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先輩

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  • 1:

    愛奈

    ほんまにね、好きやったんやで…ただ傍にいたかっただけやねん。。。

    2006-01-10 01:47:00
  • 2:

    愛奈

    母『あいなぁ〜起きなさい!遅刻するやろ!』
    愛奈『…ふぁぃ、後5分…』

    2006-01-10 01:49:00
  • 3:

    愛奈

    毎朝8時に登校するのは、朝の静かな教室が好きやから。今日も一番乗りの教室に入り、机にかばんを置きベランダでたそがれていた。
    愛奈『微風がたまらんのぉ…』
    しばらくたそがれていると『愛奈おはよ!』

    2006-01-10 02:04:00
  • 4:

    愛奈

    愛奈『恵美おはよ!』
    恵美とは朝のベランダ仲間である。吹奏学部員で朝練があり、早く来ていたりするのだ。
    他愛もない会話をしていると恵美が突然
    恵美『愛奈さぁ…シンと別れたん?』
    愛奈『え?!』

    2006-01-10 02:09:00
  • 5:

    愛奈

    シンと言うのは違うクラスの、私の昨日まで3ヵ月付き合った元彼なんやけど。
    なんで知ってるんやろ、昨日の事やのに… 私がこんなにびびったのは恵美がシンの事好きな噂があるから。
    愛奈『ぅッうん!』
    恵美『何、吃ってんのよ、愛奈らしくない!笑』

    2006-01-10 02:18:00
  • 6:

    愛奈

    愛奈『あはは』
    恵美『そっか、やっぱり別れたんかぁ…』
    それとも一つ。恵美ストーカー説。前に恵美の家とは全く正反対の、当時恵美が惚れていた男の家の前をうろちょろしてたとか、してないとか。まぁ普通におったら恵美はいい子やし、シンがどうなろうが私の知ったこっちゃない!
    −−コンコンッ
    ベランダ越しにマイハニー登場!なんとなく感謝。

    2006-01-10 02:27:00
  • 7:

    愛奈

    愛奈『はにぃおはん☆』
    凛『おはよう、だぁりん』しっかりと抱き合う二人。そう、私は凛の為にシンと…違うけど。
    でも私は凛に入学式の時、一目惚れしたんよね。見つめすぎてたら、凛が逆ナンしてきてんよね。凛は当時奥菜恵にちょいと似た清純で可愛いこやったの。私キモイね!
    女の子って群を作りたがる生き物やん。なので私は凛とその他3人といつもつるんでた。その他って言ったら怒られるから!りか、奈々、まりです。

    2006-01-10 02:44:00
  • 8:

    愛奈

    そんな仲良し5人組で、いつもの様に食堂に行った。(あ、あの人タイプ…ぇッこっち来る?わぁ近くで見てもマジタイプ☆)隣を見ると
    まり『うぃ〜すッ!』
    (まッまりのお友達?!しかしこんな私のタイプがおったのに、見逃してただなんて…やっぱり浮気されて別れたのはこの方の為…ブツブツ…フフッ)何やら楽しそうに話してたるみたいやけど、私は頭の中で妄想してたので殿方の声を聞けずじまいでした。

    2006-01-10 02:57:00
  • 9:

    愛奈

    後でまりっぺから殿方の事を知ってる限り聞き出したところ、一つ上の2年生で名前は村井隼人様☆そして彼女はいてはれへんみたい!!!
    凛『良かったぁ愛奈が切り替え早い子で!今日失恋パーティやと思ってた』
    愛奈『失恋?さて何の事やら。成就祈願パーティやろ!』私達は、5人のうち誰かが別れたりしたら即失恋パーティ☆新しい恋が見つかったら成就祈願パーティをしとったん。

    2006-01-10 03:08:00
  • 10:

    愛奈

    その日の成就祈願パーティは、いつもの様にむちゃくちゃ盛り上がった。
    次の日、村井先輩の番号をゲットするというノルマがあった私は、いつもの様に…ここまりん家やから急がなくて良かったんやぁ。まり宅は学校から歩いて15分の所にあるのね☆

    −−−何も望まなければ傷つく事もなかったんやね。

    2006-01-10 03:15:00
  • 11:

    愛奈

    凛・奈々・りか『愛奈、ふぁいとっ』
    愛奈『なんであんたらのが緊張してんねん!笑』
    凛『だって……女の子だもんッ』
    愛奈『なぁみぃだもぉあせもぉ〜♪』
    まり『もうえぇって…』 そんなこんなしてる間に、村井先輩の集団発見!!(やっぱかっけぇ〜わぁ)

    2006-01-10 03:28:00
  • 12:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 13:

    愛奈

    まり『おはよぉ!』
    村井様群『おぅまりちゃんやッ☆今日も可愛いな』
    そう、まりは可愛い…ラブ 村井様『おはよ!ニコッ』
    (村井様が私ん見てる?!やばい、笑顔が素敵すぎて鼻血が出そうッ)
    愛奈『おはようございまんごー…』 −−−シーン。。。

    2006-01-10 03:38:00
  • 14:

    愛奈

    やってしまった。親父ギャグ…
    村井様『あははっ自分おもろいな!』
    (あぁ何て優しいの、村井様。。。)まりは村井様のお友達とも仲良さげ☆
    キーンコーン‥
    (もうチャイム?まだ聞いてないのに!親父ギャグ言って終わりかよ!)

    2006-01-10 03:47:00
  • 15:

    愛奈

    しばらく村井様その他とかとしゃべってたけど、私は無遅刻無欠席の真面目少女やのでスグに退散しました。
    あの時の村井様の素敵な笑顔…
    村井様『おっちゃんまたねぇ?』
    愛奈赤面ッ鼻血ブーです!

    2006-01-11 01:32:00
  • 16:

    愛奈

     放課後−−−
    凛『まっぢで!愛奈ほんまうけるわ、さっすがちっちゃいおっさん!』
    愛奈『…村井先輩…』
    まり『でも番号聞けんかったんは月に変わってお仕置きやでな!』
    まぁそんな感じで恋話をしとりましたら、扉の影から…(あれ、誰やっけ?) 『愛奈…話あんねけど…』

    2006-01-11 01:38:00
  • 17:

    愛奈

    (あぁプレイボーイの陸くんや!)
    愛奈『陸くん、何回言っても6Pは無理やわ』
    4人『愛奈きもぉ〜いッ』愛奈『いやいや、陸くんは日常茶飯事やねんで?』
    陸『まぁそれはまた今度で☆ってかまじでちょぉ来て、相談』
    フゥ…機嫌が良いのでちょっくら聞いやろう。シンの事なんはわかってたけど、今ちゃんと言うてやらんとしつこいやろから…

    2006-01-11 01:51:00
  • 18:

    愛奈

    非常階段に行くと (おった、おったでヘタレ男が)陸『シン、愛奈来たで』
    泣きそうな顔で振り返ったシン…(最初はこれが可愛かったのに。今じゃちとうざいな)陸は去っていった。
    シン『…ごめん。』
    愛奈『…ハァ…もう終わった事やし。シンが次の恋愛で同じ失敗しんかったらええんちゃう?その前に人に呼び出さとか、ちとダサいでな』
    って避け続けて、シカトしてたけど。ここで相手のせいにする男はあかん。

    2006-01-11 02:05:00
  • 19:

    愛奈

    シン『だってお前…ッ』
    (おっやはり言うか、この男…)
    シン『…ごめん、せやな。』
    (シンくんレベルアップなり☆)
    愛奈『私はな、浮気した事を怒ってるんちゃうねん。そらもちろんしてほしないけど。私に浮気がバレるって事は、私に対する思いが薄れてきてるって感じてまうねん。嘘を突き通されへんねやったら、本能に負けたあかんわ。以上!』

    2006-01-11 02:16:00
  • 20:

    愛奈

    シン『以上って…ハハッ…』(ほんとはね、気付いてたで。もうすでに2人がすれ違ってたん。シンもやり直したいとは思ってな…)
    シン『愛奈、俺とやり直してくれへん?』
    愛奈『無理』
    シン『速答かい!笑 なんかなぁ愛奈いっつもアホやのに、妙に納得できて言い返されへん時たまにあるよな。(たまにって何やねん。言い返すって言い方は気にくわん。返す言葉がないの方がいいで、シン) …俺、ぶっちゃけ初めてやってん!』
    愛奈『ちゃうやん、童貞ちゃうかったやん!笑』

    2006-01-11 02:30:00
  • 21:

    愛奈

    4人が待ってる教室に帰ると、びっくり!
    『おっさん、おっさん!』
    村井様とそのお友達じゃないですか!!
    村井様『愛奈ちゃん、おかえりんご☆』
    (むっ村井様がネタ振りされてる!)

    2006-01-11 02:36:00
  • 22:

    愛奈

    愛奈『たっ…だいマングース』一同爆笑!(村井様との初めての共同作業☆あぁ村井様が笑ってくれてる。やっぱ格好良いわ?)
    村井様友(井野)『おっさん長かったやん、う〇こ!』愛奈『そうなんです、なかなか出きらなくて…ってうんちゃん違います!』
    (あぁお下劣だわッ村井様の前で何て事を言わせるのかしら)
    なんやら村井様達2年生は1年生より1時間遅い日が週に何度かあって、今日はその日で授業仲まりのおたけびがコダマしてたから覗きに来たらしい。まりのキンキン声に感謝☆

    2006-01-11 02:51:00
  • 23:

    愛奈

    その日は村井様と駅までご一緒…村井様と私は同じ方向やったので、少しだけ2人きりになれました☆

    −−−思えばこの時が、一番楽しかったんかも…

    2006-01-11 03:02:00
  • 24:

    愛奈

    それから一週間後ぐらいやったかな。
    愛奈『まり、ほんま感謝感激雨アラレやで!』
    なんと村井様宅に行ける事になったのです!村井様が私にお勉強を教えてくださるそう…
    まりたんと2人で教室で尻尾振りながら待つ事、1時間。幸せすぎて、あッという間やったけど。
    『お待たしぃ〜☆』 この声は…井野。

    2006-01-11 03:23:00
  • 25:

    愛奈

    今日はちゃっかり勝負下着着用☆見せる事はないけどね…気合いが入るやん。井野っちはまりの事お気にみたいで、2人で先々行ったので私は村井様独占!! 村井様『ちゃんと勉強道具持ってきたん?』
    愛奈『はいッもちろん!』村井様『愛奈ちゃん賢そうやから、俺ちゃんと教えられるかなぁ』
    (正しい避妊のし方をですか?)
    愛奈『私、賢くないし勉強苦手やけど、村井先輩に教えてもらったら理解できそうです』
    村井様『ほんま?嬉しいけど、その根拠は?』

    2006-01-15 02:49:00
  • 26:

    愛奈

    (手取り足取り腰取りお願いしまっせ☆)
    愛奈『だって興味ある人に言われたら理解できたりするじゃないですか☆』
    村井様『そう…やな。確かに興味ある先生の授業はちゃんと聞くもんな!』
    愛奈『そうですよぉ、村井先生!』
    村井様は笑顔でほほ笑みました。(あぁこのままずっと2人でおりたいなぁ。まぁ焦らずいこ!)前では井野っちが怪獣の真似してまりを襲ってた。(村井様も怪獣になって…とは口が裂けても言えないわ!)

    2006-01-15 03:06:00
  • 27:

    愛奈

    電車の中では井野先輩が寄ってきたので、4人でトークしてた。村井様のご自宅は駅から5分くらい歩いたとこで、結構おっきな家やった。(ぼっちゃんかなぁ危険やわ…でも多分軽くなさそうやし大丈夫かな)村井様のお部屋は黒とグレーで統一(?)された素敵な感じ☆(ダブルの低めの黒のベッド…Hに持ち込みやすい様にかしら。。)
    井野『愛奈、ベッド見すぎやけど、ビデオとか探してんの?』
    (はぁ…村井様に呼び捨てにされたいわぁ)
    愛奈『そう村井先輩が普段何を使って…って違います!』
    村井『ちゃんとわからんとこに隠してるで!』
    井野『ギャハハッほんま愛奈おもろいわぁツボやわぁ陸の言ったとおりやわ』 (え?陸…?学校一緒やから知り合いなんは不思議ちゃうけど、何を言ったんや、あいつは!!)

    2006-01-15 03:44:00
  • 28:

    愛奈

    まり『陸君、何て?』
    井野『なんしあいつは…おもろいってぇキャハッ』
    (それだけかい!)お勉強会言うても、ビール片手におしゃべりする感じ。家にお酒が無くなったので私と村井様で買いに行く事になった。外は11月だったので少し肌寒かったかな。
    愛奈『さぶっ』
    (あたためてぇ〜)

    2006-01-15 04:00:00
  • 29:

    愛奈

    村井『ん…』
    村井様が手を差し伸べてくださってる!私は恥ずかしそうに下を向きながら、村井様の手を掴んだ。ほくそ笑みながら…
    村井『愛奈ちゃんてお酒弱いよなぁ』
    愛奈『…好きなんですけどねぇ』
    村井『あのさ、敬語いらんでな!』

    2006-01-15 04:08:00
  • 30:

    愛奈

    (敬語で先輩ってやらしくて好きなんやけど…)
    愛奈『…いいんですか?』村井様『うん、先輩もいらんけど』
    愛奈『それは…』
    ♪♪♪〜先輩の携帯と私の携帯が同時になった。
    ―まり―まりら先に帰るわぁ(^-^)いい感じやったし☆井野君にちゃんと送ってもらうから心配しないでね(^3^)/愛奈がんば!

    2006-01-15 04:17:00
  • 31:

    わき毛

    おもしろい?

    2006-01-15 04:28:00
  • 32:

    愛奈

    村井先輩をチラッと見ると、井野先輩からやったらしく微笑まれたので私も照れもって微笑み返した。
    (酒入ってるし、二人っきりになったら我慢できやんかも…)
    愛奈『…まだ飲み足りひん事ない?』
    村井様『せやなぁ愛奈ちゃんしんどないんやったら』二人で仲良くビールとおつまみを買って家に戻った。私はだいぶムラついてきてたけど、我慢した。(やばい、発情してるんバレてへんかな…)

    2006-01-15 04:34:00
  • 33:

    愛奈

    わき毛さんありがとう?ボーボーなんかな?私とおそろやね?

    2006-01-15 04:38:00
  • 34:

    愛奈

    1時間ぐらいは真面目に政治経済の話とかしてた。嘘。昔話やったかな。進路の話もしたりして、結構お互い酔っ払ってた。
    村井様『愛奈ちゃんお酒強いやぁん!』
    (ちっバレたか…)
    愛奈『弱いけど、好きやから飲んでまうねんなぁ』
    村井様『そっかぁ身体大事にしやなあかんでなぁ』 (優しいわ☆)

    2006-01-15 04:47:00
  • 35:

    愛奈

    村井『愛奈って呼んでもいい?』
    (ええ是非是非!)
    愛奈『えっ…うん。』
    村井『愛奈☆俺も隼人でいいでぇ』
    (もう我慢できひん!さよなら理性!)ついに襲ってしまった。だってムラつきすぎやったから。村井様は最初戸惑ってたけど、男の子やから受け入れてくれました。

    2006-01-15 04:58:00
  • 36:

    愛奈

    村井様『愛奈…寝てる?』(腕枕しやわせ☆)
    愛奈『起きてるでぇ。』
    村井様『あのさぁ俺ちゃんと…』
    愛奈『責任取って付き合うとかいらんから。』
    村井様『え…?』

    2006-01-15 05:12:00
  • 37:

    愛奈

    そらびっくりするよな。
    愛奈『私の事好きになってくれるまで待つわぁ』
    村井『なんでなん?』
    愛奈『彼氏には愛してほしいし。こんなん言うたら軽いって思われるかもしらんけど…私が隼人とHしたかったからしたわけやん。せやからえぇねん☆』
    村井様『…変わってるな』普通は拒まないんかな。でも好きちゃうけど、Hしたから付き合うってのは間違ってると思って。村井先輩は誰とでもする様な人じゃないってわかってたから、したんやで。

    2006-01-15 05:25:00
  • 38:

    愛奈

    その日から、私達の関係が始まった。凛やまり達にはめっちゃ驚かれたけど、ちゃんと説明したら渋々了承してくれた。
    ―愛奈―今日おひまぁ?
    抱かれたくなったらメールをした。隼人が拒む日はあんまり無かったかな。
    村井様(以下隼人)『もうすぐクリスマスやなぁ…』
    いつもの様に腕枕をしながら煙草をふかす隼人。(おっとこまえやわぁ☆)

    2006-01-15 05:39:00
  • 39:

    愛奈

    愛奈『せやなぁ…なんか街中はもうクリスマスやねぇ』
    隼人『どうする?』
    イブは彼氏のいないりかと奈々と3人で飲み会する予定☆凛は格好良い彼氏がおって、まりは直前にできやがった、畜生!!
    愛奈『女3人で飲み会』
    隼人『え、24?25?』

    2006-01-15 05:52:00
  • 40:

    愛奈

    (え?って何かしら、何かプランが…そんなわけないか、隼人にとったらただのヤリ友やもんなぁ)
    愛奈『イヴやから24やで』隼人『そっか…朝まで?』愛奈『いやいや、昼まで?3日目突入してまうかも』隼人『アハハッ飲みすぎんなやぁ』
    (あら、心配してくれてるわ☆)

    2006-01-15 06:17:00
  • 41:

    愛奈

    凛『クリスマス一緒に過ごさへんの??』
    愛奈『凛は彼氏おるやろがぁなんや、わしを選んでくれるんかぁ?』
    凛『ちゃうくて!村井先輩と!』
    愛奈『うん…付き合ってないから仕方ないよなぁ』
    凛『もう、何なんあの人!都合良すぎ…』

    2006-01-15 06:30:00
  • 42:

    愛奈

    凛ちゃんご立腹!私の為に怒ってくれてありがとう端でもやっぱり笑った顔のが可愛いで!
    愛奈『多分…誘おうとしてくれてたで☆』
    凛『なんでダメになったのん?』
    愛奈『先約あったし、彼氏じゃないから…』
    凛『愛奈が断ったんやったらいいねん☆』 良かった、凛に笑顔が戻った。

    2006-01-15 06:43:00
  • 43:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 44:

    愛奈

    シャッター音の方を見ると陸君とその仲間達。
    陸『愛奈一生瓶似合いすぎぃ〜♪』
    愛奈『盗撮とかやめてくれませんかぁ?』
    聞くと陸君達も男同士で飲み会らしかったので、みんなの了解を得て、シングル族で合流する事にした。にしても男の子は10人くらいおってどこでする気やったんかと思いきや…その中に一人ぼっちゃんがおり、むちゃくちゃ広い(30畳ぐらい)部屋へ通された。
    (皆学校一緒やし変な事はせんやろうな…)

    2006-01-15 07:22:00
  • 45:

    愛奈

    愛奈『せやからなぁ〜おいぃ〜あんた聞いてんのかぁ?なぁなぁ〜?』
    被害者『聞いてんでぇ愛奈ちゃんやろぉフハハッ』
    愛奈『ちゃうってぇ〜もぉわからんちん〇んやなぁ』被害者『わっ?コラ、なんてぇ?』
    私が酔っ払って誰かにからんでると、陸が止めに入ってきた。
    陸『こら、愛奈おまえ酔いすぎやで!和君ごめんやでぇ』

    2006-01-15 07:35:00
  • 46:

    愛奈

    和君『ええねん、陸。愛奈ちゃん可愛いし、おもろすぎやし!』
    愛奈『そうやぁあいなは可愛いからぁ〜りっくん心配しゃんでなぁ』
    私の延々と続く、くだらない話をその和君って人は笑いながら聞いてくれてたらしい。今頃、隼人は何してるんやろ…

    2006-01-15 07:41:00
  • 47:

    愛奈

    結局解散したのは、25日の昼過ぎだった。冬休みに入り、もうすぐ年越し。年越しは隼人と一緒に過ごした。姫初めしてもらわなあかんかったからね☆隼人の口からクリスマスの話題は出なかったので、私もしなかった。
    愛奈『今年もいっぱいHしようね☆』
    隼人『…ハハッ…Hだけかよ…』
    隼人の少しだけ寂しそうな横顔。(その顔は反則やで、だってそう思ってるのは隼人やろ?)

    2006-01-15 07:55:00
  • 48:

    名無しさん

    2006-01-15 09:16:00
  • 49:

    愛奈

    姫初め終了後、初詣に行った。夜店でだるまを見つけた。どこにでもあるけど。隼人『だるまかぁ俺、来年受験やねんなぁ…』
    愛奈『そっかぁ春になったら、あんまり会われへんねんなぁ…』
    (隼人に彼女ができる方が早いかなぁ)
    隼人『ちっこいの一個ください。』
    愛奈『だるま何するん?』隼人『片目書いて後ろに願い事書いて、叶ったらもうかたっぽに目書くんやで』(それは知ってるけどさぁ…)

    2006-01-15 18:53:00
  • 50:

    愛奈

    隼人『このだるま愛奈に似てるよなぁ!』
    愛奈『え?丸いとこが?』(確かにわたしゃぽっちゃりしてるさ、デブさデブ)隼人『丸い?いやいや、ちっこくて赤くて、酔っ払った愛奈にそっくり☆』
    家に帰って早速願い事と片目を書いた。(隼人の彼女になれますように…)我ながら女々しい。ムフ

    ―隼人、今でもあのだるまは片ちんばやで…

    2006-01-15 19:05:00
  • 51:

    愛奈

    3学期が始まった。食堂に行くと隼人がいたので尻尾振って寄ってった。
    愛奈『はやとぉ☆』
    隣に座ってあぁ幸せ☆前を見るとどこかで見た顔…
    愛奈『あ〜〜』
    クリスマスの飲み会で一緒やったえーと…え〜っと名前が思い出せない!

    2006-01-15 19:18:00
  • 52:

    愛奈

    井野『どしたん、愛奈?和君に惚れちったぁ?村井ショーック!!』
    (そうや、和君や!そっか、あんま見かけんと思ったら学年ちゃうかったんや)和君『愛奈ちゃん久しぶりぃ〜☆』
    愛奈『どうも…』
    和君『どしたん、クリスマスとはおお違いやん!』
    (あの後陸くんからメールあったけど、和君て人に凄い絡んでたみたいやねんなぁ…記憶の片隅に残ってるけど。)

    2006-01-15 19:27:00
  • 53:

    愛奈

    隼人『クリスマスって…?』
    (あれ、不機嫌そう…嫉妬焼いてくれてるんかな☆)和君『飲み会してんけど、めちゃ絡まれてぇ〜ん。愛奈ちゃんサンタやってんで見てみぃ☆』
    そう言って和君は携帯の写メを見せた。(あ、可愛く撮れてる…)
    隼人はあまり話に入ってこない。男って例え自分が浮気でも、相手には本気になってほしくて独占欲だけ強いよね。でもさぁそれせこいで、隼人。

    2006-01-15 19:40:00
  • 54:

    愛奈

    その日は珍しく隼人から誘ってきた。お昼の事で腹立ったんかなぁ。
    隼人『なんでクリスマスの事、黙ってたん?』
    愛奈『…聞かれてないのに言う必要ないと思って。』隼人『ふぅん…和君とやったん?』
    私は飛び上がった。
    愛奈『やるわけないやん!』

    2006-01-15 19:47:00
  • 55:

    愛奈

    隼人『…ごめん。お前はそんな女ちゃうってわかってんねんけど…』
    (あかん、あかん、取り乱してしまった…)
    愛奈『私、好きな人としかHせぇへんで…』

    ショックやった。でも隼人が言ってしまったのも無理はない。実際私と隼人の今の関係はヤリ友やし。それを望んでるのは、隼人…じゃなくて私。別れのない関係、束縛もされない…楽してるんは私かも。

    2006-01-15 23:27:00
  • 56:

    愛奈

    次の日から、私達は付き合いたてのカップルの様にラブラブやった。休み時間は友達と過ごしたけど、お互い都合の付く日は抱き合う様にした。
    前とあんまり変わらへんのやけど…変わった事と言えば、今まで中庭で待ち合わせしとったけど、隼人が私の教室まで迎えに来てくれた事☆
    凛『もう付き合ってるんじゃないん?』
    心配かけたくないから、笑っといた。
    ―凛、ずるいのは私やねん。

    2006-01-16 07:52:00
  • 57:

    愛奈

    あの日以来、和君とも仲良くなった。3年生やったから、学校にはあまり来てへんかったけど。メル友みたいな感じ。
    いつもの様に隼人と添い寝してると、いつもメールの和君から電話があった。
    愛奈『あ、和君』
    隼人『…出たら?』
    電話に出ると、どうやら私とりかを街中で見かけたらしい。車やったから声かけれんかったけど。そんで和君の友達がりかを紹介してって言うてるんやって。

    2006-01-17 07:49:00
  • 58:

    愛奈

    私は嬉しそうに隼人に話した。
    隼人『りかちゃんてめちゃ細い子やんな?』
    愛奈『うん、メールしとこ☆』
    隼人『電話したら?』
    愛奈『電話したら3時間ぐらいしゃべるから、隼人に構ってもらわれへんやん』隼人『3時間も何しゃべんねんな、毎日学校で会ってんのに!』

    2006-01-17 07:57:00
  • 59:

    愛奈

    隼人『…て事は…和くんと会うねなぁ』
    愛奈『そりゃせやろぉ。いくら和くんの友達やからって、りか1人で行かされへん!…何、嫉妬??』

    笑顔で誤魔化された。
    (やっぱり今さら無理かなぁ付き合っても新鮮味ないし…そろそろ潮時かもしらんなぁ…)

    2006-01-18 22:26:00
  • 60:

    愛奈

    りかは男友達は多いんやけど、彼氏は半年ぐらいいないから紹介の話をすると喜んでた☆
    学校まで迎えに来てくれてたので、校門に向かうと和くんが2年の女子に囲まれてたので離れたとこで待ってた。
    和君『あ、愛奈ちゃん?』(気付かれてもたわぁ。女ってうるさいからなぁ…ほら、睨んでる↓)
    女『てゆーか自分、村井君の彼女やんなぁ?浮気ちゃうの?』『なんかちゃうらしいでぇ』『そうなん?』和くん『はいはい、退散!こいつらほっとっていいから、愛奈ちゃんもりかちゃんも車乗りぃ☆』
    『パンコ』和くんに聞こえない様に言って私の横を通り過ぎた。ほんま面倒臭い

    2006-01-18 23:02:00
  • 61:

    愛奈

    りか『何なん、あの人ら。腹立つ!』
    愛奈『りかのその気持ちだけで、十分やで☆ありがとぉ!(ハタから見れば、言われても仕方ない状況かもやし)』
    和君『愛奈ちゃんもう俺と付き合ったらえぇのにぃ』りか『そうやん、そうしぃや!』
    愛奈『…まぁじでさぁ…他の男好きになれたら楽なんかもなぁ』
    りか『愛奈。。』

    2006-01-19 00:34:00
  • 62:

    愛奈

    愛奈『なぁんてなッ☆』
    つい本音が出てしまった。和君『愛奈ちゃん、まじで俺にしときぃって!』
    愛奈『和兄もういいって!それよかお友達、紹介してやぁ☆』
    和君『おうおう!亮太君』愛奈・りか『よろしくです!』
    亮太君『よろしく☆』

    2006-01-19 00:41:00
  • 63:

    愛奈

    亮太君は和君と同い年で働いてはる人やった。りかは学生、あんまり好ましくないらしいから良かった☆


    和君『ほんなら、りかちゃん亮太に送ってもらってな。今日はありがと☆』
    りか『ありがとうです☆愛奈もばいなりぃありがと』愛奈『ありがと、気ぃ付けてね☆(皆でありがといいすぎ。笑)』

    2006-01-19 00:53:00
  • 64:

    愛奈

    亮太君は安全そうやし、りかも気に入ってるっぽいから送ってもらう事にした。愛奈『亮太君いい人そうやねぇ☆』
    和君『類は友を呼ぶって言うし。なぁ!愛奈ちゃん』愛奈『そう…でもないで』私の周りはいい子ばっかやけど、私のしてる事はきっとおかしいと思う。
    和君『夜景観に行かん?』愛奈『…夜景?最近観てないなぁ。観たい!』
    てなわけで何故か和君と山に登る事になった。

    2006-01-21 18:25:00
  • 65:

    愛奈

    頂上付近に着いて、車を降りた。
    和君『あぁ〜ちと雲ってんなぁ。。すまんべ』
    愛奈『うぅん。綺麗…』
    少し雲ってたけど、ぼやけて見える街の光は綺麗だった。
    和君『俺、ここは自分の女としかこやんのやけどなぁ罰当たったんかな。』

    2006-01-21 18:34:00
  • 66:

    愛奈

    愛奈『そんなとこ、なんで私連れてきてくれたん?』和君『愛奈ちゃんは特別やぁ!妹よ!』
    そう言って和君は肩を抱いてきた。(あぃお兄たん☆)和君『愛奈ちゃんさぁ…もうやめぇや。』
    愛奈『…何を?(隼人の事言うてんやんな。)』
    和君『…この雲りが無くなったら、めっちゃ綺麗で』その日の夜景は綺麗やったけど、霧がはって良く見えなかった。私の霧はいつ取れるんかなぁ…。 夜景を観ると感傷的になってしまって、泣いてしまった。和君は黙って傍にいてくれた。もう一度、伝えたい。
    愛奈『‥‥‥好き…』

    2006-01-21 18:50:00
  • 67:

    愛奈

    和君『俺と付き合わん?』また冗談…と思ったらいつものふざけた顔じゃない。愛奈『ごめん、私、隼人が好き。』
    きっと、和君と付き合ったら毎日楽しいんやろうな。でも…先が見えんくても好きな気持ちは変わらない。和君『わぁ〜ってる。伝えたかってん。後悔したくないから』
    交際申し込んでくれてる男の前で、好きな男の事で泣くなんて最悪やんけ!!
    私が思う存分泣いて泣き止んだら、和君は家まで送ってくれた。
    (和兄、以外とジェントルマンやね…)

    2006-01-21 19:23:00
  • 68:

    愛奈

    次の日、シンに呼び出されて告られた。もちろん断ったけど。なぁんかフェロモン出てるんかなぁ…隼人にはきかんか!このフェロモンパワー☆彡
    お昼休み、いつもの様に5人で食堂でお昼食べてた。 ―バンッッ
    皆でびっくりして顔をあげると、昨日の2年の女子。『あんたいい加減にしぃや!』
    (こっちの台詞やでな。何なん、18にもなって…)
    『てゆーか、あんた和輝にも村井君にも遊ばれてんねんで!あんたみたいなデブ相手にするわけないやろ、はよ気付けば??』

    2006-01-21 23:47:00
  • 69:

    愛奈

    (あぁしばきたい。でも手ぇ出したら余計うっさいんやろなぁ…)
    まり『自分が相手にされへんからって、僻んでるんですか?』
    まりは元ヤン。前に街でからまれた時わかった。
    2女『はぁ?!便所になんかなりたないわ!てゆーかあんたに関係ないやろ!』(便所って…和君とはやってないんやけどねぇ)愛奈『で?何が言いたいんですか?私が遊ばれてるって忠告しにきてくれたんですか?』
    2女『どっちとも縁切れ言うとんねん、デブ!』

    2006-01-22 00:02:00
  • 70:

    愛奈

    井野『さっきの女、和君の元カノやねん。』
    愛奈『せやろなぁ…好きなんやろなぁ』
    まり『でも愛奈に言うてもしゃーないのに。あんなんやからフラれんねん。』
    井野『あははッせやなぁ』(昨日…偶然見かけたん?和君と地元近いんかな…)井野『愛奈さぁ…和君に告られた?』
    愛奈『えっ?』

    2006-01-22 00:28:00
  • 71:

    愛奈

    井野『あぁやっぱ?』
    隼人『昨日…和君から電話あってん。』
    愛奈『そっか。。』


    隼人、何も思わんかったん?焦って告ったりとか良く聞く話やん…いつも、冷静やね。

    2006-01-22 01:03:00
  • 72:

    愛奈

    2月14日。バレンタインデー☆今年もチョコレート会社の策略にまんまと引っ掛かってる愛奈、16歳。皆そわそわしてる。私は今日もいつもと変わらず、隼人とHして過ごす。
    愛奈『はい…』
    帰り際にチョコを渡した。隼人『ありがと☆いつくれるんかと思った。』
    愛奈『好き…』
    抱き締められた。最後の抱擁…最後の接吻…

    2006-01-22 01:15:00
  • 73:

    愛奈

    チョコには手紙を添えた。 ☆隼人ぇ☆
    バレンタインおめでとぉ?隼人と初めてHしてから、3ヵ月が断ちました!最初はね、それだけで大満足やってん?でも私って自分で思ってたよりも欲深い女の子やったみたいで、隼人の気持ちが欲しくなってきたん。愛が欲しくなってきた。でもそれは隼人には求めても無駄なものやから、他で探す事にしました。まぁしばらくは探す気にもならしませんが? なんしか今までありがとう!まぢ惚れしてたぢょ☆
    ?愛奈?

    2006-01-22 01:27:00
  • 74:

    愛奈

    翌日、いつもの様に失恋パーティ☆
    凛『愛奈、飲め飲めぇ〜』ぐびっと一気。長かった様に感じたけど、たったの3ヵ月やったんかぁ…。携帯の電源は切っといた。まりにもかかってきたらしいので電源切ってもらった。
    奈々『あいなぁ↑↑コンパすんで、コンパ!』
    愛奈『おぅ!ネタ探さなねぇ☆』
    りか『愛奈、和君とは付き合わへんの?』

    2006-01-22 16:19:00
  • 75:

    愛奈

    愛奈『付き合わへんよぉ隼人と友達やし、そんな風に思われへん。』
    りか『せやなぁあの女がまたなんかうっさいやろし!いい男やのになぁ』
    愛奈『うん☆いいお兄ちゃんやわ!』
    そんなこんなでむちゃくちゃ飲んだ。

    2006-01-22 16:24:00
  • 76:

    愛奈

    どんだけさけても、学校で会ってしまう。朝いつもの様に教室に一番乗りすると、教室の前に座ってる男前が一人…足音に気付き、顔をあげた。今更、何言う気かな。3ヵ月猶予を与えたんやで、隼人。
    隼人『…いつもこんな早いん?』
    軽く頷いて教室に入って行こうとすると、腕を捕まれた。合気道でも習ってたら良かったな。
    隼人『話…聞いてくれへん?』
    首を横に振る。今話したら流されてしまう。ほら、隼人の優しい声を聞いて、泣きそうになってる。

    2006-01-22 16:47:00
  • 77:

    愛奈

    5秒ぐらいの沈黙やったと思うけど、1時間くらいに思えた。それは大げさやけど。
    愛奈『…もう無理。』
    隼人『俺、愛奈に甘えてた。最初、付き合わんくていいって言われて、正直ラッキーって思ってたんやん。ラッキーって古いな。笑 3ヵ月間、愛奈は何一つワガママ言わんかったし、でも俺が求める事は何でもしてくれて…。クリスマスん時は腹たったけど、俺は彼氏ちゃうからって思って、遠回しな嫉妬しか焼けんくて―』愛奈『なんでわからんの?!私は付き合いたいんじゃなくて、やりたかっただけやの!隼人もそうやったやん!そんで…もう飽きたんやん…しつこい』
    泣きながら一気に言った。隼人は優しいから、好きちゃうのに同情して付き合うって言ってくると思った。同情で付き合ってほしくなんかない。
    隼人『そか…綺麗に終わらそうとしてくれててんな。俺、勘違いしとったわ。』(お願いやから、もう優しくしんといて…)

    2006-01-22 17:18:00
  • 78:

    愛奈

    隼人に抱き締められた。
    愛奈『は…なして…ッヒッ』隼人『もっかいだけデートしてくれへん?』

    2006-01-22 17:23:00
  • 79:

    ゆきな

    気になりゅ??メッチャおもろぃ?頑張ってね?続きまってます?

    2006-01-22 17:35:00
  • 80:

    名無しさん

    2006-01-22 18:11:00
  • 81:

    愛奈

    愛奈『せぇ…ッへん…』
    隼人を突き放したものの、力が入らなくてしゃがみ込んでしまった。少女漫画みたいやな。
    隼人『和君の事、好きんなったん?』
    しゃがみ込んで聞いてきた。そんな訳がない。そんなの隼人もわかってる筈。他の男を好きになれるんやったら、こんなに泣かへん。この期に及んで私の気持ちを確かめる隼人に、更に悲しくなった。私の3ヵ月の我慢はなんやったん。隼人の前では、必死でいい女を演じてた。
    愛奈『…都合のいい女はもう嫌やねん。。』

    2006-01-23 00:52:00
  • 82:

    愛奈

    ゆきなさん、読んでくれてありがとう??

    2006-01-23 00:54:00
  • 83:

    愛奈

    隼人『そんなん、思ってへんわぁ…ハァ…』
    愛奈『溜め息つくぐらいやったら、話しにこんかったらえぇやんか!やりたいだけなんやったらそう言えば?!』
    私は典型的なB型。めちゃくちゃ気が短い。何年か後でもいいから、隼人にえぇ女やったなぁて思われたくて演じてきた。それが全て水の泡。案の定、隼人は驚いている。そらそうやわ、隼人の前では常に冷静でおったから。今まで付き合ってきた男の前でも…
    隼人『どうしたん?まぁそう思われてもしゃーないけど。だから…最後に…』
    愛奈『やらせろって?』

    2006-01-23 01:28:00
  • 84:

    愛奈

    両ほっぺをつねられた。
    隼人『人の話は最後まで聞け!1日…半日でいいから、俺に時間くれへん?』
    首を振ろうとしたけど、ほっぺ捕まれてるからふれんかった。
    愛奈『嫌、無理。どっか行って。』
    めっちゃ見つめられてる。やばい、流されそうや‥‥『いい加減にしぃや!!』この通る声は…

    2006-01-23 01:41:00
  • 85:

    愛奈

    愛奈『まり…』
    気付けば周りは、ギャラリー盛沢山やった。
    まり『村井君、愛奈がこの3ヵ月間、どんだけ辛かったかわかってんの?!今まで甘えとって、切れてから焦るとかせこいねん!!』隼人『今更なんわかってるけど―』
    まり『だからもう遅いって言ってるねん!』
    まりが来てくれて良かった。あのままやったら、私は流されとった。隼人はまた連絡するって言って行ったけど、きっとしてこぉへんやろう。

    2006-01-23 02:01:00
  • 86:

    愛奈

    あれから一月がたった。あの後学校は一週間ぐらいやったけど、隼人とは会わへんかった。お互い避けてたんかな…それとも前は会いに行ってたんかな。
    今日は3月14日。家でぼけ〜っとしてると、まりから電話があった。彼氏とデートのはずやのになぁ…。まり『愛奈、どうせ暇してんやろぉ?』
    愛奈『いきなりかい!デートちゃうの?』
    まり『ラブラブデート中やでぇ☆なんしかめかし込んで来てぇ』
    男でも紹介してくれるんかと思い、ホワイトデーやし暇やし行く事にした。

    2006-01-23 02:13:00
  • 87:

    愛奈

    愛奈『遅い…』
    結構めかしこんで待ち合わせ場所に行ったけど、まりと連絡が取れない。
    『何してるん?彼氏待ち?自分可愛いなぁ!ずっと見とってんけど、結構待ってるやん?そんな男あかんてぇ〜』
    うっさい、ブサしつこいナンパ男最悪や。あかん、キレそう。私の気持ちとは裏腹に、ブサ男はしゃべり続ける。
    ブサ男『なぁ番号だけでも教えてぇやぁ〜』

    2006-01-23 06:38:00
  • 88:

    愛奈

    視界の片隅に男前が入った気がした。
    愛奈『あんたなぁうるさいねん。シカトしとんやから、空気読んでさっさと去りぃや!そんなんやからモテへんねんでな』
    いつもの説教口調で言い終わった後、視界に腹かかえて笑う男前が入った。ブサ男は捨て台詞を吐いて消えてった気がする。
    男前『ひゃはは!愛奈おもろすぎ!なんで説教してるん!』
    なんで?なんでおるん?まり…どっきりにも度が過ぎるで…

    2006-01-23 06:47:00
  • 89:

    愛奈

    隼人『はい、まりちゃんから手紙預かってきた。』


      ?愛奈ぇ?
    びっくらこいたやろぉ?まりからのホワイトデープレゼントなり?もう村井君がほんましつこいのなんのって?最近の愛奈は腑抜けしすぎて見てられへんしな?もうまり的にはありえへんのやけど、今回は多めにみてやるので今日は楽しみなさい?命令やで!二度と都合のいい女にはなったあかんで! ?まりっぺ?愛奈『まり…(ありがと)』隼人『愛奈の事やから、友達キレてんのに俺と会う事はないと思って。まずまりちゃん説得しようと思ったんやけど、まりちゃんて頑固なんやな!』

    2006-01-23 06:57:00
  • 90:

    愛奈

    隼人『はい…』
    初めて手を繋いだ時の様に手を差し伸べてきた。あの頃とは違うけど、なんか照れ臭かった。
    愛奈『なんでさっき助けてくれやんかったん?』
    隼人『…見とれてたから』私はこんな時、言い訳する男は嫌い。

    2006-01-23 07:05:00
  • 91:

    愛奈

    隼人『愛奈、今日はお姫様やで!俺、下部!』
    愛奈『隼人、そんなプレイがしたかったん?』
    隼人『ちゃうわぁ!そんなんもいいけどなぁ〜愛奈姫☆』
    どんなワガママも聞いてくれるん?私、むちゃくちゃワガママなんやで…

    2006-01-23 07:11:00
  • 92:

    愛奈

    愛奈『パフェ。』
    隼人が不思議そうな顔をして、振り向いた。格好いいわぁ…
    隼人『愛奈、抹茶パフェ好きやんなぁ☆ちょっと歩かせてまうけど、ごめんな』色々調べてきてくれたん…?まぁパフェなんか女の子皆、好きやもんね。
    愛奈『でかッ!』
    隼人『せやろぉでかいだけちゃうでぇ〜食べてみッ』愛奈『うまッ』

    2006-01-23 23:29:00
  • 93:

    愛奈

    愛奈『海行きたい。』
    タクシーに乗って近くの港に行った。
    隼人『船、乗ってみる?』ボォォ―― 寒い…春言うても、まだ肌寒いもんなぁ…愛奈『うぉッ』
    ほおが急にあったかくなった。どうやら隼人がカイロをあててくれてるみたい。隼人『おっきい船って酔わへんなぁ…』
    ほんま?私気持ち悪いけど。。

    2006-01-24 00:53:00
  • 94:

    愛奈

    隼人に手を引かれるまま、奥のカップル席らしきとこに通された。
    隼人『愛奈好み?』
    愛奈『めちゃ…綺麗‥‥』その席からは夜景が一望できた。少し山中やったけど、今日は天気が良く霧もない。目に涙を浮かべて感動した。霧がないにせよ、夜景って一緒に観る相手によってこんなに違うもんなん…?

    2006-01-24 01:09:00
  • 95:

    愛奈

    隼人『クリスマスにな、来るつもりやってん。ここ』
    赤ワインとか飲んだから酔いがまわってしまった。少しぼぉっとする。
    愛奈『…誰と?』
    隼人『愛奈と。』
    クリスマスにここに来てたら、2人の関係は変わってたんかな…

    2006-01-24 01:15:00
  • 96:

    名無しさん

    ???

    2006-01-24 01:29:00
  • 97:

    愛奈

    隼人『遅くなったけど、クリスマスプレゼント』
    そう言って箱を出した。貰えるものは貰っとけ…手が出なかった。意味がわからない。隼人は誰にでもプレゼントする男?違う…でも、もう遅いよ、隼人。。
    私が貰い渋っていると、隼人は箱を開けた。ブレスレット…私、アホやな。私の手をとって隼人がつけてくれた。
    隼人『今日は、俺の話聞いてくれる?』

    2006-01-24 01:30:00
  • 98:

    愛奈

    100げっとありがとうございます?

    2006-01-24 01:34:00
  • 99:

    愛奈

    隼人『前も言うたけど、俺愛奈に甘えててん。彼女やないけど、近い存在で。束縛もないし、でも愛奈からの愛は受けれて…自惚れとった。中途半端なままやったらあかんって思う反面、ずっとこの楽な関係が続いたらえぇのにって思ってて。結局自分の事しか考えてへんかってんけどな。』
    (私やって、最初はそうやったで。でも隼人の愛が欲しくなってん。)
    隼人『…愛奈が離れていって、やっと愛奈がどんだけ大事な存在やったか気付いてん。他の奴としゃべるだけで腹立ってたから、もっと前に気付くべきやってんけどな。』
    隼人の話は冷静に聞けた。ワインが入ってるからかな。

    2006-01-24 01:53:00
  • 100:

    ?なあ?

    読ンでるよおー?
    がむばて?゚+.

    2006-01-24 01:56:00
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