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彼氏依存症

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  • 1:

    素人

    ヘタクソすぎてムカつかせてしまったらすいません。小説というよりは、過去の回想です。

    2006-03-26 05:27:00
  • 671:

    素人

    純一「愛!いったいコレ何!?」
    テーブルの上に置いてあったセミヌードの写真を指差し、純一は凄い勢いで問い詰めた。とても驚いている。
    私は少し返答を渋って、戸惑いながらゆっくりと答えた。          私「実は私、風俗で働こうと思ってる…それは、パネルとか広告とかに使う写真…」   
    純一「はっ?な、なんで?それ、冗談かなんか??」純一は信じられないといった様子だったが、プロに取られた私のセミヌードの写真を見て、疑うのを諦めたように見えた。
    私「実は…もうお店行ってないんだ…だから家賃も滞納してるし…」      純一「…えっ?お店辞めたの…?」         私「うん…」       純一「なんで???」

    2006-08-31 05:59:00
  • 672:

    素人

    私「…言いたくない…」  悲しく目をそらし、静かな声で言った。
    純一「嫌だよ!俺の愛が他の奴と…考えたくないよ!」            私「……」
    しばらく沈黙が続く。  重苦しい空気が流れた。 
    少したって、純一が考え込んだように口を開いた。 
    純一「俺がどうにかできるかも知れないから、お願いだから風俗なんて辞めて?そんな愛を見てるなんて、俺、耐えられないよ…愛、お願いだから…」     純一は今にも泣きだしそうな顔をしていた。

    2006-08-31 06:10:00
  • 673:

    素人

    純一も、いったいどこまで本心で、どこから演技なのか…。         ある程度純一の性格を分析できる様になった私には、純一はこの状況を楽しんでいるようにも見えた。  …だが、そんな事どうでもよかった。       事前に用意してあった写真を、わざとらしくテーブルの上に置いていたのは、この転回に持っていくため。私の計算通りに話が進んでいく。         全ては計算。      風俗で働く気なんてコレっぽっちもないし、仕事だって辞めてませんから…家賃滞納?ありえない。

    2006-08-31 06:24:00
  • 674:

    素人

    私「この傷を消したいの…」私は左手首の、まだくっきりと浮かび上がる赤い傷跡を擦りながら、悲しい目をしていう。       私「…お店で…いじめられてて……
    リスカやってる子なんかキモイからって…」     純一「…」        私「どうせよそに移っても同じ…だったら、他の子とつるまないですむ風俗しか行き場所ない…」     純一「…」        私「純一に心配かけたくなくて、今まで黙っててゴメン…」          純一「…そっか…」    目をあわせないままうなずいていた。

    2006-08-31 06:33:00
  • 675:

    素人

    【コノキズハアンタノセイ】           純一の罪悪感をくすぐりながら、悲劇のヒロインを演出するのが一番効果的だと思った。        純一から少しでもお金を巻き上げるために考えた、私のささやかな仕返し。
    寝ずに考えたにはかわいらしい作戦だった。

    2006-08-31 06:39:00
  • 676:

    素人

    純一「わかった!!…愛、その傷消そう!」     ―こうしてスムーズに30万を手に入れた。    30万…純一が渋らず払えて、しかも怪しまれないであろうという考えに基づき、適当に決めた金額。

    2006-08-31 06:55:00
  • 677:

    素人

    こんな感じて、適当に理由を作ってはちょくちょく金をせびった。      渋られず、怪しまれないで済む金額だから知れていたが、せめても腹いせだった。

    2006-08-31 06:59:00
  • 678:

    素人

    純一も本当は薄々気付いていただろう…      お互いが利用しあっていた…           私は純一に
    【従順さと官能的なセックス】を提供し、     純一は私に       【ちょっとした小遣い】 を提供した。      あたしのつく嘘はもはや 【暗黙の了解】だったのかもしれない…

    2006-08-31 07:04:00
  • 679:

    素人

    月に10万回収できればいい方だった。       【たったコレっぽっち…】私には「お金がない」とかいいながら、実際は豪邸に住み、妻子を養っていると思うとはらわたが煮え繰り返りそうだった。     【私は毎日毎日働いて、その上純一につくしてコレっぽっち。 
    …でも嫁の美香は何もしないでぬくぬくと養ってもらってるのね…      憎い!!

    2006-08-31 07:10:00
  • 680:

    名無しさん

    【今頃家族で…】    純一と一緒じゃない時は、いつもそんな事を想像していた。
    純一が子供のおしめを替えているところや、お風呂にいれているところ。   家族でご飯を食べているところ、買い物に行っているところ、美香とセックスしているところ、みんなで笑っているところ。色んな場面を想像しては毎日泣いた。声をあげて叫ぶように泣いた。私が笑っているのは純一の前だけだった。  泣き続ける自分がおかしすぎて笑える時もあった…

    2006-08-31 07:19:00
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