-
夜遊び夜遊び
-
お水お水
-
ホストホスト
-
風俗風俗
-
ビューティビューティ
-
ファッションファッション
-
悩み相談悩み相談
-
モデルモデル
-
芸能芸能
-
雑談雑談
-
食べ物・グルメグルメ
-
生活生活
-
恋恋
-
インターネット・ゲームネット・ゲーム
-
ギャンブルギャンブル
-
過去ログ倉庫過去ログ倉庫
-
運営運営
+・・Dear・・++
-
1:
む-
ねぇあの頃の私に
未来に期待なンて
できるほどの
余裕なかッたンだょ2006-03-03 20:48:00 -
27:
む-
このまま逃げてしまおうか・・そう思ったが私に帰る場所なんてなかった。
【おはよう。】気がつくと私は事務所に来ていた。【おはようございます】ペコッと頭を下げ待機室に入った。
それから1ヵ月。私は毎日寝る暇もなく何人もの男に抱かれた。ぎこちない笑顔もしゃべりも1ヵ月もすると慣れていった。2006-03-03 22:50:00 -
28:
む-
-お金は裏切らない-
私の体が覚えた言葉。気がつくと部屋には100万ほどの札束がちらばってぃた。あの日からほしいものも買わず寝る暇もなく必死に働いた。お金を抱いて寝る時間が私にとってゆいつの安心できる時間だった。
働きだしてから1ヵ月ちょい。仕事から帰るとすぐに私は荷物をまとめた。元々私物なんてカバン一個ぐらいしかない。荷物をまとめるとそのまま家を出た。2006-03-03 22:55:00 -
29:
む-
急いで予約しておいたタクシ-に乗りこンだ。仕事をやめたいと言ってもやめさしてもらえない事もわかっていた私は夜逃げみたいに寮を飛び出した。そのために今まで稼いだお金。このお金でしばらくは暮らせるだろう。
(このへんまで来たら・・)私はタクシ-をおりた。2006-03-03 22:58:00 -
30:
む-
【都会でもこんなとこあるんだぁ】車を走らせ1時間。さっきまでとは違う景色だった。
その夜はマンガ喫茶に泊まり次の日私は住む家を探した。あのマンションに広くも綺麗でもないマンション。だけど私は気に入った。
【ここにします】都会に来て初めて気持ちが楽になった瞬間だった。2006-03-03 23:02:00 -
31:
む-
それから私は仕事を見つけた。ささやかながらも幸せだッた。
【優!!】聞き慣れた声・・亮だ。2006-03-03 23:04:00 -
32:
む-
給料が入ったので服を買いに電車に乗っていた時だった。(やっぱりこなきゃよかった)そう思ったが遅かった。【亮・・久しぶり。】私は振り返った。
【元気やったんか?】亮は初めて会った時のように私に微笑んだ。【元気だよ。なんとか】私は亮の懐かしい笑顔にあの時暴力振るわれていた事も傷つけられた事も忘れていた。2006-03-03 23:08:00 -
33:
む-
その夜。私の家。となりには亮がいた。あの時のように家にきて数分・・私は亮に抱かれた。
【会いたかった。ごめン。俺優しかだめやから・・】亮は激しく抱きしめた。
【淋しかったよ・・苦しかったよ・・】私は泣きながら亮を抱き返した。
この都会の中。私を愛してくれるのも亮しかいないと思った。あの時よりも亮を好きになっていった。2006-03-03 23:12:00 -
34:
む-
【お前には俺しかいないんだよ】数ヵ月。暴力はなくなったものも亮は前みたいに暴言をはくようになっていた。
だけど私は離れられなかっ。もうあんな思いもしたくなった。ただ一人が恐かった。2006-03-03 23:14:00 -
35:
む-
【好きだよ】亮はャッている時にしかゆわない。だけど私にとってそれで充分だった。
2006-03-03 23:15:00 -
36:
む-
亮が出て行った部屋。裸の私はそのままシャワ-をあび服を着た。溜息をつきたばこを口にくわえる。
【体だけだってさ・・】鏡の自分に寂しく呟いた。亮がいなくなった後いつも後悔しかない。離れられるものなら離れたい。だけどできない。一人が怖いから。偽の愛でもほしいから・・2006-03-03 23:20:00