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☆スタービーチ☆
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1:
きらきらアフロ
「ねぇ知ってる?星の降る夜は1つだけ願い事が叶うんだよ?」
「誰も信じてないと思うけどさ。私は信じてるんだよね☆」2005-07-20 01:28:00 -
11:
きらきらアフロ
「ねぇ聞いてる?」「いつも話し聞いてくれないね。」「もういい!」
リナは一人で校門まで歩いて行ってしまった。またやってしまった。
ボクはいつも人の話を聞かない。
リナが怒るのも無理はないがもう慣れっこだった。
2005-07-20 02:17:00 -
12:
きらきらアフロ
「ごめんな」リナの機嫌を伺うようにボクは謝った。
リナはボクのほうを振り返り、大きな声で「いいよっ」
とても無邪気な笑顔だった。やられた!
ボクはいつもリナの笑顔に救われていたんだ。2005-07-20 02:23:00 -
13:
きらきらアフロ
あの頃のボクらは若かった
あの頃のボクらはずっと二人でいれると思ってた
あの頃のボクは君がすべてだった
あの頃のボクは・・・・2005-07-20 02:30:00 -
14:
きらきらアフロ
リナとの帰り道はいつも同じ道だった。
海沿いの堤防をただひたすら灯台に向かって歩くだけだった。
時には浜辺も歩いたっけ。
ふとボクは思った。ボクらはどこで出会ったんだろう?
なぜか思い出せなかった。2005-07-20 04:03:00 -
15:
きらきらアフロ
「ねぇリナ?」「ボクらはどこで出会ったんだっけ?」
リナは少しムッとした表情で答えた。
「覚えてないの?」
ボクは少し考えるフリをしたあと首を横に振った。2005-07-21 00:30:00 -
16:
きらきらアフロ
「教えてあげない。」
苦笑いを浮かべるリナは少し寂しげだった。
ボクには女心がわからなかった。若かったから仕方ないのだけれど。
空は澄み切った青で静かな波音だけが僕らを包んでいた。
うだるような暑い夏は瞬く間に過ぎていった。
2005-07-21 00:35:00 -
17:
きらきらアフロ
「ピリリッ・ピリリリッ」
けたたましい携帯の着信音で目が覚めた。
画面には「☆リナ☆」と表示されていた。
「もしもし?」ボクはまだ意識もはっきりしていなかった。
2005-07-21 00:38:00 -
18:
きらきらアフロ
「ツカサ君?」「ツカサ君よね?」
返事をする間もなくそこで電話はとぎれた。
切羽詰まった女の人の声だった。
ボクが家を飛び出したと同時だった。2005-07-21 00:43:00 -
19:
きらきらアフロ
「ピリリッ・ピリリリッ」
ボクは考えるよりも先に通話ボタンを押していた。
「ツカサ君?」「ツカサくん落ち着いて聞いてね?」
「リナが病院に運ばれたの。」
聞き覚えのあるその声はリナのお母さんだった。2005-07-21 00:46:00 -
20:
きらきらアフロ
「エッ?」「リナが・・・・?」
ボクはその場に立ち尽くしてしまった。
「とにかく病院まできてくれる?」
そう早口に言い残すと電話はきれてしまった。
「リナが病院?うそだろ?」2005-07-21 00:51:00