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夏の風物詩【こわ〜い話】
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1:
主
需要ありそうならコピペしようと思うのですが…読みたい?
2009-06-24 11:54:00 -
11:
主
都内某所での体験。
出張先での仕事が長引き終電も逃してしまった為、ビジネスホテルに泊まることにした。
部屋に入りコンビニのお弁当を一気に食べてビールを飲むと、ベッドに倒れこみそのまま寝入ってしまった。夜中目を覚ました。ボンヤリした薄目の視界から、天井の鏡に映る自分が見える。
そのまま再び寝入りそうに朦朧としながらも『ん?ビジネスホテルの天井が鏡張り??』と違和感を覚えた。
同時に部屋に漂う煙のようなモノを感じた瞬間、ガバッと飛び起きた。『火事か!?』完全に覚醒した。
しかし火独特の匂いがない。それに部屋に漂うものは煙というより、何か綿の様なフワフワしたものなのだ。
一瞬、安堵したが、咄嗟にさっきの天井を思い出した。ハッとして見上げると、鏡に思えたのも無理はない。天井にはベッドのシーツと見まごうような、まるで絹で出来た蛇の胴体のような真っ白な『何か』がトグロを巻くようにミッシリと充満している。
それがズズズと蠢いているように感じた。そしてその真中に女性の顔があり、私を見下ろしていたのだ。
バサッと下に向かって垂れた長い髪が、その顔が上から見下ろしている事を物語っている。
私は一瞬駆け出そうとしたが、そのまま凍り付いてしまった。
目が逸らせない。
するとその真っ赤な唇がキューッと吊り上り「ぐふっぐふっぐふっ」と声をだす。
その声は笑っているのか苦悶しているのか、よくわからなかった。2009-06-24 14:03:00 -
12:
主
とあるカメラマンが何の因果か、自殺の瞬間をスクープしようというので、有名なそのテの名所(東尋坊か?)に隠れて見張っていたそうです。
何日か過ぎ、粘ったかいあってかどうやらそれらしい人が現れました。
カメラマンは不謹慎にも内心、大喜びでした。
レンズを換え、ファインダーを覗き、その人の行動を見ていました。
その人は勿論自分がこれからやろうとしてることがカメラに撮られるなど知るはずがありません。
絵に描いたような基本的な自殺前の心得(遺書とか)をしてその人はためらいもなく崖に飛び込みました。
カメラマンもプロですからチャンスは逃がしません。
見事スクープを撮りました。
現像の段階でカメラマンは蒼くなりました。
普通、飛び降り自殺する人は飛んですぐ気絶するんだそうです。
現像したその写真には、気付くはずがない距離、存在なのにカメラ目線で、しかも『二ィ』と笑った顔で写っていたそうです。2009-06-24 14:03:00 -
13:
名無しさん
ネタ楽しみにしてます(^O^)
2009-06-27 13:27:00 -
15:
主
レスありがとうございます★
今からまたいくつか更新しますね♪2009-06-28 16:20:00 -
16:
名無しさん
めっちゃこのスレ大好き?貼ってくれて有難う?楽しみにしてます?
2009-06-29 12:55:00 -
18:
主
一人暮らしを始めたばかりの頃、俺の住む県に台風が直撃した。
その夜は眠りをさまたげるほど、風がびょおお、と音を立てて吹き荒れ、俺は眠れずにいた。
そんな時だ。
突如玄関のチャイムが、ピンポン、と鳴った。
こんな夜中に誰が?と思いつつ、俺は覗きレンズを覗き込んだ。
人がいる。ぎょっとしたが、声をかけた。
「どなたですか」
「おう、○○、俺だよ」
「あれっ!?何だよお前、連絡もなしに」
その声は俺の友達の声だった。
だが、外が暗いのと、帽子を深々とかぶっているので、顔がよく見えない。
そんなことはどうでもいい、相手が友達だったという安心感に、
「それにしてもお前、この嵐の中よく来たなあ」
と言いながら鍵を開けはじめた。
だが、俺はそこで気が付いた。
<一体どうやって、この嵐の中を徒歩で来たのだ?>
彼には運転免許がない。
バスで来たとしても、バス停からここまで、少し歩かなければならない。
それに、こんな風の吹き荒れる夜に遊びに来るやつはまずいない。一体何の用が?
俺はまた覗きレンズを覗いた。
「お前どうやって、ここに来たんだ?」
すると彼は、数秒の沈黙の後、顔面を思いっきり覗きレンズに近付けてきた。
顔がロウ人形の様に白く、目だけがリモコン操作されたようにギョロギョロとしていた。それは俺の知っている彼ではなかった、いや、それどころか、それは人ではなかった。そしてそれは、口をこれでもかとばかりに横にひろげ、にいぃっ、と笑った。
俺は腰が抜け、その場に座り込んでしまった。
我にかえると、急いでその友達に電話をした。当然ながら、彼は来ていないと答えた。2009-06-29 18:18:00 -
19:
主
数年前、栃木県の地方の病院に勤めていた時のことです。
その日は仕事でおそくなり、病院を出たのは夜10時を過ぎていました。家は病院の職員住宅で、病院とは300メートルばかりのところにあり、その日は歩いての帰宅になりました。
途中かなり広い道路なのですが、9時を過ぎると街灯が消されてしまい、足下も暗くなってしまっています。
道路のまわりは田んぼでちょうど田植えが終わった時期でもあり、水田になっていました。
私は帰宅を急ぎ、やや早足で歩いていました。
ふと、5メートルほど先を白い服を着たおじいさんが杖をついて、ゆっくり歩いてるのに気がつきました。おじいさんとの間隔はどんどんつまってきます。すぐに追い付きそうになりました。
で、それにしてもおかしいと思いました。街灯が消えているといっても、薄明かりぐらいあるし、人がいたのなら最初から気付いているはずなんです。
道のわきの田んぼも人がかくれられる所はないですし。そう考えたら背筋に寒気が走りました。まあ、暗がりの中を独りで歩いているのですから最初から恐いなあ、とは思っているわけなんですけど。
意表をつかれたこともあり、もしかしたらこの人はこの世のものではないのかもしれない、
そんな感じがしてドキドキしながらもついに追い付きました。
追い抜くときにその人にならびました。で、背の低い腰の曲がったおじいさんでしたが、人間の存在感というか息遣いを感じることはできました。
抜き去る間のほんの一瞬でしたが。
ああよかった、やっぱりこの世の人だ、普通の人だと、ひとまず安心できました。2009-06-29 18:20:00 -
20:
主 続き
そして自分とその人との距離はどんどんひらいてゆくのでした。と、その次にまた凍りついたんです。あれ、足音が聞こえない、おかしいぞ、と。
そう思うやいなや、怖いものみたさで、反射的に振り向きました。
するとなんというか、、誰もそこにはいなかったのでした。
もちろん人がかくれられる様な場所ではありません。消えてしまったとしか思えません。
やっぱり第一印象のとおりだった。この世の人ではなかったのだと思います。
でも、追い抜く時には人間の存在感をはっきりと感じたのです。
それは人の気配というよりももっと強く、確かに息遣い、体温とかのはっきりと実体を持ったものとして感じられたのですが。不思議な体験でした。2009-06-29 18:21:00