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ココロの真ん中

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  • 1:

    春菜 ◆zzgJAR2yBA

    夢で終わった方がよかった?それとも…
    これから先、こんな出来事はきっとなぃ。。。

    2006-02-16 09:37:00
  • 22:

    春菜 ◆zzgJAR2yBA

    そんな生活が続いていたある日曜日に裕也から遊びの誘いがあった。。浮かれていた私は待ち合わせの時間30分前には着いていた。。その日は裕也の家に行き、2人で晩御飯を作り、夢にまでみたキモチでいた。。

    2006-02-16 10:53:00
  • 23:

    春菜 ◆zzgJAR2yBA

    ―不安な波―
    裕也の部屋は、あちらこちらにネクタイゃら、スーツゃらが転がっていた。。不審に思った私は裕也に問い掛けた。春菜「裕也のバイトって何なん?」次の裕也の一言で変に納得した自分がいた。

    2006-02-16 10:56:00
  • 24:

    春菜 ◆zzgJAR2yBA

    裕也「言わなあかんなぁと思っててんけど、中々言われへんかってんけど〜。実はホストしてんねん。」
    【ホスト】と聞かされた私は、ホストと言う仕事を全く知らなかった。

    2006-02-16 10:58:00
  • 25:

    春菜 ◆zzgJAR2yBA

    おばさん達と一緒に飲むだけ〜みたぃな軽い理解だけだった。春菜「そぅなんゃ。おばさんと飲むん、しんどぃやろ?裕也よぅ続くなぁ」と笑ってたら裕也「おばさんと言うより、若い子のがよぅ来るで〜」と軽い口調で言ってきた。

    2006-02-16 11:04:00
  • 26:

    春菜 ◆zzgJAR2yBA

    その瞬間、私の中で、石みたいな重い何かが、音もなく落ちていく気がした。。紛れも無く、心のどこかで不安な波が押し寄せていくような、何とも口には出来ないキモチになった。。

    2006-02-16 11:07:00
  • 27:

    春菜 ◆zzgJAR2yBA

    ―信じるキモチ―
    それからの出来事は、あまり深くまで覚えていなかったが、心のどこかでは裕也の事を軽蔑した眼差しで見ていたのは事実。。。美容師の夢のためには、何かを犠牲にしないといけなぃ事くらぃ、すくなくともわかっていたはず。

    2006-02-16 13:04:00
  • 28:

    春菜 ◆zzgJAR2yBA

    そんなおかぁさんを見て来た裕也は人一倍、美容師になりたぃと思うょうになっていった。「俺がおかんの髪の毛を綺麗に切ってあげたい。」そぅ、強く思っていた。

    2006-02-16 13:11:00
  • 29:

    春菜 ◆zzgJAR2yBA

    卒業するまでにかかるお金はかなりのものだ。。裕也は自分の夢の為に働いていると聞かされた時、私の単純な動機で美容師になろうと思った事が恥ずかしくなった。

    2006-02-16 16:25:00
  • 30:

    春菜 ◆zzgJAR2yBA

    私は普通の家庭だったが何不自由なく、育てられて、したい事はなんでもさせてくれた。。私がどうしても頑張ると言い、授業料も親が払ってくれている。。本間になりたいん?と聞かれたら別に…と答えるだろう。そんな私と彼はその時点からして違っていた。

    2006-02-16 16:29:00
  • 31:

    春菜 ◆zzgJAR2yBA

    裕也「黙ってるつもりじゃなかったんやけど、言うタイミングがなかってん。」そう話しを切り出した彼の目は真剣そのものだった。裕也の生い立ちを聞き、彼を応援したいキモチでいっぱいになった。春菜「話してくれてありがとう。体壊さず頑張ってなぁ」自然とそぅ言ってた。

    2006-02-16 16:34:00
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