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人を愛するコト。

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  • 1:

    ヒナ21歳今は主婦。
    少し前までは、―風俗嬢―" " "06/02/27 06:44

    2008-12-11 17:44:00
  • 2:

    ヒナ

    ヒナ当時18歳3月――。私の人生を180度変える人に出会った。そして初めて人を愛する事を知った。――春翔――ハルト。21歳

    2006-02-27 06:50:00
  • 3:

    ヒナ

    私はその時北のキャバクラで働いていた。仕事に行って帰って寝る。たまに地元の友達と飲みに行ってバカみたいに騒いでた。適当に彼氏なんかをいつも2人は抱えてた―。今思えば淋しさ紛らわしにすぎひん。
     1人が会ってくれないならあと1人に・・・あたしは、1人が嫌いで中2の時から彼氏がいない時がなかった。

    2006-02-27 06:55:00
  • 4:

    ヒナ

    当時はきっとこの人【好き】と思ってた。けど今は違う。人を好きになるって、愛するってこんな事なんや。
    春翔に出会う前に付き合ってた男を
    【好き】やった――――

    2006-02-27 06:58:00
  • 5:

    ヒナ

    ‐そいつ‐は、女遊びがひどく、本間にヤリチン(ΘιΘ)私は、そいつの事を信用してたし、遊ぶわけないかっ☆みたいに思ってた。そんな時私に尋ねて来た女がいた。

    2006-02-27 07:02:00
  • 6:

    ヒナ

    『ちょー待ちや!!』これがその女が発した第一声。私は私を呼んでるん違うなって思って何も無かったかのよぅに歩いた。
     『おぃっ!聞いとんかぃや…ダボ!』振り返ると私を見ていた。

    2006-02-27 07:06:00
  • 7:

    ヒナ

    ヒナ「あ〜私?」
    『お前じゃ。人の男に手ださんといてくれへん?迷惑!!』 私の頭の中は??????????????だった。
    『ヒサ知っとんやろ!?あたしがーヒサの彼女なの!あんたはただの遊び〜!』????????????

    2006-02-27 07:10:00
  • 8:

    ヒナ

    次の【?】は私が遊ばれた?みたいな【?】やった。面倒やったし、【意地】みたいな物があった。

    『あ〜ヒサ?あのヤリチンの彼女なんや?笑ご馳走様☆もー関わらないから大丈夫よ?私急いでるからごめんね〜』―ドンッッ――女の肩におもいっきりぶつかって前に進んだ。

    2006-02-27 07:15:00
  • 9:

    ヒナ

    「ちょー待ちや!」
    そぉ言って私の肩に触れた…
    『何?急いでるねん!自分がちゃんと管理したえぇやんか。私も悪いかもやけど私なんも知らんし、私からしたらあんたアホやで?』それだけ言い進んだ――

    2006-02-27 07:21:00
  • 10:

    ヒナ

    ‐女‐はそれ以上追い掛けてこなかった。
     本当は、私だって《ヒサ》の事【好き】――やった。           心臓がドキドキして体が震えた。

    2006-02-27 07:24:00
  • 11:

    ヒナ

    【好き】やった。体が震えた。泣いた。ケド今思えば本間に【好き】なんかじゃなかった――。だから、きっと‐女‐にあんな事言えたんやな。

    2006-02-27 07:26:00
  • 12:

    ヒナ

    それから私は変わらず遊んだ。忘れる事も出来ない、――――3月5日――――私は仕事帰りいつも送りで送ってもらうコンビニで降ろしてもらい、雑誌を立ち読みしてた。

    2006-02-27 07:29:00
  • 13:

    ヒナ

    立ち読みをし、ふと前を見るとサングラスに全身バーバリー男が鏡ごしに見えた。この辺にもバリバリのお兄おるんや〜へぇ〜!!と思い雑誌とコーヒーとタバコを買いコンビニを出た。

    2006-02-27 07:33:00
  • 14:

    ヒナ

    いつになれば暖かくなるかな?―春―は来るかなぁ?なんて思いポケットに手を突っ込み歩いた――

    「なぁ〜なぁ〜!」
    振り向くとグラサンバーバリー男がいた。これが【春翔】との出会い。

    2006-02-27 07:37:00
  • 15:

    ヒナ

    春翔?あの時私に話し掛けてくれてありがとぅ。きっとねあそこで出会う、
       【運命】 
    やよね?私は本間にそー思う。

    2006-02-27 07:39:00
  • 16:

    ヒナ

    私はドキッッとした。二重でクッキリでキツイ目―。 【一目惚れ――】こんな言葉私にはない。と思ってた…。でも・・・あったの。【一目惚れ――】

    2006-02-27 07:43:00
  • 17:

    ヒナ

    「あっ!振り向いてくれるんや?あんな〜この変に××町てある?」な〜んや。ナンパじゃないんや。
    『…ありますよ。2つ目の信号曲がった辺りが××町☆』
    「ありがと〜☆」そー言われ私はまたポケットに手を突っ込み家へ歩いた。

    2006-02-27 07:47:00
  • 18:

    ヒナ

    あと一つ曲がれば私のマンションは見える。
    ――ファ〜ン――!!
    うっさい車やな〜!?と思うだけで無視すると黒の車が横に止まった。
    「なぁ〜?」さっきのグラサン男。

    2006-02-27 07:51:00
  • 19:

    ヒナ

    「む〜っちゃ気になってナンパしに来た!!」って言った。『あはは〜♪ナンパって言うんや〜?笑××町行かなくていいの?』
    「行ってきたで〜!!」
    私はこの時からずっと春翔しか見てないし見えない。

    2006-02-27 07:54:00
  • 20:

    ヒナ

    名前は【春翔】年は私の4歳上当時22歳。
    ××町には次引っ越すマンションの外装を見にきただけ。仕事はトビ。車は黒のセダン。この日はこれだけだけわかった。後は
    ―メールアドレスと番号―それだけでバイバイした。

    2006-02-27 07:58:00
  • 21:

    ヒナ

    少し休憩します??〃

    2006-02-27 07:59:00
  • 22:

    ?

    むっちゃ気になりゅ??

    2006-02-27 11:51:00
  • 23:

    ヒナ

    22さんぁりがとぅござぃます?少し手が空いたので??ます?

    2006-02-27 12:22:00
  • 24:

    名無しさん

    http://6hp.jp/?id=coolnail

    2006-02-27 12:22:00
  • 25:

    ヒナ

    家に着いた私は毎日の日課【半身浴】をする為湯槽にお湯を張る―――
    〈♪〜♪〜♪〜♪〉無造作に置かれたカバンの中から、携帯が鳴る――。
    ―――春翔かもっ!――と思いカバンの中に手を突っ込み、ガサガサと携帯を探した

    2006-02-27 12:27:00
  • 26:

    ヒナ

    携帯を手に取り〈メール〉を開く。
    【春翔】やっぱり・・・ドキドキッッ―――。
    《ヒナっぺたらいまん?運転疲れた?》こんなたわいもないメールがすごく嬉しかった。この時から、春翔は私にいつもドキドキをくれたね?

    2006-02-27 12:45:00
  • 27:

    ヒナ

    なぁ〜春翔?春翔はいつから私に【本気】になってくれたん?

    春・・・信じてていいよね?
    春は私を裏切らない。

    2006-02-27 12:48:00
  • 28:

    ヒナ

    それから毎朝《おはろん??》とおはようメールをくれた。私はおやすみメールを返した。
    すぐにメールが返ってこない時、春翔が何してるのか誰と遊んでるのか、気になって仕方なかった。

    2006-02-27 12:51:00
  • 29:

    ヒナ

    春翔に聞いたよね?春翔の女の子の《タイプ》――。顔でもないし、スタイルでもない。
    ―嘘つかない―――――
    ―汚くない――――――
    はる?ごめんなさい…。

    2006-02-27 12:55:00
  • 30:

    ヒナ

    私は春翔に見てほしくて、少しでも私を見てほしくて【私だけ】を・・・

    春翔に出会って1週間が過ぎようとした3月11日。

    2006-02-27 13:00:00
  • 31:

    ヒナ

    仕事前の美容院で営業用電話を片手に睡魔に犯されてた――。
    《♪〜♪〜♪〜♪〜♪》 春翔専用の着メロが流れる。この音が鳴ると私の心臓はドクン―ドクン―と早くなる

    2006-02-27 13:04:00
  • 32:

    ヒナ

    《いってらっしゃい?? 頑張れ??てか今日何時まで働くん?》
    [行ってきます??テカ今美容院??ん???今日はたぶんラストやなぁ???]今でも覚えてる。いくら物忘れ激しい春でも覚えてるかな?
     メールの返事を待つけどセットが終わっても春からの《メール》はこなかった

    2006-02-27 13:09:00
  • 33:

    ヒナ

    東通りをカツカツひたすら前を向いて歩く――。ホストを避ける為。最近ホストでサングラスを掛けてる奴を見るとドキッとする・・・
    春翔みたい・・。
     店に着きドレスを身にまとう。営業用の携帯をカバンに詰めプライベート用はロッカー前の冷蔵庫の上に放置し私を待つお客様のとこへ〈ヒナ〉から〈ナミ〉に変身する。

    2006-02-27 13:17:00
  • 34:

    ヒナ

    「ナミ遅いなぁ〜。そんな化粧時間かかるんか?笑」毎週土曜日だけやけどいつも来てくれてかなり落としてくれる《ナミ》の一番の太客けんちゃん。けんちゃんが来てくれる日は時間がすぐにたつのにその日は違った。
    『ごめんけんちゃん!ちょっと待ってて〜!』と言い私は携帯を見に行った。

    2006-02-27 13:22:00
  • 35:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 36:

    ヒナ

    ―――――――
    ―――――
    ―――
       【春翔】 

    2006-02-27 13:27:00
  • 37:

    ヒナ

    1件《返事遅れた??今メールきた??》

    2件《お〜い?》
    春翔らしい・・自分が返事遅れても平気やのに、人が返さなかったらこんなふうにメールしてくる。

    2006-02-27 13:31:00
  • 38:

    ヒナ

    次のメールに私の心臓はキュンとなった――
     《5時に迎えに行くから終わったら電話して?》 春はずるい・・・こんな風に優しくて、ドキドキさせて・・・男前で。

    2006-02-27 13:33:00
  • 39:

    ヒナ

    その《メール》を見てすぐに携帯を閉じた――。
    ラストまで1時間――――この1時間私が夜の世界に入って1番長く感じた時間だった。

    2006-02-27 13:35:00
  • 40:

    ヒナ

    4時半―――
    「ナミ〜チェックして♪今日もよ〜飲んだわ!ナミ!なんかわからんけどまた来週来るわ!笑」
    こーしてけんちゃんはご機嫌で帰って行った。

    2006-02-27 13:38:00
  • 41:

    ヒナ

    ありがと??〃またね?

    ―ガチャン――
    エレベーターの扉が締まり急ぎ足で【冷蔵庫】に向った。

    2006-02-27 13:41:00
  • 42:

    ヒナ

    中断します??

    2006-02-27 13:42:00
  • 43:

    ヒナ

    ―ガチャッッ‐ドンッッ―――
    「おぉぉおい??ナミ??お前もっと静に…『なぁ?清水クン私の携帯鳴ってた???』
    ボーイの清水クンが話すのをさえぎって私は聞いた。

    2006-02-27 15:32:00
  • 44:

    ヒナ

    清水クンはポカーンとした顔で私を見てたそんな顔をしたと思ったら次はニヤニヤしながら私を見た・・・
     「ナミチャン??恋ですか??」―――
    清水クンはこんなふざけた奴・・・
    『はぁ?もーいいから??〃自分で見るから取ってくれる!?』

    2006-02-27 15:37:00
  • 45:

    ヒナ

    「う゛ぅぅん↓↓その前にちゃんと自分のお客さんトコ回りなさい???」
     私はけんちゃん以外のお客さんの存在さぇ忘れてた・・・〈何やってんやろ私……〉
     『ごっ…ごめん!すぐ回るわ!!』先に仕事。もー少し…でもチェックせんかったらどーしよ(;´Д`)

    2006-02-27 15:41:00
  • 46:

    ヒナ

    残ってるのは、後2組。
    ―――無事2組共チェックしてくれた。

    『ありがとうございました?気をつけて帰ってね?』

    2006-02-27 15:44:00
  • 47:

    ヒナ


    ―バタンッツ―――

    ―ガチャッツ‐ドンッツ―――  『清水クン?????』

    2006-02-27 15:46:00
  • 48:

    ヒナ

    清水クンが、ニヤニヤしながら近ずいてきて携帯を渡してくれた―――。

    【着信5:10春翔】
    すぐに掛け直した。

    2006-02-27 15:49:00
  • 49:

    ヒナ

    ――プルル‐プルルル―――
    「はい。綾野小路です。」えぇぇ?私間違えた?テカ春翔?
    『春〜?』
    「・・・春でわありません。綾野小路春翔です。」

    2006-02-27 15:56:00
  • 50:

    ヒナ


    春?あたしあの時ずっとメールで声聞いたのが久しぶりやったからずっとドキドキしてたんよ?     

    2006-02-27 15:59:00
  • 51:

    ヒナ

    『もぉビックリするやんか〜?春の声忘れてたよ!』
    「あはは〜♪ばりおもろい??終わったんか?」
    『今終わったトコよ?本間に来てくれてるん?』
    「あほか?俺がそんなんすると思う?俺様やで?王子様やで???」――――

    2006-02-27 16:03:00
  • 52:

    ヒナ

    『・・・・やんなぁ〜。』「だからはょこいや?俺ここばりきまいねんて??ラウンドワンとこおるから?ぢゃぁねぇ〜―プツッ―プゥーップゥッ―――」
    私は急いで着替えた――急いでファンデーション塗って急いで店を後にした。

    2006-02-27 16:08:00
  • 53:

    ヒナ

    東通りを滑走した―――――「そんな急いでどーしたぁーん??」ばかホス???《♪〜♪〜♪〜♪》
    【春翔】「ドコやぁ?」『今走ってる!』そんな会話の中に入ってくるホスト…

    2006-02-27 16:12:00
  • 54:

    名無しさん

    頑張れ?

    2006-02-27 16:14:00
  • 55:

    ヒナ

    〈ばり走るやん!ついてかれへんて〜〉『・・・春?もー着くからね!』
    「・・・ホストか?―――」―――怒ってるの??―『・・うん…邪魔……』

    「・・・・・・・・・」春が黙ってる――

    2006-02-27 16:15:00
  • 56:

    ヒナ

    わぁぁあ??54さんぁりがとぅございます??頑張ります?

    2006-02-27 16:17:00
  • 57:

    ヒナ

    「もー走らんでえーで。歩きながら話しときもーじき俺と合流やな」
    『えっ?走らんかったら遅くなる!』
    「えーからえーから!だいぶ前見て〜?どっからか王子様来てへんか?」
    ―――あっ・・春が歩いてる・・・――春が見える

    2006-02-27 16:20:00
  • 58:

    ヒナ

    更新します??

    2006-02-28 07:00:00
  • 59:

    ヒナ

    サングラスをかけたハルが少し早歩きでこっちに向って歩いてきた―――‥
     私はハルの姿が見えると勝手にまた走り出した。
     《あっ‥亜夢さん?》

    ハガホスがハルに向って走る――‥

    2006-02-28 07:04:00
  • 60:

    ヒナ

    私の足はそれを聞いて止まった――‥。
    「亜夢さんこんばんは!」――亜夢?―――誰?―

    2006-02-28 07:07:00
  • 61:

    ヒナ

    ハルは『おヒサ〜?〃頑張れよ?ばぁ〜いばぁ〜い』と言い私の手を引いた―‥
    ハルの手を握りハルと東通りを歩いてるとわかった。ハルは元ホスト――‥

    2006-02-28 07:10:00
  • 62:

    ヒナ

    『だから言ったやん?この辺きまずいって〜』と言いニコッと私に微笑んだ

    ハルの車に着き私の家に迎った。ハルはその時ホスト時代の話しを楽しそうに話してくれた

    2006-02-28 07:12:00
  • 63:

    ヒナ

    その時ハルが言ってくれた言葉―――…‥

    【ヒナ俺の女になれ】

    ハル?私があの時ハルの【女】にならなかったら私とハルはどーなってたかな?

    2006-02-28 07:16:00
  • 64:

    ヒナ

    私はハルの言葉にただ頷いた――‥。

    ハルはそれを見て¨ニコッ¨としてよしよししてくれた。

    2006-02-28 07:18:00
  • 65:

    ヒナ

    家の前に着いた―――
    『着いたよ〜?ほなゆっくり寝なさいよ?』と言い車を停めた――…‥

    『ハル?もー帰っちゃうの?』―――言った後にびっくりした。自分が男にこんなこと言うなんて…‥

    2006-02-28 07:22:00
  • 66:

    ヒナ

    ハルは仕事があるからと言って結局帰っちゃったけど・・・ハルの¨ヨシヨシ¨はずるい――‥
     いつも私は許してしまう・・・

    2006-02-28 07:24:00
  • 67:

    ヒナ

    ハルと付き合って1ヵ月が経とうとした時・・・
    私は我慢の限界を迎えていた―――‥
    メールでハルに聞いた‥‥?:[私の事好き?]

    2006-02-28 07:27:00
  • 68:

    ヒナ

    それから携帯は1時間程静だった――…‥

    〈♪〜♪〜♪〜♪〉

      【?ндяц?】

    2006-02-28 07:30:00
  • 69:

    ヒナ



    ?:【好きかわからん】

    ただそれだけ――‥

    2006-02-28 07:32:00
  • 70:

    ヒナ

    そのメールを見て“やっぱりな”―――‥と思った

    【ハル今までありがとう。体に気をつけてガンバリよ?ぢゃぁばいばい】

    これで終わった――‥

    2006-02-28 07:34:00
  • 71:

    ヒナ

    ハルは私が電話をして出なくて2回3回掛けただけで《この鬼電鬼メール女》
    と言って怒った――‥
    女と遊んでるなって分かってても言えなかった――‥【好き】やったから・・・離れたくなかったから

    2006-02-28 07:37:00
  • 72:

    ヒナ

    それの―我慢― が私は1ヵ月しか出来なかった。

     それから私はハルを忘れるために携帯からハルを ――――〈削除〉――――した。仕事も毎日オープンラストで入り帰って寝るを繰り返した。

    2006-02-28 07:40:00
  • 73:

    ヒナ


    コンビニに寄るとハルを思い出してまたハルに甘えたくなっちゃうからコンビニに寄るのは辞めた――‥ 

    2006-02-28 07:42:00
  • 74:

    ヒナ

    暖かくなり〈春〉がやってきた――‥
     いつも通り仕事から帰り《半身浴》の為にお風呂にお湯を張って洗濯機を回した

    2006-02-28 07:45:00
  • 75:

    ヒナ



    ―ピーンポーン―――

    誰やろ―‥変な時間に恐いな〜なんて思いながらこっそりモニターを見た――‥

    2006-02-28 07:47:00
  • 76:

    ヒナ


    そこに映し出されていたのは紛れもなく
    “――サングラス男――”

    ハル―――……‥‥

    2006-02-28 07:49:00
  • 77:

    ヒナ

    何も言わずにオートロックの解除ボタンを押していた・・・。
    玄関に向かい鍵を開けた。少ししてからハルは何もなかったかの様な顔で入ってきた―――‥

    2006-02-28 07:51:00
  • 78:

    ヒナ

    普通なら《なんなんおの男…》とか思う――‥
    だけど私はハルに
    そんな事思わなかった。ハルの目は出会った時以上に“キツイ目”になっていた

    2006-02-28 07:54:00
  • 79:

    ヒナ

    「元気しとったんかぁ??久々やな〜?」
    ―どーゆー事?―――
    わけが分からなくてハルに聞いた―‥

    『好きかわからないんやろ?遊びやろ?』

    2006-02-28 07:57:00
  • 80:

    ヒナ

    ハルは私の顔を“キツイ目”で見てきた――‥

    次の言葉に驚いた

    2006-02-28 07:59:00
  • 81:

    ヒナ



    「俺なんかした??」

    私の気持ちなんなんやったんやろ――‥

    2006-02-28 08:00:00
  • 82:

    ヒナ

    「ハル覚えてないん?」 ―――‥
    ――‥
    ―‥
    「ハル私ハルを忘れるために頑張ってたとこやったのに…」 ハルは何も言わずに私を見ていた――

    2006-02-28 08:05:00
  • 83:

    ヒナ

    ハルはまったくわかっていなかった――‥

    なんでかって?私は遊びの女の中の《1人》としてしか見ていなかったから他の女の子にも同じ事してたから、誰に何を言ったかなんて覚えてないの――‥

    2006-02-28 08:09:00
  • 84:

    ヒナ

    休憩します???

    2006-02-28 08:11:00
  • 85:

    ヒナ

    ハルは淋しそうに、下を向いてじっとしていた。

    ――沈黙―――…が続く

    「ヒナごめん。俺本間最低やなぁ。ヒナの事遊んでたわけちゃうで?今日ここに来たのもお前の顔見たかったから・・・」

    2006-02-28 13:40:00
  • 86:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 87:

    ヒナ

    『ハル?やり直してくれる――‥?ハルには、きっと私が必要やで!』

    「―――…‥ハハハッ。そーかもしらんな。ヒナ次はちゃんとするから。やりなおそー」この時のハルの“目”私はずっと忘れられない。

    2006-02-28 13:48:00
  • 88:

    ヒナ

    それから私は自分で《天職》やと思ってた夜の世界を抜けた――‥ハルに言われたからじゃない。ハルはまだ私に心を開いてくれてなくて“嫌”って言えないと思ったから辞めた。

    PM:11:00――‥‥

    2006-02-28 13:55:00
  • 89:

    ヒナ

    〈プルルルル―‥プルルルル¨〉 最後の日私物を店に取りに行って店を後にしハルに電話をした――‥

    「はいよ〜?」
    『ハルぅ〜??今からハルんち行くから待ってて〜』―ガチャ‥プーップゥーッ―――用件だけ言い勝手に切った

    2006-02-28 13:59:00
  • 90:

    ヒナ

    その後ハルからいっぱいメールはきたけど返さなかった―――‥

    ハルの家の前に着くと部屋の中から話し声が聞こえた――‥

    2006-02-28 14:01:00
  • 91:

    ヒナ

    電話をかけたら話し中やった。〈行くってゆったやん…〉なぜがイライラした。どーせ電話の“相手”は“―女―”やろ。

    ―ピーンポーン――

    2006-02-28 14:04:00
  • 92:

    ヒナ

    〈誰か来たから切るわ!〉―――‥
    中から聞こえてくるハルの声…誰かって――‥わかってるくせに――――。

    2006-02-28 14:06:00
  • 93:

    ヒナ

    急用出来たんで休憩します????????????

    2006-02-28 14:09:00
  • 94:

    ヒナ

    更新します??

    2006-02-28 15:49:00
  • 95:

    ヒナ

    ―ガチャ――――
    ハルが顔をひょこっと出した。
    「本間にきたし?」そーゆぃと中に入って行った。
    『誰と話してたん??ハル私仕事やめてん?ハルに会う時間少なくなるし、昼ちゃんとはたらこーとおもって』
    ハルは目を丸くして驚いてた。

    2006-02-28 15:54:00
  • 96:

    ヒナ

    「そっか…」だけ言い無造作に敷かれた布団に入って私を抱き寄せた。
    ハルは私を抱き締めたまま疲れてたのか気持ち良さそうに口を開いて寝てしまった――‥

    私は寝れずにハルの顔を見ていた。その時ハルの携帯が光った―――――。

    2006-02-28 15:57:00
  • 97:

    ヒナ

    ずっと気になっていた“携帯”見てもいい事なんてない―――‥そぉわかっていても私の手は“携帯”にのびていた。

    静に携帯を開けた――

    2006-02-28 16:00:00
  • 98:

    ヒナ

    電話帳を開ける―――‥ ―グループ――
    〈大好きな人〉ヒナ
    良かった…少し安心した。そこで見るのやめとけばよかったのに次々に見てしまった―――‥。

    2006-02-28 16:02:00
  • 99:

    ヒナ

       〈男友達〉
       〈女友達〉
       〈きもい奴〉
       〈金の木〉

    2006-02-28 16:05:00
  • 100:

    ヒナ

    次はメール―――‥見れば安心出来るかな?

    〈ヒナ〉《ゆき》〈ヒナ〉〈ヒナ〉〈ヒナ〉《ゆき》《まりな》―――‥‥

    2006-02-28 16:07:00
  • 101:

    ヒナ

    みごとに女の名前で埋められたメールボックス…。内容は様々――‥
    〈はぁくん?寝てるん?おうち来てよ??はぁくんちゃんと私の事好き???〉ハルは色んな子と付き合ってるの?と思うようなメールばかり――‥。なんでかずっと手が震えてそのメールを見た瞬間携帯を閉じ、ハルに抱きついた

    2006-02-28 16:11:00
  • 102:

    ヒナ

    ホストの時の癖?色を使って女の子と遊んでるの? 次に気になったのは
    〈金の木〉のグループに入っていた“さやか”―――‥。          金の木――…?ハルは普通の22歳の男にはない位にお金を持っていた。ハルとご飯を行ってもコンビニに行ってもハルが全部出してくれていた。

    2006-02-28 16:15:00
  • 103:

    ヒナ

    私にこの人を変える事は出来るのか――‥。

    私は考えながらハルの腕の中で寝ていた。

    2006-02-28 16:17:00
  • 104:

    ヒナ

    ―苦しい―――目を開けると意地悪そぅに私の鼻を摘んで笑っているハルがいたハルは、「おはよ」といい“よしよし”してくれた。こんないい目覚めないって位気持ち良かった…はず…“携帯”を見なかったら。『ハルぅ?ハルの全部が欲しい。ハルちゃんと私だけ見てほしい――。ごめんね?携帯見ちゃった――。あの時のハルの言葉は嘘やったん?』

    2006-02-28 16:22:00
  • 105:

    ヒナ

    ハルの手が止まり私の横から離れた―――‥

    「勝手に見るんや…」
    『私が悪いん?勝手に見たのは悪いけど…全部私が悪いの?ハルはそーやってまだ女の子の気持ちで遊びつづけるん?』

    2006-02-28 16:25:00
  • 106:

    ヒナ

    ハルは“携帯”を手に取り電話をかけだした――‥。「俺やけど…女できてんやんか?だからもー連絡せんとくわ。」ハルは携帯に入ってる女の子に全員電話した――…‥私はびっくりして下を向いてハルの顔を見れなかった

    2006-02-28 16:29:00
  • 107:

    ヒナ

    ハルは携帯を閉じてソファに座り黙っていた――‥

    「そんな…淋しそうにすんなや…ごめんな。俺がお前を世界で一番幸せにしたるから」
    私の目からは、ありえもしない位の涙が溢れてきた。ハルは後ろから私を抱き締めてくれた。

    2006-02-28 16:32:00
  • 108:

    ヒナ

    更新?

    2006-02-28 19:20:00
  • 109:

    ヒナ

    抱き締めてハルは言った。「ヒナここに住みや・・」ハルの一言に驚きを隠せなかった――‥流してた涙は勝手に止まっていた。

    それからハルが私の家の荷物を必要な分だけ車に詰めてハルの家に運んでくれた。

    2006-02-28 19:24:00
  • 110:

    ヒナ

    それから“同棲”が始まった――――…‥それと共に私とハルはお互いが異常な程に《依存》しあった。
     私はパチンコ屋のバイトが決まり働き始め、朝ハルの弁当を作り、洗濯、掃除をして、仕事に行き、帰りに買い物に行きご飯を作るの繰り返しやった。

    2006-02-28 19:27:00
  • 111:

    ヒナ

    ハルは、トビの仕事を独立し【親方】になった――‥
    それを反対してたら良かったんかな?まだ早いんじゃない?って言ってれば何か変わってた――?

    2006-02-28 19:30:00
  • 112:

    ヒナ

    ハルは、私が電話に出なかったりメールを返さなかったら、〈誰かとなんかしてたんやろ?〉――‥と疑う。ハルが休みの日は、私が働いてるパチンコ屋に来ては、私が終わるまでスロットをしてた。

    2006-02-28 19:33:00
  • 113:

    ヒナ

    友達と買い物に行くって言ったら「そんなん危ない。ナンパされるやん。買い物やったら俺と行けばいいやん!そんなんしてふらふら遊ぶなら俺も遊ぶからな。」―――‥
    ヒップハングのジーパンを履いていて少しでも、パンツが見えると【汚い】
    休みの日化粧をしてると、「どこ行ってたん?」

    2006-02-28 19:37:00
  • 114:

    ヒナ

    私もハルの携帯が鳴るとすぐに「誰?」と聞く―― 飲みに行くと言えば「私も一緒に行く」金魚の糞。
    仕事やって言っても〈本当は、仕事いかんと遊びにいくんちゃうん?〉とか。

    2006-02-28 19:40:00
  • 115:

    ヒナ

    “束縛”して“束縛”されて、それで安心してた。

    ハルと同棲を初めて半年が過ぎようとした時、私の体に異変が起こった―――…‥

    2006-02-28 19:44:00
  • 116:

    ヒナ

    バイト中に急にお腹がすごく痛くなって、休憩の時のタバコがまずくて吸えなかった――…‥
     “良かった…今日は暇で…生理前やからかな?生理―――…‥遅れてる?”
    忙しすぎて、何日なのかもわからない位やったから、生理が遅れてる事にきずきもしなかった―――…‥

    2006-02-28 19:48:00
  • 117:

    ヒナ

    仕事が終わりハルに電話をした。
    『終わったよ〜。何時頃家着くの?』 「今日ちょっと飲んで帰るわ!」――‥少し“イラッ”とした。私は遊びに行かれへんのになんでハルばっかり――‥

    2006-02-28 19:52:00
  • 118:

    ヒナ

    ハルはいつも言う
    “夜は危ないからアカン”て―――…‥。
    いつもの私なら、〈大事〉にされてるなって…。
    ストレスが溜まってたのかハルにあたった。

    2006-02-28 20:01:00
  • 119:

    ヒナ

    「ハルはいつも飲みに行けていいな!私は家政婦じゃないで?もー好きにしたらいいやんかっ」
    ―ガチャッッ――
    この時、倦怠期に入りかけてた時で、ハルは私にすごくきつかった――…‥今ならわかるよ。ハルがあの時きつかった“理由”

    2006-02-28 20:04:00
  • 120:

    ヒナ

    ハルは、それから電話もメールもくれなかった……。私は家に着き、布団に潜り込んだ――‥“あー…気分悪いな…熱計ろ”熱を計るが熱は36.8度しかなかった…

    2006-02-28 20:07:00
  • 121:

    ヒナ

    私は財布だけを持って、家を出た―――…‥

    向かった先は【薬局】

    2006-02-28 20:09:00
  • 122:

    ヒナ

    【薬局】に着き《検査薬》だけをレジに持っていった            ありがとうございました――――………‥‥。

    帰り道、歩くのが遅い私は自分でも焦っているのが分かる程、“早歩き”になっていた。

    2006-02-28 20:12:00
  • 123:

    ヒナ

    家に着きすぐに“トイレ”へ向かった――…‥

    ドキッ‐ドキッッ―――

    床に棒を置いて、結果を待つ――…‥

    2006-02-28 20:15:00
  • 124:

    ヒナ

    真ん中にしっかりと線が入った――…‥。
        【陽性】


    2006-02-28 20:17:00
  • 125:

    ヒナ

    私は嬉しくて棒を持ち勝手に“笑顔”になっていた。“ハルに電話しなきゃっ”喧嘩をしてた事なんて忘れて、携帯を取った。
    ―プルル‐プルル――長く鳴らしてもハルが電話に出る事はなかった。

    2006-02-28 20:20:00
  • 126:

    ヒナ

    電話を切った後にきずいた“好きにしたらいいやん”私…そんな事言ったな…。?:ハル?さっきはごめんなさい。ハル!話したい事があるの!早くかえってきてね??
    メールなら読むだろぅと思い何回もメールを送る。

    2006-02-28 20:22:00
  • 127:

    ヒナ

    何回もメールを送ったけど返ってこない“メール”掛かってこない“電話”
     私は携帯を握りながらきずかない間に寝ていた。

    ―ガチャッ―――

    2006-02-28 20:25:00
  • 128:

    ハル

    頭を撫でられてて、ハルの作業服の臭い匂いがする―――…‥。でも私はその時起きれなかった。起きたのは、ハルが電気を付けて 「まぢで――…」と言った時だった。

    2006-02-28 20:28:00
  • 129:

    ヒナ

    『ハル…?ごめんなさい。ごめん…ね?それで…』 話をしよーとした時、ハルの手には“棒”があった。―――…‥
    ――…

    2006-02-28 20:30:00
  • 130:

    ヒナ

    『ハル?私ママになった!ハルがパパやで?ハルびっくりしたー?』
    「本間なんか…?――」
    『――…‥嘘…嘘なんかつかないよ?』

    2006-02-28 20:32:00
  • 131:

    ヒナ

    今日はここまでで?読んでもらえてるかな??頑張るんで読んでください??

    2006-02-28 20:34:00
  • 132:

    ゆい

    読んでるで☆頑張れ!

    2006-02-28 21:50:00
  • 133:

    名無しさん

    2006-02-28 22:09:00
  • 134:

    ???

    ????????????

    2006-02-28 23:15:00
  • 135:

    ヒナ

    ゆいサン、134サン、135サンありがとぅございます(≧皿≦◎)?むっちゃ嬉しいです??〃頑張ります?

    2006-03-01 06:42:00
  • 136:

    ヒナ

    ―――――……‥
    ハルは、私に背を向けた。―ガチャ‐ッ―――
    『ハル?ハルぅぅ…まっ…待ってよぉー・・・』
    ハルは何も言わずにまた、出て行ってしまった―…
    私は玄関にうずくまり、閉まった“扉”を見上げた。

    2006-03-01 06:46:00
  • 137:

    ヒナ

    ―――…‥
     涙は、流れたままで止まらず、たまらなく声を出して一人で叫んだ――…‥

    静かな部屋…“喜んでくれると思ったな…ハル子供好きやのに…――”ハルのいない布団はやっぱり冷たくて一人やと広すぎた。

    2006-03-01 06:50:00
  • 138:

    ヒナ

    泣き疲れた私はハルのパジャマを握りながら眠っていた―――…‥。
     おうちで“いい子”にして待ってたらハルは、帰ってきてくれるでしょ?ハルはこんな時、そっとしててほしいよね?だから電話やメールはしないでおいた。

    2006-03-01 06:54:00
  • 139:

    ヒナ

    ―ガチャ‐ッツ――――。
    私はドアの開く音で、目が覚めた。“ほら…帰ってきた…‥。”
    『ハルぅー?ハァル?早くこっち来て…はや…く早くギュウ…して…よ』泣かないって決めていても、ダメみたい――…‥

    2006-03-01 06:59:00
  • 140:

    ヒナ

    ハルはゆっくり歩いてきて、私を今までにない位に、優しく抱き締めてくれた。
    『ウヮァァァー…ハル…ハル…私…嬉しいねん。ただ…ただハルは…喜んで…ヒクッッ…くれるとおも…思った…』
    ハルは何も言わずに優しく抱き締め“ヨシヨシ”してくれた――――…‥

    2006-03-01 07:04:00
  • 141:

    ヒナ

    ――――…‥
    「―――…ヒナ?俺本気で嬉しいで?――‥俺とお前の子やん?本間に嬉しいよ?・・・ケド俺お前に言ってないケド借金…月に支払いが20万あるんや…」

    2006-03-01 07:07:00
  • 142:

    ヒナ

    私はハルを見上げ流してた涙は止まった――…‥

    「黙っててごめん…俺お前が最後の女やおもてる。だから借金なくなったら、一緒になろって思ってた。産まれてくる赤ちゃん…赤ちゃんを幸せに今はしてあげられへん。―――…‥」

    2006-03-01 07:11:00
  • 143:

    ヒナ

    ―――――…‥
    “喜んでくれへんねや…”『ハル…「デモお前の気持ちを一番にしたい。親方なったばっかやし…ラクさしてあげられへんケド、産んでほしいし…――」

    ハルは、私の涙を拭いてくれた――…‥

    2006-03-01 07:17:00
  • 144:

    ヒナ

    「ハル?私産みたい…私はどんなに苦労してもいい。むしろそんなん苦労やなんておもわへんよ…―今私のお腹に来てくれた赤ちゃんはきっと…ハルと私に何か教えてくれてんねん。――…‥産んでも…いい?」

    私とハルはこの時“倦怠期”やってつらくて仕方なかった――…そんな時に来てくれた赤ちゃんは私とハルに何か伝えに来てくれたに違いない―――…‥。

    2006-03-01 07:23:00
  • 145:

    ヒナ

    「ヒナ?結婚しよ。俺がお前を幸せにするから。お前は俺のそばでずっと〈ハル〉って笑っててくれる?」そー言うとハルはポケットに手を入れた――…
    ―ガサガサッツ―――…???「俺は永遠の王子様や☆」ニコッとして――…‥
    【小さな箱】を渡してきた

    2006-03-01 07:27:00
  • 146:

    ヒナ

    【小さな箱】――を開けると――…‥〈結婚する時はカルティエのラブリングがいいなぁ〜♪〉覚えててくれてたんよね…
    《キラキラ輝いたラブリング》が私を見ていた――…‥

    2006-03-01 07:31:00
  • 147:

    ヒナ

    ハルはこんな人…
    私が言った些細な言葉でも覚えてくれていて、いつもサラッとこんな事をしてくれる――…‥。

    次の日――…‥

    2006-03-01 07:34:00
  • 148:

    ヒナ

    ハルは、仕事を休んで「ヒナ!はょ起きよ!はよ病院いかな混むやん!なぁ〜赤ちゃんママは良く寝ままちゅねぇ〜」と言いながら私の服をめくり、お腹を“ヨシヨシ”していた――…‥

    2006-03-01 07:38:00
  • 149:

    ヒナ

    「ハル…??お腹冷えるやんか?用意するから待ってよ〜」―――…‥

    “悪阻”のきつかった私は、化粧の匂いもダメで用意なんて10分で終わった。

    2006-03-01 07:41:00
  • 150:

    ヒナ

    病院に着き、待合室で待っていると、お腹のおっきい〈妊婦さん〉がいっぱいた。ハルは、私の耳元で〈うちの赤ちゃんが一番〉って囁いた―――…‥

    ハル?まだ豆位の赤ちゃんやし…―でもハルの赤ちゃんに対しての“言葉”や“行動”が私は嬉しくて仕方なかった。

    2006-03-01 07:47:00
  • 151:

    ヒナ

    【診察室】に呼ばれ、二人で中に入った――…‥。
    【内診台】に上がり、初めて赤ちゃんを見た――‥。7週目の赤ちゃん――
    ハルと私の赤ちゃん…

    ハルはニコニコしながら豆〜豆〜と笑っていた。

    2006-03-01 07:50:00
  • 152:

    ヒナ


    ―――…‥
    幸せって何?神様っていてるの?神様がいてるなら私は神様に言いたい――…
    “意地悪”ばっかりしなあでって―――…‥

    2006-03-01 07:52:00
  • 153:

    ヒナ

    【訂正】しなあで×
        しないで◎
    読み返すと脱字?誤字多いです?すいません?気をつけます???

    2006-03-01 07:54:00
  • 154:

    ヒナ

    初めて病院に行った日から2週間が経とうとした日――…‥神様が―――…‥
      【意地悪】をした


    2006-03-01 07:56:00
  • 155:

    ヒナ

    今日は忙しいのでとりあえず休憩します??昼過ぎ位に更新します???

    2006-03-01 07:58:00
  • 156:

    ポロ

    俺も色々似たよーな事があって、何か他人事に思われへんねん(>_

    2006-03-01 08:59:00
  • 157:

    ヒナ

    更新します??
    157サン?もしかしたらハル??ガンバリます?〃

    2006-03-01 15:58:00
  • 158:

    ヒナ

    妊娠9週目に入ってすぐの事やった―――…‥。
    私は、晩ご飯の買い物にいこーと思い、“スニーカー”を履いて玄関のドアを開けた。外はポカポカ暖かくて、少し歩くと汗が出てきた…。

    2006-03-01 16:03:00
  • 159:

    ヒナ

    “あー気分悪いな―…ゆっくり歩いていこ”
    そんな感じで、私はゆっくり歩いた。

    ―スーパー…‥――に付きハルに重いものは持つな!とキツク言われていたので、“カート”に“カゴ”を乗せて2日分をカゴに入れてレジに向かった。

    2006-03-01 16:10:00
  • 160:

    ヒナ

    買い物袋を両手に持ち、
    ―スーパー…‥――を後にした…‥
    信号待ちをしてる時は、買い物袋を置いた――‥
    “あーあっつい!太陽てやっぱりいいなぁ〜”なんて思ってたら信号は《青》に変わった――――…‥

    2006-03-01 16:15:00
  • 161:

    ヒナ

    買い物袋を両手に持ち、歩いた時―――…‥

    ―ガチャーン――――

    その音と共に買い物袋は、飛んで行き、私は倒れた

    2006-03-01 16:21:00
  • 162:

    ヒナ

    《原付き》が―――…‥
    私に、ぶつかった。

    “いったぁぁあい……”
    『痛い…痛いよ…お腹が痛い…』まだ外見は“妊婦”には見えない――寄ってきてくれたおばちゃんに、お腹の痛さを訴えた――…‥

    2006-03-01 16:25:00
  • 163:

    優太 ◆YUTA.Odt8I

    頑張れぇ(?>?

    2006-03-01 16:27:00
  • 164:

    ヒナ

    「痛いの?どこが痛いの?今…救急車呼んだからね!」
    『お腹が…痛ぃ…―赤ちゃんが―――…‥』
    「えッツ?…赤ちゃんいるの?―――…‥アッッ…」

    2006-03-01 16:31:00
  • 165:

    ヒナ

    優太くんありがとぅございます??頑張ります??

    2006-03-01 16:34:00
  • 166:

    ヒナ

    私は丸まったみたいに倒れこみ自分の足を見た時―――…真っ赤な血が――…‥流れていた――。
    その時【救急車】――の音が聞こえた。

    2006-03-01 16:41:00
  • 167:

    ヒナ

    “意識”はもうろうとしていた―――…‥だけど、ちゃんと覚えている――


    ―――…‥

    2006-03-01 16:46:00
  • 168:

    ヒナ

    「わかりますかぁ〜?救急車きましたからねー?喋れるかな?」――…‥
    『はぃ…お腹に…―赤…ちゃんがいます…――助けて――…‥』
    「お母さん!頑張ってよ?住所と名前と連絡先言える?」

    2006-03-01 16:55:00
  • 169:

    ヒナ

    私は連絡先等を言い近くの病院に運ばれた―――…
    ハル?ごめんね…?ハルはいっぱい頑張ってくれてたのに――…‥

    赤ちゃん?痛かったよね?ごめんね…――変わってあげられるなら変わりたい―――――…‥

    2006-03-01 16:59:00
  • 170:

    ヒナ

    少し休憩します???

    2006-03-01 17:03:00
  • 171:

    優太 ◆YUTA.Odt8I

    ンぁ(;゚[]゚)?
    休憩も大事だぉねッ??
    俺も今ヵラバィトゃヵラ帰ってきたらまたROMります(?∀??)ノ
    ぬっしぃ頑張れょォ???

    2006-03-01 17:11:00
  • 172:

    ヒナ

    更新します???????

    優太くん??バイト頑張って?〃ぁたしゎハルが帰宅するまで?ます??

    2006-03-01 17:56:00
  • 173:

    ヒナ

    酸素マスクを付けられ、私の意識は無くなった――‥
    〈グスッ…グスッツ…〉――

    目を覚ました私は、まだボーっとしていて、目の前のハルをぼんやり見つめた…『――‥はぁ…る…‥』

    2006-03-01 18:00:00
  • 174:

    ヒナ

    ハルは、目にいっぱい涙をためて顔をあげた――…‥
    『はぁ‥る…あかちゃぁんは…‥?――…‥あかちゃんもーあたし…の中に…いてないぃのー?―‥』

    2006-03-01 18:04:00
  • 175:

    ヒナ

    「――…‥ヒナ…――…」そー私の名前を呼んだハルは、私の手を強く握った――…‥。

    私は今でも“神様”なんていないと思う。いるなら――…‥神様?何で大切な命を奪うの?何で守ってくれなかったん?―――… 

    2006-03-01 18:09:00
  • 176:

    ヒナ

    『ハル…何で…私から赤ちゃんはいなくなったの…何で…何で…』私はこの後言葉など出せない程に、泣き叫んだ―――…‥
     そんな私を見てハルは、何も言わずにただ静かに抱き締めて“ヨシヨシ”してくれた。

    2006-03-01 18:13:00
  • 177:

    ヒナ

    私の【体】には、かすり傷位しか“怪我”は無かった――…‥

    〈ガラガラ‐ガラ‐〉
    看護婦さんが入ってきた。

    2006-03-01 18:17:00
  • 178:

    ヒナ

    「上野さん?体はどぉかな?まだゆっくりしてね?」
    私はそんな看護婦さんの言葉なんて、耳に入らなかった――…‥

    『いゃぁぁぁッッ!いやゃぁぁ…………‥‥』

    2006-03-01 18:20:00
  • 179:

    ヒナ

    そんな私に看護婦さんは、言った――…‥
    「上野さん!しっかりしなさい!絶対また同じ子があなたを選んで、あなたがしっかりした時にやどってくれるから――…ママがそんなに悲しんじゃったら…赤ちゃんは供養されないわ――…赤ちゃんが可愛そうよ…」
    そー言って、私の肩から手を離し「ごめんね…」と言って部屋を後にした。

    2006-03-01 18:25:00
  • 180:

    ?永遠?

    ヒナさん頑張ってちょ??

    2006-03-01 18:28:00
  • 181:

    ヒナ

    分かってるよ…だけど、その時の私には素直にその言葉を“受け入れる”事は出来なかった―――…‥。

    布団に潜り込み、お腹に手を当てて泣き続けた。
    ハルは面会時間に“無理矢理”帰された――…‥

    2006-03-01 18:29:00
  • 182:

    ヒナ

    永遠?さんぁりがとぅです??むっちゃうれしいです?頑張ります??????

    2006-03-01 18:30:00
  • 183:

    ヒナ

    どれ位泣いたかな…?泣いても何も“現実”は変わらない――…
    いつの間にか寝てたのかな?〈夢?〉を見た…。
    ハルが優しく笑って―‥小さな女の子が手を振っていた―――…‥。

    2006-03-01 18:34:00
  • 184:

    ヒナ

    〈ガシャーガシャー〉―――
    眩しくて目が覚めた――‥そこには、昨日の看護婦さんが立っていた。
    「おはよぅ!目覚めたかな?お腹痛くない?無理しちゃダメよ?――…‥それと、昨日はごめんなさいね。上野さん?がんばろーね?熱計っててねーご飯ちゃんと食べてね!すぐまた来るから〜」
    と言って慌ただしく、小走りで出ていった――…‥

    2006-03-01 18:39:00
  • 185:

    ヒナ

    私は座って外を見た――‥“いい天気…いいな太陽”――――…‥
    ふと前を見ると【朝食】が置かれていた―――…‥
     昨日までは…悪阻で見るのも嫌だった“ご飯”――その日は全然悪阻はなかった。

    2006-03-01 18:44:00
  • 186:

    ヒナ

    “当たり前か…”――…‥【現実】を突き付けられ、また涙がこみ上げてきた。


    2006-03-01 18:47:00
  • 187:

    ヒナ

    「あーっ!上野さん!また赤ちゃん悲しませてるぅ〜!上野さんご飯食べれるだけ食べてね?あとね、こんな朝早くに彼氏来てるケド…面会時間じゃなくて…でもー内緒よ?静かにしないとダメよ?すぐ連れてくるから先に食べて!」
    かなりの早口で看護婦さんはまた小走りで出ていった―――…‥

    2006-03-01 18:51:00
  • 188:

    ヒナ

    それからすぐにハルが来た――…‥
    私はハルを見て驚いた。
    服は昨日と同じ――…手は傷だらけ―――…顔には――…“血”がついていた。

    2006-03-01 18:54:00
  • 189:

    ヒナ

    『ハル?それ…「ヒナごめん!犯人見つけられんかった――…‥」

    そぅ―…私は【ひき逃げ】をされたのだ―――…‥

    2006-03-01 18:58:00
  • 190:

    ヒナ

    ハルは、病院から帰ってずっと【犯人】を探していたらしい―――…‥デモ見つからなくて、コンビニにたまっていたヤンキーに絡みしばいたらしぃ―――…

    そんなハルを見て、私は決めた――…

    2006-03-01 19:01:00
  • 191:

    ヒナ



    ――“もぅ泣かない”――

    2006-03-01 19:02:00
  • 192:

    ヒナ

    『ハル?犯人は、警察が探してくれるから…ハルはそんな事せんといて?――…赤ちゃんが泣くよ…』

    私はハルの傷ついた手を優しく握り、ハルの大好きな“ヒナの笑顔”を見せた。

    2006-03-01 19:05:00
  • 193:

    ヒナ

    私はハルの顔を見て、後一つ気になった事があった。私とハルが出会った時の、“キツイ目”は、赤ちゃんがお腹に入ってから、少しずつ、柔らかくなっていたのに―――…‥
     またその“キツイ目”に戻っていた――…‥

    2006-03-01 19:09:00
  • 194:

    ヒナ

    私は何も分かってなかった―――…‥。
    ハルの“事情”――

    ここから、また神様は、私とハルに【意地悪】をする。その【意地悪】に私とハルは負けそうになった。

    2006-03-01 19:11:00
  • 195:

    ヒナ

    すいません?
    今日はここまでで???
    また明日更新します??いっぱいカキコしてくれて、読んで頂けてうれしいです??

    2006-03-01 19:13:00
  • 196:

    優太 ◆YUTA.Odt8I

    ぁー気になるッ??ヮラ?楽しみだなぁッ??フフフ?また明日ぁッ??〃

    2006-03-01 22:03:00
  • 197:

    ?永遠?

    応援してるょ????

    2006-03-01 22:36:00
  • 198:

    名無しさん

    早く見たい???すごくぃぃ?

    2006-03-01 23:50:00
  • 199:

    ?なみ??

    はじめまして??
    ぁたしにゎまだ愛してる?って胸張ってゆぇる人がいてなぃケドこの小説?を読んで何か感じ取れたらイィなァ?って思うョ??だから完結まで頑張って?サィ??邪魔ならなぃよぉに陰ながら応援してます??

    2006-03-02 01:44:00
  • 200:

    名無しさん

    2006-03-02 01:50:00
  • 201:

    名無しさん

    2006-03-02 02:18:00
  • 202:

    ヒナ

    優太クン??〃おまたせいたしました??頑張ります?
    永遠サン??ありがとぅ??
    199サン??ぁりがとぅございます?

    2006-03-02 06:45:00
  • 203:

    ヒナ

    なみチャン?人それぞれやと思うケド、何か伝わるといいなぁ?頑張るんで完結まで応援してください?

    ?更新?

    2006-03-02 06:47:00
  • 204:

    ヒナ

    “赤ちゃん”は結局堕ろしたのと同じで、私の事故の怪我はたいした事がなくて、3日で退院できた――‥
    退院して、ハルと家に帰る前、宝塚の【中山寺】に行った―――…‥私とハルは手を合わせた。

    2006-03-02 06:53:00
  • 205:

    ヒナ

    家に帰ると、ハルは布団に潜り込みずっと背を向け、壁を蹴ったり、肩を震わせたり――…‥
    私は、その場でじっとする事が出来ずに“家事”をした。

    ハルにとって、赤ちゃんはこの時の【生きがい】やったと思う―――…

    2006-03-02 06:57:00
  • 206:

    ヒナ



    《赤ちゃん?ママの声聞こえる?――…ごめんね?守ってあげれなくて…次は何があっても、ママが守る。だからね?今は…パパとママを守ってね?――…パパを守ってね…。》

    2006-03-02 07:00:00
  • 207:

    ヒナ

    ハルは急に立ち上がり、財布と携帯と車の鍵を取り、何も言わずに出ていった。
    “ハァ…‥疲れた―‥”
    私は、ハルの出ていった部屋の掃除をした――…‥

    2006-03-02 07:04:00
  • 208:

    ヒナ

    ハルの脱ぎ散らかした服をたたみタンスにしまう―。ハルの“お気に入り”の服の下には、1冊の本が隠されていた―――…‥。
    【――たまごクラブ――】
    人は生まれた時から《運命》が決まってる――‥と言うなら、私は《運命》なんかに負けない。これから先もずっと――…‥

    2006-03-02 07:09:00
  • 209:

    ハル

    私は疲れてハルのいない、布団に入った――…‥
    やっぱりハルが気になる。電話をしても出ない事は、わかってた。
    ?:〈ハル?一人の布団はやっぱり淋しいよ…早く帰ってきてね。〉
    そのメールを送ってすぐに、ハルは帰ってきた――‥

    2006-03-02 07:13:00
  • 210:

    ヒナ

    『おかえり〜!』「うん。ただいま…」―――…‥

    ハルは、布団に入ってきて私を抱き寄せた――‥

    ハルの胸に顔を埋めて私は眠りについた。

    2006-03-02 07:15:00
  • 211:

    ヒナ

    目を覚ますとハルは隣で寝ていた―――…‥私はハルのほっぺにキスをした。
    ―――…‥
    ――…
    「ヒナ…ごめんな――」
    “えッツ…?”――…‥寝てると思ってたハルは寝れずにいたらしい。

    2006-03-02 07:18:00
  • 212:

    ヒナ

    「俺弱いなぁ…ごめんな。俺がこの先ずっとどんな事があっても、守から。だからがんばろ?俺頑張るから――…ずっと一緒?」
    『うん!当たり前やろ?ずっと一緒って約束したやん…』その日を最後にハルは“前”のハルに戻ってくれた―――…‥

    2006-03-02 07:25:00
  • 213:

    ヒナ

    それから穏やかに1週間が過ぎた――…‥
    ハルが仕事に行っていつも通り、掃除をしていた――
    ―ピーンポーン――

    ハルかな?モニターに目をやると、“郵便局”の人が立っていた。

    2006-03-02 07:29:00
  • 214:

    ヒナ

    『はい。』「速達でーす」―――…‥
    何も思わず、私はドァを開け“サイン”をしてそれを受け取った―――…‥

    2006-03-02 07:32:00
  • 215:

    ヒナ

    私はハル宛てへの【安田】と言う人からの手紙の封を切った―――…‥

    “何これ―――…‥”

    2006-03-02 07:36:00
  • 216:

    ヒナ

    私の目に飛び込んできたのは―――…‥

    【金参百万の一括請求】 
    と言う文字だった…

    2006-03-02 07:40:00
  • 217:

    ヒナ

    ハルの…借金――…???また借金したの?―――…
    私はこの手紙を握り、胸が締め付けられ、座り込んだ―――…‥

    2006-03-02 07:43:00
  • 218:

    ヒナ

    ハルに連絡しようか迷った―――…‥。
    だけど、何故か出来なかった――……‥‥


    2006-03-02 07:44:00
  • 219:

    ヒナ

    ハルが帰ってくるまでの時間が長くて、何も手につかなくて、ただじっと布団に丸まった―――…‥


    いつの間にか外は暗くなっていて、時計の針は7時をさしていた。

    2006-03-02 07:47:00
  • 220:

    ヒナ

    ―ガチャ―――
    「ただいま…ヒナ?――…‥おらんのー?」

    いてるかいてないか分からないのも、当たり前。部屋の電気も付けず、テレビも付けず、いつものご飯の匂いもない静かな部屋――…‥

    2006-03-02 07:50:00
  • 221:

    ヒナ

    「ヒナ〜?――…?おるんやんけ!どないしてん?しんどいんか?」―――…‥『……ハル?お金…』
    「金?金ってなんやねん!金ないんか?」
    分かってないフリ?分かってるでしょ?

    2006-03-02 07:53:00
  • 222:

    ヒナ

    私はイライラして、何も言わずに電気を付け安田からの、“手紙”をハルに渡した。―――――…‥
    ―――…‥
    ―…‥

    2006-03-02 07:55:00
  • 223:

    ヒナ

    ハルはその“紙”に目をやり、机の上に置いた。

    「もーきたかぁ……」
    その言葉を聞いて、“やっぱり…”としか思わなかった―――…‥

    2006-03-02 07:58:00
  • 224:

    ヒナ

    『そのお金はなんのお金なん?』
    台所に立ちながら、ハルに問い掛けた――…‥
    ハルは、ソファに座り、テレビを見て何も答えない。

    2006-03-02 08:01:00
  • 225:

    ヒナ

    私はそんなハルを見て、イライラしハルの横の“床”に座り、テレビを消した。

    『ハル?』
    「はぁ…‥」
    私はハルがちゃんと答えるまで、ハルの目を見つめた。

    2006-03-02 08:04:00
  • 226:

    ヒナ

    時計の針の音が“静かな部屋”に響く――――…‥

    〈カチッ‐カチッ‐カチッ‐カチッ〉

    ハルが口を開いたのは、それから1時間位してからの事やった―――…‥

    2006-03-02 08:07:00
  • 227:

    ヒナ

    『俺借金あるゆーたやろ?…赤ちゃんが出来たとき、かえさなおもて、取り敢えずこの金で、1本化してん。何で1本化したかゆぅたら、今月××組からの、未払い回収出来る予定やったから―――…‥ケド回収出来たのは、150万だけ。後は分割にって―――…‥』

    2006-03-02 08:12:00
  • 228:

    ヒナ

    それを聞いた私はただうなずくしかできなかった――――…‥
    ハルはこの事でずっと、一人で悩んでた。私に迷惑かからないよぅにと、何も言わずにずっと一人で抱え込んでいた。


    2006-03-02 08:15:00
  • 229:

    名無しさん

    2006-03-02 11:12:00
  • 230:

    優太 ◆YUTA.Odt8I

    ォァョー??しおりぃ?

    2006-03-02 12:13:00
  • 231:

    ?永遠?

    大変ゃと思うけど、頑張ってくださぃ????

    2006-03-02 13:22:00
  • 232:

    名無しさん

    頑張れ-

    2006-03-02 14:07:00
  • 233:

    ヒナ

    優太クン?永遠サン?233サン?ぁりがとぅ??携帯持って寝てました???

    更新??

    2006-03-02 14:58:00
  • 234:

    ヒナ

    ハルは、“情けない”と言って私に謝ってきた――…
    ―――…‥

    『ハル?そのお金何日までにいるん?』きずいた私はそー彼に聞いていた――‥

    2006-03-02 15:02:00
  • 235:

    ヒナ

    「――…後半月……なんとかするから。心配かけて…ごめん。」

    私はハル《笑顔》が好き…ハルの《優しい目》が好きハルの《元気な姿》が好き―――…‥
    ―…‥

    2006-03-02 15:10:00
  • 236:

    ヒナ

    後15日で150万―――…‥

    『ハル買い物行ってくる』ハルに“買い物”と告げ、私は携帯と財布を握り外に出た――…‥

    2006-03-02 15:12:00
  • 237:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 238:

    ヒナ



      【75万7千円】

    2006-03-02 15:28:00
  • 239:

    ヒナ

    カツカツの【75万円】を下ろして、“銀行の袋”につめ銀行を後にした――‥
    残り半分―――…‥

    私は歩きながら《携帯》を開け、“電話帳”に目を通した―――‥

    2006-03-02 15:33:00
  • 240:

    ヒナ

    明日からの生活費――…‥携帯代――‥
    光熱費―‥

    色んな支払いの事も頭の中をぐるぐる回っていた。

    2006-03-02 15:35:00
  • 241:

    ヒナ

    “電話帳”に目を通しているとある一人の人の名前で目は止まった―――…‥

    《実希チャン》―――…‥

    2006-03-02 15:38:00
  • 242:

    ヒナ

    《実希チャン》とは、昔私が働いていた時の“飲み屋”にお客さんとして、来た時からの付き合い――――‥
     その時の実希チャンの“職業”は【風俗】やった。
     実希チャンの彼氏はヤクザで、実希チャンはその人の為に【風俗】に入った――‥

    2006-03-02 15:42:00
  • 243:

    ヒナ

    『実希チャン?何で自分の為じゃないのにそこまでするん?』―――…‥

    私は、そんな実希チャンを見るのが辛くて何回もそんな事を言った―――…‥
     その度に、実希チャンは私に言った。

    2006-03-02 15:44:00
  • 244:

    ヒナ

    実希チャンはいつも“笑顔”で答える―――…‥

    『実希しかおらんから。実希が支えてあげないと…惚れたもん負けやなっ☆』

    2006-03-02 15:46:00
  • 245:

    ヒナ

    その時の私は、実希チャンの気持ちなんて、分かりたくても分からなかった…。 
    好きな人の為に、自分の体を売るの―――…‥?


    2006-03-02 15:48:00
  • 246:

    ヒナ

    実希チャン今なら、実希チャンの気持ち分かる気がする。
     “好きな人”の為ならなんでも出来る――――…‥私は初めてそー思った。

    ハルの為なら、何でも出来る…ハルの為なら一緒に死んで?って言われたら、死ねる――――…‥

    2006-03-02 15:51:00
  • 247:

    ヒナ

    ご飯作らないとダメなんで、休憩します???少しですいません??

    2006-03-02 15:54:00
  • 248:

    ヒナ

    少しだけになるけど、更新します??

    2006-03-02 18:13:00
  • 249:

    ヒナ

    私は、気が付いたら実希チャンに電話を掛けていた――

    「はいよ〜☆珍しいなぁ?どしたぁ?」
     実希チャンは、本当にいつも元気で前向きで、私が一番信用してる人――…‥

    2006-03-02 18:16:00
  • 250:

    ヒナ

    『実希チャン…風俗――…って100万稼ぐのどれ位かかる?』
    「はぁ?あんた何ゆぅてんよ…まぁいいや!何時間働くかにもよるし、店にもよるケド頑張れば1ヵ月200位いくんちゃう?」

    …‥1ヵ月で200――…‥半月で【100万】――…‥

    2006-03-02 18:19:00
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