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╋╋YロU╋╋
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1:
みぃ
━奇跡なンて
きッとこの世には
ないンだょ━2006-03-04 15:02:00 -
51:
みぃ
雛が家出をしてから約半年。暑苦しい夏は徐々にだが涼しい風を運んだ。
【なあ愛なあ信太となあ別れよ思ってンねン】いつも強気の愛が初めて雛に見せた弱音だッた。男軍団は暴走に出掛けていない隆の家。さっきまで隆達が汚した部屋を雛と愛が片付けてる時だった。雛の手が止まった。【なンで?】雛は愛を見つめた。
【愛な好きな人できたン】愛は少し照れくさそうに笑い一瞬止まった手をまた動かした。2006-03-05 21:41:00 -
52:
みぃ
愛の好きな人は雛にはすぐにわかッた。愛はすぐ態度に出る。嬉しい時悲しい時怒っている時も愛を見ればすぐにわかる。【雛は知ってるよ?】雛もまた手を動かした。愛は少しビックリした顔をしたが手を休めない。【こンな気持ちで信太と付き合うなンて愛には無理やから・・】さっきまで照れくさそうにした愛は急に下を向いた。信太への申し訳なさだろうか愛は床に涙を落とした。
【わたるはやさしいからな】雛は愛の頭を少し撫でた。愛の好きになる人はわたるだッた。2006-03-05 21:48:00 -
53:
みぃ
【信太は男らしくて強くてかっこぃぃ。わたるは優しくてみンなの事考えてくれて・・気付けばわたるを目で追ってた。信太といてもわたるに会いたいッて思ってしまうねん・・】愛は涙を拭きまた手を動かした。
【信太ならきっとわかってくれるよ】雛の肩をポンと叩き台所へ行き洗いものを初めた。
応援するように愛には言ったものの雛は不安で仕方なかッた。誰も傷ついてほしくない・・綺麗事かもしれないけど雛はそう思った。2006-03-05 21:57:00 -
54:
みい
修正
雛の肩×
愛の肩〇2006-03-05 21:58:00 -
55:
みぃ
2日後。雛はいつものように昼前に目を覚ましいつものようにみンなが集まるリビングに入る。【おはよ】そしていつものように挨拶をした。相変わらずゲ-ムに夢中な隆とわたる。指をピコピコと動かしながら背中越しに聞こえる雛の声に返事をした。【おはよ-!】
【あれ?愛と信太は?】雛はコップに水を入れた。【まだ来てないょ--】隆が言った。【そうなんや】雛は少し落ち着かない様子だった。2006-03-06 03:48:00 -
56:
みぃ
我慢しきれずに雛は愛にメールを送った。【なンかあった?】愛からの返事は30分経っても1時間経っても返ってこなかった。
【あの二人の事だからきっと寝てるハズ】心配で仕方ない雛に隆が言った。となりでわたるも隆が言った事にうなづく。(なんもしらないくせに)あまりにノンキなわたるの姿に一瞬こないだの事が出そうになってしまう。
【それやったらイイんやけどね】雛は携帯をじっと見つめた。2006-03-06 03:53:00 -
57:
みぃ
愛からのメールを待って1時半間。ガチャッとドアの開く音がした。【愛!心配してんから】雛はドアの前に立っている愛に近づいた。【ごめン。それより雛・・話があるンよ】愛は小声でそうゆうと先に一人雛の部屋へ行ってしまった。
【ちょっと話してくるッ】それに追い掛け雛も部屋へと入った。【話したン。信太は別れへンしかゆ-てくれン】苦笑いの愛がしゃべッた。2006-03-06 15:48:00 -
58:
みぃ
雛【そうか・・どうするン??】愛【わからへん・・】愛は下を向いた。雛は愛に何を言ってあげたらいぃかわからず沈黙が続いた。
【ガチャ】またドアの開く音がした。【おつかれ〜】下から信太の事が聞こえた。雛【信太来ちゃったな】雛は戸惑った。
愛はすっと立ち上がり雛の部屋を出た。雛もそれを追い掛けるように部屋を出た。2006-03-06 16:22:00 -
59:
みぃ
【よっ愛】信太はさっき愛に別れ話をされたように見えないぐらい元気でニコニコしながら愛の頭を軽くポンと叩いた。
【やめてや・・】愛はその手をおもいっきり払った。【バン!!】その音にびっくりしてゲームをしてたわたると隆が信太を見た。
信太は愛に平手をした。【お前は俺に従ってたらいいねん】大きな声で信太が愛に怒鳴りついた。2006-03-06 16:25:00 -
60:
みぃ
倒れた愛を雛がかばうようにおこし【女に手あげんなよ】と言い雛は信太を睨んだ。隆とわたるはびっくりして声も出さずにこっちを見ていた。
【お願い・・やか・・ら・・別れて・・】愛は泣きながら信太に土下座した。【なんで俺ぢゃあかンねン・・?】今にも泣きそうなかすれた声の信太が愛の側に倒れ込んだ。
【わたるが・・わたるが好きなんよ・・本間にごめんなさい・・】愛は土下座したまま顔を上げない。雛は泣きじゃくる愛の背中をゆっくりとさすった。2006-03-06 16:32:00