-
夜遊び夜遊び
-
お水お水
-
ホストホスト
-
風俗風俗
-
ビューティビューティ
-
ファッションファッション
-
悩み相談悩み相談
-
モデルモデル
-
芸能芸能
-
雑談雑談
-
食べ物・グルメグルメ
-
生活生活
-
恋恋
-
インターネット・ゲームネット・ゲーム
-
ギャンブルギャンブル
-
過去ログ倉庫過去ログ倉庫
-
運営運営
好きって何?
-
1:
詩織
一緒におりたいって思ったら?
何にもないときに思い出したら?
他の人にとられたくないって思ったら?
トモダチと彼氏の好きの境目って何?
ァタシの過去をノンフィクションで書いていきます。2006-02-05 01:24:00 -
51:
詩織
『ひさしぶり!詩織は相変わらず可愛いな♪』
毎回いっちゃんはアタシにこう言う。アタシの顔は彼のストライクをついてるらしい。まぁ人には好みがあるからね。一也は誰から見ても男前。そんな男のタイプだと言われると悪い気はしない。
「いやいや、いっちゃんも相変わらず男前!」
そんな毎回の誉め合いを済ませてから3人で海に向かった。2006-02-18 03:10:00 -
52:
名無しさん
読んでます☆彡
2006-02-18 04:04:00 -
53:
詩織
まだ寒く、海にはまだ人はほとんどいなかった。
楽しい時間はとても早く、3人でひとしきり遊んだ後寒くなったので車に戻る事にした。
『段差あるで〜!詩織はドジやから気つけな転けるよー!』と、さり気なく手をとってくれる。
一也の好きな所の一つ。気にしなければわからない、小さな気配りができる所。決してキザではなく、さり気なくドアを開けてくれた。(助手席座りたかったの気付いてたんや…)
アタシの意地っ張りな性格を見抜いてる。くやしいけど好きだと気付かされた。2006-02-18 04:10:00 -
54:
詩織
車に乗ると同時に携帯が鳴った。
‐着信‐アユ
表示を見た瞬間はっと気付いた。いっちゃんには彼女がいる。今は幸せ。でも明日からはまた孤独な毎日。現実に戻された感じがした。2006-02-18 04:22:00 -
55:
詩織
『…電話鳴ってるよ?出んの?』
多分かなりの時間ぼーっとしながら携帯を握り締めていた。
(しまった…。マナーにし忘れてた)
一也といる時はキャバ嬢をしている事を隠すために必ずマナーモードにしている。バレたらアタシは確実に切られるから。
アユは客ではなくなっていたけど「ケンカ中の友達からやから今はいいねん。」と言い電話には出なかった。2006-02-18 04:49:00 -
56:
詩織
アタシは一也の前では嘘をつくのがうまかった。性格自体が普段と変わっていた。別に作るつもりはないのだけれど、なぜか変わってしまう。
「彼の好みに」「嫌われないように」。そんな事ばかり考えてしまうから。
人は恋をすれば変わるもの。けどアタシは極端に変わりすぎで…と言うよりも変えなければいけなくて、苦しかった。
そんなアタシを好きになってくれても、それは「本当のアタシ」じゃないのに…。けれど好きだから止められなくて、その悪循環がアタシを病ませた。2006-02-18 05:01:00 -
57:
詩織
そんな苦痛も顔には出さない。
『こっちおいで』自分の横をポンポンたたく一也。…かわいすぎる。笑顔で近づくといきなりぎゅっと抱き締められた。いきなりで、ドキドキしてるアタシに『可愛いなぁ〜♪』とご機嫌そうに一言。
もぅこの瞬間にイライラなんか吹き飛んでるアタシ。はい、バカです。2006-02-19 03:09:00 -
58:
詩織
そんなアタシ達をいつもように中本君は軽く無視。
中本君は一也の彼女と知り合いだけど、アタシと一也の関係も知っている。彼女にはアタシの事は黙っていて、1年半たつ今も知らんぷりを通してる。
それが男の友情なんかは知らんけど、アタシからしたら面倒な事にならず、都合が良かった。
2006-02-19 23:08:00 -
59:
詩織
しばらくすると一也が『連れがここの違う部屋におるしいから俺ちょっと顔出してくる』と言い出ていった。アタシと中本くんは二人きり。別に気まずくはないけど会話は限られていて、やっぱり一也の話になった。
「一也は渡さへん〜」『いや、詩織も譲らんし!』そんな事を言い合った後、少ししてから中本くんは急に真面目な顔でアタシに言った。
『いつまで続けるん?』
2006-02-22 00:22:00 -
60:
詩織
言葉は短いけど、それが何を指していて中本がどう思っているか初めてわかった。
[彼女に黙って、いつまで二股みたいな関係続けるん?]
そういう意味だ。そして中本君は良くは思っていなかったと言う事。終わりはアタシから言わなければいけないという事。
2006-02-22 00:26:00