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☆スタービーチ☆
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1:
きらきらアフロ
「ねぇ知ってる?星の降る夜は1つだけ願い事が叶うんだよ?」
「誰も信じてないと思うけどさ。私は信じてるんだよね☆」2005-07-20 01:28:00 -
280:
きらきらアフロ
ボクはあの小さな町に帰りたくなった。本当に何もない小さな町だったけれど。胸を締め付けられるような痛みをボクは感じていた。そんな事を考えていたせいか、今日だけはいつもの『Littel Snow』までの道程が長く感じた。この街に来て初めての事だった。
2006-03-16 12:22:00 -
281:
きらきらアフロ
「とりあえず今日はジントニックにするわ。」
ケンちゃんはカウンター席に着くなりボソッとつぶやいた。
ケンちゃんは年も近かったせいか『Littel Snow』でボクの一番仲のいいお客さんだった。それにこの街でたった一人の友達でもあった。2006-03-16 12:22:00 -
282:
きらきらアフロ
「もう冬も終わりやなぁ。昨日の雪が最後やろ。」
そう言ってケンちゃんはグラスに口をつけたあと天井を見上げた。
「そうだね…。」
ボクはボソッと答えた。
「なんやツカサ!元気ないみたいやな?またリナちゃんとケンカでもしたんやろ?」2006-03-16 12:24:00 -
283:
きらきらアフロ
ケンちゃんはボクの顔を覗き込みながら笑った。ケンちゃんの笑う顔は本当に子供のようで今のボクにとって眩しすぎる笑顔だった。「そんなんじゃないよ。」ボクはグラスを磨く手を止めてうつむいてしまった。「何かあったんか?」
ケンちゃんの顔から笑みが消えた。2006-03-16 12:26:00 -
284:
きらきらアフロ
「ねぇケンちゃん?この街に出てきたときの事って覚えてる?」
ボクから目線を外さないケンちゃんに問い掛けた。
ケンちゃんは少し驚いた顔をしたあと話始めた。
今までボクに見せたことのないバツの悪そうな表情を浮かべながら。2006-03-16 12:27:00 -
285:
きらきらアフロ
「…。どこから話始めたらええんかわからんけど…。結論からゆったらオレはこの街に夢見てたんや…。憧れて…。」
ボソッとつぶやくとグラスの中で弾ける泡をじっと見つめていた。まるで何かをゆっくり思い出すような…そんな雰囲気だった。2006-03-16 12:28:00 -
286:
きらきらアフロ
「でも夢と憧れってゆうもんはほんまに怖いな。まわりが見えへんようになる。自分にとってほんまに大事なもんとそうじゃないもんの区別がつかんようになるんや。」
「でもこの街にあったんは夢とか憧れやなくて孤独や不安だけやったんや…。」2006-03-16 12:29:00 -
287:
きらきらアフロ
「この街で生きてる奴は何度となく大事なもんを無くしてるんちゃうか?もちろんおれやツカサもな…。」ケンちゃんはグラスに浮かんだ水滴を人差し指でサッと拭き取ると豪快に飲み干した。まるで胸の奥からこみあげてくる何かを押さえ込むように…。
2006-03-16 12:31:00 -
288:
のぞみ
今日初めて読ませてもらレIま?ナニ?
すごぃ続きが気になります?更新待ってますね(?U?U?)-???2006-03-19 05:22:00 -
289:
きらきらアフロ
「でもな、おれは最近思うんや。自分の夢なんか自分で叶えなアカンってな。自分の大切なもんは自分で守らなアカンってな。」
「今までのおれはいつも他人のせいにしてたから…。この街はそんな奴ばっかりやったから…。」2006-03-26 23:29:00