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?1000の言葉?
-
1:
星
この先、何度生まれ変わっても、私はあなたを好きになる。悔しいけどね…
2005-10-30 02:01:00 -
401:
星
途中で、幹事らしく皆の意見を聞こう!と思い、全員に誰狙いか聞いてみた。 案の定ミー君は、誰も無理やけど、あえて言うならエミ。そのエミは大輔。大輔はエミに気に入られてまんざらでもない様子…。男A、Bは亜美狙い。亜美は誰でもいいってかんじ。女A、Bはあんまりよされてないってかんじやった…笑
2005-11-27 05:18:00 -
402:
星
皆それぞれ頑張ってたけど、解散の時間が迫ってきた〔なぁ、この後どうすんの?帰るん?〕 咲季が聞いてきた。―お持ち帰りね……。どうしよ。この後寝ずにバイトやし……まぁ……いっか!
2005-11-27 05:18:00 -
403:
星
結局、解散後そのまま咲季の家に行った。 「おじゃまします…。」 『シーーーーー!!』 家族の人はまだ寝てるようだ。早朝六時だし当たり前か……。 部屋に入った。殺風景な部屋だ……。
2005-11-27 05:19:00 -
404:
星
『布団ひこか?!笑』 咲季はヤル気満々…笑 あからさますぎて笑けてくるわ…。遠回しより全然いいけどね。 ――布団をひいたら、即効押し倒してきた―ガタッ―「…んっ……ッ……」
2005-11-27 05:19:00 -
405:
星
ディープキス……あんまりうまくないなぁ…。 右手は即効下の方を触る。「あんっあっ……んっ…」『声抑えて。笑 聞こえてまう!!笑』 ……演技ですけど…笑 だってうまくないんやもん。
2005-11-27 05:20:00 -
406:
星
「星がやったるわぁ!」 そう言って交替。 ――『んっ…ッ……あ〜〜無理無理!入れていい?』30秒もせんうちに、咲季が止めてきた……こいつもしかして…早濡か?… ――挿入〜〜!!
2005-11-27 05:20:00 -
407:
星
「あっ…ッ…あんっ……」〈……あれっ……?〉 1分もせんうちに咲季はイッてしまった。 そして咲季は、ヤッた後すぐに寝てしまった。 ――こんなにもヤリ目的満開なやつすごいわ…笑 そう変に関心してる自分にも笑けてきた。
2005-11-27 05:20:00 -
408:
星
自分が今、何がしたいのか、何が欲しいのか…よくわからない。浮気して、得られるものなんて何もない。あるとすればそれは、"淋しさ"が残る位だ。虚しくなるだけ…。浮気は、ヤッてる最中の偽物の愛に溺れてるだけ。わかってるのに……。
2005-11-27 05:21:00 -
409:
星
――紫麻やったら…その頃の私は何度もそう思ってた。本当に愛する人といれば、浮気なんてしないような気がした。 紫麻と結ばれる事なんてないから…わからないけど…
2005-11-27 05:21:00 -
410:
星
――それからしばらく、バイトの時間まで咲季の家にいて、咲季は起きる様子がないので、寝かしたまま咲季の家をでた…。 ユキには、学校の友達とミナミに飲みに行くって事にしてて、いったん帰った風に見せ掛けてメールを送ってた。
2005-11-27 05:22:00 -
411:
hiro
星さん??
イロイロ話ししたいからメールしようよ?2005-11-27 17:29:00 -
413:
星
hiroさん?書き込みありがとうございます??話ってなんですか??個人的な?はちょっとできません??すいません?これからもよかったらみてて下さい?レスしてくれたら返事するんで?
2005-11-29 03:06:00 -
414:
星
バイトは昼までで終わった。終わってからいつものようにユキに連絡する―――【今バイト終わったぁ☆】―すると、即効電話が掛かってきた……――― 『もしもし!お疲れ☆今終わったの?』 「そやでー!疲れたわぁ」
2005-11-29 03:06:00 -
415:
星
―よかった…何時も通りや…バレてない……… 『てゆうかおまえ今日何時に帰ってきたの?』 「えっ…あっ…五時位!」――ユキにメールはしていたが、バイトいく前に【帰ってすぐ寝てもうてメールできんかった!今からバイトいってくるわ!】って送っただけだった。
2005-11-29 03:07:00 -
416:
星
それを送ったのは、咲季の家を出た九時位だった…。『本当に五時に帰ってきたの?』 ―…あれっ…ユキの声が少し変わった… 「えっ…?本間やで!!」『…おまえ嘘ついてんだろ。』
2005-11-29 03:07:00 -
417:
星
――えッ……なんでバレてんの?!…一瞬で頭が混乱する。でも今は突き通すしかない。 「ついてないよ!!!!」『おまえなぁ…俺今日六時位に走ってたんだぁ。その時、そろそろおまえが帰ってくると思って、』
2005-11-29 03:08:00 -
418:
星
『わざと駅の方通って、おまえんちの前も通って走ったんだぁ、そしたらおまえのチャリねぇじゃねぇか!!おまえ五時に帰ってきてたんだろ?どうゆうことだよ!!』 ――ヤバい…ヤバい……どうしよぅ……。とぼけるしかない!!
2005-11-29 03:08:00 -
419:
星
「えっ?!なんでなん?あったはずやで!!」 ――こんな言葉しかでてこない…。パニックだった。『まぁいいわ!!とりあえずおまえ今からこいよ!』――しまったッ…服が変わってない……帰ってないことが完璧にバレてしまう!
2005-11-29 03:09:00 -
420:
星
「待ってや!帰ってすぐ寝てもうたから風呂入ってないねん!それだけ入らしてや!」 『そんなん後でいーからすぐこいよ!!』 「無理やって!気持ち悪いもん!お願い!マッハで用意するから!!」
2005-11-29 03:09:00 -
421:
星
『…わかったよ。そんかわり30分で用意しろよ!くる時電話して!!』 ――やったッ!!…とりあえずホッとした……。 私は家に急いで帰り、即効で着替えた。 ――アリバイ工作しな…
2005-11-29 03:10:00 -
422:
星
ポイントは二つ。――自転車がなかったこと…――自転車がない=帰ってない―なんでその間連絡ができなかったか……。こんな時にない頭をフル回転――どうしよう…どうしよう……!友達に協力してもらうしかないなぁ……。 ――ヒラめいた!!――
2005-11-29 03:10:00 -
423:
星
…昨日は学校の友達と飲んでた。その時に飲みすぎて潰れてしまって歩けなくなってしまった。気を使ってエミが聖に電話し、車できてって呼んでくれた。そして、聖とエミに駅まで送ってもらって、帰ってきたのは八時。ユキに嘘をついたのは、男に送ってもらったって言ったら怒ると思ったから…
2005-11-29 03:11:00 -
424:
星
連絡は潰れてできなかった……―――よしっ!完璧だ。念には念を入れて、エミと聖に事情を説明して話を合わせてもらう事にした。電話しろや!って言われた時の対策だ……。 ――エミも聖も、心よく引き受けてくれた……
2005-11-29 03:16:00 -
425:
星
――私はユキに電話する―「もし。今からいくわぁ」『うん。わかった。』 「あっ!でもその前に先聞いてくれる??」 『何?』 「あんなぁ…星嘘ついててん…――――」
2005-11-29 04:14:00 -
426:
星
――そして私は、さっき考えたイイワケを全て話した…。ユキは静かに、うん…うん…って聞いてくれた―『…わかったからとりあえずこいよ。会って話そ。』「わかった………。」 ―私が電話で話したのは、会ったらうまく言えない気がしたから…。ただそれだけ――
2005-11-29 04:15:00 -
427:
星
ユキとは公園で話す事になった……。 不機嫌なユキが話しだす―『…さっき言ってた事どうゆう事なの?本当なの?』「本間やってば!!」 『なんで俺に連絡しないんだよ!そうゆう時は俺呼べよ!!』
2005-11-29 04:15:00 -
428:
星
ユキの言うとおりだ。確かにそこでユキに連絡しないのはおかしい……ない頭で考える……――― 「…だってあんた車ないやん!きても意味ないやん」『そんな事言ったって、エミちゃんに迷惑かけるよりマシだろ!』
2005-11-29 04:16:00 -
429:
星
「うん…。そうやな…。」『おまえとりあえず、その男に電話しろよ!』 ―――(゚∀゚)キタ――!!!ユキは、それで私を試そうとしてる。もちろん、アリバイ工作済みの私が戸惑う事はない。
2005-11-29 04:16:00 -
430:
星
「うん。いいよ。」 しれっとした顔で答える…〈勝った…〉なーんて、ちょっと思ったりして……―――プルルル…プルル…プルッ…『はい。』 「あっ。ごめん。"今日の事"でちょっと彼氏が話したいって言ってるんやんか。変わるなぁ。」
2005-11-29 04:17:00 -
431:
星
――"今日の事"…そう言えば聖には伝わる。 ――ユキが何を言うのか、気になって仕方なかった。もし聖が怒られたら最悪だ。聖に顔向けできなくなる……。 けど、ユキから出た言葉は予想とは裏腹なものだった――
2005-11-29 04:17:00 -
432:
削除削除されますた
あぼ~ん -
433:
星
ユキは電話したことで、本当なんだと確信して、機嫌が直った―――――― いつもこう。なんかばれそうになったら完璧なアリバイ工作をする。そこまでして、浮気なんかする意味ないのに…。私…何がしたいんやろ――――。
2005-11-29 04:18:00 -
434:
星
遊びたい……わけじゃない。浮気したい……わけじゃない。浮気されたら絶対別れるし……。自分はいいけど、相手は嫌。誰だってそうゆう考えはあると思う。昔は…そんな考えなかったのに…――いつからや…いつからやろぅ……あっ……やっぱ紫麻と…別れてからやな……――
2005-11-29 04:19:00 -
435:
名無しさん
ェロぃ、だけど純愛、だから伝わる
2005-11-29 04:19:00 -
436:
星
449さん?ありがとうございます??そんなん言ってくれたらめっちゃ嬉しい??これからも呼んでて下さぁ?い??
2005-11-29 09:11:00 -
437:
星
私は、本間に変わった――何があっても傷つけへん。でも…強くなったわけじゃない。傷つかんように、誰に対しても深入りしないだけ。いつも自分を守ってる…。――だって――信じてしまったら…本気になってしまったら…"失う恐さ"が襲ってくるんやもん…。裏切られた時つらいんやもん。
2005-11-29 09:11:00 -
438:
星
ユキ…いつか言ってくれたやんな?『紫麻を越えてみせる!』…って……。 でも…絶対無理やねん。ユキがいくら頑張っても――私、変わられへんから……。ユキと付き合ってても、"失う恐さ"なんてない。それが楽やねん。
2005-11-29 09:12:00 -
439:
星
紫麻と付き合ってた時、ずっと…失う恐さに怯えてた。毎日毎日…不安で…辛くて……。でもそれと同時に、好きで好きで仕方なかった……。今はそれがない。その方が傷つかずに済むから、本気になんてならん。そうゆう生き方が…楽やと思うから…――――。
2005-11-29 09:12:00 -
440:
星
――それからも、ユキとは普通に過ごしてた。なーーんもない、平凡な毎日。 でも……そんな私に…神様は罰を与えた――。
2005-11-29 09:13:00 -
441:
星
その日は…いつものようにユキの家に行き、いつもどおりじゃれあってた……なのに……なのに――― 『なぁ…俺が東京帰るって言ったらどうする?』 「えっ?無理やわぁ!止めるに決まってるやん!笑」――こんなんいきなり言いだすから…冗談や思うやん……。
2005-11-29 09:13:00 -
442:
星
『俺今帰ろうかと思ってるんだぁ。母さん体調悪くて入院するみたいだし…。』「えっ!絶対無理やし!無理無理!!笑」 ――今やったら引き止めれる。……そう思った――。『おまえは今俺がいなくても大丈夫じゃん?でも、親には俺しかいないし、今帰らなかったら後悔すると思うんだぁ。』
2005-11-29 09:32:00 -
443:
星
――え…ッ…本気…?ユキ―――? 呆然とする私。ユキは続ける………。 『親の病状も、まだ検査してみねぇとわかんねぇし、もしかしたら命にかかわるかもしんねぇじゃん?こんな時に妹はヤクザと付き合って家出してるし…。』
2005-11-29 09:33:00 -
444:
星
「……本間に言ってんの?…本気なん……?」 ――嫌や…一人は嫌…… 涙が自然に溢れてくる……『あいつらには今、俺がいねぇとダメなんだよ……』ユキが……初めて私の前で涙を流した……――――
2005-11-29 09:33:00 -
445:
星
「…ゥッ…いッ…いややぁッ――!…ッ…いかんッ…といてぇッ――…。」 ――泣き崩れた…。今までいろんな事してきたツケが…一気に回ってきた気がした…。――信じられへん。信じたくない――…。
2005-11-30 02:51:00 -
446:
星
『…ッ…わかってくれッ…』ユキの決意は堅い――。たぶん、だいぶ前から悩んでて…もう決めてたんだと思う。――ユキ…なんで言ってくれへんかったん?相談位、してくれてもいいやん……。私…そんなに頼りなかった――?
2005-11-30 02:52:00 -
447:
星
「いッ…いやッ…ゥッ…ッ…」 ――一人になりたくない。恐い――…。ユキがおらな…何を支えにしてればいいの…? 〈―嘘って言って――…〉
2005-11-30 02:53:00 -
448:
星
二人で、泣いて…泣いて…泣きまくって――…。 私は…承諾するしかなかった……ユキの決意が、堅すぎたから――。 ――こんな日にも、私はバイトが入ってて…行くしかなかった…。
2005-11-30 02:53:00 -
449:
星
――九月の終わり頃…外はもう半袖では肌寒くて――…心の隙間に風が吹く。 〈ユキがいなくなる――〉考えたくない……。ユキは、十月には行くって言ってた――…もう二週間もないやん…いきなりすぎる――。涙が止まらない。 〈笑って……嘘だと言って…行かないで――。〉
2005-11-30 02:54:00 -
450:
星
――その日のバイトは仕事にならなかった…。笑えない。――苦しい…苦しい――!! ――ユキ…あんたが、大阪来る時に置き去りにしてきた彼女も…こんな気持ちやったんかな…?私も所詮、その彼女と同レベルやってんな――…。
2005-11-30 02:54:00 -
451:
星
それからの私は、毎日毎日泣いて…。でも――…時間は待ってくれない。刻一刻と、ユキが出発する日は迫る――。 この約二週間だけは、紫麻の事忘れてたかもしれない……。
2005-11-30 02:54:00 -
452:
星
――ユキが出発する前の日、私達は体を重ねた……。――最後か――…そう思っていると、涙が自然に溢れてとまらなかった――…。『何ないてんだよ!笑 別にこれが最後じゃねぇんだから!!笑』 「だってッ……ゥッ……。」
2005-11-30 02:55:00 -
453:
星
〈明日は泣かない。〉 そう決めてた。だから…今日だけは――…。。。 ――そして次の日……朝からユキの家に行って、いつもどおり楽しく過ごした。いつもと違うのは……見慣れた部屋が…綺麗に片付いてて……二人の思い出さえも、片付けられているかのようだった――。
2005-11-30 02:55:00 -
454:
星
「じゃあ。バイトいってくるわ!」 ――夕方になり、私はバイトにいく事になった…。ユキの出発は七時。見送りにはいかない。見送りにいった時の自分が……どうなるかわかってたから――。 『おぅ。頑張ってこいよ』
2005-11-30 03:02:00 -
455:
星
「あんたもな!!笑」 ――そして……私達は笑顔で別れた――…。 涙は……――流さん。帰ってから、思いっきり泣くんだ…。今泣いたら、きっととまらんから――。
2005-11-30 03:05:00 -
456:
星
――バイトについた……。事情を知っている店長が、私に話し掛けてきた。 『本間にいかんでよかったんか?今からでも、遅くないで?』
「…ううん。いいんです、これで――。行ったら余計辛くなるから……。」2005-11-30 03:11:00 -
457:
星
〈――アカン……泣きそうや……。〉グッとこらえた――。
バイトを入れたのはわざとだ。忙しくしてないと、考えてしまうから……ユキがいなくなったことを――。2005-11-30 03:17:00 -
458:
星
――バイト中、ふいに時間をみた。
――七時十分―― ユキは行ってしまった…。実感は――湧かない……。ポケットに入っている携帯が震える――。ユキからのメールだろう。 ――この日、私は一人になった――……。。。2005-11-30 03:24:00 -
459:
星
明日も、あさっても、しあさっても――…。いつもと変わらず、ユキに会えるような気がして仕方なかった。――だって――あまりにいきなりすぎたから。毎日隣にいるのが当たり前で……いなくなるなんて考えた事なかったから――…。
2005-11-30 03:33:00 -
460:
星
〈失って初めて気付いた〉よく言われる歌い文句。 今の私には、ぴったりすぎて……笑けてくる…。 人ってなんで…目の前にある幸せを大事にできへんのやろね。それができたら……世の中で起きてる醜い争いや意味のない殺し合いは消えるのに――。浮気や不倫っていう言葉だって消えるんじゃないかなぁ。
2005-11-30 03:43:00 -
461:
星
――それからの私は……学校、バイトに明け暮れた。忙しくしてないと、ユキがいない事を妙に実感して……泣いてしまうから――。ユキとはもちろん、毎日電話、メールをしてた。 でも――…やっぱり声だけじゃ埋まらない淋しさ、友達では埋められない心の隙間が……また私を曲がった道へと招いていった――。
2005-11-30 10:32:00 -
462:
名無しさん
ぁげ?
2005-12-02 05:21:00 -
463:
名無しさん
気になるっ
2005-12-02 13:46:00 -
464:
星
476さん?あげてくれてありがとう?? 477さん?遅くなってごめんなさい?今から更新します?
2005-12-03 03:35:00 -
465:
星
――ユキがいなくなってから一ヵ月が経ち、だいぶ遠距離恋愛にも慣れた…。 そんな時、紫麻からの電話が鳴った――。 「はいっ。」『久しぶり☆誰かわかる?』――紫麻と浮気した日から、もう四か月位たってた……紫麻は気紛れだ。いつも忘れた頃にやってくる――。
2005-12-03 03:36:00 -
466:
星
「わかるよ☆どしたー?」『今からあそぼや!!誰か他にも女の子誘って♪』 〈今から?!〉もう夜の12時30分――。私の家は厳しいから出れるわけないし、明日も朝から学校だ……でも――…「こんな時間から誘える子おらんわぁ!笑」
2005-12-03 03:36:00 -
467:
星
今日はママがでかけてていない…家にはパパだけだ。〈抜け出せる――!〉そう思った……。『まぁとりあえず誰か誘ってみてーや☆また電話してー!』「わかった。」――電話を切って、いちよう何人かの友達にはメールしたけど、案の定誰も捕まらなかった……。
2005-12-03 03:37:00 -
468:
星
午前一時―――。 「もしもしぃ!誰も捕まらんかったわぁ!普通に皆寝てるし!笑」『そっかぁ。ほんじゃあ、とりあえず今から行くし、出てこいやぁ☆』「用意するから30分待って!」――スッピンで紫麻に会いたくないし……『わかった!また連絡して』
2005-12-03 03:37:00 -
469:
星
それから私は猛ダッシュで化粧をし、自分が一番気に入ってる服を着た――。今考えたら、夜中ちょっと出ていくだけなのに気合い入れすぎやったと思う…笑。――紫麻にメールを送り、そーっと…そーっと…家を出る。普段は気にならない物音や、床がきしむ音、全てにビクビクしてたんを覚えてる――…。
2005-12-03 03:38:00 -
470:
星
鍵を閉める時も音が鳴らないように、ゆっくり、ゆっくり……――カチャッ――〈よしっ!脱出成功〜☆〉――両手にブーツを持ち、家の前の道路を裸足で小走り。少し離れた所でブーツを履いた――。 ――ドキドキドキドキ――初めて家を抜け出したのと、紫麻に会えるっていう気持ちで…心臓が破裂しそう。
2005-12-03 03:38:00 -
471:
星
車はワゴンで、運転席と一番後ろの席に年下の子ら、助手席に咲季、真ん中に紫麻が座ってて…私は紫麻の隣に座った――。『久しぶりやなー!最近どーなん?』紫麻が聞いてきた。「別に普通やで。」――愛想のない私。いっつも紫麻の前では緊張して本当の自分が出せないでいた……。
2005-12-03 03:39:00 -
472:
星
『南港いこか!!』誰かがそんな事を言いだし、車は南港に向かって走りだした…。走り屋なんかみた事なかったし、ちょっとドキドキ――。紫麻とおったら、いろんな事経験できる。そうゆうのが刺激的で、余計紫麻にひかれてたんかもしれん。
2005-12-03 03:39:00 -
473:
星
南港についた――。走り屋の車が何台も走ってる。ドリフトをみたのも初めてで…間近で見ながら圧倒されてた――…。『ちょー向こういってくるわ!』「あっ僕らも行きます!」――そう言って、紫麻と後輩達は後から合流した典の車に行ってしまった――…。
2005-12-03 03:40:00 -
474:
星
車に咲季と二人……〈バリキマづいしぃ…〉紫麻達が出ていったのはわざとだ。私と咲季がヤった事、知ってたんやと思う。なんかムカついた――。『元気ぃ?』咲季の方から口を開いた。「元気やで☆」――変な雰囲気にならんように、私は近づくなオーラをかもしだしてた――。
2005-12-03 04:38:00 -
475:
星
咲季とは結局何にもないまま、皆車に戻ってきて…二時間位たってから家まで送ってもらって、その日は帰った――。この日から、紫麻はやたらと私を誘ってくるようになった――…。 最初は意味がわからんかったけど、純粋に嬉しかった…。
2005-12-03 04:39:00 -
476:
星
ユキとは電話越しでしか喋らないし、適当に嘘をついて紫麻に会いにいってた…。――紫麻と会う時は、いつも咲季か典がいて…二人で会う事はなかった。 ちなみに典ってのは中学の同級生です!
2005-12-03 04:39:00 -
477:
星
――今日もまた、バイトが終わってから紫麻に誘われ、居酒屋に行った。普通に飲んでバイバイして――…ちょうど家についた時、紫麻からの電話が鳴った――「もしもし。どしたん?」『もう家ついたん?』「ついたよー☆」『今からあそぼや!』
2005-12-03 04:40:00 -
478:
星
「えっ?!今から?」『おう。どっかブラッちしよや☆』「咲季は?帰ったん?」『俺一人やで。咲季おった方がいい?笑』――紫麻は完全に私が咲季を気に入ってるって勘違いしてる。「いやいや。別にいらんよ!笑 てか、もう家帰ってもうたし無理やわぁ!でられへん!」
2005-12-03 04:40:00 -
479:
星
『そっかぁ…じゃあまた電話するわ!またなぁ!!』それで電話は終わった…。――この日、やっと私はわかった。紫麻がやたら私を誘うのは咲季とヤッたから。《簡単にヤらしてくれんで〜》とか聞いたんだろう…。それが目的だとわかっても、私には紫麻を拒む事ができなかった――。
2005-12-03 04:40:00 -
480:
星
それからも、紫麻は二人で遊ぼうって何回か誘ってきたけど、タイミングが悪くて二人で会う事はなかった…。――ユキとは一ヵ月に一回は会ってた。ユキが大阪まで帰ってきてくれてたから……。正月になり、久しぶりにユキは三日間大阪にいた。
2005-12-03 04:41:00 -
481:
星
正月ということで、紫麻からの連絡がくる事もない。…彼女と過ごしてるから――…。その間は紫麻の事も忘れて、ユキと一日中ずぅぅっと一緒にいた。でも――別れの時はすぐやった……楽しい時間はすぐすぎてしまう――。
2005-12-03 04:41:00 -
482:
星
駅まで見送りにいく私――ユキの顔みてたら、妙に淋しくなった……。〈また一人になるんや――…。〉そう思ってたら泣いてしまった――。『泣くなよ〜!またすぐ帰ってくるから!なっ!』「…う…ん…ッ。」 なかなか泣き止めない私を見て、ユキも泣いてた。
2005-12-03 04:42:00 -
483:
星
ドラマみたいなこんな状況、三ヵ月前まで想像もしてなかった――…。一緒にいる時間が長ければ長い程、別れる時辛い。久しぶりに三日も一緒にいたから…その分辛くて仕方なかった……。――新幹線の出発時間が迫り、ユキは改札をくぐった。まだ泣き止めない私を心配しながら、ユキはまた……いなくなった――。
2005-12-03 04:43:00 -
484:
星
一人になった私は、溢れる涙を拭いながら切符売場まで早足で歩く――。泣いてる事が、周りの人に気付かれないようにずっとうつむいてた……その時、電話が鳴った。〈誰やろう。ユキかなぁ?〉そう思い携帯を開いた――。
2005-12-03 05:26:00 -
485:
星
〈着信――紫麻――…。〉こんな時だけタイミングがいい紫麻…。まるで全てを見透かしているかのようだ――…電話に出た。「ッ…もしもし…」『何してるん?』――紫麻の第一声はいつもこれ。最近ではもう聞き慣れた声だった――。「今新大阪おるねん!彼氏見送りにいってて…」
2005-12-04 05:30:00 -
486:
星
『そうなんや。あっちょーまってな!』――紫麻はそう言ってから、裏で誰かと話してる。(新大阪の行き方わかる?)(わからん!遠いやろー!)――そんな声がかすかに聞こえた…〈迎えにきてくれるかも!〉そう少し期待した…。『あっもしもし!帰ってきたらまた電話してやぁ☆』
2005-12-04 05:30:00 -
487:
星
〈そんな甘くないか…。〉「わかったぁ!」――電話を切り、急いで電車に乗った。"紫麻に会いたい"……それしか頭になかった―。地元につき、即効で紫麻に電話をかけた…。――プルルルル...プルルルル...プルルルル..――……〈でない…。〉その後も何度かかけたが、紫麻がでることはなかった――
2005-12-04 05:31:00 -
488:
星
こんな事はよくある事……今までだってそうやった。私は紫麻に振り回されてばっかり。もう慣れっこやし……平気――。 ……でも――今日だけは……会いたかったな――…。
2005-12-04 05:31:00 -
489:
星
それから少し経って、夜中に紫麻からの電話が鳴った――…。「ん…もしもし…」『あっ、ねてたぁ?笑』「当たり前やん。笑」『今からあそぼヤ☆』「咲季とかは?」『もう皆帰ってまうから一人なるねん!暇やねーん。』考える間もなく私は答えた――。
2005-12-04 05:32:00 -
490:
星
「別にいいけど…今からやったら二時間位しか無理やで?」『えーよ☆』――それから私は急いで用意し、家を抜け出した……。紫麻の車は既に来てて――私は車に乗り込んだ…。「おじゃま〜☆」『おぅ!どこいく?』「う〜ん。どうする?こんな時間から開いてるとこないしな!笑」
2005-12-04 05:32:00 -
491:
星
しばらくドライブってかんじでぐるぐる回ってて、紫麻は人通りの少ない所に車を止めた――。『ここで喋ろか!』「うん。いーよ☆」頭の中は何喋ろうとかばっかりで……全然紫麻とうまく喋れない。喋りだしても一言二言で会話が終わってしまう……。
2005-12-04 05:33:00 -
493:
星
紫麻と喋る時はいつもこうだ。話したい事の10分の1も喋れない。この世の中で唯一、私が計算や駆け引きを使えない男だ――。 『眠たなってきたわぁ〜』そう言って紫麻はシートを倒した……。「かえらんでいいん…?女待ってるやろ?」聞きたくないのに聞いてしまう。女の事――。私はちゃんと割り切ってるで!って見せたかった――。
2005-12-04 05:33:00 -
494:
星
『寝てるからえーねん。てかおまえ眠たくないん?』――わかってるねんで。あんたは私の前で女どーでもいいみたいな発言するけど……最後に帰る居場所は彼女のとこやねんな。本間はめちゃ好きなくせに――。「ちょっと眠たいかなぁ」そう言って私もシートを倒した――。
2005-12-04 05:33:00 -
495:
星
紫麻……気付いてた…?私、紫麻の横で本気で寝た事ないねんで――?付き合ってる時も…最近会うようになってからも……。あんたの横で寝れるわけないやん。ぶっさいくな寝顔、みられたくないし…何より、あんたとおる時に寝たら……時間もったいないやん――。あんたはいつもおかまいなしにマジ寝してるけどなぁ――…。
2005-12-04 05:34:00 -
496:
星
ラブ??ありがとうございます???
2005-12-04 05:38:00 -
497:
星
――それから私は紫麻の方をむいて、紫麻が寝てしまわないようにちょっかいをだしてた――。耳こそばしたり、ほっぺたツンツンしたり……『やめろやぁ笑』紫麻がそう言ってもやめない。だって――…紫麻に触れていたかったから――…。
2005-12-05 14:49:00 -
498:
星
――グイッ――〈えっ…〉紫麻がそんな私の手を引き寄せ、抱き締めてきた――。〈やばい…心臓破裂しそう――…〉紫麻の腕は優しくて……涙がでそうだった。――そんな私に紫麻はキスをする。〈あっ…〉紫麻もめっちゃ心臓早い――。 〈なんやぁ。紫麻も緊張してるんやぁ――…。〉
2005-12-05 14:50:00 -
499:
星
そう思ったら安心した…。――私達は何度も何度もキスをする…まるで、久しぶりに会った恋人同士のようだ……。やがてディープキスに変わった――。やっぱり紫麻とするキスは気持ちいい。紫麻がうまいだけなのか…それとも私が好きすぎるからなのか…今だにわからない。紫麻を嫌いになったことがないから――…。
2005-12-05 14:54:00 -
500:
星
しだいに紫麻は、私に覆いかぶさるような態勢になった――。紫麻は私の服の中に手を入れ、片手で器用にブラのホックをはずした――…。「…んッ…うん……」紫麻はキスをしながら、胸を揉んだり、乳首を転がしたり……私は自然に声が漏れる――。
2005-12-05 14:54:00