀〜!おはよ〜☆』『おはよ☆』下駄箱の前で【早紀】に会った。
『今日も弟くんと一緒?』『そやで?』『本間仲良いなぁ!』
毎朝の様に繰り返される会話をしながらダラダラと教室に向かった。2006-04-12 03:30:00 -
7:
亜紀
早紀とは中学の時からずっと一緒で1番仲が良い…いわゆる親友。そんな早紀にも私の秘密は言っていない。
『弟いいなぁ…』『早紀もおるやん?!』
『あんなん嫌やし!祐樹くんみたいなんがええわ☆』『どんなよ!!』2006-04-12 03:36:00 -
8:
亜紀
『カッコイイやん☆羨ましいわぁ』『アハハ…』
《他人の早紀のが羨ましいわ…》内心そう思っていた。
キーンコーンカーンコーン…−2006-04-12 03:49:00 -
9:
亜紀
教室に着くと直ぐにHRが始まった。
『…進路の希望用紙今日中に出すように…』
担任の話しが終わり教室から出て行くと一気に騒がしくなる。《進路とかダルイなぁ…》
机に頬杖を付きため息をついた。2006-04-12 23:30:00 -
10:
亜紀
卒業したら家を出て一人暮らしをしよう…
それは前から決めていた。親は許してくれるだろうか?なんて説明しよう…
別にやりたい事もないし、家が嫌いな訳じゃない。秘密がバレる前に、出て行こう−−−
そんな事を一日考えていた。2006-04-12 23:36:00 -
11:
亜紀
『…亜紀!あ〜き!!』『……っ?!』
ビックリして顔を上げると早紀がケラケラ笑ってる。『ビビりすぎ☆何ぼぉっとしてんの?』『別に〜☆』『はよ帰ろや!』
気が付けば授業は全て終わっていた。教科書を机の中に掘り込み、教室を後にした−−
2006-04-12 23:49:00 -
12:
亜紀
グランドの横を通るとサッカー部員達が部活動の準備をしている。
『あっ!祐樹く〜ん☆』隣では祐樹を見付けた早紀が手を振っていた。祐樹も私達に気付き手を振り返したかと思うと、走り寄って来た−−
『もぉ帰るん?』『帰えるで−!祐樹くんレギュラーなんやろ?ユニホーム似合ってるやん☆』
フェンス越しに祐樹がポーズを取って見せた。2006-04-12 23:58:00 -
13:
亜紀
『んじゃ、部活頑張りや☆』『おぅ!』そう言うと駆け足で戻って行った。
横目でその後ろ姿を見ながらため息を着いた。
『今日も寄ってくやろっ?』『もち☆』私達はお決まりのマクドへ向かった−−
2006-04-13 00:12:00 -
14:
?トシヒサ?
秘密が気になる〜?
2006-04-19 16:29:00