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☆nineteen☆ ー10代の終わりー
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1:
ゆき
1月−私は今月で19になる。今年で10代も最後だ。
そんな事を思いながら日記を開く 1ページ1ページ丁寧に綴られたその文章は私を暗い闇の中へと引きずり込む。2006-01-10 07:38:00 -
51:
ゆき
私は慶一と別れて一週間も経つと不安で不安で仕方がなくなる…。
(今度こそもう戻ってこないんじゃないか)とか…
(警察に捕まったんじゃないか)とか。
そんな不安が1日中私の心の中を支配する。
不安で苦しくて押し潰されそうになる。
だけど負けず嫌いな私は電話をしない。
掛かってくるまでは自分から掛けない。2006-01-12 16:22:00 -
52:
ゆき
私と別れている間彼は「元カノ」と会っていた。
もしかしたら「元カノ」じゃなくて「彼女」だったのかもしれない…。
本当の彼女は私じゃなくて「彼女」。
私は「彼女」の浮気相手でうまく二股をかけられていたのかも…2006-01-12 16:30:00 -
53:
ゆき
私がその事実を知ったのは慶一と喧嘩した日だった。慶一が家を飛び出して、私は必死であとを追いかけた。どこへ行ったのか分からなくてどしゃぶりの雨の中一人で歩きまわったのを覚えてる。
携帯に何度かけても通じなくて私は彼の友達に電話してみた。2006-01-12 16:48:00 -
54:
ゆき
彼の友達3人目にかけた時、やっと居場所がわかった―。「元カノ」の所。
私は嘘でもいいから「知らない」と言ってほしかった。
思い出す嫌な記憶―。
やっくんの時と同じ…。
私はいつだって「元カノ」という存在に負けるんだ…2006-01-13 07:50:00 -
55:
ゆき
「慶一やったらゆうこんとこおんで。さっき電話あったもん」その言葉を聞いた時私は素直に受けとめる事が出来なかった。
(まさか…。)
私は信じたくなかった。
都合のいいことだけ聞ける耳があったら…そう思った。そんな耳があったらどれだけ幸せに生きてこれただろう…2006-01-13 07:58:00 -
56:
ゆき
彼の友達は私のいる場所まで来てたくさんの事実を話してきた。
私は涙が出た…。
(嘘や。信じたくない。)もうそれ以上聞きたくない―。 だけどもうこれ以上彼について知らない事実を増やしたくない―。
(なんで第3者にそんな事聞かされなあかんの…?)2006-01-13 17:15:00 -
57:
ゆき
彼は私と居ない間ずっと「元カノ」と会っていた。
家にも泊まっていたし、よく「元カノ」の話しをすると言う。
私は「元カノ」と天秤にかけられていたのか…
私が嫌になれば「元カノ」の所へ―。
「元カノ」が嫌になれば私の所に―。2006-01-13 17:21:00 -
58:
ゆき
私はその朝方彼の「元カノ」の家の前にいた。
確かに彼の原付きが止まっている。
あんな派手な原付き間違えるはずがない―。
確かに彼は「元カノ」の家にいる。
こんな朝方に―。2006-01-13 17:46:00 -
59:
ゆき
私はあと少しでインターホンを鳴らしかけていた。
彼の友達が居なかったらそのまま「元カノ」の家へ乗り越んで彼を叩き起こしていただろう―。もしくは「元カノ」に殴りかかっていたかも…。
足が彼女の家の方へ進んだ瞬間彼の友達に引き止められた。2006-01-13 17:56:00 -
60:
ゆき
「時間考えや。まだ朝の5時前やで?実家やから普通に親もおるし。ゆきが乗り越んだら俺がチクったことバレるやん!」
(結局それかい。)
じゃあ私のこの煮えきれへん想いはどこにぶつけたらいいん…?
私にはこのどうしようもない厄介な感情を押さえ付ける事は簡単なものじゃなかった。2006-01-13 18:05:00