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年下ホストとの恋愛事情
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1:
M ◆wQOkRzLnZI
この話は、実話に基づいた作り話です。
ヘタクソで分かりにくいと思います。更新も遅くなるかもしれないですが、読んで頂けたら嬉しいです。
2006-02-23 03:22:00 -
2:
M ◆wQOkRzLnZI
誠と出会ったのは、ちょうど去年の今頃。今にも雪が降り出しそうに寒い夜だった。
別れの原因だった事が私達を出会わせた。
あなたがホストでなければ、私が婚約していなければ…二人は出会わなかったんだよね。2006-02-23 03:23:00 -
3:
M ◆wQOkRzLnZI
当時、私には結婚を約束している彼氏がいた。結婚前にと、最後の夜のバイトに行った帰り、同じお店で働くカヨちゃんにお祝いにホストクラブへ連れて行ってもらう事になった。
2006-02-23 03:26:00 -
4:
M ◆wQOkRzLnZI
勿論、行くのは初めて。いつもなら断るものの、その日はすごく行かなきゃって思ったんだぁ。
2006-02-23 03:27:00 -
5:
M ◆wQOkRzLnZI
先に仕事を終えたカヨちゃんに、一足遅れて待ち合わせのコンビニへ急いだ。
車を降りると、道の両脇には、花道の様にして立ち並ぶホスト達が客引きをしていた。2006-02-23 03:28:00 -
6:
M ◆wQOkRzLnZI
「なぁなぁ!」
中には通せんぼする人をいた。急いでいる時にキャッチされると本当に頭にくる。私は小走りをした。2006-02-23 03:30:00 -
7:
M ◆wQOkRzLnZI
でも、次々に声を掛けてくる人達の中で、どうしても断る事のできない子がいた。誠。
あの子との出会いは、極々一般的なキャッチだった。2006-02-23 03:31:00 -
8:
M ◆wQOkRzLnZI
踊るように近付いてきてロングのマフラーを揺らしている。
それが第一印象。
私服だった事もあり、周りとは少し違って見えた。
2006-02-23 03:35:00 -
9:
M ◆wQOkRzLnZI
(おいおい…何処まで付いて来るねんな…。)
10分位その調子だったと思う。その間、ずっと話掛けてきていたけれど、内容は覚えていない。2006-02-23 03:41:00 -
10:
M ◆wQOkRzLnZI
「お〜い!」
手を振るカヨちゃんの姿が見えた。
カヨちゃん「遅〜い!!さぁ行こかぁ♪」隣に口座らしきホストがいた。
カヨちゃん「つか!それ誰??」カヨちゃんがホストの子と二人掛かりで、彼をジロジロと見ている。
2006-02-23 03:43:00 -
11:
M ◆wQOkRzLnZI
私「あぁ、何かついてきてん(笑)」
振り向くと、彼はさっきの明るさは何処へ行ったのか…決まりが悪そうにその場で立ちすくんでいた。
2006-02-23 03:45:00 -
12:
M ◆wQOkRzLnZI
カヨちゃん「うちらこの人の店行くからぁ!!」
ホスト「自分何処の子?」
「クラブ・ノイズっす。」彼は申し訳なさそうに答えて、そして私に、メルアドだけ聞いてきた。
簡単にアドレスなんて教えたりしない。だけど、何だか同情してしまって私は、携帯を差し出した。
2006-02-23 03:47:00 -
13:
M ◆wQOkRzLnZI
「ありがとう。」そう言って、彼は元来た道をトボトボと帰っていった。
私は、その後ろ姿を妙に切なく感じていた。2006-02-23 03:56:00 -
14:
M ◆wQOkRzLnZI
(ホストって、大変やなぁ…。)そう思い、その後ホストクラブでどんちゃん騒ぎをした。
家に帰ると、外はすっかり明るくなっていて、ポケットに入れっぱなしで存在すら忘れていた携帯を慌てて開けた。2006-02-23 03:58:00 -
15:
M ◆wQOkRzLnZI
【新着メールあり】
彼氏からだった。
【起きてる?】続いて【おやすみ☆】と。
もう一つメールが入っていた。アドレスだけの表示。(ん?)クリックしてみると、例の子からだった。2006-02-23 03:59:00 -
16:
M ◆wQOkRzLnZI
【聖也でーす♪♪さっきはごめんなぁ。】
私は目だけ通して、携帯を閉じた。2006-02-23 04:00:00 -
17:
M ◆wQOkRzLnZI
その晩またメールがきた。【何してんのー?】
(出た出た営業メール。)ホストにはやっぱり全く興味が無いし、私は返信をしなかった。2006-02-23 04:01:00 -
18:
M ◆wQOkRzLnZI
それからメールが来ることはなかった。
ある日、彼氏と大喧嘩をした。
今まで、一途に思ってきたけれど、とうとう悪魔が私に囁いた。2006-02-23 04:02:00 -
19:
M ◆wQOkRzLnZI
【返事遅くなってごめん(>_
2006-02-23 04:02:00 -
20:
M ◆wQOkRzLnZI
5分、30分…やっぱり返事はなかった。
寂しかっただけ。こんな夜遅くに友達にメールしても、皆寝てるだろうし…だから送っただけ。
彼氏への罪悪感と惨めな自分に対する言い訳だった。2006-02-23 04:03:00 -
21:
M ◆wQOkRzLnZI
ブ〜ンブ〜ン…♪
【ゴメン!俺も昨日休みやったから寝てたぁ〜☆今何してるん?】
翌晩の事だった。2006-02-23 20:56:00 -
22:
M ◆wQOkRzLnZI
【そっかぁ。日曜は休みやねんなぁ!今からお風呂入るところやで。】そう返事を送ると、
【じゃぁ、上がったらまたメール頂戴♪】と返ってきた。2006-02-23 20:57:00 -
23:
M ◆wQOkRzLnZI
私はお風呂から上がると、すぐに携帯を手に取った。そしてメールのやりとりが始まった。
2006-02-23 20:58:00 -
24:
M ◆wQOkRzLnZI
誠【今日はもう出て行かへんの?】
私【もう寝るけど?何でなん?】
誠【別に〜♪】
私【言っとくけど、営業しても私絶対行かへんからな!】
誠【営業してへんし(>_2006-02-23 20:59:00 -
25:
M ◆wQOkRzLnZI
誠【名前何て言うん?】
私【華やで。】
誠【華ちゃんかぁ〜♪源氏名?】
私【本名やで。聖也君は源氏名?】
誠【そうで〜す♪】
私【じゃぁ、マコちゃんな(笑)】
誠【嫌やぁ〜(>_2006-02-23 21:01:00 -
26:
M ◆wQOkRzLnZI
結局明け方位までメールをしていた。
誠の事で分かった事は、
彼が、半年前に夜の仕事を始めたとゆう事。
次の日、普段昼間働いている私は睡眠不足のまま仕事に出掛けた。2006-02-23 21:02:00 -
27:
M ◆wQOkRzLnZI
昨日まで『ホスト』とゆうだけで、嫌だった。
。
だけど、意外に話してみると楽しくて、どうせ年下に遊ばれるのなら、こっちから遊んだろやんかって思った。
だから、その日の朝、電話番号を聞かれた時、ためらいもなく教えられたんだと思う。
浮気をするのに最適だと。2006-02-23 21:04:00 -
28:
M ◆wQOkRzLnZI
番号を教えてから、1日に何度も電話が鳴るようになった。
さすがに彼氏といる時は、出なかったけれど、朝昼晩、電話するのが当たり前の様になっていった。2006-02-23 21:05:00 -
29:
M ◆wQOkRzLnZI
誠「華ちゃん彼氏いてるん?」
私「いてるわけないやん!いてたらマコちゃんと連絡なんて取ってないよ。」
私はのうのうと嘘を付いた。2006-02-23 21:06:00 -
30:
M ◆wQOkRzLnZI
『映画に行こう』『USJに行こう』色んな話をした。
だけど、誠の休みは日曜日だけ。
日曜日、私は彼氏と会う日なのだ。
彼もホスト、所詮口だけだと、社交辞令の約束ばかりしていた。
2006-02-24 02:04:00 -
31:
M ◆wQOkRzLnZI
土曜日の朝だった。
仕事が終わって、誠はいつもの様に電話してきた。
「おはよ〜♪華ちゃん明日、遊べる?」2006-02-24 02:05:00 -
32:
M ◆wQOkRzLnZI
毎週日曜日は彼氏とお決まりで約束をしている。
でも、その日は偶然夕方にはバイバイする予定だったから、誠の誘いをOKした。2006-02-24 02:06:00 -
33:
M ◆wQOkRzLnZI
そして日曜日がきた。
夕方になって、車で彼氏に家まで送ってもらうと、
私は車が見えなくなるのを確認し、駅へ急いだ。2006-02-24 02:08:00 -
34:
M ◆wQOkRzLnZI
電車に揺られながら、私のは迷っていた。
(どうしよ…やっぱり帰ろうかな…)
ここまで来て、罪悪感で押し潰されそうになっている。
(私、めっちゃ最低な事してる…。)
そうこうするうちに、電車は目的の駅で停車し、扉を開けた。
2006-02-24 02:09:00 -
36:
名無しさん
読んでます。楽しみです♪
2006-02-24 03:29:00 -
37:
名無しさん
(´・ω・`)
2006-02-24 04:08:00 -
39:
M ◆wQOkRzLnZI
扉の側で降りゆく人々の後ろ姿を見送っていた。
ここを一歩踏み出せば、
何かが変わってしまいそうな気がする。
『男と二人きりで会ったら、浮気やな』
彼氏の言葉がよぎった。2006-02-24 12:37:00 -
40:
M ◆wQOkRzLnZI
(やっぱり、彼氏を裏切る事できひん。)そう思い直し、空席を見つけ、歩いて行こうとしたその時!手に持っていた携帯が強く振動した。
【ブ〜ンブ〜ン♪】
(誠や!)
ドアが閉まる直前に私は、慌てて電車を飛び降りた。2006-02-24 12:39:00 -
41:
名無しさん
見てます?
2006-02-24 13:15:00 -
42:
名無しさん
書き方きれいし読みやすい。
期待あげ〜2006-02-24 13:39:00 -
44:
M ◆wQOkRzLnZI
【ブ〜ンブ…】
私「はいはい?!」
誠「今何処らへ〜ん?」
私「今、駅に着いたとこ。」
誠「よかったぁ♪ブチられるんちゃうかなって心配しててん。(笑)」
私「それは、こっちの台詞やから(笑)」
誠「じゃぁ、俺も今から寮出るね!」
私「了解♪また後でね!」2006-02-24 17:36:00 -
45:
M ◆wQOkRzLnZI
もし、営業目的なら断る自信は十分にある。
だけど、会うだけとはいえ、相手はホスト。
絶対に恋愛感情を持ってはダメだと、何度も自分に言い聞かせていた。2006-02-24 17:39:00 -
46:
M ◆wQOkRzLnZI
私「もしもし?もう着いたよー。」
誠「俺ももうすぐ着く♪」
さすが日曜日。クリスマスも過ぎたとゆうのに、街は沢山の人達で賑わっていた。
(うわっ、前会ったの夜やったし、こんないっぱい人おったら探されへんよぉ…。)2006-02-24 17:42:00 -
47:
M ◆wQOkRzLnZI
辺りをキョロキョロしていると、
行き交う人の群れが割れて、
堂々真ん中を歩いて来る、結構迷惑な奴が現われた。
【カツカツカツッ!】
こっちに向かってくる。
金髪にビアス。ジップアップパーカーのチャックを開けた、中にはエンポリのマークが見えている。ジーパンを履いていて、ロングのマフラー…(ん?マコちゃん??)
2006-02-24 17:55:00 -
48:
M ◆wQOkRzLnZI
「おっはー♪」
そう言って、私の前で足を止めた。2006-02-24 17:58:00 -
49:
M ◆wQOkRzLnZI
誠だ。
「華ちゃんやんね?」
「うん。」
その返事を聞くと、
「さぁ何処行こっかぁ〜♪」
誠はノリノリだった。
覚えてくれた事が私は嬉しかった。
2006-02-24 23:30:00 -
50:
M ◆wQOkRzLnZI
誠「なぁ、腹減らへ〜ん?俺、腹減ったぁ〜。」
私「何か食べに行く?」
誠「華ちゃんの奢りで?」満面の笑みで見つめてきた。
(いやいや、私が奢ってもらうつもりやからぁ)
私「ホストしてんねんからお金持ってるやん!」
そう言うと、
誠は「ないわぁ!今日も1000円しか持ってないし!」と普通に答えてきた。
(はぁ?このガキ…始めっから奢ってもらうつもりで来てるし!全然使われへん…)
私は仕方なく、
「じゃぁ、割勘で行こ!」と言った。
その言葉を聞いて、誠はグチグチ文句を言って膨れっ面になっていた。
(これやから嫌やねん)
私は早く帰りたくてしょうがなかった。
2006-02-24 23:36:00 -
51:
M ◆wQOkRzLnZI
パスタを食べに行く事になった。
店に迎う道中、誠は肩を組んできた。
(何やねん…これ(笑))
すれ違う人達がクスクス笑っている。
知り合いに見つかるのを恐れて、私はうつむいて歩いた。
(マジ勘弁…)2006-02-24 23:37:00 -
52:
M ◆wQOkRzLnZI
店に着くと、誠が意外にレディーファーストで驚いた。
階段は「足下気を付けや。」とブーツを履いている事を気遣って手を引いてくれる。
ドアの開け閉めは勿論、注文とか全てしてくれた。
当たり前に思うかも知れないけど、
私は『年下』だけにそうやってしてくれる事が意外に思った。2006-02-24 23:40:00 -
53:
M ◆wQOkRzLnZI
何かの話から、
「俺んち、母子家庭やねん。」
と、誠は言った。
寂しい共通点だった。2006-02-24 23:41:00 -
54:
M ◆wQOkRzLnZI
誠「母さん、病気やってん。またいつ倒れるか分からんし、
だから、俺が働いて楽させてあげたいねん。
それで、金貯めて行きたがってたハワイに連れてってあげるねん。」
業界でよく使われているホストになったきっかけ話
。そして夢の話。
2006-02-24 23:42:00 -
55:
M ◆wQOkRzLnZI
信じるつもりはなかったけれど、
片親に対する想いが私には痛い程分かった。
誠が真剣な瞳で話す姿を見て、この子はすごく優しい子なんやなと胸の奥がキュンとした。2006-02-24 23:44:00 -
56:
M ◆wQOkRzLnZI
店を出ると、なるべく人目を避けて、歩いた。
少し行くと、
偶然カヨちゃんの姿を見つけた。
私「カヨちゃん!」2006-02-25 01:34:00 -
57:
M ◆wQOkRzLnZI
カヨちゃん「おぉ♪何してるん?」
私「パスタ食べに行ってきてん!」
誠は私の後ろで大人しくなった。
カヨ「あぁー!!(笑)
こないだのガキやぁん!(笑)」
誠「ど〜もっ!」
どうやら誠はカヨちゃんが苦手らしい。
私は、カヨちゃんが暇していると聞いて、一緒に遊ぼうと声を掛けた。
(これでうるさい誠も静かになるかも(笑))2006-02-25 01:35:00 -
58:
M ◆wQOkRzLnZI
(カヨちゃんは、誠の上をいくな(笑))
誠は、カヨちゃんにやられっぱなし。
二人を見ているとすごく楽しくて、
何だかんだ時間はあっとゆう間に過ぎていった。
2006-02-25 01:36:00 -
59:
M ◆wQOkRzLnZI
もうすぐ終電の時間。
時計を気にしていると、
「うち泊まればぁ?」
カヨちゃんが声を掛けてくれて、そうさせてもらう事にした。
とりあえず、家に連絡を入れて、彼氏には…黙っておく事にした。2006-02-25 01:37:00 -
60:
M ◆wQOkRzLnZI
誠がカヨちゃんの目を盗んで、
「二人になりたい。」
と呟いた。
だけど私は、
「いいやん、楽しいし!」とかわした。2006-02-25 01:38:00 -
61:
M ◆wQOkRzLnZI
カヨちゃん「ちょっとコンビニ行ってくるわぁ!何もいらん?」
誠・私「うん。」
私と誠は、
二人きりになった。
2006-02-25 01:39:00 -
62:
M ◆wQOkRzLnZI
急に、誠の表情が変わった。
彼は私を掴んで路地裏へ連れて行くと、
いきなりキスをしてきた。2006-02-25 01:39:00 -
63:
M ◆wQOkRzLnZI
私「ん〜ん゛〜…」
【ドンッ!!】私は突き離した。
すると誠はうつむいて、
「ごめん…。」と言った。2006-02-25 01:40:00 -
64:
M ◆wQOkRzLnZI
それから何分経っても、
カヨちゃんが戻って来ないので、
私たちもコンビニへ行ってみると、知り合いらしき男の子と話していた。
2006-02-25 01:41:00 -
65:
M ◆wQOkRzLnZI
待っても待っても話が終わらない。
「もうほって行こうやぁ?」
「俺の寮来たらいいやん♪」
誠は何回もそう言ってきたけど、
それはどうしても避けたかったから、1時間位我慢して待った。
カヨちゃんは何度も手を合わせて謝ってくるけど、
一向に帰る気配がなかった。2006-02-25 01:43:00 -
66:
M ◆wQOkRzLnZI
夜は段々更けてきて、寒さもピークになっときた。
誠「華ちゃんカヨちゃんとこ行くなら、
俺もう帰っていい?
今日実は、寝てなくて。
一緒に待ってあげれへんけど。ごめんな!」2006-02-25 01:44:00 -
68:
M ◆wQOkRzLnZI
究極の選択だった。
(もし、このままカヨちゃんがあの男の子とどっかへ行ってしまったら、私野宿?!それは嫌)
私は心を決めた。
2006-02-25 01:48:00 -
69:
M ◆wQOkRzLnZI
私「マコちゃん…朝まで一緒におって。」
誠「わかった!寮おいで!」
私「寮は怖い。だからホテルでいい?」
誠「だから俺、金無いって。」
私「私が出すから気にしんといて。その代わり…、エッチしやんといて欲しいねん。」
かなりの自分勝手な条件。
それでも、誠は了解してくれたのだった。2006-02-25 01:49:00 -
70:
M ◆wQOkRzLnZI
ホテル街まで手を繋いで歩いた。
冷たくなった誠の手は、
何故だか、とても温かく感じた。2006-02-25 12:48:00 -
71:
M ◆wQOkRzLnZI
ホテルに着くと、誠はシャワーを浴びて、すぐにベッドに入った。
私は誠の寝顔をじっと見ていると、
申し訳ない気持ちが込み上げてきて、胸が痛んだ。
2006-02-25 12:50:00 -
72:
M ◆wQOkRzLnZI
私「マコちゃん…ごめん…。私、嘘ついててん。」
誠「………」
私「本当は、彼氏いてるねん…」
2006-02-25 12:51:00 -
73:
M ◆wQOkRzLnZI
誠「はぁ…。やっぱりな。分かってたよ。」
誠が布団の中から答えた。。
私「え?」
誠「だって、彼氏おらんとか、明らかおかしいて思うもん。」
私「…ごめん。」
2006-02-25 12:53:00 -
74:
M ◆wQOkRzLnZI
私が布団に入った時の事だった。
誠「…俺もなぁ、華ちゃんに嘘付いてる事あるねん。」
私「…何?」
寝ている誠が起き上がってきてこう言った。
「…俺、ほんとは16歳やねん。」2006-02-25 12:57:00