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♂西尾ッチの女心講義♀
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1:
くるみ
20年間女をやってきた私に「女心」という物を偉そうに教えてきた最低ホスト西尾ッチ。
色カノ、本営、宿カノ、趣味カノ…本カノでさえ悩みが尽きないもの。
あなたがホストから卒業出来ることを願い、書いていきます...〆(゚▽゚*)IP強制表示中:210.153.84.422008-03-06 03:26:00 -
2:
くるみ
「また本カノスレもめてる〜ウケる〜」
夜遊びを見ていつも爆笑してしまう、くるみデス(・∀・)ノ
こんなに笑えるのは私自身がホス彼を卒業したから。IP強制表示中:210.136.161.512008-03-06 03:31:00 -
3:
くるみ
西尾ッチと出会ったのは人数合わせで連れて行かされた合コンだ。
金持ちで有名な大学生との合コンだった。
金持ちと分かって急にヤル気を出し始めた時にアイツは現れた。
「悪い!出てもてな〜遅れた!」IP強制表示中:210.136.161.1432008-03-06 03:38:00 -
4:
くるみ
ジャニーズの山下クン(゚∀゚)!!!と思うくらいそっくりだった。
そりゃ〜その瞬間に女全員の目が変わり、山下クンを狙いまくってる。IP強制表示中:210.136.161.432008-03-06 03:41:00 -
5:
くるみ
みんなは山下クンに質問攻めし出遅れた私は冴えない男達を相手しながらビールを飲んでいた。
急に盛り上がった合コンはカラオケに場所を移すことになった。IP強制表示中:210.153.84.1312008-03-06 03:44:00 -
6:
くるみ
友達の地元で行われた合コンだったから居酒屋からカラオケまでの道程は15分ほど歩かなければならなかった。
酔いすぎて千鳥足の私はまたしても遅れを取り、一人ぼっちでとぼとぼ歩く。
「自分加藤ミリヤと倖田リサ合わせた感じやな!」IP強制表示中:210.136.161.1512008-03-06 03:49:00 -
7:
くるみ
そう言って山下クン似の西尾ッチが話し掛けてきた。
くるみ「加藤ミリヤはひどない?パッと見かわいく見えるけどブサイクやん!」
西尾「加藤ミリヤ知ってんの?」
今ではすっかり有名な加藤ミリヤだが当時は無名に近かった。加藤ミリヤから話は広がり2人でとぼとぼと歩く。IP強制表示中:210.153.84.352008-03-06 03:53:00 -
8:
くるみ
くるみ「てか倖田リサって誰?」
西尾「内緒?可愛い子やで?…だから俺、お前気に入った!」
そう言って西尾ッチは私のホッペを押さえてキスをしてきた。IP強制表示中:210.153.84.432008-03-06 03:56:00 -
9:
くるみ
それがきっかけで私たちは付き合い始めた。
付き合い始めてすぐに分かった。
イケメンなのに彼女が半年もいないのは男に問題があるということを…IP強制表示中:210.153.84.1302008-03-06 03:59:00 -
10:
くるみ
西尾ッチは一人暮らしをしている。親から貰った生活費を全額スロットに使う((((゚Д゚;))))
しかも生活費を何倍にもしてしまう。
大学にも行かずバイトもせず遊び回り毎日スロットをし儲け、全身ブランドで固める西尾ッチ…IP強制表示中:210.153.84.342008-03-06 04:02:00 -
11:
くるみ
彼女の私に連絡は少なく、毎晩どこで何をしているかも分からない。
西尾ッチの家に行くと女たちと撮ったプリクラなどが沢山置かれてある。
AVは隠されもせず堂々と置かれてある。
倖田リサってAV女優やん…(´∀`)σIP強制表示中:210.153.84.442008-03-06 04:07:00 -
12:
くるみ
普通なら別れるんだろ-けど私は別れない(*`・ω・)
だってお金持ってるし。
人一倍金に執着する私にとって西尾ッチは素敵な男性。IP強制表示中:210.153.84.372008-03-06 04:10:00 -
13:
くるみ
スロットで儲けた金?
負けてるわけでもなく勝ってるワケだし。金には違いないから問題ないでしょ(*´艸`)
浮気?
しろしろッ!好きなだけ子孫繁栄してくれたまえッ!病気貰っても知らない!
だって私は西尾ッチとした事ないし(´、ゝ`)IP強制表示中:210.153.84.372008-03-06 04:14:00 -
14:
くるみ
私には人を好きになる気持ちが発達してない。
人を好きになって相手にハマってしまい理性をも失って落ちていく子を幾度となく見てきた…
バカだなァ〜と笑いながらドコか羨ましく思う自分がいる。IP強制表示中:210.153.84.1292008-03-06 04:23:00 -
15:
くるみ
「くるみチュ〜?」
この日も西尾ッチは誘ってくる。エッチなんかさせる気なんかない私は話を変えた。
「西尾ッチ、ホストでもしてもっと稼いで!」IP強制表示中:210.136.161.1492008-03-06 04:26:00 -
16:
くるみ
西尾「ホスト?なんでやねん!」
くるみ「お金貯めて同棲しようや!」
西尾ッチの顔は急に笑顔に変わった。
西尾「マジで?同棲してくれるん?じゃあやる!」IP強制表示中:210.153.84.1372008-03-06 04:28:00 -
17:
くるみ
そうして西尾ッチはホストとなった。
最初のうちはなかなかお客サンは付かず、毎日酔っ払って帰ってきていた。
「早いけど一緒に住んであげる?」IP強制表示中:210.153.84.1332008-03-06 04:32:00 -
18:
くるみ
一緒に住んでいた男が「俺は本当に彼氏か?」とうるさくなったので西尾ッチの家に転がりこんだ。
「早く売れて良い家に引っ越そうな!」
西尾ッチは張り切って毎日仕事へ向かった。IP強制表示中:210.153.84.352008-03-06 04:36:00 -
19:
くるみ
男前だし、よくモテるから女の扱いも上手い西尾ッチは次第にお客さんも増えてきた。
給料も増えて部屋も引っ越した。IP強制表示中:210.136.161.502008-03-06 04:39:00 -
20:
くるみ
休みの日。
西尾ッチと買い物をして焼肉を食べていた。
ピヨピヨピヨピヨ…♪
お気に入りのひよこ?の着信音が鳴る。IP強制表示中:210.136.161.1492008-03-06 04:50:00 -
21:
くるみ
くるみ「兄貴だ!」
半年くらい連絡が取れなくなっていた兄からだった。以前はホストで金を貢がせまくっていた兄。
丁度兄も梅田に居たので会う事になった。IP強制表示中:210.153.84.332008-03-06 04:53:00 -
22:
くるみ
くるみ「兄貴に営業方法でも聞いてみたら?」
西尾「くるみは俺がホストしてて心配やないん?」
最近、西尾ッチがよく言うセリフ…お客さんの電話や同伴などに怒りもせず笑って手を振って見送る私に不安になっているみたいだった。IP強制表示中:210.153.84.1292008-03-06 04:56:00 -
23:
くるみ
「西尾ッチを信用してるから応援出来るんやで?」
私がそう言うと西尾ッチは満足そうに笑っていた。
「ごめーん?待った?」IP強制表示中:210.153.84.442008-03-06 05:00:00 -
24:
くるみ
前まではオラ営で女を泣かせてばかりいた男らしい兄貴が…今日はやたら可愛い((((゚Д゚;))))
くるみ「兄貴最近なにしてんの?」
兄貴「働いてるよ?」IP強制表示中:210.153.84.402008-03-06 05:02:00 -
25:
くるみ
くるみ「何の仕事?」
兄貴「…飲み屋」
くるみ「どこの店?名前言うて!行くから嘘つくてもバレるで!」
兄貴「…○○(店名)」IP強制表示中:210.153.84.362008-03-06 05:04:00 -
26:
くるみ
有名なゲイバーだった。
IP強制表示中:210.136.161.512008-03-06 05:05:00 -
27:
くるみ
女にモテまくる兄だったが兄はあまり興味がないようだった。
一応エッチもするが挿入するのを激しく嫌っていた。
枕を求められた時は前戯だけしてあげていたらしい。IP強制表示中:210.136.161.542008-03-06 05:09:00 -
28:
くるみ
くるみ「男が好きなん?」兄貴「開花しちゃった?」くるみ「ぁあそう。」
兄貴のカミングアウトに適当な会話をする兄弟。
西尾ッチだけが目が点になっていた。IP強制表示中:210.153.84.442008-03-06 05:11:00 -
29:
くるみ
兄貴「で、あんた色カノは何人?」
西尾「いや…くるみを裏切るようなマネは…」
兄貴「あはは〜ホストなんて色かけてなんぼよ!ねぇ、くるみ?」
西尾ッチは否定してほしそうな顔をしていた。IP強制表示中:210.153.84.412008-03-06 05:15:00 -
30:
くるみ
「西尾ッチ、ホストの仕事舐めてる!西尾ッチは何でも適当!1度足を踏み入れたなら真剣にやってみなよ!結果出しなよ!」
IP強制表示中:210.153.84.1322008-03-06 05:19:00 -
31:
くるみ
「結婚資金貯めようね?」
明らかにおかしい私の言葉に西尾ッチは何度も頷いていた。IP強制表示中:210.153.84.422008-03-06 05:22:00 -
32:
くるみ
私、軽い気持ちで言ったんだよね。
まさかあんなに凶悪ホストになるなんて思っても見なかったよ(ノдIP強制表示中:210.136.161.1512008-03-06 05:23:00 -
33:
くるみ
仲良く手を繋いで家に帰り、いつものように別々の部屋で眠る。付き合って半年経つが体の関係はない。
兄貴からは「くるみ名演技ね?あんた1度はちゃんと働きなさいよ!」とメールが着ていた。IP強制表示中:210.153.84.342008-03-06 05:27:00 -
34:
くるみ
それから西尾ッチは鬼のように営業していった。
携帯を見ると色カノも出来たようだった。
「くるみ今日店来ーへん?金は俺が持つから…」IP強制表示中:210.153.84.1362008-03-06 05:30:00 -
35:
くるみ
くるみ「何で?」
西尾「最近くるみとの時間少ないから…」
くるみ「分かった。また店でね?」
行ってらっしゃいのキスを済ませ、西尾ッチは笑顔で出勤していった。IP強制表示中:210.153.84.332008-03-06 05:32:00 -
36:
くるみ
「最近西尾ッチの話聞いてない?」
私は私と西尾ッチ共通の女友達のミクに電話をした。
ミク「ぁあ…西尾ッチあんたにマジみたいやで。No入ってくるみにバーキン買うたる!言うてたで?」
くるみ「バーキンとかいらんしな…」IP強制表示中:210.153.84.442008-03-06 05:35:00 -
37:
くるみ
ミク「あんたが心配してくれんから西尾ッチ不安なってたで〜浮気もせんくなったし、性欲も溜まってるやろうな〜ちょっとは構ったりや!」
くるみ「ウチはエッチせぇへんねん!」
ミク「まぁね…くるみの言う事も分かるけどな…」IP強制表示中:210.153.84.1362008-03-06 05:38:00 -
38:
くるみ
話は盛り上がりミクも西尾ッチの店に行くことになった。
「うるさいねんけど!」
トランスを爆音でかけて何がしたいんだと店に入った途端キレそうになる。
「いらっしゃいませ…初めてですか?」IP強制表示中:210.153.84.1362008-03-06 05:41:00 -
39:
くるみ
敬語ちゃんと使えや!とまたもやイライラする。
くるみ「西尾ッチ呼んで下さい」
ホスト「西尾…ッチ?」
源治名知らんしヽ(゚Д゚;=;゚Д゚)ノIP強制表示中:210.153.84.1352008-03-06 05:43:00 -
40:
くるみ
「くるみ!!ぁあ…俺の客やから席通して…」
私たちの存在に気付いた西尾ッチがやってきて後輩ホストに言っていた。
ホスト「聖夜さん…」
聖夜(゚Д゚≡゚Д゚)!?IP強制表示中:210.153.84.392008-03-06 05:46:00 -
41:
くるみ
西尾ッチは聖夜という源治名だった…お前本名二郎やァ〜ん(*´艸`)プッ
席に通され、周りの席を観察する。
ミク「あいつわざとやな…」IP強制表示中:210.153.84.422008-03-06 05:49:00 -
42:
くるみ
周りの席の女たちは私たちを睨み付けるように見てくる。
ミク「心配してほしいんやろなぁ…」
しょーもない西尾ッチに嫌気がさす。
しかし、私は段々おもしろくて仕方がなくなってきた。IP強制表示中:210.153.84.372008-03-06 05:51:00 -
43:
くるみ
女の心境が見ていてすぐに分かる。
西尾ッチの客は四人来ていた。IP強制表示中:210.153.84.332008-03-06 05:52:00 -
44:
くるみ
今、西尾ッチが接客しているのはエースで風俗嬢のマドカ。
キャバ嬢のユウ。
風俗嬢のアズサ。
大学生のリナ。IP強制表示中:210.136.161.1492008-03-06 06:01:00 -
45:
くるみ
ミク「おもろい事しよか〜」
ミクも私と同レベルで性格が悪い。
くるみ「せやな…なんかシャンパン持ってきて!」IP強制表示中:210.153.84.1322008-03-06 06:04:00 -
46:
くるみ
ホスト「くるみチャンから聖夜サンにカフェパ頂きましたぁ!」
くるみ「聖夜大好き?」
その瞬間、一気に客の目が変わる。
おもろ…(*´艸`)IP強制表示中:210.153.84.382008-03-06 06:09:00 -
47:
くるみ
うるさく叫ぶシャンパンコールの中で「何してんねん!」と西尾ッチは私たちに叱ってきた。
くるみ「応援してあげてんねやん!」
西尾「応援?」
ミク「まぁ見てたら分かるわ!」IP強制表示中:210.153.84.342008-03-06 06:16:00 -
48:
くるみ
なぜ皆さん、競い合うのでしょうか。
酒を下ろしたからってホストの気持ちは買えませんよ(´・ω・)ホストクラブは戦場ではなく、楽しくお酒を飲む場所なのに他の客にばかり目が行って神経使ってませんか?お酒を下ろす行為はある意味、ステータスであり自分を偉く見せる欲求を満たし一種の快楽があるらしいです。
だからってよぉ…気分良く下ろすならまだしも競い合って下ろすなんて何か悲しくないかい?IP強制表示中:210.136.161.542008-03-06 06:25:00 -
49:
くるみ
…と悪魔の連鎖反応煽ってる私が言うなという感じですが(*´艸`)
閉店まで居続けた私たちに次に訪れたのは…
送り選手権(。-`3-)σIP強制表示中:210.136.161.1412008-03-06 06:51:00 -
50:
くるみ
使った金額の順という店もあるが、とりあえず送りが最後なのが勝ち。
ちなみにミクは昔、相当なホス狂だった。ホストの為に体を売るなんざ朝飯前だ!と笑うような肝っ玉の据わった女だ。IP強制表示中:210.153.84.392008-03-06 06:55:00 -
51:
くるみ
もちろん私が最後だ。
客たちに睨まれながらみんなを送り出すのを待つ。
西尾「おまたせ〜帰ろう!」
くるみ「どんだけ待たすねん!いい加減にして!」IP強制表示中:210.153.84.432008-03-06 06:57:00 -
52:
くるみ
「ごめん〜機嫌なおして〜」と謝り倒す姿は聖夜なんかの面影はなく、ただの二郎だ(´、ゝ`)
初めてホストクラブに行った私はハマっていくと感じた。
ホストにではない。…客に(*´艸`)IP強制表示中:210.153.84.372008-03-06 07:00:00 -
53:
??
めっちゃおもろぃ?惚れそぉなたるわぁ?頑張ってねっ??
IP強制表示中:210.153.84.1322008-03-06 07:04:00 -
54:
くるみ
ぁあ…不眠症やわ?
>>54サン
ありがとう(´ω`)?話書くんて難しいなァ。でも頑張るわァ。IP強制表示中:210.153.84.442008-03-06 10:47:00 -
55:
名無しさん
兄貴紹介して下さいw
IP強制表示中:219.125.151.1812008-03-06 10:57:00 -
56:
くるみ
>>56サン
兄貴かよッ!!
紹介したろか?笑IP強制表示中:210.153.84.1302008-03-06 11:34:00 -
57:
くるみ
言うまでもないが私は無職だ。
西尾ッチの生活サイクルに合わせ、夜行性。
西尾ッチを見送ったらゴールデンタイムにテレビを見ながら化粧を始め、夜の街に出掛ける。
後は適当に友達と合流し、飲みに行ったり、クラブに行ったりする。IP強制表示中:210.153.84.1352008-03-06 11:41:00 -
58:
くるみ
私の友達はみんな人には堂々と言えない夜の仕事をしている。風俗とキャバが多い。
「何の仕事してるん?」
ナンパしてきた男にそう質問されても私の友達は堂々と仕事を言う。
別に仕事にプライドを持っているわけでもない。その仕事をしているから答えているだけ。基本的にテキトー。IP強制表示中:210.136.161.1422008-03-06 11:51:00 -
59:
くるみ
そんな友達5人で居酒屋で近況報告をし合う。
近況と言っても男ネタが中心。
みんながみんな数人の男を掛け持ちしているから話がぐちゃぐちゃになって誰が誰の男か分からない(´ω`)
そんな中でも私が話す順番になった時はみんな身を乗り出して聞いてくる。IP強制表示中:210.153.84.1292008-03-06 12:08:00 -
60:
◆Gp.Xz3l79g
くるみちんのソノ男の転がし方伝授してよ?
IP強制表示中:210.153.84.392008-03-06 18:19:00 -
61:
名無しさん
ぉもしろすぎる?
くるみチャン頑張って?IP強制表示中:210.153.84.1342008-03-07 00:03:00 -
62:
くるみ
>>61サン
ありがと?転がし方…分からない((((゚Д゚;))))
>>62サン
ありがと?頑張るわァ?IP強制表示中:210.136.161.1402008-03-08 01:17:00 -
63:
名無しさん
頑張って?
IP強制表示中:210.153.84.422008-03-08 01:20:00 -
64:
くるみ
くるみ「期待しすぎやって!今はホスト1人やねん!」
「くるみも等々ホストにハマったか…」風俗嬢マイはニヤニヤした顔で寄ってくる。
くるみ「アホか!ホストに貢ぐ気なんかないわ!」
マイ「あいつらは口上手いから気つけや〜ミクみたいになんで!」IP強制表示中:210.153.84.362008-03-08 01:22:00 -
65:
くるみ
>>64サン
ありがとう(*´艸`)?IP強制表示中:210.153.84.1382008-03-08 01:23:00 -
66:
くるみ
ミク「どっかぇえホストおらんかなァ〜働いても甲斐ないわ〜」
ミクの仕事はキャバ嬢。と言っても週に2回行けば拍手される位の出勤率。副業に力を入れている。副業はパパの相手。
マイ「この前ぇえホスクラ見つけてん!行く?」
ミク「行く行く!」IP強制表示中:210.153.84.1372008-03-08 01:36:00 -
67:
名無しさん
めっちゃおもろいし、ばり文才あるな
IP強制表示中:218.43.186.2322008-03-08 01:39:00 -
68:
くるみ
他の子はクラブに行くと言うので結局3人で行くことになった。
ミクは男メニューとやらに目を通す。
ミク「この子とか良くない?」
くるみ「光で飛ばしてるだけで実際はブサイクやって…しかもきっしょいポーズ取ってダサ…」IP強制表示中:210.136.161.522008-03-08 01:42:00 -
69:
くるみ
>>68サン
そんな誉めても何も出-へんで(σ´3`)σ笑
ありがと?IP強制表示中:210.136.161.1512008-03-08 01:44:00 -
70:
くるみ
「ダサかった?」そう言って笑いながらやって来た男は写真と差はなく、とても端整な顔立ちをしていた。ミク「あっ…拓海クンですか…」
ミク姉サン…ロックオンですやん(´∀`)σIP強制表示中:210.153.84.442008-03-08 01:49:00 -
71:
くるみ
マイにはまぁまぁ男前な口座が付き、ミクには当然拓海。
なぜ私はホストクラブで孤独で放置なんでしょうか…σ(゚∀゚)
すると他の席でシャンパンが下ろされ、マイの口座と拓海も席を立った。IP強制表示中:210.153.84.1332008-03-08 01:53:00 -
72:
くるみ
シャンパンを下ろした客はどうやら拓海の客。
こちらをチラリと見てニヤリと笑う。
キレるマイとミク。IP強制表示中:210.136.161.502008-03-08 01:57:00 -
73:
くるみ
ミク「腹立つ〜ミクも何か頼む〜」
半年ぶりに蘇ったミクの貢ぎ根性…
よっ!元エース(」゚O゚)」IP強制表示中:210.153.84.332008-03-08 02:00:00 -
74:
くるみ
マイ「ウチも何か頼む…腹立ったし!」
プッ…(´、ゝ`)
友達だけど笑ってしまった…ごめん。IP強制表示中:210.153.84.1362008-03-08 02:02:00 -
75:
くるみ
Lesson1
なぜ下ろし合い合戦は起きるのか?
IP強制表示中:210.153.84.342008-03-08 02:08:00 -
76:
くるみ
3.コールによりホストからも他の客にも注目される快感。
4.自分は凄い!他の客とは違う!と差別化を測ろうとする。
5.同じ口座の客に対しての優越感。IP強制表示中:210.153.84.392008-03-08 02:17:00 -
77:
名無しさん
↑この下ろし合いは、ホストにのみ通用するの?ホステスには無駄なんかな?ホステスにはまる客は何で対抗してるんやろ?
IP強制表示中:218.43.186.23282008-03-08 02:21:00 -
78:
くるみ
シャンパンコールの効果はこれだけでは終わりません。
シャンパンコールは下ろした客の為だけにしているのではありません。
むしろシャンパンコールを見ている客に対しての行為です。IP強制表示中:210.153.84.382008-03-08 02:22:00 -
79:
くるみ
>>79サン
ホストだけではなくホステスの客もそうでしょう。
基本的に人間は見栄やプライドを大事にしますから(*´艸`)?IP強制表示中:210.153.84.372008-03-08 02:31:00 -
80:
くるみ
ホストはコールをかけながら無言で誘い、煽っているのです。
お前も下ろせよ?…と
IP強制表示中:210.136.161.522008-03-08 02:34:00 -
81:
くるみ
コールによりホストは席を立ち、自分の客をわざと放置させイラつかせます。
イラついた客がシャンパンを下ろした客をライバル視し対抗心を持たせたらホストの勝ち。
客と客とのバトルは金が落ちやすく、ホストは内心ニヤリなのです(。-`3-)σIP強制表示中:210.153.84.1332008-03-08 02:46:00 -
82:
くるみ
ちなみにこの話は西尾ッチの教えを元にしてますので…なんやかんやの責任は負いません((((゚Д゚;))))
主、無責任(´、ゝ`)IP強制表示中:210.136.161.472008-03-08 03:02:00 -
83:
くるみ
あたしゃ寝るよ(*´Д`*)
IP強制表示中:210.136.161.502008-03-08 03:04:00 -
84:
あおい
おもろすぎ?
IP強制表示中:210.153.84.362008-03-08 03:19:00 -
85:
くるみ
>>86あおいチャン
ありがとう(・ω・*)?IP強制表示中:210.153.84.362008-03-09 01:22:00 -
86:
くるみ
悪魔の連鎖反応にまんまと引っ掛かったマイとミクはシャンパンをオーダー。
下ろし合い合戦は何巡かしてマイとミクの圧勝となった。
拓海もミクをよいしょする。
願ってもない太客なのだから当然か(´・ω・)IP強制表示中:210.153.84.1372008-03-09 01:25:00 -
87:
くるみ
朝方家に帰ると西尾ッチが先に帰宅していた。
西尾「どこ行ってたん?」
くるみ「ホスト」
西尾「はっ?なんでなん?」
西尾ッチは初めて怒った。自分がホスト故、ホストの口の上手さ、腹黒さを分かっていて自分の女が取られないか騙されないかと不安になるのだろう。IP強制表示中:210.153.84.1352008-03-09 01:28:00 -
88:
くるみ
これは自分の女だけではなく、客に対しても他のホストに取られないかと心配になり他のホストクラブへ行く事に対して怒るのだ。
IP強制表示中:210.153.84.422008-03-09 01:32:00 -
89:
くるみ
くるみ「で?…ミクに付いて行っただけやし。しつこく言うなら帰る」
西尾「ごめん…でも不安やったから行かんといて…」
一件落着。
まったく…面倒な奴だ(。-`3-)IP強制表示中:210.136.161.1462008-03-09 01:34:00 -
90:
くるみ
更新少なくてごめんッ(´・ω・)
IP強制表示中:210.153.84.412008-03-09 01:36:00 -
91:
名無しさん
待ってました!!
IP強制表示中:219.161.66.11982008-03-09 01:39:00 -
92:
くるみ
>>93サン
おまたせ??IP強制表示中:210.136.161.1442008-03-09 15:01:00 -
93:
くるみ
くるみ「仕事はどう?」
西尾「リナが上手く行かへん…」
大学生のリナ。夜はキャバクラでバイトをしている。西尾ッチは大学を辞めてキャバ一本にさせ、あわよくば風俗嬢まで行かせたいらしい。IP強制表示中:210.153.84.1312008-03-09 15:17:00 -
94:
くるみ
肝心な所が抜けてしまう西尾ッチには育てなど無理。
焦りすぎてはダメ。育て過ぎてもダメ。育てとは難しい。IP強制表示中:210.153.84.442008-03-10 01:56:00 -
95:
くるみ
現在色カノは4名、以前に店に来ていた子達だ。
これ以上は増やすべきではない。むしろ少なく押さえたい。
色カノを作るとそれに伴い面倒な事も増える。
安心感は金を生まない。不安と疑惑、そしてトラブルの後の喜びは何倍にもなって客の心を引き付け、金もそれに比例する。IP強制表示中:210.153.84.412008-03-10 02:03:00 -
96:
西尾ッチに兄の教えを伝授し、眠りについた。
西尾ッチが出勤し、いつものようにテレビでも見ようとすると携帯が鳴った。
―綾―" " "08/03/10 02:10IP強制表示中:DoCoMo/2.0 N7032008-03-10 02:10:00 -
97:
くるみ
綾「今日誕生日やねんけど!」
くるみ「誕生日知らないですよ。」
綾「とにかく店来て!」
綾チャンは勝手に電話を切ってしまい、行かなければややこしくなりそうなので渋々準備をして街に出た。IP強制表示中:210.153.84.432008-03-10 02:16:00 -
98:
くるみ
綾「いらっしゃ〜い?ありがと〜?」
くるみ「何で女一人でクラブこなアカンのですか!」
綾「何でお前が客やねん!人足りんねん働け!」IP強制表示中:210.136.161.1482008-03-10 02:22:00 -
99:
くるみ
クラブのくせにスナックみたいな事すんなよ…とブツブツ言いながらも勝手に髪もセットされドレスも与えられた。
店は客で溢れ返っているのに女が少ない…仕方ない(´・ω・)
初めての仕事がクラブかよ…と凹みながらも席へ着かされる。IP強制表示中:210.153.84.352008-03-10 02:25:00 -
100:
くるみ
閉店しチョビ髭の男から給料を貰った。
くるみ「こんなに儲かるんっすか!」
綾「くるみもやりや!」
くるみ「私は働くの向いてませんから…」
綾「相変わらず最低やな…」IP強制表示中:210.153.84.1302008-03-10 02:32:00 -
101:
くるみ
西尾ッチがホストと聞き、綾チャンは西尾ッチの店に行きたがり、行くことになった。エース風俗嬢のマドカとキャバ嬢ユウが来ている。
くるみ「相談ですか?」
綾「よう分かったな…あんなぁ…」IP強制表示中:210.153.84.1312008-03-10 02:35:00 -
102:
くるみ
元々、結婚する為に働き始めた2人だが仕事にやりがいとプライドを持っている。特に彼氏のケンジサンはNo.1を目指し、綾チャンをほったらかしにして営業に夢中になっているらしい。
客とのペアリング、帰らない日々、綾チャンもクラブで働いているがホストは別物。不安でたまらないらしい。IP強制表示中:210.136.161.532008-03-10 02:39:00 -
103:
くるみ
綾「枕してるんかな…」
くるみ「おそらく、してるでしょうね…」
綾「やんな…怪しい子おるもん…」
くるみ「店行ってるんですか?」
綾「最近心配やから行ってる…」IP強制表示中:210.153.84.412008-03-10 02:43:00 -
104:
くるみ
くるみ「金は?」
綾「…うち持ち」
夜遊びではホストの彼氏に金を出してもらい店に行くという本カノの話は多い。しかし綾チャンの話を聞いて、驚き、尊敬すらした。IP強制表示中:210.153.84.342008-03-10 02:47:00 -
105:
くるみ
綾チャンはいくら彼氏でも店ではホストとして扱い、自分も客として扱う。仕事に一切プライベートを持ち込まない。だから当然金も払う。
そして、彼氏の店に彼女が行くことは彼氏に迷惑をかけることになる。彼女の前で客に営業しにくくなるからだ。仕事と割り切っているホストは彼女が店に来ることを拒むだろう。本営か育てだったら別だけど。それを全て分かった上で迷惑料でもある会計を払うらしい。IP強制表示中:210.153.84.362008-03-10 02:53:00 -
106:
くるみ
そんなに仕事を理解していても枕は別。
客と寝た汚い体で私を抱かないでほしい…と綾チャンは泣き崩れた。
恋する女は可愛いねェ〜(*´艸`)IP強制表示中:210.153.84.1362008-03-10 02:56:00 -
107:
くるみ
夜遊びでも本カノの悩みが語られているスレは多い。その中に本当の本カノの数を知りたい私ではあるが…本カノは本カノなりに辛く苦しいのだろう(´・ω・)
本カノに言えることは彼氏に夢中になりすぎないで自分は自分の世界を持ち、楽しく過ごすことが1番良いでしょう(。-`3-)σ
嫉妬や疑ってばっかりしていたら彼氏も疲れちゃうし、そんな女だるいだけだしね?IP強制表示中:210.153.84.1292008-03-10 03:00:00 -
108:
くるみ
失恋は新しい恋で直す!ホストの悩みはホストで癒される?ということで綾はホスト君と話し始めた。
くるみは勿論、客をウキウキ☆ウォッチングだ(* ̄m ̄)IP強制表示中:210.153.84.422008-03-10 03:03:00 -
109:
くるみ
マドカは今日はあまり下ろしていない。しかも放置されて、ご機嫌ななめなご様子。西尾ッチが付いているユウの席をチラチラ睨み付けている。
ややこしい女だなぁ〜(*´艸`)IP強制表示中:210.153.84.1352008-03-10 03:05:00 -
110:
くるみ
ユウは豪快に酒を下ろし、西尾ッチの腕を掴んでいる。
私の存在を気にする西尾ッチ。
全く気にしないから好きにしてくれたまえ(´、ゝ`)IP強制表示中:210.136.161.1472008-03-10 03:08:00 -
111:
くるみ
西尾ッチは席を立ち、私の席にやってきた。
西尾「いや…仕事やからくるみが好きやから…ごめんな…」
くるみ「許したるから稼いでこい?マドカチャン帰ってまうで…」
「帰る!」IP強制表示中:210.153.84.1302008-03-10 03:11:00 -
112:
くるみ
やっぱり…
マドカは席を立ち帰ろうとしている。
すかさず走って追う西尾ッチ。
西尾ッチの腕前見させてもらいましょう(。-`3-)IP強制表示中:210.153.84.362008-03-10 03:13:00 -
113:
くるみ
寝るわぁ〜(´・ω・)
IP強制表示中:210.153.84.372008-03-10 03:14:00 -
114:
名無しさん
ゎー?
気になる木になる‥IP強制表示中:210.153.84.1342008-03-10 04:03:00 -
115:
名無しさん
あげ????
IP強制表示中:210.153.84.42008-03-11 09:41:00 -
116:
ジャワ
まぢおもろい?ニヤニヤしながら読んでまうやないかー(´艸`?)
IP強制表示中:219.108.157.532008-03-11 18:29:00 -
117:
くるみ
>>120サン
おまたせ?木になったらアカンがなッΣ(゚Д゚.)
>>121サン
あげありがとう(´ω`)?IP強制表示中:210.153.84.1312008-03-12 00:25:00 -
118:
くるみ
>>122ジャワサン
ニヤニヤはすんなよ-(*´艸`)笑
ありがと?IP強制表示中:210.136.161.502008-03-12 00:28:00 -
119:
くるみ
西尾ッチはマドカにニコニコしながら近付き「どうしたの?」と優しく尋ねる。
グ――ッ?
エドはるみばりのグ―?するくるみサン(´、ゝ`)IP強制表示中:210.153.84.342008-03-12 00:37:00 -
120:
くるみ
怒ってる相手に対してこちらも怒ればいつまでたっても解決しない。まずホストは客をもてなす立場だし…男が女に怒鳴るのはいかがなモンかね。
「何アイツ熱くキレてんの」と鼻で笑っちゃうよね(´、ゝ`)
何かあったの?僕気付かなくてごめんね。怒っちゃ可愛い顔が台無しだよ?
なんて言って客に許しを得るのではなく話を流し、上手くかわしちゃえッ(´∀`)σIP強制表示中:210.153.84.422008-03-12 00:46:00 -
121:
くるみ
ニコニコ笑う西尾ッチに対してマドカは勢い良く怒りをぶつけた。
相変わらずニコニコ顔の西尾ッチはマドカを席へ戻し、詳しく話を聞いていた。
あの子と怪しい!私が彼女でしょ!
あれは客!俺が好きなんはマドカだけやで。
といった所だろう(σ´3`)σIP強制表示中:210.153.84.1362008-03-12 00:50:00 -
122:
くるみ
そんな2人を見つめているユウ。
ぁあ…なんて愉快なのかしら(*´艸`)IP強制表示中:210.153.84.372008-03-12 00:52:00 -
123:
くるみ
それにしても西尾ッチもバカだなぁ。マドカは色カノにしたら面倒なタイプなのに…マドカは彼女の座に立つために頑張るタイプだからあっさり色カノにしない方がいい(´・ω・)
色カノには向き不向きがあるんだよ。
その点ユウは色カノ向き。一途に西尾ッチを愛し、信じて注ぎ込んでくれる。そのうち、きっと風俗に行く…あの金の使い方ならもう行ってるかも?
ユウは西尾ッチが好きだから風俗である事を隠し、せっせと金を作るんだろう。あぁ…無念(。´ω⊂)IP強制表示中:210.153.84.1322008-03-12 00:57:00 -
124:
くるみ
そんな人間分析をしながらも綾チャンの話も聞く…器用なくるみ(*´艸`)
綾「…別れた方がいいんかな?」IP強制表示中:210.153.84.1382008-03-12 01:00:00 -
125:
くるみ
先輩だけど、めんどくせェ〜質問しやがるなぁ〜もう(#゚Д゚)y-~~~
色カノも本カノもホストに恋してる奴はみんな、こうやって聞いてくる。
うぜぇ(´・ω・)IP強制表示中:210.153.84.1352008-03-12 01:04:00 -
126:
くるみ
ちょい休憩ヽ(´▽`)/
IP強制表示中:210.153.84.372008-03-12 01:05:00 -
127:
名無しさん
彼女の座に立つために頑張るタイプって外見とか性格でわかるのかな?そういうタイプって男からも遊ばれる・本命視されにくいタイプかな?
IP強制表示中:218.43.186.2402008-03-12 01:51:00 -
128:
くるみ
ホストとの恋愛には普通の恋愛では起こることのないトラブルや障害がある。トラブルや障害は彼女たちの心を傷付けるが、そんなトラブルを乗り越えた時、それは刺激となる。トラブル続きの恋愛をしてしまうと普通の恋愛では満足出来ない体になってしまう。
本当は乗り越えたのではなく我慢しているだけ。自虐的な恋愛で可哀相な自分にうっとりしているだけ。IP強制表示中:210.153.84.1312008-03-12 01:55:00 -
129:
くるみ
>>133サン?
行動や言動で大体分かるかな。闘争心むき出しの子は彼女とかの安全地位にさせて出させるんじゃなくて競わせた方が生きるね。
遊ばれやすいとか本命視されにくいというか…利用されやすいかな(´・ω・)基本的にそ-いう子は色カノにするとうざいの(´ω`)IP強制表示中:210.153.84.1362008-03-12 02:04:00 -
130:
くるみ
そんな自虐的な恋愛に疲れても別れられないのは意地や優越感があるからだろう。意味のない意地や一時の優越感の為に我慢し続ける価値はない。
普通の恋愛では浮気として別れる原因になるはずの行為が枕なら仕事だから仕方ないと理解しようとする女がいる。気にしない!と本当は半泣きなのに無理して理解のある女を演じ、強がる女がいる。
理解のある女が魅力的などと言っているのは所詮男。男が理想で言っている事なので演じてみせる必要はない。理想は所詮理想。
男と女は違うから理解をするのは困難だ。困難だからこそおもしろい。IP強制表示中:210.153.84.1322008-03-12 02:15:00 -
131:
名無しさん
?
IP強制表示中:210.136.161.502008-03-12 02:22:00 -
132:
くるみ
三輪明宏が浮気をしない男などいないと言っていたが、綺麗な子だから浮気しちゃった?と言ったら別れる決意もつくだろうが、仕事だからと理由を長々と話し、理解を求める男と付き合い続ける意味はあるのだろうか。
まず枕をしなくては女を口説けないような能無し技無し男などあなたにふさわしいのだろうか。
枕なしで貢がせる男の方が腹黒くてヒドイ。と思われるだろうが、違う。そういう男は彼女に対しても上手く扱ってくれる。不安になることもなく、愛されていると実感できる。IP強制表示中:210.136.161.482008-03-12 02:24:00 -
133:
くるみ
>>137サン
引いたッΣ(゚Д゚.)IP強制表示中:210.153.84.362008-03-12 02:26:00 -
134:
くるみ
昔と今ではホストクラブの客も変わったらしい。
以前はお金持ちのマダムたちが有り余った金を豪快に使い楽しむところが不景気になり、若い水商売の子が主になった。
若くて水商売の子はマダムに比べて面倒だ。だからホストも営業方法を変えていき、今のような形になったらしい。遊び感覚の中途半端なホストも増え、客である女が悲しい涙を流すことになっちゃうんだろう(´・ω・)IP強制表示中:210.153.84.1302008-03-12 02:32:00 -
135:
くるみ
綾チャンは「別れろ」とは言って欲しくなさそうなので慰めの言葉をかけ、帰ることにした。
勿論西尾ッチが払う。
綾チャンの良い話を聞いた所で尊敬はするが実践はしない。まぁ私が払った所で、この金も西尾ッチから来てるから変わらないのだ。IP強制表示中:210.153.84.1342008-03-12 02:34:00 -
136:
くるみ
数週間後。ミクから中華ご馳走するから相談乗ってと言う言葉に釣られて出かけた。
ミクの御馳走はハンパない。
くるくると回る赤いテーブルにフカヒレが姿のまま、伊勢えびがドーンと置いてあるΣ(゚Д゚.)IP強制表示中:210.153.84.1342008-03-12 02:39:00 -
137:
くるみ
「相談とは?」と聞きながらもずっと箸を止めないくるみ。
ミク「拓海に告られた」
くるみ「営業だ-ね」
ミク「拓海には騙されてもいいねん」
くるみ「ふ-ん。ほな頑張り-」IP強制表示中:210.153.84.412008-03-12 02:45:00 -
138:
くるみ
ミク「興味持てや!」
くるみ「止めたらやめる?無駄やろ?ミクは相談したいんやなくてもう自分で決めてるのに、ただ止めて欲しいだけやん?まぁ…騙されたって分かった時にはまた伊勢えび食いに付きあったるわ!」
ミク「せやな…」
ミクは笑った。だけどその笑顔は恋してるウキウキ気分の人の顔ではなくてどこか悲しげに見えた。IP強制表示中:210.136.161.1482008-03-12 02:51:00 -
139:
くるみ
くるみ「夜遊びではいかがなモンすか?」
ミク「ミク人気よ?」
夜遊びで拓海のスレを見てみると既にエースとなっているミクネタで持ちきりだった。
夜遊びの信憑性はガセと真実が半々といった所だろうか。あり得ないガセもあれば「何で知ってんねん!」と思わずツッコミを入れてしまうようなこともある。IP強制表示中:210.153.84.1342008-03-12 02:59:00 -
140:
くるみ
ミクは色カノだの騙されてるだのとりあえず悪口がヒデェ-((((゚Д゚;))))
くるみ「ミク風俗嬢になってるし、ポン中らしいで!」
ミク「ホンマ好き勝手ガセ書きやがって」
くるみ「拓海に騙されたって子が書いてるわ-」IP強制表示中:210.136.161.502008-03-12 03:02:00 -
141:
くるみ
ミク「ウチも騙されたら書こうかな-」
くるみ「てか…ホストに騙された!とか堂々と書いてるけどさ…ホストなんか騙しますよ-って言ってるようなモンに自分から進んで行って結局騙された-ってお門違いやない?普通の出会いなら騙された-言うたら可哀相ってなるけど…騙されたくないならホスト行くなよって思うわ…」
ミク「ホンマやなぁ!確かにそうやわ!」IP強制表示中:210.153.84.362008-03-12 03:08:00 -
142:
くるみ
くるみ「ミクの彼氏の拓海サンに会いに行こうかね…」
ミク「エース、ミクの生き様見るか?」
ミクが電話をすると拓海がわざわざ近くまで迎えに来てくれた。IP強制表示中:210.136.161.1522008-03-12 03:11:00 -
143:
くるみ
店に入ると客達がミクをじろじろと見る。誰もがミクほど金を使えないと分かり闘争心もなく、まったりとした雰囲気だった。そして客達の目は今日はどれだけ下ろすのだろうかという興味の目で見ていた。
エースの貫禄か…(*´艸`)IP強制表示中:210.153.84.1352008-03-12 03:16:00 -
144:
くるみ
イベントでもない仏滅平日にもあり得ない金額を落とし「お祭り女」というサブネームを持つミクに拓海も慣れてしまって会話の半分が何を下ろすかの話。
呆れてものも言えない(´∀`)IP強制表示中:210.136.161.1412008-03-12 03:22:00 -
145:
くるみ
「今日は会計私持ちやねん。楽しませてくれたら好きなだけ頼んでいいから?」しつこい拓海にイライラし始めたくるみは偉そうに意地悪で面倒な事を言ってやったΨ(`∀´#)
なんでも鑑定団くるみは拓海のお手並み拝見ですわ?IP強制表示中:210.153.84.362008-03-12 03:26:00 -
146:
くるみ
「そういう事やから頑張りや!」ミクは楽しそうに笑っている。
拓海「そうなんや-分かった!楽しませるで-!カラオケする?」
カラオケッΣ(゚Д゚.)
カラオケで盛り上げるなど場末のスナックか!!IP強制表示中:210.153.84.402008-03-12 03:29:00 -
147:
くるみ
くるみ「じゃ歌ってや!」拓海の得意分野がカラオケなのかもしれないと信じ、カラオケを開始した。
拓海「ん〜ほなジャンヌ!」
やばい!なんかこいつツボった(*´艸`)IP強制表示中:210.136.161.462008-03-12 03:33:00 -
148:
くるみ
拓海と数人のヘルプのカラオケで無理からに盛り上がり酒を好きなだけ頼ませた。
やってきた伝票に驚きながらもニコニコ現金払いのくるみσ(゚∀゚)IP強制表示中:210.153.84.1312008-03-12 03:38:00 -
149:
くるみ
ホストクラブを出て次は兄貴の店に行くことになった。
店は離れておらず近いが愛車であるタクシーに乗り込む。
歩くのが死ぬほど嫌いなんだ!ヒールがすり減るとか許せないんだ(#゚Д゚)IP強制表示中:210.136.161.1412008-03-12 03:43:00 -
150:
くるみ
死んでくれ。
縁を切ってくれ。
IP強制表示中:210.153.84.1342008-03-12 03:44:00 -
151:
くるみ
売れっ子ホストからゲイに変わり、今回は可愛らしい女の子へ変化している兄ヽ(゚Д゚;=;゚Д゚)ノ
本日は女装イベントらしく工事はしていないらしい。ホッ…(´.Д・)IP強制表示中:210.153.84.352008-03-12 03:47:00 -
152:
くるみ
店内は「いやだ〜あんた何よ〜?」と言う男だらけ…中にはジャニーズ系の若い男前もいるが、やはりゲイ(ノд
IP強制表示中:210.136.161.512008-03-12 03:54:00 -
153:
くるみ
客達に大量の酒を御馳走された上に、焼酎ボトルを下ろしロックでガチ飲みを開始した。
くるみ「今日は潰れるまで飲む…」
ミク「私も…」
兄貴「じゃあ私も?」IP強制表示中:210.153.84.402008-03-12 03:57:00 -
154:
くるみ
女3人(1名男)で飲み始めるとミクが拓海の話を始めた。
ミク「拓海の事どう思った?」
くるみ「減点方式で行くとマイナス137点でしたねぇ…」
ミク「ウケる〜」IP強制表示中:210.153.84.1312008-03-12 04:00:00 -
155:
ラン
やっぱ男女に上下関係あって、惚れたら負けなんやろかー…
自分が思う分相手にも思ってもらいたいってゆうのゎ難しいんやろかー…
主サン話しめちゃおもろいしハマったぁ★IP強制表示中:210.153.84.372008-03-12 12:58:00 -
156:
あおい
ホストに騙されたって、なら自分から騙されに行くなよーってゆーのが激しく同感した?私も思っていましたよ?
ホストに泣かされた友達に対して?
ホントに疑似恋愛を割り切って楽しく飲む場なのでホストの言う事を信じる方がバカですよね?
私にはまずあんな場、彼氏を作る場ではないと思います?IP強制表示中:210.136.161.502008-03-13 03:34:00 -
157:
名無しさん
そだね。うんうん(′・ω・`)でも女の子さみし子闇抱えてる子多いよねきっと
女の子みんなが主さんみたいに考えれたらいーけど…むづかしーね(・ω・)ウンIP強制表示中:210.153.84.1292008-03-13 18:46:00 -
158:
名無しさん
雑談やめて下さい。見づらくなるんで。
IP強制表示中:210.136.161.1772008-03-14 00:08:00 -
159:
くるみ
>>161ランチャン?
惚れたら相手を理解したくて許したくて結局折れてしまって負けたみたいな感じになるよね(´・ω・)
自分が想ってる分相手にもって言うのは、人それぞれ生活の中で恋人をどれだけ重視するかによるからあんまり相手に求めすぎない方がいいよ?伝えるのが下手なだけでホントは凄く想ってくれてるかもしれないから(´ω`)
ど-せ負けならとことん愛しちゃえ?そのうち彼はあなたから抜け出せなくなるから(*´艸`)IP強制表示中:210.153.84.372008-03-14 02:15:00 -
160:
くるみ
>>162あおいチャン?
ホストに行く子は人に言えない悩みがあったり孤独だったりして、この人だけは自分を分かってくれるって勘違いしてホストにハマるとい-か依存しちゃう子が多いんだよね(´・ω・)だから裏切りは大きさが何倍にもなって感じちゃうのよ?
まぁホストはそんな弱みに付け込むんだけど?IP強制表示中:210.153.84.442008-03-14 02:21:00 -
161:
くるみ
>>163サン?
女の子は基本的に恋愛主義だから割り切るのは難しい所やね(´・ω・)
私みたいな考え方は良い人間にはなれないよΨ(`∀´#)悲しい思いや切ない思いをして人は優しくなれて、良い恋愛が出来ますからね?IP強制表示中:210.153.84.382008-03-14 02:25:00 -
162:
くるみ
>>164サン?
見づらくなってしまってごめんね?
ホストにハマってない子でも恋愛の悩みって尽きないから、みんなの思いや悩み聞いてアドバイスでも出来たらなァ-なんて思っています(´ω`)ノIP強制表示中:210.153.84.1352008-03-14 02:30:00 -
163:
くるみ
ミク「いいホストおらんかな〜」
ミクは何故、私が減点137点にしたかを分かっている様子だった。
くるみ「ホスト限定かよッ!」
ミク「ホストは替えがいっぱい居るからええねん!」
兄貴「若くて綺麗な時期をホストで終わらすのは悲しいわよ?」IP強制表示中:210.153.84.382008-03-14 02:35:00 -
164:
くるみ
ミク「せやなぁ…」
兄貴「まぁ恋することはいいことよ?美沙にもホントの恋してほしいもんよ?」
ミク「おい…」
くるみ「いい加減、美沙の名前忘れろよ…」IP強制表示中:210.136.161.1502008-03-14 02:39:00 -
165:
くるみ
兄貴「ごめん…つい、うっかり…」
美沙…
聞きたくもない名前。IP強制表示中:210.136.161.452008-03-14 02:40:00 -
166:
くるみ
くるみがイライラし、重い空気となった3人にミクの陽気な着信音がなる。
ミク「マジうざい…ちょっと行くわ…」
くるみ「気を付けてな!」
ミクは急いで店を出た。IP強制表示中:210.153.84.412008-03-14 02:43:00 -
167:
くるみ
兄貴「ミクもう辞めたらいいのに…あんたからも言いなさいよ!」
くるみ「言っても聞かん…ミクは私と違って生きていく最低限の金では満足せんからな…」
兄貴「金で体は売っても自分自身を売ってしまったら終わり…心配ね。」IP強制表示中:210.136.161.452008-03-14 02:47:00 -
168:
くるみ
ミクがただのキャバ嬢ではない事くらいみなさんも既に分かってるはず。
パパを数人持っている。
体の関係を持ち、金を頂く。IP強制表示中:210.153.84.1352008-03-14 02:53:00 -
169:
くるみ
頑張って週2という出勤率ながらミクはなかなか売れている。勿論パパが付いているから。
キャバの給料などパパから貰う金に比べたら小銭程度だがミクは辞めようとはしない。
パパからしたら一般人に比べキャバ嬢は格上らしい。IP強制表示中:210.153.84.1302008-03-14 02:59:00 -
170:
くるみ
そして、何よりパパに支えてもらう生活だけでは自分が虫けらのように感じてしまうらしい。
働いた事のない私にとっては理解しがたい感情ではある。
そう感じるのはミクがパパに体を売り、私は誰にも体を売らないという違いなのかどうかは分からない…IP強制表示中:210.153.84.1362008-03-14 03:03:00 -
171:
くるみ
兄貴「それより、あんたはこれからどうやって生きていくつもり?年取ったら今のような生活は出来ひんよ…」
くるみ「それよりお前は女になるのか?」
兄貴「私は女になりたいとは思わないから、男のまま男を愛すの?」IP強制表示中:210.153.84.412008-03-14 03:08:00 -
172:
くるみ
数日後ミクに誘われ海に出かけた。
…と言うより車出せ!って足に使われた(?-3-)
ミク「拓海切ったぁ〜」
くるみ「そうなん?」
ミク「くるみと店行ってアイツはアカン思ってな。今まで店ではイチャイチャしてたから気づかんかってん」IP強制表示中:210.153.84.1372008-03-14 03:15:00 -
173:
くるみ
くるみ「拓海から連絡は?」
ミク「毎日のようにかかってきたから着拒!ぁあ〜いいホストおらんかな〜」
くるみ「西尾ッチの店のNo.1うまいらしいで?」
ミク「マジで?いこかな?」IP強制表示中:210.153.84.332008-03-14 03:18:00 -
174:
くるみ
私達の言う、うまいと言うのは勿論エッチ?…ではない。
ホスト好きのミクでも逆色や枕を求めたりはしない。枕を誘ってきたら冷めてしまうのだ。
私達の言ううまいとは、良い気分にしてくれ、営業も適度。友営でも色営でも最後までうまい具合に騙してくれるという完璧なホスト。IP強制表示中:210.136.161.522008-03-14 03:23:00 -
175:
くるみ
夜遊びでも「彼女や嫁が居たから店行くの辞めた」とレスがあれば「客が何求めてんの?ただ飲みに行く場所やろ!」というレスが決まってついて来るが、実際客は何を求めてホストクラブへ行くのだろうか?
IP強制表示中:210.153.84.1332008-03-14 03:27:00 -
176:
くるみ
Lesson2
人は何を求めてホストクラブへ行くのだろうか?
IP強制表示中:210.136.161.532008-03-14 03:28:00 -
177:
くるみ
擬似恋愛(*゚∀゚)ノ
ときメモしとけよ(#゚Д゚)!!!
擬似恋愛なんて言ってもなかなか完璧に割り切る事は難しい。なんやかんや理由つけても所詮ホストクラブ自体ではなく口座目当てになってしまうもの。IP強制表示中:210.136.161.1412008-03-14 03:45:00 -
178:
くるみ
本・色営なら勿論口座目当てだし、友営でも口座の人柄に引かれてるから行くんだろう。
ホストクラブ行く子は心に何か抱えてること多いから女友達にも言えないような事を相談できたり、寂しい子は友達いなくてもホストクラブなら1人で行けてホストと話したり遊べる。IP強制表示中:210.136.161.1472008-03-14 03:50:00 -
179:
くるみ
そ-して行くとハマっちゃうんだよね。
恋しちゃうんだよね。
彼だけが私を分かってくれるって勘違いしちゃうんだよね。
ホストはホストであって恋愛対象としてみたい!なんて難しいと思う。こんなに夜遊びでホストの話は盛り上がり尽きないんだから結局みんな色を求めちゃってるんだよね(´・ω・)IP強制表示中:210.153.84.352008-03-14 03:54:00 -
180:
くるみ
間違った〜ヘタこいた〜Σ(゚Д゚.)
恋愛対象としてみたい!じゃなくて、恋愛対象としてみない!です?IP強制表示中:210.136.161.1502008-03-14 03:56:00 -
181:
くるみ
ミクと西尾ッチの店に行く約束をして家に帰ると西尾ッチはまだ夢の中だった。
寝顔も山P…(*´艸`)
寝ている西尾ッチにキスをし、顔は好きだなと改めて実感する。
どれだけ男前でも男は金…これが言わば私の仕事だからね(。-`3-)IP強制表示中:210.153.84.352008-03-14 04:04:00 -
182:
くるみ
西尾「…おはよう…おかえり」
くるみ「あっ…どうも」
西尾ッチは後ろから私を抱き締めながら再び眠りに就いていた。
すると西尾ッチの携帯が鳴る。IP強制表示中:210.153.84.332008-03-14 04:08:00 -
183:
くるみ
「あんた引っ越したん?」前のマンションへ行ったら「息子さん、引っ越しましたよ」と言われてバチギレのオカン…ドンマイ(´、ゝ`)
西尾「おぉ〜今、彼女と住んでんねん…」
オカン「彼女出来たん?まぁ今日泊まるつもりやから紹介してや?」
勝手すぎオカン(´・ω・)IP強制表示中:210.136.161.452008-03-14 04:12:00 -
184:
くるみ
突然のオカン登場により、ミクとの約束も断り、ホスト業を隠している西尾ッチも仕事を休んだ。
くるみ「私ミクん家行ってい?」
西尾「あかん!」
私、好きちゃうし彼女やけど彼女のつもりないし、こっちがアカンわ!なんて勿論言えないくるみチャンσ(゚∀゚)IP強制表示中:210.153.84.352008-03-14 04:16:00 -
185:
くるみ
西尾「何で急に来たん?」
オカン「お父さんとケンカしてん!くるみチャンとこは仲良い?」
くるみ「兄だけで…親いないんです」
オカン「あら、ごめん」
一気に気まずい雰囲気(´・ω・)IP強制表示中:210.153.84.1372008-03-14 04:23:00 -
186:
くるみ
西尾「飯でも食いにいく?」
オカン「カニとグリコと食い倒れ見たい!」
西尾「えっ…」
田舎モンのオカンだから観光したいのは仕方ないけど…息子は既にミナミを堂々と歩けなくなってしまってるんですよ((((゚Д゚;))))IP強制表示中:210.153.84.1382008-03-14 04:26:00 -
187:
くるみ
オカン「行こう!」
ミナミへ何故行けないのか説明出来ずビビりながらミナミへ行く事となった。
オカン「何で夜やのに2人共サングラスしてんの?」
西尾「ファッション?」
くるみ「視線恐怖症なんです」IP強制表示中:210.153.84.352008-03-14 04:30:00 -
188:
くるみ
オカン「視線恐怖症とかあんねんな〜」
くるみ「あっ…あんまり見ないでください…」
視線恐怖症をイメージで演じるくるみ。IP強制表示中:210.136.161.1442008-03-14 04:33:00 -
189:
くるみ
>>197サン?
ありがと(*´艸`)IP強制表示中:210.153.84.1372008-03-14 04:34:00 -
190:
くるみ
「こうやって出掛けるの久しぶりやな?」お気楽な西尾ッチは調子に乗って手を繋いでくる。
「あんたらラブラブやな〜」やたら冷やかしてくるオカン。
観光が終わり、ご飯を食べに行く。IP強制表示中:210.136.161.1422008-03-14 04:38:00 -
191:
くるみ
「ヤバ…」西尾ッチは急に手を離し、ミナミは美味しい店がないから帰ろうとオカンを説得し始めた。
10メートル先にはマドカΣ(゚Д゚.)IP強制表示中:210.153.84.342008-03-14 04:41:00 -
192:
くるみ
なんとかオカンを説得し家の近くの居酒屋に行くことになった。
オカンはすぐに酔っ払ってしまい、家に帰って私の部屋で寝かせた。
西尾「オカンおるけど今日はくるみとゆっくりできるから幸せ?」
くるみ「マドカチャン大丈夫?」IP強制表示中:210.153.84.1352008-03-14 04:45:00 -
193:
くるみ
「なんも言うてこんし見てなかったんちゃうかな?」のんきな西尾ッチはここぞとばかりに私を抱き締めていた。
西尾「なぁ…さすがにもう我慢も限界やわ…」
ホストをし始めてから浮気も枕もしていない西尾ッチは性欲が有り余っているみたいだった。IP強制表示中:210.153.84.1372008-03-14 04:49:00 -
194:
くるみ
くるみ「ウチ処女やねん…だから大事にして?」
西尾「マジ?」
くるみ「見かけによらず清純なモンで…」
どうにか逃げることが出来た。IP強制表示中:210.136.161.1482008-03-14 04:52:00 -
195:
くるみ
西尾「これからも大事にするのは変わらんよ…」
逃げれてなかったΣ(゚Д゚.)
西尾ッチを脱がせ、手で終わらせると欲求限界の西尾ッチはあっさりと寝てくれた。IP強制表示中:210.136.161.1442008-03-14 04:55:00 -
196:
くるみ
半泣きになりながら手をミューズでごしごし洗いながらミクに電話をする。
くるみ「触っちゃったぁああ〜あんなにグロい物だとは…」
ミク「まぁヤるよりマシや!くるみの処女を奪われる日も近いかもね〜」IP強制表示中:210.136.161.482008-03-14 04:59:00 -
197:
くるみ
何を隠そう、当時くるみチャンは正真正銘のヴァージン?
とにかくセックスという物を毛嫌いしている。
男性器をリアルに初めて見てキョドっているのだ。
何で自分から脱がせ触ったのかは謎。
どうにもならない状況でヤるよりマシかなって思ったんだと思う。IP強制表示中:210.153.84.442008-03-14 05:03:00 -
198:
くるみ
洗面所から部屋に戻ると西尾ッチは後ろから抱き締めてきた。
西尾「めっちゃ恥ずかしいねんけど…」
くるみ「………」
西尾「…ごめん」IP強制表示中:210.136.161.1522008-03-14 05:05:00 -
199:
くるみ
なぜかは分からないが、体の関係持つと情が移るってヤツの流れなのかもしれないけど、この瞬間から西尾ッチが今まで男に対する感情から変わっていった。
好きという感情は一切ないけど…金をくれる同居人から西尾ッチっていう人間として見るようになった。
意味わかんね(´・ω・)IP強制表示中:210.153.84.422008-03-14 05:09:00 -
200:
くるみ
ミク「恋じゃね?」
くるみ「恋じゃねぇ!」
この日は先日の埋め合わせの為、神戸までドライブし美味しいケーキを食べに来ていた。
ミク「いい加減恋しろやぁ〜!西尾ッチでいいやん!前、男だけの飲み会でくるみめっちゃ好きやって言うてたらしいで〜浮気もせんくなって、せっせとホストしてさ…」IP強制表示中:210.153.84.1312008-03-14 05:16:00 -
201:
くるみ
くるみ「嫌やわ〜本カノとか嫌や〜」
ミク「既に本カノやけどな。てか西尾ッチ夜遊びヤバイな〜」
くるみ「ヤバイって?」IP強制表示中:210.153.84.1302008-03-14 05:18:00 -
202:
くるみ
聖夜がオカン来たからって急に休んだ日、ミナミでオカンらしき人と若い女とおって、女と手繋いでた。
IP強制表示中:210.153.84.392008-03-14 05:20:00 -
203:
くるみ
ウチやんΣ(゚Д゚.)
書き込んだの絶対マドカやん((((゚Д゚;))))
IP強制表示中:210.153.84.1362008-03-14 05:22:00 -
204:
くるみ
家に帰り西尾ッチに話を聞いてみるとマドカは「夜遊び見たけど、どういう事?」とキレてきたらしい。
他の色カノたちも同様にキレている。
勿論、西尾ッチは「俺じゃないよ〜知らんよ〜」と惚けてます。IP強制表示中:210.136.161.1492008-03-14 05:27:00 -
205:
くるみ
それから聖夜こと西尾ッチの板はレスが多くなり、常に上の方に位置していた。
次第に謎のサングラス女は消えていき、金を使っていないからリナが本カノなのではないかという話に変わっていた。IP強制表示中:210.153.84.1382008-03-14 05:32:00 -
206:
くるみ
対抗して酒を下ろし合うクセに金使ってないから本カノだなんて…愚かだねぇ…(´・ω・)
次第にリナ批判はきつくなり、店ではマドカなどの太客に目を付けられ、本カノだと浮かれていたリナも精神的に追い詰められていった。IP強制表示中:210.153.84.432008-03-14 05:36:00 -
207:
くるみ
「うわぁッ」携帯を見て叫び声を上げた西尾ッチは思わず携帯を床に落とした。
くるみ「何してんの?うわっ…」
リナの「もう嫌だ」と書かれたメールに添付された画像はリナの手首が大きく切れていて、血が滲み出ていた。IP強制表示中:210.153.84.1302008-03-14 05:44:00 -
208:
くるみ
追い詰められながらも、こんな画像を送るということは自分が本カノだと信じ切っているからだろう。
西尾「うわ〜無理無理無理無理…くるみ返信して!」
西尾ッチに頼まれ返さなくていいんじゃない?と思いながらも返信するくるみ。
マキロンしとけ?IP強制表示中:210.136.161.542008-03-14 05:50:00 -
209:
くるみ
マキロンせずに尚も色んな角度から取った手首や血だらけのカッターの写メを送り続けるリナ。
「痛いよ…聖夜助けて…」という本文つきで。
そりゃ痛いよ、痛いなら切るなよ、聖夜よりマキロンと絆創膏と自然治癒力の助けが必要だね(´・ω・)IP強制表示中:210.153.84.442008-03-14 05:55:00 -
210:
くるみ
その夜、ミクと飲んでいると西尾ッチからメールが届いた。
【リナ大袈裟に包帯ぐるぐる巻いて来たよ〜キモイから放置だよ〜(><)】
所詮ホストなど客をキモイ呼ばわりだ。IP強制表示中:210.153.84.442008-03-14 05:59:00 -
211:
くるみ
野次馬精神でノコノコで店に行くくるみとミク。
本日は色カノ4名全員集合!マドカと目が合った瞬間、凄い目付きで睨まれた((((゚Д゚;))))
ミクはいきなりNo.1を指名して早速口座にしていた。IP強制表示中:210.153.84.1332008-03-14 06:03:00 -
212:
くるみ
トイレで化粧直しをしているとマドカがぶつかってきた。アイラインずれてキレる寸前(−_−メ)
マドカ「自分、聖夜と付き合ってるん?」
くるみ「いや…」
マドカ「あんたが聖夜とオカンとおんの見たし!」IP強制表示中:210.153.84.1332008-03-14 06:18:00 -
213:
くるみ
くるみ「やっぱりアレ書き込んだのマドカチャンやったんや…」
マドカ「あんた聖夜に騙されてる!色やで!客にオカン会わせたりするから!」
くるみ「色カノのマドカチャンが言うねんからそうかもなぁ…」
マドカ「ケンカ売ってるん?」IP強制表示中:210.153.84.1312008-03-14 06:25:00 -
214:
くるみ
くるみ「しょーもない。体力の無駄。」
「なんやねん!」ミクもトイレにやってきていきなりケンカを売り出す。
「ウチ聖夜と住んでるしな!後で騙されたって気付くから!」マドカは捨て台詞を吐いて席へと戻っていった。IP強制表示中:210.153.84.382008-03-14 06:29:00 -
215:
名無しさん
やばい??書いて〜??
IP強制表示中:210.136.161.1482008-03-14 06:32:00 -
216:
くるみ
>>226サン?
眠たいよぉ…(*´Д`*)IP強制表示中:210.153.84.442008-03-14 06:41:00 -
217:
くるみ
マドカはアズサに言ったのだろう…トイレから出るとアズサも睨んできた。
色カノ一致団結かΣ(゚Д゚.)
客の睨みに嫌気がし、尚且つ初めからミクの金遣いが荒いので帰ることにした。IP強制表示中:210.136.161.522008-03-14 06:47:00 -
218:
くるみ
家に帰るとソファーに一冊のノートが落ちていた。
【客データ 聖夜】
気になる見出しだなぁオイ(゚Д゚≡゚Д゚)IP強制表示中:210.136.161.492008-03-14 06:50:00 -
219:
くるみ
ずっと一緒に暮らしているが初めて見るノート…開かない訳がないではないか(´、ゝ`)
1ページ目には客の名前がフルネームでびっしり書かれてある。2ページ目には目標とか接客スタイルみたいなのが書いてある。かなりのナルシストだ(#゚Д゚)
しかし3ページ目からは日記になっていた(。´ω⊂)IP強制表示中:210.136.161.492008-03-14 06:55:00 -
220:
くるみ
日記と言っても誰と連絡を取り、誰が店に来たか、誰と同伴してどこへ行ったか、どんな話の内容かなどが細かく書かれてあり、日記を読むだけで客の性格などが見えてくる。
西尾ッチ…ホスト本気ですやんΣ(゚Д゚.)IP強制表示中:210.153.84.1322008-03-14 06:58:00 -
221:
くるみ
○月○日
マドカにホテルに誘われた。行く訳ね-だろ!○んぽ立たね-よ!
マドカ大胆だなぁオイヽ(゚Д゚;=;゚Д゚)ノIP強制表示中:210.136.161.452008-03-14 07:01:00 -
222:
くるみ
○月○日
マドカ家族の悩みを聞いて相談のった。合鍵貰った。使うことない…鍵ごめんね。
○月○日
アズサが客に嘘つきまくってるらしい。うざい。アズサ未収分○円IP強制表示中:210.153.84.342008-03-14 07:05:00 -
223:
くるみ
この日記には色んな話の切り返し方や口説き文句、営業方法が書かれていた。
最後のページにはポエムのような物を発見した((((゚Д゚;))))IP強制表示中:210.153.84.1322008-03-14 07:07:00 -
224:
くるみ
どれだけ愛の言葉並べられても金を積まれても俺は落ちない。
俺はたった一人しか見えてないんだ。
Oh Yes my love
お前の為に毎晩街へ繰り出す。
信じていてね。俺はお前だけを愛し、守りぬくよ。
so sweetくるみIP強制表示中:210.153.84.402008-03-14 07:12:00 -
225:
くるみ
笑いすぎて筋肉痛なりますって(*○゚∀。)ノ☆*。
IP強制表示中:210.153.84.1372008-03-14 07:13:00 -
226:
?・゚
おもろい(○´з`)
IP強制表示中:210.153.84.1332008-03-14 11:37:00 -
227:
りのあ?
くるみチャンぉもろ?最初ぅざ〜自分どんだけぃぃ女と思てんの?とか思てたけどぉもろすぎ?好きゃゎぁ?
IP強制表示中:210.153.84.2262008-03-14 19:02:00 -
228:
くるみ
>>237?・゚チャン
ありがとう?昨日は更新頑張ったお?
>>238りのあチャン?
うざかったよなァ-ごめんッ・゚・(ノД`)・゚・好きとか照れるやん(//∀//)IP強制表示中:210.136.161.1492008-03-14 23:55:00 -
229:
名無しさん
この小説?一番おもろいかも笑( ̄∀ ̄)あと人それぞれ生活の中で恋人を重視する度合いが違うから同じように求めるなってのとても好き?続きも楽しみにしてます?
IP強制表示中:222.7.56.522008-03-15 09:11:00 -
230:
くるみ
>>240亀子サン?
ごめんね…でもありがと(。´ω⊂)勘違いしたナルシストで適当なホストが多いからねぇ?
>>241サン?
ありがと(*´∀`*)?続き書いてくね(*゚∀゚)ノIP強制表示中:210.153.84.372008-03-16 02:06:00 -
231:
くるみ
ノートの虜になり夢中に読んでいると西尾ッチが帰る時間になっていた。
西尾ッチは以前はアフターをしていたが今では全くしてこない。アフターをしていた頃も必ず帰ってきていた。
私にとってはとんだ迷惑だ(´・ω・)
そんな西尾ッチなのに「一緒に住んでいる」と言い張ったマドカ…恋する女は可愛いものだ(*´艸`)?IP強制表示中:210.136.161.532008-03-16 02:14:00 -
232:
くるみ
家のチャイムが鳴り、扉を開けると西尾ッチが倒れこむように抱きついてきた。
西尾「お前2度と店来るなよ〜」
くるみ「何で?」
西尾「マドカ落ち着かすの大変やってんから!」
くるみ「知らんし!」IP強制表示中:210.153.84.422008-03-16 02:24:00 -
233:
くるみ
西尾「あいつ何するか分からんからくるみが心配やねん!」
くるみ「上等やな!受けてたったるわ!」
そして西尾ッチは私を抱き締めながら眠りに就いた。
私はすぐさま離れて自分の部屋で眠った。IP強制表示中:210.153.84.1292008-03-16 02:28:00 -
234:
くるみ
夕方目を覚ますと西尾ッチが夕食というか朝食を作ってくれていた。
西尾「おはよ〜今朝はごめんな。」
くるみ「それよりリナチャンは落ち着いたん?」
西尾「なんか…店以外で会いたいってしつこいな…」IP強制表示中:210.136.161.492008-03-16 05:42:00 -
235:
くるみ
くるみ「会ってあげたらいいやん」
西尾「いや、会ったら調子乗るからな…それより今日どっか出掛けへん?」
忘れていた。今日は定休日だ(´・ω・)IP強制表示中:210.153.84.1382008-03-16 05:46:00 -
236:
くるみ
くるみ「出掛けない!てか今からネイル来るねん」
西尾「そっか〜ほなスロットでも行ってこよ」
西尾ッチが出掛けたと同時に友人でもあるネイリストの愛チャンが来た。IP強制表示中:210.136.161.452008-03-16 05:51:00 -
237:
くるみ
くるみ「夏やし青系で」
愛「あ〜い。…てかホンマあんた働かずして優雅に暮らしてるよな〜一応客やねんけどムカつくわ!」
くるみ「働いた方がいい?」
愛「一度くらいバイトでもしてみたら?」
くるみ「バイトねぇ…」IP強制表示中:210.153.84.342008-03-16 05:56:00 -
238:
くるみ
ネイルも完成し、スロットへ行っている西尾ッチにバイト求人の雑誌と履歴書を頼み、帰ってきて雑誌をめくる。
西尾「働くの?」
西尾ッチは嫌な顔をして尋ねてきた。IP強制表示中:210.136.161.492008-03-16 06:00:00 -
239:
くるみ
くるみ「いいのあったらの話やけどな…」
西尾「働かなくていいやん!くるみとの時間減るの嫌や!」
西尾ッチに呆れつつ雑誌をめくると近所にある雰囲気の良いカフェの求人を見つけたので、とりあえず履歴書を書いてみることにした。
初めて書く履歴書(´∀`)σIP強制表示中:210.153.84.1302008-03-16 06:04:00 -
240:
くるみ
くるみ「これって嘘書いていいん?」
西尾「嘘?アカンわ!てか何を嘘つくん?」
くるみ「いや…ないけど…」
嘘がダメなら履歴書は無理だ。履歴書がダメならバイトも無理だ。
諦めた・゚・(ノД`)・゚・IP強制表示中:210.136.161.1392008-03-16 06:07:00 -
241:
くるみ
求人雑誌と履歴書を捨て西尾ッチとハマっているDVDを見ているとマイと遊んでいるミクから電話が入った。そして勝手に訪問してきた。
ミク「西尾ッチに涼な相談しに来てん!」
くるみ「涼って誰?」
西尾「うちのNo.1や!」IP強制表示中:210.153.84.1302008-03-16 06:11:00 -
242:
くるみ
くるみ「知り合ったばかりやのに相談って何なん?」
ミク「ミク恋…しちゃった?涼って女おる?」
西尾「おらん…はず」
ミク「ホンマの事言えや!」
西尾「よう知らんし…おらんと思うけどな…」IP強制表示中:210.153.84.1312008-03-16 06:14:00 -
243:
くるみ
酒を大量に買ってきていたミクは西尾ッチを捕まえて無理矢理飲ませ、2人でギャーギャー騒いでいた。
くるみ「マイ…最近は大丈夫か?」
マイ「うん!仕事も頑張ってるよ!」IP強制表示中:210.136.161.1462008-03-16 06:16:00 -
244:
くるみ
夜の仕事をしている子は必ずと言っていい程、病む。特に風俗というハードな仕事をしているマイは定期的に病み、仕事も休んだり、時にそのまま辞めたりする。それでもしばらく経てば違う店で働き始める。
夜に浸かると抜け出せなくなるとはよく聞くが、本当にそうなんだと実感する。IP強制表示中:210.153.84.1322008-03-16 06:21:00 -
245:
くるみ
私は風俗という仕事に差別的な感情は持たない。
働いている彼女達は何か原因があって働いたり、色んな傷や悩みを背負っている子が多い。
ミクの様にホストの為に稼ぐ子もいるが…実際ミクもホストだけの為ではないから、他の子もそうなんじゃないかなって期待してしまうこともある。
だけど辞めれるなら辞めてほしいとは思う。マイを見ていて仕事のハードさ故に精神的にもきついし、何より体に多大なリスクがかかるから。体は1つしかないからね(´・ω・)IP強制表示中:210.153.84.1312008-03-16 06:29:00 -
246:
くるみ
くるみ「無理しなや?」
マイ「うん!」
マイは以前と違ってニコニコと笑っていたので安心した。IP強制表示中:210.153.84.1372008-03-16 06:32:00 -
247:
くるみ
数日後。
テレビに浜崎あゆみが出ていて「目頭切開しよかな〜」なんて思っているとマイからお誘い電話。
くるみ「ホストなら行かんで〜」
マイ「バーやから!」
バーならいいやと思い支度をして家を出る。IP強制表示中:210.136.161.472008-03-16 06:34:00 -
248:
くるみ
マイと待ち合わせをして向かった店は確かにバーだけど…
ボーイズバーだった(;゚Д゚)
騙しやがったな…とマイを睨んでみたがマイはお気に入りと思われる男の子と話をしていた。マイの前には焼酎やウイスキーのボトルがいくつか並んでいる事からして男の子にかなり熱を上げていることが感じ取れる。IP強制表示中:210.153.84.352008-03-16 06:36:00 -
249:
くるみ
マイが精神的に仕事に励んでいる理由が分かった。
夜の世界に無頓着な私にとっては、ホストクラブに比べボーイズバーは格下で仕事も緩く、人間味のある所だと思っていたが勘違いだった。
ボーイズバーは時間制ではないから単価を上げるために死ぬほど飲む。そして自分の客ではない客も幅広くもてなし、飲まなければならない。その上に色だのも加わってくる。
心の底からお疲れさんッ(´・ω・)IP強制表示中:210.136.161.1502008-03-16 06:43:00 -
250:
くるみ
何より、私の友人は次々と新しい店を開拓し、新しい男を見つけ、浮かれ喜び、悩み落ち込む…を繰り返す。
なんか楽しそうだなぁオイ(。´ω⊂)IP強制表示中:210.153.84.422008-03-16 06:47:00 -
251:
くるみ
「綺麗なネイルやね?」そう言ったのは従業員のマコトだった。
マイと男の子は2人の世界に入っていたので仕方なくマコトと話をしていた。
マコト「くるみチャン連絡先教えてや!」
くるみ「ぁあ…携帯持ってない!」IP強制表示中:210.153.84.1372008-03-16 06:52:00 -
252:
くるみ
マコト「いや、手に持ってるやん!」
くるみ「………私、無職だし店に通う気ないから営業されても無駄やで!」
マコト「営業すり気はないから!早く!」
断り続けてもしつこそうなので教えておいた。IP強制表示中:210.153.84.332008-03-16 06:56:00 -
253:
くるみ
ボーイズバーを出て次はれっきとした普通のバーに入る。
マイ「慶太どう思う?」
マイのお気に入り慶太って言うんや(;゚Д゚)
くるみ「てかさぁ、ミクもマイもみんな…何故に私に評価させる?」IP強制表示中:210.153.84.402008-03-16 06:59:00 -
254:
くるみ
マイ「くるみは…私が好きとか関係なく冷静に判断するからかな?」
恋って冷静ささえも失ってまうねや(´.Д・)IP強制表示中:210.136.161.1512008-03-16 07:01:00 -
255:
?・゚
更新あリまと(´ω`)
毎日覗いてるぐらい
ファンやでー?!!
頑張ってなあ??IP強制表示中:210.153.84.1312008-03-16 08:39:00 -
256:
名無しさん
かいて
IP強制表示中:210.136.161.2272008-03-17 17:57:00 -
257:
くるみ
>>268?・゚サン
昨日から接続しにくかったよな?ファンとかめっちゃ嬉しいやん?ありがとーな(*´艸`)
>>269サン?
お待たせしてごめんね(´・ω・)IP強制表示中:210.153.84.392008-03-19 01:44:00 -
258:
くるみ
くるみ「私に相談しても無駄な気もするけどな…」
マイ「確かに…」
くるみ「慶太が好きなん?」
マイ「付き合ってる…けど忙しくて会えないから店行ってる」IP強制表示中:210.153.84.1302008-03-19 01:47:00 -
259:
くるみ
くるみ「………」
マイ「色かな…」
他人の事は色だと分かっても自分の事となると信じたい気持ちが強いのか、どう考えても色なのに分からなくなる子が多い。IP強制表示中:210.153.84.1332008-03-19 01:49:00 -
260:
くるみ
マイと別れ、空を見るとカンカン照りの太陽が目に染みた。オール明けの朝日って全く良い気分じゃなくて後悔するのは何故だろう(?-3-)
仕事中のサラリーマンに尊敬とお疲れっていう目で見ながらタクシーを探していると知らない番号から携帯が鳴る。IP強制表示中:210.153.84.332008-03-19 01:50:00 -
261:
くるみ
マコト「くるみの事も教えて!」
マコトに質問攻めされ、私は坦々と答えていった。
マコト「…じゃあ何人家族?」
くるみ「親はいない…兄だけ」
マコト「何で?」IP強制表示中:210.153.84.392008-03-19 01:57:00 -
262:
くるみ
いつも家族は兄だけと答えるとみんな聞いてはいけないと思うのか重そうな話だから敬遠するのか詰めてこようとはしない。私も深く聞かれないので言わないから、くるみは謎があるなどと勝手にイメージを持たれる。
一緒に住んでいる西尾ッチでさえ詳しくは知らない話をマコトはあっさりと聞いてきた。IP強制表示中:210.153.84.1312008-03-19 01:59:00 -
263:
くるみ
マコト「不良やったん?」
くるみ「家が嫌いやっただけ…」
家に帰らない=不良という考え方に笑いそうになったが一般的にはそうなのかもしれない。IP強制表示中:210.153.84.372008-03-19 02:03:00 -
264:
くるみ
マコト「何で?」
くるみ「…なんとなく」
マコト「…そっか」
マコトはそれ以上聞くことはせずオムライスを食べ終えマコトとは別れた。IP強制表示中:210.153.84.1312008-03-19 02:05:00 -
265:
くるみ
数日後、兄貴に話があると言われ家に向かった。
兄貴の部屋は黒で統一されていてホストの名残でギャル男っぽい服がかけられている。しかし横には女装用のキラキラのドレスもかけられてあったり、マニキュアや化粧品もあり、同棲してると勘違いしそうな部屋だった。IP強制表示中:210.153.84.1302008-03-19 02:09:00 -
266:
くるみ
くるみ「何で兄貴はゲイになったん?」
兄貴「ん〜ゲイの関係って女と男の関係に比べたらあっさりしてるから楽なのよ。依存とか独占、束縛なんて意味がないことを繰り返すのに疲れちゃった…」IP強制表示中:210.136.161.512008-03-19 02:32:00 -
267:
くるみ
「お腹減ってる?」
昔よく作ってくれた兄貴の唯一作れる料理ナポリタンを食べると懐かしく感じた。ウインナーが沢山入っているから昔はご馳走に思ったが今は全く美味しくない。
過去を思い出し、腹が立ってきた。IP強制表示中:210.136.161.492008-03-19 02:36:00 -
268:
くるみ
くるみ「話って何なん?」
兄貴「とうとう婆チャンが死んだらしいのよ…葬式行かなくちゃって話でね」
くるみ「私、小学から婆さん会ってないよ…嫌いだったし行かない」
兄貴「婆チャンひねくれ者やったけど…ホンマは可愛がってたんやで?」IP強制表示中:210.136.161.542008-03-19 02:38:00 -
269:
くるみ
くるみ「行かない!」
兄貴「仕方ないわね…私だけ明日行くわ」
ナポリタンを食べ終え、暇な私は仕事に向かう兄貴に付いて行った。
「人手足りないから中入って手伝いなさい!」無理からに仕事というものを体験させようとする兄貴におとなしく従って手伝いをした。IP強制表示中:210.136.161.1502008-03-19 02:40:00 -
270:
くるみ
「仕事疲れた…」と客がため息を吐きながら言った。
くるみ「仕事キツイん?」
客「ゲイって隠すことに疲れるのよ…」
テレビでオカマが出まくっている現在でもゲイに対して認知されにくく水商売ではない限りゲイと胸を張って言うことは困難だ。隠し続ける生活に彼らは精神的疲労があるらしい。IP強制表示中:210.153.84.392008-03-19 02:43:00 -
271:
くるみ
私は男も女も愛したことはないが、もしも愛することがあるとするならばきっと男だろう。
異性を愛する事が一般的な世の中であるから私が男を愛する事は普通となるが、もしもこの世の中が同性愛が一般的だったとしたら私が男を愛する事は差別される。しかし、どんなに差別をされても私は女を愛する事は出来ないだろう。
私よりも人を愛する気持ちを理解し、人としてもしっかりしているのに同性愛だからといって認知されないのはとても残念だ。IP強制表示中:210.153.84.1292008-03-19 02:52:00 -
272:
くるみ
客「はぁ…いい男いないかしら〜」
くるみ「私の友達と同じ事言ってる〜」
客「くるみは彼氏いるの?」
兄貴「この子は男を弄んでばっかり!叱ってやってよ!」
客「本当の恋を知ったら変わるわよ!今は恋を知らないでイキがってるだけよ?」IP強制表示中:210.153.84.432008-03-19 02:53:00 -
273:
くるみ
イキがってると言われても不思議と腹も立たない。同性を愛する彼らの言葉は誰が話すよりも何故か説得力があり、心にスッと入ってくる。自分自身を見透かされ、恥ずかしくなってしまう。
IP強制表示中:210.153.84.372008-03-19 02:55:00 -
274:
くるみ
家に帰ると西尾ッチがエアコンを16℃設定の強風にし、パンイチでガクガク震えながら寝ていた。
西尾ッチに布団をかけて私も寄り添って眠ろうとした。IP強制表示中:210.153.84.342008-03-19 03:03:00 -
275:
くるみ
西尾「帰ってきたん?初めての仕事疲れたやろ?冷蔵庫にオカンのご飯あんで…」
それだけ伝えて西尾ッチは再び眠ってしまった。
西尾ッチのオカンが送ってきた段ボールには野菜や米が詰められ、冷蔵庫には煮物とかが沢山タッパに入って入れてあった。IP強制表示中:210.136.161.1432008-03-19 03:08:00 -
276:
くるみ
テーブルの上には達筆なオカンの手紙が置いてあった。
元気ですか?お母さんは元気です。野菜作りすぎたから食うてくれ。お母さん、ドモホルンリンクルを使い始めました。IP強制表示中:210.136.161.1512008-03-19 03:12:00 -
277:
くるみ
再び西尾ッチの元に戻り、西尾ッチに抱きついた。
西尾「…くるみ?何で泣いてるん?」
くるみ「婆さんが死んだ…」
西尾「悲しいな…ちゃんと葬式行って天国に見送ってあげるんやで」
西尾ッチは私が泣き疲れて眠るまでずっと抱き締めてくれていた。IP強制表示中:210.153.84.352008-03-19 03:18:00 -
278:
くるみ
私は婆さんの葬式にも行かず、西尾ッチとも過ごさずマコトと遊びに出掛けていた。
今まで作り上げてきた「くるみ」という人間が崩れ壊れてしまいそうで怖かった。IP強制表示中:210.153.84.432008-03-19 03:23:00 -
279:
くるみ
しばらくしてマコトが告白してきたので付き合うことになった。
もちろん西尾ッチと別れてはいない。
はい、最低ですけど何か(´・ω・)?IP強制表示中:210.153.84.342008-03-19 03:25:00 -
280:
くるみ
ミク「綾サン、そんなん気にしなくて大丈夫ですって!」
覚えているでしょうか?ホストと付き合っている(本カノ)の綾チャンです。
今回綾チャンは彼氏であるホストのケンジさんと付き合っている、同棲してる、いろんな物を買ってもらったというサイトの書き込みについて悩んでいた(´∀`)IP強制表示中:210.153.84.412008-03-19 03:30:00 -
281:
くるみ
サイトに堂々とそんな事を書いている人は…本当に彼女なのか(;゚Д゚)?
あんな潰し行為とも取れる書き込みをするのは、安心感を与えてもらえず不安で不安でたまらなくて自分が彼女だと信じたくて書き込みしているのでは?
私の知り合いのホストの本カノは安心も信用もしてるからサイト見ながら爆笑してる(´、ゝ`)IP強制表示中:210.153.84.1352008-03-19 03:38:00 -
282:
くるみ
まぁ不安になる本カノが多いんだけど、書き込みなんてしないし、したとしても特定できるような書き込みは避けるよね(´・ω・)
心配する必要ないのに綾チャンはガリガリに痩せるほど悩んでいた。IP強制表示中:210.153.84.1362008-03-19 03:41:00 -
283:
くるみ
綾「もう無理…」
何度聞いたか、このセリフ…(ノ-Д-)ノ
無理だと判断していても実際別れるまでの道程ははるか遠い。
安心感も与えてくれない自分勝手なホストの彼が運命の相手だと思い込むのは何故なのだろうか…(´・ω・)IP強制表示中:210.153.84.1322008-03-19 03:45:00 -
284:
くるみ
それは、いくつものトラブルを経験し、彼氏と喧嘩することで理解し合えたように勘違いしてしまうからだろう。
理解し合えたのではなく、女が理解することを求められ、自分の許容範囲を少しずつ広げていっているだけだろう。
もちろん、しっかりした彼氏なら理解し合う事も可能だろうが、そんなホスト見たことない。IP強制表示中:210.153.84.352008-03-19 03:48:00 -
285:
くるみ
くるみ「綾チャンさ…他に男作ってみたら?」
ホストと別れられるにはホストではない他の男を見つけると早い。
ホストにハマる子やホストが彼氏の子は思い込みが激しく依存しやすい子が多い。他に男を見つけると視野も広がりホストなんかと振り切る事が出来る。またホストみたいな忙しい仕事ではない男を見つけることで今まで淋しかった分、一緒に過ごす時間が多いだけでとても幸せな気持ちになれるだろう(*゚∀゚)ノIP強制表示中:210.153.84.1302008-03-19 03:54:00 -
286:
くるみ
「今日は早めに仕事上がるから会おう?」
マコトに誘われデートをすることになった。IP強制表示中:210.153.84.412008-03-19 03:56:00 -
287:
くるみ
ん?営業だろって?
みなさんホストが落ちにくいって勘違いなさってません(*´艸`)?IP強制表示中:210.136.161.522008-03-19 03:59:00 -
288:
名無しさん
くるみチャンかしこいな??実はホストのが結構ハマりやすい思うわ?普段仕事でちやほやされてる分、自分に興味ない女にすごい執着してまう事がある?俺がそうやわ?
IP強制表示中:210.153.84.412008-03-19 15:16:00 -
289:
くるみ
>>304サン?
え-現役ホスト登場ヽ(゚Д゚;=;゚Д゚)ノ
営業妨害な話書いてごめん(*´艸`)笑IP強制表示中:210.153.84.372008-03-19 18:08:00 -
290:
くるみ
ホストは1日中仕事と客に追い回され、プライベートは少ない。だから普通の仕事をしている男よりも女と出会う機会が少ないので客を恋愛対象として見ることもある。
初めから客を恋愛対象として見ることは稀にある程度、初めは客として見られ営業もかけてくるだろうが私たち客の行動や言動により、客から恋愛対象に変わることは十分可能なのだ。
責任は負いたくないので細かい方法は述べない。ケチケチすんな、教えろよ!と言う方もいるはずなので一つだけ言うならば、常識や礼儀をわきまえ、ホストを一人の男として見ることが重要だ。IP強制表示中:210.136.161.1442008-03-19 18:13:00 -
291:
くるみ
残念ながらホス狂の方はご遠慮下さい。
例外はあるかも知れませんが、ミクやマイを含め私が見てきた限りではホス狂の方は不可能です。
あがけばあがくほど、痛客になりホストからも嫌われますので要注意です(´・ω・)IP強制表示中:210.153.84.362008-03-19 18:23:00 -
292:
くるみ
マコトと食事をしてバーで少し飲んだ。
マコト「給料入ったから、くるみが前可愛い言うてたヤツ買ってん!」
くるみ「ありがとう?」IP強制表示中:210.136.161.1522008-03-19 18:26:00 -
293:
くるみ
「…ブルガリ!?」
マコトと別れ、マイとミクと綾チャンが家に来て賭け麻雀をしながらマコトの話をしていた。
綾「たった3時間でブルガリのリング稼いできたん?」
マイ「友達ながらムカつく…」IP強制表示中:210.153.84.1372008-03-19 18:34:00 -
294:
くるみ
くるみ「ロン!」
ミク「死ねー!」
ギャンブル運など金にまつわることはかなり強い私。友達でもしっかり金を巻き上げる(*´艸`)IP強制表示中:210.153.84.1352008-03-19 18:36:00 -
295:
くるみ
くるみ「そういえば、チーコに東京来いって誘われてんけど…みんなも行かへん?」
ミク「行く!チーコサン久しぶりやわ!」
綾「チーコ会いたいなぁ〜相変わらずバブルなん?」
マイ「…チーコ?」IP強制表示中:210.153.84.432008-03-20 04:23:00 -
296:
くるみ
マイ「ウチ知らんし…」
綾「あいつは何も気にする必要ないわ!初対面でもめっちゃ馴れ馴れしいから。」
西尾ッチにもマコトにも許可を貰い、数日後みんなで東京へ行く事になった。IP強制表示中:210.136.161.522008-03-20 04:41:00 -
297:
くるみ
綾「今からパーティー行く訳でも、仕事な訳でもないで…」
東京へ行くため新大阪で待ち合わせをしているとマイとミクが恐ろしく派手な格好でやってきた。
新幹線での騒ぎ様といい、マイとミクはお留守番させるべきだったと既に後悔していた。IP強制表示中:210.153.84.412008-03-20 04:44:00 -
298:
くるみ
「くるみ久しぶり!」
久しぶりに会うチーコはメイクも髪型も服装もギャル化が進み、以前よりも若くなっていた。
荷物を置くためにチーコの豪華なマンションへ行き、遅めの出発だったので既に夜になり、どこで食事をするかなどの話をしようとしたがミクとマイは話は聞いておらずメイクに夢中だった。IP強制表示中:210.153.84.1312008-03-20 04:52:00 -
299:
くるみ
くるみ「どこ行く?」
ミク「東京来てんからホストやろ!」
東京でもホストクラブΣ(゚Д゚.)?IP強制表示中:210.153.84.412008-03-20 04:53:00 -
300:
くるみ
チーコ「ホスト?ならウチが行く店行こう!」
お前もかいΣ(゚Д゚.)
ホストバカ3人とは別行動となり、綾チャンと2人で食事をして飲んでいた。IP強制表示中:210.136.161.542008-03-20 04:55:00 -
301:
くるみ
綾「実はウチな…合コンで知り合った子と、この前デートしてん!その子と連絡とかしてたらケンジなんかどうでもよくなってきたわ!」
くるみ「それはええ事やないすか!祝いましょ?」
ビールを飲み終えて日本酒を飲みだす2人…in東京(´・ω・)IP強制表示中:210.153.84.382008-03-20 05:00:00 -
302:
くるみ
綾「てかチーコ何で急に誘ってきたん?」
くるみ「いや、現金20万と「来い」って書いた手紙が突然送られてきてね!」
綾「あいつのバブルは崩壊せんなぁ〜」IP強制表示中:210.136.161.1442008-03-20 05:09:00 -
303:
くるみ
「お前らも来いや!」
チーコから誘いの電話がかかり、仕方なく歌舞伎町へと向かった(?-3-)
綾「東京来てまでホストクラブて…何でやねん。」
くるみ「日本酒あったら何でもええけどなー」IP強制表示中:210.153.84.1302008-03-20 05:15:00 -
304:
くるみ
教えられた店を見つけ、中へ入る。
なんで?
あんたら何シャンパンタワーしてるんすかヽ(゚Д゚;=;゚Д゚)ノIP強制表示中:210.153.84.1332008-03-20 05:17:00 -
305:
?・゚
読んでまーす??
IP強制表示中:210.136.161.542008-03-20 10:57:00 -
306:
名無しさん
しおり?
IP強制表示中:219.108.157.582008-03-20 21:48:00 -
307:
くるみ
>>323?・゚サン
いつもありがと〜(*゚∀゚)ノ
>>324サン?
しおりありがとう(゚∀゚)IP強制表示中:210.136.161.1402008-03-21 02:11:00 -
308:
亀子
続き気になる?
IP強制表示中:210.136.161.542008-03-21 02:58:00 -
309:
くるみ
>>326亀子チャン?
お待たせ!昨日更新出来なくてごめんね(。´ω⊂)IP強制表示中:210.153.84.442008-03-22 00:06:00 -
310:
くるみ
ホスト2人がシャンパンを流しシャンパンタワーをしているのに、みんな無視。ミクはホストを抱き締めながらシャンパンをボトルごと飲んでいる。マイはカラオケをして、あなたという歌詞を慶太に代えて泣いている。チーコはサンダルを脱ぎ捨て、裸足でうろうろしながら、こちらもボトルごと飲んでいる。
旅の恥は掻き捨てという言葉があるが…ひどすぎる。IP強制表示中:210.136.161.1502008-03-22 00:21:00 -
311:
くるみ
チーコ「おぉ!くるみと綾来たでー!飲むぞー!」
バブル・チーコはシャンパン5本を追加した。
私個人の意見だが生まれも育ちも大阪の私にとって標準語の男はどこか好きになれない。女は可愛いなぁって思えるけど、男はなんか気持ち悪く感じてしまう。だから東京のホストは関西のホストより好きになれなかった。IP強制表示中:210.153.84.402008-03-22 00:34:00 -
312:
くるみ
ミク「やかましいねん!お前が風嬢やって、ホンマの事言うただけやろ!」
マイ「お前も同じ事してるやんけ!人のこと言えんのかい!」
東京ホストは2人の巻き舌にビビり倒している。
チーコ「マイって風嬢なん?マジで〜」
凄まじくKYな女。チーコ。IP強制表示中:210.153.84.1292008-03-22 00:49:00 -
313:
くるみ
マイ「あ゙?」
チーコ「風嬢なんやから何言われてもしゃーないやん。差別されんのが嫌なら辞め!」
マイ「お前に何が分かるねん!」
チーコ「ほな、言うてみろや!不幸な話なら同情したるやん!」IP強制表示中:210.136.161.462008-03-22 00:53:00 -
314:
くるみ
マイがチーコに掴みかかり、チーコもマイを殴り付ける。
止めに入るホストは2人に投げ飛ばされていた。
綾「お前ら止めろや!」
綾の制止は虚しく流され、綾もホスト同様投げ飛ばされた。
しかし投げ飛ばされた先はシャンパンタワーだったΣ(゚Д゚.)IP強制表示中:210.136.161.522008-03-22 00:58:00 -
315:
くるみ
ガッシャーーーン!
綾チャンには悪いけど、シャンパンタワーが倒れて割れるのは映画のワンシーンみたいで、とても綺麗(*´艸`)IP強制表示中:210.153.84.1322008-03-22 01:24:00 -
316:
名無しさん
妄想はいらんで。
IP強制表示中:210.153.84.2422008-03-22 01:59:00 -
317:
名無しさん
どぉも☆ヽ(▽⌒*)今一気に読んだんですけど西尾ッチのポエム…ひどいな(笑)1人爆笑?
IP強制表示中:210.153.84.372008-03-22 06:00:00 -
318:
名無しさん
実話ちゃうやろーけど、おもろいやん?
これ実話やったら主が一番痛いしだいぶきしょいけどな(゚Д゚)IP強制表示中:210.153.84.432008-03-22 10:07:00 -
319:
名無しさん
かなりバブリーっすね〜ねぇさん
IP強制表示中:219.125.145.32008-03-22 11:08:00 -
320:
名無しさん
盛りすぎは萎える
IP強制表示中:210.153.84.2272008-03-22 12:00:00 -
321:
名無しさん
おもろぃからいい?
IP強制表示中:219.108.157.532008-03-22 13:11:00 -
322:
名無しさん
>>339確かに?
IP強制表示中:210.153.84.332008-03-22 21:15:00 -
323:
名無しさん
宿も本も色もホストも、みんなそれぞれ何かあるんやとおもう?
なんか主は自分は特別な存在ていうかホストを手玉にとれるけどサバサバしてて皆に好かれてます〜な位置に上げといて、ホストにはまってる子らやホストの事は何でも知ってるって書き方に見えてちょっといややなぁ?
友達のこともちょいちょい出てくるけど、本間に心配してるようにみえん?IP強制表示中:210.153.84.442008-03-23 01:05:00 -
324:
名無しさん
タワーに激突とかいらんやろ
IP強制表示中:210.153.84.732008-03-23 03:02:00 -
325:
名無しさん
この主Bやで
B性格悪いからIP強制表示中:210.153.84.372008-03-23 05:14:00 -
326:
名無しさん
この書き込み見て続き書かないんやったら、主嘘やろ。書ける根性あるなら本物
IP強制表示中:210.136.161.542008-03-23 05:34:00 -
327:
名無しさん
>>343
B型ひとくくりにせんといて??IP強制表示中:210.153.84.1102008-03-23 10:49:00 -
328:
名無しさん
ぶらくのBかと思った
IP強制表示中:210.153.84.1742008-03-23 13:46:00 -
329:
名無しさん
てか明らか妄想やろ?実話とかありえんやろ?例え実話やー言い切られても説得力無し。自分の位置を上げすぎで萎え萎え
IP強制表示中:210.136.161.1492008-03-23 15:03:00 -
330:
名無しさん
そしたら読まんかったら?私は読みやすいし楽しみにしてるし?
IP強制表示中:210.136.161.1512008-03-23 15:50:00 -
331:
名無しさん
かなりやんちゃガールっすね〜ねぇさん
かっちょい〜いIP強制表示中:219.125.145.52008-03-23 17:58:00 -
332:
名無しさん
>>306
>>307
WWWWWWWWWWWWWWWWWWIP強制表示中:210.153.84.412008-03-23 18:38:00 -
333:
名無しさん
嫌なら見なかったらいいのに。
これって、男女どちらにも当てはまる話だからおもしろいけどな。
ホストの客(女)でもホステスの客(男)でも嫌われたり実らない客は共通しているように感じる。IP強制表示中:219.161.69.1212008-03-23 18:44:00 -
334:
名無しさん
↑そういう人達を馬鹿にしているあなたと主
そんな主のエピソードを聞いておもしろがるあなた
・・・世も末じゃのう。IP強制表示中:210.153.84.372008-03-23 19:33:00 -
335:
名無しさん
途中から盛りすぎでおもんなくなったなー
IP強制表示中:210.153.84.1662008-03-23 20:18:00 -
336:
名無しさん
禿同
潰しの多い夜遊び小説の割に、なんでこの小説は荒れへんねやろーおもてたけど、荒れ出すん遅っIP強制表示中:210.153.84.1352008-03-23 20:23:00 -
337:
くるみ
荒れてるねΣ(゚Д゚.)
実話を元にちょいちょい構成してるよ?IP強制表示中:210.153.84.402008-03-23 23:43:00 -
338:
名無しさん
気にしんと書いてや?反対、賛成、共感、いろんな意見あると思うよ?でも、そんなん関係ないやん。みんながみんな自分と同じ価値観じゃないねんし、私は読みやすくて分かる部分もあれば、それは違うんじゃない?って思ったり、そんな考え方もあるんやって感心したり、ほんとに続きが読みたいって思ったし楽しみにしてたし書いてほしいな?
IP強制表示中:210.153.84.362008-03-23 23:49:00 -
339:
名無しさん
構成じゃなくて過剰な脚色やろ
IP強制表示中:210.153.84.1692008-03-23 23:59:00 -
340:
↑
執着乙?
どっちでもいいやん?おもしろい思うで?IP強制表示中:210.153.84.1352008-03-24 00:31:00 -
341:
名無しさん
終着の意味分かってる?そうやって煽るから批判増えるって自覚したら?
IP強制表示中:210.153.84.2332008-03-24 00:42:00 -
342:
名無しさん
書
IP強制表示中:210.153.84.762008-03-24 00:43:00 -
343:
名無しさん
く
IP強制表示中:210.153.84.772008-03-24 00:43:00 -
344:
名無しさん
な
IP強制表示中:210.153.84.1662008-03-24 00:44:00 -
345:
名無しさん
ら
IP強制表示中:210.153.84.1642008-03-24 00:44:00 -
346:
名無しさん
早く書いて
IP強制表示中:210.153.84.1672008-03-24 00:44:00 -
347:
名無しさん
小説としてここに書いてる以上それは読み物だから、それで脚色しすぎとかはないんじゃないかな?人それぞれの感覚もあるし・・・
あたしは逆に非現実的な感じするからおもしろいと思ってしまう(((^^;)あたしの周りではこんなバブリーな人もホストを手玉にとる人もいないからね(((^_^;)IP強制表示中:210.153.84.372008-03-24 00:46:00 -
348:
名無しさん
脚色しすぎると面白くないっていうのは一意見でしょ。
IP強制表示中:210.153.84.2282008-03-24 00:52:00 -
349:
名無しさん
>>360偉そうに言うてるけど漢字間違えてまっせ?
ドンマイ?
続き書いて??IP強制表示中:210.153.84.432008-03-24 00:55:00 -
350:
名無しさん
自分の位置を上げすぎとかゆう人おるけどさぁ、別にそういう小説や思ったらいいやん。どんな小説があってもいいやろ。
IP強制表示中:210.153.84.442008-03-24 01:17:00 -
351:
名無しさん
主打たれ弱いなワラ
IP強制表示中:210.136.161.2312008-03-24 01:22:00 -
352:
名無しさん
主がちょろっと顔出してすぐ擁護増えたなw自作に見えてきたw
IP強制表示中:118.12.220.7682008-03-24 01:24:00 -
353:
名無しさん
意見?
自分は手玉にとるの簡単やけどホス狂いはどんなに頑張っても痛くなるだけやからとか、ちょっと引きました。
なんかだんだん主のステイタスはどのぐらいかとかポジションをそれとなく自分より下とみなす人と比べる話になってる気がする。IP強制表示中:210.136.161.542008-03-24 01:35:00 -
354:
?・゚
おもろかッたらええやん。
ホストを手玉に取リたいッて思うけど取られへんから悔しいから荒らすんやろ?
ならどーやッて手玉に取るのか・・・読んでいけばえーやん。
だからあたしは読みたいので書いてなあ?・゚IP強制表示中:210.136.161.512008-03-24 08:16:00 -
355:
名無しさん
ホストを手玉にとりたいて……真剣にゆうてるん!?
おまえも主もあほかwわらかすなwwwIP強制表示中:210.153.84.1332008-03-24 08:23:00 -
356:
名無しさん
↑ホストを手玉にとれないから悔しいって思ってwwwww一緒にすんなwww
IP強制表示中:210.153.84.1082008-03-24 08:24:00 -
357:
?・゚
↑あたしは手玉に取って行くところを読みたい言うてるねん。
今はホストには興味ない。IP強制表示中:210.136.161.1512008-03-24 08:25:00 -
358:
名無しさん
アホが言い合うと止まらんから賢い方が止めれば
荒らしに負けないで主のペースで完結してください。IP強制表示中:210.153.84.372008-03-24 09:08:00 -
359:
名無しさん
荒らしじゃないやろ。
IP強制表示中:210.153.84.2332008-03-24 09:32:00 -
360:
名無しさん
もぉえーやんはよかいて
IP強制表示中:219.125.145.122008-03-24 13:09:00 -
361:
名無しさん
ホストを手玉に取りたいとかありえん?
あんなん連れて歩くだけで恥ずかしすぎる?IP強制表示中:210.153.84.342008-03-25 00:19:00 -
362:
名無しさん
禿同
ガキかよIP強制表示中:210.153.84.1302008-03-25 02:29:00 -
363:
名無しさん
ちょっと嘘っぽすぎるょなぁ?まぁ妄想ゃろしぇぇゃん?確かにぅちはさっぱりしててどんなに男に言い寄られても落ちません?カネも男も思い通り?必死になってる子って惨めやね?って感じがめちゃするけどワラ逆にそぉぃぅ風にしか生きてかれへん主かわぃそゃん?ぁたしはこんな生き方ィャゃから滑稽に見えるけど話的にはぉもろぃし…最後まで見守ってから言ぃたぃコトゅぇばぃぃと思ぅ??
IP強制表示中:210.153.84.682008-03-25 06:43:00 -
364:
名無しさん
↑ワロタww
IP強制表示中:210.153.84.422008-03-25 10:31:00 -
365:
名無しさん
確かに友達見下してる感じはあるけど、小説なんやし、話は面白いし書いてほしいな?
IP強制表示中:210.153.84.1292008-03-25 15:24:00 -
366:
名無しさん
主まじ打たれ弱い(笑)
早く書いてIP強制表示中:202.253.96.2492008-03-25 17:56:00 -
367:
名無しさん
打たれ弱すぎてワロタ
IP強制表示中:210.153.84.1302008-03-25 18:46:00 -
368:
くるみ
みんな熱いな(゚∀゚)
叩かれるのは分かってたけど書くの面倒くさくなってたわぁ。
まぁ、また書くつもりでおるから見たい人だけ見て?大事な時間割いてまで嫌いな話見て、イラつくのは無駄やと思うで(´・ω・)まぁそれが好きな人はいーと思うけど?IP強制表示中:210.136.161.1512008-03-25 20:03:00 -
369:
名無しさん
主のへんてこプライドに触ってもーた?w
書くな妄想馬鹿女?IP強制表示中:210.153.84.352008-03-25 20:47:00 -
370:
名無しさん
ってか実話かどうかなんて考えて読むのがおかしいやろ。売ってる本ならともかくサイトやで。熱くなってる人らアホちゃうか。
IP強制表示中:210.153.84.1322008-03-25 21:22:00 -
371:
名無しさん
アツいジェ?????
いぇーい??????
クレヨンしんちゃんのあつくるしいぞう先生好き?
ファイヤ〜〜〜〜IP強制表示中:219.125.145.82008-03-25 21:25:00 -
372:
名無しさん
楽しみに待っています?
IP強制表示中:210.136.161.462008-03-25 22:17:00 -
373:
名無しさん
ほんま主でると擁護もわくな
IP強制表示中:210.153.84.672008-03-25 22:30:00 -
374:
名無しさん
主みたいな自分は解ってるって思い込んでる勘違いな痛い女って結構居るよねー
IP強制表示中:210.153.84.982008-03-25 23:30:00 -
375:
名無しさん
ストレス発散に見ず知らずの人を叩くキチガイが集まるスレはここですか
IP強制表示中:210.153.84.422008-03-25 23:40:00 -
376:
名無しさん
主が話通りの性格なら何も気にせずスラスラ書きそうゃけどな?ワラ 何気にきにしてんねんなぁ?やっぱ妄想かな?なんし最後までキャラ作り通したら?
IP強制表示中:210.136.161.2442008-03-25 23:50:00 -
377:
名無しさん
めんどくさくなったとか・・・?
荒らしは関係なくただめんどくさくなったとか・・・?
だから西尾っちをさらりと山ピーに激似の男前とかゆえるんや?
主がどんなべっぴんさんか顔面凶器か知らんけど加藤ミリヤ不細工とかゆえるんや?
・・・だから・・・だから・・・・・・(ノ_・。)クスンIP強制表示中:210.153.84.372008-03-26 00:03:00 -
378:
名無しさん
妄想不細工書くな。
お疲れ〜〜〜んIP強制表示中:210.153.84.1362008-03-26 00:57:00 -
379:
名無しさん
まっま?更新待ちもおるんやで、しっ?
IP強制表示中:210.136.161.1402008-03-26 01:13:00 -
380:
名無しさん
だぃたぃ山Pたぃして格好よくないゃん?目離れてるし?それに似たレベルなら知れてるゃん?ミリヤも特別かゎぃぃと思ゎんし…その程度で調子乗るから反感かぅんでしょー?まぁ主ガンバってぃぃ女の続きしたら?
IP強制表示中:210.153.84.1652008-03-26 02:18:00 -
381:
名無しさん
↑あんたもたいがい、いい女ぶってるで!(笑)知れてるとか?
IP強制表示中:210.153.84.1322008-03-26 02:22:00 -
382:
間違ってないやろ。
山Pは山Pやから評価されるんであって所詮山下似じゃしまりない顔ってだけIP強制表示中:118.12.227.3782008-03-26 02:26:00 -
383:
名無しさん
Pは素敵だよ
IP強制表示中:210.153.84.432008-03-26 02:49:00 -
384:
名無しさん
401サン?だょねぇ?ぁたし主ょりはぃぃ女ゃでぇ…常識ぁるぶんワラ 人を金でしかみれんとか明らかに連れ間違った方向ぃってんのにほっとくとか理解できんしそれをカッコィィ女みたぃに書くのは人としてぃかがなもんかと?
IP強制表示中:210.153.84.1652008-03-26 03:14:00 -
385:
名無しさん
確かにホストにハマってるバカ女からしたら妄想って思うんかもね??
思い通りにいかんから主みたいなんが羨ましくてひがんでるンやろねー?あたしは妄想も何も思わんわぁ?
おもろいし?
てか逆にホストって一般の彼女いたりすんもんね?
あたしの友達めっちゃ貢いでもらってるし?
主みたいなんもふつーにおるやろ。IP強制表示中:210.153.84.1302008-03-26 04:21:00 -
386:
名無しさん
主やんワラ ホスに興味はなぃなぁ ホスの知り合いはおおいけど 今女に貢げるほど稼いでるホスって限られてくるけどね?
IP強制表示中:210.136.161.2372008-03-26 07:01:00 -
387:
名無しさん
他人の価値観とかいい女っぷりとか聞いてないから!小文字使ってる人の同一カキコで埋めつくされてるけど友達おらんのは分かったから、例えフィクションでも私は見たいので荒らさないで欲しいです。
IP強制表示中:210.153.84.1382008-03-26 09:51:00 -
388:
名無しさん
久々にのぞいたら
オォ( ゚∀゚)ゥ!!
感想だけで‥こんだけ上がるてすごいなぁ。
IP強制表示中:210.136.161.1462008-03-26 11:25:00 -
389:
名無しさん
>>404
釣り…?本気なわけないよね?IP強制表示中:210.153.84.122008-03-26 12:57:00 -
390:
名無しさん
↑404の意見て普通やん
IP強制表示中:210.153.84.1312008-03-26 13:10:00 -
391:
名無しさん
ふつうじゃなく批判はすべてホス狂だと思いこんだ妄想やん(笑)
IP強制表示中:210.153.84.1612008-03-26 13:17:00 -
392:
名無しさん
普通の感覚って、おまえ価値観おかしいで
IP強制表示中:210.153.84.342008-03-26 13:32:00 -
393:
名無しさん
↑だれに対してゆうたはるん?
IP強制表示中:210.136.161.1422008-03-26 13:55:00 -
394:
名無しさん
主は可哀相な子なんやから見守ってあげよ??まず連れがシャンパンタワーに突っ込んだら怪我してなぃか心配しましょう?綺麗てなんやねん?ホスト行く子バカにするなら連れに呼ばれても行くなょ?理由っけて行きたいだけやんww
IP強制表示中:210.153.84.772008-03-26 14:54:00 -
395:
名無しさん
お前らぐちぐちうるさいねん。気にくわんのやったら読むなや
IP強制表示中:210.136.161.1412008-03-26 15:03:00 -
396:
名無しさん
↑
と、売れないライターが申しております^^IP強制表示中:210.153.84.342008-03-26 15:25:00 -
397:
名無しさん
>>414批判されて悔しいからって名無しになって書き込むのは如何な物かな、主よ。
IP強制表示中:210.153.84.1342008-03-26 15:26:00 -
398:
名無しさん
なんでこんな糞みたいな文章書き続けれるん?
IP強制表示中:210.153.84.1362008-03-26 15:32:00 -
399:
名無しさん
わたしの彼氏もお客様は風俗で働いてるけど、お前は風俗はしたらダメだょって言ってくれます?本命の彼女なら当たり前だし、別に妄想でもないでしょ???
お店に呼ばれてる時点でお客様だと思いますょ???
くるみちゃん気が向いたら書いて下さいね???IP強制表示中:219.125.148.2112008-03-26 17:50:00 -
400:
名無しさん
>>411は>>409にや
IP強制表示中:210.153.84.422008-03-26 18:10:00 -
401:
名無しさん
おもろいから書いてよー
皆ちゃちゃいれんなIP強制表示中:210.153.84.1352008-03-26 23:27:00 -
402:
名無しさん
主やっぱり作りキャラか?他人なんか興味ないって主張するやつに限って気にしぃのチキンなんや
IP強制表示中:210.136.161.2252008-03-27 03:47:00 -
403:
名無しさん
>>418???
IP強制表示中:210.136.161.532008-03-27 05:10:00 -
404:
名無しさん
こんな所での、ヘタレも糞もあるか!!w
>>422自己紹介乙IP強制表示中:210.153.84.382008-03-31 09:42:00 -
405:
名無しさん
>>422自己紹介乙の意味がわからん?
IP強制表示中:210.136.161.1472008-03-31 10:18:00 -
406:
名無しさん
>>418が自己紹介お疲れって意味?
IP強制表示中:210.153.84.782008-03-31 15:28:00 -
407:
名無しさん
結局書かんのー?
IP強制表示中:210.136.161.1522008-04-06 10:57:00 -
408:
?
つ?か、皆が荒らすからやん?あっしはくるみちゃん好きやし?また見たいカラ書いてなあ??
IP強制表示中:210.136.161.1452008-04-08 06:05:00 -
409:
名無しさん
あっしWW
IP強制表示中:210.153.84.1332008-04-08 16:06:00 -
410:
名無しさん
必死に削除依頼出してるん主?
作り話でも楽しみにしてたのに残念やわ?IP強制表示中:210.153.84.1322008-04-08 18:53:00 -
411:
名無しさん
よ
IP強制表示中:210.136.161.502008-04-12 14:55:00 -
412:
名無しさん
実話でも実話じゃなくつも面白かったのに?残念?書いてほしいな??
IP強制表示中:210.153.84.432008-04-18 16:21:00 -
413:
くるみ
続き書こうかなって迷い中(´・ω・)
IP強制表示中:210.136.161.472008-04-22 10:38:00 -
414:
名無しさん
くるみちゃん、書いて?
楽しみにしています???IP強制表示中:219.125.148.2022008-04-22 11:30:00 -
415:
名無しさん
書くな妄想女
IP強制表示中:210.153.84.422008-04-22 13:36:00 -
416:
名無しさん
書いて下さい?
待ってました?IP強制表示中:210.153.84.1342008-04-22 17:22:00 -
417:
名無しさん
書くなとか書く人は読まなかったらいいだけじゃないん???
わざわざ覗かなければイイやん???
くるみちゃんには書いて欲しいけど、またイヤな思いするかもやから...ほんま嫌がらせする人はアク禁して欲しい???IP強制表示中:219.125.148.2032008-04-22 19:25:00 -
418:
名無しさん
楽しみにしてます??
IP強制表示中:210.153.84.1332008-04-22 21:42:00 -
419:
名無しさん
書かんでえーよ
IP強制表示中:210.153.84.1322008-04-22 22:21:00 -
420:
くるみ
色んな意見あると思うけど復活させてもらうわ(´ω`)ノ
だーいぶ前の>>334の続きやからよろしくね?IP強制表示中:210.153.84.1302008-04-23 11:45:00 -
421:
くるみ
ミク「大丈夫すか?」
綾「…うるさい!…痛っ」
めったに怒らない綾の怒った顔は久しぶりに背筋が凍るくらい恐かった(;゚Д゚)
綾「くるみ行くで!」
綾に腕を掴まれ店を出る。IP強制表示中:210.153.84.442008-04-23 11:50:00 -
422:
くるみ
勢い良く出たのはいいが、ここは東京…行く宛などない。
鍵はチーコが持っているから帰れないし、至る所から血が出ている無言の綾を連れてどこへ行く(;゚皿゚)
とりあえずくるみは綾を置いてコンビニへ行った。IP強制表示中:210.153.84.1292008-04-23 11:55:00 -
423:
くるみ
戻ると綾はキャッチしてきたホストと楽しげに話していた。
行く宛もない私たちはホストに付いて店に行くことになった。
綾がそのホストを気に入ったのは、どことなくケンジサンの雰囲気に似ていたからだろう(*ノ∀`*)IP強制表示中:210.136.161.522008-04-23 12:28:00 -
424:
くるみ
店でコンビニで買った薬で綾の手当をしていると携帯がなる。
-マコト着信-IP強制表示中:210.153.84.372008-04-23 12:30:00 -
425:
名無しさん
復活してるやん?
何気にリアルタイム?IP強制表示中:202.253.96.2492008-04-23 12:31:00 -
426:
くるみ
マコト「何してるん?」
くるみ「ホスト!」
マコト「は?何考えてんねん!」
怒り狂うマコトの電話を勝手に切る(●´∀`●)IP強制表示中:210.136.161.522008-04-23 12:32:00 -
427:
くるみ
>>444サン?
復活したで?良かったら見てってや(´ω`)ノIP強制表示中:210.153.84.1302008-04-23 12:33:00 -
428:
くるみ
綾「チーコ何かあったんかな?前はあんな事言うコやなかったのに…」
くるみ「何かあったからうちらを東京呼んだんちゃう?」
綾「せやな…」
鳴りやまないマコトからの電話にキレてやろうと見てみるとミクからだった。場所を伝え、店に来るよう言う。IP強制表示中:210.136.161.462008-04-23 12:36:00 -
429:
くるみ
ミクに連れられ負て腐れた顔をしたチーコも付いてきた。
くるみ「マイは?」
ミク「どっか行った」
くるみ「はぁ?」
マイに電話をしても電源を切りやがっていた(-ω-;)IP強制表示中:210.153.84.1332008-04-23 12:39:00 -
430:
くるみ
くるみ「ちょ迎えに行ってくるわ!」
綾「どこ探す気?」
ミク「あっこやな?」
くるみ「あそこしかないやろ…」
店を出てタクシーに乗り込み場所を伝えると不思議そうな顔をされたが無視して向かわせた。IP強制表示中:210.136.161.542008-04-23 12:43:00 -
431:
くるみ
くるみ「タバコ吸うか?」
マイはしゃがみこんで空を見上げていた。
マイ「あんなに綺麗やのに消えてもたわ」IP強制表示中:210.153.84.412008-04-23 12:47:00 -
432:
くるみ
マイは東京タワーを見に来ていた。
数日前。
東京旅行の計画をしているときにマイは慶太と電話をしていた。IP強制表示中:210.153.84.442008-04-23 14:25:00 -
433:
くるみ
マイ「東京タワー見に行きたいのに、みんなに却下されてん!」
慶太「え〜俺も見たいけどなぁ〜東京タワー!」
マイ「ほな今度一緒に東京行って見よう?」
慶太「せやな!」IP強制表示中:210.153.84.402008-04-23 14:27:00 -
434:
くるみ
悲しそうに笑って慶太と話すマイの姿が印象に残っていた。
くるみ「明日電気付いてるときに見に来よう?」
マイ「…うん」IP強制表示中:210.153.84.1382008-04-23 14:31:00 -
435:
くるみ
マイ「なぁ…くるみ」
くるみ「ん?」
マイ「なんもない!」
マイと手を繋いで店に戻り、朝まで酒を飲み続けた。IP強制表示中:210.153.84.1342008-04-23 14:35:00 -
436:
くるみ
くるみ「何よ朝から?」
チーコ「いやグラス割ってもたから買ってん!」
化粧も髪形も服装も常識はずれなチーコもこうゆう所はちゃんとする。
てか普通か(;゚Д゚)IP強制表示中:210.153.84.1372008-04-23 14:41:00 -
437:
くるみ
チーコ「さぁ起きて!遊びに行くぞ!」
チーコの底無しの体力になんとか付いていくべく、綾とキャベジンを二本一気した。
マイは水のシャワーを浴びまくっている。
ミクなんてまだ寝ているのにチーコに化粧をされていたΣ(゚Д゚.)IP強制表示中:210.153.84.1302008-04-23 14:44:00 -
438:
くるみ
チーコ「お前地味!これ着ろ!」
綾「えぇ…ピンク…」
SEX&THE CITY大好きなチーコ。ちょっとコンビニへ行く格好でさえも合コンに行けそうなくらい。とにかく地味が大嫌い。家着のスウェットさえも原色。IP強制表示中:210.136.161.1472008-04-23 14:49:00 -
439:
くるみ
綾「くるみ…どうなんコレ…」
くるみ「黒人にモテそう…」
綾はバンダナまで巻かれて、可愛いんだけどプッチマニアみたいになっていた(;゚Д゚)IP強制表示中:210.153.84.372008-04-23 14:54:00 -
440:
名無しさん
バンダナ…
IP強制表示中:210.153.84.332008-04-23 14:58:00 -
441:
名無しさん
バリおもろい
IP強制表示中:210.136.161.1472008-04-23 17:12:00 -
443:
くるみ
みんなありがと(●´∀`●)
復活遅くなってごめんな(。´Д⊂)IP強制表示中:210.153.84.402008-04-24 02:55:00 -
444:
くるみ
観光をしながら豪快な買物を終えると再び夜が始まろうとしていた。
チーコ「今からどうする?飲み?クラブ?男呼ぶ?それともホスト??」
くるみ「東京タワー!」
チーコ「はぁ?」IP強制表示中:210.153.84.402008-04-24 02:59:00 -
445:
くるみ
チーコ「上から見たらこんなに綺麗な街も下は汚い街…私も汚れちゃったな」
綾「…きもい」
東京タワーから見える景色はチーコがポエマーになるくらいに綺麗だった。またマイは話し掛けても聞こえないくらいに夜景に夢中になっていた。IP強制表示中:210.153.84.1332008-04-24 03:09:00 -
446:
くるみ
まぁ、とりあえず派手な5人は観光地に見事に浮いていた(-ω-;)
チーコ「なぁ、くるみ」
くるみ「ん?」IP強制表示中:210.153.84.442008-04-24 03:12:00 -
447:
くるみ
チーコ「帰ってい?」
くるみ「…もちろん!」
この日も朝まで飲み続け、東京をあとにした。IP強制表示中:210.153.84.1362008-04-24 03:15:00 -
448:
くるみ
マコト「くるみ〜?くるみ〜?くるみ〜?」
東京から帰ると三日休みを取ったマコトから離れることは許されなかった。IP強制表示中:210.153.84.1372008-04-24 03:20:00 -
449:
くるみ
なんとかマコトを仕事に向かわせ久しぶりに西尾ッチの家に帰ると、西尾ッチは全裸で寝ていた。
酔って風呂に入ってベッドに倒れ込み力ついたという所だろう(-ω-;)
西尾ッチ「おかえり〜おいで?」
全裸の西尾ッチに迎え入れられ眠りについた。IP強制表示中:210.153.84.442008-04-24 03:24:00 -
450:
くるみ
目が覚めると深夜2時を過ぎていた。
西尾ッチは無断欠勤してしまっていたが妙に冷静にタバコを吸いながら「やってもた…」と何度も呟いていた。
西尾ッチ「連絡もせんと俺の彼女は不良やわ…」
くるみ「…ごめん」
マコトにいくら怒られるよりも西尾ッチの一言の方が反省する気になった(-д-;)IP強制表示中:210.153.84.1372008-04-24 03:29:00 -
451:
くるみ
西尾ッチ「くるみ?おいで!」
再び私を横に座らせた西尾ッチは頭を撫でてきた。
西尾「浮気したらアカンで?」
くるみ「せんわ!」
西尾ッチはキスをしてきて、再び眠りについた。IP強制表示中:210.153.84.1332008-04-24 03:33:00 -
452:
くるみ
平日昼間の新大阪というのはサラリーマンで溢れ返っている。その中で一際目立つチーコ。
チーコはモデルの夢を諦め大阪に帰って来た。
家も店も決めていて準備万端だった。IP強制表示中:210.153.84.432008-04-24 03:36:00 -
453:
くるみ
くるみ「チーコ…何かあったんか?」
チーコは私の質問が聞こえていないかのように何度も無視して買物に夢中になっていた。IP強制表示中:210.153.84.332008-04-24 03:37:00 -
454:
くるみ
チーコ「串かつ食いに行こう!」
チーコは久しぶりに大阪の味を堪能していた。
次に訪れたのは西尾ッチの店だった。IP強制表示中:210.153.84.442008-04-26 00:15:00 -
455:
くるみ
チーコ「へぇ〜あれが噂の西尾ッチね…」
チーコは西尾ッチを頭から足の先まで舐め回すかのように眺めていた((((゚Д゚;))))
西尾ッチ「噂のチーコさん?何度か写真で見たことあります」
チーコは驚いた顔をして私をニヤニヤ見てきた。IP強制表示中:210.153.84.352008-04-26 00:18:00 -
456:
くるみ
トイレでグロスを塗り直しているとチーコもやって来て、ニヤニヤしながら化粧直しを始めた。
チーコ「あんたが昔の写真見せるなんて…恋でもしたん?」
くるみ「んなアホな…」
チーコ「恋って悪くないよ?」IP強制表示中:210.136.161.1452008-04-26 00:22:00 -
457:
くるみ
くるみ「チーコ恋したん?」
チーコは不気味な笑みを浮かべて席へと戻って行ったΣ(゚Д゚.)
私が恋?…摩訶不思議過ぎてイメージも沸かない。IP強制表示中:210.136.161.1462008-04-26 00:25:00 -
458:
くるみ
席へ戻るとマドカが店に来ていてこちらをギラギラした目で見ていた。
チーコ「あれ色カノやろ?」
くるみ「正解!」
マドカの視線を無視して私たちはポーカーに夢中になっていた。IP強制表示中:210.136.161.1512008-04-26 00:30:00 -
459:
くるみ
チーコ「あ〜また負けた!」
くるみ「五千円?」
また私の元にギャンブルの神様が降りて来ていた(●´∀`●)
-マコト着信-IP強制表示中:210.153.84.1362008-04-26 00:42:00 -
460:
くるみ
いつもは何回か、かかってからでないと出ないマコトからの電話をこの日は一発で出た。
虫の知らせというモノだろうか(。´Д⊂)IP強制表示中:210.136.161.1472008-04-26 00:44:00 -
461:
くるみ
くるみ「もしもし?」
マコトは早口で話し過ぎて全く聞き取れない状態だった。
くるみ「ちょっと!何言ってるか分からん!」
何度か深呼吸をしたマコトが発した言葉は今でも鮮明に耳にこべりついている。IP強制表示中:210.153.84.342008-04-26 00:47:00 -
462:
くるみ
マイが首を切った。IP強制表示中:210.153.84.382008-04-26 00:48:00 -
463:
くるみ
私は携帯を床に落としてしまった。ただならぬ状況を察しチーコが電話を変わった。
チーコに腕を掴まれ店を出る。
タクシーが捕まるまで西尾ッチは抱き締めてくれていた。IP強制表示中:210.153.84.1372008-04-26 00:51:00 -
464:
くるみ
病院に着く手前でやっと我に返った自分が居た。
真っ暗な病院の待合に頭を抱え体をガタガタと震わせたマコトが居た。
くるみ「マイは?」
マコト「今、治療中…」IP強制表示中:210.136.161.1522008-04-26 00:54:00 -
465:
くるみ
くるみ「詳しく話して…慶太?」
マコトは下を向いて黙ってしまった。
くるみ「お前、今どんな状況か分かってんのか!」
マコトは聞こえないくらいの小さな声で話し始めた。IP強制表示中:210.136.161.1482008-04-26 00:56:00 -
466:
名無しさん
きになるー
頑張って?IP強制表示中:210.153.84.1372008-04-28 03:32:00 -
467:
名無しさん
あげ
IP強制表示中:210.153.84.422008-04-29 12:24:00 -
468:
名無しさん
あげ
IP強制表示中:219.125.148.2132008-04-30 19:37:00 -
469:
くるみ
おまたせ?
ダークな話に入ると思うように書けなかった(つд`)IP強制表示中:210.136.161.532008-05-02 13:07:00 -
470:
くるみ
マコト「マイチャン、くるみらが東京行く前日に慶太サンに女おるって知ってん。けど騙されたままでいいって言ってて…そしたら今日慶太サンが店飛んでん…店でマイチャンずっと泣いててトイレ行ったきり出てこなくて…心配になって開けたら…」
IP強制表示中:210.136.161.512008-05-02 13:10:00 -
471:
くるみ
マコトは涙があふれて話せなくなっていた。
私は、ため息しか出なかった。
看護士に呼ばれ病室に入ると痛々しいほど包帯で首と手首を覆われたマイが眠っていた。IP強制表示中:210.153.84.362008-05-02 13:11:00 -
472:
くるみ
医者がやってきて長々と話をしていたが私は全く聞こえてなかった。
幸いにも傷口が浅く、マコトが素早く病院に運んでくれたおかげでマイは助かったということらしい。ケガ自体の完治は早いが問題は精神状態。IP強制表示中:210.153.84.1362008-05-02 13:14:00 -
473:
くるみ
しばらく経って医者や看護士もいなくなり沈黙が続いた。
マコト「一回店戻るわ!」
くるみ「うん。ごめんな。」IP強制表示中:210.136.161.542008-05-05 21:41:00 -
474:
くるみ
マコトが帰り、昼前にミク、綾、西尾ッチが順にやってきた。
綾「慶太って奴ムカつく…マイをこんなにして…」
綾はマイの手を握りながら泣いていた。IP強制表示中:210.153.84.1312008-05-05 21:46:00 -
475:
くるみ
くるみ「タバコ吸うてくるわ」
チーコ「うちも…」
病院を出て外に出ると、かんかん照りの良い天気…自分は何をしているんだと嫌になる。IP強制表示中:210.153.84.1362008-05-05 21:54:00 -
476:
名無しさん
あげ?
IP強制表示中:210.153.84.342008-05-16 03:12:00 -
477:
くるみ
チーコが電話を終え、私の元へやってきた。
チーコ「タカ(兄貴)心配してたよ?…あんた帰り。タカも待ってるみたいやし、西尾ッチと帰ってもいいし、うち来てもいいし…」
くるみ「私は西尾ッチと帰る…チーコは兄貴ん所行きなよ。ずっと会ってないやん?」IP強制表示中:210.136.161.442008-05-23 02:01:00 -
478:
くるみ
チーコ「なんでやねん…」
チーコとは長い時間を共に過ごしてきたが恋愛話をした記憶はあまりない。チーコと兄貴は私を通じて知り合い、音信不通の常習犯である兄貴もチーコとはこまめ連絡を取っていた。IP強制表示中:210.153.84.1322008-05-23 02:09:00 -
479:
くるみ
おそらくチーコは兄貴を好きで、兄貴もチーコが好きなんだと思う。
だけど決して恋人関係にはなろうとはしない。
私に遠慮でもしているのかと思った時期もあったが、たぶん違う。
きっと2人にしか分からない理由があるんだろう。IP強制表示中:210.136.161.452008-05-23 02:12:00 -
480:
くるみ
病室に戻ると相変わらず眠ったままのマイの手を綾が半泣きになりながら握っていた。
くるみ「うち帰るわ…」
ミク「はぁ?」
ミクが怒ったのはすぐに分かったが気にせず病室を出た。IP強制表示中:210.136.161.1472008-05-23 02:16:00 -
481:
くるみ
家に着くとすぐに眠ってしまった。
寝不足と疲労でというより西尾ッチに抱きしめられて安心感を感じ眠りにつけた。
辺りも暗くなり始めた頃、うるさいアラーム音で目が覚めた。IP強制表示中:210.136.161.1502008-05-23 02:20:00 -
482:
くるみ
西尾ッチ「ねむ〜。俺休んでそば居るわ」
くるみ「アカン!行って来な!」
西尾ッチは何度も振り返りながら出勤していった。IP強制表示中:210.153.84.332008-05-23 02:24:00 -
483:
くるみ
1人になりシャワーを浴びると昔のことが頭に次々と浮かんできた。
シャワー…カッター…血…死体…母親…水浸しの手紙…IP強制表示中:210.153.84.402008-05-23 02:27:00 -
484:
くるみ
息苦しくなり風呂場を出てベッドにうずくまる。
なんであんたは死んでからも私を苦しめ続けるのだろうか。IP強制表示中:210.153.84.1352008-05-23 02:30:00 -
485:
くるみ
西尾ッチ「どしたん!?」
くるみ「暇やから…」
自分が恥ずかしくて理解できない…でも西尾ッチと居たくて店まで来てしまった。IP強制表示中:210.153.84.362008-05-23 02:34:00 -
486:
くるみ
店にはユウが来ていて、この日も数多くの酒をおろしていた。
楽しそうに笑って西尾ッチと話すユウを見つめていた。
ヘルプ「見過ぎ〜!」
くるみ「ユウチャンって聖夜がもしユウチャンを騙してるって知ったらどうなるんやろ?自殺とかするんかな…」IP強制表示中:210.153.84.432008-05-23 02:37:00 -
487:
くるみ
ヘルプ「すごい話しだすな…」
くるみ「もし自分の客が自殺しようとしたらどうする?」
ヘルプ「嫌やわ〜関わりたくないな〜考えたくもないわ〜」IP強制表示中:210.153.84.402008-05-23 02:40:00 -
488:
くるみ
くるみ「やんな…誰も責任なんて負いたくないし、他人の自己満に付き合いたくないよな」
ヘルプ「自己満?」
西尾ッチ「何の話してんの?」
くるみ「別に大した話やないよ…」IP強制表示中:210.136.161.472008-05-23 02:43:00 -
489:
くるみ
西尾ッチ「マジねみ〜」
西尾ッチは私の肩にもたれかかってきた。
ユウはチラチラとこちらを気にしながら飲んでいた。
くるみ「トイレ行くから聖夜はユウチャン所行ってきな〜」IP強制表示中:210.153.84.422008-05-23 02:46:00 -
490:
くるみ
トイレで化粧直しをしているとガラスに私を見つめるユウの姿が映った。
くるみ「何か用?」
ユウ「あの…」
ユウは私と目を合わせようとはせずモジモジしていた。IP強制表示中:210.153.84.1302008-05-23 02:48:00 -
491:
くるみ
くるみ「何?」
ユウ「くるみサンて聖夜の幼なじみって本当なんですか?」
西尾ッチ…その言い訳は苦しすぎないか(つд`)IP強制表示中:210.136.161.1452008-05-24 00:36:00 -
492:
くるみ
くるみ「本当やで…付き合いで店来てるだけやねん…」
私は西尾ッチの言い訳に乗っかった。乗っかるしかねぇだろ…
ユウ「そうなんですかぁ…幼なじみやのに、お客さんに疑われて大変ですね…聖夜の子供の頃ってどんなんでしたぁ?」
ユウは私の言葉に安心し急におしゃべりになった。IP強制表示中:210.153.84.1352008-05-24 00:41:00 -
493:
くるみ
彼女たちは簡単に騙される。
本当に私の言葉を信用し安心しているのか。傷つきたくないから信じようとしているのか。
彼女たちもバカじゃないし、おそらく後者だろう。IP強制表示中:210.153.84.382008-05-24 00:43:00 -
494:
くるみ
ユウにペラペラと嘘を付き続けた。
私は罪深いのか?
衝撃的な真実を知るより心地よい嘘をつき、傷つけないようにしてあげているのだから感謝してほしいくらいだ(´_ゝ`)
誰だってマイのようにはなりたくないはずだ。IP強制表示中:210.136.161.522008-05-24 00:48:00 -
495:
くるみ
くるみ「自殺するくらい好き…ね」
ヘルプ「好きってか愛やな!」
くるみ「愛!?」
ホストが愛なんて言葉を発するとどれも嘘臭く、アホらしく聞こえる。まぁ私が言うよりは嘘臭くないか(´_ゝ`)IP強制表示中:210.153.84.402008-05-24 00:53:00 -
496:
くるみ
ヘルプの愛発言に爆笑しているとリナがやってきた。左手にはまたもや包帯が巻かれていた。
リナが席に付き、西尾ッチと話すとすぐにユウが酒を下ろしユウの席から西尾ッチを離さなかった。IP強制表示中:210.153.84.432008-05-24 00:56:00 -
497:
くるみ
リナは腕を組み、不機嫌にヘルプに当たり散らしていた。
ヘルプ「ちょ、続き!続き!」
くるみ「いま面白くなってきてるんやから!」
リナは私の顔を見ると立ち上がり歩いてきた。
ゲッ…見てるのバレた( ̄□ ̄;)?IP強制表示中:210.136.161.532008-05-24 01:00:00 -
498:
くるみ
リナ「くるみサンやんな?聖夜の幼なじみの…」
ヘルプ「幼なじみやったんすか?」
またコレか…(-.-;)y-~~~
くるみ「あぁ…うん」IP強制表示中:210.153.84.352008-05-24 01:02:00 -
499:
くるみ
リナ「私、リナ!よろしくね?」
リナは許可なく私の席につき握手を求めてきた。西尾ッチは血相変えてヅカヅカやってきた。
西尾ッチ「リナ何してんねん!席戻れ!」
リナ「うるさい!うちは楽しくしてるし、あんたはアイツの席で色目使って酒下ろしてもらってこいや!」IP強制表示中:210.136.161.502008-05-24 01:24:00 -
500:
くるみ
西尾ッチ「あのなぁ…くるみにも迷惑やから!」
くるみ「別に迷惑やないで?」
リナ「ほら!あんたは用なし!下がって!」
西尾ッチは私に目で訴えかけてきたが、ユウの元へ戻って行った。IP強制表示中:210.153.84.362008-05-24 01:29:00 -
501:
くるみ
リナの席からズラズラとボトルが運ばれる。
大学生が水商売のバイトしてこんなにボトルを下ろして…親御さんも大変ね…と心配になるくるみ(つд`)
リナ「何の話してたん?」
ヘルプ「いや…えっと…」IP強制表示中:210.153.84.352008-05-24 01:34:00 -
502:
くるみ
くるみ「自殺の話。失恋して自殺する奴自己満だって話!」
リナ「じ…自殺が自己満!?」
くるみ「そう…」
リナ「なんで自己満なん?それだけ好きやって事やん!」
くるみ「そうやってこの子も言ったんやけど私は違うかな〜」IP強制表示中:210.153.84.1332008-05-24 01:39:00 -
503:
くるみ
ヘルプはリナの顔色をずっと伺っていた。
くるみ「別れた恋人が自分との別れが原因で自殺したら、その人は少なからず罪悪感っていうか、いい気はせんよな?そんな思いさせて本当に好きって言える?自分本位で相手の気持ちも周りの気持ちも考えへん自己満やわ…それより私が嫌いなのは死ぬ気もないのに自殺未遂繰り返すかまってチャンやな…」IP強制表示中:210.136.161.502008-05-24 01:49:00 -
504:
くるみ
その言葉にヘルプは焦り、リナと私の顔を交互に見ていた。
くるみ「そんなんは救いようのないアホや!」
リナは下を向いて黙っていた。
ヘルプ「それはくるみチャンの意見で、強いんやわ!世の中には色んな子がおるしな…」IP強制表示中:210.153.84.1312008-05-24 01:52:00 -
505:
くるみ
リナ「くるみは本当に人を愛したことがないからそんなことが言えるんや!」
せっかくのフォローがよりややこしくさせたヘルプは焦りすぎて酒をガブガブ飲み始めた。
くるみ「ないよ。そんなんみっともなくなるなら愛さなくていい。」
リナ「みっともない!?」IP強制表示中:210.136.161.512008-05-24 01:55:00 -
506:
くるみ
くるみ「みっともないよ…私の母親は自殺したからね…」
リナ「えっ…」
くるみ「なんか暗いな…シャンパンでも奢るわ!」
ヘルプは助かった!というような顔して張り切ってコールをしていた。IP強制表示中:210.153.84.1312008-05-24 01:59:00 -
507:
くるみ
西尾ッチ「何やねんお前ら!下がれ言うたりシャンパン下ろしたり…」
くるみ「別に呼んではないよ」
リナ「そうゆうこと!」西尾ッチ「なんやそれ…で何の話してたん?」IP強制表示中:210.136.161.1512008-05-24 02:02:00 -
508:
くるみ
リナ「ユウの席帰り〜」
西尾ッチ「帰ったから!遊ぼうぜ〜」
くるみ「私も疲れたし帰るわ〜」
リナ「え〜!ダメ!」IP強制表示中:210.136.161.1512008-05-24 02:05:00 -
509:
くるみ
くるみ「せっかくユウチャン帰って他の客もおらんねんから楽しみ!あんまり客ばっか気にせんときや!時間と金と体力の無駄やで?」
リナ「うん?ありがと?」
店を出てエレベーターに乗り込むと西尾ッチが抱きついてきた。IP強制表示中:210.153.84.412008-05-24 02:09:00 -
510:
くるみ
西尾ッチ「チューしよ」
くるみ「噂のエレチューと言うやつか!」
西尾ッチ「エレチューなんか客にはせんわ…早く帰るから待っててな」
くるみ「おやすみ…」IP強制表示中:210.153.84.412008-05-24 02:12:00 -
511:
くるみ
西尾ッチと別れ、フラフラ歩いてタクシーを探す。頭痛薬のせいか酔いが回る。
「くるみ…サン」
誰かに呼ばれた気がしたが勘違いだろうと思い、気にせず歩く。
「くるみサン!」IP強制表示中:210.136.161.532008-05-24 02:15:00 -
512:
くるみ
振り返るとユウが立っていた。
くるみ「どしたん?」
ユウ「飲み直しませんか?」IP強制表示中:210.136.161.1502008-05-24 02:16:00 -
513:
くるみ
タクシーに乗り、ミクの親友で私とも交流のあるDJが働くクラブにやってきた。
くるみ「うるさくて悪いね…今日は色々あったから元気になりたくて…」
ユウ「クラブ…初めて来ました」
くるみ「ユウチャンってホスト以外どんな店行くん?」IP強制表示中:210.153.84.1372008-05-24 02:21:00 -
514:
くるみ
ユウ「友達あんまいないから行かないですね…毎日、仕事とホスクラと家って感じです…仕事は風俗です…未収のために働いてるって感じですね…」
ユウも飛んでしまったのか自ら仕事を言ったことには驚いた。
くるみ「聖夜が好きなんや…」IP強制表示中:210.136.161.1482008-05-24 02:26:00 -
515:
くるみ
ユウ「好きですよ…でも居なくなったら1人になってしまうような気がするから…って感じですね…」
くるみ「そっか…仕事はつらくない?」
ユウ「大丈夫です…慣れって怖いですよ…」
くるみ「そっかぁ…」IP強制表示中:210.153.84.372008-05-24 02:28:00 -
516:
くるみ
ゴウ「くるみ!久しぶりやん!」
くるみ「おぉ…久しぶり!」
ゴウはクラブで知り合い話すようになった奴。あんまり会うことはないが知り合って長いし意外と仲は良い。
かなり男前で男のクセにヒロミという名前故にゴウとあだ名を付けられ、それが普通になっている。IP強制表示中:210.136.161.1522008-05-24 02:32:00 -
517:
くるみ
ゴウ「君なんて名前?」
ユウ「ユウ…」
ゴウ「俺、ゴウ。ここで働いてんねん!よろしくな〜」
ユウ「よろしく…」
ゴウは挨拶して、すぐどこかに消えた。IP強制表示中:210.136.161.1462008-05-24 02:35:00 -
518:
くるみ
ユウ「なんか緊張した…」
くるみ「ホストとはまた違うダメ男やからな〜」
ユウは笑ってゴウを目で追っていた。
なんか私…西尾ッチの仕事の邪魔してません(;゜O゜)?IP強制表示中:210.153.84.1332008-05-24 02:37:00 -
519:
くるみ
ゴウ「ほら持って来たったぞ〜ほな楽しんでな!」
ゴウはスミノフ二本としわしわのタバコを二本置いてフロアでド派手な女達と抱きつきながら踊っていた。IP強制表示中:210.153.84.372008-05-24 02:39:00 -
520:
くるみ
ユウ「あの子彼女ですか?キスしてる…」
くるみ「ちゃうやろ…ゴウは女なんか作らへんもん!」
ユウ「へ…へぇ…」
くるみ「タバコ…吸う?」
ユウ「…はい」IP強制表示中:210.153.84.1332008-05-24 02:42:00 -
521:
くるみ
しばらくするとユウはハイテンションでゴウやド派手な女たちと踊っていた。
【マコト着信】IP強制表示中:210.153.84.412008-05-24 02:44:00 -
522:
くるみ
マコト「マイチャン目覚めたん?」
くるみ「私帰ったから知らん…」
マコト「付き添ってあげんくてええんか?」
くるみ「うるさいよ…電話切るわ」IP強制表示中:210.153.84.422008-05-26 01:17:00 -
523:
くるみ
何故かマコトとは一切話したくなかった。
クラブの騒がしさに疲れ、帰ろうとしたがユウは残ると言うので置いて帰ることにした。
タクシーに乗り、兄貴の家に帰る。兄貴は仕事でいなかったが勝手にベッドを占領して眠りについた。IP強制表示中:210.136.161.1472008-05-26 01:22:00 -
524:
くるみ
兄貴「人の枕によだれ垂すなや!」
昼前に帰ってきた兄貴に起こされた。兄貴からかすかに女物の香水の香りがした。
兄貴「マイ意識戻ったらしい…」
くるみ「そっか…」IP強制表示中:210.153.84.442008-05-26 01:29:00 -
525:
くるみ
兄貴「会う気になったら会いに行ったれ」
兄貴はチーコと会ったのだろう。女言葉が自然と直っている。
そんなどーでもいいことだけしか考えられなかった。IP強制表示中:210.136.161.432008-05-26 01:34:00 -
526:
くるみ
兄貴の家に引きこもる生活が三日程過ぎた時に綾から電話がかかった。
2、3度無視すると激怒したメールが来たので電話を取ることにした。IP強制表示中:210.136.161.472008-05-26 01:40:00 -
527:
くるみ
綾「明日病院に来て。マイずっと話さんかってんけど今日やっと話して、くるみに会いたいって…」
くるみ「ごめん…行かん…」
綾「お前逃げてばっかすんなや!わざわざお前に会いたい言うとんねんから来いや!」IP強制表示中:210.136.161.512008-05-26 01:42:00 -
528:
くるみ
くるみ「今、会うことが良いことやとは思われへん」
綾「会ってみな分からんやろ!」
綾に何時間も説教され、行くというしかなかった。IP強制表示中:210.153.84.1302008-05-26 01:45:00 -
529:
くるみ
兄貴「やっと出かけるん?」
くるみ「マイに会えって綾がうるさくてな…」
兄貴「お前、言うた言葉には責任持てよ!後先考えてから喋れよ?」
くるみ「うん…」IP強制表示中:210.153.84.342008-05-26 01:48:00 -
530:
くるみ
病室の前で立ち尽くす。扉を開けることが凄く勇気のいることだった。すると扉が開く。
綾「くるみ!来てくれたんやね…」
病室にはミクやチーコの姿はなく、ただ一点を見つめるマイの姿だけだった。IP強制表示中:210.136.161.1492008-05-26 01:51:00 -
531:
くるみ
くるみ「2人は?」
綾「くるみと同じで、あれから来ない…」
綾は怒っているような悲しいような顔をしていた。
くるみ「マイの状態は?」
綾「全く話さへんとボーとしてるだけ」IP強制表示中:210.136.161.492008-05-26 01:54:00 -
532:
くるみ
マイは私の声に反応し、ゆっくりと顔を傾け私の顔を見るとポロポロと涙がこぼれ、急に叫びながら私の腕をつかんできた。
マイ「くるみ!慶太知らん?慶太が来ない!マコトから慶太の情報聞いてない?教えて教えて!うちこんなんやのに慶太は…慶太は…」IP強制表示中:210.153.84.372008-05-26 01:59:00 -
533:
くるみ
マイに揺さぶられ頭がフラフラする。
友達であるマイの姿が母親に見えた。
気持ち悪い。触るな。バカ女。IP強制表示中:210.153.84.362008-05-26 02:02:00 -
534:
くるみ
くるみ「うるさい!」
私が力強くマイを自分から離すとマイはベッドの横のテーブルに体を強く打ちつけていた。
綾「何すんの?」
くるみ「死にたい奴は死ねばいい!」
私は病室を飛び出した。IP強制表示中:210.153.84.1372008-05-26 02:10:00 -
535:
くるみ
それから私は本当に引きこもりになってしまった。携帯も電源を落とし、誰とも連絡が取れないようにした。そんな私に兄貴は何も言わなかった。
IP強制表示中:210.136.161.532008-05-28 05:00:00 -
536:
くるみ
マイが自殺未遂を図ってから私の知らないところでみんなにも色んなことが起きていた。
後からミクには詳しく話を聞いたので今からミク目線で書いていこうと思います。IP強制表示中:210.136.161.532008-05-28 05:03:00 -
537:
ミク
チーコから電話がありマイの自殺未遂を知った。決まった金額よりも多めにくれる上客のパパの相手をしている途中だった。パパに事情を話し、急いで病院へ向かった。
IP強制表示中:210.136.161.432008-05-28 05:07:00 -
538:
ミク
いくつになっても病院の雰囲気は好きになれない。
深呼吸してから病室の扉を開けると包帯に覆われたマイが眠っていた。
くるみもチーコもマイを無視するように目をそらし、どこかを見つめていた。IP強制表示中:210.136.161.1432008-05-28 05:09:00 -
539:
ミク
しばらくして、くるみとチーコがタバコを吸いに出かけた。
綾「こんな時にタバコやなんて…」
綾が少し怒った様子なので「そうですね…」と合わせたが私もタバコが吸いたくてたまらなかった。
無性にイライラしていた。IP強制表示中:210.136.161.1522008-05-28 05:12:00 -
540:
くるみ
タバコから帰ってきてくるみは帰ると言い出し、西尾ッチと共に帰った。
私も帰りたいのに…(つд`)
くるみに寄り添う西尾ッチの姿を見て羨ましく思った。IP強制表示中:210.136.161.1482008-05-28 05:16:00 -
541:
ミク
三人になった病室は重たい空気が流れた。
綾はマイを思って泣き、チーコは相変わらず外を見つめ、私はマニキュアのはがれかけた爪を見ていた。
綾との温度差が「自分は友達思いじゃない」と嫌になったが、どうしても泣けない自分が居た。IP強制表示中:210.153.84.1292008-05-28 05:19:00 -
542:
ミク
売店で買ったおにぎりを静かな病室で食べているときにマイは目覚めた。綾はより一層泣いて返事もしないマイに話しかけていた。
マイは口を少し開いて何かを言おうとした。
綾「どうしたん?…聞こえない…無理に話さず寝なぁ」
綾には分からないみたいだったけど私にはマイの口の動きで分かった。IP強制表示中:210.136.161.1452008-05-28 05:24:00 -
543:
ミク
慶太はどこ?IP強制表示中:210.153.84.412008-05-28 05:24:00 -
544:
ミク
面会時間も終わり、再び眠ったマイに別れを告げ病室を出た。
綾「生きてて良かったね〜良かったぁ〜くるみに連絡しなきゃ!喜ぶよ!」
チーコ「あいつにはうちから伝えとくから!」
うるさいくらいにマイの話をする綾がチーコの言葉で静かになり良かった。IP強制表示中:210.153.84.422008-05-28 05:28:00 -
545:
ミク
チーコ「どっか行く?」
ミク「ホストクラブとかどう?」
綾「…あんたらさぁ、マイのことがあったのによくそんな所行けるな…うちは帰る!」
綾は怒って帰ってしまった。IP強制表示中:210.136.161.452008-05-28 05:31:00 -
546:
名無しさん
登場人物の紹介をまとめてしてほしい??
読んでて誰が誰か分からんなってきた??
くるみチャンと西尾っチは完璧やで??IP強制表示中:210.153.84.362008-05-28 13:30:00 -
547:
名無しさん
あたしも分からんくなってきた?登場人物の紹介まとめてほし〜?
IP強制表示中:210.153.84.422008-05-28 16:06:00 -
548:
くるみ
>>568サン?
一応書いてみたけど…分かりづらかったら言うてな('◇')ゞ?IP強制表示中:210.136.161.1472008-05-28 16:24:00 -
549:
ミク
適当に選んだホストクラブに入る。
一人のホストをずっと見つめていた。そのホストはどの席でも客といちゃつき、それを見ていた怒った客を宥めてはまたいちゃつき…を繰り返していた。IP強制表示中:210.136.161.542008-05-28 16:36:00 -
550:
名無しさん
568です?ありがとう?分かりやすいデス?これからも読ませてもらいます???
IP強制表示中:210.136.161.1472008-05-28 16:42:00 -
551:
ミク
アホらしい…その言葉がぴったり合う。
ホストには愛はない。上っ面だけ繕った人間関係だけ。金を払った分だけ寂しさを埋めてくれたり、偽りの愛をくれる。しかし、それはとても心地良い。
あのホストに笑いかける客の姿はマイであり、私なのだ。
明日は我が身…
明日は我が身…IP強制表示中:210.153.84.342008-05-28 16:57:00 -
552:
くるみ
>>572サン?
良かったぁ?( ´∀`)ありがとう?よろしくね?IP強制表示中:210.153.84.1362008-05-28 16:59:00 -
553:
ミク
最後の賭けをして、騙された、捨てられたと分かってはいても慶太を探し包帯でぐるぐるに覆われた病室のマイ…
いつかは私もあぁなるのかもしれない。なりたくない、みっともない。
だけど私には何があるのだろう…金持ちのエロ親父に足を開け、甘い叫びを放つだけで大金が入る私に何があるのだろう…私の口座が何をしてくれるというのだろう…いや店以外で口座に何かを求めるのはお門違いなんだ…
明日は我が身…IP強制表示中:210.153.84.402008-05-28 17:14:00 -
554:
ミク
ホスト「今日はどうしてこの店に入ろうとしたんですか?」
チーコ「知ってる人がいないから」
冷たく言ったチーコの言葉にホストは苦笑いをする。
面倒くさいだろうな。チーコの態度から見ても次来てくれはしないだろうし…IP強制表示中:210.136.161.452008-05-28 17:23:00 -
555:
名無しさん
あげ
IP強制表示中:219.108.157.572008-05-28 17:26:00 -
556:
ミク
ホスト「何飲みます?」
チーコ「騒ぎたいから…シャンパン何本か持ってきて…」
ホスト「ありがとうございます!」
苦笑いだったホストは満面の笑みに変わった。金さえ落とせば、どんな客でも良いのだ。IP強制表示中:210.136.161.432008-05-28 17:27:00 -
557:
ミク
コールが続き、ホストだけではなく空きっ腹に大量の酒を入れた私たちも酔いが回る。どれだけ酔っても控え選手のドンペリはずらずらと出番を待っていた。
ホスト「まだあるし!もう飲めんって〜」
ふと冷静に周りを見ると客たちは静まり返り、自分の口座を心配そうに見たり、私たちを軽蔑するかのような目で見たり、睨んだりしていた。IP強制表示中:210.136.161.1392008-05-28 17:38:00 -
558:
ミク
チーコ「…飲めん?酒が飲めんならお前に何が出来るん?」
ホスト「いや…」
先輩ホスト「いやいや全然飲めますよ〜まだまだ足らないくらいです!」
チーコ「じゃあ、あと十本追加で!」
こいつ鬼だ…( ̄□ ̄;)!!私だけじゃない、そこに居た全ての人間が思ったはずだ…IP強制表示中:210.153.84.1372008-05-28 17:50:00 -
559:
ミク
ホスト「チーコサンって何してる人なん?」
仲良くなったホストが耳打ちで聞いてきた。
キャバでこれだけの金を作れるはずがないから何かをしていることは間違いない…だけど怖くて聞けなかった。昔からチーコはどこか親密にはなれない危なさや怖さがあり一線も二線も引いていた、知り合って長いのに2人で遊ぶのは初めて。昔はそんなチーコと仲良くするくるみを心配すらした。
チーコは何者?今度くるみに聞いてみよう(゚Д゚)IP強制表示中:210.153.84.1312008-05-28 17:58:00 -
560:
ミク
30分後、後輩を庇った優しい先輩ホストはボトルを抱いたまま夢の中にいた。
チーコ「偉そうに大口叩いて、このザマか!」
鬼再来…((((゜д゜;))))IP強制表示中:210.136.161.442008-05-28 18:05:00 -
561:
ミク
鬼は移るのかもしれない。
酔い潰れた先輩ホストを介抱している優しい客も、客のクセに彼女面してうざいとすら思えた。
その女がチーコの前まで来て腕を組み、見下ろし睨んできた。
チーコが居る所には必ず争いが起きる…だから嫌なんだよ〜(つд`)IP強制表示中:210.153.84.1342008-05-28 18:11:00 -
562:
ミク
女「ちょっと、いい加減にしいや!あんた遊び方を全然知らへんな!」
チーコ「ごめんね。友達がホストに騙されて自殺未遂したから…ちょっと意地悪したくなってん…ホストなら誰でも良かったんやけど意地悪が過ぎたな…帰るわ!チェックして…」IP強制表示中:210.153.84.352008-05-28 18:17:00 -
563:
ミク
チーコ「あんたも気つけて…」
女の肩をポンと叩き、争いは起こさず静かに爆弾を置いてチーコは歩き去った。
チーコは鬼だ…
優しい優しい鬼だ…IP強制表示中:210.136.161.492008-05-28 18:19:00 -
564:
ミク
チーコ「あぁ〜ちょっとやり過ぎたかな。まぁいっか!この後どうする?うちはタカの所飲みに行くけど…ミクもどう?」
鬼の姿はなく、いつもの頼れるお姉サンに戻っていた。
くるみの友達はみんな兄貴と呼び、タカという名前で呼ぶのはチーコだけなのでピンとこなかった。昔からチーコと兄貴は怪しい?IP強制表示中:210.136.161.1502008-05-28 18:52:00 -
565:
ミク
ミク「私、邪魔やないですか?」
チーコ「タカと会うの久しぶりやから…居てくれると助かる!」
いつもツンとすました顔の美人のチーコが初めて見せる恥ずかしそうに顔をしわつかせた笑顔だった。IP強制表示中:210.153.84.362008-05-28 19:12:00 -
566:
ミク
兄貴「いらっしゃ…またえらいメンツやな!」
チーコ「連絡は?」
兄貴「ない…ホンマあいつ何してんねや…」
チーコ「そーゆう年頃なんやて」
兄貴「許されるのは10代までや!ホンマあいつガキやわ…」IP強制表示中:210.153.84.1342008-05-28 19:15:00 -
567:
ミク
久しぶりとは思えない程、2人は自然に会話をしていた。
すっかりお姉言葉が定着していた兄貴が普通の話し方に戻っていた。
チーコ「お母さんのこと思い出して辛いんじゃないかな…」
兄貴「あいつはオカンのこと嫌いや言う割に引きずり過ぎやねん…」IP強制表示中:210.153.84.1332008-05-28 19:25:00 -
568:
ミク
チーコ「美沙も必死でお母さんのしがらみから逃れたいんやて…」
美沙…
すっかり忘れていた名前…
くるみが捨てた本当の名前…IP強制表示中:210.136.161.542008-05-28 19:31:00 -
569:
ミク
くるみと出会ったのは中学に入学してまもない頃。
不良に憧れた私が中学定番の新入生呼び出しで呼ばれた日だった。
新入生の中で私が一番初めに呼ばれたから私が一番イケてる♪とか思ってバカみたいに茶髪の髪と短いスカートをヒラヒラさせて意気揚々と指定の場所へ向かった。IP強制表示中:210.136.161.1432008-05-28 19:38:00 -
570:
ミク
私1人に対し金髪の先輩がずらりと並ぶ…卑怯すぎる((((゜д゜;))))
学年別でリボンの色が違うから三年生がほとんどで二年生が少しだと分かった。
何も出来ず、あっという間に私はボッコボコにされた(つд`)IP強制表示中:210.153.84.442008-05-28 20:38:00 -
571:
ミク
地面にうずくまっていると1人の女が近付いてきた。
ここに来た時から気になっていた…私を殴った先輩たちとは打って変わって後ろで笑い話をしていた2人の内の1人…
私と同じリボンなので1年生…IP強制表示中:210.136.161.1472008-05-28 20:48:00 -
572:
ミク
彼女に支えられ立ち上がった。
「自分大丈夫?ボッコボコやで!」
人がヒドい目に合っていても笑ってしまうという性格の悪さは当時から変わらない…くるみだった。IP強制表示中:210.136.161.1392008-05-28 23:53:00 -
573:
ミク
「バカキョンやり過ぎやろ!あんな大勢で寄ってたかって…あいつやること全てがダサいねん…」
もう1人の女が話してきた。緑のリボンを付けているから二年生だ。私を袋叩きにしたリーダーで三年生のキョウコサンを深キョンとかけてバカにしていたのがチーコだった。IP強制表示中:210.153.84.1342008-05-29 00:01:00 -
574:
ミク
チーコ「自分で歩けるよな?」
ミク「はい…」
チーコ「ほな行こか…」
腰まで伸びた金髪のチーコを断ると何されるか分からないから付いて行くしかなかった。
同じ学年だしワックスでフワフワと立てているが一応黒髪なくるみは安心だろうと、くるみの影に隠れながら歩いた。IP強制表示中:210.153.84.442008-05-29 00:08:00 -
575:
ミク
ミク「どこ行くん?」
先を歩くチーコには聞こえないように小さな声でくるみに尋ねた。
くるみ「あんたをやった奴をやりに行くねん!」
ミク「三年生を?」
くるみ「うん!」IP強制表示中:210.136.161.1492008-05-29 00:12:00 -
576:
ミク
下級生が上級生をやるだなんて…恐ろしい…関わりたくない((((゜д゜;))))
むしろボッコボコにされる前に助けてくれよ…(つд`)
と思ったが勿論怖くて聞かない。IP強制表示中:210.136.161.492008-05-29 00:14:00 -
577:
ミク
先輩たちがいつもたまっている場所について。
チーコ「お〜い!バカキョ〜ン!」
鬼…((((゜д゜;))))
チーコの言葉に爆笑するくるみ。
鬼( ̄□ ̄;)!!IP強制表示中:210.153.84.442008-05-29 00:17:00 -
578:
ミク
キョウコサンがキレてこちらに来る前にチーコが跳び蹴りした。見事にキョウコサンの顔面にヒット( ̄□ ̄;)!!
くるみ「あははは!なぁ今のストツーみたいやなかった?」
キョウコサンは蹴られて軽く飛んだのに相変わらず爆笑しているくるみに引いた。IP強制表示中:210.136.161.1462008-05-29 00:20:00 -
579:
ミク
喧嘩が始まったがチーコは恐ろしく強かった。
くるみ「チーコの動きダルシムみたい…ヨガファイヤーしろって!あははは…」
「何笑とんねん!」
爆笑を続けるくるみもさすがに敵がやってきた。しかも相手は三年生((((゜д゜;))))
ずっと笑ってるけど…こいつ強くなさそう…とくるみが心配になった。IP強制表示中:210.153.84.342008-05-29 00:26:00 -
580:
ミク
早速三年生からまともに蹴りを食らったくるみ…ゆらりと立ち直ったくるみは「ヘムヘムヘム!」と笑いながら三年生に頭突きをした( ̄□ ̄;)!!
ヘムヘムって忍たま乱太郎のヘムヘム?授業終わりの合図に鐘に頭突きするヘムヘム?しょーもな( ̄□ ̄;)!!てかキモイ( ̄□ ̄;)!!IP強制表示中:210.153.84.1292008-05-29 00:31:00 -
581:
ミク
このアニメヲタクは三年生や他の奴を倒し、相手が喧嘩することを辞めても殴ることを辞めなかった…あんたの方がやりすぎ((((゜д゜;))))
「お前ら熱いなぁ!でもそこらへんで辞めとけよ!」
颯爽と現れたのは三年生で学校で一番悪く、男前で人気のタカサン。IP強制表示中:210.136.161.1482008-05-29 00:41:00 -
582:
ミク
くるみ「おぉ兄貴!何か食べに連れてって?」
密かに憧れていたタカサンがこいつの兄と知り、片思いは静かに終わりを告げた。IP強制表示中:210.153.84.1312008-05-29 00:43:00 -
583:
ミク
それから私たちは一緒に行動するようになった。いつも午前の授業はくるみとチーコは保健室のベッドで寝て過ごす。保健室の先生も仲良かったし慣れてしまっている様子だった。
その日は珍しくくるみの担任の先生が起こしにやってきた。IP強制表示中:210.153.84.1312008-05-29 00:48:00 -
584:
ミク
担任「ほら起きて!授業行くよ!美沙!」
私は意味が分からなかった。なぜ先生はくるみを美沙と呼ぶのか…。私は隣で一緒にコーヒーを飲んでいた保健室の先生に聞いた。
先生「ミクチャン、クラス違うから知らんねや!くるみは美沙って名前なんやけど、くるみって名乗るねん…美沙って名前が嫌いみたいでね」
いつも一緒に居たのに嘘をつかれて嫌な気分になった。IP強制表示中:210.136.161.1522008-05-29 00:55:00 -
585:
ミク
ミク「何でホンマの名前隠してたん?」
その日の放課後いつも集まるチーコの家で聞いてみた。
くるみ「それが何かアカンかったん?」
くるみの冷たい顔を見て私はそれ以上詰めなかった。
くるみが居なくなってからチーコが少しだけ話してくれた。IP強制表示中:210.153.84.342008-05-29 00:59:00 -
586:
ミク
兄貴「マイの様子は?」
チーコ「目は覚めたけどな…慶太来ると思ってたからショックやったみたいやわ…」
ミク「マイはホンマに死ぬ気やったんかな…」
チーコ「私は慶太を呼び戻す為に見えてしまったな…」IP強制表示中:210.136.161.472008-05-29 01:14:00 -
587:
ミク
兄貴「まぁマイと話し合うのは落ち着いた後や…まずはアホな妹やな…」しばらく飲んでチーコと別れた。
それから私は仕事をしばらく休んだ。マイには何となく会いたくなくて会いには行かなかった。
くるみは兄貴の家に居るとチーコから連絡が来たのでしばらくしてから三人で会おうと思っていた。IP強制表示中:210.153.84.412008-05-29 01:21:00 -
588:
ミク
綾に病院に呼び出され、久しぶりに見たマイは「私なんて死ねばいいねん!死なせて!殺して!」と叫び、暴れていた。
しばらくして安定剤が効き始めたのか静かに眠った。
綾「うちがくるみ呼んでん…マイはくるみに会いたがってたし、くるみには話し出したがら良かったのに…くるみが死ねばいいって言って…」IP強制表示中:210.136.161.1522008-05-29 01:26:00 -
589:
ミク
チーコ「綾にマイの看病が任せてもて疲れさせたな…帰って休み。私が明日マイと話すから。」
綾が先に帰り、またチーコと2人になった。
チーコ「マイの男の店分かる?」
ミク「なんとなく聞いたことはある…」IP強制表示中:210.153.84.342008-05-29 01:31:00 -
590:
ミク
うろ覚えの記憶と人に聞いてなんとか店を見つけた。
マコト「くるみと連絡取れへんねん!くるみ何か怒ってたし…くるみのこと知らん?」
チーコ「うちらもあんたと同じ状況!てか慶太に連絡してみた?」
マコト「何回も電話してて…やっと出たんやけど…」IP強制表示中:210.153.84.1302008-05-29 01:36:00 -
591:
ミク
マコトは言いづらそうにチーコの顔を見ながら話した。
マコト「マイチャンのこと言うたら『迷惑かけたな。でも、俺には関係ないからお前も何もせんでええよ。所詮客なんやから』って…」IP強制表示中:210.153.84.372008-05-29 01:39:00 -
592:
ミク
好きと言ってマイを彼女にし、忙しいと言って店以外会わず、店で大金を使わせ、客に飛ばれたやら借金があると嘘をつき金をもらったのに…俺には関係ない。
この男にイラつきながらも、こんな最低男に魅力を感じたマイにもイラついた。IP強制表示中:210.153.84.382008-05-29 01:43:00 -
593:
名無しさん
自殺は自己満ってわかるわ〜
IP強制表示中:210.136.161.442008-05-29 02:02:00 -
595:
くるみ
>>616サン?
読んで感想レスまでくれてありがと?
>>617サン?
タカ(兄貴)の家で引きこもってましたぁ?IP強制表示中:210.153.84.412008-05-29 15:14:00 -
596:
ミク
ホストという者は本当に怖い…
いや、そうじゃない。
私だってパパの前では愛想を振り撒くがパパが見てない所では舌を出してあっかんべーしてエロ親父と罵り、バカにしている。パパの身に何が起きようが知ったこっちゃない。パパ=客であり、客=金なんだ。IP強制表示中:210.136.161.472008-05-29 15:24:00 -
597:
ミク
私はパパのように金でしか女を抱けない賞味期限の切れた人間とは違い、まだまだ若いし、チヤホヤされて当然だからホストに騙されない、彼に私は愛される、ホストと真剣な恋が出来ると信じていた。
しかしそれはただの勘違いだ。
客から彼女になる人は確かに居る。しかし彼女と信じている人のほとんどは勘違いをしている。
客である私達は図々しくホストに求めすぎなんだ。IP強制表示中:210.136.161.1512008-05-29 15:31:00 -
598:
ミク
チーコの携帯が鳴り、チーコは電話をしに店を出た。
マコト「俺ら戻れるんかな…」
マコトは本当にバカだ。店でもくるみが彼女だと公言していた。
そんなバカさが可愛くて羨ましい。
くるみに愛されていたら良かったのにと同情までした。IP強制表示中:210.153.84.382008-05-29 15:41:00 -
599:
ミク
そんなマコトは意外に人気がある。
彼女が居ると公言することにより好意を持っていた客は離れていったが、他の客には安心感や信頼与え、人間としての繋がりを築いていった。
本カノが居ても居るように見せず私達色カノを綺麗に騙してほしいとさえも願うのだから私達は本当に勝手だ。IP強制表示中:210.136.161.442008-05-29 15:46:00 -
600:
ミク
チーコが電話から戻ると「悪い!帰るわ!」と足早に帰って行った。
私も店を出てフラフラとミナミを歩く。
何やってるんだろう…
無性に自分が嫌いになる。IP強制表示中:210.153.84.1362008-05-29 15:49:00 -
601:
ミク
携帯の電話帳を見ていく…1度会って交換した名前も分からないような男も入っていてメモリーはもういっぱい。なのに誰に連絡したらいいのか分からない。
西尾ッチの店のNo.1の涼からメールが来ていた。
マイのことがあってから連絡してない…好きだったはずなのに嬉しくない…IP強制表示中:210.153.84.1372008-05-30 00:50:00 -
602:
ミク
涼のメール
何で無視やねん!何かあったんか?明日来れる?心配やから連絡くれIP強制表示中:210.153.84.1362008-05-30 00:53:00 -
603:
ミク
明日?明日は何の日だ?まず今日は何日だ?
携帯のスケジュールを見ると明日は締め日だった。
心配って私やなくて私が店に来るかどうかが心配やねんな…
最近周りの子が頑張って来てるみたいやし地位が大切なんやな…IP強制表示中:210.136.161.502008-05-30 00:56:00 -
604:
ミク
私は電話をかけた。
相手はいつでも連絡していいパパ。
自分が最低でバカで汚い女だと分かっている。
自分で自分が止められない。
自爆してゆく…IP強制表示中:210.136.161.1522008-05-30 01:07:00 -
605:
ミク
このパパは最近気前が良い…
賽銭箱に十円を入れるようにポンとテーブルに札束を置いた。
テーブルに置かれた札束が私の値段…
私はこれだけの値が付く女なのだと実感し、安心して眠ることが出来た。IP強制表示中:210.153.84.1362008-05-30 01:19:00 -
606:
ミク
目が覚めるとパパは帰っていた。
広い部屋に1人でいるのは何故か不安で早めにホテルを出てマイの元へ向かった。
マイは手足が紐でベッドに結びつけられて眠っていた。IP強制表示中:210.153.84.1352008-05-30 01:23:00 -
607:
ミク
物音で目覚めたマイは昨日とは違って落ち着いていた。
ミク「おはよう」
マイは私の顔も見ず、言葉も無視し、窓を見ていた。
「ミク来てたんや!」
綾がやってきた。IP強制表示中:210.153.84.1322008-05-30 01:26:00 -
608:
ミク
沈黙の時間がゆったりと流れる。
チーコ「よぉ〜みんなお揃いで!なんやマイ可哀相やな!外したろ!」
綾「お医者さんの指示があるまではダメ!」
チーコ「うるさい!医者に何が分かるねん?」
チーコは勝手に手足の紐を外した。IP強制表示中:210.153.84.332008-05-30 01:29:00 -
609:
ミク
チーコ「マイ話しよか〜くるみの話をしたいねん」
マイは急に布団を被ってしまった。チーコは無理矢理布団をめくり上げるとマイは暴れ出しチーコを殴り始めた。チーコはマイの手を抑えていたがマイの爪がチーコの手に食い込み血が滲み出ていた。
チーコ「甘ったれてんちゃうぞ!」
チーコが怒鳴るとマイはピタリと手を下に下ろした。IP強制表示中:210.153.84.392008-05-30 01:38:00 -
610:
ミク
チーコ「マイは地元ちゃうから知らんよな…くるみのホンマの名前…」
チーコがくるみの過去を話すと分かり、私も聞くのが嫌になりそうだった。
チーコ「あいつ美沙って言うねん。うちもミクもくるみとしか呼んだことないくらいやねん。あいつは過去を一切話さへんやろ?うちにもやねん。うちもくるみの兄貴から聞いた話やからな…」IP強制表示中:210.153.84.1292008-05-30 01:42:00 -
611:
ミク
チーコ「母親死んでからくるみが兄貴に言った言葉は「あいつ誤って死んでもたみたいやな…あの世でせいぜいまだ生きたい!って叫んだらええねん」やったらしい…母親は毎回男に捨てられてて捨てられる度に自殺未遂してたらしいわ。自殺未遂しても男は戻ってこんくて、その度くるみに八つ当たり…母親死んでからくるみは変わった。昔から恋愛なんてものには魅力も感じてない子やったけど、男を利用するようになった。母親みたいになりたくないってゆう思いが強くて正反対になりたいんやろ…でも強く思うから余計に母親から逃れられへんねやろな…マイがこんなことしてから、くるみは兄貴に「マイはオカンと違うよな?オカンみたいに周りの人間のことも考えられへんような奴とちゃうよな?」って言うたらしい…それが慶太!慶太!言われたからショックやったんやろう…あいつホンマにガキやしバカやねん。マイがツライ気持ちも分かってあげられへんバカやねん…」
IP強制表示中:210.136.161.482008-05-30 02:11:00 -
612:
ミク
チーコは泣いていた。
いつも傍に居て、仲良しだったくるみの事を全く知らなかった。
いや、怖くて知りたくなくて、ずっと避けてた。
くるみが可哀相だなんて思わない、あいつはただの大バカ野郎だ。IP強制表示中:210.153.84.392008-05-30 02:14:00 -
613:
ミク
マイはゆっくりとお茶を飲み、静かに布団を被った。
押し殺す声が漏れてマイが泣いているのは分かった。
私たちは病室を出て帰ることにした。
マイは大丈夫だと信じた。IP強制表示中:210.136.161.502008-05-30 02:18:00 -
614:
ミク
日は沈み、夜が来た。
真っ黒な空、汚い街が私にはよく似合っている。
仕事着のお気に入りの黒のドレスを着て私は向かった。
ホストクラブだ。IP強制表示中:210.153.84.382008-05-30 02:22:00 -
615:
ミク
涼は音信不通だったことを少しだけ責めたがすぐに機嫌は直った。締め日にちゃんと来たのだから当然だ。
涼は席を行き来し、私の横にゆっくりする暇もなかった。
西尾ッチは既にボトルごと飲みまくっていた。IP強制表示中:210.136.161.1402008-05-30 02:28:00 -
616:
名無しさん
?
IP強制表示中:222.7.56.2192008-05-30 11:10:00 -
617:
名無しさん
妄想凄いな?
おもろい?IP強制表示中:210.153.84.372008-05-30 17:43:00 -
618:
名無しさん
叩かれてから話の趣向かなり変わったな?
おもろい??IP強制表示中:210.153.84.432008-05-30 18:08:00 -
619:
名無しさん
おもろい??
テカ西尾ッチ全然いい人やぁん??IP強制表示中:210.136.161.482008-05-31 23:09:00 -
620:
名無しさん
自演乙
IP強制表示中:210.153.84.1732008-06-01 00:05:00 -
621:
名無しさん
↑もぅえーて‥
文句あるなら読まんといてくれ?
IP強制表示中:210.136.161.522008-06-01 18:01:00 -
622:
名無しさん
応援や感想以外、余計なイヤな事とか言わんといて〜
あたしは楽しみにしてるねん
書いてくれへんよーなって残念な思いする人がいてる事忘れやんといてなIP強制表示中:210.136.161.1492008-06-02 10:35:00 -
623:
名無しさん
はいはい自演乙
IP強制表示中:210.153.84.1612008-06-02 11:12:00 -
624:
名無しさん
はい↑アンタが乙
IP強制表示中:210.136.161.432008-06-02 11:40:00 -
625:
名無しさん
普通におもんない
IP強制表示中:118.12.233.10682008-06-02 12:30:00 -
626:
くるみ
またモメてるなぁ…
更新遅くなってごめん?今日時間あったら書きます?IP強制表示中:210.153.84.342008-06-02 14:21:00 -
627:
綾
ずっと読んでます☆おもしろいよ!!がんばってください(・ω・)/
IP強制表示中:59.135.38.2082008-06-02 14:52:00 -
628:
名無しさん
書かなくて良いよ、自演もうざいし
IP強制表示中:210.153.84.1732008-06-02 15:30:00 -
629:
名無しさん
あたしはすっごい楽しみにしてる
IP強制表示中:210.153.84.1662008-06-02 16:10:00 -
630:
名無しさん
完結してほしいです?
IP強制表示中:219.108.157.572008-06-02 16:48:00 -
631:
名無しさん
つぶしすんな?
楽しみやねんから???せっかくクライマックスばりやのにIP強制表示中:210.153.84.1372008-06-02 16:57:00 -
632:
名無しさん
おもんない
IP強制表示中:210.153.84.2372008-06-02 18:46:00 -
633:
名無しさん
おもんなかったらいちいちのぞかんでいいやん?
あたしは楽しみにしてる?IP強制表示中:210.136.161.1402008-06-02 21:37:00 -
634:
名無しさん
ほんまくだらん妄想やな。不細工ほど妄想激しい
IP強制表示中:210.153.84.1612008-06-03 00:51:00 -
635:
名無しさん
妄想でも何でもいいわ?
おもろいから続き読みたい?IP強制表示中:210.153.84.1302008-06-03 03:47:00 -
636:
名無しさん
書かなくていいとか言うなよ?
主サン頑張って書いてはるんやから?アンタの一言かなり気分悪いよ?でも、又こんなんゆーたら自演とかゆーてくる人おるかもやけど主サン気にしなやぁ?IP強制表示中:210.136.161.1472008-06-03 03:57:00 -
637:
名無しさん
↑自演やろ!?自演て言ってほしそーやから言ったった
IP強制表示中:210.136.161.472008-06-03 07:32:00 -
639:
名無しさん
面白くなかったら読まなくていい
IP強制表示中:59.135.38.2012008-06-04 00:03:00 -
640:
名無しさん
自演乙
読まれたくないならチラシの裏にでも書いとけIP強制表示中:210.153.84.2282008-06-04 00:39:00 -
641:
名無しさん
自演自演言うの好っきやな〜?飽きひんの?
うちはオモロイから続き読みたいし見るけど、ほんまオモンないとか言うてる人は見んかったらイライラせんで済むし何で見るん?IP強制表示中:210.153.84.442008-06-04 03:44:00 -
642:
名無しさん
ほんま667サンの言う通り?
何で読むん?気に入らんのやったら見る必要ナイやん?
何で読むんやろね?
文句言いたいだけなんかな?
あたしはこの小説大好きやから続き待ってるね?くるみちゃん?IP強制表示中:210.153.84.372008-06-04 03:50:00 -
643:
名無しさん
自演うざ
IP強制表示中:210.153.84.1612008-06-04 10:43:00 -
644:
名無しさん
↑だから‥
そんな言うなら見るな。
IP強制表示中:210.136.161.462008-06-04 12:47:00 -
645:
名無しさん
自演乙
IP強制表示中:210.153.84.2262008-06-04 18:24:00 -
646:
名無しさん
何言っても自演や言われるんやし勝手にそう思わしといたらいいやん?
そんな事より続き気になるわ?IP強制表示中:210.136.161.452008-06-05 01:57:00 -
647:
くるみ
なんや言われてるけど気にせず続けるで〜( ´∀`)
IP強制表示中:210.153.84.442008-06-05 04:22:00 -
648:
ミク
西尾ッチはバイトながら売上を上げている。
西尾ッチのことは前から知っているが、くるみと知り合い、ホストになってだいぶ変わった。
果たして大学を卒業し就職出来るのだろうか。
西尾ッチを観察し心配出来るほど私は放置されていた…とんだ扱いだ(´_ゝ`)IP強制表示中:210.153.84.362008-06-05 04:32:00 -
649:
ミク
しばらくして涼が何食わぬ顔でやってきた。
涼「ミク今日はいくらまで行ける?」
放置の後に限度額の確認…呆れてしまう。
涼にではなく、今までの自分に。
バカと分かっていても、それでも涼を失うと何も無くなる自分が怖くて逃げ出せない。IP強制表示中:210.153.84.1332008-06-05 04:36:00 -
650:
ミク
騒がしい店内で次々と空の酒瓶が増えていく。
涼の客は私を凄い目で睨んでくる。
私はチーコのようにはなれず、目線を避け、騒いだ。
「あら、ミクチャン?」IP強制表示中:210.153.84.1342008-06-05 04:48:00 -
651:
ミク
見上げると、くるみが立っていた。
くるみ「一緒いい?」
久しぶりに会ったのに変わらない態度で接するくるみより、ロングだった髪を短く切っていることに驚いた。IP強制表示中:210.153.84.402008-06-05 04:50:00 -
652:
ミク
くるみ「イメチェンしてん!どう?」
ミク「似合ってるよ!」
何を話せばいいのか分からず、知ってしまった過去にも触れられず、くるみに合わせて変わらない態度で盛り上がることにした。IP強制表示中:210.153.84.412008-06-05 04:55:00 -
653:
名無しさん
ださ
IP強制表示中:210.153.84.1722008-06-05 10:29:00 -
654:
名無しさん
朝からちまちま読んで今追い付きました(・ω・)?
批判多いけど私は完結楽しみにしてるから頑張って下さい??IP強制表示中:219.108.157.282008-06-06 02:17:00 -
655:
ミク
くるみと普通に接する西尾ッチを見て、くるみがトイレに席を外した時に私は西尾ッチに尋ねた。
ミク「くるみと話した?」
西尾ッチ「ぁあ…昨日はうちに帰って来たわ。帰って来るなり、いきなり自分で髪切り出すからビックリしたわ…」
ミク「自分で?」
西尾ッチ「おん、さすがにイカレた〜思ったわ」IP強制表示中:210.136.161.1472008-06-06 02:59:00 -
656:
ミク
笑いながら話す西尾ッチを見て安心した。
昨日のチーコの慌てようからいって兄貴の家に帰らなかったくるみを心配しているだろうからチーコにメールをしておいた。
トイレから戻る途中くるみはユウと話をしていた。
くるみって客から嫌われてなかったっけ(°∇°;)?IP強制表示中:210.153.84.1342008-06-06 03:03:00 -
657:
ミク
西尾ッチ「いつの間にか、あいつら仲良くなってんねん…まぁお陰で仕事やりやすいわ!」
ミク「大学どうすんの?」
西尾ッチ「俺まずNo.1なって、いつかは店持ちたいねん!」
ミク「はぁ…」IP強制表示中:210.153.84.1332008-06-06 03:06:00 -
658:
ミク
何人のホストから何度この夢を聞いただろうか。耳にタコできました(´_ゝ`)
ミク「くるみはなんて?」
西尾ッチ「まだ言ってない…」
涼「お前、聖夜と話しすぎやって!」IP強制表示中:210.136.161.1472008-06-06 03:09:00 -
659:
ミク
涼に無理矢理引き離され、涼はいちゃつきモードに突入した。
涼「今日頑張ってくれたから、終わったらギュウしたるな…」
ついに涼は遠回しに枕を誘ってきた。IP強制表示中:210.153.84.1342008-06-06 03:12:00 -
660:
ミク
私の中で枕を誘ってきたらゲームオーバーなのだ。
しかし、私はこくりと頷いた。
…前に私が好きな男とヤったのはいつだったか分からなくなるほど、遠い昔になっていたからだ。IP強制表示中:210.136.161.1502008-06-06 03:14:00 -
661:
ミク
閉店になり、早めに店を出た。
くるみ「はぁ〜眠。ミク迷惑かけてごめんな。落ち着いたらマイに謝りに行く。ホンマごめん。」
素直に謝り、前に進もうとするくるみは何故か可愛い。私とは正反対だ。IP強制表示中:210.153.84.382008-06-06 03:19:00 -
662:
ミク
くるみと別れ、私は喫茶店で涼の連絡を待った。
私は変われない。現実や問題を見ないようにして逃げて、先送りにしている。
七転び八起き。
私は倒れてしまったら再び起きることはないだろう。だから倒れないように自分をごまかし続ける。いやホントはもう倒れた状態でうごめいているのかもしれない。IP強制表示中:210.136.161.512008-06-06 03:24:00 -
663:
ミク
喫茶店で眠りについてしまっていた頃に涼はやってきた。
デートもないまま流れ作業のようにホテルに流れついて抱かれた。
嘘の甘い言葉の中、私は見返りのないセックスをした。IP強制表示中:210.153.84.1342008-06-06 03:26:00 -
664:
ミク
終わると涼は冷めた顔でタバコを吸いながらテレビを見て、しばらくして寝た。
いつもは私がする顔をしていた。
愛なんてない。
金の為のセックス。IP強制表示中:210.153.84.1372008-06-06 03:29:00 -
665:
くるみ
久しぶりにくるみです?
IP強制表示中:210.136.161.512008-06-06 03:30:00 -
666:
くるみ
時は戻って、私がマイにヒドい言葉を投げ捨てた後。
私は深い後悔と母への憎しみで頭がおかしくなりそうだった。誰かに傍にいてもらわないと不安でしょうがなかった。
兄貴?…違う。チーコ?…違う。ミク?…違う。マコトには会いたくなくて西尾ッチの家に帰った。IP強制表示中:210.136.161.1462008-06-06 03:34:00 -
667:
くるみ
西尾ッチはまだ眠っていたから、ハサミを取り出し洗面所で紙を切った。
理由なんてない。変わりたい…形から入っただけ(;゜O゜)
西尾ッチ「えらい短くしたね〜俺、長い髪の女が好きやねん…別れよか!」IP強制表示中:210.136.161.502008-06-06 03:37:00 -
668:
くるみ
寝ぼけ眼でパンイチのまま笑う西尾ッチ…
つまらない過去を気にしている自分がアホらしくなった。
くるみ「別れていいよ」
西尾ッチ「ホンマ可愛くない奴やな!こっちおいで!頭洗ったるから」IP強制表示中:210.136.161.442008-06-06 03:40:00 -
669:
くるみ
西尾ッチが髪を洗い、乾かしてくれて初めて美容師の偉大さを実感した。
くるみチャンではなく、ガッタガタなわかめチャンになっていた( ̄□ ̄;)!!
西尾ッチはそんなわかめチャンを優しく抱きしめて訳の分からない私の話を聞いてくれていた。IP強制表示中:210.153.84.352008-06-06 03:44:00 -
670:
くるみ
くるみ「私は西尾ッチを好きなのか分からない。ただ自分を愛してくれて優しい西尾ッチに甘えて、都合のいいように利用してるだけ…」
言ってはいけない事を言ってしまった(つд`)
西尾ッチ「俺もくるみと居たら落ち着いたりするから一緒に居る。それも利用やろ?みんな恋人を利用してるだけや…まぁ好きか分からん言われたから頑張らなアカンな!」IP強制表示中:210.136.161.522008-06-06 03:50:00 -
671:
くるみ
私は美容院へ行き、なんとかわかめチャンを卒業し、久しぶりにネイリストの愛チャンにネイルをしてもらった。
くるみ「愛チャン…理想の恋愛って何?」
愛「恋愛ねぇ…人に何言われようが愛する気持ちを止められず自分を見失って暴走するのも何か憧れるなぁ…」IP強制表示中:210.153.84.442008-06-06 03:55:00 -
672:
くるみ
くるみ「そんなん絶対嫌やわ〜」
愛「恋愛なんて本人が良ければいいの!恋愛なんて自己満やから!他人は口出ししないこと!」
マイの暴走もマイが良ければいいのか…マイが幸せならいいけど、死んでほしくはない。
恋愛ってやっぱり苦手分野だ(-.-;)y-~~~IP強制表示中:210.153.84.1322008-06-06 03:59:00 -
673:
くるみ
締め日ということもあり、いつもより入念にセットする西尾ッチ。
西尾ッチ「すまん!ユウと飯行くわ!」
せっかく味噌汁作ったのに…ガックリしながら西尾ッチを見送った。IP強制表示中:210.153.84.372008-06-06 04:01:00 -
674:
くるみ
本カノってこんな思いを毎日しているのか…いやきっと私より何百倍もガックリしているはず。可哀想だなぁ…本カノサン°・(ノД`)・°・
私はご飯を食べながら化粧をして、出かけることにした。IP強制表示中:210.136.161.522008-06-06 04:05:00 -
675:
くるみ
マコト「えっ…別れたいって…」
私が連絡すると仕事も休みを取り、会いに来た。
くるみ「そういうこと。」
マコト「なんで?」
くるみ「別れたいから別れたいだけ。」IP強制表示中:210.136.161.1502008-06-06 04:07:00 -
676:
くるみ
マコト「そんなん理由になってへんわ!マイのことが原因?そんなんマイが勝手にやっただけやし、慶太サンも勝手やし俺関係ないし!」
くるみ「マイは関係ない。マコトが好きじゃない。だから別れる」
マコト「なんでやねん!俺は俺は…」IP強制表示中:210.136.161.532008-06-06 04:11:00 -
677:
くるみ
マコトは顔を赤くして私を殴り、上に乗っかってきた。無理矢理キスして首もとへとキスをしていった。
鼻息が荒く気持ち悪い…母親の男もこんな感じだった。
「ぐえっ…」IP強制表示中:210.136.161.502008-06-06 04:14:00 -
678:
くるみ
股間を蹴り、顎に一発入れて首を絞めた。
愛チャンがしてくれたピンクのネイルがマコトの首に食い込んでいった。
マコトはますます顔を赤くしていったので力を抜き、放置して車を出た。IP強制表示中:210.153.84.362008-06-06 04:17:00 -
679:
くるみ
マコトはむせかえっていたから大丈夫だと安心し、タクシーで逃げた。
最悪な別れ話は何度も繰り返してきたが、今回はワースト一位だ(;-_-)=3IP強制表示中:210.153.84.372008-06-06 04:19:00 -
680:
くるみ
1人は不安になり西尾ッチの店に行くとミクがいた。
帰り道、ミクは笑っててもどこか暗い顔をしていた。
ミクは今日いくら使ったのだろう…
色んな不安がよぎった…でも怖くて聞けなかった。IP強制表示中:210.153.84.372008-06-06 04:23:00 -
681:
くるみ
家に帰り、しばらくして西尾ッチが帰ってきた。締め日は潰れて店泊するのがいつもの定番だからビックリした。
西尾ッチ「くるみの味噌汁飲まなくちゃいけないでしょーだからねー帰ってきたの。えらい?」
ヨレヨレになりながら味噌汁は飲めず、死んだ(´_ゝ`)IP強制表示中:210.136.161.1392008-06-06 04:26:00 -
682:
くるみ
西尾ッチの携帯が鳴る。
西尾ッチ「メールだー読めないから読んでー」
そんなんでいいのか?西尾ッチ!…って思いながら携帯を開く。
くるみ「あっ未読3通もあるよ?」
西尾ッチ「全部読んでー」IP強制表示中:210.153.84.442008-06-06 04:29:00 -
683:
くるみ
くるみ「まずリナチャン…家着いたよ!だって」
西尾ッチ「それならスルーでよかです」
くるみ「次、ナギサチャン…今日は楽しかったよ。でも今度は店じゃなく2人で会いたい?だって…」
西尾ッチ「めんどくせー店来ないなら意味なーいじゃーん」IP強制表示中:210.136.161.1482008-06-06 04:34:00 -
684:
くるみ
くるみ「古いよ…てか何て返す?」
西尾ッチ「んー学校と仕事で忙しいからなぁ、でもナギサとの時間ちゃんと時間作るから!って送ってーそしたら店来るやろー」
くるみ「次、ユウチャン…好きって言ってくれて嬉しかったよ。いつもワガママ言ってごめんね。不安にならないよう頑張るから!聖夜大好きだよ!だって」IP強制表示中:210.136.161.1512008-06-06 04:39:00 -
685:
くるみ
西尾ッチ「くるみー好きって言ったのは仕事だかんねーごめんねー」
くるみ「うん、気にしてないよ…で何て返す?」
西尾ッチ「あんま迷惑かけんなよ!安心しとけ!って…ねぇーくるみーこんなの嘘だからねー」
めんどくせぇ西尾ッチを眠らせ、シャワーを浴びた。IP強制表示中:210.153.84.1362008-06-06 04:42:00 -
686:
くるみ
目を覚ますと昼過ぎになっていた。
携帯を見るとチーコからメールが来ていた。
チーコ?
ミクから連絡あって男ん所なんだって?話あるから会えない?IP強制表示中:210.153.84.1332008-06-06 04:46:00 -
687:
くるみ
夜は仕事らしく、夕方にチーコと会うことになった。仕事の支度をすませたチーコの姿は待ち合わせたカフェで浮きまくる((((゜д゜;))))
チーコ「髪切ってるし!」
くるみ「つか目立つね〜一発で水だって分かるよ?」
チーコ「目立ったモン勝ちやがな!」IP強制表示中:210.153.84.392008-06-06 04:50:00 -
688:
くるみ
チーコ「かなり前に私、タカから昔話聞いたことあってね。昨日マイ達の前で話したんや…タカも話していいって言ってくれたし、このままだとくるみが勘違いされるし…でも事前にくるみに聞くべきだったから申し訳ない…」
くるみ「それで昨日ミク変やったんや…」
チーコ「いや、マイのことあってからアイツおかしいよ」IP強制表示中:210.136.161.542008-06-06 04:53:00 -
689:
くるみ
くるみ「そっか…」
チーコ「マイもミクも誰が助けてもダメ…自分で気づいて立ち上がらないと…」
くるみ「だね…」
チーコ「てか、あんたさぁ…仕事しなよ!」
くるみ「何を今更…」IP強制表示中:210.153.84.352008-06-06 04:57:00 -
690:
くるみ
チーコ「何でもいいから働きな?じゃなきゃ変わらんで!」
くるみ「うん…探してみる」
チーコ「よし!それと、マコトは切った方がいいと思う…やばなりそう…」
くるみ「既に切ってやばなったわ…」
チーコ「なら良かった。ほな仕事行くわ!」IP強制表示中:210.136.161.1452008-06-06 05:01:00 -
691:
くるみ
仕事ね…私に何が出来るのだろうか(´_ゝ`)
家に帰ると、西尾ッチが夕食を作っていた。
西尾ッチ「おかえり〜今日はカレーだよ?」
くるみ「匂いで分かるわ!なぁ西尾ッチ…チーコに仕事しろ言われてな…私なんの仕事がいいと思う?」IP強制表示中:210.136.161.462008-06-06 05:05:00 -
692:
くるみ
西尾ッチ「ん〜何やろ…想像つかん!あっ電話鳴ってる…やばいオカンや…」
オカンからの電話にあたふたしながら、出ようとしない。
くるみ「何で出んの?」
西尾ッチ「俺…勝手に大学辞めてん」IP強制表示中:210.136.161.1522008-06-06 05:08:00 -
693:
くるみ
くるみ「はぁー?!?」
西尾ッチ「いや…あの…」
ひとまずオカンの電話は無視され、話し合いとなった。IP強制表示中:210.153.84.1312008-06-06 05:11:00 -
694:
くるみ
くるみ「で、辞めてどうすんの?」
西尾ッチ「ホスト一本でやっていって、稼いで、No.1なって、いつか独立したい!」
くるみ「ふ〜ん。ならオカンから逃げずに話し合いや!」
西尾ッチ「明日実家帰るわ…」IP強制表示中:210.153.84.352008-06-06 05:16:00 -
695:
くるみ
翌日の早朝から西尾ッチは実家に帰ったので私はマイに会いに行くことにした。
「消えた?」
病室にマイの姿はなく、消えたらしい。
マイの携帯にかけても繋がらなかった。IP強制表示中:210.153.84.422008-06-06 05:21:00 -
696:
くるみ
私はみんなを呼び出し、事情を話した。
ミク「消えた…」
綾「マイ死ぬ気なんかな…」
チーコ「大丈夫。立ち上がる為に遠く行っただけ。うちらの前やと立ち上がられへんだけや…」
くるみ「信じるしかないな…」IP強制表示中:210.153.84.332008-06-06 05:25:00 -
697:
名無しさん
何でたまに標準語?
IP強制表示中:210.136.161.1452008-06-06 09:52:00 -
698:
名無しさん
いっぱい更新されてて嬉しいよ?
IP強制表示中:210.136.161.472008-06-06 10:02:00 -
699:
くるみ
マイを無理に探すのは辞めた。
チーコと綾とは別れ、ミクと帰りにお茶をした。
くるみ「あのさ…ミクの店って女募集してない?」
ミク「してるけど…何で?」
くるみ「うち働こうと思って!」IP強制表示中:210.153.84.1372008-06-06 17:12:00 -
700:
くるみ
ミク「くるみが!?なんで?しかも夜に…」
くるみ「なんとなく…ミクが居たら心強いし…」
ミク「条件良くしてもらわなアカンし言うてみるわ!」
くるみ「ありがと!」IP強制表示中:210.136.161.1452008-06-06 17:15:00 -
701:
くるみ
昼職ではなく私は別れ結局、夜を選んだ。
綺麗事言っても私には昼職なんて向いてないと思う。
ミクの店にしたのは、ミクと共に行動し、暴走させたくなかったから。やはり友達は失いたくなかった。IP強制表示中:210.153.84.1322008-06-06 17:18:00 -
702:
くるみ
ミクと別れ、家に帰ると夜遅くに西尾ッチが帰ってきた。
くるみ「どうやった?」
西尾ッチ「勘当すわ!俺、死ぬほど頑張る。ほんで親が認めなしゃーないくらい成功したる!」
くるみ「そっかぁ…」IP強制表示中:210.153.84.1352008-06-06 17:20:00 -
703:
くるみ
この時、西尾ッチを説得したら良かったのかもしれない。
西尾ッチを悪魔のような人間に変えたのは誰でもなく私なのだ。IP強制表示中:210.153.84.402008-06-06 17:22:00 -
704:
くるみ
最初は渋っていた西尾ッチも、いつも私が決めたことには逆らわない。夜の仕事も認めてくれた。
夜、何をしているか分からないより仕事をしている方が安心…と受け入れてくれた。
仕事は飲む相手が友達から親父サン達に変わったぐらいの気持ちで何も変わらなかった。
ただ店に入って知ったことはミクは他の子達とは一切話もせず、浮いた存在だということ。IP強制表示中:210.136.161.1492008-06-06 17:28:00 -
705:
くるみ
いつも明るいミクが別人に見えた。
西尾ッチも以前とは打って変わって仕事人間になった。家に帰らない日も多くなっていった。
チーコ「絶対枕してるよ!」
くるみ「私としてないし性欲も貯まるでしょ〜楽だし、いいよ?」IP強制表示中:210.153.84.332008-06-06 17:37:00 -
706:
くるみ
チーコ「ミクの様子は?」
くるみ「ん〜私が入ってだいぶ浮いた感じはマシにはなったけど〜最近酔った時に風俗行こうかなって行ってる」
チーコ「風俗?今の方が稼ぎいいに決まってるやん!なんでわざわざ?」
くるみ「分かんない…私が入って嫌になったんかな」
チーコ「それはない。前くるみが入って良かったって言ってたし…」IP強制表示中:210.136.161.1512008-06-06 17:46:00 -
707:
くるみ
兄貴「ミクってキャバでもほとんどパパが客でしょ?同じ相手ばかりだとしんどいんじゃない?だから風俗…」
チーコ「ミクね…昔から弱いくせに強がってばかりいたしね…」
くるみ「ん〜あっ携帯鳴ってる〜ゴメン」IP強制表示中:210.153.84.402008-06-06 17:50:00 -
708:
くるみ
以前頼まれてアドレスだけ教えたユウからだった。
ユウ?
お久しぶりです。今、店にいるので会えませんか?
ん…最後の確認かな?まぁいいや。西尾ッチの店にはこの2ヵ月行ってないし豹変ぶりを見に行こう(´_ゝ`)IP強制表示中:210.136.161.1392008-06-06 17:53:00 -
709:
くるみ
「暇なの〜私も行く〜!」いつもと違ってだだっこのチーコも付いてきた。
ユウは笑顔で自分の席に来るようにソファーを叩いていた。
周りのホストには若干驚かれたが気にせずユウの席についた。
チーコ「くるみの友達!よろしくね〜」
ユウはチーコが苦手そうで苦笑いをしていた。IP強制表示中:210.153.84.1332008-06-06 17:58:00 -
710:
くるみ
今日はチーコの様子がおかしい…加減せずによく飲むし、甘えてくる(゚Д゚)
チーコ「さぁてパァーっと行きますか!」
チーコのパァーが終わるとホストも私たちも潰れかけていた。
ユウ「チーコサンも風俗ですか?」
ユウチャンのこうゆう所がいけないトコ?IP強制表示中:210.153.84.332008-06-06 18:03:00 -
711:
くるみ
チーコ「あ゙?あんた風俗なの?私は違うよ…する訳ないし…」
ユウ「じゃあどうやって稼いでる」
チーコ「金儲け=体売るって簡単な考えに行く風俗の子には分からないだろうけど金儲けなんていくらでも方法はあるんだよ!」
チーコのこうゆう所がいけないトコ?IP強制表示中:210.153.84.1372008-06-06 18:08:00 -
712:
くるみ
ユウ「何してるんですか?」
チーコ「知らない方がいいこともあるわけ…」
重〜い空気の中、私は飲み続けた。
チーコにも限界が来て私たちは帰ることにした。店の下でチーコは吐きまくる。チーコを介抱しているとユウと西尾ッチが降りてきた。
泣いているユウに西尾ッチは優しくキスをした。IP強制表示中:210.153.84.362008-06-06 18:13:00 -
713:
くるみ
西尾ッチ「くるみ…」
大声で吐くチーコのせいで気づかれてしまった。
くるみ「ラブラブだね〜聖夜ユウチャンを泣かすなよ〜」
ユウは照れながら笑い、西尾ッチは青ざめていた。
チーコを無理矢理タクシーに詰め込み、チーコの家に向かった。IP強制表示中:210.136.161.1432008-06-06 18:16:00 -
714:
くるみ
本カノならここで涙の一つでも流すのかもしれない…だけど私は西尾ッチがユウとキスをしても何とも思わなかった。
ただ西尾ッチは真剣にホスト業に取り組み始めたんだって実感した。
チーコのマンションに着き、チーコは一通り吐き終わると再びビールを持って現れた。IP強制表示中:210.136.161.1492008-06-06 18:19:00 -
715:
くるみ
くるみ「もう寝なって…」
チーコ「こんなこと、くるみに話すべきじゃないって分かってるけど…聞いてほしい…」
くるみ「兄貴のこと?」
チーコは可愛く頷いた。IP強制表示中:210.136.161.1422008-06-06 18:21:00 -
716:
くるみ
チーコの様子から言って重そうな話だ…私も飲むことにした。なんだろう…酔いまくった体にビールはキツイ(;-_-)=3
チーコ「ウチ…ずっとタカが好きやねん」
くるみ「今更そんなこと?早く付き合いや〜」
チーコ「それは無理…」IP強制表示中:210.153.84.432008-06-06 18:30:00 -
717:
くるみ
くるみ「ゲイやから?あいつ偽物!まだ男は未体験らしいよ?」
チーコ「あいつはゲイちゃうよ…私ら付き合ってたことあってん。くるみがまだ中学上がる前のころ…」
くるみ「えっ…何で別れたん?」
チーコ「うちがまだ中1でタカが中2…どうしようもない年で妊娠してん」IP強制表示中:210.153.84.412008-06-06 18:43:00 -
718:
くるみ
チーコ「結婚も出来る年やないし、お互い親とは家族なんて呼べる物やなかったし産むなんて選択はなかった。せやけど私は子供を死なせたくはなくて、後悔ばっかりして耐えきれんくてタカと別れた。でも今でもタカが好きやねん…」
くるみ「なんで今更言おうと思ったん?」
チーコ「昨日知り合いの小学生のお子さんに会って…あの時産んでたら同じくらいやから…」
チーコの性格はキツイし、しばしば付いて行けないくらい暴走をする。だけど根は人情深くて優しい子なんだ。IP強制表示中:210.153.84.1322008-06-06 18:50:00 -
719:
くるみ
くるみ「兄貴と戻りな!」
チーコ「えっ?」
くるみ「あんたは後悔もして反省もしてる。二度と同じ過ちは犯さへんやろ?なら死なせてしまった子もきっとチーコの幸せ願ってるはずやで?」
チーコ「そうかな…そうかな?」
チーコはわんわんと子供みたいに泣いた。中1の頃、誰にも言えず吐き場所のなかった涙がやっと出たんだって思った。IP強制表示中:210.153.84.1332008-06-06 18:55:00 -
720:
くるみ
チーコを寝かせ、兄貴に電話をした。
くるみ「お兄様お話があるの?」
兄貴「きしょ。知らん寝る!」
くるみ「うっさい!面貸せや!ボケ!」
兄貴は思ったよりも早くマンションにやってきた。IP強制表示中:210.153.84.1382008-06-06 18:57:00 -
721:
くるみ
くるみ「チーコから話聞いた…お前男のクセして何しとんねん!女泣かすなや!」
兄貴「俺だって色々考えてんねん!チーコと戻りたいしな…」
くるみ「色々考えた末がホストにゲイか…笑かしよるな…」
兄貴「俺にどうしろって言うねん!」
くるみ「チーコと戻って子供作って育てられる環境作ったれや?簡単ちゃうの?」IP強制表示中:210.153.84.412008-06-06 19:01:00 -
722:
くるみ
兄貴「簡単やな…簡単や…チーコに会ってい?」
くるみ「今寝てるから起きるまで待ち!うちは帰るから…」
兄貴「うん…」
マンションを出て気づいた…どこに帰ればいい(°∇°;)?IP強制表示中:210.153.84.1342008-06-06 19:04:00 -
723:
くるみ
西尾ッチから何度も電話がかかっていたので家に帰ると西尾ッチは寝てしまっていた。
そして久しぶりに登場のあの営業ノートを見つけた。
以前は日記みたいな単調なものだったが今では教科書みたいになっていた。IP強制表示中:210.153.84.1302008-06-06 19:07:00 -
724:
くるみ
来店率や金額によって客のレベルを設定し、客のレベルアップを目指す。だから細客も幅広く扱うようになっていた。
レベルアップの方法は客のタイプによってさまざまあった。
基本的に同じなのは客の交友関係を遮断し、聖夜の存在を濃くする。聖夜を失ったら自分には何もないと勘違いさせる。そしたら離れられない。
それはまるで宗教的で客にとっては聖夜が教祖のような存在に思えた。IP強制表示中:210.153.84.1302008-06-06 19:13:00 -
725:
くるみ
そしてレベル階級の中で一番上の位にただ1人位置しているのはユウだった。
抜けられないサイクル組織に既に入ってしまっていた。
そして手助け…いや、それに足を踏み出させたのは西尾ッチだった。IP強制表示中:210.136.161.502008-06-06 19:21:00 -
726:
くるみ
そして私が一番驚いたことは西尾ッチが枕をしていないことだった。
枕は楽だ。枕に一度頼ると頼り切ってしまう…枕はタイミングを見計らないと意味がない…と兄貴も言っていた。
切り札を出し切った後に枕という最終兵器を出すのだそうだ。
なんか哀れ(´_ゝ`)IP強制表示中:210.136.161.1442008-06-06 19:25:00 -
727:
くるみ
みなさん、簡単にヤるホストに騙されちゃダメですよ!
彼らは技術も頭脳もないかわりに性病だけはやたら持ってますからね┓( ̄∇ ̄;)┏IP強制表示中:210.153.84.1312008-06-06 19:27:00 -
728:
名無しさん
くるみって嫌な女だね
嫌悪感を持ってしまいます。
IP強制表示中:210.153.84.432008-06-06 20:35:00 -
729:
名無しさん
↑読まんといてくれ
IP強制表示中:210.153.84.1292008-06-06 20:39:00 -
730:
名無しさん
毎度毎度自演うざい
IP強制表示中:210.153.84.712008-06-06 23:27:00 -
731:
名無しさん
自演うざいって書いてる奴が一番うざい
ほんま空気よめないなぁ
くるみちゃん、気にせず書いて下さいね??楽しみにしています??IP強制表示中:219.125.148.2042008-06-07 14:21:00 -
732:
名無しさん
くるみちゃん気にせず自演がんばってね
IP強制表示中:210.153.84.662008-06-07 15:09:00 -
734:
くるみ
ノートを置いて、お風呂に入って戻ると西尾ッチが暗い顔をしながらタバコを吸っていた。
くるみ「起こしてもた?」
西尾ッチ「くるみ…」
西尾ッチは目をウルウルさせてヒックヒック言っている。
男のくせにキモイ(´ヘ`;)IP強制表示中:210.136.161.542008-06-07 23:54:00 -
735:
くるみ
くるみ「何?」
泣きすぎて言葉が出ない西尾ッチにイラついて私もタバコ吸った。
西尾ッチ「キスして…ごめん…俺…」
くるみ「理由も何も言わんでええで?ホストってそんな仕事やん?当然やろ?」
西尾ッチは余計ひどくなって泣いた。IP強制表示中:210.153.84.382008-06-07 23:59:00 -
736:
くるみ
西尾ッチ「何で受け入れられるん?俺、売上上げるために客とキスすんの平気に出来てしまうようになったけど客やなかったら、仕事やなかったら出来ひん…それにくるみが他の男とキスすんのは耐えられへん…なぁ責めてや!怒ってや!受け入れられたら不安で仕方ない…」
くるみ「なんやそれ!ずいぶん勝手やな…」
西尾ッチ「自分勝手なんは分かってる。」
くるみ「なんぼ言われても責められへんわ…だって怒ってないし…」
西尾ッチは大泣きしながら私にしがみついてきた。IP強制表示中:210.136.161.1442008-06-08 00:09:00 -
737:
くるみ
西尾ッチは私に膝枕させて泣いていたが、しばらくして落ち着いた。
西尾ッチ「なぁ俺のこと好き?」
くるみ「…好きやで」
西尾ッチ「良かった…」
西尾ッチはすやすやと寝てしまい、私も疲れて寝てしまった。IP強制表示中:210.153.84.1322008-06-08 00:17:00 -
738:
くるみ
目が覚めると夜になっていて膝枕にも家にも西尾ッチの姿はなかった。
携帯を開くと同時に兄貴から電話が鳴る。
兄貴「今すぐ店にきな」
兄貴は私の返事も待たず電話を切った。
今度は何だ?兄貴の声からして怒ってる…最近事件が多くて疲れるわ(´ヘ`;)IP強制表示中:210.153.84.342008-06-08 00:21:00 -
739:
くるみ
店の扉を開くと怒った顔の兄貴とチーコ、凹んだ西尾ッチの姿があった…チクリやがったな( ̄□ ̄;)!!
チーコと西尾ッチの間の席に嫌々座るくるみ…
兄貴「あんたさ…西尾ッチが好きじゃないなら家を出な!関係も切りな!」
チーコ「もうあんたも大人にならなアカンで?」
カップル(笑)に説教された(´_ゝ`)IP強制表示中:210.153.84.1362008-06-08 00:26:00 -
740:
くるみ
くるみ「私は…」
西尾ッチ「ごめん。俺くるみが俺を好きやなくてもいい。今くるみがおらんかったら仕事頑張れへん…俺、マジで仕事やっていきたいから。だからくるみがいいなら今のままおって!」
チーコ「はぁ?」
西尾ッチ「ホンマすいません。でもいいんです!」
納得いかないカップルを置いて私たちは家に帰った。IP強制表示中:210.153.84.1312008-06-08 00:31:00 -
741:
くるみ
西尾ッチは張り切って夕食を作り出し、待っているとチーコからメールが来た。
チーコ?
西尾ッチ、相当ホストの仕事にハマってもたな。IP強制表示中:210.153.84.402008-06-08 00:35:00 -
742:
くるみ
水商売は基本的に足を踏み入れるとなかなか上がれなくなる世界。もちろん金が一番の理由だと思う。一度生活レベルを上げてしまうと元の生活レベルでは満足できなくなる
そして男という生き物は自分の価値、才能、実力を必要以上に求める生き物。ホストという仕事はとても分かりやすく自分の努力が結果として出る。客数、知名度、ナンバー、金となって表される。男の持つ闘争心をうまく燃やさせる仕事。
そして客がホストに依存すると同じようにホストもホストという仕事に依存する。ホスト仲間や店、客といった狭い世界で金を得て十分な生活をしていると周りの広い世界からは遠のき、上がることは困難だ。IP強制表示中:210.136.161.1392008-06-08 00:46:00 -
743:
くるみ
客からはチヤホヤされ、サイトで自分の名前が挙がれば、まるで自分が芸能人のようになったかのような錯覚に陥る。
遠い存在で見下される職業だった水商売が現代ではテレビや雑誌の影響により薄れてきた。ホストをしている自分は恥じるべきことではなく、価値があり、ステータスなんだと錯覚している。
現実は自分の店を持ち、年をとって引退し、経営を続けられる人間はほんの一握りだ。ホストには簡単になれるし、若いと何でも人気は出るもの…それを過剰に自分の才能だと勘違いするホストがとても多い。IP強制表示中:210.136.161.1482008-06-08 00:52:00 -
744:
くるみ
あなたの口座や彼氏はそんな夢を語っていませんか?
彼は一握りの人間になれる才能が本当にありますか?
女は物事を現実的に冷静に見れる力が男よりも備わっていると言われています。
恋愛でウキウキなるのも夢物語を語るのも一旦止めて心を鬼にして彼をトコトン詰めていきましょう。
そして彼の人生設計にあなたが納得できる物ならば、あなたのアドバイスなども含め、彼を応援してあげると良いかもしれません。IP強制表示中:210.153.84.1382008-06-08 01:04:00 -
745:
くるみ
ちなみに私が詰めてから、だらだらしていた彼氏が夢に向かって日々学習する人間に変わりました。
私が西尾ッチを詰めなかったのは愛がないからという理由ではなく、彼のノートに具体的な店の内容、取り入れなければならない知識の勉強、今すべきことを細かく書いていたからです。
彼はホスト業に本気でした。IP強制表示中:210.153.84.352008-06-08 01:27:00 -
746:
くるみ
西尾ッチの特製カレーを食べ、いつものようにテレビを見たり、アホな話をしながら飲んだり、今までと変わらない関係だった。
ただ一つ変わったのは私がいない隙を狙って西尾ッチが私の携帯を盗み見るようになった。
見られて困るような物は何もないから知らないフリをして西尾ッチが勝手に安心するようにさせていた。IP強制表示中:210.153.84.422008-06-08 15:10:00 -
747:
くるみ
客「くるみ〜今月何回来てると思ってんね〜ん!一回くらい同伴かアフターしてや〜店以外で会おうや〜」
くるみ「店以外に何でお前と会わなアカンねん…店で会ってるだけでも嫌々やのに…」
客「ひど〜ホンマくるみは意地悪やな〜」
どMの客はとっても楽だ…彼には普通の接客をしても面白がられない。こんなどMがチェーン店の居酒屋のオーナーなのだから世の中おかしい(゚Д゚)IP強制表示中:210.153.84.1352008-06-08 15:20:00 -
748:
くるみ
客「じゃあホストクラブとかなら行く?」
くるみ「ホストなんて行きたくもないわ!」
客「そうなん?ここの店ホスト通ってる子多いらしいやん!特に…彼女は有名…」
客が指差した方向にはミクが居た。IP強制表示中:210.136.161.542008-06-08 15:27:00 -
749:
くるみ
客「友達なんやろ?いい噂聞かんけど大丈夫なんか?」
くるみ「ガキ相手やったら口出しするのは簡単やけど私もミクも変に大人になってるから色々と…ってあんたに関係ないし…」
客「関係ないよね〜ごめ〜ん!」
前から気になってた。店の女の子達もミクを枕ばかりしているホス狂だと噂し罵っているのを毎日のように耳にする。ミクをかばいたい気持ちもあるが事実だから何も言えない。IP強制表示中:210.136.161.1502008-06-08 15:53:00 -
750:
くるみ
「なぁなぁ〜今から一緒に遊ばへ〜ん?」
同じ店のりんチャンから急に誘いを受けた。りんはいつもミクの前でわざと聞こえるように噂話をするという姑息な嫌がらせをしている。そんなりんもホストに通っている噂があるのだから…なんのこっちゃ(´_ゝ`)
くるみ「なんで?」
りん「ぇ〜くるみチャンと絡んだことなかったし〜仲良くなりたくて〜」
りんのこの語尾を伸ばす喋りがいつもイラつく…IP強制表示中:210.153.84.1322008-06-08 20:48:00 -
751:
くるみ
くるみ「ミクと帰るから…」
ミク「うち用あるから行ってき!」
ミクが目で「行け」と合図をしてきた。さすが付き合い長いだけあるなぁ…(´_ゝ`)
りん「ほら〜ミクチャンも用あるみたいやし〜」
くるみ「分かった…」IP強制表示中:210.153.84.362008-06-08 20:52:00 -
752:
くるみ
りんとりんの仲間2人とくるみで居酒屋…
話題はもっぱら悪口悪口悪口…全く話が合わない((((゜д゜;))))
くるみはポツーンと焼酎を飲んでいた。
りん「なぁ、くるみチャン、ミクチャンと仲良くすんのやめたら〜?昔からの友達ってのは分かるけど〜あの子キャバ嬢としてのプライドとかないや〜ん?風嬢と変わらんようなあの子と同じキャバ嬢として見られんのりん的に許されへ〜ん」
ぁあ…私をミクから離してミクを一人にさせて、いじめて店辞めさせようと…ふ〜ん。…ガキかッ( ̄□ ̄;)!!IP強制表示中:210.153.84.432008-06-08 21:00:00 -
753:
くるみ
りんの長〜いミクの悪口が始まったので携帯を見るとミクからメールが来ていた。
ミク?
りんの無駄口黙らしといて?
くるみ?
事実やからしゃーないわ?IP強制表示中:210.153.84.372008-06-08 21:04:00 -
754:
くるみ
ミク?
せやねん?(笑)だからあんたに頼んでるの?
…頼むなよ( ̄□ ̄;)!!
りん「ねぇ〜聞いてる〜?」
くるみ「聞いてるよ」
りん「くるみチャンもキャバ嬢としてのプライドあるやろ?ミクのせいで品が下がったら許されへんやろ?」IP強制表示中:210.136.161.502008-06-08 21:08:00 -
755:
くるみ
くるみ「プライドプライドって…キャバ嬢って凄いん?プライド持つようなこと?一流のホステスならまだしも…ミナミの、しかもキャバクラで、さらにミクよりもナンバー下の私らはプライドなんか持つようなレベルちゃうやろ?悪口ばっかり言うてるから位追われそうなんちゃうん?私、今月越すつもりでおるから!」
りん「ケンカ売ってんの?」
くるみ「売れって言われたら売んで?携帯鳴ってるから…」
電話に出るとチーコが「西尾ッチの店おるからおいでよ〜?」と浮かれて話して勝手に切った。IP強制表示中:210.136.161.1442008-06-08 21:31:00 -
756:
くるみ
くるみ「友達に呼ばれたんやけど…りんチャンも来る?…ホスト」
りん「なんやくるみチャンもホス狂か…話にならんわ…」
一人で店を出ると後ろから腕を組んでプンプンしたりんも付いて来ていた。可愛いやん…コイツ(´_ゝ`)IP強制表示中:210.136.161.1492008-06-08 21:44:00 -
757:
くるみ
くるみ「他の子は?」
りん「行かんって!」
くるみ「まぁ〜おもろい奴おるから、そんなカリカリすんなって!」
店に着くとヘルプと肩を組みながらバカ笑いするチーコが居た。
あんな女のドコがいいんだ!兄貴°・(ノД`)・°・IP強制表示中:210.153.84.1292008-06-08 21:49:00 -
758:
くるみ
チーコ「来たかくるみ!誰や横の女!」
チーコを見てりんもタジタジだった…気にせずりんを引っ張って席座った。
くるみ「同じ店のりんチャン!これ友達のチーコ!」
チーコ「りん!これ飲んでえーでな?」
そう言ってシャンパンをボトルごと手渡す…鬼((((゜д゜;))))IP強制表示中:210.153.84.1372008-06-08 21:53:00 -
759:
くるみ
りん「あれミクチャン?」
店の端の席で涼とコソコソ話をするミクの姿があった。
チーコ「あぁ…偶然会って誘ったけど一人で飲みたいんやと!今日は私がおるからエースも目立たへんわ!あっはっは〜」IP強制表示中:210.153.84.1292008-06-08 21:58:00 -
760:
くるみ
西尾ッチ「おはよ〜」
チーコ「来たか…私の口座よ…」
えぇぇぇぇ( ̄◇ ̄;)
チーコ「可愛い可愛い弟の為に姉が貢いで何が悪い!なっ?」
西尾ッチ「ねっ?」IP強制表示中:210.136.161.1522008-06-08 22:03:00 -
761:
くるみ
仲良くデュエットする西尾ッチとチーコ。それを笑って見ているりん。私は必死にメールをしていた。
ミク?
何でりんと来てんの?
くるみ?
話の途中にチーコに誘われたから。IP強制表示中:210.153.84.412008-06-08 22:11:00 -
762:
くるみ
ミク?
誘われたからってどっちかにしろや!何で連れてくんねん?
くるみ?
りんもりんやけど枕は事実なんやし噂されてもしょうがないやん。りん黙らせても、また違う奴が言うだけやし…噂されたくないならあんたが変わらアカンやろ。私はあんたが何してても友達やん?あんたもこっち来てりんと話してみたら?IP強制表示中:210.136.161.452008-06-08 22:16:00 -
763:
くるみ
ミクは振り返り私の方を見た。私が微笑むとミクはゆっくりとこちらの席に移動してきた。りんとミク…気まず過ぎて沈黙。歌い終わったチーコがすかさず聞いちゃう?
チーコ「あんたら仲悪いやろ?」
ミク「そんなことない…」
りん「悪いよ。ミクチャン嫌いやもん。ミクチャンのやり方やったら、あんだけ店来てなくてもナンバー入れるよな!」IP強制表示中:210.136.161.452008-06-08 22:22:00 -
764:
くるみ
涼「君にミクの何が分かるん?」
チーコ「金しか見てないお前に何が分かるんや?」
涼「はぁ?俺はミクのことちゃんと考えてるし!」
ミク「…てか私、今週で店辞めるって言ってるから。りんに何言われても関係ないしな…」IP強制表示中:210.153.84.402008-06-08 22:29:00 -
765:
くるみ
ミクの退店は誰も知らなかった。唯一知っていたのは涼だけだった…
涼とチーコが一緒にいると喧嘩に発展しそうなので店を出ることにした。そして行き先は何故か私の家だった。
チーコ「店辞めてどうするつもり?」
ミク「…風俗」IP強制表示中:210.153.84.432008-06-08 22:40:00 -
766:
くるみ
チーコ「何で?」
ミク「…だって枕やと噂されるし風俗なら何も言われんやん?」
チーコ「ガキみたいにりんのせいみたいな言い方すんなや!」
ミク「3人のパパに関係切られてん…飽きられた。そのうちみんな居なくなる…最近他のパパも連絡ないし…」IP強制表示中:210.153.84.402008-06-08 22:50:00 -
767:
くるみ
少し前からミクの金遣いの荒さはハンパないと西尾ッチから聞いていた。No.1のポジションが危うかった涼がミクのおかげで再び不動に返り咲いたらしい。涼を越そうと奮起していた西尾ッチもやる気を失うくらいだった。そのくらいミクは凄かった。
パパ達はミクに飽きたというより金を要求されすぎたから関係を切ったのだろう。
この時は私も知らなかった。まさかミクが涼の枕営業にハマっているなんて。IP強制表示中:210.153.84.382008-06-08 22:58:00 -
768:
くるみ
りん「私な…未収払えんくてキャバ辞めて風俗したことあんねん…未収払ってからホスト切って風俗上がってキャバ嬢に戻った。ミクチャンみたいにキャバやりながら客とやって営業に繋げてってやり方許せんかってん。だから意地悪した…キャバだけでも十分生活出来るねんで?ホストなんかに金使うのもったいないで!」
ミク「涼はホストやけど私の彼氏や!私のこと一番大事にしてくれる!」
チーコ「一番大事にしてくれる彼氏が彼女に体売った金で飲みに来させるか?ほんま…チーコもマイも…ちゃんと現実見ろや!」
ミク「もう…チーコもりんも帰ってや!」IP強制表示中:210.136.161.492008-06-08 23:11:00 -
769:
くるみ
りんとチーコが帰り、家に2人きりとなった。
くるみ「チーコも言うてたんやけど…りんチャンってそんな悪い子やないと思う」
ミクは無視を続けていた。西尾ッチが帰るとミクは玄関へ走って西尾ッチにかけ寄る…どうやら私より西尾ッチと話したいみたいだ。
ミク「涼の本カノって私?」
西尾ッチはため息をついてスーツを脱ぎ始めた。IP強制表示中:210.136.161.492008-06-08 23:24:00 -
770:
くるみ
西尾ッチ「俺、涼サンとプライベートな話せんし知らん…」
ミク「何でもいいから教えて!」
西尾ッチはソファーに座り、コーヒーを飲んでゆっくりと話し始めた。
西尾ッチ「お前、涼サンとやったやろ?」
くるみ「ミクはホストとやらんよ…」IP強制表示中:210.136.161.1442008-06-08 23:36:00 -
771:
くるみ
西尾ッチ「お前が昔からホストに金使うのは知ってるけど…最近おかしすぎるで…なんか必死」
ミク「だって…だって彼女やもん…やって当たり前やん!涼は私が一番大事って言ってくれる!休みの日も会ってるし家にも来る!涼はミクを愛してるからミクはマイのようにはならんって言った!」
西尾ッチ「涼サン…ナンバー維持に必死なって、枕しだした。今はそんな客いっぱい居る」
ミク「ミクは違う…くるみは信じてくれるよね?」
くるみ「ミク…もう寝よう…」IP強制表示中:210.153.84.372008-06-08 23:44:00 -
772:
くるみ
泣き続けるミクを寝かしつける。ミクが寝たのを確認してから西尾ッチの部屋に行くと西尾ッチはビールを飲みながらタバコを吸っていた。
くるみ「寝れへんの?」
西尾ッチ「俺、言うて良かったんやろか?俺、ホストやで…」IP強制表示中:210.153.84.392008-06-09 00:23:00 -
773:
くるみ
くるみ「ホストなんやから黙っとくべきやったって後悔してんの?」
西尾ッチ「ミク、マイのことあった後すぐから変わり始めてん。言うならもっと早く言うべきやったし、言わんなら最後まで隠すべきやったかなって…マイみたいになったらどうしよ」
くるみ「ミクもマイも大丈夫。」IP強制表示中:210.153.84.1352008-06-09 00:34:00 -
774:
くるみ
夕方起きて久しぶりに私は夕食を作った。
くるみ「ミク〜西尾ッチ〜起きて〜!」
西尾ッチはご飯にがっつき、ミクは食欲がなくスープを少しだけ飲んでいた。
ミク「仕事行くわ〜」
くるみ「ミク仕事入れたん?」IP強制表示中:210.153.84.1342008-06-09 00:42:00 -
775:
くるみ
ミク「今週で最後だから〜」
くるみ「終わったら連絡して!なんなら迎えに行くから!」
ミクを見送った後、マネージャーに聞いてみるとミクは出勤日だと言うので安心した。
西尾ッチはずる休みをしたので兄貴チーコカップルと家で飲むことになった。IP強制表示中:210.153.84.382008-06-09 00:46:00 -
776:
くるみ
飲みのはずが真剣勝負麻雀大会に変わる…
くるみ「チーコ仕事行ってる?」
チーコ「だーいぶ前に喧嘩して辞めた!」
西尾ッチ「よう金ありますよね〜」
兄貴「チーコ募金はユニセフより凄いって噂よ?」IP強制表示中:210.153.84.1362008-06-09 00:50:00 -
777:
くるみ
くるみ「てかチーコ、兄貴あのまんまでええの?」
チーコ「タカが真面目になったらつまらんやん!まだ私も落ち着きたくないし〜てか、あんたこそ西尾ッチとどうすんの?」
くるみ「分からん…このままがいい…」
チーコ「西尾ッチ!くるみもうすぐ落ちるで!イケる!」
西尾ッチ「俺も薄々感じてたんですよ〜」IP強制表示中:210.153.84.352008-06-09 00:54:00 -
778:
くるみ
盛り上がりの中、私の携帯が鳴る。マネージャーだった。ミクが少し遅刻するとメールしてから2時間が経ち、携帯も電源が切れているから心配して私にかけてきていた。
チーコ「西尾ッチ店の子に聞ける?」
西尾ッチが仲の良い子に電話をするとミクはオープンから店に居続けていた。
チーコ「ミクは西尾ッチより涼の方を信じたってことやな!私らにはどうしようもないわ…」
それから何時間か経ってミクから電話がかかってきた。IP強制表示中:210.153.84.1332008-06-09 01:04:00 -
779:
くるみ
ミク「仕事終わった〜酔ったから迎えに来て〜」
時間はちょうどいつも上がる時間だった。
チーコ「迎えに行く気?あいつ嘘ついてまでホスト行ってたんやで?」
くるみ「1人にするのは不安やから迎えに行ってくる」
私と西尾ッチは車で迎えに行き、ご機嫌なミクを乗せて帰った。IP強制表示中:210.136.161.492008-06-09 01:12:00 -
780:
くるみ
チーコ「ミク…店さぼってホストに行くのはあんたの勝手や…けど、さも仕事終わりかのように嘘付いて迎えに来させるのはどうなん!」
兄貴「チーコ…ミクはみんなに心配かけたくないから嘘ついたんや…」
ミク「心配なんかせんでえーよ。ただ足として使っただけ…」
兄貴「ミク…思ってもないこと言うたらアカンよ…人に誤解を受けるのはお前自身やから…」
ミクは怒って私の部屋に閉じこもってしまった。IP強制表示中:210.136.161.472008-06-09 01:25:00 -
781:
くるみ
兄貴達も泊まることになりリビングに布団を敷きゴロ寝することになった。
西尾ッチ「タカサン、チーコサン…イチャイチャしたらしばきますよ…」
兄貴・チーコ「…はい」
みんなが眠りにつこうとした時に私の部屋の扉が開いた。
ミク「…くるみ」IP強制表示中:210.136.161.1472008-06-09 01:31:00 -
782:
くるみ
一同「どしたん?」
ミク「…生理が遅れてる…検査薬するからそばに居て」
チーコ「何日?」
ミク「二週間くらい…」
寝かけていたみんながシャキっとなってトイレの前で待つ。IP強制表示中:210.153.84.442008-06-09 01:37:00 -
783:
くるみ
ミクの大泣きが聞こえ、一同が一気に頭を抱えた。トイレから出てきたミクを西尾ッチが抱きしめていた。私は胃に優しいホットミルクを作って配り、会議が始まった。
チーコ「避妊ちゃんとした?」
ミク「パパ達とは毎回してた。涼は付けへん人やから…」
西尾ッチ「涼サンに話すん?」
ミク「絶対涼の子やから…涼がパパやから…」IP強制表示中:210.136.161.1522008-06-09 01:47:00 -
784:
くるみ
ミクが全て涼任せなので会議は終了した。妊娠に怯えていたミクだが涼と家庭が作れると信じ、お腹に向かって「ママだよ」と話しかけながら幸せそうな顔をして眠りについた。
場所を西尾ッチの部屋へと移動し会議は続行された。全員一致で涼はおろせというだろうと予想し、その後のミクについて話し合った。会議に疲れた兄貴とチーコはリビングに戻り寝てしまい、私たちは西尾ッチの部屋で話をしていた。
西尾ッチ「俺はくるみが妊娠したら…夢も諦めてホストも上がる。普通の社会人になる。」
くるみ「絶対ないわ…」
西尾ッチはスネて寝てしまった。ミクのこの先を考えると頭が痛くて眠れなかった。IP強制表示中:210.153.84.1382008-06-09 01:57:00 -
785:
くるみ
翌日は産婦人科へ行き、妊娠が確実なものになった。ママになる…と幸せそうだったミクも涼に妊娠を言えず日に日に病んでいき、一週間が過ぎた。西尾ッチが休みなのでミクと兄貴と三人で家で遊んでいる間にチーコと綾とで話し合っていた。
チーコ「中絶は早めにした方がいいし、早く言わないと…」
綾「ミクは中絶するなんて考えてもないからなぁ…」
私の携帯が鳴る…マコトからだった。
チーコ「出なくていいやろ…」IP強制表示中:210.153.84.422008-06-09 02:07:00 -
786:
くるみ
別れてから何度も電話があったが全て無視していたが、この日は出ようと思った。
マコト「くるみ久しぶり…出て良かった。マイが店に来てるから来たら?」
3人は急いで店へ行くと少し痩せたマイが笑っていた。
くるみ「良かった…」
マイ「ごめんね…ちゃんと帰ってきたで…もう大丈夫やから!」IP強制表示中:210.136.161.502008-06-09 02:13:00 -
787:
くるみ
マイは地元の友達の家にお世話になり、コンビニのバイトをしていたらしい。コンビニで知り合った学生の彼氏も出来て幸せそうだった。マイはこっちに戻る予定で小さなスナックで働くことが決まっていた。住む所がないのでチーコが引き受けることになった。
マイ「ミクは?」
チーコ「久しぶりのマイに言いたくないけど今ミクが大変で妊娠してん…」
マイ「パパとの子か…」
くるみ「それが涼とも関係あんねん…」IP強制表示中:210.153.84.1382008-06-09 02:24:00 -
788:
くるみ
マイ「ミクが枕されるなんて…ミクそんなに涼にハマってんの?」
くるみ「かなりね…涼に言うって言うてたけど、もう一週間経った…」
マイ「今からミクに会える?」
家に帰ることになり、店を出るとマコトに引き止められた。
マコト「元気そうで良かった…しつこく電話してたんは謝りたかってん…ごめんな。俺、まだくるみが好きやねん…」IP強制表示中:210.136.161.1422008-06-09 02:32:00 -
789:
くるみ
くるみ「好きな人が出来てん…ごめん」
マコト「…分かった」
最悪の別れが綺麗な別れへと変えた(´_ゝ`)
兄貴・西尾ッチ「マイ〜〜〜!」
ミクは涙が先に溢れすぎて言葉になっていなかった。IP強制表示中:210.136.161.1502008-06-09 02:38:00 -
790:
くるみ
マイがミクに近づいて行き、久しぶりの再会に熱い抱擁だと思っていたら…
パッチーン!!…マイは勢いよくミクの頬をビンタした( ̄□ ̄;)!!
マイ「何してんねん!ちゃんと自分の体考え!ホストなんか糞やぞ!」
復活マイチャン怖〜い((((゜д゜;))))
ミクもビックリしすぎて目が点になっていた。IP強制表示中:210.153.84.332008-06-09 02:44:00 -
791:
くるみ
マイ「涼に言いたいなら言ったらいい…明日言いに行き!」
ミク「…分かった」
マイ「よし!ほなみんな飲もか!」
前までマイはみんなで飲んでも目立たないタイプだった。それがチーコと並ぶくらいに騒ぎながらも人に気配りも出来る大人へと成長していた。
朝方になるとリビングでみんな酔って死んでいた。私も寝ていると西尾ッチが抱き上げて部屋へと連れて行ってくれた。ベッドに寝かされ、抱きしめながら頭を撫でられる。IP強制表示中:210.153.84.1292008-06-09 02:54:00 -
792:
くるみ
くるみ「良かった…」
西尾ッチ「良かったな…」
西尾ッチにキスをされ、そのまま西尾ッチは止まらず、私も止めなかった。
リビングでチーコが「水くれ〜水〜」と叫ばなければ私は西尾ッチと関係を持っていたと思う。
私が今まで無駄に作り上げてきたくるみという人物が、色んな出来事を通してみんなと深く関わり合い、壊れ始めてきたのだと感じた。IP強制表示中:210.153.84.1362008-06-09 03:03:00 -
793:
名無しさん
続き待ってます?
IP強制表示中:210.136.161.522008-06-11 08:18:00 -
795:
名無しさん
チーコ(笑)
IP強制表示中:210.153.84.1292008-06-11 16:43:00 -
796:
名無しさん
おもんな
IP強制表示中:210.153.84.1732008-06-11 20:33:00 -
797:
名無しさん
続きが気になる?
楽しみに待ってます?IP強制表示中:210.136.161.1462008-06-11 23:05:00 -
798:
くるみ
夕方、リビングは大忙しだった。綾は頭にホットカーラーを付け、メイクサン並みの大きさの化粧ボックスを広げて化粧をする。兄貴は「私っていつもこんな役よね〜」と愚痴りながらも、みんなの分のご飯を用意し、西尾ッチも髪をセットしながらスーツ姿で兄貴の手伝いをする。マイと私も支度をしながらミクと涼に報告する話をしていた。チーコはスッピンのままでタバコを吸いながら再放送のドラマに夢中になっていた。
ミクは涼と同伴することになり、その時告げると言うことになった。
ミクを心配しながらもそれぞれ仕事に向かった。チーコは家に残り、私の雑誌を読みふけていた。IP強制表示中:210.153.84.1372008-06-12 04:14:00 -
799:
くるみ
仕事が終わり、再び家に集合した。ミクから連絡はなく、電話にも出なかった。
チーコ「なぁ…中絶したことある?」
マイ「ない!」
くるみ「私も!って私には聞いてないか…」
綾「…ある」IP強制表示中:210.136.161.1462008-06-12 04:21:00 -
800:
くるみ
まさかの綾の告白にみんなが驚いた。深く聞くと重そうなので誰もが話を流していた。微妙な空気に気まずくなり酒が進んでいると西尾ッチから電話がかかった。
西尾ッチ「ミク過呼吸なってるみたい…俺も付いてやれへんし来てやったら?」
ミクの迎えは私1人で行くことになった。IP強制表示中:210.153.84.362008-06-12 04:28:00 -
801:
くるみ
ミクは涙を流しながらゼエゼエ言っていて、ヘルプに口を袋で覆ってもらい、ユウに手を握ってもらっていた。涼はミクには目もくれず他の席でどんちゃん騒ぎをしていた。
くるみ「ごめん…ユウチャンありがとう。代わるから席戻って!」
ユウ「私もよくなるから心配やって勝手な真似してしもて…聖夜に怒られるかな」
くるみ「ありがとう。助けてくれたんやもん。怒らへんし怒らせへんから安心し!」
私がミクを抱き抱え、しばらくすると落ち着きを取り戻した。IP強制表示中:210.153.84.442008-06-12 04:36:00 -
802:
くるみ
ミク「言おうとしたら怖くなって、1人が心細くて…言えんまま、店来てこんな時間になってしまって…くるみが来てくれたから言えると思う」
ミクは店が終わってから涼と会う約束をした。その代わりにミクはボトルを卸させられていた。
店を出てミクは近くで時間を潰し、私はミクに帰るよう言われた。
私は家に帰るフリをしてミナミに残っていた。何かあったらすぐにかけつけたい。そんな思いは私だけじゃなく、他の3人も同じでミナミに集合となった。IP強制表示中:210.153.84.402008-06-12 04:48:00 -
803:
くるみ
居酒屋で4人集まり、飲んでいた。
マイ「わざわざ自分から傷付く方に向かわんでいいのに…」
チーコ「涼はミクの金しか見てないから…パパなんてありえへん」
綾「例え涼がミクを好きでも産めとは言わないやろしな…」
くるみ「ミク1人で大丈夫なんかな…」IP強制表示中:210.153.84.1342008-06-12 04:53:00 -
804:
くるみ
仕事が終わった西尾ッチも合流し、ミクの連絡を待つ。しばらくしてミクから電話が来た。
ミク「家着いたのに誰もおらんし〜鍵ないし〜」
くるみ「心配でみんなミナミに集合してたんや!今すぐ帰るわ!」
ミクの声は普段と変わらなかったので、みんな結果が気になり急いで帰った。IP強制表示中:210.153.84.382008-06-12 05:06:00 -
805:
くるみ
マンションに着くとミクが小さく、しゃがんでいた。
くるみ「ミク!大丈夫?」
ミクは立ち上がりニコリと笑って話し始めた。
ミク「ミク…ミク…ちゃんと言った…」
ミクは涙が耐えきれず溢れ始めた。IP強制表示中:210.136.161.532008-06-12 05:11:00 -
806:
名無しさん
気になるー気になるー!!
IP強制表示中:210.153.84.1322008-06-12 12:54:00 -
810:
名無しさん
めっちゃ楽しみ?
IP強制表示中:210.153.84.352008-06-12 23:28:00 -
812:
名無しさん
続き待ってます?
はまったぁ?IP強制表示中:210.153.84.1382008-06-13 01:23:00 -
813:
名無しさん
チラ裏
IP強制表示中:210.153.84.442008-06-13 21:42:00 -
814:
くるみ
マイ「で、どうやった?」
泣きすぎてむせて話せない状態のミクにマイは質問を投げかけた。
くるみ「とりあえず家入ろう…」
家に入るとみんな各自冷蔵庫からビールを取り出した。酒が入らないと耐えられない話になりそうな予感がしていた。
ミクは涙を拭くと化粧も綺麗に取れていた。涙は尚も止まらず、泣き止むのを待った。IP強制表示中:210.136.161.542008-06-14 15:03:00 -
815:
くるみ
ビールの2本目を飲み終えた時にやっとミクは話し始めた。
ミク「涼に言ったら…俺の子って証拠があるんか…誰の子か分からんような子供の責任押し付けんな!って…」
チーコ「まぁ…正論やな。証拠なんかないしな…」
マイ「涼は子供の父親にもミクの旦那にもならんみたいやけど…ミクはその子の母親なんやで…下ろすなら早い方がいい…」
ミク「…1人で産んで育てる」IP強制表示中:210.153.84.402008-06-14 15:15:00 -
816:
くるみ
ミクの言葉にみんな、目が点になった。ミクは現在無職だし、仕事も夜以外経験はない。あんなに稼いでいたけどホスト通いと日頃の贅沢な生活で貯金はない。すがることが出来るような親ではないし、ミク自身自分1人で生きていくのに必死な状態で1人で子供を産み、育てるのは不可能だと誰もが思った。
チーコ「あんた風俗行く言うて仕事辞めて、来月の家賃や生活費あるん?そんなんでシングルマザーになれるとでも思ってんの?」
チーコに怒られてミクは子供みたいに泣いていた。こうなってしまうとミクに何を言っても聞こえていないから、みんな黙ってしまった。IP強制表示中:210.153.84.402008-06-14 15:25:00 -
817:
くるみ
この日はみんな各自家に帰った。みんな、何かしら理由をつけていたがミクと居たら疲れるというのが本音だろう(´_ゝ`)
ミクはまたふさぎ込み、私の部屋で引きこもりを始めた。
次の日、私は休みで西尾ッチは出勤だった。西尾ッチを見送る時間になってもミクは部屋から出てこなかった。
くるみ「ミク…開けるなぁ?」
扉を開くとミクはベッドの上に金を広げ、携帯で計算しながらピンクのファーの手帳に何かを必死に書いていた。IP強制表示中:210.153.84.1362008-06-14 20:10:00 -
818:
くるみ
くるみ「ミク何してんの?」
ミク「ん?金の計算!全財産がコレやねん…産むまでの間に必死こいて働いて、産んでからも働いたら私1人でも産めるんちゃうかと思って!」
くるみ「産んでも世話せなアカンねんで?働く時間なんてないやろ…誰かの助けが必要やろ…」
ミク「一度、親に話して相談してみようと思う…くるみも付いてきてくれへん?」
くるみ「分かった…」IP強制表示中:210.153.84.382008-06-14 20:16:00 -
819:
くるみ
ミクは今のマンションを出て、もっと家賃の安いところに引っ越すと言い出し、一度家に帰り、整理をすると言って帰って行った。
チーコ達に今夜マイのスナックに寄ってみようという誘いがあったからミクも誘ってみたら「節約するから!」と断られた。
ミクの帰る姿を見ると、ミクも変わり始めている…と少し嬉しくなって見送った。IP強制表示中:210.136.161.1472008-06-14 20:21:00 -
820:
くるみ
チーコ「現実の過酷さにぶち当たって結局中絶するに一票!」
綾「あんた酷すぎ!応援したろーや!」
マイ「ミクはパパとの子やったら産む訳ないし、涼の子やと信じてるから産みたいんやろうけど…実際分からんやん。」
くるみ「てかミクがホスト卒業出来るかどうかも分からんしな…」
マイ「子供おんのにホスト行く人も多いしな…」IP強制表示中:210.153.84.362008-06-14 20:30:00 -
821:
くるみ
マイの働くスナックは客は帰ってしまって誰も居らず、ママは「好きに飲んでいーよ?」と言って彼氏と電話をしていた。私たちはお言葉に甘え、居酒屋のように飲んでいた。
IP強制表示中:210.153.84.1322008-06-14 20:33:00 -
822:
くるみ
ミク「サボってあそこで時間潰してたな〜」
くるみ「あぁ〜ミクがタバコ吸ってて警察に説教されたよな〜」
2日後、ミクに付き添い、地元に帰ることになった。地元は近いというのに久しぶりに訪れた。懐かしい下町の風景に2人で思い出話をしたりした。ミクの母親が仕事から帰るまでの間、懐かしいゲームをしたりしていた。
ミク母「ただいま〜くるみまで来てたんか!久しぶりやな〜ビール買ってきたから飲みぃ!」IP強制表示中:210.153.84.402008-06-15 21:02:00 -
823:
くるみ
ミクのお母さんは相変わらず根元が黒くなった金髪にド派手な服を着ていた。昔からミクの家を訪ねるとビールを飲み、お母さんも加わって語ったりした。問題は沢山あるミクのお母さんだけどミクがうらやましかった。
IP強制表示中:210.153.84.1382008-06-15 21:08:00 -
824:
くるみ
乾杯しようとした時、ミクだけビールを冷蔵庫に戻し、ジュースを手に取った。
ミク母「あんた飲まへんの?珍しいこともあるもんやな〜ガキの頃は酒やタバコ買う時だけ甘えてきたのにな〜」
くるみ「確かに…おばちゃんパシリみたいなってたよな!」
ミク母「ホンマな!で、話って何?酒も飲まんて腹んだん?」
ミクの母親は1人で笑っていたが、2人が黙ってしまっているのに気づき、笑うのを止め、深刻な顔に代わった。IP強制表示中:210.136.161.1492008-06-15 21:15:00 -
825:
くるみ
ミク母「はぁ…父親は誰?」
ミク「彼氏…」
ミク母「はぁ…彼氏はどうするって?」
ミク「下ろせって…」
ミクのお母さんは質問する度にため息をついていた。ビールはどんどん進み、イラついているようにも見えた。IP強制表示中:210.153.84.362008-06-15 21:20:00 -
826:
くるみ
ミク母「はぁ…彼氏何してる子?」
ミク「…ホスト」
ミク母「はぁ…それは彼氏ちゃうやろ…前からアホやとは思ってたけど、ホストにハマるなんて…ここまでアホやとは…で、話は何?下ろすならわざわざうちに言う必要ないやろ…」
ミク「1人で産むつもり…」
ミクのお母さんは飲んでいたビールの缶をテーブルに叩きつけ、ビールは飛び散った。顔についたビールよりもミクのお母さんの顔に目が離せなかった。IP強制表示中:210.153.84.1362008-06-15 21:27:00 -
827:
名無しさん
続き気になる?
IP強制表示中:210.136.161.462008-06-15 21:52:00 -
828:
くるみ
ミク「1人でって言っても限界ある…せやからお母さんにも私ら親子を助けてもらいたい…」
ミク母「…断る」
ミク「この子を殺せって言うん?」
ミク母「避妊してたら、ちゃんとした父親やったら違ったはずや…殺さなアカン原因作ったのはお前自身や。殺したくないなら産めや!私は一切何もせんから…」IP強制表示中:210.136.161.472008-06-15 22:19:00 -
829:
くるみ
ミク「お母さんに頼んだうちがアホやったわ…帰る!くるみ行くで!」
ミクは鞄を持って部屋を出ようとしたが私は座ったままビールを一口飲んだ。
ミク「何しとん?」
くるみ「先帰りぃ…」
ミク「はぁ?…勝手にし!」IP強制表示中:210.136.161.1452008-06-15 22:44:00 -
830:
くるみ
ミクは怒って家が響くほど音を立てて扉を閉め、出て行った。
ミク母「私もこれでも一応ミクの母親や。母親としてはシングルマザーになってほしくない。私も1人でミク育ててきたから苦労するのは分かってるしな。シングルマザーの助けや応援をするべきなんか?」
くるみ「おばちゃんが応援なんかするわけないって分かってた…」
ミク母「あんたって可愛くないよな…昔から人を見透かしたような冷めた目してる。」IP強制表示中:210.136.161.532008-06-15 22:59:00 -
831:
くるみ
くるみ「そう?」
ミク母「ミクの友達って昔からヤンキーとかアホそうな奴ばっかで、それに比べたら見た目はマシやけど、あんたが一番やばい思ったわ…」
くるみ「なんやそれ!ミクと仲良くならんといて欲しかった?」IP強制表示中:210.136.161.542008-06-15 23:08:00 -
832:
くるみ
ミク母「いや逆やな…私の子や…真面目な優等生なんかまず無理やしな。昔ミクいじめられたりしててな、不良に憧れたんか強ぶるようなったけど結局はヘタレや。強い奴にくっつくスネ夫みたいな奴やった。チーコみたいなヤンキーやくるみにくっつきつつも何でも話すような仲良しなったし…今も友達で居るんやから良かったんやろ…。まぁミクは産んで育てる根性ないから中絶してからのこと頼むわ!」
くるみ「…うん」
ミクの実家を出て、駅まで向かう途中、寄り道をした。
昔住んでいたマンション…あのマンションは地獄だった。小さな頃から帰りたくなくてマンションの下にある小さな公園で時間を潰したりしていた。食う物がなかった。汚い部屋で男が来てる時だけ綺麗になっていて、よく母親のあえぎ声が聞こえていた。母親に殴られた。鼻血が止まらなくてタオルを突っ込んで、障子についた血を拭いた。臭い親父に襲われかけた。そして母親が自殺した。IP強制表示中:210.153.84.442008-06-15 23:29:00 -
833:
くるみ
小学生の頃は同じ服を着ていてバカにされた。母親にねだれば殴られた私は、いつからか万引きは日常になった。バカにされると言い返す言葉より先に手が出た。兄貴も同じような感じだったから当たり前だったし、中学になれば強い方が自由になれると知ったから強くなった。自分を守るために必死だっただけ。私が冷めた目をしてると言われるのは将来に希望なんかなくて、現実をどう生きるかしか考えられなくて、こいつは敵か?と人を警戒し観察し続けるからなのだろうか。
マンションを眺めながらタバコをくわえているとタバコが短くなっていって指を火傷した。
くるみ「やっぱここはいいことない…」
私は足早に帰って行った。IP強制表示中:210.153.84.372008-06-15 23:43:00 -
834:
くるみ
「何してでも金作れや!」
家に入ると西尾ッチが怒鳴り声を上げていた。今まで聞いたことのない、凄まじい声に驚いた。私と目が合うと西尾ッチは「かけなおす」と言って慌てて電話を切った。
西尾ッチ「おかえり…早かったな!」
くるみ「お客さん?」
西尾ッチ「おう。」IP強制表示中:210.153.84.332008-06-15 23:49:00 -
835:
くるみ
西尾ッチは切り時だ…
働いても西尾ッチに養ってもらっているから私の貯金は貯まる一方だ。金は十分ある。引っ越す準備を始めよう。何が理由か分からないけど私はそう感じた。IP強制表示中:210.153.84.1312008-06-15 23:55:00 -
836:
くるみ
いつものように西尾ッチを見送った。私は睡眠薬を飲んで久しぶりに深い眠りについた。仕事から帰った西尾ッチに叩き起こされて目が覚めた。
西尾ッチ「今日ミク店来てたで…」
くるみ「えっ?」
西尾ッチ「俺、ミク子供おろして風俗いって涼サンに貢ぎ続けると思う…」
くるみ「それをミクが選ぶならそれでえぇんちゃう?」IP強制表示中:210.136.161.522008-06-16 00:12:00 -
837:
くるみ
西尾ッチ「なんやそれ…ミクは友達やろ?」
くるみ「人の価値観なんかちゃうし、幸せの形もちゃう。それに、西尾ッチも涼と同じ立場やん?仕事なんやから涼を責められへん気持ちもあるやろ?」
西尾ッチ「客の仕事を落とすことで俺らは上がる。それも仕事の内やからな。」IP強制表示中:210.136.161.1402008-06-16 00:24:00 -
838:
名無しさん
西尾っち…悪い奴になっていく…くるみたんにDVとかしだしたらどうしよう?
IP強制表示中:210.153.84.1382008-06-17 07:20:00 -
839:
名無しさん
ないない
くるみたんは自分を堕とすような発言行動はいたしませんIP強制表示中:210.153.84.1372008-06-17 08:29:00 -
840:
名無しさん
んまおもろい!
主さんがんばって完結させてーね!IP強制表示中:210.153.84.1352008-06-17 12:44:00 -
841:
名無しさん
プッ
よくそこまで自作頑張れますねIP強制表示中:210.136.161.512008-06-17 14:54:00 -
842:
名無しさん
楽しみ?
IP強制表示中:210.153.84.432008-06-17 17:46:00 -
843:
名無しさん
おもろい?
IP強制表示中:210.153.84.1352008-06-17 18:00:00 -
844:
名無しさん
楽しみ〜
主さん頑張って(≧д≦)IP強制表示中:202.253.96.2492008-06-17 18:22:00 -
845:
名無しさん
?ス━(´∀`)━キ?
IP強制表示中:210.136.161.512008-06-18 07:05:00 -
847:
名無しさん
気になるやないかーい?
ルネッサ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ンス(〃∀〃)
主応援ちてるぜ!IP強制表示中:210.153.84.1302008-06-19 14:26:00 -
848:
くるみ
くるみ「ホストってよく考えたら凄い仕事やな…客の人生変えてまうもんな…」
西尾ッチ「沈めるための方法も色々あるからな…この客には何が合ってるかとか考えて…そらホストかて病む奴も多くなるわ。でもな、風俗するかせんかは結局客の意志、自己責任やからな。どんだけ風俗行かそうとしても行かん奴は行かんし。」
くるみ「まぁね…」IP強制表示中:210.136.161.522008-06-19 15:43:00 -
849:
くるみ
プーップーップーッ
綾「私でさえも着拒なんやけど?」
くるみ「だからみんな着拒されてんねんて!」
チーコ「ホンマ音信不通になんのが好きな奴らばっかりやな〜」
マイ「ごめんって!でもミク今私らにキレてる場合ちゃうのにな〜どうすんねやろ?」IP強制表示中:210.136.161.1502008-06-19 15:56:00 -
850:
くるみ
この日はネイリストの愛チャンの店を訪れ、4つ全ての席を陣取っていた。
愛「体売って金稼いでホストか誰か分からん奴の子供出来て…尚もホストに通うなんて…救いようがないなぁ…もう放っとき!」
チーコ「まぁ…ミクのことやから困った時は泣きついてくるやろ…」
マイ「爪もっと派手にしてぇ〜?」
みんなミクを放置していた。IP強制表示中:210.153.84.1362008-06-19 16:09:00 -
852:
名無しさん
めっちゃ続き気になる(>_
IP強制表示中:222.5.63.2212008-06-20 13:17:00 -
853:
名無しさん
おもしろいですね?頑張ってください?
IP強制表示中:210.153.84.1362008-06-20 13:40:00 -
854:
くるみ
りん「アカン〜カルビは胃がもたれる…もう年やわ〜」
りんと焼肉を食べに来ていた。りんとはあれからよく話すようになり、店でも2人で居るし、たまにこうやってご飯を食べに行ったりする仲になっていた。
りん「一人暮らしやなくて〜マジで一緒に住もうや〜」
くるみ「女と住むなんて気使うし嫌やわ〜」
りん「男の方が気使うやろ!」IP強制表示中:210.153.84.422008-06-20 21:03:00 -
855:
くるみ
くるみ「いつ切ってもいいような男なら楽やで〜」
りん「ホンマあんたとミクチャンって真逆やな…中間が丁度いいわ…」
ミクとは一週間以上も連絡が取れてない…それなのに涼に会いに来ていると西尾ッチが毎日言ってくる。
ホントどうするつもりなんやろ(´ヘ`;)IP強制表示中:210.153.84.442008-06-20 21:20:00 -
856:
くるみ
焼肉屋を出てアイスクリームを食べていると西尾ッチからメールがきた。
西尾ッチ?
今ミクとおんねん!タカサン所やから来れる時間なったら来て!
私は急いで向かわず、りんの相談を聞いたりしてから別れ、タクシーに乗った。IP強制表示中:210.153.84.1332008-06-20 21:28:00 -
857:
くるみ
店付近になった時にチーコから電話が入った。
チーコ「めっちゃ暇やね〜ん。今マイとしりとりしててんで!暇過ぎやろ?それで今からタカんトコ飲みに行かへん?」
くるみ「今、兄貴の店に西尾ッチとミクが居るから呼び出されて向かってる最中!」
チーコ「うわぁ〜じゃあうちら店変えるわ〜頑張って!ほな!」
あいつら逃げた…( ̄□ ̄;)!!IP強制表示中:210.153.84.1372008-06-20 22:05:00 -
858:
くるみ
兄貴「いらっしゃーい?前、下ろしてくれたボトルあるから、それ飲む?」
くるみ「いや、今日はワイン飲みたいな〜」
兄貴「無性にワイン飲みたくなる日ってあるわよね?赤?白?」
くるみ「赤で!あとチーズもくれる?」
私たち兄弟は血の繋がりはないものの、何も言わずして互いが重い話を避けていた(°∇°;)IP強制表示中:210.153.84.352008-06-21 01:54:00 -
859:
くるみ
ミクは自分のグラスをみつめたまま話もしないし、目も合わせなかった。
兄貴「今日チーコも来るって言ってたんやけど遅いなぁ〜」
くるみ「マイと2人で遊んでるみたいやから来ないよ〜」
ミクが兄貴の言葉に驚き、私の言葉で安心した顔をしたのは確認することができた。IP強制表示中:210.136.161.512008-06-21 02:01:00 -
860:
くるみ
くるみ「…で、私を呼び出したのは何で?」
西尾ッチ「…ミク、自分の口から頼みや?」
ミクが眉間にしわを寄せて話し始めようとしたとき、いきなりチーコとマイがやってきた( ̄◇ ̄;)
兄貴「いらっしゃーい?」
くるみ「何しに来たん?」IP強制表示中:210.153.84.332008-06-21 02:06:00 -
861:
くるみ
チーコ「いや、タカと約束してたし…マイがな…」
マイ「ミクと話したくてな…」
その言葉にミクはビクッとしていた((((゜д゜;))))
兄貴「ここは楽しむ店なんだから他行ってくれる?私も上がりだから…」
ミク「私帰る…」IP強制表示中:210.153.84.342008-06-21 02:11:00 -
862:
くるみ
「逃げんなよ?」
明らか怒る気満々のマイとチーコを見て帰りたくなる気持ちも分かるが、そんなミクの手を意外な兄貴が掴んで言った。
場所は私たちの家に決まってしまい、ミクも大人しくついてきた。兄貴はちゃっかり開けたばかりの赤ワインを持って来ていた┓( ̄∇ ̄;)┏
家に着くと兄貴と西尾ッチはツマミ作りをし始め、チーコは酔いつぶれる気満々で化粧を落としていた、IP強制表示中:210.153.84.352008-06-21 02:17:00 -
863:
くるみ
テーブルには店にも十分出せるような料理が並んでいた。
くるみ「で、ミク私に頼みって何?」
チーコ「てかどうする気?」
マイ「つか何がしたいん?」
西尾ッチ「まぁまぁ…落ち着けや。」IP強制表示中:210.153.84.1322008-06-21 02:21:00 -
864:
くるみ
兄貴「てか何で今日西尾ッチとミク一緒だったわけ?」
西尾ッチ「いや…あの…」
チーコ「はっきり喋れや!こっちは音沙汰なしで状況全く掴めてないねん!ミク…3人で話したくて、うちら邪魔なら出てくけど?まぁ今後一切心配も助けもせんけどな?」
ミク「助けてもらうことないから…」IP強制表示中:210.136.161.442008-06-21 02:28:00 -
865:
くるみ
チーコ「あっそ。なら帰ろ…」
くるみ「てか、ミクそんな態度なら頼みがあるんか知らんけど私も聞きたくも助けたくもないねんけど…」
西尾ッチ「ちょっと待てや…」
マイ「あのさ…とりあえずミク早よ喋れや!今、お前の感情とかどうでもいいねん。怒るなら好きに怒ればいいし…」IP強制表示中:210.136.161.1482008-06-21 02:37:00 -
866:
くるみ
みんながみんなキレていて重〜い空気が流れる。
兄貴「もう西尾ッチが喋って!」
西尾ッチ「ミク中絶することに決めて、くるみに付いて来てほしいって頼もうとしててん…」
マイ「やっぱり下ろすんや…」
ミク「事情も知らないくせにうるさい!」IP強制表示中:210.136.161.522008-06-21 02:41:00 -
867:
くるみ
チーコ「じゃあ事情喋れや!」
ミク「はぁ…もういい。帰る」
誰もミクを止めようとはせず帰ってしまった。
兄貴「で、事情を話してくれる?」
チーコ「ミクはうまいようにしか言わんからな…」IP強制表示中:210.153.84.1362008-06-21 02:44:00 -
868:
くるみ
西尾ッチ「涼サンが『今は子供産んで育てるより仕事頑張りたい。俺が店持つ夢の為にミクにも協力してほしいし、ミクにも仕事頑張ってほしい。夢叶ったら結婚して子供育てよう』って言われたらしく中絶することなって、今日俺に金貸してって言うてきてん。」
チーコ「ミク貯金ないし無職で西尾ッチに金借りるくらいやのに店通ってんの?」
西尾ッチ「未収で…中絶したら風俗行くらしいです…」
チーコ「救いようないな…ホストなんか割り切らな…」IP強制表示中:210.153.84.1382008-06-21 02:53:00 -
869:
くるみ
マイ「涼もうまいこと言うなぁ〜腹立つわ〜」
兄貴「そらエース失いたくないからなぁ〜なんぼでも言いよるで!涼に何言うても無駄や。結局はミクの自己責任やからな!」
チーコ「中絶した後、後悔せんような奴やったらうちは友達辞める…」
チーコの言葉に誰もが何も言えなくなり、酒を飲み続けた。IP強制表示中:210.136.161.1392008-06-21 03:00:00 -
870:
名無しさん
くるみちゃんとお兄ちゃんは血繋がってないん?
IP強制表示中:210.136.161.1492008-06-21 03:03:00 -
871:
くるみ
>>901サン?
母親は一緒だけど父親は違います…種違いって奴ですね…IP強制表示中:210.153.84.1312008-06-21 14:40:00 -
872:
くるみ
くるみ「ほんで西尾ッチ金貸したん?」
西尾ッチ「うん…」
チーコ「いくら?」
西尾ッチ「20…」
チーコ「20もせんやろ…金借りといて返す前にホスト通ってたら承知せぇへん?」IP強制表示中:210.136.161.452008-06-21 14:46:00 -
873:
くるみ
カバンの中に入っている銀行の封筒から金を取り出し西尾ッチの前のテーブルの上に置くくるみチャン(・∀・)
くるみ「20ある…うちからミクに貸すことにするから…」
西尾ッチ「分かった…」
マイ「くるみ金銀行預けろよ!」
兄貴「危ないって昔から言うてんねんけど〜銀行さえ信じひんからなぁ〜」IP強制表示中:210.153.84.332008-06-21 14:54:00 -
874:
くるみ
翌日、ミクの望み通り病院に付いて行くためカフェに呼び出した。
くるみ「ミクが西尾ッチに借りた20万は私が西尾ッチに返して私が貸すことにした。一応私の男やからな、あんたらは友達やけど後からモメたりはしたくはないしな…」
ミク「ごめん…」
くるみ「あと…西尾ッチは単に貸しただけみたいやけど私は一筆書いてもらうから…」
ミク「…ちゃんと返すよ!」IP強制表示中:210.153.84.1302008-06-21 15:01:00 -
875:
くるみ
くるみ「返すのは当然や。私がこうゆう性格なんはよう知ってるはずやで?一筆書かん言うなら今すぐ返してもらう…」
ミク「…分かった」
ミクは少し怒りながらもサインした。
くるみ「下ろすことに後悔はないんやな?」
ミク「今は無理や…」IP強制表示中:210.153.84.1352008-06-21 15:08:00 -
876:
くるみ
ミクはミルクティーを一口飲んで、今度はハキハキと話し始めた。「涼がな店持ったら結婚しよう言うてくれてん!だから今は夢の為に2人頑張らなアカン時やねん!この子…私もハッキリと涼の子やって言えんしな…もしパパとの子やったら最悪やん…育てられへん…」
病院に向かう車の中でも手術前でもミクは涼のノロケ話を延々していた。
くるみ「…ミクにそれだけ話されても私には色としか思わへん」
ミク「じゃあ涼と会ってみてよ?分かるから!」IP強制表示中:210.136.161.1392008-06-21 15:29:00 -
877:
くるみ
ミクの名前が呼ばれ、ミクは私に笑顔で手を振っていた。
手を振り赤ちゃんを殺しに向かうミク。赤ちゃんを殺し終えるのを待つ私。
私は病院を出て、車の中で大きな音で曲を流し、待つことにした。IP強制表示中:210.136.161.512008-06-21 15:34:00 -
878:
名無しさん
続き気になる(;_;)ミクがどんどんだめな子になってきたね?
IP強制表示中:222.5.63.2172008-06-21 17:22:00 -
879:
名無しさん
中絶の日は絶飲絶食やのに
ミルクティーのんだん?
これほんまの話?IP強制表示中:210.136.161.1472008-06-21 20:47:00 -
880:
名無しさん
創作やろ。
しかも視点変わってからがおもろい。
本人に話し聞いたとしても限界あるやろってぐらい主の自分だけ上げて他人をカスのように書く人間性にわらけてくるから。IP強制表示中:210.136.161.452008-06-21 21:17:00 -
881:
名無しさん
べつに創作でもおもろかったらよくない?
主がんばれーIP強制表示中:210.153.84.442008-06-21 21:56:00 -
882:
え?最初から読んでたらフィクションって事くらい分かるやろ?ワラ
実話と思って読んでる人なんかおんの?IP強制表示中:210.136.161.1492008-06-21 22:44:00 -
883:
名無しさん
なにがおもろいねん
お前のきめつけが一番わらけるわIP強制表示中:210.153.84.332008-06-21 22:49:00 -
884:
名無しさん
種違いでも血ぃはつながってるやろ
IP強制表示中:210.153.84.342008-06-21 23:04:00 -
885:
名無しさん
叩いてる人って、明らかホストやんな!
これ読まれてカモ客が居なくなったら、もう騙せなくなるから叩いて否定してんねやろ?
それか、色営業に騙されて信じきってるアホ女やな。
くるみちゃん頑張って続き書いてね〜、楽しみに待ってます、煽りは完全無視で!IP強制表示中:219.161.96.112008-06-22 01:35:00 -
886:
名無しさん
↑
あほかwwwIP強制表示中:210.153.84.422008-06-22 09:00:00 -
887:
名無しさん
>>916凄い気持ち悪いなぁ。
思い込み凄いな。IP強制表示中:210.136.161.512008-06-22 09:10:00 -
888:
名無しさん
むしろ痛客が主の勘違いワールドに共鳴して支持してるて考えるのが普通の脳。
IP強制表示中:210.136.161.1482008-06-22 09:29:00 -
889:
名無しさん
文句言うなら読むなよ
(-公- ;)IP強制表示中:210.153.84.1332008-06-22 10:11:00 -
890:
名無しさん
いやいや、ホストに貢いでる色客が叩いてると考えるのが普通の脳
男には貢いでもらって当たり前やしIP強制表示中:219.125.148.2032008-06-22 11:19:00 -
891:
名無しさん
と、妄想癖のある腐女子が申しております。
IP強制表示中:210.136.161.482008-06-22 11:58:00 -
892:
名無しさん
↑ホストw
これ読まれて客減ったら大変やもんな〜IP強制表示中:219.161.91.14182008-06-22 14:08:00 -
893:
名無しさん
どうでもえーけどな‥
IP強制表示中:210.153.84.1352008-06-22 14:19:00 -
894:
>>923こいつアホや(笑)
今こんな小説ってめっちゃあんのに、こんなんで客減ってたら今頃ホストクラブなんかなくなってるはずやで(笑)IP強制表示中:210.153.84.1332008-06-22 15:03:00 -
896:
名無しさん
○→堕ろす
×→下ろすIP強制表示中:222.5.63.2002008-06-23 02:12:00 -
897:
名無しさん
質問?何で荒らすの?いつも不思議やねんけどおもろなかったら読まんかったらいいんやないの?それとも荒らすのがおもろいの?気になるから誰か教えて?
IP強制表示中:210.136.161.432008-06-24 08:53:00 -
899:
名無しさん
↑何ですぐ暴言はくん?
IP強制表示中:210.153.84.432008-06-24 09:34:00 -
900:
名無しさん
友達も居ないし、よっぽど暇なんちゃう?
IP強制表示中:210.136.161.442008-06-24 20:59:00 -
901:
くるみ
ミクがどんなに心細かろうが私には関係ない…再び病院内に入る気は一切しなかった。シートをずらし目を閉じているといつの間にか眠ってしまっていた。コンコンと窓を叩いた音で目が覚めた。ミクは、車内に入るなり、すぐに電話をかけ始めた。
ミク「うん。終わった〜今から?分かった〜」
電話を切り、機嫌が良さそうだった。
くるみ「どうしたん?」
ミク「涼がご飯行こうって誘ってきてん!」IP強制表示中:210.136.161.522008-06-25 02:17:00 -
902:
名無しさん
くるみみたいな子きらいじゃないです。てか話めっちゃ気になるから頑張ってください。
IP強制表示中:210.153.84.362008-06-25 02:20:00 -
903:
くるみ
くるみ「そう…返済するまで店には行ったらアカンでな…」
ミク「分かったって!」
涼との待ち合わせ場所まで送った。
家に帰ると西尾ッチがミクの心配をしていた。IP強制表示中:210.136.161.1492008-06-25 02:23:00 -
904:
くるみ
くるみ「心配無用!元気に同伴行ったから!」
西尾ッチ「そっか…」
疲れ果てて寝てしまい、出勤して帰ってきた西尾ッチに起こされた。
くるみ「店来てた?」
西尾ッチは何も喋らずコクリと頷いていた。IP強制表示中:210.136.161.1392008-06-25 02:28:00 -
905:
くるみ
西尾ッチは人のことであまり悩むタイプではないけどミクのことは気にしていた。
ミクは友達だから心配だし、涼のやっていることを許せないと思う。だけど涼と同じホスト…自分も客にうまい様に言って時には騙すこともある。涼を否定したくても否定できない。自分も否定することになるから。
無駄な正義感や心配などする必要はない。綺麗な営業が出来ないのなら自分を汚い人間だと認めてしまえば楽なのだ。IP強制表示中:210.153.84.372008-06-25 02:35:00 -
906:
くるみ
あまり集中できず仕事を終えて、近所のコンビニで買い物をしていた。レジを終え、店を出ようとすると「あの、すみません!」と大声で呼び止められた。客は私しかいなかったので振り返ると顔を真っ赤にした店員が突っ立っていた。
くるみ「何か?」
店員「あの…俺、敦士って言います!良かったら携帯とか教えてもらえませんか?」
敦士と名乗る店員の後ろで敦士の友達らしい店員が頑張れとエールを送っていた。IP強制表示中:210.153.84.1382008-06-25 02:44:00 -
907:
くるみ
くるみ「何を目的として?」
敦士「あの…あなたが店来る度にお話してみたいなと思いまして…」
私は鞄から店の名刺を差し出した。
くるみ「店に来れば好きなだけ話するから…」
コンビニでバイトをするようなお金のない男には興味がない。私はニコリとも笑わず店を出た。IP強制表示中:210.153.84.1332008-06-25 02:48:00 -
908:
くるみ
家についた瞬間ミクから電話がかかってきた。
ミク「今から店来ーへん?涼と話してみてや!」
くるみ「今、家着いた所やのに…まぁえーわ、行くわ!」
返済するまで店に行かないという約束を破っていることを責めたりはしなかった。無駄だから。IP強制表示中:210.153.84.1332008-06-25 02:56:00 -
909:
くるみ
店のビルの下に着いた時に送りをしている西尾ッチを見つけた。なんとなく隠れて観察をしていると客はユウだった。西尾ッチはユウを人目のないところへ連れて行った。
チュウでもしてるのかな(・∀・)?なんて気になって覗いて見て私は目を疑った。
西尾ッチがユウを蹴っていた。
私の知らない西尾ッチだった。優しくて口喧嘩だって滅多にしない、いつも自分から謝るし、手なんか上げるなんて一切思えない西尾ッチが何度も何度も女の人を蹴るにはあまりにも強すぎる力だった。IP強制表示中:210.153.84.422008-06-25 03:03:00 -
910:
名無しさん
手術当日って絶対安静やのに飲みにいくってあほすぎやな
IP強制表示中:210.153.84.332008-06-25 03:04:00 -
911:
くるみ
ユウは何度も謝っていた。西尾ッチはユウに罵声を浴びせ店に戻って行った。西尾ッチが去ってからユウはやっと泣き始めた。普通の人間なら彼女を慰めるのかもしれない。話を聞いてあげたり、時には叱ったりしてあげるのかもしれない。
私はしない。
だって西尾ッチはユウに合った接客をしているのだろうから。
私がいけないから彼を怒らせてしまって蹴られた…暴力ふるうけど好きなの…と悲劇のヒロインぶって勘違いしてるのが彼女の幸せなのかもしれない。IP強制表示中:210.136.161.1412008-06-25 03:10:00 -
912:
くるみ
私も店に向かおうとした時、ユウに見つかり呼び止められてしまった。
くるみ「何泣いてんの?」
ユウ「聖夜と喧嘩してしまって…」
くるみ「好きだから喧嘩になるんやから…仕方ないで?」
ユウ「そうですね…なんか元気出ました!頑張ります!」IP強制表示中:210.153.84.1382008-06-25 03:14:00 -
913:
くるみ
ユウは笑って夜の街に消えていった。飴とムチ…といったところか。しばらくユウは頑張れるだろう…
店に入るとミクが手を振って「こっち!こっち!」と叫んでいた。ミクは相変わらず、お祭り女で騒ぎまくり、マイクを取って「涼たん?ミクのダーリン?」と呆れるような事を言っていた。
盛り上がるミクに対して私は1人黙って酒を飲んでいると西尾ッチが「一応口座やからな」と言ってやってきて私の肩にもたれ手をつないできた。
くるみ「煽りに私使わんといてや!」IP強制表示中:210.153.84.1352008-06-25 03:25:00 -
914:
くるみ
西尾ッチ「ただこうしてたいねん…」
くるみ「あんたの気持ちは知らんけど、私の身にもなってや。ほら客に睨まれてるわ…関係ないっちゅーねん!」
西尾ッチ「関係あるやん!みんながほしがってる彼女っていう位置にくるみがおんねんから…仕方ない!」
くるみ「お前はなんぼのモンやねん…私を客として扱ってから偉そうなこと言えや!」IP強制表示中:210.153.84.442008-06-25 03:31:00 -
915:
くるみ
西尾ッチ「ごめん…お酒作るわ!」
やっぱり西尾ッチは私の知っている何を言っても怒らない、いつも笑顔の西尾ッチだった。
涼が他の席へ行き、ミクもやっと一旦落ち着いた。
ミク「何で客被らせるかな…腹立つ?」IP強制表示中:210.153.84.1382008-06-25 03:35:00 -
916:
くるみ
くるみ「他の客居る方があんたの闘争心と独占欲かきたてられるからちゃうか?」
西尾ッチ「間違いないな…」
ミク「そうなんかな?そんなんせんでも夢の為やもん!頑張るし!」
いつしか涼の夢はミクの夢にもなって、涼の夢をミクが叶えてあげることになっていた。IP強制表示中:210.153.84.1372008-06-25 03:38:00 -
918:
名無しさん
周りの友達がこんなホス狂いばっかりやったら嫌や〜?まぁ類は友を呼ぶってゆうしな?
IP強制表示中:210.153.84.742008-06-25 11:16:00 -
919:
名無しさん
↑確かに?
IP強制表示中:210.136.161.1412008-06-25 16:47:00 -
920:
名無しさん
けど、この小説おもろいよ?ミク様のアホさ加減にゎイライラするけど??
IP強制表示中:210.153.84.1362008-06-25 16:48:00 -
921:
名無しさん
そろそろ新しいの立てな1000いってまうで?
IP強制表示中:210.153.84.442008-06-25 18:13:00 -
922:
名無しさん
友達をボロクソに書いて他人の笑いを誘う主の神経が一番おもろいけどな?
IP強制表示中:210.153.84.372008-06-25 18:57:00 -
923:
名無しさん
ボロクソかな…
そんな事もないと思うけど。IP強制表示中:222.5.62.1492008-06-25 23:41:00 -
924:
名無しさん
くるみちゃんはすごく客観的に人を見れるだけちゃう?
友達だけじゃなくて自分さえも?
まぁ、批判ばっかりしてる人間にはとうてい解らんわなぁ?IP強制表示中:219.125.148.932008-06-26 00:01:00 -
925:
名無しさん
↑そぉかー??
ウチは主みたいな自分が1番正しいみたいに思ってるタイプ嫌いや?IP強制表示中:210.153.84.1682008-06-26 02:39:00 -
926:
名無しさん
いや、別に自分が一番正しいとか思ってないんじゃん?自分が見て感じたことを言葉にしてるだけでしょ。実際友達でも違う人間なんだから全て共感なんてしないじゃん。それでも友達だから見捨てないんじゃん?
IP強制表示中:210.153.84.1292008-06-26 05:16:00 -
927:
くるみ
くるみ「涼っていつココ辞めるん?いつ自分の店持つ予定なん?あといくら必要なん?具体的にどこまで話進んでるん?」
ミク「…どうなんやろ?分からん」
くるみ「分からんって…そんなことも知らんと応援してるん?あんた彼女なんやろ?」
ミク「何が言いたいん?」
くるみ「ホンマに彼女なんかな〜って」IP強制表示中:210.153.84.1332008-06-26 13:39:00 -
928:
名無しさん
なんやかんやゆーても話は気になるぅ?
IP強制表示中:210.136.161.1472008-06-26 14:10:00 -
929:
くるみ
涼「あといくらって言われても…」
ミク「応援するんやから具体的な話聞かせて!2人の夢やろ?」
涼「急にどうしたん?…くるみチャン何か言ったやろ?」
くるみ「2人の夢の詳しい話聞いただけやで?」
涼は私を見て「こいつ邪魔やな…」という顔をしていた。IP強制表示中:210.153.84.442008-06-26 15:21:00 -
930:
くるみ
涼「夢も大事やけど今はここで働いてんねんから今俺が出来ること専念したいねん。辞めたら夢やもちろんミクのこと色々考えていくつもりやで!」
ミクは笑顔で涼を見つめていた。
くるみ「じゃあ今はなーんも考えても進んでもない夢のためにミクは頑張ってんねんな〜」
涼「まずはお金貯めなアカンからな!」
くるみ「ミクは彼女なんやろ?ほなミク店来さして金使わさんとミクが直接貸したったらえーやん!その方が金出来るで?」IP強制表示中:210.153.84.432008-06-26 15:31:00 -
931:
くるみ
ミク「涼は金の貸し借り嫌いやねん!」
くるみ「未収させるくせに?」
ミク「もう、くるみと話してたら疲れるわ…」
くるみ「あんた未収払えるん?」
ミク「仕事みつけたから大丈夫やで!」IP強制表示中:210.136.161.1432008-06-26 15:35:00 -
932:
くるみ
くるみ「何の仕事?」
ミク「…風俗やで」
くるみ「涼はミクが風俗で働いててもえーの?」
涼「俺は仕事に偏見もたへんからな!ミクがやる言うてんねんから応援する!」
くるみ「あっそう。ミク、うち帰るわ!」IP強制表示中:210.153.84.432008-06-26 15:40:00 -
933:
くるみ
ミク「分かった。バイバイ」
ミクは不機嫌だった。
くるみ「涼と話したら分かる言うたけど私には分からんわ…あんたは彼女でも何でもなく、ただの客で夢の為や言うて使われてるようにしか見えん!まぁミクは違う言うてんねんから好きにし…」
ミク「えらい余計なお世話ありがとう!」
店を出てエレベーターの中で西尾ッチと無言のままぐったりしていた。IP強制表示中:210.136.161.522008-06-26 15:45:00 -
934:
くるみ
くるみ「そーいえばさっきユウと喧嘩してるの見たけど蹴るほどのことって何やったん?」
西尾ッチ「………わがまま言い出したから先に自分の立場分からせとかなな…」
くるみ「相手は客やで女やで?力加減くらい分かりや?…チーコん家泊まるわ…」
西尾ッチ「分かった…」
西尾ッチは叱られた子供のようにしょんぼりしていた。IP強制表示中:210.153.84.412008-06-26 15:49:00 -
935:
くるみ
マイ「あ〜バカだな〜夢の為やなんて初歩的なことに騙されよって!」
チーコの家で綾も参加し麻雀をしながら飲んでいた。
チーコ「お前が言うな!ミクもとうとう風俗かぁ〜」
マイ「風俗は病むで〜金も価値観も日常生活も狂って頭おかしくなるもん!」
綾「夜やってる私でも風俗とは同じに見てほしくないからなぁ〜」IP強制表示中:210.153.84.372008-06-26 15:57:00 -
936:
くるみ
くるみ「前もパパおったんやし別に変わりはせんやろ…」
チーコ「くるみが突き放した言い方するなんて…どしたん?」
くるみ「本人が風俗やりたいならやったらええ!今、何いうても無駄や!」
麻雀に集中出来ず、いつものように圧勝出来なかった。IP強制表示中:210.136.161.1522008-06-26 16:02:00 -
937:
名無しさん
主さん見てます?
がんばってくださいね??IP強制表示中:210.136.161.1402008-06-26 19:19:00 -
938:
名無しさん
頑張って?
IP強制表示中:210.153.84.422008-06-26 20:52:00 -
939:
くるみ
くるみ「マイ飲みすぎ!」
チーコ「彼氏と喧嘩したらしいで〜」
綾「うまくいってたんちゃうん?」
マイ「一切夜の仕事知らん人やからなぁ〜いちいちうるさいねん〜むかつく〜」
くるみ「風俗に理解があって応援してくれるのとどっちがいい?」IP強制表示中:210.153.84.1362008-06-27 00:42:00 -
940:
くるみ
綾「応援するから稼いだお金で店来て〜言われてなぁ〜」
チーコ「何もかもが俺の夢の為に〜」
マイ「…ダーリンと仲直りしよ。」
チーコ「仲直り祝いに取っておいたシャンパン開けたろ!」
4人で飲む酒は美味しくて楽しい。ミクが加わればもっと楽しいはずなのに…IP強制表示中:210.136.161.542008-06-27 00:47:00 -
941:
くるみ
目を覚ますと夕方になっていて、みんな仕事の準備に大忙しだった。髪をセットしてもらい、店に着くとりんがタバコの煙でドーナツを作っていた。
りん「化粧薄すぎやろ!」
くるみ「うるさい!今からすんねん!」
化粧を終えるとすぐさま呼ばれ、この日もドタバタしていた。IP強制表示中:210.136.161.432008-06-27 00:54:00 -
942:
くるみ
ボーイ「くるみサン…呼ばれてますって!タバコ置いて!急いで下さい!新規の方です!」
くるみ「誰やねん?まだ2口しか吸うてへんし?」
イライラしながら呼ばれた席に着くとコンビニの店員サンがニコニコ照れながら座っていた。
くるみ「いらっしゃいませ…くるみです。」
敦士「こんばんは!」IP強制表示中:210.153.84.402008-06-27 00:59:00 -
943:
くるみ
くるみ「何で来たん?」お酒を作りながら若干呆れながら聞いた。
敦士「店に来たら話せるって自分で言いましたやん!」
くるみ「お金あんの?」
敦士「バイト代下ろしてきました!」
敦士とは仕事を忘れて話が弾んだ。敦士みたいな人間は新鮮だった。だけど私とは世界が違う…と一線引いていた。IP強制表示中:210.153.84.422008-06-27 01:04:00 -
944:
くるみ
敦士「アフターとか誘っていいですか?」
くるみ「私、誰ともアフターしないからね…」
敦士「すいません…また来ます…」
くるみ「…店終わったら連絡するから待ってて!」
敦士「はい!」IP強制表示中:210.153.84.402008-06-27 01:07:00 -
945:
くるみ
仕事を終えて待ち合わせ場所へ行くと辺りをキョロキョロしている敦士がいた。ご飯を食べて、カラオケした。
敦士は大学生で私より1つ上の21歳。年上なのに顔も性格も可愛くてチワワみたいだった。地元を出て1人暮らしをしていた。昔の西尾ッチと同じだが全く違うように見えた。
敦士「ほな、おやすみ〜」
くるみ「うん!もう店来るなよ!」
敦士「会えへんやん!」IP強制表示中:210.153.84.1382008-06-27 01:16:00 -
946:
くるみ
タクシーの扉を閉めて「店以外で会うから。ほな、おやすみ〜」と言うと敦士は見えなくなるまで笑顔で手を振っていた。しばらくして敦士からメールが届いた。
敦士?
くるみいつ暇?今からデートプラン立てます!どこ行きたい?俺は〜どこでもいい!
私は笑ってしまった。アホすぎて…( ̄◇ ̄;)IP強制表示中:210.153.84.352008-06-27 01:22:00 -
947:
くるみ
チーコ「で、敦士が気になってるってこと?」
くるみ「なってないわ!」
チーコ「じゃあ何で今日もうちに泊まりに来てんねん!」
くるみ「なんか西尾ッチに会いたくないねん…なんかしんどい。」
チーコ「なんかあったん?」IP強制表示中:210.136.161.492008-06-27 01:26:00 -
948:
くるみ
くるみ「西尾ッチが客を蹴ってる所見てもてん。私には優しいけど…女に暴力振るう奴と一緒に居たくない」
チーコ「…西尾ッチも変わったな。まぁ落ち着くまでここに居ったらええけど連絡はしときや?」
くるみ「分かった!」
チーコ「それにしても敦士会ってみたいな〜おもろそうな奴やん!それくらい純で天然な奴いいと思うで?」
くるみ「簡単に人信じるもんちゃうで〜」IP強制表示中:210.153.84.1342008-06-27 01:30:00 -
949:
くるみ
私は一週間家には帰らず、チーコの家に居た。毎日西尾ッチに報告の電話をしていたが「分かった…」と暗い返事しか返ってこなかった。
一週間ぶりに敦士と会うことになり、昼に敦士の家まで迎えに行くと窓から「ちょっと待って!何着たらいい?」と女みたいなことを言って待たされた。車の中で携帯をいじっていると西尾ッチからメールが届いた。
西尾ッチ?
明日は帰る?お願いやから帰ってきて。IP強制表示中:210.153.84.422008-06-27 01:40:00 -
950:
名無しさん
おもしろい?
IP強制表示中:210.153.84.402008-06-27 01:43:00 -
951:
くるみ
私は「分かった。」とだけ返信した。
敦士「お待たせ〜!どこ行くん?」
くるみ「知らんで!決めてないん?」
敦士「行きたい所ありすぎて決まらへんかった!」
くるみ「はぁ?……車降りるで!」IP強制表示中:210.153.84.1322008-06-27 01:44:00 -
952:
くるみ
敦士「徒歩!?」
くるみ「いや、もう面倒やから敦士ん家に決定!」
敦士「あか〜ん!」
敦士は必死に制止したが軽く目潰しをしたら諦めて入れてくれた。部屋に入るとすぐさま敦士はさっきあれこれと悩んで却下された服達を片付け、やらしいDVDも一緒に隠していた。IP強制表示中:210.136.161.1472008-06-27 01:50:00 -
953:
くるみ
くるみ「部屋着貸して〜へぇ〜大学の教科書ってこんなんなんや〜おっ!卒アル発見!敦士可愛いなぁ〜この子彼女?あっ、ゲームやっていい?」
私は敦士のジャージを着て、お構いなしに部屋を探っていたが敦士も一緒になって楽しんでいた。色々して遊んでいると夕方になった。
くるみ「お腹空いた〜」
敦士「コンビニ行くか〜」IP強制表示中:210.153.84.1302008-06-27 01:56:00 -
954:
名無しさん
敦士とくっつくんかな??
IP強制表示中:210.153.84.392008-06-27 01:58:00 -
955:
くるみ
くるみ「スーパー行って鍋しよ〜」
敦士「キムチ鍋!」
敦士の愛車のチャリに乗ってスーパーへ行き、買い物をした。キムチ鍋をして、酒を飲んで色んな話をした。すっかり夜になり、酒も回っていた。
敦士は私を後ろから抱っこして頭を撫でた。IP強制表示中:210.153.84.342008-06-27 02:01:00 -
956:
くるみ
敦士「……好きや」
くるみ「…ぷっ」
敦士「何で笑うねん?ホンマやねんぞ?」
くるみ「分かったって!」
敦士「ちゃんと分かったならええわ!眠い…寝よか!」IP強制表示中:210.153.84.1362008-06-27 02:03:00 -
957:
くるみ
敦士は私にベッドを譲り、敦士は廊下に毛布を敷いて寝た。
敦士の寝息が聞こえる中、私は暗い天井を見つめ泣いていた。
なぜ泣いているのか分からなかった。
眠ることは出来ず「友達に呼ばれた」と置き手紙して家に帰った。IP強制表示中:210.136.161.532008-06-27 02:09:00 -
958:
くるみ
久しぶりに帰る家。ホッとした気持ちはなく、ため息がやたら出た。
知り合って数日の敦士と居ると楽しくて安らげて居心地が良い。今までそんな男は居なかったから怖くなった。
眠れそうになかったから睡眠薬を飲んで眠りについた。IP強制表示中:210.153.84.1322008-06-27 02:14:00 -
959:
くるみ
目を覚ますと私のベッドにスーツ姿のままの西尾ッチも入りこんでいた。
くるみ「スーツ脱がなアカンで!」
西尾ッチ「ん〜いいねん。寝よ〜」
西尾ッチに抱きしめられベッドに戻り、西尾ッチは再び眠りについた。IP強制表示中:210.136.161.1452008-06-27 02:19:00 -
960:
名無しさん
夜してる人を批判する気はないけど…夜に飲み込まれて変わってしまう人は軽蔑するわ
IP強制表示中:210.136.161.472008-06-27 02:35:00 -
961:
名無しさん
きもい
IP強制表示中:210.153.84.2352008-06-27 03:15:00 -
962:
名無しさん
主きもい
IP強制表示中:210.136.161.2382008-06-27 03:15:00 -
963:
名無しさん
書くな
IP強制表示中:210.153.84.2412008-06-27 03:15:00 -
964:
名無しさん
うざい
IP強制表示中:210.153.84.1612008-06-27 03:16:00 -
965:
名無しさん
妄想きもい
IP強制表示中:210.153.84.1652008-06-27 03:16:00 -
966:
名無しさん
おもんないし
IP強制表示中:210.153.84.2422008-06-27 03:17:00 -
967:
名無しさん
消えて
IP強制表示中:210.136.161.2262008-06-27 03:17:00 -
968:
名無しさん
頭悪すぎ
IP強制表示中:210.153.84.1672008-06-27 03:17:00