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愛 o r 恋

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  • 1:

    あんたと初めて逢ったのは、ほんのり夏の香りが漂い始める6月の終わり。

    2006-03-24 19:54:00
  • 20:

    買い物を終えてカフェで一人でお茶していると、けたたましくトランスが鳴った。トランスは、男友達からの指定着信音だった。
    「もォし?」
    「今どこおる?暇?」
    「暇っちゃ暇やけど」
    「遊ぼや♪」

    2006-03-24 20:57:00
  • 21:

    こいつもセフレの一人だ。あたしはSEXが好き。誰と関係を持とうが、他人に迷惑かけないならOK、みたいな考えだったから、セフレはたくさんいた。
    ヤろや♪の間違いちゃうか?と思いながらも、現在地を伝え迎えに来させた。

    エルグランドで現れた彼は20歳、大学生。

    2006-03-24 21:01:00
  • 22:

    本気で恋愛したこともある。でも、本気の恋愛は痛くて辛くて苦しい。
    駆け引きも苦しさもいらない《セフレ》とゆう関係が楽で、16歳のあたしは《中途半端》にドップリはまっていた。

    ヤツは、大学生をしながらパチンコ屋でバイトしていた。次の日は朝からバイトだったらしく、朝あたしが目を覚ますと鍵を置いて消えていた。

    2006-03-24 21:09:00
  • 23:

    「帰りバスかよ!!仕事あるなら昨日ゆえや〜…」
    一言文句をゆってやろうと携帯に目をやると、不在着信3件と新着メール1件の文字が。
    まず着歴を開くと、客2人と弘樹からだった。メールを見るとやっぱり弘樹だった。『まだ寝てるん?はよ起き〜?』

    2006-03-24 21:13:00
  • 24:

    客2人の着信は見ないフリをして弘樹にかけた。
    「起きたぁ〜?」
    彼は電話に出るとき、もしもしとゆわないらしい。
    「起きたぁ♪なんかメールにハート入ってたし、ときめいたからかけた☆」
    冗談で茶化してゆうと、「子悪魔や!!おっちゃん恐いわぁ」と笑った。

    2006-03-24 21:17:00
  • 25:

    そう、彼は26歳。あたしは次17歳だから、9歳離れていた。
    今思えば、彼の持つ独特のオーラは、《大人》のオーラだったのかもしれない。20歳そこらの男にはない、甘い仕草や落ち着き。
    16歳のあたしは、ズルズル引かれるように、弘樹の魅力にとりつかれていった。

    2006-03-24 21:21:00
  • 26:

    連絡を頻繁にとるようになり、美容院にも1週間に1度といった頻度で足を運ぶようになった。
    美容院で見る弘樹は電話やメールとは違って少しそっけなかったけど、たまに見せる笑顔や、メールで話した二人しか知らない会話を店でしているとき、変な優越感に浸っている自分がいて、弘樹にハマっていることが自分でもわかるようになった。

    2006-03-24 21:25:00
  • 27:

    でも、あたしは水商売、弘樹は昼職。定休日は同じだったけど、2人で遊んだりプライベートで逢う事はないまま、季節は秋になっていた。

    その日は少し肌寒くて、店でベロベロに酔っ払ったあたしは、送りの車を断って酔いをさます為マンションまでの道をトボトボ歩いて帰っていた。

    2006-03-24 21:29:00
  • 28:

    ヨロヨロ歩くあたしの横に車が止まったかと思うと、運転席から見慣れた顔が覗いた。
    「お姉さん、今帰り?」
    ナンパみたいに声をかけてきたのは、弘樹だった。

    2006-03-24 21:33:00
  • 29:

    「今帰りやけど、ナンパはお断わりやし」
    すかしてゆってみた。
    「ほんまに?ほな送りはいらんなぁ」
    「うそやん!!お邪魔しま〜す☆」
    酔ってたのと嬉しいのとで、あたしはすぐさま助手席に滑り込んだ。

    2006-03-24 21:35:00
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