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孤独…不安…設立
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1:
美樹 ◆PiOs/krEg2
美樹。○○才。昔から不器用で、何をしても駄目な子だった。
今回は、そんな美樹の現在までを書いて行きます。2006-03-14 11:58:00 -
26:
美樹 ◆PiOs/krEg2
帰ってきた母を真っ先に責めたてた、親戚のおばちゃん。
そのおばちゃんに責められながら、冷たい目をして私に言った母の台詞。
お母さん…
私は今でも、あなたを恨んでいます。憎んでいます。2006-03-16 12:30:00 -
27:
美樹 ◆PiOs/krEg2
「あんたなんて産むんじゃなかった。」
2006-03-16 12:31:00 -
28:
美樹 ◆PiOs/krEg2
“子供は親を選べない”
とは、よく言ったもんだ。実際私は、この母の台詞がキッカケで母を憎む様になったのだから…。
産むんじゃなかったなんて口が裂けても言わないだろう…。いや…むしろ、お腹を痛めて産んだ子をそんな風には思わないだろう…2006-03-16 12:36:00 -
29:
美樹 ◆PiOs/krEg2
お母さん…
あなたは部屋に閉じ込める為に私を産んだのですか?
あなたは、ストレスのはけ口にする為に、私を産んだのですか?2006-03-16 12:37:00 -
30:
美樹 ◆PiOs/krEg2
その台詞を言われた私は泣いてしまった。泣いてる私を抱きしめてくれたのは、母や父ではなかった…
親戚のおばちゃんだった…2006-03-16 12:39:00 -
31:
美樹 ◆PiOs/krEg2
「あんたは…幼い子供によーそんな事が言えんな!子供を捨てて男から逃げる為だけの理由でこうなったんやろ!嘘をつかしたんは私や!責めるなら私を責め!」
おばちゃんは私を抱きしめながらそう言った。あの時のおばちゃんの台詞、温もりは、大人になった今でも忘れてはいない…2006-03-16 12:42:00 -
32:
美樹 ◆PiOs/krEg2
そんな台詞を言われた母は、また私達を置いて出ていった。
簡単に荷物を持ち、おばちゃんの家に行った。これから私達どうなるんだろう…2006-03-16 12:44:00 -
33:
美樹 ◆PiOs/krEg2
おばちゃんの家に着き、椅子に座った私に、おばちゃんは言った。
「あんた達を育てて行きたい気持ちはある。だけど、男7人もいて、経済的に無理なんよ…ごめんね…ごめんなさいね…」
涙まじりのおばちゃんの声は、とても小さく切なく胸の中でこだました。2006-03-16 12:47:00 -
34:
美樹 ◆PiOs/krEg2
幼かった私には、施設がどんな所なのか、どんな人がいるのか、わからなかった。
おばちゃんが言うには、私が行く施設と妹が行く施設は別々だと言った。
私は、この日、離れてしまう妹への思い出や、悲しみで眠る事が出来なかった…。枕を涙で濡らしていた。2006-03-17 15:14:00 -
35:
美樹 ◆PiOs/krEg2
お母さん…
あなたは、どんな気持ちになりましたか?
あの時の事、後悔してくれてますか?
あの時、私に生きて行く力があったなら…、あなたを恨む事がなかったのに…2006-03-17 15:17:00