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君がいた日々?
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1:
乃亜
詩のような感じの日記みたいですが?良かったら、読んでみて下さい?
2006-03-02 20:21:00 -
41:
名無しさん
―チュンチュン…チュンチュン―気付くと携帯を握りながら眠っていたらしい…。
時計の針は、十時をさしていた…
片付けしないとな…少しボッーとする頭でコーヒーを作り、飲み干すと…。
僕は、掃除と洗濯をし始めた。たまの休みだから、やらないとな!
ってよりも、彼女の妹が来るからな…
ブーン…ブーン…。グワン…グワン…。パン…パン…パン…ガチャ…カチャ…
何もかもの音が、何もない部屋にはよく響きわたる。2006-03-04 04:35:00 -
42:
名無しさん
―ピンポーン―
気付くと時計の針は1時5分をさしていた…
ガチャ…扉を開けるとそこには麗がたっていた。
「えっ?」僕が困っていると目の前の彼女が言う。
「昨日電話した愛ですけど…」僕は、少し戸惑いながら部屋の中に案内した。
「お邪魔します。」彼女は不思議そうに当たりを見回すと…テーブルに腰をおろした。僕は、コーヒーを二ついれて彼女にさしだした…。
軽くお辞儀をして彼女は話し始める…。2006-03-04 04:41:00 -
43:
名無しさん
「まだ、姉の番号を消してなかったんですね?」彼女の質問に僕は小さく頷いた
彼女は、麗の笑顔に似た笑顔で笑い―
「良かったです。姉の事を忘れてなくて」と言った。
「乃亜さんに渡したかった物を持ってきたんで…」そういうと彼女は小さな紙袋の中から、一つずつ彼女の使っていた物達を並べ始めた…。2006-03-04 04:46:00 -
44:
名無しさん
その中には、僕の見た事ある物と初めて目にする物があった「一番にお渡したかったのか゛コレです。」水色の封筒を僕に差し出す。「手紙ですか?」僕が訪ねると、彼女は笑みを浮かべて―中身は読んでませんから―と言った。
僕は、水色の封筒の中に入った手紙を読み始めた。2006-03-04 04:49:00 -
45:
名無しさん
あげ?
2006-03-04 15:22:00 -
46:
名無しさん
dear乃亜
私は、今病院のベットの中…。私の命は、私が思っていた以上に短いとさっきお医者さんに聞きました。乃亜と一緒に住んでいた日々を昨日の事のように思い出します。何も言わずに出て行ってごめんなさい。乃亜のせいじゃないの…。あの日の昼間、私はいつものように病院に薬を取りにいったの…そこで先週の検査結果が出たの、持病の心臓も酷く悪くなっていて合併症も引き起こしてるっていう話だった…。乃亜の事をすごく愛してた。だから、迷惑をかけたくなかった…。でも、私の事を忘れては欲しくなかった。だから、私は考えたのです…。乃亜が他の誰かと幸せになれるように出て行こうと!だから、自分を責めないでね!乃亜は、とても優しい人だから…。自分を責めてしまうでしょうから…。
涙が込み上げてきた。溢れてくる涙で文字がかすんでいた…深呼吸をして二枚目を読み始める。2006-03-04 17:31:00 -
47:
名無しさん
乃亜が友達をとって帰ってこなくなってから…本当はね、寂しい半面嬉しかったの…乃亜は、私といる事ばかり優先して友達と遊びに行かなかったから…。私は、長くない事を知ってたから!乃亜には、友達を優先して欲しかったの…本当はもっと一緒にいたかった。貴方と過ごしたかった…。乃亜、貴方に内緒にしてた事が一つだけあるの乃亜にとってすごく宝物になりそうなものを置いて行きます。愛からそれをもらって下さい。
さようなら……。
from れい
とても綺麗な字で、とても愛しい言葉で涙がとまらなかった。僕にとって大切なものってなんだろ?僕が便箋から顔を上げると愛ちゃんはいなくなっていた…。2006-03-05 03:58:00