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∞桃尻伯爵∞
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1:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『だからねー、ユウも忙しいからね?わかるでしょ?アハハ☆わかってるわかってる(。・∀・。)ノうん、ありがと☆じゃ仕事だし切るね、ウンはいはーい☆』
ポチッッ2005-11-26 17:36:00 -
70:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
リアはその後々何時間か飲み倒して案の定ぶっ倒れ、マスターとタクシーまで引っ張ってタクシーに掘り込んだ。
『北野まで』
タクシーは走りだす。ブーン
『ったく(゚Д゚・)』ユウはリアの頭をくしゃくしゃと撫でてため息をついた。2005-11-29 14:59:00 -
71:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『どうするかな。』
ユウは明るくなろうとしている空を見上げて呟く。
とりあえず登録されていない、頭の悪い男のメールアドレスをリアの携帯から抜き出す。
『着きましたよー。』
ハッと見上げて『ありがとう。いくらです?』と笑った。2005-11-29 15:03:00 -
72:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『重ッッ!!!』リアをかついでタクシーから降り、
オートロックをピポパポ押してエレベーターまでゼーゼー言いながらヨタヨタと歩く。
ガンッ!!!
半ば殴る様に陳列された数字の11のボタンを押す。2005-11-29 15:08:00 -
73:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
なんとか家につくとリアをベットに転がす。
『ムニョムニョムニョ(ΘωΘzZZ)』
リアはぐっすりと深い眠りの中に入り込んでる。
ユウは自分の、ピンクと紫のスワロフスキーでキラキラにデコレーションされた携帯を開いた。2005-11-29 15:12:00 -
74:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
プルルルルプルルルルプルルルル
『はい?』
『あ、ケイタぁ?ホスト上がったんだってね☆お疲れ様。』
電話の相手はケイタと言う元ホスト。2005-11-29 15:17:00 -
75:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
ケイタの彼女、琳は、ユウの昔からの友達。
もちろん二人ともユウの中身を知っている。
琳がいろいろ大変だった時からケイタとはあれこれ仲がいい。『どーしたのまさるっち☆』
『(゚Д゚・)本名で呼ぶなって』2005-11-29 15:19:00 -
76:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『で、その男を調べろと?』
『そぅなの。多分ホストなんだと思うのよ。』
『根拠は?』
『さっきまたメールきてねー、見たら『店にお金持って来たら客が怪しむから用意できたらメールして』とかぬかしてケツカッチンなのよ』
『アドレスになんか手掛かりないィィ?』2005-11-29 18:05:00 -
77:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『んー(゚Θ゚・)。。。
あら(゚Д゚・)??。sirouって書いてる。シ…ロウ?って呼ぶのかしら』
ユウは目を細める
『シロウ?…あ、シロかな?アドレス顔文字みたいになってない?』
『なってる!!!英単語で顔になってる(゚∀゚・)』2005-11-29 18:09:00 -
78:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『シロなら俺の同期のツレが前働いてた店のヤツやん☆』
『ケイタは直接知り合いじゃないの?店はどこ?』
『うん、俺ッチは直接繋がりない。たしか店は梅田の●店』
『ありがと。じゃ(。´з`。)ノ』2005-11-29 18:14:00 -
79:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『え、オイオ…』ぶちッッ
ユウは電話を切り店の名前を携帯にメモする。
『(`∀´*)イッヒッヒッ☆
見ておれ馬鹿ホスト☆あたしの世界一ラブなリア泣かしたんだから。たんと、こらしめてあげるからねッッ☆』2005-11-29 18:19:00 -
81:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
気がつくと寝ていた。
ん…なんか……痛い…。
『ギャ(θДθ!!!)』
目を開けると、寝ぼけたリアがおもいっきり踏ん付けていた2005-11-29 22:54:00 -
82:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
リアは清々しい目覚めだったのか、みょうにすっきりした面持ちで部屋を出ていった。
『けーたいーどこやぁぁ』
リアが出ていった部屋で小さい声で呟いた。
カサカサとベットの周りを手を滑らし携帯を捜す。2005-11-29 23:16:00 -
83:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
♪♪♪リンコロ♪♪♪リンコロ♪♪
パカッッ
《嘘つきは泥沼の始まりよ》
●件名●カミ●
カコカコカコカコカコカコカコカコカコ。。。2005-11-30 00:17:00 -
84:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
《泥棒よ。デワ☆》---送信☆
パタンッッ
携帯を枕の下に突っ込み、布団にくるまる。
リアが『仕事の準備は』
って部屋に顔をひょっこり覗かせて聞いてきたヶドゴロゴロ☆2005-11-30 00:21:00 -
86:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
気がつくとまた寝ていたのかヨダレが垂れていた。
◎PM21時43分◎
『ありゃ。よく寝たわァァ。ふぁぁぁ』
あくびをしながらベットから降りて居間へ行く。2005-11-30 01:40:00 -
87:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
携帯を見るとチカチカと点滅。
『んー誰かしら』
パカッッ
●件名●リア●
《ヤバイって(。´-`。)ノ》2005-11-30 01:42:00 -
88:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
(゚Д゚・)ヤバイのッッ!!?
あの馬鹿なシロって奴の事!!?大変な事になってるの!?
ハァハァ、ダメよ落ち着けあたし。落ち着くのよあたし。落ち着け落ち着け落ち着け(。・_・。)ノ2005-11-30 01:46:00 -
89:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
くっそぅ!!!シロめッッ!!!
またリアの可愛い顔を悲しい顔にさせたのね!!
許せないッッ!!!
絶対許さないワヨ!!!
バタバタバタバタバタバタバタバタ2005-11-30 01:48:00 -
90:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
ユウは物凄い早さで風呂に入り髪を乾かし化粧を始める。
『リアに悲しい顔はさせないんだからッッ』
勝手に闘争心をメラメラ燃やすユウ22サィ。クドイようだが性別はオ☆ト☆コ☆2005-11-30 01:51:00 -
91:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
バタバタバタバタ必死に急ぐ。
ユウはシロに会いに行くおつもり。
急がなくても良いのだけど、ユウは逸る気持ちを押さえられず急ぐ。
それでも化粧に時間がかかり、結局準備出来たのは
◆23時42分◆2005-11-30 01:57:00 -
93:
さく
読みアゲッ??
2005-11-30 15:37:00 -
94:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
さくチャンありがとう(。´v`。)ノトリップ変わったし?機使いにくいヶド頑張って書きます☆
2005-11-30 16:19:00 -
95:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
♪♪♪リンコロ♪♪♪リンコロ♪♪
(゚Θ゚・)誰やろ。
『はーい?』
『もしまさるっちィィ☆』2005-11-30 16:21:00 -
96:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『あぁ、ケイタ?どしたのー?あたし今忙し…』
『新情報なんやヶドー☆』
『!!!何ッッ!!?』
『聞きたいィィ(。´v`。)ノ?』
ケイタが、電話ごしにでも嬉しそうなのがわかる。2005-11-30 16:24:00 -
97:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『何(*゚Д゚)!!!』
『あんねー、実はシロってホスト、かなり友営で有名でね、夜遊びにもほとんど叩かれた事ないねんてー。』
シュボッッ
ユウは煙草に火をつけた。
『うん、で?』2005-11-30 16:26:00 -
98:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『でもね(。゚∀゚。)』
『何(。゚∀゚。)』
『かなりバクチ好きで、借金がかなりあるんね。』
『ホゥホゥ(゚Θ゚・)』
『リアっちょと付き合ってた時からバクチ好きやったんやろうしリアっちょは知ってるかもだけど、裏ではかなり鬼みたいな事してんだってー』2005-11-30 16:30:00 -
99:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『(。・_・。)?』
『友営の裏で、オイシイ客は、しょっぱな枕して、こってこての本営なんだって。
だから叩かれないし、周りも気付かないの。』
『で?』
『で(。´v`。)ノね。』2005-11-30 16:32:00 -
100:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
*+*+*+*ピッッッ
ユウは煙草をくわえたまま携帯を眺め下ろしていた。
『『本営の一人が、未成年だったんだって☆』か。。。』
呟いて……ニヤリ☆2005-11-30 16:35:00 -
101:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『イッッヒヒヒヒ(`∀´*)』
(。゚∀゚){オイシイじゃない☆未成年に酒飲ましてケツカッチン☆プックック☆でもそれだけじゃ何か物足りないわねェェ。せっかく休んだってのに。
(*゚Д゚)!!!ハッ☆2005-11-30 16:39:00 -
102:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
(。´v`。)ノにやり。
ユウはバッチリ化粧を直して、ファーのボッテリついたコートを羽織り、無駄にでかい玄関の鏡で全身くまなくチェックする。
『よしよしッッ、完璧☆』2005-11-30 16:43:00 -
103:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
ファーコートにHERMESのバーキンを片手にぶら下げ、BVLGARIのアクセは首から手元からキラキラお上品に光りを放つ。
金持ちな小マダムみたいな身なりでカツカツとヒールを鳴らし、
むかうは梅田☆
新地はすり抜けタクシーを走らせる☆2005-11-30 16:47:00 -
104:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『あ、オイチャンそこでいいよ☆いくら?1260円?はいハーイ。じゃ、これで。お釣りはいいからコーヒーでも飲んで☆グピッッと飲んじゃって☆じゃありがと(。・v・。)ノ』
ユウはタクシーを下りて活気ついた梅田の街を歩く。2005-11-30 17:15:00 -
105:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『さぶっッッー!!!』
ユウは腹ごしらえを済ませて東通り商店街をテケテケテケテ歩く
『あれ、シロの店なんて店だったかな』
『お姉さん☆どこいくんッッ』
ユウはどうせスカウトかと嫌々ながら手をスッとふって振り向きもせずステステ歩く。2005-11-30 21:27:00 -
107:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『どこいくんってッッばぁ』
しつこい男にユウはイライラしたが次の瞬間
『あ(。゚∀゚。)』
ユウは振り向く。
『お兄さん◆ってホストクラブ知らない?』2005-11-30 21:30:00 -
108:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『え?それ俺の店やで』
(゚Θ゚・)!!!
『あら(。´v`。)ノなんて運がいいのあたし☆話しが早いわ☆シロって子いる?』
『シロさんのお客さん?シロさんもう来てるで』
『連れてって☆さぁさぁ今すぐに(`∀´*)』2005-11-30 21:33:00 -
110:
ぉまめ ◆.gqsZh/ggQ
『らっしゃっせェェ!!!』
ついたホストクラブは、
耳がキンキンする程うるさいトランスの音色と、かんだかいお客さんの笑い声。
ホストの低いトーンでアップテンポな一気コール。2005-12-01 01:23:00