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ボーダーラィン

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  • 1:

    恋姫

    ギリギリの世界で綱渡りしてるょぅな毎日。死ぬ勇気も無ぃょ。今日と言う日がただ通り過ぎてぃくだけだった。

    2006-01-11 20:25:00
  • 78:

    恋姫

    愛子のお母さんはスナックで働いてる。今日は同伴らしく早くに出掛けているらしかった。とりあえず私達は夜の街へと出掛けた。近くの駅で彼と待ち合わせてると、愛子が言った。

    2006-02-26 17:12:00
  • 79:

    恋姫

    駅が近づくにつれ、急に動悸がしてきた。やはり兄や父を思い出してしまう。「どうしたん?」愛子が心配そうに覗き込んだ。「大丈夫だょ、ちょっと緊張して」作り笑いを無理矢理作った。

    2006-02-27 01:42:00
  • 80:

    恋姫

    「愛子!こっち!」その時、愛子の彼が声をかけて来た。「武士!もう来てたの!」愛子は嬉しそうに声をあげた。私は体の震えを止めるのに必死だった。「こいつ、連れの克哉。そっちは?」

    2006-02-27 15:47:00
  • 81:

    恋姫

    一瞬、震えが止まった。克哉と呼ばれたその人に視線を向けた。「おまえ、あの時の!」先に声をあげたのは克哉の方だった。『二人、知り合い?』愛子達が口を揃えて言った。何故だか震えも動悸も納まっていた。

    2006-02-27 15:55:00
  • 82:

    恋姫

    「ちょっとな。」克哉が言った。「名前は?次会ったら教えてもらう約束だったよな!」それを聞いて愛子は「名前知らなかったの?変なの」みんな笑った。私はやっと口を開いて「小夜子。槙村小夜子です。」

    2006-02-28 01:06:00
  • 83:

    恋姫

    私達はボーリングに行くことにした。なんとなく克哉と並んで歩きながらあの、卒業前に出会った時のことを考えていた。ふいに克哉が言った。「あの時さ、おまえのこと変な奴やって思った」「無鉄砲って言うの?なんか拍子抜けしたわけ」「まさか、こんな形で逢うとはな」相づちも打てない勢い。なんとなく笑ってしまった。

    2006-03-02 16:34:00
  • 84:

    恋姫

    「あの時、本当はすごく震えてたんだよ。めっちゃ恐かった。あの子、私をいじめてた一人だったし。無視しても良かった。。。でも気が付いたら。。。ごめん!克哉君も変な奴やわ。」恥ずかしくなって誤魔化した。「運命だな!」やけに自信たっぷりと克哉が言った。

    2006-03-02 16:55:00
  • 85:

    恋姫

    『仲良すぎ?!』愛子達がからかう。不思議と兄や父のことも忘れていられた。ペアに別れてボーリングをした。克哉君は結構うまくて私が足を引っ張ったわりに勝利!夕飯は愛子達がおごってくれることになった。ご飯も食べ終わった帰り道。

    2006-03-04 19:20:00
  • 86:

    恋姫

    「克哉君で良かった。ちょっと。。。男の人に逢うの恐かったから。」なにげなく克哉が頭を撫でた。くすぐったい気持ちになった。

    2006-03-05 03:59:00
  • 87:

    恋姫

    「あゆみちゃん!何ぼーっとしてるん?」ふと、現実に引き戻された。「彼氏のことでも考えてたの?」キャバクラで待機中だったの忘れていた。゙あゆみ"は私の源氏名。本名なんてしばらく忘れていたな。

    2006-03-06 21:06:00
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