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ボーダーラィン

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  • 1:

    恋姫

    ギリギリの世界で綱渡りしてるょぅな毎日。死ぬ勇気も無ぃょ。今日と言う日がただ通り過ぎてぃくだけだった。

    2006-01-11 20:25:00
  • 48:

    恋姫

    泣き疲れて束の間眠りに就いた。また同じ夢を見た。今度は違ぅ声が聞こぇた。(泣ぃてぃぃょ。気が済むまで。先に行って待ってるから)誰なの?何故私を待ってるの?

    2006-02-05 08:12:00
  • 49:

    恋姫

    目はすっかり腫れあがっていた。やけにはっきりと夢を覚えている。昨日の出来事を書き消すように。。。ただ、夢だけを頭に浮かべた。

    2006-02-05 08:27:00
  • 50:

    恋姫

    鏡に映る自分を見ていたらまた、涙が溢れた。いつのまにか手にかみそりを持っていた。(楽になるかな。。。)そっと、手首にかみそりを近づけた。。。

    2006-02-07 07:53:00
  • 51:

    恋姫

    手が震えてかみそりが手首をほんの少しかすめた。チクっとした痛みにもう、尻込みしてしまっていた。情けない。。。ただこんな自分に無性に腹が立った。

    2006-02-07 08:00:00
  • 52:

    恋姫

    死ぬ勇気もない。ただ頭の片隅で夢の中の声が引き止めているような気がしていた。現実は何も変わらず無情に時を刻んでいた。部屋の外で母の声が聞こえた。

    2006-02-07 08:07:00
  • 53:

    恋姫

    何も知らない母は、朝ご飯が出来たことを告げていた。何があっても学校も会社も休んだことが無かったのに、初めて、行きたくないと思った。(お金。。。どのくらいあったかな。。。)

    2006-02-07 08:14:00
  • 54:

    恋姫

    家出。そう思いついた瞬間、私は仮面を被った。いつものように私は支度をして食卓に向った。兄の存在を確認した時、体が震えた。なんとか冷静を取り戻したものの、食事は喉を通らなかった。

    2006-02-07 08:23:00
  • 55:

    恋姫

    お味噌汁をすすりながら、気持ちを落ち着けた。心も温まっていく気がした。束の間の安らぎに過ぎなかった。父と兄のいやらしい視線が私をどうしようもなく不快にさせた。

    2006-02-08 06:05:00
  • 56:

    恋姫

    結局、お味噌汁もほとんど残してしまった。吐き気を押さえるのに必死だった。「お父さん、もう仕事行かないと。。。」やっとの思いで告げた。父は嬉しそうに支度を始めた。誰も私の食欲の無さを心配するものは居なかった。。。

    2006-02-08 15:31:00
  • 57:

    恋姫

    父はあれから特に性的な悪戯はしてこない。送り迎えで十分満足しているようだ。普通の16才になりたかった。家出の準備はもう出来ていた。いつもより荷物が増えていても誰も気にしないことに悲しさが増した。

    2006-02-10 07:24:00
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