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彼氏依存症

スレッド内検索:
  • 1:

    素人

    ヘタクソすぎてムカつかせてしまったらすいません。小説というよりは、過去の回想です。

    2006-03-26 05:27:00
  • 2:

    素人

    かつては確かに最愛の人だった。私の全て。全てだった。。。私の生きる希望、夢、支え。それが今は、『憎しみの塊』と化した。人間の汚い心の全てを彼に抱いた。

    2006-03-26 05:42:00
  • 3:

    素人

    【彼との出会い】‐私は当時23才だった。水商売にあきあきしながら早二年目。それなりに人気者だったが、毎日が嫌でたまらなかった。早くこの世界から逃げ出したい。そう思いながら毎日指名客とフリー客をこなしていた。そんなある日だった。

    2006-03-26 05:57:00
  • 4:

    素人

    『花さんお願いします』指名わましのボーイさんによばれ客席に向かう。『フリーです』二人組の男だった。一人は色黒で細身、少し頼りなさそうで、石田純一似の男。第一印象は、(ただのおっさん)もう一人はサングラスにヒゲヅラのがたいのいい、これまた、ただのいかついおっさん。石田純一似の客は、花ちゃんを指名で何度か通っているようで、あたしはもう一人のいかついヒゲ親父につかされた。

    2006-03-26 06:09:00
  • 5:

    素人

    『失礼しまぁす?愛です?』『あ〜!知ってる!この前あっちの席で客とキスしてたでしょ?』すかさず返事をしたのは向かいにすわる石田純一だった。『僕達にはしてくれないの?』ふざけながら話し掛けてくる。(誰にでもするわけちゃうわ?調子狂うわ)そんな事を思いながら、その席での場内指名は諦めた。その後も彼はあたしにちょっかいをだし続け、隣のヒゲ親父と話す機会はほとんどなく、あっさりコンパニオン交替となった。(あの石田純一やたらからみやがって?)

    2006-03-26 06:16:00
  • 6:

    素人

    次の日もあたしはいつものようにせっせと仕事をこなしていると、パッと店内の男と目があった。それは昨日の石田純一だった。??広い店内で、なぜか一瞬目があった事が奇妙だったが、私はかるく会釈をすると、また自分の仕事に集中した。そんな事はすぐに忘れた。『愛さん、あちらのお客さまから場内指名です』え!?突然の指名にびっくりし、見るとそれは石田純一だった。(え?なんで?)彼はいつも花ちゃんを指名しているはずなのに。

    2006-03-26 06:26:00
  • 7:

    素人

    『え〜!?びっくりしたぁ!指名してくれてありがとう!ていぅかなんで!?』あたしは不思議で仕方なかった。確かに昨日やたら絡んできたが、あたしは人の客には興味がない。可愛げもなく、ほとんど振り払うようなかわししかしなかったはずなのに。     『さっき、目合ったとき会釈してくれたから』   それはただの照れ隠しに見えた。

    2006-03-26 06:30:00
  • 8:

    素人

    ミスありました。5の『花さん、お願いします。』は『愛さんお願いします』です?ややこいミスすいませんm(__)m

    2006-03-26 06:34:00
  • 9:

    素人

    彼が嫌いではなかった。だから自然と密着接客になる。彼と私の心の距離も密接にかんじた。営業の一貫として、今時考えられないが、ポッキーの両端食いもした。それから初キスだった。それからは、席やトイレに立った時、お見送りの時など、頻繁に唇を交わしだした。もぅ、思いは加速していた。私は彼を好きになっていた。

    2006-03-26 06:52:00
  • 10:

    素人

    彼は毎日私に会いにきてくれていたので、私への気持ちにもある程度自信があった。          『今度二人で旅行いこうよ』私は彼に当たり前のように言う。そしてハッと思い出し、慌てて言い直す。『でもダメだぁ!だって純一(という名前にしておきます)彼女がいるもん』  彼が好きだったが、あたしは人の物には興味がない。だったらいい客として繋いでおいたらいい。その時はまだ体の関係はなかったし、ぎりぎり彼への気持ちに余裕があった。

    2006-03-26 07:02:00
  • 11:

    『いるよ。ずっとあってないけど』純一がいう。??不思議に思い、私が聞く。『え?なんで?』    『わかんない。ずっと一緒に住んでたけど、出てっちゃった』        (ふーん。なんやそれ?)それでも錯覚していた。彼は私の物だと。

    2006-03-26 07:05:00
  • 12:

    素人

    ↑主→素人です?すいませんm(__)m

    2006-03-26 07:07:00
  • 13:

    素人

    【起動】‐珍しく、彼の方から電話がなった。どきどきしながら電話を取る。 『もしもし?』うれしい気持ちを悟られないように電話に出る。(本気なったら負け)すると彼は奇妙な言葉を発した。      『言ったから。』    ???何の話かわからず聞き返す。        『何を?』       『言ってたじゃん。彼女がいるからダメだって』  (???)       『だから正式に別れた。』(!!!)       正直、そぅなる事を期待して、私はあの時あの発言をした。私の期待道理に彼は動いてくれた。うれしかったし、後は時間の問題だと思ったし、彼の気持ちも、言葉も、信じて疑わなかった。それだけ純粋だった。疑うことを知らなかった。

    2006-03-26 07:43:00
  • 14:

    素人

    それからも彼は通い続けてくれた。順調だった。だが、簡単に体を許すのはプライドが許さなかった。安売りしてはいけないといぅ、ちょっと前にされたアドバイスも心の片隅にあった。一度アフターでそれとなくホテルに誘われたが、何よりも私は恥ずかしすぎてその誘いから逃げた。気持ちは全然OKだったが、まだ早い、何より恥ずかしさでいっぱいで無理だった。彼はこう言った。『だったらいいけど、俺もそういう風に接するからね。』彼の気持ちもわからなくはない。私はキャバ嬢。彼だって心のどこかで恐れている。キャバ嬢に心をもて遊ばれるのを。威嚇というよりは、守りに感じた。私は恐かった。彼が私から離れていくのが。私が彼をもて遊んでいると、彼に誤解されたくなかった。それでも彼は会いに来てくれた。しばらく、お互いの探り合いの日々が続いた。

    2006-03-26 07:59:00
  • 15:

    素人

    彼にたくさんの嘘と隠し事がある事を、この頃は全く気付かなかった。嫌に人目を気にしたり、挙動不振なところは性格だと思ったし、昨日言った事を忘れたりするのは忘れっぽいんだと思った。私の知ってる世界はあまりにも狭すぎ、裏切りや嘘に慣れていなかった。おこちゃまで純粋な世界しか知らなかった。彼に会うまでは。

    2006-03-26 08:07:00
  • 16:

    素人

    なんか書いてて文才と表現力の無さに悲しくなってきました。ある程度過去の事と精算できているためか、淡々と書くしかできなくて?面白くなくてすぃません。

    2006-03-26 08:15:00
  • 17:

    名無しさん

    読んでるよ?楽しみにしてます?頑張って?

    2006-03-26 16:02:00
  • 18:

    名無しさん

    おもしろそう!頑張ってかいてね☆

    2006-03-26 18:03:00
  • 19:

    素人

    うわぁ?読んでくれてる方いるんですね?うれしぃです?なんか緊張するけど頑張ります。応援ありがとぅございます?また朝方更新します。

    2006-03-26 19:02:00
  • 20:

    名無しさん

    読んでます このあとの展開に期待☆

    2006-03-27 00:46:00
  • 21:

    素人

    『ネックレスが欲しいの』ある日私は言う。彼との関係をより深くするため、彼の誠意を確信したかった私はおねだりする。 彼は快く承諾してくれ、ショッピングに行く日取りを決めた。

    2006-03-27 04:26:00
  • 22:

    素人

    うれしかった。当時の私からしたら、カルティエなんてセレブの象徴に見えた。彼の金銭的な余裕も、彼の魅力の一つだった。

    2006-03-27 04:40:00
  • 23:

    素人

    プレゼントを手にし軽くデートをした後食事に向かう。ホテルの最上階の窓際。シャンパンを飲みながらうれしそうにプレゼントを取り出す。『付けて?』よくある恋愛ドラマのおきまりパターンのようだった。『似合う?』うれしそうに私は聞く。『うん。すごく似合ってるよ。すごい綺麗だ。これにしてよかったな。』満足そうに答える彼。あたしは今日は酔わなくてはならない。恥ずかしさを忘れるために。もぅ、逃げないために。

    2006-03-27 04:48:00
  • 24:

    素人

    あたしはどんどん飲んだ。理性は邪魔だった。

    2006-03-27 04:51:00
  • 25:

    素人

    【初夜】‐目が覚めると、隣に彼が寝ていた。一泊3万円の露天風呂付きのホテルで二人はとうとう、結ばれた。前日は酔いすぎて、正直彼との営みはあまり記憶にない。だが後悔なんてなかった。私がずっと望んでいた事。ただ、ホステスとして、客と寝る事に対しての抵抗があった。その一線を軽々しく越えるのは嫌だったから、ずっと耐えてきた。そして、とうとうその一線を越える日を迎えたのだ。

    2006-03-27 05:01:00
  • 26:

    素人

    私は軽く彼の頬にキスをする。彼も目を覚まし、愛をもう一度確かめあう。クールで六つ年上の彼は、優しい目で私を見つめながらゆっくりと私を突く。私は心地よさに身をよじりながらはずかしそうにあえぐ。彼は相変わらず冷静を装い私をみつめながら言う。『愛ちゃん、かわいいな。店ではあんなに強気で生意気そうなのに、こんなかわいい顔するんだ。かわいいな。愛のこんな顔、俺しか知らないんだな。』なんだか彼にバレてはいけない秘密をしられたような恥ずかしさと、彼だけに独占されているという喜びは、二人の秘密事のようで、一層絆が深まった気がした。

    2006-03-27 05:15:00
  • 27:

    素人

    いきなり中出しだったのでさすがにビックリしたが、彼は『もしできたら結婚したらいい』と言ってくれた。それから中出しすることはなかったが、その後も『結婚』という言葉を彼は度々口にしていた。ある日は『愛ちゃん、俺たちお互いいい年だよね?そろそろ適齢期だね』と言われたこともあるし、本屋でゼグシィを指差し、『買わないの?』と薦められた事もある。おたがいが結婚を意識していた。

    2006-03-27 05:23:00
  • 28:

    素人

    かなり長期戦になりそうです?二年がかりの複雑な運命の悪戯はうまく文にするのがムヅカシイです?なかなか転回しなく、文才もないので、イラつかせてしまうかもしれませんがお許しください。

    2006-03-27 05:43:00
  • 29:

    素人

    彼は六つ年上で当時29才。東京出身。裏カジノの雇われ店長らしく、当時の金回りはそこそこよかった。裏カジノ‐私にはそれが違法という以外なんの知識もなかった。私の知っている彼から、その世界の汚さは想像さえできなかった。違法の仕事と知っていても、情け無いことにそれが魅力的にさえ見えていたし、悪い仕事とわかっていても、それが気にならないくらい好きだった。多少人目を気にしすぎたり、挙動不振なところが頼りなく思える時もあったが、私には最愛の人だった。

    2006-03-27 05:55:00
  • 30:

    素人

    私は当時23才。地方出身。お水歴一年半。22才まで4年付き合った彼氏がいたが、平平淡々な毎日に飽き飽きして別れを決意。もちろん簡単ではなかったし、勇気のいる事だった。しかし私はもっと世の中を見たかった。いろんな意味で経験したかった。たとえ苦しい事でも、人生には彩りがあった方がいいと思った。飛んで火に入る夏の虫‐のごとく、夜の世界に舞入ったのだった。水商売には心から飽き飽きしていたし、嫌悪感さえ感じていたが、他にできる事もなく、悩み続けた結果、いつか結婚するまでこの仕事するしかない。という結果になった。

    2006-03-27 06:11:00
  • 31:

    素人

    【旅行】‐二人の初旅行は京ディズニーランドだった。『ディズニーランドに行く前に実家に寄ってもいいかな?』うれしかった。たとえついででも、彼の母親(父親は離婚したためいない)や兄弟に紹介してもらえる。私は特別な扱いをうけている気がした。

    2006-03-27 06:43:00
  • 32:

    素人

    実家に着くと彼の母親とお兄さんに会う事ができた。簡単な挨拶しかしなかったが、私には特別な事に感じた。手早く用事をすますとすぐにディズニーランドに向かうため家を出た。玄関の外までお母さんが見送ってくれた。『いってきまぁ〜す?』にこやかにお母さんに手を振った。『いってらっしゃい』にこっと笑うお母さんの横で、大きくて赤い花が風にふかれてゆれていた。眩しかった。

    2006-03-27 06:59:00
  • 33:

    素人

    『〈いってらっしゃい〉って言ってたな。』    『うん?』(???だから?)  『昔からは想像できないな。いつも友達とか家に来てもツンとして、愛想悪いから皆に恐がられてたのに。人間、年とれば丸くなるんだな。』なんだか切なそうにいう。母親に会うのは五年振りらしく、親の老いを目の当たりにしたかれはさすがにショックを受けたようで、しばらく複雑な胸の内を語っていた。そして『愛ちゃんのおかげで親の大事さがわかったよ。ちゃんとたまには帰らないとダメだな』といった。

    2006-03-27 07:06:00
  • 34:

    素人

    そしてディズニーランドランドの帰りにも家に寄り、私は彼のお母さんにお土産を渡した。彼の回りの人、彼の大事な人は私にとっても大事な存在に思えた。 『はい。これお土産です』使える物を。そう思ってミッキーのタオルを選んだ。『まぁ!わざわざいいのに。ありがとうね。』突然息子が帰ってきたと思ったら、女の子連れ。お母さんからは驚きと期待のような、見守るような、うれしそうな、きまずそうな、色んな気持ちが伺いとれた。『愛ちゃんはいくつ?アユみたいでかわいいね。』正直まったくアユには似ていないが、金髪で付けまつげで派手な若い子=アユに見えるらしい『今度三人でグアムにいかない?お母さんもあんまり先が長くないだろうしね。』この時の台詞がこんなに皮肉になるなんて、この時は誰も思いもしなかっただろい。いや、もしかしたら本人は感じていたのかもしれない。

    2006-03-27 07:23:00
  • 35:

    素人

    大阪に帰ってくると、今迄どおり夜の八時から朝方の四時五時まで仕事をこなす毎日が続いていた。

    2006-03-27 08:10:00
  • 36:

    素人

    二日に一回は彼が店に来、一緒に帰ってホテルにお泊り。次の日は彼はそのまま仕事に行くのが恒例になっていた。

    2006-03-27 08:12:00
  • 37:

    素人

    そんなある日、悪びれもなしに彼は言った『これから営業時間長くなるから、今までみたいに店に行くのは難しくなるよ。なるべく顔だすようにするけど』

    2006-03-27 08:17:00
  • 38:

    素人

    それから確かに、店に来る回数はへった。必然一緒に帰る回数も減ったが、仕方なかった。それでも週に何回かは来てくれる。飽きられたわけではない。まさか。そんなわけない。

    2006-03-27 08:21:00
  • 39:

    素人

    【六月】彼の誕生日、私も彼も仕事だった。お互い仕事は大事なので、話し合いの結果仕事が終わって会うことになった。出勤前、彼に内緒でケーキを買い、ネクタイとネックレスのプレゼントも用意してあった。

    2006-03-27 08:27:00
  • 40:

    素人

    『営業時間が長くなった』といっても、かなりその日は遅かった。私は朝方四時に仕事を終えると、彼からの連絡を待ち続けた。彼から連絡があったのは朝方八時過ぎだった。

    2006-03-27 08:31:00
  • 41:

    素人

    約束の場所で彼を待つ。 彼は私が予想したのとは反対の方向(駅方面)からやってきた。そういえば、約束の場所もいつもと違う。???『なんでこっちからじゃないの?』彼の店のある方面を指差し、不思議そうに尋ねる。『営業でお客さんのお店に飲みにいってたの。遅くなってごめんねこんな遅くまで待っててくれるなんて。。。大事にしなくちゃな』ポンポンと頭を撫でてくれた。『そうやで』私は笑いながら答えた。

    2006-03-27 08:38:00
  • 42:

    素人

    彼に休みはなかった。日曜日も仕事だというのを疑いもしなかった。特にに日曜は従業員が休みを取りたがるから、自分が休むのは難しいといわれた。よく考えれば気付けたはずの事はたくさんあった。日曜日も営業しているカジノ屋なんてない。

    2006-03-27 08:45:00
  • 43:

    素人

    ある日の彼はなぜかとても機嫌がよかった。『どうしたの?なんか変やで?』普段人前でイチャついたりするのを嫌がるはずの彼が、その日はやたらベタベタしてきた。『俺の彼女。かわいいでしょ』チュッ。  (???)不思議に思えたが、みんなの前でそんなことをしてくれるなんて今までなかったし、うれしかった。

    2006-03-27 08:55:00
  • 44:

    素人

    その日もホテルに一緒に帰り、彼は相変わらず上機嫌だった。『何か変やで?いいことあったん?』(今日はよっぽど儲かったんかな?)そんな事を考えながら再び聞いてみた。『酔っ払っちゃったんだよ』適当な答え。彼は酔っ払うと眠たくなって、逆にテンション落ちるはずなのに、微妙な理由を聞いて余計不思議だったが、対して深くは考えなかった。その彼の奇妙な行動については後々知ることになる。

    2006-03-27 09:02:00
  • 45:

    素人

    彼がシャワーを浴びている間に、なんとなく、彼の携帯に目がいった。魔が差してしまった。着信‐何人かの名前の中に、女の名前が紛れていた。(美香) 続いて発信‐(美香)  ???従業員かな?彼を120%信じきっていた私に、疑う余地なんてなかったし、携帯を勝手に見てしまった罪悪感もあって、聞く気にもならなかった。何より信じすぎて、従業員か親戚以外に疑う能力がなかった。

    2006-03-27 09:13:00
  • 46:

    素人

    私は、信じたい事だけを信じ、見たいものだけを見ていたのかもしれない。本当は気付けたかもしれない事実を何度も自分のせいで見逃していたのかもしれない。こうであってほしい、こうなはずだ。強い信頼が、事実を見えにくくした。

    2006-03-27 09:17:00
  • 47:

    名無しさん

    頑張って完結させて下さいね カキコすると他の読者の邪魔になると思うので控えるけど、
    最後まで読むので!!応援してます

    2006-03-28 01:22:00
  • 48:

    素人

    51さんありがとうございますm(__)m演出や構成、表現力、全てにおいて素人なので書いていて申し訳ないくらいですが、溢れてくる記憶、感情を正直に書いていこうと思います。

    2006-03-28 05:20:00
  • 49:

    素人

    【誕生日】‐付き合いだして半年程で、私の24才の誕生日を迎えた。『愛、無理して働かなくてもいいんだよ?』家賃と称して毎月八万円と、たまにおこづかいをもらっていた事もあり、レギュラーで入っていた仕事は半分ほどになっていた。お水をあがるのは時間の問題だった。

    2006-03-28 05:32:00
  • 50:

    素人

    彼の誕生日にはお互い休みを取れなかったが、私の誕生日には、彼は休みを取ってくれたので、私も休んだ。約束通り、時計をプレゼントしてもらい、軽いデートと食事を済ませ、いつも通りホテルへ迎う。

    2006-03-28 05:35:00
  • 51:

    素人

    誕生日ケーキは、彼は用意してくれていなかった。実を言うと、プレゼントも当日用意してなかったらしく二人で直接見に行った。(プレゼントって、前もって用意してくれるもんじゃないの?)行き当たりばったりの彼に苛立つ事はちょくちょくあった。もちろん当日彼が遅刻するのは恒例だった。〔愛されていない〕のではなく、〔性格〕なのだと思った。

    2006-03-28 05:42:00
  • 52:

    素人

    ホテルに迎う途中、ゲームセンターに寄った。二人でゲームセンターに行くなんて、中学生デートみたいでちょっと馬鹿みたいだったが、二人はあまりデートらしいデートというのを普段なかなかできなかったので、普通のデートをしているという事がうれしかった。

    2006-03-28 05:49:00
  • 53:

    素人

    『あっ!これかわいい!』ウェディングバージョンのミッキーとミニーのでっかいぬいぐるみを指差し、クレーンゲームを覗き込む。彼は『まかしといて』というと、器用にクレーンを操り、二つのぬいぐるみを取ってくれた。

    2006-03-28 05:53:00
  • 54:

    素人

    ウェディングバージョンのミッキーとミニーを手に抱き、『愛ちゃんと俺だね』といってくれた。その中学生デートで手に入れたプレゼントは、ある意味純粋で新鮮で、慌てて選びにいったカルティエの時計より、輝いてみえた。

    2006-03-28 05:59:00
  • 55:

    素人

    私たちのお泊りは、いつもホテルだった。私は彼の家に行った事もなければ、彼が私の家にくる事もなかったし、お互い『行きたい』と言わなかった。むしろ思い付きもしなかった。ホテルはいたせりつくせりで楽だったし、なぜかそれが自然だった。だから当然、彼の家の場所さえ知らなかった。

    2006-03-28 06:15:00
  • 56:

    素人

    【異変】‐〈プル、プルルルル。。。ただ今電話に出ることが…〉プツ。仕事が終わるとかならず彼に電話していたが、彼の〈営業時間が伸びた〉ため、電話に出る回数が減った。

    2006-03-28 06:19:00
  • 57:

    素人

    それでも彼と一緒に帰ろうと、友達と時間を潰していたらしばらくしてメールが届いた。〈ごめん。今から連れと打ちっぱなしに行ってくる〉…思い通りにならずムッとした私はすかさず電話する。〈プル、プルルルル。。。ただ今電話に出ることが…〉プツ!   さっきメールが届いたところなのにもう電話に出ない。本当に連れと打ちっぱなしなんかな?苛立つ私。私にはどうしようもなかった。

    2006-03-28 06:27:00
  • 58:

    素人

    (ん???)と不思議に思う事は多々あった。それでもやっぱり順調だったのと、細かいことは気にしない私の性格が、その疑問を深く掘り下げる事をしなかった。

    2006-03-28 06:53:00
  • 59:

    名無しさん

    期待アゲ?????

    2006-03-28 14:35:00
  • 60:

    素人

    『そっか。そうしな!どこに引っ越すの?』何でもない顔で聞く。私はちょっと考えて答える。『純一の家の近くはどう?』(最近すれ違い多いし、一緒に済むにはまだ早いけど、近くに住んだら頻繁に会えるかな?)という思いが込められていた。一瞬とまどった純一はしばらく考えてこう答えた。『…俺の家、かなり不便だよ?それより俺の店の近くにしなよ?そのほうがちょくちょく会えるし。毎日仕事前とか仕事終わりに行っちゃうかもな。』優しい顔で私を見つめそういった。なぜ否定されたのか少し不思議に思いながらも(え?そんなに沢山会えるようになるんだ!)私は彼の言う通りにした。

    2006-03-29 03:42:00
  • 61:

    素人

    新居探しは、まるで新婚さんのようで楽しかった。散々選びぬいてやっと決まった。費用は彼が負担してくれた。頼りがいがあった。

    2006-03-29 03:47:00
  • 62:

    素人

    入居日、鍵をもらうと、まだ空っぽの部屋に二人で様子を見に行った。    『やっぱりここにしてよかったな。なかなかいいよ』『うん!愛、諦めないで頑張って探してよかった。』夜中だった。窓から外を覗くと、暗闇に浮かび上がる大阪城とOBPの夜景がキラキラと輝いていた。

    2006-03-29 04:00:00
  • 63:

    素人

    『綺麗…』私がうれしそうに窓の外を眺めていると、彼がそっと後ろから抱き締めてきた。『大好きだよ…』それからたくさんキスしてくれた。窓に広がる、めいいっぱいの宝石たちは、私たちの幸せを祝福してくれているようだった。(ここから私たちが本格的に始まって行くんだ。もっともっと純一と会えるようになる)私は〈沢山会えるようになる日〉が待ち遠しかった。

    2006-03-29 04:13:00
  • 64:

    素人

    私は何の曇りもなく、二人の幸せを夢みていた。〈異変〉を何度も何度も見落としながら。。。

    2006-03-29 04:15:00
  • 65:

    素人

    私は〈ケン〉と名乗る中国人のお客さんが一人いて、何度か旅行に誘われていた。『愛ちゃんは妹みたいな存在だから大丈夫。何もしないです。ただ色んな国を見せてあげたい』

    2006-03-29 05:01:00
  • 66:

    素人

    気付かない振りをしてきたが、ただの馬鹿ではない。やはり、少しずつ彼への疑惑は溜まっていた。  私は【まさか】という余裕はあったが、実際はいつも心のどこかで不安だった。 横にいても、彼は遠くにいる気がした。彼の瞳には、私が映っていないように思えるときもあった。掴めるようで掴めない、そんな感じだった。

    2006-03-29 05:09:00
  • 67:

    素人

    『私、ケンさんと旅行にいこうかなぁ。』      私には彼に対して〈心の余裕〉があると思わせたかった。止められるのもわかっていた。『ダメだよ!何もしないなんていい事いってるけど、そんなの絶対嘘だからな!』彼は不機嫌に言ったが、私は彼の反応が理想通りだったのでひとまず安心した。

    2006-03-29 05:22:00
  • 68:

    素人

    だが、私の胸の燻りは消えなかった。       ある土曜日。毎週土曜日は一緒に帰るのが暗黙の了解になっていた。仕事が終わって彼に電話する。彼は〈営業時間が伸びた〉ため、やはり電話にでれないが〈終わったよ!〉の合図だ。彼は私が彼を待っている事をわかっているはず。仕事が終わればすぐにかけなおしてくれる。

    2006-03-29 05:30:00
  • 69:

    素人

    しかし、予想の時間を遥かに過ぎても、彼からの連絡はない。(おかしぃな。どうしたのかな。)‐暗黙の了解であって、〈必ず〉の約束をしたわけではない。何時間か一人で暇を潰した後、いい加減に諦めて帰った。

    2006-03-29 05:35:00
  • 70:

    素人

    その日は何度も電話をかけたが、何度かけても電話はつながらなかった。

    2006-03-29 05:38:00
  • 71:

    素人

    次の日‐『ごめんな!昨日は電源切れてたよ。もしかして待ってたの?ごめんな』彼の電話はよく電源が切れるらしい…。そんな事は度々あった。

    2006-03-29 05:40:00
  • 72:

    素人

    さすがに限界だった。(そんなに私を雑に扱うなら私だってあんたを雑に扱ってやるから!)心のなかでそうさけんだ。精一杯の強がり。私の大事さをわかって欲しかった。  『最近イライラするし、私ケンさんと旅行行って気晴らししてくるわ!』   有無を言わせない言い方をした。『…そっか。俺のせいだからな。ダメっていってもいくんでしょ?気を付けろよ』彼はとめなかった。

    2006-03-29 05:53:00
  • 73:

    素人

    『絶対やめとき!危なすぎる!絶対体求められるって!』友達のアドバイスは私の胸には届かなかった。ケンさんとの付き合いも長かったし、彼の言葉もある程度信用していた。私は世間知らずだったし、第一、もう後にひけなかった。(たまには純一も嫌な思いをしたらいいねん…)

    2006-03-29 06:28:00
  • 74:

    素人

    行き先はマレーシアだった。(中途半端やな)行き先はどこでもよかった。五時間かけてホテルに着いた。ケンさんとは同じ部屋だった。

    2006-03-29 06:31:00
  • 75:

    素人

    さすがに警戒した。変な雰囲気にならないよう、出来るかぎり努力した。

    2006-03-29 06:32:00
  • 76:

    素人

    『疲れたからシャワー浴びつくるね』さっさと寝たかった。シャワーをあがると、なぜか部屋の明かりが薄暗くなっていた…。(???)『あれ?なんで暗くしたん?』私はとぼけながら部屋の明かりを全開にした。

    2006-03-29 06:35:00
  • 77:

    素人

    『明るいのがいいですか?』ビールを飲みながら私に聞く。『うん!』とぼけながら、出来るかぎり(その気はないですよ)アピールをしといた。『愛ちゃんものみますか?』私にもお酒を奨めてきた。

    2006-03-29 06:38:00
  • 78:

    素人

    『私はいいや。疲れたからもう寝るね。ケンさんはまだ寝ないの?』早く寝てくれという願いを込めて尋ねる。『私はもう少し飲んでます』(あっそ?)   『じゃぁ先に寝るから。おやすみぃ?』

    2006-03-29 06:40:00
  • 79:

    素人

    かなりの緊張感と危機感はあったが、ある意味根性が座っている私は、旅の疲れも手伝って、すぐに眠りについた。

    2006-03-29 06:42:00
  • 80:

    素人

    人間の第六感というのはすごいものだ。熟睡していた私は何かの殺気で目を覚ます。(!!!)     ハッと目を開けると、目の前にケンさんの顔がみるみる近づいてくる!突然過ぎて頭が回らない。混乱する!『絶対やめとき!』あの時の友達の台詞がものすごいスピードで脳裏をよぎった。〈終わった…〉この言葉が目の前に浮かんだ。私は自分の軽率さを改めて後悔した。

    2006-03-29 06:54:00
  • 81:

    素人

    『ケ、ケンさん?おかしいおかしい?ケンさんのベットあっち!』パニくる頭をフル活用する。寸止めでキスをかわす。それでもケンさんの手は私の太腿へのびてきた。『無理無理!ケンさんのベットあっちやって!おかしいおかしい!ケンさんのベットあっちやって!』太腿に伸びた手を振り払いながら口からはそんな言葉しかでなかった。

    2006-03-29 07:00:00
  • 82:

    素人

    ケンさんにもプライドというものがあるだろう。ここまで拒否されて無理強いするほど悪人ではなかった。『すいません。少し酔っ払いました。』なんとか引き下がってくれた。(死ぬかと思った…)ひとまず胸を撫で下ろした。それからはあまりにも動揺しすぎてほとんど眠れなかった。

    2006-03-29 07:06:00
  • 83:

    素人

    次の朝『おはよう!?』  昨日の気まずい事件をかき消すようにさわやかに挨拶をした。お互いその事には触れたくなかった。

    2006-03-29 07:07:00
  • 84:

    素人

    ケンさんは、いくつか自分で仕事をやっているらしく、詳しい内容は知らないけれど、推測するにかなりややこしい(怪しい)仕事だと思われる。それは中国、日本を中心に、色んな国で活動しているようだった。

    2006-03-29 07:12:00
  • 85:

    素人

    その中の一つとしてマレーシアがあった。私たちはお客さまとして、マレーシアによばれていた。    現地で紹介されたのは、いかにも顔に〔悪いです〕と書いてあるボス。それからいかにも顔に〔怪しいです〕と書いてある雑魚数人。みんな中国系マレーシア人だった。(多分彼らはマフィアと思われる)

    2006-03-29 07:20:00
  • 86:

    素人

    顔こそみんな恐いものの、日本語もなかなかうまく、気を使って私をよく笑かしてくれた。ちょっとした観光にも連れていってくれた。なんだか友達みたいでうれしかった。

    2006-03-29 07:22:00
  • 87:

    素人

    その日はケンさんとボスが、何かしらの取引が成立したらしく、夜中にディスコに連れ出された。

    2006-03-29 07:24:00
  • 88:

    素人

    カンパーイ!!メンバーは十人以上いたであろう。それぞれのグラスを片手にお祝いが始まった。

    2006-03-29 07:27:00
  • 89:

    素人

    すごい音量の聞き慣れない音楽と、ほとんど真っ暗な店内で、みんながはしゃぎだす。みんながみんな日本語をしゃべってくれるわけではなかったし、知らない人たちばかりで、わたしが心から楽しむのは難しかった。

    2006-03-29 07:29:00
  • 90:

    素人

    すると、雑魚の中のリーダーらしき人が、手慣れた様子で〔細長く切った紙布巾〕をグラスに巻き付けてきた。(???)不思議そうに眺めていると、『愛さんのグラス、間違えないように』と言ってきた。(そんなん意味あるかな?)と思いながら『ありがとう』といった。

    2006-03-29 07:35:00
  • 91:

    素人

    はじめはみんな、なんとなくぎこちなかった。それがだんだんお酒が入る事により、いい感じに盛り上がってきた。みんな楽しくのんでいた。何度かお酒を手渡され、(断るのも失礼かな)と思い、飲みたくないのに無理矢理のんだ。

    2006-03-29 07:38:00
  • 92:

    素人

    気が付くと、ケンさんは完璧にできあがっていた。こんなに酔っ払っているところは見たことがない。ケンさんが近づいてきた。『愛ちゃんはぁ〜私がゼッタイまもるからぁ〜安心してくださぁい』(???)『私はぁ〜ここぉまでぇ〜連れてきたぁ〜責任がぁありますぅ。その責任はぁおっきぃ』(何言ってるん?この人。昨日の今日で気持ち悪いわ)

    2006-03-29 07:48:00
  • 93:

    素人

    ふとみると、ケンさんのグラスにも、へんてこな印はしてあった。

    2006-03-29 07:49:00
  • 94:

    素人

    (なんかケンさん気持ち悪いわ)そう思っていると、次はケンさんは警備員らしきデカイ男を連れてきて、私に紹介してきた。『この人ぉ〜ここでぇ〜、一番偉い警備員だからぁ、大丈夫ぅ〜。何かあっても心配ない〜助けてくれるぅ』(ハイハイもうわかったからね)何がしたいのか、何をいいたいのかわからなかった。

    2006-03-29 07:53:00
  • 95:

    素人

    ビールを飲み干すと、また次が手渡される。付き合い切れずに一旦断る。だか相手は引き下がらない。(ほんまにみんな酒好きやなぁ)やたらひつこくあおってくる。(???なんかやたらひつこいな)     『私のお酒がのめないの?』といわんばかりのあおり方だった。あまりのひつこさに断りきれず、仕方なしに口をつける。

    2006-03-29 07:58:00
  • 96:

    素人

    〔ゴクゴクゴクゴク…ジャリ…!〕途中まで飲むと、まるで溶けきれなかった顆粒が口に入ったような、変な感触がした。(え?ジャリって?え?え?ま、まさか…)考えられなかった。まさか…ね…

    2006-03-29 08:02:00
  • 97:

    素人

    ただ呆然として、酔っ払ってキモくなったケンさんの横に座った。マジで?

    2006-03-29 08:03:00
  • 98:

    素人

    嫌な予感は的中した。みるみる音楽がよじれだして、必要以上に頭に響く。目の焦点が合わず、目に写るもの全てが歪んで見えた。 (やられた!)

    2006-03-29 08:05:00
  • 99:

    素人

    と同時に、強い吐き気に襲われた。(しっかりしやな!しっかり!負けたらあかん!諦めたら終わりや!)ヨタつきながらトイレに向かう。体が鉛のように重たくなって、なかなか前に進まない。空気を泳ぐように、まるでスローモーションしているかのように、体が思うように動かない。

    2006-03-29 08:10:00
  • 100:

    素人

    なんとかトイレに辿り着くと、(全部吐きまくってやる!馬鹿やろう!負けへんで!)と必死だった。指を突っ込みゲェゲェ吐いたが、無駄な抵抗だった。せめて頭だけはしっかりしやな!怒りと恐怖が込み上げる。

    2006-03-29 08:13:00
  • 101:

    素人

    こんな状態で、帰るところは一つ。(終わった。ケンさんや。昨日私を抱かれへんかったから…卑怯なやつ!)自分が危険に立たされていると頭でわかっていても、助けを求める場はなかった。こんな右も左も言葉もわからない状況で、逃げ場はなかった。

    2006-03-29 08:19:00
  • 102:

    名無しさん

    2006-03-29 13:20:00
  • 103:

    ???

    しおり?

    2006-03-29 14:35:00
  • 104:

    素人

    『純一…』       私がこんな状態になっている事など、彼は今想像もしていないだろう。    (ごめん純一。私、いつも心配している側だったから、たまには心配して欲しかってん)彼の気を引くための駆け引きは〔凶〕という最悪の結果になろうとしていた。

    2006-03-30 22:44:00
  • 105:

    素人

    今の私に逃げ場はない。 考えても仕方なかった。最悪の結果が頭をよぎる。

    2006-03-30 22:47:00
  • 106:

    素人

    『愛ちゃん!大丈夫ですか!?』けたたましい声でケンさんが叫ぶ。いつのまにかケンさんは女子トイレまで私の様子を見にきていた。(自分がやったくせに)心配している振りが馬鹿らしかった。『愛ちゃん!愛ちゃん!大丈夫ですか?』店の騒音にも負けないくらいの大声で叫んでいる。演技にしては上手かった。(心配してる振りしてもばればれやから?)

    2006-03-30 22:57:00
  • 107:

    素人

    吐けるまで吐いた。薬のせいで歯がガチガチとかじかむ。(…いつまでもトイレにこもってても仕方ないか…)半分諦め、半分強気でトイレを出る。

    2006-03-30 23:02:00
  • 108:

    素人

    トイレを出ると、真っ先に出迎えたのはなぜかケンさんではなく、取引先のマレーシア人だった。間髪入れずに勢い良くいう。『薬入れたでしょ!』日本語の話せる彼に怒鳴る。そいつはキョロキョロしながらとぼけていう。『私わからない。なんの事ですか?』

    2006-03-30 23:07:00
  • 109:

    素人

    (もういいわ?とぼけやがって)ケンさんに頼まれて、こいつらがグルになっているとしか思えなかった。

    2006-03-30 23:09:00
  • 110:

    素人

    ハッと顔をあげる。一人だった雑魚(取引先のマレーシア人)が心配した振りをして集まってきていた。私のわからない言葉で仲間同士何かを話している。頭がグルグルしてあまり状況が把握できない。気が付くと雑魚に囲まれていた…

    2006-03-30 23:14:00
  • 111:

    名無しさん

    2006-03-30 23:15:00
  • 112:

    素人

    けたたましい叫び声がした!『愛ちゃん!愛ちゃん!帰ります!』酔っ払って叫びまくるケンさんだった。私に近寄ろうとするのを、いかにも(まかして!)という顔で阻止しているマレーシア人。

    2006-03-30 23:16:00
  • 113:

    素人

    それを振り払ってケンさんは近寄って来ると、よたついている私を力強く支え、そしてすごい意気込みで言った。『帰ります!』

    2006-03-30 23:19:00
  • 114:

    素人

    また同じホテルに帰るのは嫌だった。そういえばケンさんは酔っ払い出してからすぐに何度も『帰ろう』と言っていたが、前日の事件のせいで気がすすまなかった私は『まだ早いよ』とホテルへの帰宅を渋っていた。

    2006-03-30 23:25:00
  • 115:

    素人

    たがこうなったからにはホテルへの帰宅は観念するしかなかった。

    2006-03-30 23:28:00
  • 116:

    素人

    暗やみと騒音の迷路みたいなディスコをケンさんに支えられながら出ると、開口一番に彼の目を見て言った。『薬入れたでしょ!』私は今までケンさんに見せたことのない、怒りと軽蔑の眼差しでビシッと言い切った。

    2006-03-30 23:35:00
  • 117:

    素人

    『私がですか!?なぜ?なんのために?』彼は必死に濡れ衣を晴らそうと食いかかってくる。

    2006-03-30 23:36:00
  • 118:

    素人

    『ケンさん、昨日の事おぼえてる?私今までふれなかったけど、ちゃんと覚えてるんだからね!』    『…はい。…覚えてます。昨日はすいません。酔っていました。でも薬は違います!私にもプライドがあります!信じてくれないなら私は死んでもいいです!信じてください!』彼は必死に涙を浮かべながら訴えてきた(そりゃぁオーバーやろ)と思いながら、ケンさんの必死さはまんざら嘘には思えなかった。

    2006-03-30 23:41:00
  • 119:

    素人

    ホテルについて散々話し合いをした。頭はしっかりかりしていた。

    2006-03-30 23:47:00
  • 120:

    素人

    『ケンさんじゃないなら誰?』まだ恐怖と怒りでいっぱいの私は納得するまで追求しつづけた。まだケンさんをうたがっていた。『わかりません。多分取引先のボス以外の誰かがかってにやった事だと思います。私も飲まされました。』

    2006-03-30 23:52:00
  • 121:

    素人

    (え?ケンさんも??)それは全く気付かなった。酔っているだけだと思っていた。『何のために??』『多分、愛ちゃんがかわいいから…』『え!?』(私達はお客さまとして招待されたのに?しかも表向きはケンさんの彼女として来ているのに?みんな表向きはケンさんに頭が上がらないという感じだったのにそういう事はありえるのだろうか?)『この国はそういう所です。普通じゃないです…私も散々周りには注意したほうがいいと言われてきましたが、こうなってやっと、みんなの言っていた事がわかりました。』

    2006-03-31 00:03:00
  • 122:

    素人

    そういえばディスコでのケンさんの様子はおかしかった。『愛ちゃんは私が守ります!』ひつこいくらいに言っていた。警備員を紹介してきたのも…何度も私に帰ろうと言ってきた。よく考えれば…あのグラスの変な印…!ケンさんにも付けられていた!?

    2006-03-31 00:06:00
  • 123:

    素人

    あのグラスの変な印は、間違えないため。そう。薬を〔入れる〕グラスと〔入れない〕グラス。印のあるグラスにだけ、彼らは薬をいれていたのだ。

    2006-03-31 00:08:00
  • 124:

    素人

    入れるグラスは私とケンさんのものだけ。     トイレを出て私を取り囲む雑魚たち。ケンさんをさりげに阻止する彼ら…。  つじつまがあった。

    2006-03-31 00:10:00
  • 125:

    素人

    危うくまわされるところだった…!?彼らに!?確かに知り合って間は無かったが、観光に連れていってくれたり、私を笑かしてくれたり、友達みたいに接してくれていたのにすっかり気を許していた…ショックだった。

    2006-03-31 00:14:00
  • 126:

    素人

    なんとか一難を乗り越えた私は、虚しさと悔しさで一杯だったが、転んでもただでは起き上がらない私は痛手を逆手にとる事を決心し、こんな危険な目に合わせたケンさんには必ず何か償いをしてもらわないとね。と思いながら眠りについた。

    2006-03-31 00:18:00
  • 127:

    素人

    その薬が一体なんだったのかわからなかったが、薬物関係が全く初めてだった私は二日間ベットから起きれなかった。

    2006-03-31 00:21:00
  • 128:

    素人

    寝込んでいる間、純一に電話をしてこの事件を伝えた。『だから危ないっ言っただろ!大丈夫なのか!?』『うん。ごめんね。でも今は大丈夫。』      『ならいいけど』

    2006-03-31 00:23:00
  • 129:

    素人

    案外あっさりした返事だった。もっと取り乱して心配してくれると思った。

    2006-03-31 00:24:00
  • 130:

    素人

    私がオーバーなだけなのだろうか?薬関係に縁のない普通の人だったら、彼女が知らない国で薬を飲まされたなんて聞いたら、ビックリして取り乱すかと思っていた。そもそも薬なんてテレビや映画の中だけの話だと、当時の私は思っていた。それなのに彼は、レイプされそうだった事にたいしては驚いていたが、薬については案外冷静な態度だった。

    2006-03-31 00:32:00
  • 131:

    名無しさん

    2006-04-01 09:31:00
  • 132:

    名無しさん

    書いて?

    2006-04-04 07:12:00
  • 133:

    素人

    137さんありがとうございます?辛いことを思い出しながら書いていると感情移入してしまうのと忙しいのでなかなか更新できませんでしたが、応援してくれるかたがいるなんてうれしいです。ちょっとずつ書いていきますね?

    2006-04-04 21:30:00
  • 134:

    素人

    すいません。今お昼の仕事をはじめたのでやはり更新が難しいです。週末には更新しますm(__)m見てくださっている方いらしゃいましたらご迷惑おかけしますm(__)m

    2006-04-05 05:40:00
  • 135:

    名無しさん

    待ってます??

    2006-04-05 10:39:00
  • 136:

    名無しさん

    ぁげ?

    2006-04-05 23:18:00
  • 137:

    素人

    私はずっと。強く、強く、強くなりたいのに、弱く、弱く、弱くしかいられないでいる。。。

    2006-04-09 03:13:00
  • 138:

    素人

    体が動くようになると、わたしはけんさんに買い物につれてってもらった。有無を言わせず散々買い物をした。それで気を晴らしたつもりだったが、彼との行き違いや、マレーシアでの事件は、無意識にわたしの心を蝕み初めていたのかもしれない。

    2006-04-09 03:19:00
  • 139:

    素人

    私が日本に帰る日。しばらくぶりに彼に会えるのがうれしくて、頭は彼の事でいっぱいだった。早く会いたい。きっと彼も私に会いたがってる。疲労と浮かれの両方を胸に空港へ向かう。空港でベルサーチのお店をみつけた。彼の好きなブランド。すでにカルティエのボールペンをお土産にかってはいたが、ふらふらとお店に入る。

    2006-04-09 03:33:00
  • 140:

    素人

    (あ。ベルト…)私がマレーシアにくる前に、彼はベルトを欲しがっていたのを思い出した。(プレゼントしたらきっと驚くだろうな)彼の喜ぶ顔が頭に浮かんだ。迷わずそれを購入すると、彼の笑顔が早くみたくて心が弾んだ。マレーシアでの裏切りやアクシデントなんて蚊がさしたようなもの。すぐ忘れた。(つもりだった)

    2006-04-09 03:39:00
  • 141:

    素人

    彼は空港まで迎えにはきてくれなかった。忙しいから仕方ない。電車でやっとのこと家につくと、へろへろだったがその日は仕事に行かなければいけなかった。

    2006-04-09 03:43:00
  • 142:

    素人

    その日もそれなりに仕事をこなし、帰りを急いだ。帰ったら彼に会える。早くお土産を渡して喜ばしたい。

    2006-04-09 12:51:00
  • 143:

    素人

    帰ろうとした時…目の前でボーイが言い合いになった。とてもささいな理由だったが、私のせいで。『違うねん。大した事じゃないから気にせんといて』と仲裁にはいっても、しばらくいざこざが続いていた。

    2006-04-09 12:54:00
  • 144:

    素人

    その時だった【ハァハァハァハァ…】 急に息が苦しくなった。【ドクンドクン…】鼓動が激しく波打つ。(え???何?これ?)初めて経験する感覚だった。手足が汗ばみ、全身の血の気がサーっと引いていくのがわかる。

    2006-04-09 12:59:00
  • 145:

    素人

    『愛さん、送り来ましたよ』別のボーイが知らせに来た。まだボーイは言い合っている。止められないまま送りが来た。体がおかしい。誰も気付かない。どうしていいのかわからないまま、送りを待たせないように急いで車に乗る。

    2006-04-09 13:02:00
  • 146:

    素人

    家に着くと、少しはましになっていたが、経験したことのないさっきの自分に異変を感じた私は、恐くて彼に電話した。

    2006-04-09 13:05:00
  • 147:

    素人

    『純一…ハァハァなんか、体が変みたい。ちょっと小さいトラブル重なりすぎて、精神的にきたみたのかな?ハァハァ』      本当に小さすぎるトラブル。それから彼に対する不安も度重なっていた。自分の思っている以上に、心は負担を感じていたのかもしれない。

    2006-04-09 13:09:00
  • 148:

    素人

    『え?大丈夫か?どうした?』彼の心配する声。私は少し安心したが、一分一秒でも一人でいたくなかった『なんか、ちょっとヤバいから、急いで来てくれる?』そんなお願いしたのは初めてだったかもしれない。年上の忙しい彼には、〔いつものわがままな自分〕は自然に追いやられ、いつも、全てが彼のペースだった。

    2006-04-09 13:15:00
  • 149:

    素人

    それに気付いた彼は『そっか。わかった。愛がそんな事いうの珍しいし、急いで行くよ。だけど、今連れを送ってるとこだから少しだけ待ってな。』といって電話をきった。

    2006-04-09 13:18:00
  • 150:

    素人

    息苦しいまま考えた。なにが私を追い込んだのだろう。平気なはずだった。けんさんの言葉を信じた事。マレーシアで友達みたいに接してくれたみんなに裏切られたこと。薬を飲まされたこと。彼がいつも私の期待を裏切ること。。。全て大した事じゃないのに、ちょっとずつちょっとずつ、心の負担になっていたこと。頭ではわかっていた。(精神って、こんなににもろいんだぁ…)どこか他人事のように分析する。私はいつも、自分に対してさえ第三者的な目で見てしまうところがあった。

    2006-04-09 13:35:00
  • 151:

    素人

    『すぐに向かうから』その言葉を信じて待ち続けた。彼の話では私の家からそう遠くない所にいるはずだったが、来たのはそれから二時間近くたってからだった。彼には〔時間〕というものが曖昧な物に思えるらしく、いつも無意識にわたしを不快にさせていた。それがどんなに辛い事か、彼には何度いっても伝わる事はなかった。

    2006-04-09 13:42:00
  • 152:

    素人

    『愛?大丈夫?』やっと会えた喜びと安心感で(遅いよ!なんでこんな時くらい側に着いててくれないの!?)といいたいのをこらえ『大丈夫。たぶんストレスかな?(苦笑)これ、お土産』そういってお土産を手渡す。

    2006-04-09 13:49:00
  • 153:

    素人

    『え?お土産あるの?そんな、お金使う事ないのに。ごめんな。ありがとうな。』箱を見て、なんとなく中身の検討がついたらしく『何かわかる?』という質問に『もしかしてベルトか?』とうれしそうに答えた。『欲しがってたでしょ?』〔あなたの事はなんでもわかるのよ。いつもあなたを思ってるのよ。〕そう、伝えたかった。

    2006-04-09 13:55:00
  • 154:

    素人

    久々に会えた喜びで、私の心は満たされていた。いつも彼にプレゼントしてもらっている分、心を込めて、わたしなりの精一杯のお返しをした。彼も喜んでくれて満足だった。

    2006-04-09 13:57:00
  • 155:

    素人

    なぜか、いつもそうだった。不満や不安がいっぱいで、文句や愚痴が喉まで出かかるのだけれど、彼を目の前にすると何も言葉が出てこなくなる。嫌われたくないから我慢するというよりは、やっと会えた喜びが、全てを帳消しにしてしまうのだろうか。彼のくったくのない笑顔や優しい口調。全てが私を(ま、いっか)と思わせてしまう。まるで魔法のように…きっと彼には無意識にそういう力があるのだろう。吐き出せなかった不平不満は、吐き出す場所を求めて肥大化する。それなのに彼の〔飴とムチ〕の使い方があまりにも達人で、ただその小さい飴欲しさに大きなムチの痛みに耐え続けた。まるで調教されるかのように。【依存】とは、そういう案外単純で無意識なものから始まるのかもしれない。

    2006-04-09 14:09:00
  • 156:

    素人

    【発覚】…引っ越したばかりでまだベットもなかったので、床に布団を敷いて一緒に寝た。なんとか一難を危機一髪で乗り越え、日本に戻り、愛する彼の腕のなかで眠る事は、壊れかかった心を癒してくれた。

    2006-04-09 14:19:00
  • 157:

    素人

    しばらくしてふと目が覚める。見ると彼は熟睡していた。まだ明け方は布団に入っていても肌寒い。彼を起こさないようにそっと布団をでてトイレにいった。

    2006-04-09 14:23:00
  • 158:

    素人

    ふと、テーブルに置かれている彼の携帯が目に入る。…魔が差した。

    2006-04-09 14:24:00
  • 159:

    素人

    恐る恐る彼の携帯を手に取る。あれから、彼の携帯を見るのは二度目。(ドキンドキンドキン)罪悪感と緊張感でくらくらする。

    2006-04-09 14:28:00
  • 160:

    素人

    〔カパ〕メールを見ようとするが、ロックがかかっている。怪しい。着信、発信。何人かの女の名前…やはり、ふにおちない。だからといって〔女の人と電話している=浮気〕と全てを決め付ける決定的な証拠もない。

    2006-04-09 14:35:00
  • 161:

    素人

    ロックがかかっていたのでみれる範囲が限られていたが、必死で〔何か〕を探した。嫌、〔何もない〕ことを証明できる〔何か〕をさがした。

    2006-04-09 14:38:00
  • 162:

    素人

    最後に(そうだ、写メ!)携帯の機種によって(?)、ロックがかかっていても見れる場合がある。恐る恐る写メ→閲覧

    2006-04-09 14:40:00
  • 163:

    素人

    (えっ!?!!) 思わず我が目を疑った。(あ、赤ちゃん…?)そこに写っていたのは生まれたての赤ちゃんばかりだった。病院だろうか?保育機のようなものに入れられたあかちゃんは、まだ焦点も定まっていない。

    2006-04-09 14:44:00
  • 164:

    素人

    日付をみる。かなり最近の物だ。その日付は、彼を朝まで待ち続けたが結局連絡のなかった、あの土曜日の日付の物も含まれていた。

    2006-04-09 14:47:00
  • 165:

    素人

    二人で一緒にとった写真は、綺麗さっぱり、残されてなんていなかった。

    2006-04-09 14:47:00
  • 166:

    素人

    (う、嘘…)あまりにも唐突すぎて、何が何だか飲み込めない。(こ、子供?純一の?)頭が真っ白になる。携帯を持つ手が一気に振るえる。

    2006-04-09 14:50:00
  • 167:

    名無しさん

    読みたあ-い?

    2006-04-12 02:14:00
  • 168:

    名無しさん

    続き気になる?頑張って?

    2006-04-12 03:00:00
  • 169:

    素人

    (…え?え?純一の子供?…純一は…結婚してるの!?う、うそでしょ!?)    今まで夢にも思わなかったシチュエーションが、一瞬にしてめまぐるしく頭を駆け巡る

    2006-04-12 21:03:00
  • 170:

    素人

    私達、結婚しようねって…彼女とは別れたって、わざわざ電話までしてきたのに?あの言葉は嘘だったの?私、ずっと騙され続けてたの?…信じられない。そんな事って…ある…?       写真の赤ちゃんはホントにホントに生まれたてで、小さくて、柔らかそうで、か弱くて、天使のようだった。

    2006-04-12 21:11:00
  • 171:

    素人

    今まで、納得できない事は多々あった。でも、でも…人が、そんな簡単に、優しい笑顔で、平気で嘘をつくものだなんて、私はしらなかった。

    2006-04-12 21:13:00
  • 172:

    素人

    今度はさっきよりも状態はひどい。心臓がすごいはやさで暴れてる。手足は氷つくように冷たくなり、血の気が引きすぎて寒気がする。息を吸っても吸っても息苦しくて呼吸が荒れる。

    2006-04-12 21:19:00
  • 173:

    素人

    そんなわけない!そんなわけない!そんなわけない!そんなわけ!ない!!愛してるっていってくれた!『俺のお母さんを頼むね』っていってくれた!結婚しようねっていってくれた!一緒にいる時間が増えるっていってくれた!大事にしなきゃねって言ってくれた!優しい笑顔で言ってくれた!全部嘘なんて…そんなはずない!!

    2006-04-12 21:25:00
  • 174:

    素人

    震える手で携帯をそっと閉じると、力なくその携帯をまたテーブルのうえに戻した。

    2006-04-12 21:27:00
  • 175:

    素人

    いろんな推察と、いろんな感情が一気に湧き過ぎてわけがわからない。

    2006-04-12 21:31:00
  • 176:

    素人

    いたたまれずに部屋を出て、泣きながら友達に電話をした。寒さと恐怖で震える。話しても話しても、わたしは心と頭の整理ができずにいた。

    2006-04-12 21:36:00
  • 177:

    名無しさん

    ?

    2006-04-14 07:40:00
  • 178:

    名無しさん

    全然読みやすいよ?がんばってね?

    2006-04-14 18:08:00
  • 179:

    名無しさん

    あげ?

    2006-04-20 14:55:00
  • 180:

    名無しさん

    楽しみにしてるんで早く書ぃて下さぃ?

    2006-04-26 20:44:00
  • 181:

    素人

    みなさま上げていただいてありがとうございますm(__)m本当に更新できる時間がなくてもうしわけないです?もう少ししたら少し時間がとれるかもしれませんので。ご迷惑をおかけしますm(__)m

    2006-04-27 00:49:00
  • 182:

    素人

    どれだけ冷たい風にさらされていたのだろう。裸足のあたしは凍るような指先に限界を感じ震えながら部屋に戻った。

    2006-04-27 21:57:00
  • 183:

    素人

    どうしたらよいのだろう…普通の人はこういう時どうするのだろうか?。。。気付かなかった振りをして様子をみる?

    2006-04-27 21:59:00
  • 184:

    素人

    いや。私にはそんな器用な事はできない。賢くないとわかっていても、やはり本人に確認したい。私はいつも、面と向かって馬鹿正直で、白か黒をはっきり確認しないと気が済まない性格だから。

    2006-04-27 22:01:00
  • 185:

    素人

    やはり、黙ってはいられない!意を決して彼の寝ている寝室に向かう。彼はいつになくぐっすりと熟睡していた。

    2006-04-27 22:02:00
  • 186:

    素人

    『ねぇ、ねぇ、純一?ねぇ、起きて?』熟睡している彼はなかなか起きない。心臓が暴れるように脈うちながら、私を崖っぷちにたたせる。

    2006-04-27 22:04:00
  • 187:

    素人

    『ん、ん〜?何?どうしたの?起きてたの?』やっと目だけはなんとか覚めた純一は、かすれるような声で返事する。私は、この動揺がばれないよう、冷静をよそおい、(平気よ)という風に聞いた。(なぜか私は辛いときやショックを受けた時、決まって強がる節があった。余裕でいたかった。それがいい女の要素でもあるとおもっていた。)

    2006-04-27 22:09:00
  • 188:

    素人

    『純一、子供いるの?』(たいした事ないわ)という風に言う。純一が本当の事を言いやすくなればという配慮もあった。

    2006-04-27 22:11:00
  • 189:

    素人

    さすがに寝起きの純一、寝呆け眼に寝耳に水。そんな事をいきなり言われたら、あわてふためいて嘘なんて付けないだろう。

    2006-04-27 22:13:00
  • 190:

    素人

    だが彼は、意外な反応(嫌、逆に理想の答え、わたしの求めていた返事なのかもしれない)を示した。

    2006-04-27 22:14:00
  • 191:

    素人

    顔色一つかえずにこういった。『いないよ?』優しく穏やかな声。驚きや動揺なんてかけらもなかった。静かにくびを横に振りながらあっさりと答えるど、なだめるようにこういった。『どうしちゃったの??』

    2006-04-27 22:16:00
  • 192:

    素人

    (いやいや、私は知ってるのよ。純一)否定された事に逆に私が混乱した。ある意味こんなにも私を屈辱的に追い込んだ男の開き直る姿はどんなものだろうとみてやりたかった。むしろ私の勝ちだと思っていたのに、否定した…?

    2006-04-27 22:21:00
  • 193:

    素人

    『だって、あたしみちゃったもん…。』(これで言い訳はできないだろう。)私は、必死に泣いて謝るなり、ムキになるなり、取り乱す姿を心のどこかで期待していた。

    2006-04-27 22:23:00
  • 194:

    素人

    『見たって、なにを?』 さらにとぼける。    『携帯だよ』さぁ、どうする?

    2006-04-27 22:24:00
  • 195:

    素人

    『ん?携帯?あ〜、あれ、俺の子じゃないよ。友達に子供が産まれんだよ』  冷静に、あたしを安心させるような言い方だった。

    2006-04-27 22:26:00
  • 196:

    素人

    『嘘ばっかり。人のこ、あんなにたくさんとるの?』普通に考えて、ありえない。そんな言い訳は通用しない。なのに、口ではそういうが、心の八割が安心へ向かい歩きだしてしいた。

    2006-04-27 22:28:00
  • 197:

    素人

    『子供好きだからね。それよりどうしたの?こんな時間に。大丈夫?やっぱり今日愛ちゃん変だね。疲れてるんだな。もう寝なよ。』

    2006-04-27 22:30:00
  • 198:

    素人

    逆に、そんな事疑うわたしの方がおかしいんじゃにいかと思えてしまうほどの余裕と気遣いのある台詞だった。

    2006-04-27 22:32:00
  • 199:

    素人

    汚れ無き私は、その夜、彼の腕の中で、安心して眠りについた。(私今日変だわ。。。)

    2006-04-27 22:33:00
  • 200:

    素人

    今でも思い出すと手が震え、血の気が引き寒気で体が震える。数々の嘘やごまかしは複雑に絡み合って最悪の結果となった。文など書いた事のない私に、この苦しみがここに書ききれるのだろうか。まわりの友達も、失恋しては一旦は落ち込むが、なんだかんだいってすぐに新しい彼をみつける。所詮そんなもんか。くだらない。私はこうやって普通に生活しているようにみえるけど、毎日が苦痛で、不安で淋しくて、無力で、一人ぽっち。あの時の薄れゆく記憶を何度も何度も思い出し、手に入らなかった純一との結婚生活を想像しては、現実にくるしんで。気を紛らわすために昼も夜も働く毎日。ここに、全てなんて書けない。

    2006-04-27 23:50:00
  • 201:

    素人

    最初に書いたように、これは小説というよりは私の半記になります。皆様が期待するような展開や結末になるかはわかりませんが、どうか御了承ください。

    2006-04-28 00:05:00
  • 202:

    名無しさん

    頑張って下さい!またかいてくれるのを待ってます

    2006-04-28 15:05:00
  • 203:

    名無しさん

    かかないのー?

    2006-04-28 18:46:00
  • 204:

    時間さえあれば書くつもりてす。応援してくれているかたがた、ありがとうございますm(__)m

    2006-04-28 20:39:00
  • 205:

    名無しさん

    2006-04-28 23:48:00
  • 206:

    ?

    応援してるよ?いつも更新楽しみにしてます??

    2006-04-29 14:15:00
  • 207:

    素人

    彼とはまともに喧嘩をしたことはない。情熱的で、感情をストレートに表現する私とは対照的に、彼はいつも何かを隠すような、本音がどこにあるかわからない人だった。私が感情をぶつけると、かれはそれをさらっとかわすか、もしくは逃げていた。その【逃げ】が私には恐怖だった。【逃げ】は時に【私への拒絶】として表現された。離れたくない。私が感情的になればなるほど、彼は離れていく。だから彼には感情的になってはいけない。。。いつの間にかそう擦り込まれていたのだろうか…無意識に私は彼のいいなりにならざるを得なかった。彼はそういう、相手を【コントロールする力】、【服従させる力】を、無意識に、先天的に持っているのかもしれない…(表面上は穏やかでひかえめ、決して無理強いをするのではなく、自らそうしたいとおもわせられる。そこが天才的だった。本人に悪意がない。だから余計に悪質なのだ)

    2006-04-30 06:23:00
  • 208:

    名無しさん

    更新楽しみにしてますッ?

    2006-05-12 13:40:00
  • 209:

    名無しさん

    読んでたのにガッカリや?

    2006-05-15 03:56:00
  • 210:

    素人

    更新遅くてすいません?近いうちに更新します。ご迷惑おかけしていますm(__)m

    2006-05-15 20:10:00
  • 211:

    素人

    人は極限まで追い込まれると、信じたい事だけを信じ、見たくないことは見なかった事にする。それが女の弱さなのだと、無我夢中に走っている間は、気付く事さえできない。

    2006-05-16 01:11:00
  • 212:

    素人

    あんな写真を目のあたりにし、馬鹿みたいな言い訳をされ、(そんな馬鹿な)と思いながらも、私は彼を信じていたかった。

    2006-05-16 01:14:00
  • 213:

    素人

    普通の状態であれば、普通に気付くだろう。99%あの赤ちゃんは彼の子だ。  だけど私には99%、あれは彼の(友達の子)だった。

    2006-05-16 01:17:00
  • 214:

    素人

    彼はお店に来るとき、いつもたくさんの仲間を連れてきてくれた。中でもぽっちゃりとした元同僚の(善)という男とくる事が多く、必然的に私たちは仲良くなっていった。

    2006-05-16 01:23:00
  • 215:

    素人

    私は純一を信じ、依存しながらも淋しさをまぎらわすために酒に頼って気を紛らわす事が増えていった。

    2006-05-16 01:25:00
  • 216:

    素人

    お酒はいい。弱い心を大きく、強くする力がある。 私は友達と彼の事をぐちりながらその日も飲んでいた。

    2006-05-16 01:26:00
  • 217:

    素人

    『なんか頼りないとこ多いしぃ、思い通りにならへんとかむかつくねんなぁ!』今までの男たちとは違い、私ではコントロールしきれないところがじれったく、そして魅力でもあった。

    2006-05-16 01:28:00
  • 218:

    素人

    99%を信じていた私は余裕があったし、彼を追い詰めてやりたいというか、必死になって私にすがる姿をみてやりたかった。

    2006-05-16 01:31:00
  • 219:

    素人

    たとえば、万が一あの子が彼の子なら?『私をだましてたの?最低やな』そういう私に泣きながら誤るなり引き止めるなりする彼を払い除けてやれる。そう思っていた。

    2006-05-16 01:33:00
  • 220:

    素人

    私は変わっているのだろうか?たとえあれが彼の子であったとしても、彼は私を愛している事に変わりはなく、私を泣いて引き止めるだろうという妄想、そして怒り狂いながらも私は彼を罵声し、痛め付け、それでもお互いが離れられない。そうしてむしろその障害が愛を深める。  本当に馬鹿みたいな話、今正直に恥を偲んで表現するとしたら、深層心理はそうだった。

    2006-05-16 01:38:00
  • 221:

    素人

    『イライラするわぁ!誰の子やねんなぁ(笑)』  強気な発言は得意だった。

    2006-05-16 01:41:00
  • 222:

    素人

    淋しさをまぎらわすためにのんだ酒は思いがけず私になおさらの淋しさと強がりを与えた。

    2006-05-16 01:42:00
  • 223:

    素人

    友達と別れ、一人ぽっちの家に帰る。あの時言っていた(たくさんあえる日)はなかなかこなかった。

    2006-05-16 01:43:00
  • 224:

    素人

    隠していた恐怖と不安がお酒の力で膨れ上がる。その反面強がりも倍にした。  (じれったい)私は酔った勢いとノリで、今までなぜか避けてきた事に、とうとう行動しようとしていた、それは彼の友達であり、私の友達でもある善に直接話を聞くことだった。

    2006-05-16 01:51:00
  • 225:

    素人

    まわりに私が本当はいっぱいいっぱいだと気付かれたくなかったし、今の、彼を取り囲む環境に刺激を与えたくなかった私はなかなかできずにいた事だった。

    2006-05-16 01:53:00
  • 226:

    素人

    善の性格は穏やかで、二人で深い話をした事があるわけではなかったが、なぜか嘘は言わない人だと思えた。でも私と知り合う随分前から、純一との友達だし、いくら仲良く接してくれても、善だって私をキャバ嬢という目でみているのはわかっていた。そこで善がどうでるかが難しい。その辺の駆け引きが大事だという事はわかっていた。

    2006-05-16 02:01:00
  • 227:

    素人

    善に電話をかけるのは初めてだった。きっとビックリするだろう。緊張が走る。

    2006-05-16 02:03:00
  • 228:

    素人

    プル、プルルル…    『はい?』知らない番号からかかった電話に、戸惑った声で善が電話をとる。『もしもぉし?善?あたしあたし!愛だよぉ』    『え?愛ちゃん?なんで番号知ってるん?』    『あ、美香(善の指名している子)に聞いたの!』

    2006-05-16 02:07:00
  • 229:

    素人

    『あっ、そうなんやぁ!?ビックリしたぁ!どうしたん?』すごい勢いで驚いていた。いくらあたしが陽気な声で取り繕ったところで、いきなりの善への電話は(なにかあった)という推測をごまかす事はできなかった。

    2006-05-16 02:11:00
  • 230:

    素人

    『別にぃ、なんもないけど、純一の子供見たことある?』あれは純一の子だという事を前提で話を進めた方が答えを出すのは早いと思った私の戦略。せこいあたしがたまに使う手だった。

    2006-05-16 02:15:00
  • 231:

    素人

    だが善だってただのお人好しではないし、いくら正直そうな人間に見えても、やはり彼と同類。汚い世界で長年生きてきたのだから、私の戦略にホイホイ乗ってくるほど馬鹿ではなかった。

    2006-05-16 02:17:00
  • 232:

    素人

    『ええ〜?子供ぉ?いるってゆってたのぉ?』白々しくとぼけて見せる。『だっておるやん?え?しらないの?』駆け引きがつづく。善もこの会話が駆け引きである事に気付いているようだった。

    2006-05-16 02:19:00
  • 233:

    名無しさん

    続き気になる〜?

    2006-05-16 12:34:00
  • 234:

    素人

    『え〜?だって見たもん』 『ん〜?見たってなにをお〜?』 『写真〜』      『…へぇ〜…。そぅんやぁ?で、純一はなんてゆってたぁん?』

    2006-05-16 22:09:00
  • 235:

    素人

    『なんもぉ〜。見ただけぇ。だってみたらわかるやん?』          善は私を騙したいがためにごまかしているのではなく、自分と純一の関係上、それから、自分が自ら自分の口で他人のプライベートをペラペラしゃべるという事を避ける人だった。

    2006-05-16 22:13:00
  • 236:

    素人

    『なぁ、…善、…わかるよ?…あんたの立場も…。』 『私は確かにただのキャバ嬢や…。』

    2006-05-16 22:16:00
  • 237:

    名無しさん

    2006-05-16 22:19:00
  • 238:

    素人

    『…せやけど…せやけど…』声が震えているのは、もう隠せくなっていた。   そして、今まで誤魔化してきた自分の気持ちさえも。。。

    2006-05-16 22:19:00
  • 239:

    素人

    『せやけど…あたしはキャバ嬢である前に、一人の人間やねん…』      『馬鹿みたいかもやけど…キャバ嬢である前に、普通の人間やねん……』

    2006-05-16 22:21:00
  • 240:

    素人

    キャバ嬢体験者は、少なからずも多少は経験あるだろう。キャバ嬢だというだけで、今までいろんな人達に傷つけられてきた。そこに悪意があろうがなかろうが、【キャバ嬢】という固定観念はいつも、私の人格を無視し、【鉄の様に強く、氷の様に冷たく、ドブのように淀んだ心を持つ悪女】というイメージの一人歩きで、自分の本当の人格とは関係なしで、いつもその狭間で苦しんでいた。

    2006-05-16 22:32:00
  • 241:

    名無しさん

    2006-05-16 22:33:00
  • 242:

    素人

    『田舎から一人で出てきて、こんな仕事してきて、ずっと一人ぼっちで途方にくれてて…やっと信じられるもの、生きる希望が現れてん!それなのに…それなのに…キャバ嬢には本当の事知る権利さえもないのかな…!?』

    2006-05-16 23:00:00
  • 243:

    素人

    『もう一回聞くわ…あとは善ちゃんの良心で、誠意をもって答えてな…』   『あれは、純一の子で、間違いないやんな?…』

    2006-05-16 23:19:00
  • 244:

    素人

    言葉を濁しながら答える『…俺の口からはっきりとは言われへんで?俺が言ったんじゃくて、俺は聞かれただけやから、わかる範囲で答えるだけやけど……』

    2006-05-16 23:23:00
  • 245:

    素人

    ドキン…ドキン…早く、早く、本当の事が知りたい…やっと、今まで知らないふりをしてごまかしてきたことに、ついに向き合う時がきた……

    2006-05-16 23:25:00
  • 246:

    名無しさん

    ?

    2006-05-17 02:02:00
  • 247:

    名無しさん

    2006-05-17 02:21:00
  • 248:

    素人

    『…多分…』      『…多分、そぅやと思うよ…』

    2006-05-18 23:22:00
  • 249:

    素人

    『………!!』     そんな…そんな…!?

    2006-05-18 23:25:00
  • 250:

    素人

    わかっていたはずなのに、知らないふりをしてきた。信じたい事だけを、信じたかったから、信じてきた。

    2006-05-18 23:27:00
  • 251:

    素人

    本当は気付いていたはずなのに、気付きたくなかった。

    2006-05-18 23:28:00
  • 252:

    素人

    その日は、彼がくるはずだったのに、連絡がつかないでいた。        積もりに積もったイライラと不安。        そして、とうとう真実をしった。

    2006-05-18 23:32:00
  • 253:

    素人

    『いやや!!いやや!!』『あたしはいったい何やったん!?』       そのままの勢いで、あたしは善ちゃんに激しく気持ちをぶつける。

    2006-05-18 23:34:00
  • 254:

    素人

    『だって、結婚しようっていってくれたよ!?お母さんに合わせてくれたよ!?それが全部嘘やったん!?』

    2006-05-18 23:36:00
  • 255:

    素人

    『なんで…なんでなん…』『あたし馬鹿やからわからん!あたし田舎者やからわからん!なんで…なんでなん…』

    2006-05-18 23:39:00
  • 256:

    素人

    彼との結婚をありありと、いつもリアルに心事きっていた私には、生きるか死ぬかというくらいショックだった。。。       大げさに聞こえるかもしれないけれど、その時はもうすでに、彼は私のすべてになっていた。

    2006-05-18 23:42:00
  • 257:

    素人

    わかっていた。誰が他人の赤ちゃんの写真を、彼女に内緒で何枚もとるだろうか?

    2006-05-18 23:43:00
  • 258:

    素人

    99%、あの子は彼の子だと気付いていた。だけど、ありもしない1%の可能性(あの子は彼の友達の子だという事)を100%信じてきた。。。

    2006-05-18 23:46:00
  • 259:

    素人

    『…さぁ…なんでかな。わかんない』       申し訳なさそうに善ちゃんが答える。

    2006-05-18 23:49:00
  • 260:

    素人

    あたしには、気持ちのやり場がなかった。     『死んだらいいねん!』 『あたしなんか死んだらいいねん!』       『どうせ誰にも必要とされてない!いなくなったほうがいいねん!アホくさくて笑えるわ!』

    2006-05-18 23:51:00
  • 261:

    素人

    『私が信じてきたものって何…?』        『…死んだらいいねん。。。死んだらいいねん。。。私なんか、いなくても、誰も、気付かない。。。』

    2006-05-18 23:54:00
  • 262:

    素人

    『馬鹿みたいやなぁ。田舎者が一人で出てきて、男に騙されて…』      『どこにでも、よくある話しやな…』

    2006-05-18 23:55:00
  • 263:

    素人

    『死んだらいいとかいわないのぉ』        善が気の毒がってくれていた

    2006-05-18 23:57:00
  • 264:

    素人

    あの時の、ミッキーとミニーのウェディングバージョンのぬいぐるみが、皮肉だった。

    2006-05-18 23:59:00
  • 265:

    素人

    あの時彼が言ってくれた【ずっと一緒にいられる日】は、来ないんだと、きづいた。

    2006-05-19 00:00:00
  • 266:

    素人

    善との電話をきりたくなかった。         一人になったら壊れそうだった。         こんなに一人ぽっちで打ち拉がれて、この世の終わりと思えるくらいつらいのに、善との電話をきってしまったら、私には、どこにも頼る場所がなかった

    2006-05-19 00:03:00
  • 267:

    素人

    延々と泣きわめきながら訴えつづける。。。    一人でやけ酒飲みながら泣きながら。。。

    2006-05-19 00:05:00
  • 268:

    素人

    『もぅ、いいわ…』   『もぅ生きる意味ないしな…』          気が付くと、酔った私の右手にはカミソリ。

    2006-05-19 00:06:00
  • 269:

    素人

    『死んだら、もう考えなくて済むよね?』     『え?本間にゆってるん?』
    『……』        『あかんで!?』

    2006-05-19 00:08:00
  • 270:

    素人

    『……』        『……』

    2006-05-19 00:09:00
  • 271:

    素人

    カミソリ        手首          カミソリ        手首          カミソリ        手首

    2006-05-19 00:10:00
  • 272:

    素人

    頭はもうそれしかなかった。カミソリと手首の事を考えるので忙しくて、ほかの事を考えなくていいような気がしてきた。

    2006-05-19 00:12:00
  • 273:

    素人

    『…え?…愛ちゃん?大丈夫…!?』       『……』

    2006-05-19 00:13:00
  • 274:

    素人

    なんだかわけがわからないうちに、勝手に右手が左手首にむかい…

    2006-05-19 00:14:00
  • 275:

    素人

    ースッ…ー       (…つっ!!)

    2006-05-19 00:16:00
  • 276:

    素人

    酒ののせいで血行がいいのか、それとも右手に込めた力のせいか。。。

    2006-05-19 00:18:00
  • 277:

    素人

    【ボトボトボト!!】  血が、あふれ出た。   (カミソリって、あんま深く切れないんやぁ…)カミソリにしては、これでもまだ深めに切れた方かな??

    2006-05-19 00:21:00
  • 278:

    素人

    本気で死のうとしたわけではない。手首を切ったところで、簡単に死ねるわけじゃない事もわかっていた。ただ、気持ちの行き場所がなかった。。。

    2006-05-19 00:22:00
  • 279:

    素人

    血を見て、余計にムキになった。         こんなんじゃ、だめ。。。もっと深く。      もっとたくさん。

    2006-05-19 00:23:00
  • 280:

    素人

    痛いとか、どうでもよかった。          【スッ…】       さっきよりも、より力を込めて、勢いを付けて。

    2006-05-19 00:25:00
  • 281:

    素人

    そしてそれよりもさらに深く、痛くを求めて       【スッ…】

    2006-05-19 00:27:00
  • 282:

    素人

    したたれ落ちる血を眺めてつぶやいた。      『あ…血ぃやぁ…』   『はは…痛ぁ〜い』

    2006-05-19 00:28:00
  • 283:

    名無しさん

    2006-05-19 00:40:00
  • 284:

    素人

    『なにしてんねやろ…あたし…』         呆然と傷口をみる。

    2006-05-19 13:55:00
  • 285:

    名無しさん

    最新してえ??

    2006-05-19 22:49:00
  • 286:

    名無しさん

    最新ちゃうやろ更新やろアフォかワラ

    2006-05-19 23:02:00
  • 287:

    素人

    『愛ちゃん?…愛ちゃん!?大丈夫!?なにしてるん!?』

    2006-05-21 16:27:00
  • 288:

    素人

    『へへへ。痛ぁ〜い。』 
    『え?痛いって何したん?もしかして切ったん!?』

    2006-05-21 16:32:00
  • 289:

    素人

    『えぇ〜?愛もぉなんもわからん〜ねん。ハハハ』 笑ったり、怒ったり、泣き叫んだり、情緒は目まぐるしくかわって、私はもぅ半狂乱だった。

    2006-05-21 16:35:00
  • 290:

    素人

    『ゥワァ〜ン!!ゥワァ〜ン!!ヒック、ヒック…』『善ちゃんが電話切ったら死んでやるもぉ〜ん』  
    『…ァハハハ!あたし何いってるんやろ?きもぃなぁ!笑』

    2006-05-21 16:39:00
  • 291:

    素人

    それまで七年間、田舎を離れ一人で突っ走って来た。無意識に心のどこかにあった、淋しやさ孤独さぇ気付かないくらい、無我夢中で走り続けてきた。

    2006-05-21 16:42:00
  • 292:

    素人

    そしてこの時ほど、自分の無力さ、馬鹿さ、小ささ、そしてなにより
        【孤独】
    という事を思い知らされた事はかった。

    2006-05-21 16:44:00
  • 293:

    素人

    …何もなくってしまったのだから…
    今まで何の支えもなく、暗やみをさまようように歩んできた水商売の世界。そこに光が差し込んだとき、あたしの未来はこれだと思った。ようやく、生きる希望を見いだせる、この暗やみから脱出できる!
    純一の差し入れた明るい光は、あたしにはとても眩しく、光輝いていた。今まで持つ事のできなかった、心の安らぎ、自分の居場所をやっと、やっと手に入れた。…そぅ思っていた。

    2006-05-21 16:52:00
  • 294:

    素人

    善が心配して家まできてくれる事になったが、あたしは泥酔し過ぎてほとんど何も覚えていない。    ただ、そのショックは、一日や二日、半月や半年泣いたところで楽になるほど軽いものではなかった。

    2006-05-21 17:12:00
  • 295:

    素人

    むしろ、わたしはその日から彼の呪縛にとりつかれていく事になる…

    2006-05-21 17:13:00
  • 296:

    素人

       ―???―    数時間後目が覚める。。。なぜか私は床の上に倒れこむように眠りについていた。体は自分の嘔吐物でドロドロで、服も髪も床もすごい事になっていた。【とりあえず帰ります。】善からの置き手紙が机の上にあった。

    2006-05-21 17:19:00
  • 297:

    素人

    【ズキッ!!】(痛!!)左手首に痛みが走る。  見ると、傷口には包帯が巻かれていた。      いつのまにか、善が簡単な手当てをしてくれていた。

    2006-05-21 17:21:00
  • 298:

    素人

    ―朝の10時になるところだった―         私は昨日に引き続き半狂乱だった。        (純一…なんで連絡くれないの?私がこんな状態になっても、純一ひな関係ない事なんだ…?)

    2006-05-21 17:24:00
  • 299:

    素人

    現実を知らされても、それでも純一を愛してた。  【そっか。子供いたんや。じゃぁあきらめるねバイバイ】と思えるほど簡単な恋愛感情では納まらなかった。

    2006-05-21 17:27:00
  • 300:

    素人

    【依存】の力は、簡単には振り払えない。     他に何も興味も希望もない私は、他に気を紛らわす場がなく、どっぷり彼に依存していた。

    2006-05-21 17:29:00
  • 301:

    あなたは今幸せですか? もぅ、裏切ったらあかんよ?奥さんと子供のために、もっと他人の痛みをわかるようになってね。                あたしの分まで幸せなってねって、遠くから思ってるから

    2006-05-21 22:58:00
  • 302:

    名無しさん

    2006-05-22 04:51:00
  • 303:

    名無しさん

    2006-05-22 05:21:00
  • 304:

    名無しさん

    主がただのアホ女なだけやん。店で簡単に客とキスしたら旅行行ったり、汚らしい女やなぁ。男のこと天才とか書いてるけどお前がアホなだけやん

    2006-05-22 05:37:00
  • 305:

    310さん、確かにそうかもしれないですね。    馬鹿な嘘や言い訳をひたすら信じたわたしは世間知らずで、彼に依存してしまった私の弱さは馬鹿かもしれません。しかし彼を好きになってしまった事は汚いとは思っていません。   誰でも彼でもキスしたり肉体関係を持てるなら、ここまで依存はしませんでした。           しかしながらこうして小説を書いてると、封印したい苦しみや悲しみ、憎しみまで込み上げてきて、せっかく前に進みだそうとしているのにまた辛い気持ちを思い出してしまいます。書き続ける事に意味があるのか、自分にとってマイナスになっていないかと考えていたところです。     ですから310さんの指摘は、いいきっかけになったのかもしれません。    これ以上捕われていてはいけないのかもしれませんね。伝えたい思いや結末が書ききれないのは残念ですが…。もう少し、心から立ち直れた時に出なおした方がいいかもしれませんね。 少し、考えてみる事にします。今まで読んで下さった方、もしいらっしゃいましたら…本当にごめんなさい。また心が落ち着いたら書くことにします。ありがとうございました。

    2006-05-22 22:21:00
  • 306:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 307:

    名無しさん

    310の人、いーかたきつすぎだよ?せっかく読んでたのにかいてくれなくなっちゃったやん?ショック

    2006-05-23 00:18:00
  • 308:

    名無しさん

    310のばかぁ?

    2006-05-23 01:26:00
  • 309:

    名無しさん

    うわ?まじでΣ( ̄□ ̄)ショック??めっちゃ読んでたのに?
    てか310とか小説書きおわってから感想かいたらいいのに?頑張って書いてくれてる人にたいして失礼やん?残念やな?

    2006-05-23 01:34:00
  • 310:

    ただ逃げただけやん主? いい訳すんなって?

    2006-05-23 09:10:00
  • 311:

    名無しさん

    女ゎはまってしまったら誰でもそんなもんゃと思ぅケドなぁ-?そんなけスキってコトゃねんし人をスキになるコトゎィィコトゃと私ゎ思ぅで?

    2006-05-23 10:42:00
  • 312:

    まじでぇ??

    2006-05-24 20:31:00
  • 313:

    310さん!むちゃくちゃでしょ!好きな人を信じたいって気持ちって大事でしょ?ここまで信じて相手を思える人って多くないと思う。逆にめちゃめちゃカッコイイ? 純粋な気持ちをありがとう?自分を犠牲にしてまで彼を愛した分だけ、きっと誰かに愛されると思うから辛い経験をバネに踏ん張ってください? 応援してます??

    2006-05-24 21:04:00
  • 314:

    素人

    応援してくれたかた、本当にありがとうございました。気紛れですが書いていこうと思います

    2006-06-20 00:28:00
  • 315:

    素人

    今日はこない。と諦めていると、突然電話がなった

    2006-06-20 00:30:00
  • 316:

    素人

    【純一】だった。    こんなにこんなに辛いのに、なぜ、こんなにうれしいのだろう。

    2006-06-20 00:32:00
  • 317:

    素人

    「今日はこないつもりだったんでしょ?だるい事になったから」        こんな時間に来るなんて明らか不自然だ…善にうながされて仕方なしにきたのは明白だった。

    2006-06-20 00:38:00
  • 318:

    素人

    「そんなことないよ?一回帰ってくるつもりだったんだよ!」        そんな、無理矢理ないいわけさえ、嘘だと頭でわかっていながら、心は信じてしまった。

    2006-06-20 00:40:00
  • 319:

    素人

    「それよりどうしたの!?その手首…」      うんざりしたような、思い詰めたような顔をして私の左手を支える。

    2006-06-20 00:42:00
  • 320:

    素人

    私は意識さえもうろうとしていた。精神が病みすぎて、頭までボーッとしてしまっていた。

    2006-06-20 00:43:00
  • 321:

    素人

    もうろうとする意識のなかで、か細い声で力なくささやいた。        「純一…お願いやから、本当の事いって…もう、わかってるねん。あれは、あんたの子やんな?」

    2006-06-20 00:45:00
  • 322:

    素人

    泣きすぎと飲み過ぎと病みすぎて、自分のどこに意識があるのかわからない。生きてる心地がしないといったらいいのだろうか。

    2006-06-20 00:47:00
  • 323:

    素人

    疲れた。【そうだよ。お前は遊び相手でしかないんだ。俺には愛する人と子供がいるんだ。】      そういってほしかった。全てを純一のせいにして、自分は悪くないのにと、嘆いている方が、いくぶんかましだと思った。

    2006-06-20 00:50:00
  • 324:

    素人

    それなのに…相変わらずの調子で彼はサラっとごまかす。          これでもかこれでもかというほど逃げ口わふさいでも、のんきないいわけを平気でする。

    2006-06-20 00:52:00
  • 325:

    素人

    普通は諦めるだろ?というまでたたきつけても、絶対に認めない。もう、我慢比べに近かった。     まったくの生気のない私のうつろな、死んだ目をみながら、彼は平気で嘘を並べた。

    2006-06-20 00:55:00
  • 326:

    素人

    危うく言い包められそうになりながら、定かでない意識の中、彼が事実を認めるまで三時間近くかかった。

    2006-06-20 00:57:00
  • 327:

    素人

    ただし条件付きだった。 「俺も知らなかったんだよ!生まれるまでしらされなかったんだ!だって彼女とはわかれてたんだよ!?愛も知ってるだろ?」

    2006-06-20 00:59:00
  • 328:

    素人

    それは十月半ばの事だった。赤ちゃんは十月の始めに生まれたらしく、彼はそれまで別れた彼女が身籠っているなんて一切知らされていなかったらしい…

    2006-06-20 01:02:00
  • 329:

    素人

    そんなことはありえるのだろうか?馬鹿な言い訳だとわかっていても、心のどこかが期待していた。   【彼は私だけを愛している】と…

    2006-06-20 01:04:00
  • 330:

    素人

    「とりあえず病院にいこう」傷はそこまで深くはなかったものの、傷口がぱっくり開き、絆創膏では納まらないのは私にもわかった。

    2006-06-20 01:06:00
  • 331:

    素人

    病院に迎う車のなかでも、私は泣き続けた。好きで好きでたまらなかった。なのに子供が邪魔をする。元カノが勝手にうんだ子供が、二人の愛を妨げる。それが悲しくて悲しくて許せなかった。こんなに二人は愛し合っているのに…

    2006-06-20 01:09:00
  • 332:

    素人

    信号で車が停車すると、二人は愛を確かめあうように熱いキスをした。    こんなに愛し合っているのに…私たち、どうなるんだろ…

    2006-06-20 01:10:00
  • 333:

    素人

    すると、彼はおもむろに財布を取出し、中から無造作に札束をつかむと、私に差し出した。「少しだけど、とっときな」

    2006-06-20 01:12:00
  • 334:

    名無しさん

    2006-06-20 01:12:00
  • 335:

    素人

    ぱっと見ただけで、二十万はあった。       何度かお小遣いをもらうことはあったが、このときばかりはピンときた

    2006-06-20 01:14:00
  • 336:

    素人

    「なに?コレ?手切金?」 ビックリしたが、弱々しい声しかでない。     無造作に渡された札束をみつめながら聞いた。

    2006-06-20 01:16:00
  • 337:

    素人

    「違うよ!何かと必要だろ?いいから、とっときな?」―認めたくないけど、わかってた。あれは、彼の少ない罪悪感が、それを消すために渡した自己満足の自慰行為でしかない。

    2006-06-20 01:19:00
  • 338:

    素人

    病院に着くと、無神経きわまりない看護婦に尋問された。「あっらぁ〜!どしたんコレ?まさか自分でやったん?またなんでぇ?カミソリ?ナイフ?あららぁ〜。え?自分でやったんちゃうのぉ?」

    2006-06-20 01:26:00
  • 339:

    素人

    付き添いできている純一にまるぎこえだったし、もう弱り切っている私に少しの刺激もしてほしくないのに…こんな病院をセレクトしてしまって最悪だと思った。

    2006-06-20 01:28:00
  • 340:

    素人

    「でわ、縫いましょうね」馬鹿看護婦を押し退けて先生がいう。縫うなんて経験した事がなかったし恐怖でいっぱいだった。     私は純一に付き添ってもらう事にした。

    2006-06-20 01:30:00
  • 341:

    素人

    なんだか不思議だった。 手首を切った犯人(私)と原因(純一)は、二人仲良くお互いを思いやりながら手術室にいて、奇妙な事に、なぜかよけいにお互いが絆が深まった気さえした

    2006-06-20 01:33:00
  • 342:

    素人

    339さん、よんでくれてありがとうございます。まさか以前からよんでくれていたかたですか?一度死んだ小説なのにさっそく読んでくれているかたがいるなんてうれしいです。時間がないためなかなか更新は難しいですが、ゆっくりかいていこうとおもいます。今日はここまでです。少しですいません

    2006-06-20 01:39:00
  • 343:

    素人

    無事傷口を縫いおわると、左手は包帯でぐるぐるまきにされた。       重たい左手をいたわりながら手術室をでると、彼が一番にしたこと。それは、私の左手を他の患者にみられないようにかくすことだった。

    2006-06-20 21:23:00
  • 344:

    素人

    彼が一番にしたことは、私をいたわるよりも先に、人目を気にする事だった。 そういう人だった…

    2006-06-20 21:24:00
  • 345:

    素人

    病院からの帰り。    「もぅ、連絡しないでいいから。」         私は覚悟して言った。 子供がいるのに、会えるわけないと思った。

    2006-06-20 21:26:00
  • 346:

    素人

    「いやだよ!何言ってるんだよ!?とりあえず、心配だから仕事終わって連絡するから」

    2006-06-20 21:27:00
  • 347:

    素人

    もう、あってはダメだという感情と、それでも会ってくれるんだ。という、複雑な心境だった。     だけど、会いたかったし、会える事がうれしくて楽しみだった。

    2006-06-20 21:29:00
  • 348:

    素人

    子供は元カノが勝手に産んだという言葉を、信じた。自分で自分を馬鹿だと思いながら、ひょっとしたら本当かもしれない。そう思っていた。

    2006-06-25 21:03:00
  • 349:

    名無しさん

    読んでます☆頑張って下さい!!!

    2006-06-25 22:52:00
  • 350:

    素人

    読んでくれてるかたいらしたんですね?一人で書いてると思って放置してました?すぃません。うれしいので頑張ってかきます。

    2006-06-25 23:40:00
  • 351:

    素人

    それから、心の中での葛藤は消える事はなかったが、信じたいほうを信じるしかできなかった。これから、もっともっと、辛い思いをする事になる…

    2006-06-25 23:42:00
  • 352:

    左手の傷はあまりにも生々しく、もぅ、お店にいく事はできなかった。    精神的にも、肉体的にも。

    2006-06-25 23:43:00
  • 353:

    素人

    心が病気になっていると、自分でもわかった。   頭の中は彼の事しか考えられないし、生きる希望を失って、生きるって何?あたしって何?なんでだまされてんのわかってても、会ってしまうんやろう…。あたしってダメ人間や。一人ぽっちや…。そんな事ばかり考えていた。

    2006-06-25 23:46:00
  • 354:

    素人

    99%嘘だと、頭でわかっているのに、心が1%の可能性わ信じたがっていた。

    2006-06-25 23:48:00
  • 355:

    素人

    ある日、彼と二人で映画を見に行った。      たまたま、彼は財布をあたしのカバンにいれた。そして携帯も。

    2006-06-25 23:50:00
  • 356:

    素人

    お互い、たいして気にせず映画を見おわると、彼はトイレにいったので、外でまっていた。       なかなか出てこなくてボーッとしていたら、あることを思い出した。

    2006-06-25 23:51:00
  • 357:

    素人

    (携帯、あたし、純一のけいたい持ってる!)

    2006-06-25 23:52:00
  • 358:

    素人

    急いでトイレに向かった。女子トイレなら、彼は入ってこるない

    2006-06-25 23:55:00
  • 359:

    素人

    カバンから純一の携帯を取り出す。呼吸があがり、緊張のあまり指先がキンと冷える。

    2006-06-25 23:56:00
  • 360:

    素人

    パニくりながら、着信、発信をみた。他の機能はロックがかかっていた。

    2006-06-25 23:57:00
  • 361:

    素人

    いくつかの女の名前があった。私はそれを自分の携帯に登録し、なるべく冷静にしておかなければと思った。           いったい、この中の誰が元カノなんだろう…

    2006-06-25 23:59:00
  • 362:

    素人

    急いでトイレからでると、当然彼は既に待っていた。当然ながら、純一は待っている間に、私に自分の携帯を預けた事を思い出し、焦っていた事だろう。そして、やけにながいトイレで、私がなにをしていたかくらいは検討ついていただろう…

    2006-06-26 00:03:00
  • 363:

    素人

    だけど、その事についてはお互い決して触れなかった…

    2006-06-26 00:04:00
  • 364:

    素人

    お互い、騙し合いだった。私は騙されていても、矛盾を感じても簡単に口にだしたらダメだとわかってきた。この男には計算なしでは勝てない。

    2006-06-26 00:05:00
  • 365:

    素人

    車に乗り込み、白々しく「携帯と財布かして?」   という彼が滑稽だった。彼を信じる思い、愛、彼への依存は消せなかったから、せめて、       【わかってるけど騙されといてあげるわオバカちゃん】という風に、【彼を見下す】事でしか、逃げ道がなかった。

    2006-06-26 00:09:00
  • 366:

    素人

    もぅ、その頃から彼は半分開き直っていたのか、悪怯れもなしに、泊まっていく事はなくなった。

    2006-06-26 00:11:00
  • 367:

    素人

    気を確かに持っても、強がっても、信じている自分がいやで、私は真実がしりたかった。

    2006-06-26 00:12:00
  • 368:

    素人

    家に帰るとさっそく、純一の携帯から移したメモリを取出し、その中の一つに電話してみる…極度の緊張の中心臓が破裂しそうだった。

    2006-06-26 00:14:00
  • 369:

    素人

    …結果…        誰一人、出なかった。みんな、慎重な性格な人らばかりなのだろうか?    真実がわかると思って、一人興奮していた私には、肩透かしをくらったようだった。

    2006-06-26 00:16:00
  • 370:

    素人

    そして、全ての留守電にこう残した。馬鹿なやつと思われたくなかったから、できるだけ、丁寧に。   「もしもし?突然失礼ですが、純一についてお話したくてお電話しました。悪戯電話ではないので、どうか電話にでてもらえませんか?」

    2006-06-26 00:19:00
  • 371:

    素人

    何日か、応答はなかった…

    2006-06-26 00:20:00
  • 372:

    素人

    もうすぐ、クリスマスがこようとしていた。    「あたしの事、好き?」

    2006-06-26 00:26:00
  • 373:

    素人

    まだ誰とも連絡がつかないまま、時だけが過ぎていた。「すきだよ…」

    2006-06-26 00:27:00
  • 374:

    素人

    彼のいう台詞はきまっていた。「確かにあの子は俺の子だけど、勝手に産んでたんだから仕方ないじゃない!?愛してるのは愛ちゃんだよ!だけど子供産まれちゃったのに、しらないふりはできないよ!」

    2006-06-26 00:29:00
  • 375:

    素人

    「じゃぁどうするの?」  何度か、泣きながらでも私は彼を、私の前から去るように促してきた。なのに彼はきまって泣きだしてそれを拒む。  「じゃぁどうするの?」と私が聞く。

    2006-06-26 00:31:00
  • 376:

    素人

    「わからないよ…」    いつものやりとりだった。答えが見つからない…

    2006-06-26 00:32:00
  • 377:

    素人

    ある日、そんな彼を追い詰めた。         「ホントに私の事が好きなら、クリスマスプレゼントに婚約指輪をちょうだい?」

    2006-06-26 00:33:00
  • 378:

    素人

    「わかった」       彼は簡単に答えた。   彼にとったら、婚約指輪も、私を納得させるためのおもちゃなのだろう。

    2006-06-26 00:35:00
  • 379:

    素人

    うれしと同時になんだかしっくりこなかった。   彼の身の振り方に答えが出ていないのに、やけに簡単に返事をするもんだ。

    2006-06-26 00:36:00
  • 380:

    素人

    めずらしく、詰めてやった。           「そぅ。じゃぁ、今すぐ元カノに電話して?そしてその事を伝えて?今のがホントなら、できるでしょ?」

    2006-06-26 00:38:00
  • 381:

    素人

    彼はいつもポーカーフェイスだが(仕事にも関係してますね)、嫌がっているのは態度でわかった。

    2006-06-26 00:42:00
  • 382:

    素人

    なんでできひんの?できるやろ!?できひんて事は純一が今までいってきた事は全部嘘っと事!?やっぱ嘘やったんや?

    2006-06-26 00:47:00
  • 383:

    素人

    「ちがうよ!!」      「じゃぁ電話しぃや!」

    2006-06-26 00:47:00
  • 384:

    素人

    しばらく押し問答したあと、かれは重たい手つきで携帯を取出し、電話をした。

    2006-06-26 00:48:00
  • 385:

    素人

    (プル、プルルル、プルルル…)          ―プチ!―       ツーコールほどで彼は電話をきった

    2006-06-26 00:50:00
  • 386:

    素人

    「は?なんできったん?」  「だって絶対もうねてるよ!赤ちゃんいるんだよ!?明日また電話するから」

    2006-06-26 00:51:00
  • 387:

    素人

    彼のせいで鍛えられた感が騒いだ。        「ほんまに電話の相手は元カノなん?みしてみぃや」

    2006-06-26 00:52:00
  • 388:

    素人

    グイ!っと彼から携帯を取り上げようとしたが…  「そうだよ!!もういいだろ!?明日電話するっていってんだから!やめろよ!」

    2006-06-26 00:53:00
  • 389:

    素人

    多少疑う事を覚えた私だが、彼に比べたらまだまだ甘ちゃんだった。

    2006-06-26 00:54:00
  • 390:

    素人

    明日、本当に電話するなら、いいだろう。その時、わかるはずだ。そうおもった…

    2006-06-26 00:55:00
  • 391:

    素人

    いったん別れつ、次の日、さっそく彼をよびだし、電話をかけるように促した

    2006-06-26 00:56:00
  • 392:

    素人

    そね日はいったん別れ、次の日、さっそく彼をよびだすと、電話をかけるように促した

    2006-06-26 00:57:00
  • 393:

    素人

    意外にも素直に電話する。「もしもし?あ、俺だけど。あのな、今つきあってる彼女いるから。もう、無理から。」

    2006-06-26 00:58:00
  • 394:

    素人

    そういうと、彼は早々と電話を切った。      あまりの事の素早さに戸惑った。

    2006-06-26 00:59:00
  • 395:

    素人

    「え?彼女は?なんて?」 「仕方ないって。もともと一人で育てるって言ってたし、結婚もどっちでもよかったみたい。俺は、彼女がいるっていったら子供に会わしてもらえなくなるのが嫌だったから…」

    2006-06-26 01:01:00
  • 396:

    素人

    「俺、元カノにあえなくなるのは別にいいけど、子供に会えなくなるのは本当に辛い…もう会わしてくれないって。本当ショックやから、今日は帰るな。ごめんな。」

    2006-06-26 01:03:00
  • 397:

    素人

    私からしたら、【これでちゃんと付き合える。純一は今は辛いだろうけど、私との間にも子供ができたら、きっと、この決断をよかったと思える日がくる】そう思えた

    2006-06-26 01:06:00
  • 398:

    素人

    純一の汚さを、みくびっていたから…

    2006-06-26 01:07:00
  • 399:

    素人

    ミス多くてすいません。 今日はここまで

    2006-06-26 01:09:00
  • 400:

    名無しさん

    2006-06-26 09:50:00
  • 401:

    素人

    なんだか、あまりの事の順調さにどこか違和感を感じながらも、(純一が私を選んでよかったって思えるよう頑張ろう)そう思った

    2006-06-26 23:53:00
  • 402:

    素人

    それでも、仕事が忙しいらしく、あいかわらず連絡がつかない事はかわらなった。

    2006-06-26 23:54:00
  • 403:

    素人

    そんなある日だった…  「プル、プルルル…」   私の携帯がなった。

    2006-06-26 23:55:00
  • 404:

    素人

    ―着信―        「あきな」         それは前に彼の携帯からこっそり調べた女の名前

    2006-06-26 23:57:00
  • 405:

    素人

    一気に体中の血が全身をかけめぐる。       考える余地もなく、私はその電話に出た。

    2006-06-26 23:58:00
  • 406:

    素人

    私「も、もしもし…」   あきな「あ、もしもしぃ?わかるぅ?」       私「はい。わかります。」 あきな「なんか前、電話もらってたやんなぁ?」   私「はい。純一の事で…」

    2006-06-27 00:01:00
  • 407:

    素人

    あきな「純一?誰?それ?」私「え?あの、○○純一です…」          あきな「え〜そんな人しらん。誰やろ?」      私「え?でも、純一の携帯にはあきなさんの番号が残ってましたよ??」

    2006-06-27 00:05:00
  • 408:

    素人

    知らないはずがない…確かに、連絡を取り合っていた形跡があるのだから   あきな「どんな人ぉ?」  私「色黒で、カジノの仕事してて、石田純一ににてます」

    2006-06-27 00:07:00
  • 409:

    素人

    あきな「…」        あきなはしばらく考え込んだ後、ひらめいたかのように言った       「もしかしてジュンジュンか!?」

    2006-06-27 00:09:00
  • 410:

    素人

    あきな「あ〜!!なんだ!ジュンジュンかぁ!?それがどうしたん?」

    2006-06-27 00:10:00
  • 411:

    素人

    私「…」         何もいえないでいた。  あきな「もしかしてジュンジュンの彼女?」       私「はい…」

    2006-06-27 00:11:00
  • 412:

    素人

    あきな「あ〜。ジュンジュンなぁ…」          あきなは、一呼吸おいて口を開いた

    2006-06-27 00:13:00
  • 413:

    素人

    あきな「ジュンジュン、いちぱい彼女おるやろ?自分、もしかして、こないだ手首切っちゃったって子?」

    2006-06-27 00:14:00
  • 414:

    素人

    (…!!えっ!?そんな事まで知ってるの?)    私は動揺した。    私「なぜ知ってるんですか?」

    2006-06-27 00:16:00
  • 415:

    素人

    あきな「こないだご飯行ったときいうてたわ」    (…!!ご飯!?)    私とは会う時間も出かける時間もないと言っていたのに、いつのまに…?あきなとはご飯いく時間はあるんだ…。ショックでイライラしてきた

    2006-06-27 00:18:00
  • 416:

    素人

    私「言ってたって、なんていってたんですか?」   あきな「なんか、ノイローゼみたいな、ウツみたいなんになった子いてるって。恐いわあって」

    2006-06-27 00:20:00
  • 417:

    素人

    あきなは、どぎつい事をわるびれもせずに淡々と話つづけた

    2006-06-27 00:20:00
  • 418:

    素人

    あきな「自分、キャバの子?」           私「はい。」        あきな「せやろな。あの子の彼女はだいたいそんなかんじやわ。」

    2006-06-27 00:21:00
  • 419:

    素人

    あきな「あいつ鬼やからなぁ。子供いてるのは知ってる?」          私「はい。」        あきな「結婚したのは?」

    2006-06-27 00:22:00
  • 420:

    素人

    頭が真っ白になった。  私「え…!?確かに子供いはいてるけど、結婚はしてないと…。だって、わたし目の前で元カノに電話してもらってけじめつけてもらったもん」

    2006-06-27 00:25:00
  • 421:

    素人

    あきな「自分…ほんまかわいそうやな…」      風俗嬢のあきなは、意外と私に協力的だった。

    2006-06-27 00:26:00
  • 422:

    素人

    あきな「同じ女として可愛そうやから、正直にいうけど、あの電話、わたしやで…」

    2006-06-27 00:27:00
  • 423:

    素人

    あきな「前の日に電話かかってきて、打ち合せした。あいつは嫁も子供もおるし、家も買ったんやで。彼女もいっぱいおるし、携帯も二個もってる。」

    2006-06-27 00:29:00
  • 424:

    素人

    今日も誤字脱字が多くてすいません。       今日はここまで

    2006-06-27 00:32:00
  • 425:

    素人

    私「家も買ったって、本当ですか?」        あきな「そうやで。子供のためにって。あの子もあんな仕事やし、安心させてやらたいんちゃう?」

    2006-06-27 00:40:00
  • 426:

    素人

    家も買ったって…    「一緒にすんじゃおうかなぁ」
    なんていいながら借りてくれたこの家は、いったい、何なんだろう…

    2006-06-27 00:42:00
  • 427:

    名無しさん

    2006-06-27 02:07:00
  • 428:

    名無しさん

    一気に読みました☆更新頑張って下さいね☆

    2006-06-27 12:27:00
  • 429:

    名無しさん

    2006-06-29 06:55:00
  • 430:

    素人

    あげてもらってありがとうございますm(__)m

    2006-06-29 22:55:00
  • 431:

    素人

    ここで初めて知った事。 1、結婚していた    2、マイホームまで買っていた          3、他にもたくさん女がいる           4、携帯は二つある

    2006-06-29 22:58:00
  • 432:

    素人

    私にはとても考えられなかった。まさか第三者を巻き込み、打ち合せまでして嘘を突き通そうとするなんて…

    2006-06-29 23:00:00
  • 433:

    素人

    携帯が二つあったのかどうかは、今でもわからなぃ。

    2006-06-29 23:01:00
  • 434:

    素人

    他にもたくさん女がいる…?           私「あきなさんは純一とはどういう関係ですか?」  妙に親切なあきなに聞く。

    2006-06-29 23:04:00
  • 435:

    素人

    あきな「ただの友達やで?」私「肉体関係は?」    あきな「ないなぁ。」   …その言葉はしっくりこなかったが、そこに愛がない事を悟った私は、そんな事は大してきにならなかった。

    2006-06-29 23:07:00
  • 436:

    素人

    あきな「あの子ほんま寂しがりやからなぁ。」   …知ったことをいう。

    2006-06-29 23:12:00
  • 437:

    素人

    あきな「まぁ、そんなかんじやから、自分もさっさと見切りつけたほうがいいで」            そういって電話をきった

    2006-06-29 23:14:00
  • 438:

    素人

    私はパニックをおこしながら、純一の携帯のメモリから移した女の番号に電話をかけまくた。

    2006-06-29 23:15:00
  • 439:

    素人

    すると、やっと一人だけ電話にでた人がいた

    2006-06-29 23:16:00
  • 440:

    素人

    久美子だった…     久「もしもしぃ!?自分なんなん!?何回も電話かけてきてたやろ!?」    初めて話すのにやけにきつい口調が、私への闘争心をむき出しにしていた。

    2006-06-29 23:18:00
  • 441:

    素人

    私「あ、はい。実は留守電に残してあったと思うんですが、純一の事で…」

    2006-06-29 23:19:00
  • 442:

    素人

    私は、私みたいな人がたくさんいるなら教えてあげたかった。【私たち、騙されてるみたいだよ】って。 私みたいな子が他にもたくさんいるとしたら、可愛そうすぎるから

    2006-06-29 23:21:00
  • 443:

    素人

    久「純一がなんなん!?」 私「あの…失礼ですがどういった関係ですか?」

    2006-06-29 23:22:00
  • 444:

    素人

    久「は?人にそんなん聞く前にまず自分がなんなん!?自分から身分あかすのが礼儀やろ!?」

    2006-06-29 23:24:00
  • 445:

    素人

    下手に出れば偉そうに…何も喧嘩を売るために電話したんじゃない。段々はらがたってきた。

    2006-06-29 23:26:00
  • 446:

    素人

    私「何って…名乗るもなにも、あなたが純一の彼女なら私は違うでしょ?それを確かめるために電話してるんです!あなたは純一がどんな人かしってるんですか!?」

    2006-06-29 23:28:00
  • 447:

    素人

    私たちは純一にとって、その他大勢の彼女のうちの一人にしかすぎない事を、しらせてあげるべきだと思っていた

    2006-06-29 23:29:00
  • 448:

    素人

    私「私たちが純一にとってどんな存在か知ってるんですか?」結婚している事や他にもたくさん女がいる事を知っているのだろうか?

    2006-06-29 23:31:00
  • 449:

    素人

    久美子は何かを悟ったのか一瞬ひるんだように見えたが、その部分を見せないように、何も聞かないで済むようにこう言った」

    2006-06-29 23:32:00
  • 450:

    素人

    久「そんなんどうでもええし!あたしは純一の言葉を信じてる!誰がなんといおうが関係ない!あたしは純一を信じてるし、純一の言葉だけしか信じひん!」

    2006-06-29 23:36:00
  • 451:

    素人

    …痛々しかった…きっと、薄々わかっているのだろう。だけどそれを信じたくない。受け入れたくない。…痛いほど、よくわかる…

    2006-06-29 23:37:00
  • 452:

    素人

    私「そうですか…じゃぁ、勝手にしてください。失礼します」

    2006-06-29 23:39:00
  • 453:

    さり

    読んでます? 更新楽しみです?

    2006-07-01 00:42:00
  • 454:

    名無しさん

    2006-07-01 02:42:00
  • 455:

    素人

    読んでくれているかた、ありがとうございますm(__)m

    2006-07-02 14:29:00
  • 456:

    素人

    まるで久美子は純一に洗脳されているみたいだった。そして自分自身さえ、はたから見たら久美子と大してかわらないのだろう。

    2006-07-02 14:36:00
  • 457:

    素人

    自分だけを信じさす。自分に依存さすことで、相手が自分から離れられない状況に追い込む
    …これが純一のやり方なのだろうか…

    2006-07-02 14:38:00
  • 458:

    素人

    私が電話をした女達で、連絡がついたのはこの二人だけだった。何度電話をしても出てくれない女の中に、美香という名前があった。覚えているだろうか?私が最初に彼の携帯を見たときにも残っていた名前。

    2006-07-02 15:14:00
  • 459:

    素人

    美香(これは偽名です)…私からしたら、少し古くさい名前。         連絡がつかない女は他にもたくさんいたし、むしろあの時想像した【従業員】というイメージがまだ残っていた。

    2006-07-02 15:19:00
  • 460:

    素人

    私って、なんて勘の冴えない女…         なんにしろ、今は先程の二人から得た衝撃が強すぎて、連絡のつかない他の女たちまで気がいかなかった

    2006-07-02 15:21:00
  • 461:

    名無しさん

    シオリ?

    2006-07-03 00:36:00
  • 462:

    名無しさん

    最初から最後まで読みました。私も主さんと同じ状況です。なのですごく勉強になります!頑張ってください。

    2006-07-03 09:26:00
  • 463:

    読んでくれている皆さんありがとうございますm(__)m書き方悩んでてなかなか更新できずにすいません?467さん、あたしの話が参考ななるかはわかりませんが…よければ気長に読んでくれたらうれしいです。また近いうち更新します。

    2006-07-04 02:49:00
  • 464:

    名無しさん

    2006-07-04 03:55:00
  • 465:

    名無しさん

    2006-07-04 03:59:00
  • 466:

    名無しさん

    2006-07-04 04:39:00
  • 467:

    素人

    私は電話を切ったあと、怒りで震えた…      許さない…
    よくも…よくも私の心を、いけしゃぁしゃぁと踏み躙ってくれやがって…   ただじゃぁ許さないから…

    2006-07-04 23:34:00
  • 468:

    素人

    私は電話を切ったあと、怒りで震えた。      よくも、よくも私の心をこんなにも簡単に、いけしゃぁしゃぁと踏み躙ってくれやがって…       許さない…ただじゃ許さないから…

    2006-07-04 23:37:00
  • 469:

    素人

    重複すいません?なんかうまいこと接続できない?

    2006-07-04 23:39:00
  • 470:

    素人

    私はあきなの話を聞いて、今まで信じようとしてきた事が全て、信じるべきでない事だったとわかった。 信じようとしていたことは全て嘘だったと。

    2006-07-04 23:42:00
  • 471:

    素人

    松さんはかれこれ二年ものあいだ、私を口説き続けていた。

    2006-07-04 23:45:00
  • 472:

    素人

    私「松さん…、松さんにできない事って、ないよね?」           松の心理を操る。    松「あたりまえやんけ」  二年間落ちなかった私に、【いよいよ出番か】といわんばかりに続けて口を開く松「なんや…何してほしいんや?」

    2006-07-04 23:52:00
  • 473:

    素人

    私「うん…ちょっと、苦しめてほしい人がいるねん…」            松「なんや?それ?」

    2006-07-04 23:55:00
  • 474:

    素人

    松「それはお前が悪いねんで?お前が見る目なさすぎんねん!」        …まぁ、嫉妬というところだろうか…二年間口説き続けてきた女には彼氏がいたのだから、気分はよくないだろう。

    2006-07-04 23:58:00
  • 475:

    素人

    私「まぁ、そうやな…そやけど、多少お金ぶんどってもバチ当たらんくらいの事はされてんで…」     松「お前は金がほしいんか?」           私はお金が欲しいんじゃなかった。だけど、仕返しの手段として一番効果的に思えた。

    2006-07-05 00:03:00
  • 476:

    素人

    私「松さん…あいつは持ってんで。月に400は稼いでたんだから」       松「…」

    2006-07-05 00:05:00
  • 477:

    素人

    私「一千万くらいかるいやろ」           松「一千万…あるかぁ?」 私「あるやろ。それくらい」

    2006-07-05 00:08:00
  • 478:

    素人

    松の事はあまり信用していなかったが、これからの仕返しの事を想像すると、私は期待で胸膨らみ、興奮した。          みとけよ純一…あたしをなめとったら許さへんからなぁ…

    2006-07-05 00:13:00
  • 479:

    素人

    頭の中で、恐怖と焦りで極限状態の純一が、有りありと想像できた。

    2006-07-05 00:14:00
  • 480:

    素人

    ひぇ?なんかカキコできてない部分が三ヶ所もあって、ちょっと話とびとびなってます?        松さん→客。職業やくざ。いきさつを話、お前が悪いと説教される。純一から奪った金は二人で折半という事に決定。       サイトが移動してやりにくいです(>_

    2006-07-05 00:22:00
  • 481:

    名無しさん

    しおり

    2006-07-05 17:33:00
  • 482:

    名無しさん

    シオリ?

    2006-07-06 20:58:00
  • 483:

    名無しさん

    あげ

    2006-07-12 16:34:00
  • 484:

    名無しさん

    主さん?ずっと続き待ってます??

    2006-07-15 20:06:00
  • 485:

    はい!すいません(>__

    2006-07-15 21:26:00
  • 486:

    素人

    松とな話がついた翌日、私は松の指示通りに純一に電話をする。

    2006-07-18 02:55:00
  • 487:

    素人

    【プル、プルルルル…】 【ただ今電話に出る事が…】           【プツ…プープープー】

    2006-07-18 02:58:00
  • 488:

    素人

    予想通り純一は電話に出ない。おおよそ嫁と子供と一家団欒でもしているのだろう。嫉妬と憎しみで復讐の意気込みが強まる。

    2006-07-18 03:01:00
  • 489:

    素人

    純一が電話にでない事を松に告げると       松【ちょっとまっとけ】 との指示がでた。    次は松から純一に電話をするようだった。

    2006-07-18 03:04:00
  • 490:

    素人

    【ちょっと待ってる】間、私は気が気じゃなかった。色んな感情が体中を駆け巡る。          愛してる。憎んでいる。愛して欲しい。復讐したい。

    2006-07-18 03:07:00
  • 491:

    素人

    それぞれの感情が反比例していて、まとまらなかった。どうにもできなかった。だがその時一番譲れなかった感情が【復讐】だった

    2006-07-18 03:10:00
  • 492:

    素人

    馬鹿な純一…。またいつも通り逃げられると思ってるんだ…。こんな事態になっても、ノンキに「気付かなかった」なんて言えるかな?笑。そんなこと、もう二度と言わせない。もう今までみたいな馬鹿みたいな言い訳、私には通用しないよ!

    2006-07-18 03:17:00
  • 493:

    素人

    私は彼からの電話を今か今かと携帯を手に落ち着かないでいた。

    2006-07-18 15:25:00
  • 494:

    素人

    【プル、プルルルル…】 (!!!)         純一からの着信がおたけびをあげた。

    2006-07-18 15:27:00
  • 495:

    素人

    私「もしもしぃ〜?」   きっと彼は、何事かとあわてふためいている事だろう。わたしはあえてとぼけて電話にでる

    2006-07-18 15:33:00
  • 496:

    素人

    純一「もしもし?どうしたの?なんか変なおっさんから電話あったんだけど何?どうしたの?」    状況を甘くみているのか、純一も私にまけじととぼけてみせた

    2006-07-18 15:37:00
  • 497:

    素人

    私「あ、そぉなぁ〜ん?なんでもいいから今から来てな☆」          (そういえば今日は彼は東京に帰るといっていたっけな。)          ちょうど彼に子供がいると発覚してすぐくらいだろうか…彼の母が、ガンで倒れた。末期…

    2006-07-18 15:41:00
  • 498:

    素人

    彼との幸せを疑わなかったあの頃、「私もそう長くはないだろうからね…」  初めて会った彼の母親が何気なく言った言葉。 あの時のあのことば、がこんに早く現実になるなんて…

    2006-07-18 15:46:00
  • 499:

    素人

    思えば彼の母親も、ある意味共犯だったのだろうか。彼のあの性格と状況をどこまで把握していたのだろう…「みんなでグアムにでも…」あの言葉はどこまで本気だったのか…今ではまったくわからない

    2006-07-18 15:52:00
  • 500:

    名無しさん

    本当に私と同じ状況でびっくりしています!
    気持ちすごく共感できます!頑張って書いて下さい?

    2006-07-20 05:27:00
  • 501:

    ありがとうです。ちなみに彼の本名はT.H.で六月生まれの32才です。別人ですよね?

    2006-07-20 11:37:00
  • 502:

    名無しさん

    別人ですよぉ。
    でも彼氏の性格が似すぎていますし状況も似てる???

    2006-07-21 16:50:00
  • 503:

    ゆい

    頑張ってください?毎日気になって見てますよ(^-^)また続き楽しみにしてます★

    2006-07-22 04:18:00
  • 504:

    素人

    ゆいさんみなさんありがとうございますm(__)m更新遅くてすいません(>_

    2006-07-22 22:22:00
  • 505:

    素人

    純一「無理にきまってんじゃん!今から東京帰るからこっちに戻って来てからでいいだろ!?」      本当に【今から】東京に帰るのかどうかさえ疑わしい。いや、信じないし関係ない。今までいつも純一の都合に合わせて振り回されてきた。(本当は東京に帰るのは明日かもしれない。今頃みなみで楽しくショッピングでもしてるんじゃないか)そんな考ええ浮かぶようになった

    2006-07-22 22:30:00
  • 506:

    素人

    私「へぇ〜?そうなん?別に来ないならいいけど、来るまで純一のお店で待ってよか?…皆で…」

    2006-07-22 22:42:00
  • 507:

    素人

    純一「え!?何?何いってんの?待ってるってどこで?皆って誰だよ…?」

    2006-07-22 22:46:00
  • 508:

    素人

    前にも述べたように純一の職業はカジノ屋。勿論違法。私は一度だけ、彼のお店に行った事があった。彼の家も実家の連絡先も知らない私にとって、店の場所を知ってる事が唯一の強みだった。

    2006-07-22 23:12:00
  • 509:

    素人

    私「皆?さっき電話あったやろ?皆っていったら皆やで?」          …ヤクザ…       それくらいの検討くらいつくだろう。

    2006-07-22 23:15:00
  • 510:

    私「純一の家に行ってみたい!なんで家に入れてくれないの?」    いくらだだをこねても、決して家に連れていってもらう事はできなかった。  
    思えば、私は純一の周り、所在を一切知らなかった。―【私は純一の事、何も知らない】―" " "06/07/22 23:56

    2006-07-22 23:56:00
  • 511:

    名無しさん

    続きが気になる???

    2006-07-23 22:27:00
  • 512:

    名無しさん

    気になる?ガンバって完結させてくださぃ?

    2006-07-25 10:19:00
  • 513:

    名無しさん

    めっちゃ気になります〜?頑張って下さいね?

    2006-07-26 08:16:00
  • 514:

    素人

    私「あんたが私についてきた嘘、完璧やったけど、うかつに私に店の場所を教えたのは唯一の失敗やったなぁ。」          散々散々今までこらえてきた怒りは、ずっとぶつける場所を探し続けてきた…。純一の致命的な弱みを、ここぞとばかり、じわり、じわりといたぶる。

    2006-07-26 23:02:00
  • 515:

    素人

    私「それでも来れないなら、警察に通報してもいいねんで?」         全てを裏切られた私は、失うものはなかった。   例え純一に嫌われる事も、もう恐くなかった。      …だって、純一は最初から私を愛していなかったのだから。ずっと私を騙し続けてきたのだから…。

    2006-07-26 23:06:00
  • 516:

    素人

    私「どっちがいい?今、ここに来るのと、皆でお店で待ってるのと、塀の中に入るのと…笑」       おかしかった。こんなに愛している人を、私の気分次第でどうにでもできる。体の芯から笑いがこみあげてきた。

    2006-07-26 23:10:00
  • 517:

    素人

    それからはったりも言った。           私「ちなみに全部知ってるからぁ。あんたの家の場所も、嫁の事もね!なめとったらあかんよ?そんなん調べるのなんて簡単やねんで?家庭もぐちゃぐちゃにされたいのぉ?」

    2006-07-26 23:17:00
  • 518:

    素人

    私「はぁ!?最低なんはどっちやねん!?笑えるわぁ!あんた、自分の事棚にあげてよくそんな台詞吐けるなぁ!!アホちゃう!?」

    2006-07-26 23:24:00
  • 519:

    素人

    純一「な、なんだよ!なんでそんな事いってんの!?わかったよ!行ったらいんだろ?」         ようやく諦めたらしく、うんざりしたような返事だった。

    2006-07-26 23:28:00
  • 520:

    永遠

    今いっきに読みました続きが気になる!!

    2006-07-28 11:08:00
  • 521:

    名無しさん

    楽しみに読んでます?

    2006-07-28 16:59:00
  • 522:

    ゅぃ

    主さん頑張って?いつも気にして開いてます??

    2006-07-29 09:26:00
  • 523:

    素人

    みなさんありがとうございます(;_;)

    2006-07-29 15:31:00
  • 524:

    名無しさん

    主さん頑張って書いてね

    2006-08-01 01:06:00
  • 525:

    名無しさん

    あげ

    2006-08-02 05:25:00
  • 526:

    名無しさん

    主さん☆ぁんなです☆ぁたしとすごく似てマス!ぁたしゎ1年半もの長〜〜ぃ間全く何もしらず騙されてました?ぁたしゎ今まだ死の-か復讐しょ-か迷ってて…この小説本間にぁたしの気持ち書いてくれてるみたいで本間イイ?今までで一番の小説やで?頑張ってください?お願いしますッ?

    2006-08-03 02:37:00
  • 527:

    名無しさん

    ????????????????????????

    2006-08-03 16:19:00
  • 528:

    素人

    みなさん応援ほんまにありがとうございます(;_;)更新遅くて申し訳ありません。ゆっくりですが見守っていただけたらうれしいです。あんなさん、死んだらダメです…あたしも、なんとか生きてますよ?一緒に頑張りましょう?

    2006-08-03 23:14:00
  • 529:

    素人

    「嫁の事も全部知ってる」 なんて言ったが、ただのはったりで、この時はまだ本当は何もしらなかった。

    2006-08-03 23:19:00
  • 530:

    素人

    私「どれくらいでこれる?」純一「そんなのわかんないよ」           私「じゃあ二時間以内にきいや!?」        純一「無理だよ!」    私「あ、そうなん?笑。別に自由やけど、一分でも遅れたらあんたの立場が危うくなるだけやから☆笑好きにしいや」

    2006-08-03 23:25:00
  • 531:

    素人

    純一「な、なんだよ…それ…」           私「ん?言ったそのままの通り。じゃ、また電話してね☆バイバイ」
    できるだけかわいくいった。恐ろしい事をかわいくいうと、ある意味感情的にいうより危機感を与える事ができる。

    2006-08-03 23:30:00
  • 532:

    素人

    電話を切ると、すかさず松に電話をし、軽く打ち合せをした。        松「純一ってやつが来たら、お前は感情的になるねんで。それを俺が優しく割って入って、車に連れていくからな。」        私「わかった…」

    2006-08-03 23:35:00
  • 533:

    素人

    松「最後にもう一回聞くけど、お前ほんまにそいつに未練ないねんな?かわいそうとか思わへんねんな?」私「うん…」       松「やっぱり辞めたとかなしやで」         私「わかってる…」

    2006-08-03 23:41:00
  • 534:

    素人

    もう、純一に未練はない。むしろこの手で制裁を与えてやりたいくらい憎かった。憎い!憎い!憎い!あんなやつ…どうにでもされて惨めな思いを味わったらいい!人間以下の扱いをうけろ!

    2006-08-03 23:44:00
  • 535:

    素人

    しばらくして、松が私の部屋にきた。       やつれた私の顔みて言った松「お前…たかが男一人のためにそんな顔になって、アホやなぁ…。」

    2006-08-03 23:55:00
  • 536:

    素人

    そう。たかが男一人…。 田舎から出てきた世間知らずの女が、男に騙されるなんてありがちな話。   どこにでもよくある話。 だけど。だけど…    この思いは
    【時間が解決するよ】  なんて簡単に終わらせられるものじゃなかった

    2006-08-04 00:00:00
  • 537:

    素人

    脅しがきいたのか、珍しく純一は時間以内にに電話をかけてきた。      純一「もうすぐ着くから。」私「わかった」      …部屋に松がいる事は言わないでおいた。怯える顔を見るのが楽しみで仕方なかった。

    2006-08-04 00:05:00
  • 538:

    素人

    ピンポーン?      私と松が顔を見合わせる。私「はい…。」       ―ガチャ―      ドアを開けると、いつもとかわらない純一がとぼけた顔をしてつったっていた。

    2006-08-04 00:09:00
  • 539:

    素人

    純一「愛ちゃん、どぉしたの?」         私と会うときはいつもポーカーフェイス。     何事もない顔をしてると、私はついつい安心して、純一を信じてしまうのを、本人がよく知っているから。

    2006-08-04 00:13:00
  • 540:

    素人

    純一「えっ?誰か来てるの?」          すかさず玄関の松の靴に気付く。         私「とりあえずあがって」

    2006-08-04 00:24:00
  • 541:

    素人

    とりあえず今日はここまででm(__)m        余談ですが恋愛の掲示板に【ポエム?by愛】というのも書いてますので、よかったらのぞいてみてください。

    2006-08-04 00:36:00
  • 542:

    名無しさん

    ????????????????????????

    2006-08-04 01:11:00
  • 543:

    名無しさん

    待たしたわりに更新少なッッ

    2006-08-04 01:34:00
  • 544:

    素人

    ↑ごめんなさいm(__)m

    2006-08-04 01:38:00
  • 545:

    名無しさん

    楽しみにしてるからちょっとずつでいいんで定期的に更新お願いします?

    2006-08-04 11:18:00
  • 546:

    名無しさん

    この小説すき?がんばってね?
    ポエムもよんできたよー

    2006-08-04 11:53:00
  • 547:

    素人

    ありがとうございますm(__)m頑張ります

    2006-08-04 22:00:00
  • 548:

    素人

    純一を部屋に通す。   ―いよいよだ―!!   純一は松を確認すると、一瞬動揺したようだった。 私「こちら、お友達の松さん」           あえて白々しく紹介した。純一「どうも…」     軽く会釈する純一。

    2006-08-04 22:07:00
  • 549:

    素人

    松「君が純一くんか。簡単な事は愛から聞いたけど、いったい何があってん?」松も白々しく状況をうかがう。          純一「いや、あの…」   バツが悪いのか挙動不振な純一。でも彼はどんな時でも取り乱さない。

    2006-08-04 22:12:00
  • 550:

    素人

    松「なんや、愛がいうには結婚してるやら子供がいるやら、騙されとったとかいいよるけど、ほんまなんか?」           優しい口調で問い詰める松純一「そんな!騙すなんて!結婚は本当にしてないし、子供だって、本当にしらなかったんです。」   純一「愛ちゃん?本当だよ?子供だって生まれてから初めてしったんだ!嘘じゃないよ?結婚は本当にしてないんだって!」

    2006-08-04 22:19:00
  • 551:

    素人

    【ズキン・ズキン・ズキン・ズキン…】      また、純一の虚言が始まった。。。        涼しい顔をして、平気で人を傷つける。      【?バッチーン?】   私「はぁ?何言うてんねん?もぉあんたの嘘には騙されへん?この大嘘つきが?今まで信じて付き合ってきた時間どぉしてくれんねん?」          【?バッチーン?】   初めて純一を叩いた。

    2006-08-04 22:25:00
  • 552:

    素人

    【ズキン・ズキン・ズキン・ズキン…】
    純一が、ここまで修羅場にっても、まだ嘘をつく。。まだ…嘘をつく…
    嘘だと、頭ではわかってるはずなのに…それなのに、やっぱりその言葉を聞くと心がゆれる…      また、私の弱さが暴れだした…          【純一がいってる事は、ひょとしたら、ひょとしたら、本当なのかもしれない…】
    私は打ち合せどうり感情的になってみせた。だが、吐き出した言葉と心の中は、もぅ、裏腹だった…

    2006-08-04 22:35:00
  • 553:

    いや。違う?純一は鬼や?何も信じたらあかん?聞いたらあかん?あたしは騙されてんねん?      全部、ぜぇ〜んぶ嘘やねん?こいつは人を平気で傷つける悪魔や?      ―必死でそう自分にいいきかせた―" " "06/08/04 22:39

    2006-08-04 22:39:00
  • 554:

    そんな葛藤を胸に、しばらく打ち合せ通り感情的に純一を責め立てていた。
    「もぅええから!そのへんにしといたれや。愛。」 その時だった。言い争っている二人の空気を【ビシ】っと抑えつけた松
    ―とうとう、松が動きだそうとしていた―" " "06/08/04 22:47

    2006-08-04 22:47:00
  • 555:

    名無しさん

    ????????????????????????

    2006-08-05 01:17:00
  • 556:

    名無しさん

    純一もしかしてAB型?

    2006-08-05 01:43:00
  • 557:

    ?ゅり?

    ずぅ?っっと読んでます?頑張って完結してね?更新されるのが待ち遠しぃ?
    早く早くぅ??

    2006-08-06 00:39:00
  • 558:

    素人

    純一はA型ですよ?   ゆりさん、みなさん、こんな内容もベースもボロボロの小説をずっと応援してくれて本当にありがとうございます?実話なので、おもしろいかどうかわかりませんが、よければ最後までお付き合いくださいm(__)mちなみにまだまだ長いです(;^_^A

    2006-08-06 04:19:00
  • 559:

    素人

    松「愛、お前も子供すぎやねん。そら男と女やねんから色々あるがな。ああだこうだいうても時間は巻き戻されへんやろが?違うか?騙されたお前も悪いねん。」            私「…」

    2006-08-06 04:25:00
  • 560:

    素人

    松は純一をかばい、純一が松に心を開けるようにもっていく。        そして更に口を開いた。

    2006-08-06 04:29:00
  • 561:

    素人

    松「せやけどなぁ、純一くん、可愛そうおもわんか?ここまで必死でお前を信じてきて、お前に頼ってきて、ポイと捨てられて…」  松「遊びは遊びでかまわん。せやけどお前、ここまで振り回したんやからなぁ…」           次は私を哀れんでみせる。

    2006-08-06 04:32:00
  • 562:

    素人

    松「なぁ、純一くん、捨てるなら捨てるで、もっとけじめつけな!愛も田舎から一人で出てきて、頼るとこあらへんがな。聞いたら結婚に向けて仕事も辞めた言うとるやないか?    お前、そこまでさしたんやったら、もっと大人の別れかたあるんちゃうか?このままやったら愛も納得しよらへんで?       なぁ…純一くん…」

    2006-08-06 04:39:00
  • 563:

    素人

    純一「…」        松が何を言おうとしているのか、純一はなんとなくわかっているだろう。だか純一はずっとうつむいたままだった。
    私の予想では純一の貯金はウン千万…

    2006-08-06 04:44:00
  • 564:

    松「純一くん!君も大人やないか!大人なら大人の別れかたがあるん違うか言うてんねん。わかるやろ?このままやったらあまりにも愛が可愛そうすぎひんか?」
    ―当然だが、純一も簡単にはお金の話をしようとしない―" " "06/08/06 04:47

    2006-08-06 04:47:00
  • 565:

    素人

    松「まぁここやったらゆっくり話できひんやろし、ちょっと二人で話しようや?な?」         純一「…」        松「目の前に愛がおったら君も気まずいやろし、下に車とめてるから下いこか。」           純一「…」        そして松は純一の返事を無視して部屋を出る支度をする。          松「いくで」       純一は必然的に松の後をついて行くしかなかった。

    2006-08-06 04:53:00
  • 566:

    素人

    松「愛、お前はもう少し頭冷やしとけ。」      そう言って二人は私の部屋を出ていった…。    純一は複雑な顔をしたままだった。

    2006-08-06 04:59:00
  • 567:

    素人

    今考えると、あの時の純一の頭の中は、      1、いかに、お金を取られないでこの場を乗り切るか2、ほんっとダルイ事しやがって         この二つしかなかっただろう。

    2006-08-06 05:03:00
  • 568:

    素人

    よくよく考えたら、純一は仕事上、ヤクザと密な関係にある。        ちょっとくらいの圧力や脅しに慣れているだろう。 かわし方や演じかた、嘘のつき方はプロだ。    そんな事考えたらわかる事なのに、この頃はまだまだ純一のその陰の部分を半分もわかってはいなかった。

    2006-08-06 05:10:00
  • 569:

    素人

    二人が去った後、一人きりの部屋で私は葛藤していた。           【今頃どんな話してるんやろ。純一は松のいいなりにお金を払うのかな?もしかしたら今頃お金をおろしにいってるのかな?】

    2006-08-06 05:15:00
  • 570:

    素人

    気が付くと、純一の心配ばかりしていた。     【心配する事なんかない!あいつは悪党や!あたしは騙されたんや!いっぱい持ってるほんの一部をもらっって何がわるい!?あいつが悪い!あいつが悪い!あいつはあたしを愛してない!!】

    2006-08-06 05:19:00
  • 571:

    二人が出ていってから、ずっとずっと自分にそういいきかせた。       ―だが、心の中ではずっと私の弱い部分が打ち消せないでいた…       いや、本当はもう最初からきまっていたのかもしれない―" " "06/08/06 05:23

    2006-08-06 05:23:00
  • 572:

    素人

    一時間ほどたっただろうか…。          頭では自分に【ダメだ!】と言い聞かせながらも、自分の行動を阻止できなかっ…           松にも、純一にも後ろめたさを感じながら、二人にメールを送った。     【話おわったら純一と二人で話させて】と。    馬鹿だと、自分でもわかっていた。

    2006-08-06 06:03:00
  • 573:

    辛いっす(;_;)

    2006-08-06 06:13:00
  • 574:

    名無しさん

    気になる?

    2006-08-06 06:27:00
  • 575:

    名無しさん

    ????????????????????????

    2006-08-06 10:44:00
  • 576:

    名無しさん

    やるやんっ主さん?
    頑張れっ?

    2006-08-06 21:05:00
  • 577:

    素人

    二人からの返事はなかった…           【きっと松は呆れているだろうな】        心の中は松への気まずさと自分の馬鹿さにうんざりしていた。

    2006-08-07 04:01:00
  • 578:

    素人

    しばらくして      ―ピンポーン?―    インターホンが鳴った。 純一「俺だけど…」    純一が無事に解放された。私「松さんは?」     純一「帰ったんじゃない?」私「そっか…とりあえずあがる?」         純一は少し考えて    「うん…」        と返事をした。

    2006-08-07 04:06:00
  • 579:

    素人

    かんだか変な感じがした。憎くて憎くてたまらない相手なのに…。      ―愛しい―       あんな強引な手を使ってだが、たとえ手段やいきさつはどうであれ、愛する純一が会いにきてくれた。うれしい。
    そして、さっき純一がいっていた台詞
    【子供はいるけど結婚はしていない】       全ての真実を無視し、私はもう、その言葉しか見えなくなっていた。

    2006-08-07 04:16:00
  • 580:

    素人

    私「大丈夫だった?」   純一「うん…まぁ…」   私「そっか…何話してたの?」           純一「別に…俺、今店も上手くいってないし、お金なんて全然ないし。なんか変な事遠回しにいってきたけど無理だもん。」     私はなんの事だかわからないというふりをした。  私「何それ?それでどうなったん?」        純一「どうにもならないよ。だって無いものはないし無理だもん。」      …私がメールを送ったせいもあり、どうやら純一はなんとか逃げ切ったようだった。          私「そぅなんやぁ。」   さっきまでのモメ事はまるでなかったかのように、私達は驚くほど普通に話していた。

    2006-08-07 04:29:00
  • 581:

    素人

    私「ねぇ、純一、私達、別れるの?別れられるの?」純一「…わかんない…別れなくちゃいけないのかな?嫌だけど…それが愛のためなのかな?」       私「純一が今愛してるのは誰?」          純一「決まってるじゃん?愛だよ?」        私「…じゃあなんでそれをその彼女に伝えてくれないの?」          純一「…それは…やっぱり…子供が…」       私「かわいい?」     純一「…うん…子供に会えなくなるのは嫌だ…」   私「純一が引き取ったらいい!私が愛情いっぱい注いで育てる!」       純一「無理だよ…あいつが手放すはずない。」    私「…」

    2006-08-07 04:39:00
  • 582:

    素人

    この手の話は、純一に子供がいると発覚してから何度も話し合ってきた事だ。 また…結果の出ない討論の繰り返し…       私「じゃあどうするの?私別れたくない!」     純一「俺もだよ!もぅどうしていいかわかんなぃ…」

    2006-08-07 04:43:00
  • 583:

    素人

    純一「とりあえず今日は時間ないから…」      私「うん…」       純一「ごめんな。」    私「…」         結論は、最初からないのだから、出なくて当たり前だ。何の進歩も決着もつける事なく、奇妙な二人の関係は終止符を打つことはできなかった。

    2006-08-07 04:51:00
  • 584:

    素人

    純一が帰ってしばらくして、松から電話があった。 松「お前なぁ、なんやアレは?口出すないうたやないか!」          私「ごめんなさい…」   松「ほんましょうもないやっちゃなぁ。」      私「…」         松「どっちにしても、あいつ金なんかないで。」   私「…」          松「どう考えたってあいつ持ってへん!あいつからとるんは無理やな。」    そんなわけなかった。きっと純一は、いつもの調子で上手い事言ったのだろう。相手がやくざだろうがなんだろうが、慣れた身のこなしで演じたのだろう。そういえば、やくざの扱いも慣れてるか…まんまと松も言い包められたか…だがこの際松がそう思ってくれているほうが楽だった。

    2006-08-07 05:02:00
  • 585:

    素人

    当時の私のなかで揺るぎない考えとして(これは後々まで変わる事がなかった)植え付けられていた事を並べます。
    1、今純一が愛しているのは私である       2、元カノが妊娠していた事は子供が生まれるまで純一には知らされなかった。 3、それは別れた彼女が純一と結婚したがいがためにあえて秘密にしていたから4、純一は本当に彼女と別れていた。
    5、純一はあくまで【子供のために】元カノと結婚すべきだとは思っているが、元カノに愛はないので悩んでいる(ただし本当に籍がはいってないかどうかは半信半疑だが)

    2006-08-08 00:32:00
  • 586:

    素人

    純一が本当に子供の事を知らなかったのか…この事について私は何度も何度も何年も疑いつづけたが、ついつい信じてしまったには理由がある。

    2006-08-08 00:37:00
  • 587:

    素人

    前にも記述してある通り、その彼女とは長い間同棲していたようだった。   しかも彼女には生まれてまもない連れ子がいた。  どうやら純一は連れ子も含め、彼女の面倒を四年もの間みつづけてきたようだった。【立派な内縁の関係である】  
    ―この事実は、元カノが純一との結婚に執着する理由になりえる―       1、今更、子連れで一人身になるのは【金銭的】にも【精神的】にも大変だろう2、尚且つ一人になれば必然仕事も始めなければならない。これは相当負担が大きい
    3、純一を逃したらもう結婚はかなり難しいと思われる。(バツ1子連れはハンデだし年令ももう若くはない)          4、純一の稼ぎはかなりいい。          5、連れ子を自分の子のように可愛がってくれる人は貴重であるし、現に子供は純一をパパだと思っている。

    2006-08-08 01:00:00
  • 588:

    素人

    そして純一の行動として 1、東京の実家でお母さんに会わしてくれた。   2、お母さんも「みんなで海外旅行にいこうね」といわれた。        3、自分から結婚の話を積極的に持ち出していた。 (極め付けには「お母さんをよろくな」とまで言ってきた)           4、「働かなくてもいいんだよ?」とうながされお水をあげてもらった。   5、「一緒に住んじゃおうかな」と、部屋を借りてくれた。          (後々考えたら4と5に関しては、ただ囲われてるだけでしたが…当時の私には思い付きもしませんでした。)

    2006-08-08 01:12:00
  • 589:

    名無しさん

    ???????????????????????

    2006-08-08 01:23:00
  • 590:

    素人

    これらを総合して、やはり【純一はきちんと別れていたんではないか】
    という思いが消えなかったし、その頃から元カノに対する憎しみはどんどんと膨れ上がっていった…    【元カノの醜い策略のせいで、私達は別れなければならないのだ!元カノが自分勝手に子供を生んで、子供をだしに純一を私から奪おうとしている!この人さえ邪魔しなければ私たちは幸せに結婚できたのに!私から全てを奪ったひどい女!】
    この考えは本当に根強く私の心に植え付けられいった…

    2006-08-08 01:25:00
  • 591:

    素人

    そしてキーワードになる【子供】に対しても、私はなんともいえない複雑な心境を持つようになった。  もともと子供好きな私だが、子供をみると【羨ましさや嫉み】と、本来持っている素直な感情【かわいいなぁ】という感情が複雑ににいりまじって、胸が苦しくなるのは、正直今でも完璧には治らないでいる。

    2006-08-08 01:29:00
  • 592:

    素人

    前にこんな事があった―
    純一に子供がいると発覚してまだ間もない頃。   その日から私は、発狂したように泣き続ける毎日だった…          これではいけないと思い外出する事にした…

    2006-08-08 01:32:00
  • 593:

    素人

    なんとなく百貨店の中をうろついていた。  
    降り掛かった突然の不幸のせいで、もうろうとする頭の中は【純一、子供、元カノ、私、嘘、本当】でいっぱいで、あの日から私は暗やみのどん底にいた。毎日にモヤがかかっていて、ただ毎日が過ぎていくだけ。左手首の傷をさすりながらふと目をあげると…    なぜか子供服売場にきていた…

    2006-08-08 01:43:00
  • 594:

    素人

    【えっ?】       突然頭の中が真っ白になり【ドクン…ドクン…ドクン…ドクン…ドクドクドクドク?】         急に心搏数があがり   【ハァ…ハァ…ハァ…ハァ】           息苦しい。       手足が氷のように冷たくなり震えだした。     【ヤバイヤバイ?またパニック障害?】      慌てて売場を離れ気持ちを落ち着かせる。     【子供服をみただけで…】そんな自分が嫌になった。悲しみと恐怖に苦しんだ。私、子供好きなのに…好きなのに…なんでこんな気持ちにならないといけないの!?なんで…

    2006-08-08 01:50:00
  • 595:

    名無しさん

    ??シオリ??
    主さん頑張ってね?

    2006-08-08 22:09:00
  • 596:

    名無しさん

    ????????????????????????

    2006-08-09 02:48:00
  • 597:

    素人

    みなさんありがとうございます?

    2006-08-09 04:19:00
  • 598:

    名無しさん

    復讐は失敗に終わり、尚且つ私たちは答えのでないままズルズルと会い続ける日々がつづいた…     私は本当の事が知りたかった。何が本当で何が嘘なのか。元カノの身代わりとして電話にでた【あきな】から聞いた話も、全てが嘘ではないはずた。(純一がいうには、あきなに「お金を貸して」と頼まれたのを断ったので、あきなが逆恨みをして根も葉もない事をいっているんだといっていたが確かにあきなの言葉にも怪しい節はあった。)

    2006-08-09 04:40:00
  • 599:

    素人

    純一の誕生日には待ちに待たされ、純一が来たのは翌日の朝だった。そしてなぜか、待ち合わせの場所には店と反対側の駅方面から来た。
    【ひょっとして、元カノとお祝いしてた?      そういえばクリスマスだって、「店が忙しいから」と日にちをずらしてお祝いしたな。日曜日は…なんで誰も休み譲ってくれないんだろ?(この時、カジノ屋が日曜日が休みなのを知らなかったので、前に純一が話した【日曜日の取り合い】を信じていた) 】

    2006-08-09 04:55:00
  • 600:

    素人

    前に突然純一が
    「愛とデートするため」  と言って購入した車。ワゴンは、二人にはデカイ。 しかも車でデートなんか結局してない。      【???車も、本当は私のためじゃなく、生まれてくる子供のためだった?】 「部屋汚いから」と、かたくなに拒んで入れてくれなかった彼の家。【ひょっとしてずっと同姓は続いてた?】
    「店の営業時間が延びた」 と言って会う時間が減ったけど、実際は何時から何時まで働いてるの?    何もかも疑わしく、なにもかも嘘臭い。なのに、純一から離れられなくて苦しんだ。          【純一…一体何が本当で、何が嘘なの?】     私の前で笑う純一の笑顔、温もりだけは本物だと信じていたが、
    【ごまかすには苦しい現実】と、
    【信じたい妄想】の狭間で、生きてる心地なんかしなかった。        本当の事が知りたいの…本当の事は何…どれが嘘でどこまで本当?      人間不振…       この頃の私は限りなくそれに近くなっていた。   みんなが嘘をつく。最愛の純一も、協力してくれたあきなも…みんなみんな、なんで?誰か、本当の事を教えて…

    2006-08-09 05:20:00
  • 601:

    素人

    純一のお母さんもガンで倒れ、危篤に近く、純一は弱っていた。そこにタイミングよく子供が生まれ、予期していなかったにもしても、いい親孝行になると感じているのは間違いないだろう。
    【結婚…やっぱり、してるんだろうな…】

    2006-08-09 05:32:00
  • 602:

    素人

    やっぱり辛いですね…これを書く事により、毎日悔しさと悲しさが鮮明に思い出されます。辛い…    今日はここまででm(__)m

    2006-08-09 05:38:00
  • 603:

    sage

    主さんずっと見てます?もしも、今も悩んでるんでしたら探偵や興信所など使ってみては…余計な心配すいません?

    2006-08-09 06:12:00
  • 604:

    素人

    sageさん、ご心配ありがとうございますm(__)m   心の傷口はまだ痛いですが、自分の中で決着をつけることができこの小説を書いています。結末も決まっていますのでよければ結末まで見守ってください(^-^)

    2006-08-09 17:26:00
  • 605:

    素人

    騙されているとわかっているのに離れられない…。 毎日毎日泣き崩れ、それでも純一にすがり、日に日にやつれていく私をみて友達が遂に私に言った。   「愛!あんたまだ別れられへんの?なんでなん?なんでそんなに純一に依存するんよ?あんな最低な奴の何がいいん?依存してるだけん?全部嘘やん?なんでわかってて信じようとするん?
    …もぅ、辞めて…?もぅ、苦しんでる愛を見てられへん…あんな男を信じて振り回されて、ボロボロになっていく愛なんか見たくないねん…」
    私「……」

    2006-08-10 03:55:00
  • 606:

    素人

    それでも必死で純一を信じようとする私を見て、友達は続けて言う。     「わかってるやろ?このままでいいわけないやん!あんたまだ信じようとしてるん?純一の行動のどこに誠意がある?どこに愛がある?あんたの事愛してたら、こんな思いさせへんやろ!?」           私「…」

    2006-08-10 04:01:00
  • 607:

    素人

    「…お願いやから、お願いやから…もう、いいかげん目を覚まして!自分の足でたって!
    これ以上あんな奴のためにボロボロになっていく愛なんか見たくないねん!」  友達は今までにない口調で私を責めた。そこには私に対する真剣な思いが伝わってきた。        そして、真っすぐに私の目を見て言った。     「今ここで、純一の連絡先消去しぃ!!」      私「えっ?い、今?」   友達「そうせんかったら何も変わらんやん。あんたもわかってるやろ?このままでいいわけないって。」 私「…」

    2006-08-10 04:09:00
  • 608:

    素人

    純一の連絡先を消去したら…終わり…       私は純一と別れる自信も勇気もなかったけれど、友達の言うように【このままではいけない】と思っていたし、友達の熱意に背中を押され、少し考えて言った。「わかった。最後に純一に連絡させて」

    2006-08-10 04:13:00
  • 609:

    素人

    そして純一に最後の電話をかけた。        【プル、プルルルル…】 【ただ今、電話に出ることが…】         普通なら電話に出れる時間帯だが、予想どうり留守電。私は最後ときめていたので留守電にメッセージを残す事にした。
    「もしもし…純一?もう、何も信じられない。もう信じる事に疲れた。もう関わりたくない。言う事はそれだけ。もう二度と連絡してこないで。…さよなら…」

    2006-08-10 04:22:00
  • 610:

    素人

    【これで良かったんだ。これで良かったんだ】と、自分自身に言い聞かせながら精一杯の勇気を振り絞り、震える手で純一の連絡先を消去した。       …終わった…

    2006-08-10 04:26:00
  • 611:

    ?ぴぃ?

    読んでます?
    頑張ってぇ?

    2006-08-10 04:31:00
  • 612:

    素人

    最後の別れは留守電…  二時間たっても、三時間たっても、
    一日たっても、一週間たっても…     
    純一は二度と掛け直してくる事はなかった。    毎日毎日泣きながら色んな事を考えた。純一との思い出、純一の嘘、自分の行動、私のこれから。    どこかでまた純一が連絡してきてくれるのを待っていたのかもしれない。   普通なら、相手は慌てて電話を掛け直してくるのが普通だろう。  
    でも純一は留守電のメッセージを聞いて【あ、そうか】とすんなり別れを受け入れた。結局純一は私を愛していなかった…

    2006-08-10 04:38:00
  • 613:

    素人

    ピイさんどうもです(^-^)リアルですがきりがいいので今日はここまでにします
    ようやく第一章が終わりました。         今後どういうふうに書いていくか考えています。  私の依存、執着はこんな簡単には終わりません。  記憶を辿って書いていますので、多少の矛盾などわかりにくい部分があるかと思いますがお許しくださいm(__)m

    2006-08-10 04:49:00
  • 614:

    らぃむ

    ????????????????????????

    2006-08-10 14:34:00
  • 615:

    素人

    今日も覚醒剤のテレビを見て苦しくなったよ。   毎日テレビや周りから覚醒剤の話を耳にする。   その度にあんたの事が心配になるよ…       こうなってもまだ、あんたの事好きなんかもしれへんね。

    2006-08-14 15:08:00
  • 616:

    頑張ッてくださいねッ(・∀・)
    応援してます!!

    2006-08-15 12:15:00
  • 617:

    名無しさん

    一気に読みました?読みやすいし内容もリアルでドキドキします?完結まで自分のペースで無理せず頑張ってください?

    2006-08-16 23:09:00
  • 618:

    名無しさん

    この小説むっちゃ好きやけど更新遅い&ちょっとしか更新せ-へんから嫌や〜

    2006-08-18 00:23:00
  • 619:

    名無しさん

    私は主さんの 好きな様に、思った気持ちを小説に書いてもらいたいで♪ 待ってるで☆★

    2006-08-21 03:08:00
  • 620:

    みさ

    -素人さん-大丈夫ですか?毎日見にきてます 更新されてないので-素人さん-に何かあったのか?と、心配です。ちなみに、更新の催促ではありませんので 気を悪くしないで下さい

    2006-08-21 03:36:00
  • 621:

    名無しさん

    昨日一気に読みました? あたしも彼氏?と言っていいかわからんけど、付き合ってた子にずっとだまされてていろんなことばもらったけど、結局うそで捨てられました。       いーっぱいおる女の中でもほんまにそいつがスキなんは一人だけで、その人を大事にしてました。     まやはそいつを一生許す事はできひん。      あー今めっちゃムカついてきた?         まやも落ち着いたら書こうカナと思ってます?    それまで生きてるかわからんけど???参考にしたいんで主さん頑張ってください??

    2006-08-22 13:10:00
  • 622:

    素人

    おまたせいたしましたm(__)m           みなさんの応援、ご意見本当に感激です。     また、心配までしていただいた方には大変申し訳なく思っています。     長い間放置していたためご迷惑をおかけいたしましたが、少しずつ更新していきます。         尚、応援していただいた皆様に一括での返信をお許しくださいm(__)m

    2006-08-24 03:58:00
  • 623:

    素人

    純一との関係を断ち、私は毎日毎日、狂ったように泣き続けた。       純一のいない毎日は、一分一秒が地獄だった。 
    純一のついた嘘や行動、楽しかった二人の思い出を、何度も何度も頭の中で思い描いた。        あまりにも繰り返し思い出していたので、しまいには思い出さえも、擦り切れてしまうのではないかと思えるほど、私の頭の中は純一で一杯だった。

    2006-08-24 04:08:00
  • 624:

    純一

    純一との思い出…    初めて会った日     初めてキスした日    初めて抱かれた日    純一のお母さんの優しい笑顔
    その横で揺れる大きくて赤い花          いつでも鮮明に思い出す事ができた。       全てが嘘だとは、到底おもえなかった。

    2006-08-24 04:14:00
  • 625:

    素人

    私は、出口の無いトンネルに迷い込んでしまった。 泣いても泣いても、光が見つからない。      自分でも自分がおかしいんじゃないかと思えた。  私の頭の中は、純一に覚醒していて、【連絡なんてあるはずない】とわかっていても、常に携帯とにらめっこ。【もしかしたら…】 諦めのつかない私は夜さえ、うかうか寝ることもできなかった。

    2006-08-24 04:21:00
  • 626:

    素人

    そんな感じで、あっという間に一ヵ月が過ぎた。  手首の傷跡は、生々しさは消えたものの、まだまだ痛々しく、心の傷を主張するかのように赤く腫れあがっていた。

    2006-08-24 04:25:00
  • 627:

    素人

    【時間が解決するよ】  みんながそう口を揃えた。【いったい、いつになったら私はこの苦しみから解放されるのだろう。
    こんなに苦しい毎日なんかいらない。】      心の傷が癒える迄のこの時間を、早送りしたいくらいだった。        【生きるって、何…?】 いったい、何のために自分が生きているのかわからなかった。それに、何に向かって進めばいいのか、何を支えに…

    2006-08-24 04:31:00
  • 628:

    素人

    【死のう】       そう決意した事はないよ。【死にたい】      と思う事は毎日だったけど            生きる目的も、支えも、夢も、【全て】を失ったはずなのに、それでも死ぬ覚悟ができないでいる自分に、【失いたくない何かがあるのだろうか?】     そう思う事がせめてもの支えだったのもしれない。

    2006-08-24 04:38:00
  • 629:

    素人

    頭の中で自分を殺し続けた台所の包丁で自分のお腹を何度も刺した。     カミソリで手首をきって、確実に死ぬ方法を考え続けた
    両親に遺書を書きながなら泣いた。        それでも全ては妄想に終わり、実戦する事はできなかった。

    2006-08-24 04:51:00
  • 630:

    素人

    生きていたら、いつかは幸せを感じられる日がくるかもしれない…      そんなわずかな期待が捨てきれなかったからだろうか…?     
    【息を吸って、吐いて、瞬きして、お腹が空いたら何か食べて、眠くなったら寝て、寝るのに疲れたら起きる】          この頃の私にとって【生きる】とはそういう事だった。ただ、廃人のように、毎日が過ぎていくのを待ち続けるだけの、何の意味もない毎日…

    2006-08-24 04:57:00
  • 631:

    素人

    このまま泣いてばかりではダメだ…    
    少しでも早く立ち直り、純一を忘れなければ。   もう、純一はいないのだから、彼の依存から離れなければ…

    2006-08-25 02:19:00
  • 632:

    素人

    そして、まずは社会復帰の一環として仕事をはじめる事を決意した。     私は今までのしがらみや思い出から少しでも離れようと、長年親しんできた南を離れ、心機一転、次は新地へと拠点を変える事にした。

    2006-08-25 02:24:00
  • 633:

    素人

    正直自信はなかった。  まだまだ立ち直っていない事もわかっていた。   でも、外に出て、仕事をする事で、純一の事を考える時間が少しでも減るなら。ただただ、早く純一を忘れたかった。       【純一は死んだ。】   そう自分に言い聞かせた。

    2006-08-25 02:29:00
  • 634:

    名無しさん

    わーい更新されてる(^O^) 心配していましたが、やっとコメントなどがあり、少しだけ安心しました。これからも読ませてもらいますね☆☆

    2006-08-25 04:09:00
  • 635:

    素人

    641さん、いつも応援ありがとぅございますm(__)m

    2006-08-29 03:17:00
  • 636:

    素人

    なんとか面接もうかった私は新地のとあるキャバクラで働きだした。     名前もかえた。     (わかりにくくなりため、ここでは引き続き愛のままで書かせてもらいます)

    2006-08-29 03:20:00
  • 637:

    素人

    【せめて働いている間、純一の事を考えないで済むのなら】         と思い復帰した仕事だったが、結局は何もかわらず、月日がたっていった。  【純一に会いたい。純一に会いたい。】      頭は全てそれが占領していた。          お客様との会話にも気持ちがはいらない。     いつも私の頭のなかは純一が全てだった。

    2006-08-29 03:26:00
  • 638:

    素人

    ―本当は知っていた―  純一の連絡先を消去したって、連意味がないこと。 頭の中で押さえ付けていたけど、結局そうなることもわかっていた。     私は          純一の連絡先を頭の中に記憶していた。

    2006-08-29 03:29:00
  • 639:

    素人

    そしてとうとう、我慢できなきなくなった私は、ちょこちょこ純一と連絡をとりだした。        内容はサッパリしたものだった。         【ドレス買って】    とか          【暇やからお茶いこ】  とか、         【甘え】と【たかり】の間みたいなメール。    【今までの事はまるで気にしてない】というような、強がりだが、純一の精神的に負担にならないような内容。結局は毎回適当な理由で断られた。      自分でも何がしたいのかわからなかった。

    2006-08-29 03:37:00
  • 640:

    素人

    純一への愛を、憎しみにすり替える事で、哀れな自分を葬り去りたかった。  うっすらとはわかっていた。百憎くても、その倍、いやその百倍彼を愛してる…その思いを必死に憎しみに変えた。        純一に会いたいのは愛しているからではなく、憎いから。純一のヨコシマな心に入り込んで、今度は私が純一を手のひらで転がしてやる。そのためにはなんでもする。         私の心は徐々に強い決心へと固まっていった。   ただ…会いたいだけなのに…愛してはいけない人を愛すには理由が必要だった。分への言い訳が…

    2006-08-29 03:49:00
  • 641:

    素人

    そうともなると、とことん自分に言い聞かせた。  【私が愛してしまったのは純一の金銭面。     家賃、小遣い、プレゼント。おかげでどれだけ助かったか。むしろ利用したのは私の方。純一はただの踏み台。それを純一が気付いてないなんて、私やり手だわ】そう思い込む事で自分への罪悪感を軽減させた。

    2006-08-29 03:59:00
  • 642:

    仕事

    ―さくら祭りの日だった―仕事を終え、着物のまま純一と落ち合う。     半年ぶりに会う純一は、少しやつれて見えた。

    2006-08-29 04:02:00
  • 643:

    素人

    純一を呼び出すのは簡単だった。         【気にしてない、もう好きじゃない】       という態度を全面に押し出し、軽いノリで【久しぶりにお茶しよ?】     というだけ。要するに純一にとって、面倒臭くさえならなければいい。

    2006-08-29 04:07:00
  • 644:

    素人

    軽く食事を済まし、あの時の事には触れないように、たわいもない話をした。 【余裕】        を見せて純一を安心させた

    2006-08-29 04:11:00
  • 645:

    素人

    馬鹿だな        と思いながら      私「純一がそういうならそうやな☆」        といってやる。     純一はうれしそうに笑っていた。

    2006-08-29 04:22:00
  • 646:

    素人

    家に着くとお互いなんとなくそういうモードだった。純一「部屋まで送っていくよ」           私の反応を伺いながらいう。           私「いいのかな…」     迷ってみせる私。

    2006-08-29 04:25:00
  • 647:

    素人

    純一を誘うようにエレベーターの中で軽いノリで抱きついてみせる私。純一の下心をくすぐる。
    部屋の前に着くとお互い駆け引きだった。     といっても心の中は決まっている。

    2006-08-29 04:29:00
  • 648:

    素人

    私「じゃあ、ありがとぅ。気を付けてね。元気でね。今日はあえてうれしかった」            私の発する意外な台詞に納得のいかない純一はソワソワしている。      私「扉を開けたらまた一人だぁ。さみしぃな。けど…仕方ないから…」     淋しく切ない表情で言いながらも帰るよう促す。

    2006-08-29 04:33:00
  • 649:

    なかなか帰らない純一。 淋しそうな表情で【本当は帰ってなんかほしくない】といわんばかりに「さよなら」という私。     ドアノブに手を掛けた時 ―意外な台詞が純一の口からこぼれた―" " "06/08/29 04:36

    2006-08-29 04:36:00
  • 650:

    素人

    純一「援交して?」     耳を疑った。     【 え?なんて…?】  なんというか、自分が純一にとって、ただそういう対象でしかない事くらいわかっていたし、その言葉で傷つく事もなかった。ただ馬鹿みたいな発言をする彼が情けなくて笑えた。   【一度目は帰す】    今ならお金も少しはふんだくれるのに…      もったいないと思いながらも聞こえないふりをした。

    2006-08-29 04:45:00
  • 651:

    名無しさん

    続き気になります(*´д`*)
    ちゅー事でage。
    頑張って完結させてくださいね!

    2006-08-29 23:45:00
  • 652:

    素人

    ありがとぅございますm(__)m

    2006-08-30 03:16:00
  • 653:

    素人

    【一度目は帰す】    ―罠にかかった魚―   純一が餌に食らい付くまでに、そう時間はかからなかった。       

    ―お預けされた餌はおいく見える―        
    純一に勝つには真っ向勝負ではダメ。何事も計算しながら行動しなければ。  自分が変わっていくのが分かった。
    相手を【手のひらで転がしたい】のなら【手のひらで転がされてる振り】をしなければ。

    2006-08-30 03:29:00
  • 654:

    素人

    そうやって徐々に気持ちの切り替えができていった。【愛しているのではない。愛している振りをしなければ…かつて純一が私にそうしたように…】

    2006-08-30 03:31:00
  • 655:

    素人

    半年ぶりに純一に抱かれる…           もう、あの頃とは違う。 
    濡れなかったし、何も感じなかった。       愛の無いセックスとはこんなにもつまらないものなのか…          その自分の体の反応に、内心安心した。      【もう、私は純一を愛していない。もう、何があっても傷つく事はない】と…

    2006-08-30 03:39:00
  • 656:

    素人

    純一が寝ている間に携帯を見る。         結婚を機に、綺麗に清算されたメモリー。     半年前にはたくさんあった女の名前は全て消去されていた。         ―たった一人の名前を除いては―         【美香】        その名前を見て愕然とした。一番最初に純一の携帯を覗き見したときからあった名前…少し古くさくて、なんとなく、勝手に【職場のおばちゃん】と決め付けて疑いもしなかった【美香】勘の冴えない私は何度もこの名前を見たはずなのに…なぜ、気付かなかったのか不思議なくらいだ…   よく見ると、美香だけ着メロが設定してあった。  純一の好きだというアイコのアンドロメダ。    憎しみが胸の奥からこみあげてくる。       【ふーん。こいつだったんだ…】         こみあげてくる怒りと憎しみで震えながら、美香のメモリーを自分の携帯に写した。          ご丁寧に美香の実家の連絡先まで登録してあった。

    2006-08-30 04:04:00
  • 657:

    素人

    それから私は、あ〜んまですべてのメモリーを見尽くした。         ○○ホーム○○さん、  ○○カーショップ○○さんというメモリーを見て、マイホーム購入の確信と、マイカー(2台目)購入の予想に結び付いた。     純一はずっと「仕事がうまく行ってないからお金に余裕がない」と私にいっていたが、やはりうそっぱちだった。【私に使うお金を渋っていた】それだけ…たとえ本当に仕事が上手くいってないとしても、妻と子供を養い、マイホームとマイカーを購入する余裕はあるわけだ。        【許せない】      だが、焦らず、ゆっくりと確実に搾り取ってやればいい。

    2006-08-30 04:19:00
  • 658:

    素人

    そのためには、まず純一が、もっともっと私を求め、私を必要とするように洗脳、コントロールする必要がある。         【純一を私に依存させなければ…】

    2006-08-30 04:30:00
  • 659:

    素人

    純一が私に依存するために…           まずは純一が何の抵抗もなく私に会いにこれるよう、純一にとって都合のいい女になる…。       重いと取られるような発言はしない。       嘘は追求しない。矛盾や疑問、明らかな嘘を感じたときも「あんたがそういうならそうやな?」と軽くあしらってやる。そういってやると、よく純一は喜んでいた。

    2006-08-30 04:37:00
  • 660:

    素人

    純一の、私に対しての好奇心を掻き立てるために、 【純一の知らない私】を演出する。        今までなら、純一からきたメールは瞬速で返信していたが、時間をおいて返信。ひどいときは無視。   そうすると相手はムキになって電話してくる。   いいわけは「べつにぃ」とか「忙しかった」とか「気付かなかった」とか。【本当は何してたんだ?】と思わせる。そうする事で、ただのムキ→詮索→嫉妬→独占欲へとすり替える事ができた。

    2006-08-30 04:47:00
  • 661:

    素人

    ただし会った時はとびきり愛を持って接する。   「会いたかった?」    「やっぱ男前?」     とかかわいい事を言ってやる。          セックスも、演出やシチュエーションで刺激を与え、純一の望むセックスを引き出してやる。      特にセックスに関しては完璧に尽くしてやった。  単調にならないよう、願望を叶え、妄想を掻き立てるセックス。

    2006-08-30 04:53:00
  • 662:

    名無しさん

    今日初めて読んでやっとおいついた??頑張って

    2006-08-30 04:55:00
  • 663:

    素人

    さくら祭りでの再会以来、私はスッピンで出迎えた事は一度もない。どんなに夜中に寝ていようが、純一がくるとなったらメイクし、それまで来ていたパジャマを脱ぎ捨て、官能的なガーターベルトに身を包み、ルーズな上着を羽織る。魅力的な女でいるよう努力した。
    純一がシャワーからあがってきたら、待ちきれないというように、まだ濡れたままの純一の敏感な部分をひざまずいて愛撫する。  
    時には性の奴隷     時には性の女王     
    いつも綺麗で官能的な女…文句もいわず笑って嘘を許してくれる。      都合のいい女。     それが男の求める理想の女
    必然、純一が私に会いに来る回数は確実に増えた。

    2006-08-30 05:07:00
  • 664:

    素人

    671さんすごいですね(>_

    2006-08-30 05:16:00
  • 665:

    私も昨夜この小説を見つけて明け方まで読みました。なんなんこの男( ̄□ ̄;)!!読んでるだけの私までが何が本当で何が嘘なのかわからなくなりました。すごい嘘つきな男ですね。応援します!頑張ってね。

    2006-08-30 08:09:00
  • 666:

    素人

    ☆さん、よんでくれてありがとぅございます?あたしも彼の嘘と矛盾が書ききれなくて悔しいくらいです?実際はもっともっと巧妙に細工と嘘がいっぱいなんですよ(>_

    2006-08-30 08:17:00
  • 667:

    主さん、私は星サンではないよ。星サンの小説も大好きです。ほんまに純一むかつくわ!!どんな結末なるのかすごく楽しみ!ドラマになったらええのにとか思う。今からまた仕事戻るから帰りの電車で読みたいです!

    2006-08-30 12:37:00
  • 668:

    素人

    すいません訂正あります?今読み返してたら【美香】がダブってました。
    最初に純一の携帯を見たときと、再会してからの純一の携帯に残っていた美香は同一人物ですが、善の連絡先を教えてくれた【美香】は別人です(>_

    2006-08-31 00:01:00
  • 669:

    ?

    いつも楽しみにしてます?頑張って下さいね

    2006-08-31 00:23:00
  • 670:

    素人

    ほんまにみなさん、よんでくれてありがとうございます?

    2006-08-31 05:42:00
  • 671:

    素人

    純一「愛!いったいコレ何!?」
    テーブルの上に置いてあったセミヌードの写真を指差し、純一は凄い勢いで問い詰めた。とても驚いている。
    私は少し返答を渋って、戸惑いながらゆっくりと答えた。          私「実は私、風俗で働こうと思ってる…それは、パネルとか広告とかに使う写真…」   
    純一「はっ?な、なんで?それ、冗談かなんか??」純一は信じられないといった様子だったが、プロに取られた私のセミヌードの写真を見て、疑うのを諦めたように見えた。
    私「実は…もうお店行ってないんだ…だから家賃も滞納してるし…」      純一「…えっ?お店辞めたの…?」         私「うん…」       純一「なんで???」

    2006-08-31 05:59:00
  • 672:

    素人

    私「…言いたくない…」  悲しく目をそらし、静かな声で言った。
    純一「嫌だよ!俺の愛が他の奴と…考えたくないよ!」            私「……」
    しばらく沈黙が続く。  重苦しい空気が流れた。 
    少したって、純一が考え込んだように口を開いた。 
    純一「俺がどうにかできるかも知れないから、お願いだから風俗なんて辞めて?そんな愛を見てるなんて、俺、耐えられないよ…愛、お願いだから…」     純一は今にも泣きだしそうな顔をしていた。

    2006-08-31 06:10:00
  • 673:

    素人

    純一も、いったいどこまで本心で、どこから演技なのか…。         ある程度純一の性格を分析できる様になった私には、純一はこの状況を楽しんでいるようにも見えた。  …だが、そんな事どうでもよかった。       事前に用意してあった写真を、わざとらしくテーブルの上に置いていたのは、この転回に持っていくため。私の計算通りに話が進んでいく。         全ては計算。      風俗で働く気なんてコレっぽっちもないし、仕事だって辞めてませんから…家賃滞納?ありえない。

    2006-08-31 06:24:00
  • 674:

    素人

    私「この傷を消したいの…」私は左手首の、まだくっきりと浮かび上がる赤い傷跡を擦りながら、悲しい目をしていう。       私「…お店で…いじめられてて……
    リスカやってる子なんかキモイからって…」     純一「…」        私「どうせよそに移っても同じ…だったら、他の子とつるまないですむ風俗しか行き場所ない…」     純一「…」        私「純一に心配かけたくなくて、今まで黙っててゴメン…」          純一「…そっか…」    目をあわせないままうなずいていた。

    2006-08-31 06:33:00
  • 675:

    素人

    【コノキズハアンタノセイ】           純一の罪悪感をくすぐりながら、悲劇のヒロインを演出するのが一番効果的だと思った。        純一から少しでもお金を巻き上げるために考えた、私のささやかな仕返し。
    寝ずに考えたにはかわいらしい作戦だった。

    2006-08-31 06:39:00
  • 676:

    素人

    純一「わかった!!…愛、その傷消そう!」     ―こうしてスムーズに30万を手に入れた。    30万…純一が渋らず払えて、しかも怪しまれないであろうという考えに基づき、適当に決めた金額。

    2006-08-31 06:55:00
  • 677:

    素人

    こんな感じて、適当に理由を作ってはちょくちょく金をせびった。      渋られず、怪しまれないで済む金額だから知れていたが、せめても腹いせだった。

    2006-08-31 06:59:00
  • 678:

    素人

    純一も本当は薄々気付いていただろう…      お互いが利用しあっていた…           私は純一に
    【従順さと官能的なセックス】を提供し、     純一は私に       【ちょっとした小遣い】 を提供した。      あたしのつく嘘はもはや 【暗黙の了解】だったのかもしれない…

    2006-08-31 07:04:00
  • 679:

    素人

    月に10万回収できればいい方だった。       【たったコレっぽっち…】私には「お金がない」とかいいながら、実際は豪邸に住み、妻子を養っていると思うとはらわたが煮え繰り返りそうだった。     【私は毎日毎日働いて、その上純一につくしてコレっぽっち。 
    …でも嫁の美香は何もしないでぬくぬくと養ってもらってるのね…      憎い!!

    2006-08-31 07:10:00
  • 680:

    名無しさん

    【今頃家族で…】    純一と一緒じゃない時は、いつもそんな事を想像していた。
    純一が子供のおしめを替えているところや、お風呂にいれているところ。   家族でご飯を食べているところ、買い物に行っているところ、美香とセックスしているところ、みんなで笑っているところ。色んな場面を想像しては毎日泣いた。声をあげて叫ぶように泣いた。私が笑っているのは純一の前だけだった。  泣き続ける自分がおかしすぎて笑える時もあった…

    2006-08-31 07:19:00
  • 681:

    素人

    それでも…       純一の前では全ての
    【憎しみ、悲しみ、苦しみ、葛藤、】
    全てを隠し続けた。   純一の居心地のいい場所をつくるために…

    2006-08-31 07:24:00
  • 682:

    素人

    純一「愛って凄いなぁ…俺完璧負けたわ。」     悔しそうな、うれしそうな困った顔をしながら純一は言った。        純一「普通付き合いって、長くなればなるほど飽きたり冷めたりするじゃない?…でも、愛は違うんだよな…愛は…知れば知るほど好きになってくんだよ。離れられなくなるんだよ…どうしてだろうな?俺、こんなの初めてだよ!本当に愛はいい女だな。本当、参りました!」         そういって優しく笑い、私の頭を撫で、愛しそうにわたしを見つめる。    【目に入れても痛くない】そんな感じだった。

    2006-08-31 07:31:00
  • 683:

    素人

    知り合って二年がたとうとしていた…       なんの障害もなく幸せに付き合っていたあの頃とは比べものにならないくらい純一の私への気持ちが変わっていたのがわかった…

    2006-08-31 07:36:00
  • 684:

    素人

    私は純一という人間に出会った事で、自分の知っている世界が広がった。   …人は優しい笑顔で嘘がつける。         いつでもどこでも素直に正直に生きていればいいってものじゃない。     相手を操りたいのなら、なおさら。        転がしたい方にレールを引かなければ…      そのためにはどんな苦痛も労力も惜しんではいけない。           自分が言いたい事があっても、そのレールにそぐわないのなら言わない。しない。
    【自分を抑える】とは、偉大で、そして悲しいものだと知った。

    2006-08-31 07:49:00
  • 685:

    ほんま小説やわぁ???

    2006-09-01 00:39:00
  • 686:

    素人

    ありがとうございます(^-^)

    2006-09-01 07:16:00
  • 687:

    なつ

    すごく書くの辛いと思う。ゆっくり、自分のペースで書いてくださぃ☆応援してます?

    2006-09-03 17:20:00
  • 688:

    素人

    なつさん、みなさん、ありがとうございます?遅くなりましたが少しずつ書いていきます。

    2006-09-03 22:58:00
  • 689:

    素人

    私はその頃、善と急激に親しくなっていた。    といっても男女の関係になる事はなく、お互い気の合う、よき理解者だった。 …だが、私が純一と会っていることは善は知らない。

    2006-09-03 23:25:00
  • 690:

    素人

    ある日、善と二人でお茶をすることになった。   私たちはたわいもない話をして笑い合っていた…

    2006-09-03 23:30:00
  • 691:

    素人

    一通り近況報告が終わると、私はなんとなく善と純一の関係を詮索してみたくなった。         私「それにしても、純一は今頃なにしてるんやろぉ?元気にしてるんかな?」  何も知らないふりをして聞いてみた。       善「さぁ…?どうかなぁ?元気なんちゃうん?」  あまり興味無さげな返事が返ってきた。
    あれほど親しかった二人に異変が起きている…???さらに興味が増した私は続ける。
    私「あれ?最近連絡とってないん?」       善「…そうやね…」    きまずそうな笑いを浮かべて返事をする善。    私「なんか…あった?」  善「…」

    2006-09-03 23:46:00
  • 692:

    素人

    善はなかなか口を開こうとはしなく、この日は結局聞き出す事はできなかった。私はそれからも度々その話を持ち出し、数日かけて、ようやくその口を割る事ができた…

    2006-09-04 00:21:00
  • 693:

    素人

    善「俺な、この世界で生きてるけど、自分の中で一つだけルールがあんねん。」そう口を開いた善もまた、純一と同じ世界であるカジノ関係の仕事をしている。(といっても、現場に出ることのない善は、直接的には経営や運営には関係していないようで、私にも詳しい違いはいまひとつ理解できない)

    2006-09-04 00:31:00
  • 694:

    素人

    私「…?」        善「前から何度も言ってきた事だけど…」      …そして、善は思いもよらない言葉を発した…   …確かに、善の口から何度も聞いたことのある台詞…でもまさか、
    まさか、今、
    こういった形でもう一度聞くことになるなんて…

    2006-09-04 00:38:00
  • 695:

    素人

    善「薬関係は一切シャットアウトやから…」    切り捨てるような、見下すような言い方だった。  私「!!?」       善「この業界はそういうのが普通の世界やけど、これは俺のルールやからな…
    ちょっとでも怪しい奴は関わらへんて決めてる。
    コレがスムーズに仕事を勧められる秘訣やし。」

    2006-09-04 00:45:00
  • 696:

    名無しさん

    一気に読んだ?

    2006-09-04 01:05:00
  • 697:

    名無しさん

    キタキタ?

    2006-09-04 01:52:00
  • 698:

    素人

    706さん、707さん、ありがとうございます?

    2006-09-04 03:44:00
  • 699:

    素人

    善からその話を聞いたときわが耳を疑った…    (まさか…)       純一の、汚い部分も、  弱い部分も、      今まで許し、認めてきた。最低な奴だとは嫌というほど知っていた
    …つもりだった…    だが、その事実が私のすべてをくつがえした。   【私の知っている純一は、本当の純一じゃない…?】

    2006-09-04 03:51:00
  • 700:

    素人

    思いもよらなかった。  ―それから薬物について少し調べてみた―     【症状】        ・挙動不振       ・物忘れ        ・虚言癖        ・時間の感覚のズレ   ・不眠         ・倦怠感

    2006-09-04 03:59:00
  • 701:

    素人

    …なるほど…      いくつかあてはまるものがあった。        やたらキョロキョロしたり、背後を気にしたり      【挙動不振】は性格だと思ってきた。       【物忘れ】       純一は昨日言ったことをすぐ忘れる。普通は忘れないようなことまで。    【虚言癖】       ついたところで、なんの意味があるのからわからない嘘から、普通の人はなかなかつけない嘘まで、無邪気に重ねる純一の嘘は、薬のせいか、ただの才能か… 【時間の感覚のズレ】  純一はいつも純一にルーズ【不眠】        初めての旅行の日…
    お互い慣れない昼の活動で、二人ともぐっすりのはずだった。
    ふと夜中に目を覚ますと純一が隣にいない。    探すと、部屋のソファーでゲームをしていた…
    私が質問すると     純一「寝付けないから」との返事。私にはの時すごく奇妙な思えた記憶がある。 よく考えたら、純一が二重生活をするようになってから、純一はいったいいつ寝ているのか不思議に思う時があった。       【倦怠感】       度々、会うな否や「しんどいわぁ」とぐったりしている純一…

    2006-09-04 04:19:00
  • 702:

    素人

    全てが薬のせいじゃないにしろ、         【挙動不振】と【不眠】 にはかなり説得力があった。           …それで、あたしがマレーシアで薬を入れられた時も、純一はあんなに冷静だったんだ…純一からしたら日常茶飯事。別に驚きもしないで当たり前だ…
    いったい、いつ…?どこで…?          純一と長時間一緒にいるときもあった。      【おかしい】なんて、これっぽちも疑った事なんてなかった…        【なんで…なんで私は、こうも鈍感なんだろう…!!】

    2006-09-04 04:26:00
  • 703:

    名無しさん

    今まで気付かなかった自分を怨んだ…       
    気付いてあげれなかった自分が情けなかった…   
    薬物を使用している純一が情けなかった…     
    薬物に走らざるをえなかった純一が可愛そうだった…            私の見てきた純一は、偽物の純一だった…            何よりも、なぜ気付けなかったのか…                   自分の鈍感さに嫌気がさした。

    2006-09-04 04:35:00
  • 704:

    名無しさん

    純一に出会って
    【これ以上のどん底はないのではないか】
    という思いを何度も何度も味わってきた。     そして今回もまた    【どん底】の底を塗り替えられた気分がした。

    2006-09-04 04:48:00
  • 705:

    名無しさん

    期待あげ

    2006-09-04 18:05:00
  • 706:

    名無しさん

    ヨッシャー??

    2006-09-04 22:44:00
  • 707:

    名無しさん

    今日初めて読んだけど、すごい共感できるトコがあるゎぁ(*u_u*)
    ガンバッテください☆

    2006-09-04 22:48:00
  • 708:

    名無しさん

    かいて???

    2006-09-06 00:26:00
  • 709:

    素人

    応援ありがとうございます?少しずつで申し訳ないですが更新していきます。

    2006-09-06 02:32:00
  • 710:

    素人

    【覚醒剤】       こんなにも身近にあるものだとは思わなかった…  なぜ、純一はそんなものに手を出したのか…    
    (この世界では普通の事) …善の言葉が頭を巡る。 
    きっと、純一はずっと、ずっ〜と昔からソレを常習していたに違いない。

    2006-09-06 02:37:00
  • 711:

    素人

    「辞めて」        とお願いしたところで辞めてくれるものじゃないのもわかっていた。     私の力じゃどうしようもない事も…        何より、私がそんな事を言ってしまったら、    【純一の居心地のいい場所作り】のルールに反する事になる…        純一は私から離れていくだろう。

    2006-09-06 02:41:00
  • 712:

    名無しさん

    私は、純一が      【覚醒剤】       を常用していたから、軽蔑したんじゃない。    めんどくさいから関わりたくないんじゃない。   私に隠していたから怒っているんじゃない。    
    …そんな物に走ってしまったいきさつ、
    止められなかった環境、 そして、
    頼らざるをえなかった、純一の弱さ…。            純一が、可愛そうに見えた…

    2006-09-06 02:51:00
  • 713:

    名無しさん

    そして家に帰り、散々悩んでから、私は、純一が私から離れていく事を覚悟した。           そして、私の気持ちをメールで伝える事にした。

    2006-09-06 02:55:00
  • 714:

    名無しさん

    ―純一へ―       私は今まで、純一に散々裏切られてきたね。    その度に、私は深く傷つき、泣き続けてきたよ。  …でも、私は、純一の  【弱い所】も【汚い所】も含め、純一を許し、認めてきた…         人間は完璧じゃないし、仏様でもない。      だから人間が醜い部分を持つ事は自然な事…。   それでも、純一と一緒にいれる事が、私にとっては何よりも幸せだと思えたんだよ。 
    私は純一がどんな最低な事をしようと、決して軽蔑したり、突き放したりするつもりはないよ。     純一がやってきた事、醜い考え、弱い部分、私は全て許し、受け入れる…   だけど、だけど、あなたはもう、【誰かの夫】で、 【一児の父親】なんだよ?もう、一人じゃないんだよ??守らなければいけない人達がいて、守ってくれる人達がいて、なにが不満?何が恐い?純一は何から逃げてるの??      お願い、純一…     私のためじゃなくていいから…
    新しい家族のためでいいから、自分の体を粗末にする事だけはしないでほしいの。
    …何の事か、わかるよね?

    2006-09-06 03:26:00
  • 715:

    素人

    私は泣きながらこのメールを作り、泣きながら純一に送った。

    2006-09-06 03:31:00
  • 716:

    素人

    純一はこのメールで何かを察知したのか、めずらしくあわてて私の家にくると、またいつもの嘘を並べだした。          純一「善はきっと愛の事を好きになったから嘘をついたんだよ!俺はそんな事しないよ!」        私「…」         この時ばかりは     「あんたがそういうならそうやな」         といってやる事はできなかった…         私「他人に辞めてといわれて辞めれるもんじゃないよね。
    辞めたと嘘をつこうが、やり続けようが、私にはわからない。
    決めるのは本人だから… 私はもうこれ以上何もいいたくないし、言っても無駄な事もわかってる。結局決めるのは本人だから…だからこの話は、これで終わりね…」          そう言ってもう口を開くのを辞めた。       そもそも、あのメールだって無意味な事くらいわかっていた。でも、それでも私の気持ちの100分の1でも伝えたかった…

    2006-09-06 03:43:00
  • 717:

    素人

    純一はうつむいたまま  「あの時は仕事もプライベートも上手くいってなくて、ついつい魔が差したっていうか、そっちに逃げてしまったんだ。
    常用してるわけでもない。でも、もう、しないよ…」 とだけいった。     私にはそれを信じてあげるしかできなかった。

    2006-09-06 03:48:00
  • 718:

    純一…         あんたは可哀相やな…  純一はみんなを好きやねんな
    …嘘ついてる訳じゃなくて…その時そこにいるコの事、本気で好きやねん…  心の病気やねん…    皆に愛を注いでもらいたいねんな。        そこにしか存在価値を見出だされへんから…
    だから皆を愛すねん…  たとえ何人女を抱こうが、たとえ何人に愛されようが埋められない何かがあるんやろ?         ぽっかり空いた心の空洞は誰にも埋められへん…  その空洞が恐い…?   ―可哀相に―" " "06/09/06 04:02

    2006-09-06 04:02:00
  • 719:

    名無しさん

    応援しています。
    変えれるものなら
    変えてあげてほしい

    2006-09-06 07:04:00
  • 720:

    素人

    729さん、そうですね?できるのであれば…

    2006-09-07 01:32:00
  • 721:

    素人

    純一の幼い頃の家庭環境は、お世辞にも恵まれていたとはいいがたい…                父親には愛人がいるらしく、愛人の家に入り浸りだった父親はほとんど家には帰って来なかったようだ… そしてその家計を支えるために母親は水商売をしていたという…。
    必然、家には誰もいない。            三人兄弟の末っ子として生まれた純一は、小さい頃、そんな親のいない家のなかで兄弟達にイジメられて育ったといっていた…。              兄弟からはストレス発散の対象にされていたのだろう…

    2006-09-07 01:40:00
  • 722:

    素人

    幼い頃に与えてもらえなかった家族からの【愛】  のせいで、ぽっかり空いた心の空洞は、大人になっても埋まる事ができず
    【異性】からの愛にすり替えて、無理矢理に埋めようとしている…      
    純一は、たくさんの女を周りに置き、愛をもらいながらも、本当は常に自分の孤独と戦い続けている…
    ―本当に可哀相な人―
    私にはそう感じ取れた。 …もちろん、これは深層心理の話で、本人が意図的にやっているわけではないし、何より心の弱さが原因だとは思う…       …ただ私は、純一を哀れみの目で見ることで、憎しみや憎悪を軽減するしかなかった…

    2006-09-07 01:57:00
  • 723:

    素人

    嫁と私との二重生活を続けていた純一は、時折こんな事を口にした。     「俺、親父と同じ事してるんだなぁ…本当、最低だよ」            …子供が幼い頃にうけたDV(ドメスティックバイオレンス)による心の傷は、子供が成長しても深く心に刻まれ、今度は親の立場になった時に自分の子供に繰り返すという。
    いくら本人が頭で【いけないことだ】と理解していても止められないのは、刷り込みによる植え付けである  そうしてまた罪悪感との葛藤に苦しみながらも自分の行動を止められない…
    純一の育ってきた環境は、ある意味精神的DVと同じなのかもしれない…

    2006-09-07 02:10:00
  • 724:

    素人

    そうして純一が大人になってから、いつのまにか籍を抜いていたという両親は、母親のガンの発覚で再会する事になる…      ―ガン末期―      母親のガン発覚で、一時は【危篤】        状態に陥ったものの、なんとか山場を乗り越え、  【余命】        に少し、ゆとりができたようで、純一は一安心していた。(といっても末期のため、完治する事はできない。もって一年、二年くらいではないだろうか)

    2006-09-07 02:21:00
  • 725:

    素人

    そんな中純一は少し浮かれながら私に言った…。              純一「今回の事で家族の大切さを改めて知ったよ? うち、両親が籍抜いてるじゃない?それが兄貴が親父と再婚しろってさぁ、半分無理矢理に印鑑押さしちゃったりして?これで結局元通りだよ?半分強制だよ?笑っちゃうよな?母さんも半分呆れて諦めたって感じで印鑑押してんだよ?笑っちゃうよ?」      
    なんて、うれしそうに言ってたね。        
    【そっかぁ…じゃぁ、愛人さん、折角手に入れた幸せを、また、奪われちゃったんやぁ…可哀相…】   
    なんて、私が思ってたことなんて、純一は全然思いもしないだろうね…。               …ごめんね。純一…   純一の大切なお母さんを苦しめてきた、憎い愛人のはずなのに、自分と重ねてしまって、私は憎む事ができなかったよ…。     愛人の辛さ、悲しさ、弱さ、淋しさ…       どんなにもがいても、本妻には勝てない…。    心のどこかで応援までしていたのかもしれない…  顔さえ、名前さえ、しらない、【愛人】に…

    2006-09-07 02:39:00
  • 726:

    素人

    つらいです?今日はここまででm(__)m

    2006-09-07 02:41:00
  • 727:

    名無しさん

    頑張れ?この小説はすごく共感できるよ?

    2006-09-07 14:52:00
  • 728:

    名無しさん

    頑張って下さい!応援しています!
    ちなみに、DVは子どもと親の間では使いません。DVは夫婦間の暴力という意味です。細かく指摘してしまい、すいませんでした(>_

    2006-09-09 00:28:00
  • 729:

    名無しさん

    朋子さんの小説すごく共感できる部分が多くて。。。ずっと読んでたら涙が止まらなくなっちゃったよー。最後まで見守ってます☆

    2006-09-10 18:23:00
  • 730:

    名無しさん

    この小説好きでずっとよんでる?けどなんかほんものの石田純一も嫌いになってしまった?

    2006-09-11 17:16:00
  • 731:

    名無しさん

    朋子さんって誰?

    2006-09-12 11:54:00
  • 732:

    不倫してたの?     そんな面白そうに言わないで…          この心の傷を      そんな汚い名前で呼ばないで

    2006-09-13 06:55:00
  • 733:

    すいません。      しばらく休憩さしてくださいm(__)m        落ち着いたらまた書きます。           完結はさせます。いつも見ていてくださる方いらちしゃいましたら、ご迷惑をおかけいたしますが御了承ください。

    2006-09-13 06:59:00
  • 734:

    名無しさん

    そんなんゃったら、はじめっから書くなゃ?こんだけレスいってて、ずっと読んでたのに?

    2006-09-13 11:53:00
  • 735:

    名無しさん

    ↑同感。もともと書くのも遅いしそれでも応援して待ってたのに?削除依頼出したろ?

    2006-09-13 17:28:00
  • 736:

    名無しさん

    てかこの主ゎ偽物やろ。今まで名前のとこ素人になってたのに何で急に主になってるん?笑。陰険な事するん止めぇや。

    2006-09-13 18:23:00
  • 737:

    早希

    素人サン頑張って?荒らしなんかに負けないで?いつまでも待ってるから☆

    2006-09-14 17:01:00
  • 738:

    名無しさん

    (/_;)

    2006-09-15 09:31:00
  • 739:

    名無しさん

    いつも見てます!!!
    絶対に完結させて下さい

    2006-09-16 07:48:00
  • 740:

    名無しさん

    読ませてもらってます

    素人さんは何を伝えたり
    したくて書き始めました
    か?その事を忘れずに
    書き続けて下さいね??
    少しづつ頑張って下さい
    ね???

    2006-09-16 15:13:00
  • 741:

    もっさん

    この小説読んで思った事…純一許せない…主さんは心の綺麗な人やなぁ…思い出して…伝えるため 文字にするのは 本当に辛いと思います…でもこれは すごく大切な事ですよね??あなたは すばらしいですね…??ゆっくりでいいんです?みんな待ってるからね?

    2006-09-16 21:01:00
  • 742:

    美佐

    いっきに読みました。好きになって、依存してしまぅ気持ち分かります。美佐もそぅでした…そして、憎しみの気持ちに変わって行く事も…美佐は、今、その憎しみの気持ちがなくなってきたんです。年月はすごくかかりました…ずっと、その彼と出会った頃から進めない自分に嫌気がさしてきたんです。心の中に残った傷はまだ消えません。手首に付いた傷も一生消えません。でも、いつか癒される日が来ると信じてます。この小説、ずっと応援してます。頑張ってくださぃね。

    2006-09-18 15:53:00
  • 743:

    名無しさん

    いつ更新すんの?辛いってことはまだ好きなん?

    2006-09-22 04:52:00
  • 744:

    名無しさん

    止めるならはじめから書くな

    2006-09-22 04:57:00
  • 745:

    名無しさん

    先生締切まで時間ないから早く書いて?

    2006-09-22 10:59:00
  • 746:

    名無しさん

    3月から書き始めてまだ完結してないねんで?もう書くわけなぃ?ってか書くな

    2006-09-22 11:02:00
  • 747:

    名無しさん

    更新楽しみにして毎日見てんのに…
    残念ゃねんケドm(_ _)m

    2006-09-22 13:17:00
  • 748:

    名無しさん

    age

    2006-09-27 17:23:00
  • 749:

    名無しさん

    かいてぇ??

    2006-09-29 13:54:00
  • 750:

    ちびすけ

    感動しました!涙がでました!あたしも暴力、嘘、お金で前の彼氏にくるしめられたので、人の事を信用できない、うらぎられるのも、きずつくのも恐れてしまってなかなか、恋できそうにありません…こんな自分つらいです。あたしも人をスキになるのに時間はかかるとおもうけど一緒にがんばりましょう!

    2008-01-31 02:43:00
  • 751:

    ちびすけ

    感動しました!涙がでました!あたしも暴力、嘘、お金で前の彼氏にくるしめられたので、人の事を信用できない、うらぎられるのも、きずつくのも恐れてしまってなかなか、恋できそうにありません…こんな自分つらいです。あたしも人をスキになるのに時間はかかるとおもうけど一緒にがんばりましょう!

    2008-01-31 02:43:00
  • 752:

    ちびすけ

    感動しました!涙がでました!あたしも暴力、嘘、お金で前の彼氏にくるしめられたので、人の事を信用できない、うらぎられるのも、きずつくのも恐れてしまってなかなか、恋できそうにありません…こんな自分つらいです。あたしも人をスキになるのに時間はかかるとおもうけど一緒にがんばりましょう!

    2008-01-31 02:49:00
  • 753:

    名無しさん

    主さん幸せに暮らせてますか?私は…この小説待ち続けて不幸せ(笑)でも元気に過ごせてたとしたら安心します???

    2008-01-31 03:35:00
  • 754:

    名無しさん

    書いて

    2008-01-31 04:34:00
  • 755:

    名無しさん

    ??

    2008-02-11 01:01:00
  • 756:

    名無しさん

    あきなのことわざわざ風俗嬢と言う意味はあるの?

    2008-03-03 03:14:00
  • 757:

    名無しさん

    ↑そこ突っ込むとこか?どーでもえーしまず気にならんしな。

    2008-03-03 05:22:00
  • 758:

    名無しさん

    今日はじめて読んだ
    あたしも彼氏に依存してるからすごく気持ちが分かる
    更新ないって事は今は気持ち的にうまくいってるのかな

    2008-03-03 08:36:00
  • 759:

    名無しさん

    みんな読みたかったら素人さんが書きやすいコメントしようよ 軽く叩いたりしてる人最低やな 素人さん傷ついてはんねんからもうちょっとデリカシー持てよな

    2008-03-04 06:24:00
  • 760:

    名無しさん

    私もいつのまにか愛人で子供も発覚して2年間修羅場みたいな経験を過去にしたけど長く辛い時間がたって乗り越えたらまた恋をする
    できないと思っててもきっとするよ
    人間だから
    恋をしたら不思議と彼の事なんか他人事のようになるよ
    一気に忘れられるから
    もっと大切にできる人があらわれるよ

    2008-03-05 04:50:00
  • 761:

    あゆみ

    主さん‥
    辛かった事悲しかった事たくさんあると思います。でもそれに主さんは背をむけてる気がする‥
    主さんは純一を愛していたのではなく好きやったと思う。私も昔は主さんみたいなタイプでした。でもその人を本当に愛してたのなら純一に復習みたいな事したり迷惑かける事はしないと思う。主さんは自分の事を1番に考えたって事やん。心の底から愛していれば相手を思いやる気持ちが優先できたと思う。
    だから過去の余韻にひたらんといてほしぃ?しっかり当時の事を受け止めて前に進んでください。
    時間が解決ではなく、主さんがしっかり事実を受け止めて見返を求めないことを身につければ前に進めると思います☆立ち直る強さをもってください
    きっと主さんにはできるはず‥?

    2008-03-08 23:18:00
  • 762:

    五郎

    書いて?

    2008-12-16 17:40:00
  • 763:

    名無しさん

    あほな女 笑

    2008-12-19 18:19:00
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