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☆nineteen☆ ー10代の終わりー

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  • 1:

    ゆき

    1月−私は今月で19になる。今年で10代も最後だ。
    そんな事を思いながら日記を開く 1ページ1ページ丁寧に綴られたその文章は私を暗い闇の中へと引きずり込む。

    2006-01-10 07:38:00
  • 22:

    ゆき

    その時、家にいることがバレてしまったのを知ってかやっくんがドアを開けた。私は言葉が見つからず、そこから動けずにただ涙があふれた…。
    「心配せんでも大丈夫やから」そう言ってやっくんは私を抱きしめた。
    私はその言葉を信じるしかなかった…

    2006-01-10 18:25:00
  • 23:

    ゆき

    次の日やっくんから電話があった。
    「ごめん。俺一人で考えたいから…」
    優しく…優しく…だけど冷酷にやっくんは私との別れを告げだした。「別れよう」はっきりその言葉は口に出さずに。
    中途半端に傷付けるならはっきり言って欲しかった

    2006-01-10 18:36:00
  • 24:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 25:

    ゆき

    私は苦しくて惨めで仕方なかった。
    そんな時姉やまわりの人が支えてくれて元気づけられた。
    私はまだまだ子どもだったし純粋すぎた−。
    見るもの聞くものなんでも信じてしまっていた…

    2006-01-10 18:49:00
  • 26:

    ゆき

    いつからだろう…。
    信じることさえ出来なくなったのは……
    私はやっくんと別れて徐々に元気を取り戻していった。
    13の冬初めての失恋の辛さが身に染みた。

    2006-01-10 19:24:00
  • 27:

    ゆき

    そのあと私はいろんな遊びを覚えた。
    好きな人も出来た。
    その人は私を原付きに乗せてよく夜の道路を走りまわってくれた。
    すごく楽しかった。
    朝早く早朝の景色を見に山へ連れて行ってくれた事もあった。朝の空気が澄んでいて一緒に過ごせる時間が幸せだった。

    2006-01-10 19:41:00
  • 28:

    ゆき

    私はどんどんその人に惹かれていった。
    名前は「誠二」
    誠二は少し背が低くて年は1個上。
    私達は毎日連絡を取り合っていたし眠りにつくまで話し込んだこともあった。
    それでも毎日顔を合わしていてよくあんなに話すことがあったなと思う。

    2006-01-10 19:50:00
  • 29:

    ゆき

    私はやっぱり来る日も来る日も誠二に対する好きの気持ちが膨らんでいった。

    2006-01-10 20:20:00
  • 30:

    ゆき

    ある日、夜中に誠二の家へ呼ばれた。
    私は誠二に会いたくて、会いたい気持ちを先走らせながらも家へと向かった。
    その日、私は誠二とKissをした。付き合ってはいなかったけれど…。

    2006-01-11 01:37:00
  • 31:

    ゆき

    その後誠二は「親戚の家へ行かなければいけない。」そう言って次の日大阪からいなくなった。
    私は誠二が居なくなってすごく寂しくて寂しくて心に開いた大きな穴に飲み込まれそうになっていた。
    一人ぼっちになった気がした…

    2006-01-11 05:50:00
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