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側に居て……

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  • 1:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    側に居て…
    離れて行かないで…
    たとえどんな形であっても…
    貴方の思ってる人が私じゃなくなっても…
    お願いだから……

    2006-02-13 15:11:00
  • 2:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    私【奈緒】一人暮らしをしていている。仕事は風俗をしている。

    2006-02-13 15:12:00
  • 3:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    風俗に入ったのは貴方に会いたいから…一人暮らしを始めたのは貴方に会いに来てもらいたいから…
    私の全ては、今までも、今も、これから先も貴方が居るから…
    どんな形であっても…貴方がいるから…。

    2006-02-13 15:14:00
  • 4:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    彼の名は【晴輝】。
    晴輝はホストをしていた。『奈緒からボトル頂きました〜!』【ありがとうございま〜す!】毎晩決まって出てくる言葉……

    2006-02-13 15:15:00
  • 5:

    ☆ ◆GIGpr8R4xE

    私はそんな晴輝に1年も恋心を抱き貢いでいた。その分やっぱり体の関係もあった。
    そして店に通えば通うほど、お金を使えば使うほど晴輝との関係は深まり、連絡も次第に増え、全ての事が毎日の日課になっていた。

    2006-02-13 15:17:00
  • 6:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    だから晴輝にお金を使う事は苦ではなかった。

    2006-02-13 15:18:00
  • 7:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    そして私はますます晴輝から離れられなくなっていくのを感じた。

    2006-02-13 15:19:00
  • 8:

    なお

    見てるょ?頑張って?

    2006-02-13 17:58:00
  • 9:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    なおサン→読んでくれてぁりがとぅございます??頑張ります???

    2006-02-13 18:36:00
  • 10:

    こん☆

    あげとくわぁ?おもしろそうやし?

    2006-02-13 19:20:00
  • 11:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    コンさんッ→あげてくれてぁりがとぅございます??おもしろいのかゎ分からないですが頑張って書きます??

    2006-02-13 19:39:00
  • 12:

    見つけた…

    2006-02-13 19:41:00
  • 13:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    晴輝がホストを辞める頃にはすでに半同棲をしていた。
    晴輝は無職。私の稼いだお金でやり繰りをしていた。

    2006-02-13 19:42:00
  • 14:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    ぅゎ????見付けられた……?

    2006-02-13 19:43:00
  • 15:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    そんなある日『付き合おっか?』晴輝からの突然の告白に私は戸惑った。今まで晴輝には何度も振られている。だから私の中ではもう【利用】でしかないと諦め、受け入れつつあったから本当にビックリした。
    でももちろん答えは決まっていた。

    2006-02-13 19:46:00
  • 16:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    この日から全てが輝いて見えた。
    一緒に食事する時間。お互い好きな事をしマッタリした時間。眠りに付くまでの居心地のいい貴方の腕の中。全て私にとって幸せな時間だった。

    2006-02-13 19:48:00
  • 17:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    晴輝との毎日はすごく楽しかった。仕事中もテレビ電話で繋がっていた。今まで信じれなかった晴輝の愛の言葉が今では嘘のようにすごく嬉しくて愛されてると感じていたはずなのに……

    2006-02-13 19:52:00
  • 18:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    晴輝の愛を何で信じれなかったんだろう……。

    2006-02-13 19:52:00
  • 19:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    夢のような日々はすぐに悪夢に変わった。

    2006-02-13 19:53:00
  • 20:

    名無しさん

    気になるって?

    2006-02-13 21:00:00
  • 21:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    20番の名無しさん→読んでくれてぁりがとぅございます??ユックリになりますが頑張って書いて行きます?

    2006-02-13 21:08:00
  • 22:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    ある金曜日の夜中と土曜日の夜中に晴輝は知り合いのラウンジに手伝いに行った。
    『日曜日起きたら行くからな!』と置き手紙を残し…て…。

    2006-02-13 21:10:00
  • 23:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    いつも晴輝が待っててくれる私の部屋……今日は真っ暗。
    仕事だから連絡も出来なくて…一人で過ごす時間はすごく淋しく長かった……

    2006-02-13 21:17:00
  • 24:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    【早く晴輝に会いたい…】

    2006-02-13 21:19:00
  • 25:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    そして日曜日のお昼に晴輝から電話がかかってきた。私は【晴輝に会えるっ!】と嬉しく電話に出た。

    2006-02-13 21:20:00
  • 26:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    『はい〜?』
    受話器の向うからはしんどそうな晴輝の声がした。
    『あぁ奈緒起きてたん?』
    私は晴輝を待つ以外する事がなかったから布団に包まっていたので『寝かけてた。』と答えると『じゃ〜寝とき?俺もまだ寝るからまた後で行くは!』と返事が帰ってきた。

    2006-02-14 16:36:00
  • 27:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    そんな晴輝に私は【起きたら来るんじゃないの?】と置き手紙の事と、たった2日…晴輝に会っていない淋しさから出てきたワガママで『今すぐ来て!』と私に返事をさした。

    2006-02-14 16:37:00
  • 28:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    言った後にハッと気付いた…晴輝が寝てないのこと。それにお酒を飲んでの仕事だからしんどいことを。
    だけど素直になれない私は折れる事が出来なかった。

    2006-02-14 16:38:00
  • 29:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    口論になった末…『距離を置こう?』の言葉で私は我を失った。晴輝が居なくなると思った。

    2006-02-14 16:39:00
  • 30:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    私は自分に自信がなかった……

    2006-02-14 16:40:00
  • 31:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    26番の分の【返事が帰ってきた。】を訂正……
    【返事が返ってきた。】です。
    すみません↓

    2006-02-14 16:43:00
  • 32:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    泣きながら『嫌だ!』と訴える中【死ねばいい。】誰かが私の頭の中で呟いた。

    2006-02-14 16:44:00
  • 33:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    ずっと忘れてた何かが動き始めた。その後の事ははっきり覚えていない。

    2006-02-14 16:49:00
  • 34:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    【死にたいと思った…
    だけど人は簡単に死なない…
    いや。死ねない…】

    2006-02-14 16:50:00
  • 35:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    『お前なにしてんねんっ!』
    雨が上がり曇り空から出てきた夕日が痛々しく照し出した血だらけの私の部屋には貴方の怒り狂った怒鳴り声と私の泣きじゃくり叫びにも似た声だけが響いた…

    2006-02-15 17:03:00
  • 36:

    ☆ ◆GIGpr8R4xE

    私は晴輝と口論になった後に、近くにあった剃刀で力一杯に首と手首を切っていた。

    2006-02-15 17:04:00
  • 37:

    名無しさん

    あげ

    2006-02-15 21:12:00
  • 38:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    名無しさんッあげてくれてぁりがとぅございます??

    2006-02-16 02:51:00
  • 39:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    晴輝がどうして来ているのかも分からない。
    嵐が去った後のように静まり返った私の部屋で晴輝が口を開いた。
    『どうゆうつもりなん?』冷たい晴輝の言葉に『ゴメンなさい…』と繰り返すしか出来ない私がいた。

    2006-02-16 09:07:00
  • 40:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    そんな私を無視し『はぁ〜』と晴輝は大きなため息を付いて私の横に無残に落ちている剃刀を拾いごみ箱へすてながら『もう終わりやな?』とまた冷たく言葉を放った。

    2006-02-16 09:08:00
  • 41:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    私の真っ白な頭の中に『終わりやな?』の言葉だけが響いていた…
    その中で出てきた言葉は【ゴメンなさい。】と【嫌だ。】だけだった…。

    2006-02-16 09:09:00
  • 42:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    無我夢中に訴えた。
    でもそんな言葉は晴輝には届かず虚しく空気になって消えていくだけだった。

    2006-02-16 09:10:00
  • 43:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    『お前は俺と約束したやんな?』

    2006-02-16 09:11:00
  • 44:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    そう…こうゆう事は初めてではない。
    晴輝に出会う前からやっていたリストカット。『もうしない。』と言いながら晴輝の前で何度目だろう?
    晴輝を好きになって止まったのに…止めれたと思ってたのに……。

    2006-02-16 09:12:00
  • 45:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    泣きじゃくる私に晴輝は近寄ってきて
    『何でこんなんすんねん…』
    俯きそう言いながら私の手を取り処置を始めた。

    2006-02-16 09:13:00
  • 46:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    ふと晴輝の異変に気付き目をやると…床に沢山の水滴が落ちていた。
    晴輝も泣いていた…

    2006-02-16 09:13:00
  • 47:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    晴輝の涙を見て自分が何をしたのか思い知らされた。私は一番大切な人を裏切ってしまった。

    2006-02-17 15:18:00
  • 48:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    『病院行くか?』『こんなんして痛かったやろ〜?』『まだ血出てるやんか〜。』全ての言葉に首を振って返事をすることしか出来なかった。

    2006-02-17 15:19:00
  • 49:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    辛いのは晴輝も同じなのに…それでも晴輝は裏切ったこんな私に優しく言葉をかけ続けてくれた……。

    2006-02-17 15:21:00
  • 50:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    なのに…それなのに私はまだ自分の事しか考えられずに【晴輝が居ないなら死ぬ】と思い続けていた。
    だから別れる事を全否定した。

    2006-02-17 15:22:00
  • 51:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    『でもな?俺は裏切られて辛い。それにまた俺の事でリスカされたら恐いってのもあるし。……俺のせいでずっと止まってたのにやったやん?お前を幸せにする自信がないは!』

    2006-02-17 15:24:00
  • 52:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    そうだよね……

    2006-02-17 15:25:00
  • 53:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    【そうだよね……】

    2006-02-17 15:25:00
  • 54:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    涙を浮かべながら言う晴輝の言葉が私の胸に突き刺さった。。。

    2006-02-17 15:26:00
  • 55:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    約束を破ったのは私。裏切ったのは私。たった一瞬だの感情で動いたせいで全てが壊れてしまった。

    2006-02-17 15:27:00
  • 56:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    晴輝の中の楽しい日々も私は壊してしまった。
    二人の思い出も未来も全て壊してしまった。

    2006-02-17 15:28:00
  • 57:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    でも私は【こんなに晴輝が好きなんだよ?晴輝じゃなきゃダメなの!】と伝えたかっただけだったのに……

    2006-02-17 15:29:00
  • 58:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    こんな愛し方しか出来なくてゴメンね……
    子供すぎたんだよね……

    2006-02-17 15:30:00
  • 59:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    結局話し合った末…『お前が治ったら考えるな!』っと可能性を残し“友達”とゆう関係になった。

    2006-02-17 15:31:00
  • 60:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    晴輝は別れ際『俺から連絡するまでしてくんなよ?それがお前がやった事の反省や!』と残して私の部屋を出ていった。

    2006-02-17 15:32:00
  • 61:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    【あれからどれくらいの日が過ぎただろ?】

    2006-02-17 15:35:00
  • 62:

    名無しさん

    あげまん(o^o^o)

    2006-02-17 21:37:00
  • 63:

    名無しさん

    2006-02-18 00:14:00
  • 64:

    名無しさん

    はよ書いて?

    2006-02-18 08:16:00
  • 65:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    62番サンへ→あげまん(o^o^o)実ヮさげまんだったり(^_^;)ヮラ読んでくれてぁりがとぅございます♪♪♪


    63番サンへ→読みやすくしてくれてぁりがとぅございます(*^ロ^*)


    64番サンへ→すみません(>_

    2006-02-18 12:18:00
  • 66:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg


    64番サンへ→すみません(>_

    2006-02-18 13:06:00
  • 67:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    っと言ってもまだ3日しか経っていない。
    あの日から私はろくに食事も出来なくなっていた。

    2006-02-18 13:07:00
  • 68:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    【おっつ〜♪】いつものように仕事が終わった。
    仕事なんて行きたくなぃのに……でも誰かと居ないと崩れてしまいそうで恐かった……

    2006-02-18 13:08:00
  • 69:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    「奈緒?今日メシ行こ?」「それぃいな♪行こ行こ!同じ職場の【千佳】と【優輝】が誘ってくれた。
    『………』「最近食べてないやろ?大食いの奈緒が!」「優輝の言う通りやで?」っと半ば強制に居酒屋に連れていかれた。

    2006-02-18 13:09:00
  • 70:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    「えっと〜これと、これと〜こっちの!後、奈緒これ好きやんな?これっ!」っと千佳がふだん私が頼んでた物ばかり頼んでくれた。
    でも私の頭の中はそんな千佳の優しさより晴輝の事でいっぱいだった。

    2006-02-18 13:10:00
  • 71:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    注文した品が一通りそろい乾杯をした………「…ぉ?奈緒っ!『???!』」千佳が驚いた顔をしてこっちを見ていた。
    そして私は無意識のうちに涙が溢れていた。

    2006-02-18 13:15:00
  • 72:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    何をしてても……誰と居ても……晴輝との思い出が頭から離れなかった。

    涙が止まらなく……この日は早く切り上げて家に帰った。

    2006-02-18 13:18:00
  • 73:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    心配した千佳は一晩中そばに居てくれた。
    そして私は一晩中泣き崩れていた。
    その間、千佳はずっと優しく言葉を掛け続けて居た……

    2006-02-18 13:46:00
  • 74:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    朝、仕事があるため千佳は帰って行った。
    そして泣き付かれた私は一人の時間から逃げるように眠りについた。

    2006-02-18 13:47:00
  • 75:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    起きてからも何も手に付かないボーッとした頭で、私は何とか晴輝に電話をかける口実を必死にさがした。

    2006-02-18 17:19:00
  • 76:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    【お金を返して!】

    2006-02-18 17:27:00
  • 77:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    付き合う前から晴輝に貸していたお金。
    本当は別にお金なんていらない。それに私も好きで貸していたし……でも離れた晴輝と連絡とるには……会うにはこれしか浮かばなかった。
    そして私は携帯の画面に晴輝の番号を出して通話ボタンを押した。

    2006-02-18 17:31:00
  • 78:

    名無しさん

    2006-02-18 20:41:00
  • 79:

    名無しさん

    あげ?

    2006-02-19 11:35:00
  • 80:

    ☆ ◆lFxm6TCoUg

    78サン?79サン?ぁりがとぅございます??

    2006-02-21 17:11:00
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