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§いつか又逢えたら…§

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  • 1:

    麻衣

    「麻衣?」

    目を閉じるとたっちゃんが私を呼ぶ声が聞こえる。

    2006-01-30 23:30:00
  • 2:

    麻衣

    私とたっちゃんが出会ったのは今から?年前。
    人見知りをする麻衣とは対象的に人なつっこく話かけて来るたっちゃん。
    「なぁ名前なんていうん??俺、龍樹!」「麻衣だょ。かっこいい名前ダネ☆」「麻衣ちゃんかぁ。麻衣も可愛い名前ゃん!」

    2006-01-30 23:37:00
  • 3:

    麻衣

    クルクルと変わる表情。人なつっこい笑顔に話し方。
    そんなたっちゃんと麻衣が仲良くなるのに時間はかからなかった。

    2006-01-30 23:41:00
  • 4:

    麻衣

    気付けばいつも隣りにいたたっちゃん。
    辛い時はいつも傍で励ましてくれてたたっちゃん。
    春夏秋冬たくさんの思い出を作って行った。

    2006-01-30 23:59:00
  • 5:

    麻衣

    半年後…

    麻衣と龍樹は付き合い出した。
    麻衣が17歳・龍樹が21歳の春…

    2006-01-31 01:32:00
  • 6:

    名無しさん

    どんなふうに出会ったのかが分からない。
    バイト先でとか、友達の紹介でとか書いてくれないと入り込めない

    2006-01-31 01:35:00
  • 7:

    麻衣

    優しい笑顔で『麻衣』と呼ぶたっちゃん。
    ギュッと抱きしめいっぱい愛してくれたたっちゃん。

    2006-01-31 01:37:00
  • 8:

    麻衣

    名無しサン。すぃません(+_+)
    小説書くの初めてだからどこまで書いたらいいかわかんなくて。

    2006-01-31 01:45:00
  • 9:

    麻衣

    …………………………麻衣とたっちゃんの出会いゎ不思議なもの。
    麻衣が友達と梅田をブラブラしてたらたっちゃんとぶつかった。
    『いたっ…』
    『ごめんなさぃ』

    2006-01-31 10:37:00
  • 10:

    麻衣

    『あっ…あのぉ…』

    麻衣は勇気を出して声をかけると人なつっこい笑顔がかえってきた。

    2006-02-01 13:41:00
  • 11:

    麻衣

    『なんゃの?』
    『ぶつかっちゃったおわびにお茶でもごちそうします』
    『そんなんいらんからこれから夜迄俺らと遊んでゃ!』
    何かたくらんだよぅな笑みを浮かべながらたっちゃんが言ってきた。

    2006-02-01 13:44:00
  • 12:

    麻衣

    『わかりました。』
    その日ゎ約束通り夜迄遊んで帰った。
    『ま〜い〜』
    遠くで名前を呼ぶたっちゃん。そっと手を握ってくるたっちゃん。少し照れ臭かった。

    2006-02-01 13:49:00
  • 13:

    麻衣

    たっちゃんゎいつでも麻衣の事愛して理解してくれてた。

    2006-02-01 13:55:00
  • 14:

    麻衣

    付き合って2ヶ月がたつ頃。
    麻衣の18歳の誕生日をむかえた。
    1日デートして夜、お洒落なキッチンバーでご飯を食べてた。

    2006-02-01 14:01:00
  • 15:

    麻衣

    突然たっちゃんが『麻衣?目閉じて』
    と言ってきた。
    なんゃろ…?
    不安と期待でドキドキしてたら指にリングをつけて『おめでと』って言ってくれた。

    2006-02-02 16:04:00
  • 16:

    麻衣

    『目ぇあけていぃよ』たっちゃんの嬉しそぅな声。
    そろ〜っと目をあけると麻衣の左手薬指にはカルティエのリングがはめられてた。
    『まぢで?メッチャ嬉しい』麻衣は号泣をした。

    2006-02-02 16:06:00
  • 17:

    麻衣

    麻衣はたっちゃんの愛情に包まれて幸せだったょ。
    ビックリさせるの大好きでちょっとやんちゃなたっちゃんやったケド…

    2006-02-02 16:12:00
  • 18:

    麻衣

    それからゎ平凡で幸せな日々を送ってた。

    大好きなたっちゃんが隣にいるだけでメッチャ幸せだったし、沢山いろんな所に連れて行ってくれた。
    なぁたっちゃん?たっちゃんゎ麻衣といて幸せやった?

    2006-02-02 20:21:00
  • 19:

    麻衣

    麻衣は幸せやったょ。
    この幸せな時間がずっと?続くと信じてた………………………

    2006-02-02 20:23:00
  • 20:

    麻衣

    夏には二人で真っ黒に焼ける迄海に行ったり祭りに行ったネ。

    浴衣を着て一緒にみた天神祭の花火、綺麗だった。

    2006-02-02 20:25:00
  • 21:

    麻衣

    麻衣の誕生日から三ヶ月後…
    たっちゃんの誕生日。たっちゃんの誕生日に麻衣は手作りのケーキとドルガバのベルトをプレゼントした。
    麻衣が『おめでとう』って言うとたっちゃんは照れ臭そぅに『ありがとう』ってかえしてくれた。

    2006-02-02 20:28:00
  • 22:

    麻衣

    月日ゎ流れ気付けば付き合って?年がたった。
    『麻衣?結婚しょ?』
    それゎ本当に突然のプロポーズ。
    麻衣ゎたっちゃんのお嫁さんになりました。

    2006-02-02 20:33:00
  • 23:

    麻衣

    幸せな幸せな時間。
    このままゆっくり時が流れる事を信じてた。
    結婚して一ヶ月。
    麻衣は体の異変に気付いた。

    2006-02-02 20:35:00
  • 24:

    麻衣

    生理が二ヶ月来てない…
    体がだるぃ。

    もしかして…

    2006-02-02 20:37:00
  • 25:

    麻衣

    たっちゃんが仕事に行ってる間に検査薬をした。
    【出来てる…】
    まだ確定ではなぃケドはっきりと線が浮き上がった。

    2006-02-02 20:43:00
  • 26:

    麻衣

    次の日…
    病院に行ったら『おめでとぅございます。9週目ですょ。』と言われた。
    エコーで見るまだ見ぬ我が子。。そこには一生懸命に生きてる小さな命があった。

    2006-02-02 21:07:00
  • 27:

    麻衣

    その日の夜…

    『ただいまぁ』
    『おかえり?パパ』

    2006-02-03 17:52:00
  • 28:

    麻衣

    『…ぇっ?』
    ビックリしたたっちゃんの顔。
    『赤ちゃん出来たょ。今日、病院に行ったら9週目って言われたの。』
    『まぢで?メッチャ嬉しい。幸せになろうな』たっちゃんは本当に喜んでくれてた。

    2006-02-03 17:54:00
  • 29:

    麻衣

    麻衣のお腹が大きくなるに連れたっちゃんにパパとしての自覚がどんどん芽生えてきた。
    『男の子・女の子どっちかな?』
    『どっちでも元気だったらいぃね』
    そんな会話をしながら赤ちゃんの買い物をしてた。本当に幸せな時間。

    2006-02-03 17:59:00
  • 30:

    麻衣

    そして2005年1月1日。
    小さな小さな命が誕生しました。
    元気な男の子。たっちゃんから一字とり龍生【りゅう】と名付けた。生まれてきてくれた感謝の気持ち。命を大切に優しく強ぃ子になるょうに願いを込めて。

    2006-02-03 18:08:00
  • 31:

    麻衣

    たっちゃんも本当に喜んでくれた。
    『ありがとう。ょく頑張ったネ☆家族三人幸せに暮らそうな』って。

    2006-02-03 18:10:00
  • 32:

    麻衣

    ねぇ?たっちゃん?
    りゅうが生まれた日の言葉本当の言葉だょね?
    三人で幸せに暮らそうって言ってたのに何で今いないの?

    2006-02-03 18:12:00
  • 33:

    麻衣

    慣れない育児に三時間おきの授乳と家事でいっぱいいっぱいだった麻衣はたっちゃんの異変に気付いてあげれなかった。

    りゅうが二ヶ月半の時、たっちゃんはご飯をあまり食べなくなった。食べてもすぐに吐く日が続いてた。

    2006-02-03 18:16:00
  • 34:

    麻衣

    でも、麻衣は『疲れてるだけなんかな?』って思ってた。深く考える余裕がなかったんだ。麻衣がもっと早くに気付いて病院に行かせてたら今も隣りにいるのかな?ごめんね…気付いてあげれなくて。

    2006-02-03 18:19:00
  • 35:

    麻衣

    でも、たっちゃんはしんどい中でも毎日りゅうをお風呂にいれてくれてたり家にいる時間はりゅうの子守りをしてくれてた。

    本当に優しいたっちゃん。

    2006-02-03 18:22:00
  • 36:

    麻衣

    ごめんね…

    一番近くにいたのに気付いてあげれなくて。ごめんね…
    しんどい思いさせてしまって。

    2006-02-04 16:23:00
  • 37:

    麻衣

    りゅうが半年になった頃。

    少しだけ麻衣にも余裕ができたっちゃんの異変に気付いた。
    もう遅かったのだけど

    2006-02-04 16:25:00
  • 38:

    麻衣

    たっちゃんの首には見たらすぐにわかる位大きくなったしこりが出来ていた。
    一緒に病院に行き検査を受けた。

    2006-02-04 16:27:00
  • 39:

    麻衣

    『何でここまでほっといたんですか!?すぐに入院してください』

    先生に物凄い怒られた。
    そしてたっちゃんは入院をした。

    2006-02-04 16:28:00
  • 40:

    麻衣

    麻衣はすぐに入院に必要な物を取りに帰った。
    一人になった途端に涙が溢れ思いっきり泣いた。
    ごめんね。たっちゃん…
    後悔してももう遅いんだょね…

    2006-02-04 17:38:00
  • 41:

    麻衣

    病院に戻り笑顔でたっちゃんに接した。

    たっちゃんゎ『俺の病気治るゃんな?』って何度も?聞いてきた。『絶対治るょ!』麻衣ゎそう答えるので精一杯だった。

    2006-02-04 22:33:00
  • 42:

    麻衣

    一週間後…
    たっちゃんの検査結果が出た。
    麻衣は先生に呼ばれた。
    『奥さん?大変もうしにくいんですが…』先生は言葉をにごらした。

    2006-02-04 22:36:00
  • 43:

    麻衣

    麻衣は先生の表情でたっちゃんの病気の重さを感じた。

    ドキドキしながら話しの続きを聞く。
    『旦那さんの病気は末期の癌です。リンパ線にも転移してるので治る見込みは無いに等しいと思います。余命半年ですが治療しますか?それとも自宅で好きな事を沢山して最後を迎えますか?』

    2006-02-04 22:39:00
  • 44:

    麻衣

    ぇっ…?
    麻衣の頭の中では治らないという言葉と二つの選択肢がぐるぐると駆け巡った。

    たっちゃんが死ぬ…?たっちゃんは死なない…

    2006-02-04 22:42:00
  • 45:

    麻衣

    死なないよね?

    死なないで?

    神様助けて…お願い…します。

    2006-02-04 22:43:00
  • 46:

    麻衣

    たっちゃんには親がいなぃ。麻衣は悩みに悩んでたっちゃんの先輩に相談した。
    告知をするかどうか…
    先輩は号泣しながら『龍に全て話してゃり?龍は隠されるのを一番嫌がるから。』と言ってくれた。

    2006-02-04 22:47:00
  • 47:

    麻衣

    先輩と別れてたっちゃんの所に行った。
    【告知】
    たっちゃんゎ自分の病気を受け止める事が出来るのか?
    自暴自棄になったりしなぃか?

    2006-02-05 00:27:00
  • 48:

    麻衣

    いろんな事が頭の中を駆け巡ったケドたっちゃんに言わなきゃ!

    たっちゃんに治療をするかどうか選ばせてあげょう!

    2006-02-05 00:29:00
  • 49:

    麻衣

    『おはょ♪』
    麻衣はいつものように笑顔で病室に入った。麻衣・上手く笑えてるかな?

    『ぉう!麻衣来たん?』

    2006-02-05 11:04:00
  • 50:

    麻衣

    返ってくるのゎいつものたっちゃんの笑顔。
    この一週間毎日同じょうな日常が繰り返されてた。
    『痛むとこなぃ?』
    麻衣は優しく聞いてみた。

    2006-02-05 11:07:00
  • 51:

    麻衣

    たっちゃんと話してても麻衣の頭の中は【告知】の事でいっぱいだった。

    いつ言おう…?!麻衣が言わなきゃいけないんだょね…

    2006-02-05 11:09:00
  • 52:

    名無しさん

    あげ

    2006-02-05 12:19:00
  • 53:

    麻衣

    しばらくした時に麻衣は真剣な顔でたっちゃんの前に座った。

    『なぁ?たっちゃん?麻衣が今から言う事は辛い話しゃねんな。だけど、麻衣はたっちゃんに自分で決めて欲しいから話ししよう!って決めてん。だから、全てを受けとめてほしいって思うんやけど大丈夫?』
    麻衣の言葉を聞いてたっちゃんの表情が曇った。でも、たっちゃんは自分の体の事やからわかってたのかもしれない。

    2006-02-05 13:36:00
  • 54:

    麻衣

    たっちゃんは大きく深呼吸をして『大丈夫』とだけ答えた。

    麻衣も大きく深呼吸をしてたっちゃんに全てを話した。
    話しながら涙がとまらなくなって『お願い…生きててほしい』と繰り返してた。

    2006-02-05 13:38:00
  • 55:

    麻衣

    たっちゃんも自分の病気を聞き大粒の涙を流してた。

    『ごめんな…ごめんな…』って繰り返しながら。

    2006-02-05 13:39:00
  • 56:

    麻衣

    そしてたっちゃんが出した答えは【治療するという】事。
    少しでも残ってる可能性にかけたいって強く望んでた。
    生きたいと…
    そう思うのは麻衣も同じ。

    2006-02-05 15:51:00
  • 57:

    麻衣

    りゅうの為にも苦しい治療を頑張ろぅと二人で誓った。

    一分でも一秒でも長く生きていれるょぅに。

    2006-02-05 16:25:00
  • 58:

    麻衣

    しばらくして抗がん剤の治療が始まった。

    激しい嘔吐に頭痛。発熱をし全く食事出来ない位に苦しむたっちゃんの横で何にもしてあげれない麻衣がいた。背中をさすってあげる事しか出来ない。
    代われるならかわってあげたい!と強く思ってた

    2006-02-05 16:29:00
  • 59:

    麻衣

    午前中に家事をし昼からはたっちゃんの病院。そして夜はキャバクラ。
    麻衣の疲労はそうとうなものだった。
    でも、たっちゃんの苦しさに比べたら全然しんどくはなかった。
    ただたっちゃんを助けたい!そんな気持ちが麻衣を頑張らせてた。

    2006-02-06 06:39:00
  • 60:

    麻衣

    二回目の抗がん剤治療が終わる頃にはたっちゃんの病状は良くなったり悪くなったりを繰り返してた。

    しんどそうな顔を見るのは本当に辛かったけどたっちゃんの前では常に笑顔でいた。

    2006-02-06 17:20:00
  • 61:

    麻衣

    たっちゃんが入院をしてから四ヶ月が過ぎた時、少しだけ病状が安定したたっちゃんは一週間の一時退院の許可がでた。
    めちゃめちゃ嬉しそうなたっちゃんの顔。
    久々の一家団らんに喜びを感じた。
    このまま三人で幸せに暮らせたらどんなに幸せか…

    2006-02-06 17:25:00
  • 62:

    麻衣

    一週間いろんな思い出を作った。

    たっちゃんが無理ぢゃなぃ程度に。
    これが三人で過ごせる最後の時間になるかもしれなぃから。

    2006-02-17 18:50:00
  • 63:

    麻衣

    最後の夜。
    りゅうを寝かしつけてから久しぶりに抱き合った。
    たっちゃんの温もりを体全てで感じた。
    そしていろんな話しをして手を繋いで眠りについた。

    2006-02-17 18:53:00
  • 64:

    麻衣

    このまま時間が止まりますょぅに。。。


    それゎかなわない願い。

    2006-02-17 18:54:00
  • 65:

    麻衣

    『麻衣?ごめんな…幸せにしてやれんくて辛い思いさせて。なぁ?麻衣?俺がいなくなったら違う男と結婚してもいぃからな。麻衣にゎ幸せになってほしい…ほんまゎ俺が幸せにしてやらなぁかんのやろうけど無理ゃから。ほんまにごめんな。』
    涙ながらにたっちゃんが言ってくれた言葉。

    2006-02-17 18:58:00
  • 66:

    麻衣

    【大丈夫ゃで。】

    【たっちゃんゎいなくなったりしぃひん!】
    だって…麻衣の旦那ゃから。

    2006-02-18 14:25:00
  • 67:

    麻衣

    だからそんなん言わんとって!
    麻衣…
    たっちゃんに出会えてほんまにょかったょ。たっちゃんがいなくなるとか考えられへん。たっちゃん以外の男と結婚も考えられへん。1日でも長く生きれるょぅに何でもするから少しでも一緒にいて。

    2006-02-18 14:28:00
  • 68:

    麻衣

    神様。。。

    お願いです。

    2006-02-18 14:29:00
  • 69:

    麻衣

    麻衣とりゅうからたっちゃん奪わんとって!!

    奇跡をおこして下さい。
    たっちゃんの癌細胞なくして下さい。。。

    2006-02-18 14:31:00
  • 70:

    麻衣

    麻衣の命削ってもいいから。
    1日でも長く?たっちゃんといさせて下さい。

    2006-02-18 14:32:00
  • 71:

    麻衣

    麻衣ゎ祈る事しかできなかった。

    たっちゃんに奇跡がおきますょぅに。。。と…

    2006-02-18 14:33:00
  • 72:

    麻衣

    次の日…

    病院に戻ると又、苦しい抗がん剤の治療が始まった。
    たっちゃんが外泊出来る前と何ら変わりない生活。

    2006-02-18 14:34:00
  • 73:

    麻衣

    家事・育児・看病にキャバクラでのバイト。
    1日がもっと長かったらなぁ…って何度も思った。
    1日24時間って短いょ。今までゎそんな事思った事なかったのに。
    時間がいくらあっても足りない毎日。

    2006-02-18 14:37:00
  • 74:

    麻衣

    りゅぅに何度も?ごめんね…って囁いた。

    寂しい思いさせてごめんね。
    一番ママが恋しいこの時期に側にいてぁげれる時間が少ししかなくてごめんね。

    2006-02-18 14:39:00
  • 75:

    麻衣

    すぃません↓
    今読み返してたらりゅうの生まれた日が間違ってました。
    2005年ぢゃなく2004年です。

    2006-02-18 15:14:00
  • 76:

    麻衣

    そして、たっちゃんが入院して半年目。
    最初に告知された余命の時間。

    無事にこす事が出来た。

    2006-02-18 18:52:00
  • 77:

    麻衣

    それゎたっちゃんがおこした一つ目の奇跡ゃった。

    【たっちゃん?頑張ってくれてぁりがとぅ。】

    2006-02-18 18:54:00
  • 78:

    麻衣

    苦しい治療の中、【生きたい!】と願うたっちゃんと麻衣の気持ちが神様に届いたんだね。

    2006-02-18 18:57:00
  • 79:

    名無しさん

    2006-02-18 19:37:00
  • 80:

    麻衣

    80さんぁりがとぅ(≧▽≦)ゞ

    2006-02-18 19:59:00
  • 81:

    麻衣

    2005年1月1日
    りゅうの1歳の誕生日ゎ家族3人病室でお祝いしました。

    静かな?お誕生日。

    2006-02-18 20:01:00
  • 82:

    麻衣

    小さなショートケーキの誕生日会。
    飾りも料理も何もなぃケドそれでも家族三人で向かえれた事に幸せと喜びを感じる。

    2006-02-18 20:03:00
  • 83:

    麻衣

    そして、この頃麻衣のお腹にゎ二つ目の小さな命が芽生えてた。

    妊娠二ヶ月。
    この小さな命がたっちゃんからの最後の贈り物になった。

    2006-02-18 20:06:00
  • 84:

    麻衣

    病院に行き妊娠が確定した日。たっちゃんに報告をしました。
    『たっちゃん?二人目が出来たょ★この子が生まれるまで頑張ってネ♪』
    って…

    2006-02-18 20:08:00
  • 85:

    麻衣

    たっちゃんゎ『ほんまぁ?ぁりがとぅ』って涙を流してた。

    この頃からたっちゃんの容体ゎ悪くなって行く。

    2006-02-18 20:11:00
  • 86:

    麻衣

    お腹の子が産まれる夏迄命があればそれゎ奇跡に近いと先生に言われた。

    麻衣ゎその奇跡を信じたかった。

    2006-02-18 20:13:00
  • 87:

    麻衣

    だって…
    半年こえたのもたっちゃんがおこした奇跡ゃから。。。

    麻衣ゎ一目でもお腹の子をたっちゃんに見せたかった。

    2006-02-18 20:14:00
  • 88:

    麻衣

    子供の記憶にゎ残る事ないケド体のどこかで【パパ】の温もりを覚えてて欲しかったから。

    なぁたっちゃん?
    たっちゃんなら奇跡おこしてくれるゃんな?

    2006-02-18 20:16:00
  • 89:

    麻衣

    たっちゃんゎ何度も昏睡状態に陥ってゎ奇跡的に意識を取り戻す事を繰り返してた。

    【もぅ長くゎなぃでしょう…】
    季節ゎ春になった。

    2006-02-18 20:23:00
  • 90:

    麻衣

    たっちゃん?麻衣達が付き合ったのもこの季節だったょね?

    いつも愛情をいっぱいに注いでくれてたたっちゃんの事、いつしか大好きになってたんだょ。

    2006-02-18 20:26:00
  • 91:

    麻衣

    麻衣ゎ桜の咲くこの季節が一番好きやで!
    たっちゃんとの思い出いっぱいのこの季節が…
    ポカボか陽気で気持ちいいな。
    又、手繋いで桜の下散歩しょうネ

    2006-02-18 20:28:00
  • 92:

    麻衣

    お腹の子供も安定期に入った。

    麻衣ゎ妊婦ながら相変わらず忙しい毎日を送ってた。

    2006-02-18 20:31:00
  • 93:

    名無しさん

    2006-02-18 20:31:00
  • 94:

    麻衣

    『たっちゃん?おはょ』

    たっちゃんゎ自分で体を起こす事も喋る事も出来なくなってた。

    2006-02-18 20:32:00
  • 95:

    麻衣

    沢山の管に繋がれた中目を動かして挨拶をするたっちゃん。

    麻衣ゎ辛い気持ちを押さえ沢山話しかけた。

    2006-02-18 20:35:00
  • 96:

    麻衣

    『たっちゃん?今日ゎ天気いぃょ!気持ちいぃネ。さっきなぁりゅうと公園行ってきてん。暑い位ゃったゎ。りゅうな、一人で滑り台滑れるょぅになったんゃで!凄いやろ?日に日に成長してるゎ!たっちゃんにも見せてぁげたぃ。又三人で公園行こうな。お花見も行きたいネ♪早く元気になりぃゃ!たっちゃん元気になったらいっぱいいろんな所行っていっぱい美味しい物食べような!』

    2006-02-18 20:40:00
  • 97:

    麻衣

    たっちゃんゎぅん!ぅん!って聞いてるょうだった。

    たっちゃんと過ごせるタイムリミットが迫ってきてる。
    麻衣ゎこの日から毎日たっちゃんとの時間をビデオに収めていった。

    2006-02-18 20:43:00
  • 98:

    麻衣

    りゅうと三人で過ごす時間。
    たっちゃんの眠ってる顔。麻衣ゎ病院にいる間中ビデオカメラをまわし続けた。

    2006-02-18 20:45:00
  • 99:

    麻衣

    2005年5月18日。

    この日も麻衣ゎ病室に入るなりビデオカメラを回してたっちゃんに話しかけた。

    2006-02-18 20:47:00
  • 100:

    麻衣

    普段なら毎日の日常を話す麻衣。
    でもこの日ゎなぜか違ってた。
    たっちゃんへの感謝の気持ちを語り続けた。

    2006-02-18 20:48:00
  • 101:

    麻衣

    『ぉはょ。たっちゃん?今迄ょく頑張ったネ!もぅ辛いゃろ?人一倍負けず嫌いのたっちゃんが動かれへんくて自分でご飯も食べられへんくなったんゃもんなぁ?そんなん嫌ゃんなぁ。病気って怖いなぁ。』

    2006-02-18 20:52:00
  • 102:

    麻衣

    『たっちゃん?たっちゃんゎ麻衣と結婚して幸せゃった?麻衣ゎな、毎日が幸せゃったんゃで!大好きなたっちゃんと一緒にいれて大好きなたっちゃんとの子供が産まれて…麻衣、世界1の幸せものゃゎ。麻衣と出会ってくれてほんまにぁりがとぅな。麻衣をいっぱい愛してくれてぁりがとぅな。麻衣な、たっちゃんに何もしてあげれてなぃ。異変に気づいてあげれんくてほんまにごめんなさぃ…たっちゃんがこんなに苦しまなきゃいけなくなったんゎ麻衣のせぃかもなぁ…』

    2006-02-18 20:57:00
  • 103:

    麻衣

    『なぁたっちゃん?麻衣ネ、たっちゃん以外の男と結婚って考えられへん!りゅうとお腹の子供のパパゎたっちゃんだけゃで!だから安心しぃゃ?たっちゃんとの思い出いっぱいぁるなぁ。ほんまゎもっといっぱい思い出作りたかったょ。でも、もぅ無理ゃんなぁ?…………………』

    2006-02-19 00:04:00
  • 104:

    麻衣

    たっちゃんの目からゎ一粒の涙が溢れ落ちた。
    麻衣にゎ『ごめんな』って言ってるょうに見えた。
    そして病室にピーッという音が鳴り響いた。

    2006-02-19 00:06:00
  • 105:

    麻衣

    たっちゃん……今迄お疲れさま。
    ほんまによく頑張ったょ。麻衣の旦那になってくれてぁりがとぅ

    2006-02-19 00:08:00
  • 106:

    麻衣

    何故か麻衣の目からゎ涙が出なかった。

    【死】を受け入れたくなかったから?

    2006-02-19 00:09:00
  • 107:

    まにゅ

    読みました?(泣)
    すごくぃぃ話です?
    これでぉしまぃですか?

    2006-02-19 00:47:00
  • 108:

    名無しさん

    涙がとまれへん???悲しすぎる?????????

    2006-02-19 00:56:00
  • 109:

    麻衣

    まにゅチャン?名無しサン書き込みぁりがとぅ!
    誰も読んでなぃと思ってたからめちゃめちゃ嬉しかったです。まだ終わりぢゃなぃですょ(^_^;)もぅ少し続くので読んでネ♪

    2006-02-19 19:20:00
  • 110:

    麻衣

    現実を受けとめなきゃならなぃのゎわかってる。
    でも、何故か冷静だった。

    死が刻一刻と近づいてたたっちゃんを見てきてたからかもしれなぃ。

    2006-02-19 19:23:00
  • 111:

    麻衣

    麻衣の中で随分前から覚悟出来てたんだろぅ…

    でも、冷静な気持ちの中辛さゎ人一倍あった。今まで味わった事なぃ不思議な感覚。

    2006-02-19 22:36:00
  • 112:

    麻衣

    冷たくなっていくたっちゃんの手を握り締めながらたっちゃんと過ごした短い時間。その中の沢山の思い出を思い出してた。

    2006-02-19 22:41:00
  • 113:

    麻衣

    ドキドキしたり嬉しかったり不安になったり苦しかったり…
    流した涙ゎ数知れず。辛かった事の方が多かった時間かもしれなぃ。
    でも、喜びゃ幸せもいっぱぃゃった。

    2006-02-19 22:44:00
  • 114:

    麻衣

    りゅうがお腹に宿り産まれた時ゎ今までに味わった事のなぃ幸せを感じた。
    二人で涙を流しながら喜んだね。

    2006-02-19 22:47:00
  • 115:

    麻衣

    ーたっちゃんー

    貴方からゎお金ぢゃ買えない沢山のものを貰いました。
    笑顔・愛情・優しさ。人を信じる気持ち。命の大切さ…そして愛しい二つの宝物。

    2006-02-19 22:50:00
  • 116:

    麻衣

    ぁりがとぅ。
    ほんまに優しかったたっちゃん。
    貴方の周りにゎいつも沢山の人がいたね。
    慕われて愛されてたたっちゃん。

    2006-02-19 22:51:00
  • 117:

    麻衣

    麻衣ゎそんな貴方と家族を築けて世界一の幸せ者ゃと思う。

    たっちゃんゎもぅ麻衣の隣にゎいなぃケド麻衣の心の中で麻衣と共に生き続けるょ。

    2006-02-19 22:56:00
  • 118:

    麻衣

    もし…
    いつか又逢えるなら

    もぅ一度たっちゃんの嫁になりたぃ。。。

    2006-02-19 22:58:00
  • 119:

    麻衣

    もしも……………………

    生まれかわれるなら
    その時もたっちゃんの嫁でいたい。

    2006-02-19 22:59:00
  • 120:

    麻衣

    いつか又逢えたら


    その時ゎたっちゃんに沢山のありがとうを伝えたい。

    2006-02-19 23:00:00
  • 121:

    麻衣


    アナタに出会えて幸せだったょ★と…

    2006-02-19 23:07:00
  • 122:

    麻衣

    麻衣ゎ産まれて初めて【霊暗室】という部屋に入った。

    その部屋のベッドに寝かされて白い布をかけられたのが大好きな旦那というのゎほんまに辛かった。

    2006-02-19 23:10:00
  • 123:

    まにゅ

    麻衣ちゃン頑張れ(^0^)/

    2006-02-20 13:15:00
  • 124:

    麻衣


    もぅ二度と目をあけない大好きな人。

    2006-02-20 17:30:00
  • 125:

    麻衣

    まにゅチャンぁりがとぅo(^-^)o頑張ります!

    2006-02-20 22:53:00
  • 126:

    麻衣

    そして慌ただしくお通夜とお葬式が行われた。

    沢山の人が弔問に訪れてくれて麻衣ゎ改めてたっちゃんの温かい人柄を感じました。

    2006-02-20 22:56:00
  • 127:

    名無しさん

    2006-02-21 02:41:00
  • 128:

    麻衣

    喪主として慌ただしく過ぎてく時間。
    たっちゃんの嫁としての最後のつとめ。

    たっちゃんが笑顔で逝けるよぅに…

    2006-02-21 22:47:00
  • 129:

    麻衣

    たっちゃんが焼かれる時。
    麻衣の目からゎずっとこらえてた涙が溢れその場に泣き崩れた

    2006-02-21 22:49:00
  • 130:

    麻衣

    たっちゃんが亡くなった事が信じれなくて
    たっちゃんが亡くなった事を受けとめきれてなくて
    ずっとウソだと思いたかった。

    2006-02-21 22:53:00
  • 131:

    麻衣

    理解してるつもりでも頭がついて来てなかのかもしれなぃ。

    でも、焼き場に入るたっちゃんを見た瞬間現実をまのあたりにした。

    2006-02-21 23:07:00
  • 132:

    麻衣

    『麻衣ちゃん?大丈夫か?いっぱい泣いていいんやで!今まで我慢してたんやろ?辛かったな』
    そう言って抱きしめてくれたのはたっちゃんの親友のまこちゃんだった。
    泣き崩れる麻衣を抱き抱えてソファーに連れていってくれたまこちゃん。
    麻衣ゎやらなきゃならない事がまだあるのに…

    2006-02-21 23:10:00
  • 133:

    麻衣

    煙と共に天に昇るたっちゃん。
    麻衣の泣き崩れた姿みたら心配して逝けないょね?ごめんね。。。

    2006-02-21 23:12:00
  • 134:

    麻衣



    どれくらいの時間がたったんゃろ?

    2006-02-21 23:12:00
  • 135:

    麻衣

    お骨になったたっちゃんが出てきた。

    骨壺に一つひとつ拾っていれていく。

    2006-02-21 23:15:00
  • 136:

    麻衣

    涙が止まらず手が震えて上手く拾えない。
    『ゆっくりでいいんゃで!』
    そんな麻衣をサポートしてくれたのゎやっぱりまこちゃんだった。『ぅ゛ん…ぁりがと』

    2006-02-21 23:16:00
  • 137:

    麻衣

    ゆっくり?…ひとつずつ。

    麻衣は自分に言い聞かせ係の人とまこちゃんにも手伝って貰いながら丁寧に拾っていった。

    2006-02-21 23:19:00
  • 138:

    麻衣


    たっちゃん
    お疲れ様。

    2006-02-21 23:19:00
  • 139:

    麻衣


    天国いったらいっぱい美味しいもの食べていっぱい笑ってネ

    2006-02-21 23:20:00
  • 140:

    麻衣


    そして…
    麻衣達の事見守ってて

    2006-02-21 23:21:00
  • 141:

    麻衣

    無事にお葬式も終わり家で遺品の整理をしてたら一つの封筒を見つけました。

    《全て本当の文をのせます。》

    2006-02-21 23:23:00
  • 142:

    まにゅ

    毎日見てるょo(^-^)o

    2006-02-22 11:48:00
  • 143:

    名無しさん

    頑張ってなっ??????待ってるからぁ?

    2006-02-22 12:04:00
  • 144:

    麻衣

    まにゅチャン、名無しサンぁりがとう(≧▽≦)ゞ

    頑張ります。

    2006-02-22 15:26:00
  • 145:

    麻衣

    大好きな麻衣と龍生、お腹にいるチビちゃんへ
    麻衣がこの手紙を読む頃俺はもうこの世にいないんやな…幸せにしてやれんくてほんまにごめん。
    いっぱい辛い思いさせてしまって苦労させてほんまにごめんな。

    2006-02-22 15:29:00
  • 146:

    麻衣

    こんな病気になる事がわかってたら結婚しやんかったのにな。
    麻衣にとったら辛いだけの結婚生活だったかもしやんけど俺は誰でもなくお前と結婚出来てほんまによかったと思ってる。
    俺の嫁になってくれてありがとう。半年と言われた命がどこまで持つかはわからへん。
    でも、一分でも長くお前等と一緒にいたい…

    2006-02-22 15:34:00
  • 147:

    麻衣

    麻衣。龍生とお腹の子を頼むな。
    頭悪くても立派な大人にしてやってな。
    一回も抱かれへんかったのは悔しいけど二人のパパである事には変わりないやんな。
    子供の成長を空から見てるから。短い間しか一緒におってやれんくてほんまにごめん!

    2006-02-22 15:40:00
  • 148:

    麻衣

    お前らと家族になれてほんまに世界一の幸せものゃ。
    龍生。優しく強い子供になってな。パパの変わりにママを守るんやで!
    チビチャン。パパの事は一つもわからないと思うけど、お前も優しい子供になるんやで!お兄ちゃんとママの言う事しっかり聞くんやで!
    愛してるよ!

    2006-02-22 15:45:00
  • 149:

    麻衣

    大好きな俺の家族。
    三人で幸せになるんやで!
    龍樹より

    2006-02-22 15:47:00
  • 150:

    麻衣

    麻衣は号泣した。

    たっちゃん…麻衣がしっかり育てるから安心しぃや!
    たっちゃん…麻衣もたっちゃんと結婚できてよかったょ。

    2006-02-22 15:51:00
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