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ボーダーラィン
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1:
恋姫
ギリギリの世界で綱渡りしてるょぅな毎日。死ぬ勇気も無ぃょ。今日と言う日がただ通り過ぎてぃくだけだった。
2006-01-11 20:25:00 -
58:
恋姫
父はいつものように会社の少し手前で私を降ろした。「行ってきます。」初めて、笑顔で告げた。父は嬉しそうに手を振った。(バイバイ。。。)父を見送ってから会社と反対方向へ歩いていった。
2006-02-10 07:30:00 -
59:
恋姫
調度、お給料を貰ったばかりで多少お金はあった。通帳にも少し貯金があった。(どこへ行こう。)未成年が行けるトコなんてたかが知れてる。その時、携帯がなった。あの、中学の時私を裏切った親友からだった。
2006-02-10 07:38:00 -
60:
恋姫
愛子。。。結局彼女を許し時々連絡を取っていた。「私、家出したの。」そう告げると「家においで。」すでに私の足は彼女の家へと向っていた。
2006-02-10 07:44:00 -
61:
恋姫
卒業前、イジメグループの一人が違う学校の不良に絡まれていた。偶然居合わせた私は、迷ったものの、助けに入った。相手の一人が私の目を見て一瞬、たじろいだ。「お前。。。」
2006-02-10 08:13:00 -
62:
恋姫
「私のクラスメートなんです。解放してもらえますか?」中心的な男が真直ぐ私を見ながら「白けたわ。撤収。」不満げな連れを促して、「お前。。。名前は?」私に聞いた。「人に聞く前に自分が名乗るべきじゃない?」クラスメートを連れその場を離れた。
2006-02-10 08:29:00 -
63:
恋姫
「俺は克哉!次ぎ会った時また聞くわ。」私の背中に向って彼は言った。少しして「なんか悔しいけど。。。ありがとう。」そう言い残し彼女は走って帰って行った。
2006-02-10 08:38:00 -
64:
恋姫
その後、イジメグループは手の平を返したように謝ってきたのだ。私はかなり呆れた。けれど、許してしまったのは孤独を埋められる気がしたからだった。愛子は卒業後、私に連絡してくるようになった。でも逢うのは今日が初めてだった。
2006-02-10 08:51:00 -
65:
恋姫
行く当てのない私は愛子に頼るしか無かった。家に着くと愛子は「しばらく家にいな。」久しぶりに見た愛子はあの時の不良、克哉を思い出させた。かなりやんちゃをしていると聞いていたけれど。家出の理由は聞かないでいてくれた。
2006-02-10 08:58:00 -
66:
恋姫
「男出来た?」愛子に聞かれ、一瞬言葉を失った。「せっかくだから男作ろうよ!」愛子の悪気の無い言い方に少し、気が緩んだ。いつのまにか涙が溢れてきていた。
2006-02-10 09:04:00 -
67:
恋姫
「どぅしたん!?」愛子は慌ててティッシュを渡してくれた。人前で泣くなんて、生まれて初めてのコトだった。しばらく涙は止まらなかった。
2006-02-10 15:52:00