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☆スタービーチ☆
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1:
きらきらアフロ
「ねぇ知ってる?星の降る夜は1つだけ願い事が叶うんだよ?」
「誰も信じてないと思うけどさ。私は信じてるんだよね☆」2005-07-20 01:28:00 -
211:
きらきらアフロ
部屋はクーラーがついたままだったからとてもひんやりしていた。 「これを見て迎えに来てくれたの?」 リナは机の上に置いていた手紙を拾い上げ、意地悪そうな顔をして笑った。 「あっ、うん。そうだよ…。」 ボクは恥ずかしくて言葉がなかなか出てこなかった。
2005-09-21 10:40:00 -
212:
きらきらアフロ
「そうなんだ…。」 リナはその手紙を読み返しながら黙り込んだ。 「でも…。本気だった。」外の雑音に消え入りそうなホントに小さな声だった。ボクはリナにかける言葉が出てこなかった。だからボクはギュッとリナを後ろから抱き締めた。 言葉だけでは伝わらない事もたくさんあるから。
2005-09-21 10:42:00 -
213:
きらきらアフロ
「暖かい…。ツカサの腕の中にいるとなんだかすごく落ち着くね。」 ボクはこの腕で一番大切なものを抱き締めた。 それだけでボクの心も暖かくなった。 今のボクらに言葉はいらなかった。ただ時間だけがゆっくりとゆっくりと過ぎていった。
2005-09-21 11:18:00 -
214:
きらきらアフロ
ボクらは窓から見えるこの町の空を見上げた。 「この街の空には星が少ないね。」 リナが少し淋しそうにつぶやいた。 「そうだね…。この街は夜でも明かりが消えることがないから。」 ボクだって淋しかった。 暗い夜がなければ星はキラリと輝けないから。
2005-09-21 11:20:00 -
216:
きらきらアフロ
221さんありがとです☆
2005-09-24 11:39:00 -
217:
きらきらアフロ
目が覚めるともう太陽は沈み始めていた。窓からはオレンジ色の光の柱が差し込んてきていた。となりではリナがまだ眠たそうに目をこすっていた。
「おはよう。」
リナのその言葉を聞いただけでボクは嬉しかった。
やっとボクらの新しい生活が始まった。なんだか照れ臭かった。2005-09-24 11:41:00 -
218:
きらきらアフロ
その言葉を聞いてボクは布団を頭からかぶった。
窓から入ってくる風が少し肌寒かった。秋がもうすぐそこまでやってきているようだった。
「行ってくるね。」
ボクは玄関からリナに手を振りながら言った。
「行ってらっしゃい。」
リナは少し微笑んでそう言った。2005-09-24 11:43:00 -
219:
きらきらアフロ
部屋を出てエレベーターを待っている間ボクは、少しニヤけてしまった。
こんなにも胸が暖かくなるなんて思ってもいなかったから。
外に出るともう夕日は沈む寸前で、入れ替わるように夜空がこの灰色の街に広がり始めていた。2005-09-24 11:45:00 -
220:
きらきらアフロ
「一緒に暮すのもそろそろ慣れてきたか?」
トオルさんがボクの顔を覗き込んできた。お決まりの緩んだニヤけた顔で。
「まぁボチボチですよ。」なぜか答えるボクの顔も緩んでしまっていた。もう働きだして半年になるからかボクも大分打ち解けてきていた。2005-09-24 11:46:00