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君じゃなきゃダメで?

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  • 1:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ?実話に少し肉付けしてかき?ます?下手ですが、意見あればかきこんでください?

    2006-03-30 01:43:00
  • 500:
    ?

    楽しみ??

    2006-05-09 04:07:00
  • 501:

    名無しさん

    2006-05-09 13:10:00
  • 502:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ?さん、楽しみにしてくれて励みになります??
    あげてくれた人もうれしいです??

    2006-05-09 19:40:00
  • 503:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    何かある?最近優しすぎる隼人。それに、お金。そんなに不安なん?そんなに長くないん?
    段々怖くなってきた。
    そんな時理香からメールが届いた。

    2006-05-09 19:46:00
  • 504:
    ?

    ちかサンのぺ-スでいいんで??更新待ってます??

    2006-05-09 19:47:00
  • 505:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    [裕樹、お店行ってもおごりやねん。幸せやわ。]
    ―よかった。男が彼女の前で見栄をはるのは当たり前やと思う。
    これも普通なん?でも私は後に事実を知った。

    2006-05-09 19:48:00
  • 506:
    ?

    ごめんなさい???
    名前間違ってました??さおりサン??

    2006-05-09 19:48:00
  • 507:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    私は学校の友達と、実家から通っている友達の家に遊びに行った。隼人の家の近くだった。
    電車から降りると、見覚えのある女の人が立っていた。『あら。もしかして…。』

    2006-05-09 19:51:00
  • 508:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    その女の人は、私達の方に寄ってきた。『サオリちゃんやんね?』そう、隼人のお母さん…。
    『彼氏のお母さんやねん。先行っててくれへん?』友達は、快く頷いてくれた。

    2006-05-09 19:53:00
  • 509:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    どうしても、話がしたかった。隼人の事…。
    『お久しぶりです。』私は愛想よく言った。きっと仕事帰りやろう。相変わらず綺麗な人やった。『隼人君の事なんですけど。』

    2006-05-09 19:55:00
  • 510:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ?さん、全くかすってない間違いでうけました??〃これからもよろしくです?もう後半になりますけど??

    2006-05-09 19:57:00
  • 511:

    ?

    ??すいません?
    これ?見るの最近毎日の日課になっちゃってます??

    2006-05-09 23:01:00
  • 512:

    名無しさん

    待ってます??

    2006-05-11 17:35:00
  • 513:

    名無しさん

    age

    2006-05-12 10:24:00
  • 514:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ?さん、毎日見てくれてウレシイです?不定期にしか書けなくてゴメンなさい?
    あげてくれてうれしいですo(^-^)o

    2006-05-12 12:13:00
  • 515:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『病気ってどんな感じですか?小さい時から少し悪かったみたいですけど。』
    申し訳なさそうに聞くと、お母さんは不思議そうな顔をしていた。
    『病気って…隼人が?何の病気?』

    2006-05-12 12:15:00
  • 516:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『えっ、この前隼人君入院してましたよね?』『いつ?』『ゴールデンウィーク位です。』
    お母さんは少し考えていた。『ゴールデンウィークは昼は出掛けてたけど、夜中には帰ってきてたと思うけど。私服で出ていく日もあったし。』

    2006-05-12 12:18:00
  • 517:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    私は拍子抜けした。じゃあ、嘘…?『隼人がそう言ったの?あの子は昔から健康だけがとりえのアホやで!』お母さんは一人笑っていた。私の顔はひきつっていたと思う。

    2006-05-12 12:20:00
  • 518:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    お母さんが嘘をつくはずない。私は騙されていた…。騙された自分と、こんな許されない嘘をつく隼人に今回ばかりは腹を立てた。
    『何がしたいんやろね。あの子。サオリちゃんゴメンね。』
    私の泣きそうな顔をみて、お母さんが言った。

    2006-05-12 12:24:00
  • 519:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    友達が待ってる。泣きそうになるのを、こらえてお母さんと別れた。
    でも私は、友達の家に着くなり泣き崩れてしまった。そして、どうしようもない程の怒りに包まれた。
    心配する友達に事情を話した。

    2006-05-12 12:26:00
  • 520:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『彼氏、サオリの気引きたかったん違う?ちょっと怖い〜。』『でもついていい嘘と悪い嘘があるやろ。』
    二人の意見は正しかった。涙を拭いた時、ダイアの指輪が目に止まった。
    お金…。最近はぶりがいい隼人。

    2006-05-12 12:30:00
  • 521:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    謎ばかりだった。でも、今日仕事が終わったら、お母さんが隼人に私と会った事を話すはず。
    電話がかかってくるはず。―はっきりさせよう。
    今日の遊びも私のせいで台なしにしてしまった。

    2006-05-12 12:32:00
  • 522:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人がスキだった。だから嘘をつかれた事が本当にショックやった。
    まだ少し隼人を信じる気持ちがあったけど―。
    とにかく家で連絡を待つ事にした。

    2006-05-12 12:35:00
  • 523:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    仕事が終わって、連絡が来た。私も普通にしておいた。[今から家帰るわ。]
    私はドキドキしてきた。―ほんまに家に帰るん?隼人の言う事一つ一つを疑ってしまった。
    ほんまに家に帰ったら、すぐにわかるけど。

    2006-05-12 12:39:00
  • 524:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    運転中やからやと思う。しばらく連絡は途切れた。―何て言おう。
    ずっと考えていた。携帯を机の上に置いて、そわそわしていた。
    しばらくして、案の定、携帯がなった。[隼人]

    2006-05-12 12:41:00
  • 525:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    一回咳をした。…ゴホッ。
    『…はい。』怒ったような口調で言った。
    "―怒ってるんや。"『ヤッパ嘘なんやな?』"……。"はぁ。溜め息が自然にこぼれた。"ん。ゴメン。"
    『何で嘘ついたん?』

    2006-05-12 14:24:00
  • 526:

    名無しさん

    気になる
    気になる〜
    age

    2006-05-12 14:52:00
  • 527:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    "サオリが、ずっと一緒にいてくれると思って。"
    だからって、ありえへん。『おかしいやろ?何考えてるん?』段々イライラしてきた。"ゴメン。"泣きそうな声が聞こえたから、怒りを沈めた。

    2006-05-12 14:53:00
  • 528:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『前から気になってたんやけどさ。お金…。最近何でそんなに使ってるん?』
    頭がすでにおかしくなりそうやった。
    裏切られたショックも大きい。"別に…。"『何かあるやろ?』―なんかある言い方やった。

    2006-05-12 14:56:00
  • 529:

    はにー

    ageage
    頑張って〜

    2006-05-12 20:13:00
  • 530:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    541さん、ありがとうございます(・∀・`*)
    はにーさん、また覗いてくださいo(^-^)o

    2006-05-12 22:01:00
  • 531:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    "怒らん?"隼人がブリっこした声を出した。『―怒らん。』"怒ってるやぁん!"『はよ言いーや。』
    段々イライラしてきた。"お金貰った。"『誰に?』

    2006-05-12 22:03:00
  • 532:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    "なおって子。風俗の子。"『はっ?』―予想外の答えが返ってきた。
    風俗のなおチャンは、隼人の元お客さんで、彼女いると言ってもしつこく付きまとってきていたらしい。

    2006-05-12 22:06:00
  • 533:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    お金を渡すから会ってほしいと頼まれ、隼人はそれを利用したらしい―。
    『ちょっとまって!』"ゴメン…。何?"『まさか、この指輪。なおチャンに貰ったお金で…。』
    しばらく沈黙が続いた。

    2006-05-12 22:08:00
  • 534:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    "―そやで…。"『最悪。キモチ悪い!』私は、指から指輪を抜いた。
    『もう無理。別れて。』私はついに言ってしまった。我慢できない。風俗で稼いだなおチャンから貢いでもらったお金で買った指輪…。

    2006-05-12 22:56:00
  • 535:

    はにー

    あげ☆

    2006-05-13 17:04:00
  • 536:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    はにーさん、またまたありがとうございます(・∀・`*)

    2006-05-13 21:37:00
  • 537:

    名無しさん

    2006-05-13 21:39:00
  • 538:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    "えっ、待って!嫌や!ゴメン…。"
    かつてない程の怒りを覚えた。許せない…。私が指輪を貰った時の感動は?どうしてくれるん。
    ありえない隼人の行動。

    2006-05-13 21:40:00
  • 539:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    私はしばらく黙っていた。この一瞬で、隼人の事を思うキモチが消えかけていた。『…絶対別れる。別れて。』もう、止まらなかった。"嫌や!"隼人は必死やった。

    2006-05-13 21:42:00
  • 540:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『お前何考えとんねん!キモチ悪い。最低!』
    自分でも止められない程言葉使いが悪くなっていった。すると、今まで下手に出ていた隼人かキレだした。
    "―お前何調子のっとんねん!誰に言っとんねん!"

    2006-05-13 21:45:00
  • 541:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    今度は隼人の暴言が止まらなくなった。
    『黙って。』何度言ってもおさまらないし、しまいには私をののしり始めた。
    ―私何も悪くないし…。隼人の態度で、又一気に冷めてしまった。

    2006-05-13 21:47:00
  • 542:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『黙れや!別れてな。わかったな!』ブチッ…
    我慢の限界がきて、勝手に電話を切った。ほんまムカツク…。
    その後、しつこく隼人から電話がかかってきていた。勿論、無視した。

    2006-05-13 21:49:00
  • 543:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    鳴り響く携帯の横で、私は泣いた。悔しくて、今まで何てたんやろう。
    私は指輪をきつく握りしめていた。掌には、痕がついていた。―捨てようか。
    いくら何でも捨てられなかった。

    2006-05-13 23:31:00
  • 544:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    貰った箱を捜して、指輪をしまった。リボンもして、袋に入れた。
    見たくもなかった。部屋の見えない所に置いた。
    でも、不思議と寂しいとか、隼人が恋しいとかそんなキモチはなかった。

    2006-05-13 23:42:00
  • 545:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    あまりにしつこいから、私は電話に出る事にした。
    やっぱり今まで真剣に付き合ってきたんやから、ちゃんと話たかった。『何…。』"何勝手に切ってんねん!殺すぞ!"
    ―はぁ。私は呆れた。

    2006-05-13 23:47:00
  • 546:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『もー別れたんやから、かけんといてな。』ブチッ…。もう、冷静に話す事は無理やと判断した。
    又勝手に電話を切って、イライラしてお風呂に入った。
    お風呂からあがって携帯を見ると、次はメールが10件届いていた。

    2006-05-13 23:50:00
  • 547:

    名無しさん

    2006-05-14 03:50:00
  • 548:

    名無しさん

    2006-05-14 03:51:00
  • 549:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    読んでくれてる人、うれしいです(?・∀・)

    2006-05-14 16:04:00
  • 550:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ゴメンだの、殺すだの、隼人の態度はころころ変わっていた。
    とりあえず今はほっとこう。隼人が私の事、本気で思ってくれているのはわかる。隼人が不器用なのもわかるけど…。

    2006-05-14 16:06:00
  • 551:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    女に貢がせた金で…。初めてスキな人に貰った指輪。
    この先、誰かに指輪を貰ったら、ずっと思い出すんやろな。
    しばらくして、携帯が鳴らなくなった。

    2006-05-14 16:08:00
  • 552:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    次の日、又理香と遊んだ。昨日の事を聞いて欲しくて私が電話をしたから…。
    今回はさすがに相談するのも恥ずかしかった。『ありえへんな!別れって。』
    『もうほんま別れた。もー疲れた。』

    2006-05-14 16:13:00
  • 553:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    又携帯が鳴った。[隼人][サオリ、昨日はゴメン。スキやから連絡して。]
    やっと落ち着いてくれた。私は、理香と話ながら、もう別れたい旨をメールで伝えた。何回言っても嫌やと言われた。

    2006-05-14 16:15:00
  • 554:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    でも私はもう別れたいキモチで一杯やった。お願い、別れて。何度も言った。
    すると、メールで又キレだした。『どしたら隼人と別れられるんやろ。』『ん。無視しかなくない?』
    無視はしたくなかったけど、もうそれしかないかも。

    2006-05-14 16:17:00
  • 555:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    帰りの電車の中で、電話がかかってきた。ボタンを押してしまったから仕方なく話した。『…何よ。』
    私のふてこい態度が隼人に火をつけたらしい。又私をののしりだした。

    2006-05-14 16:19:00
  • 556:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    私も始めは我慢していたが、段々耐えられなくて、又喧嘩になった。『ほんま黙れや!』私の口調もヒートアップした。
    どんどん嫌いになって、うざくて仕方なかった。

    2006-05-14 16:22:00
  • 557:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    私の携帯の充電がなくなり、電話が切れた。
    イライラして家に帰った。私はビックリした。―ヤバイ!
    もう遅かった。私の家の前に隼人の車が止まっていた。

    2006-05-14 16:24:00
  • 558:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    車の陰から隼人が出てきた。足元には、無数の煙草の吸い殻。左足をバタバタさせていた。―いつからいたんよ。
    『えらいこけにしてくれたなぁ。』目が座っていなかった。―誰か、助けて。私はその場で固まっていた。

    2006-05-14 16:27:00
  • 559:

    はにー

    あげあげ????????

    2006-05-14 22:53:00
  • 560:

    名無しさん

    あ-げッッ?

    2006-05-15 04:46:00
  • 561:

    なほ

    最初から読みました(^O^)メッチャ応援してます☆頑張って下さい☆

    2006-05-15 12:24:00
  • 562:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    はにーさん?またまたあげてくれてありがとうございます??名無しさん、あげ?うれしいです?なほさん?読んで貰えてうれしいです?これからもよろしくです?

    2006-05-15 13:36:00
  • 563:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『何で…いるん。』私はゆっくり来た道を引き返そうとした。
    『待てや。こら!』『嫌っ!』小走りで逃げようとすると、髪の毛を乱暴に捕まれた。『痛ッ…誰か―!』皮肉な事に、周りには誰もいなかった。

    2006-05-15 13:40:00
  • 564:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『嫌ッ!誰か!』私は気違いみたいに叫んだ。『…黙れ。』隼人が冷たく言い放ったけど、それでも叫ばずにいらなかった。
    そんな私に、隼人は一発けりを入れた。『…っ。』私はその場に倒れた。

    2006-05-15 13:43:00
  • 565:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    体が奮えているのが、自分でもわかる。―隼人やっぱり、変わってない。もう、怖いキモチしかなかった。こんな男と付き合えへん…。隼人が、私を無理矢理立たせて、腕を引っ張った。無理矢理車の助手席に乗せられた。

    2006-05-15 13:46:00
  • 566:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『離してよ!』私は隼人を見た。優しい無邪気な笑顔を見せる、隼人の面影は全くなかった。
    ―殺される…?車が動きだした。隼人は赤信号でも止まらず、ブレーキを踏む事はなかった。

    2006-05-15 13:48:00
  • 567:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    パーッ……。
    『どこ見てんねん!』何台もの対向車にどやされた。―殺されるというより、死ぬ気?隼人は感情なんてないような顔をしていた。『ちょ。止まってよ!』
    私は、やっと口を開いた。

    2006-05-15 13:51:00
  • 568:

    まぁ?

    いつも更新されてんの楽しみにしてま-すッッ??
    頑張ってください???

    2006-05-15 19:22:00
  • 569:

    はにー

    あげあげ〜

    2006-05-15 20:12:00
  • 570:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    まぁ?さん?
    読んでくれてありがとうございます?頑張ってかきます?
    はに〜さん?
    いつもありがとうございます??

    2006-05-16 13:31:00
  • 571:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『…黙れ。』私は一瞬背筋が凍りついた。今まで隼人を見て来たから、隼人の状態位わかる。本気や。
    『死ぬ気?止めて!』私は怖くなって、ハンドルを持とうとした。
    『やめろや!』

    2006-05-16 13:34:00
  • 572:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    私は隼人の座っている上に乗って、ブレーキを踏もうとした。
    『痛い!』左手で首を捕まれた。その力がどんどん強くなり、爪でひっかかれた。『殺したる。』

    2006-05-16 13:36:00
  • 573:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人は楽しそうだった。『はよ、どけ。』私は隼人に押され、助手席に転がった。『レイプでもええな〜。』私は、又奮えだした。
    ―何されるん?私は窓の外を見た。明かりはなく、山道だった。

    2006-05-16 13:40:00
  • 574:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    もうここがどこかわからない。きっと圏外の場所。充電もない…。このまま捨てられるかも。
    『そういえば、お前指輪は?してないみたいやな。』―ビクッ。『顔貸せや。あ?』

    2006-05-16 13:42:00
  • 575:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『はよ。』私は嫌がって、ドアを開けようとガチャガチャしていた。―開く訳ないのに。
    髪の毛を引っ張られ、隼人の拳がとんできた。私のホッペタを殴った。段々気力がなくなった。

    2006-05-16 14:13:00
  • 576:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    もう、いいわ。そんなふうに考えていた気がする。
    しばらくして、車が止まった。辺りは真っ暗。木しかない。
    『外出ろや。―早く。』隼人は煙草を吸い出した。

    2006-05-16 14:16:00
  • 577:

    はにー

    あげ02??

    2006-05-16 22:02:00
  • 578:

    名無しさん

    2006-05-17 01:03:00
  • 579:

    名無しさん

    2006-05-17 02:03:00
  • 580:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    はにーさん?いつもありがとうございます?

    2006-05-17 08:08:00
  • 581:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    でも怖くて動けなかった。外にでたら、何されるか。考えただけで震えた。
    『お前別れたい言うとったな。』私から別れを告げた事で、自分のプライドを傷つけられたんやろう。
    『ほんまに別れたいなら外でろや!』

    2006-05-17 11:22:00
  • 582:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人が襟元を掴んだ。『なぁ?』隼人が右手に持つ、火のついた煙草が近づいてきた。
    『わ、別れたくない…です。』ほんまは、今すぐ帰りたいし、もう一緒にいたくもない。

    2006-05-17 11:25:00
  • 583:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    あまりの恐怖からとっさに出た答え。なんとかこの場だけしのげば…。
    『嘘つけ!』―ビクッ!
    隼人は怒鳴った。『ほんま…やもっ。でも、隼人のお金で買っ…た指輪が、よかった…から。』涙が溢れてきた。

    2006-05-17 11:29:00
  • 584:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    心の中では、ムカツイて、大嫌い!と繰り返しているのに、思ってもない事を言う私。―お願い!もう、早く返して。
    しばらくして、隼人はエンジンをかけた。『…どこ…行くん?』声が奮える。

    2006-05-17 11:32:00
  • 585:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    隼人は一言も話さなかった。今度は、どこ?
    でも、さっきとは違う穏やかな運転やった。―助かった?
    隼人はあまり瞬きをせず、前方を凝視していた。

    2006-05-17 11:34:00
  • 586:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    山を下ったかと思うと、又山道になった。―どこ?
    隼人は何も話さない。私は目を閉じていた。体のあちこちが少し痛い。
    でも、山道の車の揺れが心地よかった。助かったんちゃう。そんな気がした。

    2006-05-17 17:35:00
  • 587:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    車が止まった。―又、山奥?『…サオリ。』
    ゆっくり目を開けた。めちゃめちゃキレイな夜景が輝いていた。私は思わず体を起こした。隼人は、又煙草を吸い出した。

    2006-05-17 17:37:00
  • 588:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    ここ、前も来たよね…?隼人が無言で車を降りた。私も急いで降りた。
    今は安心感があった。あんなに体が動かなかったのに。無言で手を出す隼人。私はそっとにぎり返した。
    隼人の手は、冷たかった。

    2006-05-17 17:50:00
  • 589:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    前来た時も、優しく手をひっぱってくれた。何も変わらないように見えた。
    『ゴメンな。』隼人の寂しそうな横顔。『もう、別れたるからな。今日ちゃんと送ったるから安心しいな。』

    2006-05-17 18:47:00
  • 590:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    そう言われると少し寂しくなった。でも、私達はもう別れるしかない。
    私じゃアカンのやわ。私はあんたじゃないとアカンて思ってたのに。お互いスキすぎたんかな。

    2006-05-17 18:49:00
  • 591:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    近くに大きな木があった。隼人は一人その木に向かって歩き、木に手をあてている。その木は、表面がつるつるだった。
    ポケットからボールペンを取り出し、木に何か書いている。

    2006-05-17 18:52:00
  • 592:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『何してるん?』私が近寄ると隼人は木に何か掘っていた。
    [〇年△月◎日隼人?サオリ]器用にこう掘ってあった。ズキッ…。胸が傷む―。
    『後でここの場所教えたるからな。』『えっ?』

    2006-05-17 18:55:00
  • 593:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『ほんまは別れたくない。…でも、辛くなったら、俺頼れよ?ここ、来てお前の事思ってくれてる人がいる事忘れるなよ。』
    声が奮えている気がした。『俺、ほんまに一番大切な物持ってへん奴やな。大切な人守れな、意味ないのに…。』

    2006-05-17 18:58:00
  • 594:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    何で私達はこんなにスキなのに、うまくいかなかったんやろう。
    隼人に幸せにして欲しかった。隼人以外の人とは、こんなキモチにはなれへんよ。涙をこらえた。

    2006-05-17 19:02:00
  • 595:

    サオリ ◆8hYz7Ydiuo

    『帰るで。』隼人が冷たく言った。冷たくしてるだけなのは、わかってる。
    私は振り返って、その木を目に焼き付けた。
    ありがとう。隼人。

    2006-05-17 19:09:00
  • 596:

    まぁ?

    あ-げッ????

    2006-05-18 03:36:00
  • 597:

    まぁ?

    あげッ?

    2006-05-18 16:09:00
  • 598:

    はにー

    あげあげ

    2006-05-18 18:24:00
  • 599:

    あい

    意外な展開!?
    早く読みたいです(*´Д`)

    2006-05-18 19:30:00
  • 600:

    ?

    あたしも早く?読みたい?だからァゲァゲ?

    2006-05-18 21:20:00
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