小説掲示板■フィクションみて〜な俺の人生■のスレッド詳細｜夜遊びweb関西版

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■フィクションみて〜な俺の人生■

• 1:

  誠

  俺、よちよち歩きが出来るようなった頃、バイクに轢かれて内蔵破裂しちゃってさ…　今でも脇腹に醜い傷が残ってんのよ。

  2005-11-24 05:57:00
• 2:

  誠

  でも、その傷見て嫌悪感抱いた事はないわけよ。
  醜い傷だけど、手術したからその時、俺死ななかったわけだし。だからこの傷見る度に「俺、生きてんなぁ〜」ってしみじみくるわけよ。

  2005-11-24 06:00:00
• 3:

  誠

  ちいさい頃から、それがあったからなのか、周りの大人はみぃんな「マコちゃんはちいさい頃に生死を賭けるような手術をして、耐えたんだから、あんたはきっと何か立派な事する人間になるんだよ」ってウゼぇくらい言われ続けた。

  2005-11-24 06:03:00
• 4:

  誠

  でも、そんなの周りの勝手な期待であって俺の人生、立派なんてのとはかけ離れたモンだった。
  

  2005-11-24 06:05:00
• 5:

  ゆっち

  がんばって??

  2005-11-24 06:08:00
• 6:

  誠

  今はＤＶとか格好いい呼び方ついてるけど、要は理不尽なアル中親父の家庭内暴力。　おかんは見てるだけだが止めねぇから親父と同罪だ。　初めて訳もなく殴り飛ばされたんは幼稚園の年中組の頃かな？　
  そこから１２年続いたっけ、今流行のドメスティックバイオレンス。

  2005-11-24 06:08:00
• 7:

  誠

  おかんは俺が小一くらいん時に病気を患った。
  親父は相変わらず酒かっくらって帰ってきちゃ俺を殴る。　おかんは一日中寝込んでるか病院通い。
  子供の俺をまともに構ってくれる大人なんか家に誰もいねぇ。

  2005-11-24 06:31:00
• 8:

  誠

  おかんは病気だから仕方がねぇんだけど、子供の俺は家に帰るんが淋しかった。親父が帰ってくるんが恐かった。
  とどめに俺はひとりっ子だった。

  2005-11-24 06:33:00
• 9:

  ぁき

  がんばってｪｪ???

  2005-11-24 06:34:00
• 10:

  りな

  読んだょ?

  2005-11-24 19:07:00
• 11:

  誠

  家では陰気くせぇおかんと辛気臭くメシを食い、親父が帰って来ると顔色を伺うような毎日…
  日曜なんか一日中親父が家に居るから、日曜が一番嫌いな日だった。

  2005-11-24 21:42:00
• 12:

  誠

  同級生に、片親の子や共働きでいつも家で淋しい思いしてる子もおった。
  でも俺には羨ましかった。子供ながらに無いものねだりって事がつくづく皮肉なもんだって感じた。

  2005-11-24 21:46:00
• 13:

  誠

  学校の成績が悪いとゆう理由で真冬にすっ裸で外に二時間以上締め出された。　おかんは助けてくれない。

  2005-11-24 21:48:00
• 14:

  誠

  理由なんてロクにない。庭に引きずり出され馬乗りされ、庭の土を口に詰め込まれ声が出ないようにされた状態で何度も何度も殴られた。　おかんは窓越しにうろたえてるだけで助けてくれない。

  2005-11-24 21:54:00
• 15:

  誠

  学校でぐらいは家での事なんか思いだしたくも口にするのもイヤだった。
  顔が腫れたり目が充血してても学校の先生には絶対言わない。
  聞かれても答えない。
  そんな事話してる暇があったら友達と遊んで学校での時間を満喫したかった、

  2005-11-25 00:43:00
• 16:

  誠

  親父の俺に対する扱いは軍隊教育じみてた。　
  「口で言ってわかんねぇ奴ぁ、犬や猫と同じだ！　体で覚えるしかねぇんだ！」親父の理不尽な暴力は熾烈を極めてた。

  2005-11-25 00:47:00
• 17:

  誠

  こんな親父に育てられ、その暴力を誰も止めない。
  いつしか俺も暴力を振るわれる側から振るう側へ…　振るう事に対する抵抗や罪悪感はこれっぽっちもなかった。

  2005-11-25 00:50:00
• 18:

  誠

  家では殴られ、外では殴り、殴られる度にその欝憤を誰かに当たり散らしてた。誰かを殴る度に家族に対する憎しみは大きく育っていく一方だった。
  それは誰が悪いとかじゃなく暴力の連鎖だった。

  2005-11-25 00:54:00
• 19:

  名無しさん

  頑張れ?

  2005-11-25 01:00:00
• 20:

  誠

  人を殴れば殴り返される時もある。　でも所詮ガキの喧嘩、いっつも親父にブン殴られてた俺からしたら大して痛くねぇ。　
  中学にあがる頃にゃ俺は近所のはなつまみモンだった。

  2005-11-25 02:00:00
• 21:

  名無しさん

  頑張って??

  2005-11-25 02:20:00
• 22:

  誠

  俺が入学した中学は比較的不良の伝統のない平和な学校だった。
  俺の服装は一年の頃からヤンキーファッションで、教師や周りの中学から目をつけられていた。

  2005-11-25 03:05:00
• 23:

  誠

  つっぱった髪型してりゃあ親父にブッ飛ばされる。
  でもこっちは何年も何年もこいつにブチのめされて育ってきてんだ。
  今更痛いも辛いも感じねぇ。　気に食わなきゃ殴ればいいじゃん、その酒で濁った頭でよ。

  2005-11-25 03:08:00
• 24:

  誠

  不良の伝統のない平和な学校ってのは、土地柄がいいんじゃなくて、極端にその学校に厳しい教師が揃ってる証拠なんだってのは入学してしばらくも経たないうちに体感した。

  2005-11-25 03:11:00
• 25:

  誠

  まだ、ゆとり教育だ体罰はいけないだとか甘ったれた理想論が主流になる前だったから体罰なんかあたり前だった。
  何回教師に体育館裏に呼び出され、使ってない準備室に引きずりこまれ殴られ蹴られ罵られたか。
  卒業前になると急に優しくなりやがる屁タレ教師も一、二年にゃ張り切りやがる。

  2005-11-25 03:15:00
• 26:

  誠

  俺の同期に不良がいなかったから、校区で起こる非行のほとんどが関係なくても俺のせいにされた。
  あぁ、マジだりぃ！！調べもせずに悪そうな生徒のせいに決め付けて鉄拳制裁。それで教育者として指導したとか抜かしちゃうんだから、マジ教師ってめでてぇよな。

  2005-11-25 03:18:00
• 27:

  誠

  親の暴力。教師の偏見からくる体罰。
  ぜぇ〜んぶ、周りの奴に回ってきちゃうから大人は立派な顔して何の解決もしてねぇ、新しい暴力を生んでるって事を分かっちゃいねぇ。
  この頃から学校も俺の居場所じゃなくなった。

  2005-11-25 03:22:00
• 28:

  誠

  暴力により溜まったストレスは違う奴に暴力を振るえば発散できる。
  そう信じていつもどこかで誰かを傷つけて自分を洗い流していた。
  クラスメートや、他校の生徒、知らない町の知らないヤンキー。

  2005-11-25 03:25:00
• 29:

  誠

  学校も家も俺の居場所じゃなくなった。
  卒業生の先輩に原付や単車の乗り方を教えてもらい、窃盗モンだが先輩は俺に単車を一台くれた。
  俺の居場所は単車のシートの上と深夜の公園になっちまった。

  2005-11-25 03:31:00
• 30:

  誠

  学校にゃ適当にツレを拉致りに行って、単車でブラブラ地元を流す。
  飽きたら一人暮らしの先輩んちでテレビゲームしたり腹が減ったら万引きしたり。
  その頃にゃ親父より俺の方が家に帰るのが遅くなってたから会う事もねぇ。酔っ払ってすやすや夢見てやがる。

  2005-11-25 03:36:00
• 31:

  名無しさん

  >>1-50

  2005-11-25 03:39:00
• 32:

  誠

  学校もろくに行かず、家でも寝るだけ。
  そんな暮らしで暴力の連鎖は終わってるんだろーけど、俺はストレスとかゆう以前に暴力を振るったり物を破壊する快感が身に染み付いていた。

  2005-11-25 03:40:00
• 33:

  誠

  単車は乗るけど暴走族じゃない。　中学のＯＢで暴走族してる先輩がいなかったから俺は暴走族に入る事なくツレとふたり、いつも二台で直管の盗難車で自由気ままに走ってた。

  2005-11-25 03:43:00
• 34:

  誠

  好きな女が学校に居た。
  でもロクに学校行かねぇし、行ってもみんなに白い目で見られてっからその子に声掛けるのも悪ぃ気がして掛けられねぇ。
  でも、そいつ好きな人がいて、しかも俺の仲いい先輩。

  2005-11-25 03:48:00
• 35:

  誠

  こういう時、もうちょっと学校行ってみんなと打ち解けときゃよかったかな、と悔しがったりもした。
  結局その子は先輩にフラれちゃって、元気なかったけど、俺は声も掛けれねぇままこの恋はジ・エンド。

  2005-11-25 04:21:00
• 36:

  誠

  いつもツルんで単車コロがしてたツレは健一ってゆった。　
  こいつとは色々一緒にハプニングに遭遇した。
  夜中ふたりで流してたら幹線道路でヤクザが検問張ってて強制的に止められた。最近隣町の族がこの町に流しに来てたから、そいつら狩る為の族狩り検問だ。　中学生の俺も健一もヤクザに捕獲されたの初めてだからブルっちまって…
  20分くらいで解放された。「てめぇら紛らわしい事やってンじゃねぇ！」って言い放って解放してくれたんはいぃんだけど、俺も健一も安全靴でムチャクチャ蹴られたから体中の骨が悲鳴上げてた。

  2005-11-25 04:29:00
• 37:

  名無しさん

  >>1-37

  2005-11-25 04:48:00