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君がいた日々?

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  • 1:

    乃亜

    詩のような感じの日記みたいですが?良かったら、読んでみて下さい?

    2006-03-02 20:21:00
  • 31:

    名無しさん

    「泣かないで聞いて欲しいんだ。」
    「はい」
    お兄さんの暗い声に僕は凄く嫌な予感がした…
    「麗は、今日の朝息をひきとった…」
    頭が真っ白になった麗が、この世界にもういない………?

    2006-03-03 21:39:00
  • 32:

    名無しさん

    僕の頭の中が真っ白になっている中で、お兄さんはまだ淡々と話し続ける。
    「麗は君に会いたがっていたよ」「…」喉の奥がジンジンと熱くなっていく…。「三日前に急に倒れてね…元々心臓がそれ程丈夫な子ではなかったからね。」
    「…」心臓??そんな話聞かなかった。確かにたまに薬を飲んでるのはみかけたよ!お兄さんは、僕を気にする事もなく話続ける。

    2006-03-03 21:47:00
  • 33:

    名無しさん

    「でも、麗がなくなったのは…心臓とはまったく関係はない。あいつは知っていたんだ。自分がそんなに長くない事も、君と一緒にいれない事も…。そんな頃じゃないのかな?君に、別れを告げて戻ってきたのは…」
    「…」
    元々彼女は、長く生きれなかった……。お兄さんは、無言の僕を無視して話し続ける。

    2006-03-03 21:54:00
  • 34:

    名無しさん

    「麗は、帰ってきてからもずっと君に会いたいって言っていたよ。弱っていく体を心配するわけでもなく…君の事をずっと心配していたよ…ちゃんとご飯食べてるかとか、新しい女ができたんじゃないかとか、私を忘れて欲しくないとか、幸せになって欲しいとか…。そんな風に君の事をずっと聞かされていたよ…君は、麗にとって素晴らしい存在だったんだね」お兄さんの言葉に息がつまりそうになる。彼女に何もしたあげれなかった僕が素晴らしい存在だったなんて…。僕は、お兄さんに話し始めた。彼女との真実を

    2006-03-03 22:23:00
  • 35:

    名無しさん

    「僕は、麗にとって素晴らしい男なんかじゃなかったです。」「…」お兄さんは黙ってしまった。
    「同棲してからの、一年間は彼女と過ごす事が楽しかったから…。毎日家に帰っていたけれど…しばらくしてから段々と僕は家に帰らなくなりました。しばらくしてから麗の事をウザイとさえ感じ始めました。そんな時です…麗が僕に置き手紙と一緒にネックレスを置いて家を出たのは…。」そこまで言うと涙が込み上げてきて…止まらなかった。
    そんな僕をなだめるようにお兄さんは言う。

    2006-03-03 22:41:00
  • 36:

    名無しさん

    「乃亜くん…麗が病気を隠してでも一緒に居たいって思ったのは、君が初めてだったんだ。いつもは、病気の事を告げて同情やら騙されたりで…。きっとね、君が自分の事をこんなに想ってくれてる事を知って。隠し通す事が出来なくなってしまったんだよ。だから、乃亜くん君も自分を責めないで欲しいんだ。君が自分を責めてしまうときっと麗も自分を責めてしまうと思うんだ。」お兄さんは泣いているのか…。カスレた声で話した。
    僕もお兄さんにつられて泣いていた。

    2006-03-03 22:53:00
  • 37:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 38:

    名無しさん

    僕は、少し動揺しながら電話にでる…。「もしもし…。」
    「乃亜さんの携帯ですか?」優しそうな声をした女の人の声だった。
    誰かに似ている声…「麗か?」僕は、驚きながらいう。その女の人は、答える!「番号かわってなくて良かったです。」「生きてたの?」
    「はいっ?」少し驚いた声が返ってきた。僕は、無言になる。受話器の向こうの女の人は答える…。「乃亜さんに、渡したいものがあるんです。私、宮下麗の妹の愛ですけど…。もう、二年も経ってしまいましたけれど…」「はい…」麗に妹が居たなんて初めて知った。どうりで声が似ているんだ…。ボッーとしながら彼女の声に耳を澄ました。

    2006-03-04 03:59:00
  • 39:

    名無しさん

    「姉が亡くなってから…二年も経った今連絡して申し訳ありません…。」本当に申し訳なさそうな声で彼女はいう。
    「はい」としか僕は答える事が出来ない。そんな僕を気にせず話す。「実は、昨日ヨーロッパから帰ってきて…。お通夜のときに連絡すれば良かったのですが…バタバタしていて、すぐにヨーロッパに帰ってしまったので…」「はい…」「あの、明日あたりにそちらに伺ってもよろしいですか?」「はい…でも…」「住所はわかりますので…明日の?時にお伺い致します。では…」ガチャ…プー…プー電話は、一方的に切れた。渡したい物ってなんだろう?

    2006-03-04 04:05:00
  • 40:

    名無しさん

    僕は、しばらく携帯の着信履歴を眺めていた…。
    二年経っても相変わらず僕は、麗の番号を登録しているなんて…。
    どうして僕は、削除しなかったんだろう?どうして僕は、彼女を作らないんだろう?けしてモテなかった訳ではない…。ただ、新しい誰かと新しい想い出を作って…。
    麗との想い出を消したくなかっただけ…?0になって本気で好きになった人を忘れたくなかっただけそんな風に考えてたらあっと言う間に、??になってただけ
    そう思う事にしないとやっていけなかった…

    2006-03-04 04:29:00
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