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☆スタービーチ☆
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1:
きらきらアフロ
「ねぇ知ってる?星の降る夜は1つだけ願い事が叶うんだよ?」
「誰も信じてないと思うけどさ。私は信じてるんだよね☆」2005-07-20 01:28:00 -
231:
きらきらアフロ
「もう2年も前の話なんだけどな。」
タバコに火をつけるその横顔はとても穏やかだった。窓の外は初雪がふわりふわりと舞始めていた。
「雪か…。」
「ちょうどこんな粉雪が降る夜だった。あいつが逝ったのは。」2005-09-26 11:37:00 -
232:
名無しさん
っづき書ぃてぇ?めたこの話スチです?
2005-09-29 02:18:00 -
233:
名無しさん
まぢ上げとくわ?
2005-09-29 13:48:00 -
234:
きらきらアフロ
238さん。239さんありがとです。
2005-09-29 23:00:00 -
235:
きらきらアフロ
「あいつに出会ったのは…3年前だったっけ。あんまりよく覚えてないんだけどな。ただ…冷たい目をしていた。誰も寄せ付けないような目だった。」
「あいつは昔オレが働いていたバーに一人で来てたんだ。目が合った瞬間にオレは恋に落ちた。」2005-09-29 23:01:00 -
236:
きらきらアフロ
「その冷めた目になぜか自分を重ねてたんだ。たぶんオレと同じ匂いがしたんだろうな。その凛とした雰囲気が逆に痛々しくもあったけれど。」
「オレたちは特別な会話をするわけでもなかった。ただの客とバーテン。それ以上でもなければそれ以下でもなかった。」2005-09-29 23:02:00 -
237:
きらきらアフロ
「だけどいつのまにか互いに惹かれっていた。たぶんあいつもオレと同じように自分と重なるところがあったんだろうな。」
そう言うとトオルさんは小さな、ほんとうに小さなため息を一つついた。 窓の外を粉雪が音を立てずに舞落ちていった。2005-09-29 23:17:00 -
238:
きらきらアフロ
「それから一緒に暮らし始めるまで時間はそうかからなかった。今思えばお互い自分の傷を癒してくれる人を探してたんだろうな。」「ただ誰かに傍にいて欲しかった。ただ誰かの傍にいたかった。ただ…。誰かのぬくもりが欲しかったんだ。」
2005-09-29 23:58:00 -
239:
きらきらアフロ
「それから毎晩オレたちは将来の夢の話しばかりしてたっけ。いつか二人でバーを開こうってな。そのために必死で働いたんだ。」
「そしてあいつは夜の世界に踏み込んだ。後になって後悔した。あのときオレが止めてればって。辛い思いなんかさせずに済んだのにって。」2005-09-30 01:57:00 -
240:
きらきらアフロ
そう言うとトオルさんは黙り込んでしまった。グラスの中のバーボンは氷が溶けて薄まりキレイな琥珀色をしていた。
グラスに残ったバーボンを一口で開けるとトオルさんはまた口を開いた。2005-09-30 01:57:00