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☆スタービーチ☆

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  • 1:

    きらきらアフロ

    「ねぇ知ってる?星の降る夜は1つだけ願い事が叶うんだよ?」
    「誰も信じてないと思うけどさ。私は信じてるんだよね☆」

    2005-07-20 01:28:00
  • 181:

    きらきらアフロ

    「リナを連れていかせてもらえませんか?」    ボクはそう話を切り出した。キレイな木目のテーブルの向こうに座るリナの両親は突然の話におどろきを隠せないようだった。   「ちょっと考えさせてくれないか?」       少しの沈黙のあとおじさんは答えた。

    2005-09-10 11:39:00
  • 182:

    きらきらアフロ

    正直ボクはびっくりした。当然反対されるものだと思っていたから…。    「答えるのは明日でいいかな?」         おじさんはボクの目を真っすぐ見つめて言った。  ボクは一回小さく頷いた。「今から少し二人で飲まないか?」

    2005-09-10 11:41:00
  • 183:

    きらきらアフロ

    それからボクらは懐かしい昔話をした。時折見せるおじさんの苦笑いがボクの胸を痛いぐらい締め付けた。「そろそろ帰ります。」 ボクはグラスの中のビールを飲み干すと席を立った。「また明日来ますんで」 真っ赤な顔をしたおじさんは小さく頷いた。

    2005-09-10 11:44:00
  • 184:

    きらきらアフロ

    玄関からボクを見送るおじさんの姿はとても寂しげだった。         ボクは小さくおじさんに頭を下げ歩き始めた。   久しぶりに歩く帰り道はなんだか切ない気持ちでいっぱいだった。      静まりかえった海は星空を映して輝いていた。

    2005-09-10 11:44:00
  • 185:

    きらきらアフロ

    ボクは立ち止まり夜空を見上げた。ほんの少し手を伸ばせばキラめくその星空に届きそうな気がした。  堤防の階段を下り砂浜にボクは寝転んだ。なぜかここにいたかった。夜が明けるまでボクは目を閉じて波の音を聞いていた。

    2005-09-10 11:45:00
  • 186:

    10号

    すげーいぃ?
    目の前に景色や風の匂いを感じれる? 頑張って??

    2005-09-10 11:46:00
  • 187:

    きらきらアフロ

    10号さんありがとです?

    2005-09-10 18:15:00
  • 188:

    きらきらアフロ

    その頃リナの家では…。 「お父さん。リナのことどう考えてるの?」    おばさんはおじさんに問い掛けた。        「そうだな…。」    おじさんはずっと黙り込んでいたけれど、ふと笑みをこぼした。       「行かせてやったらいいんじゃないか?」

    2005-09-10 18:19:00
  • 189:

    きらきらアフロ

    「でも誰かが『そんなことないよ』って、二人の背中をそっと押してあげないと二人は前に進めないんじゃないか?」       「それがオレであっても、反対すべき立場の父親であったとしても…。それはそんなに悪いことじゃないと思うんだ。」

    2005-09-10 18:21:00
  • 190:

    きらきらアフロ

    おじさんは話を終えると窓を明け夜空を見上げた。 「なぁ母さん。きっと大丈夫だよ。離れても同じ空の下にいるんだから。」  おばさんは一回小さく頷いたあと話始めた。    「そういえば、私たちもこの星空の下で恋をしたんだったね。」

    2005-09-10 18:22:00
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