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彼氏依存症
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1:
素人
ヘタクソすぎてムカつかせてしまったらすいません。小説というよりは、過去の回想です。
2006-03-26 05:27:00 -
2:
素人
かつては確かに最愛の人だった。私の全て。全てだった。。。私の生きる希望、夢、支え。それが今は、『憎しみの塊』と化した。人間の汚い心の全てを彼に抱いた。
2006-03-26 05:42:00 -
3:
素人
【彼との出会い】‐私は当時23才だった。水商売にあきあきしながら早二年目。それなりに人気者だったが、毎日が嫌でたまらなかった。早くこの世界から逃げ出したい。そう思いながら毎日指名客とフリー客をこなしていた。そんなある日だった。
2006-03-26 05:57:00 -
4:
素人
『花さんお願いします』指名わましのボーイさんによばれ客席に向かう。『フリーです』二人組の男だった。一人は色黒で細身、少し頼りなさそうで、石田純一似の男。第一印象は、(ただのおっさん)もう一人はサングラスにヒゲヅラのがたいのいい、これまた、ただのいかついおっさん。石田純一似の客は、花ちゃんを指名で何度か通っているようで、あたしはもう一人のいかついヒゲ親父につかされた。
2006-03-26 06:09:00 -
5:
素人
『失礼しまぁす?愛です?』『あ〜!知ってる!この前あっちの席で客とキスしてたでしょ?』すかさず返事をしたのは向かいにすわる石田純一だった。『僕達にはしてくれないの?』ふざけながら話し掛けてくる。(誰にでもするわけちゃうわ?調子狂うわ)そんな事を思いながら、その席での場内指名は諦めた。その後も彼はあたしにちょっかいをだし続け、隣のヒゲ親父と話す機会はほとんどなく、あっさりコンパニオン交替となった。(あの石田純一やたらからみやがって?)
2006-03-26 06:16:00 -
6:
素人
次の日もあたしはいつものようにせっせと仕事をこなしていると、パッと店内の男と目があった。それは昨日の石田純一だった。??広い店内で、なぜか一瞬目があった事が奇妙だったが、私はかるく会釈をすると、また自分の仕事に集中した。そんな事はすぐに忘れた。『愛さん、あちらのお客さまから場内指名です』え!?突然の指名にびっくりし、見るとそれは石田純一だった。(え?なんで?)彼はいつも花ちゃんを指名しているはずなのに。
2006-03-26 06:26:00 -
7:
素人
『え〜!?びっくりしたぁ!指名してくれてありがとう!ていぅかなんで!?』あたしは不思議で仕方なかった。確かに昨日やたら絡んできたが、あたしは人の客には興味がない。可愛げもなく、ほとんど振り払うようなかわししかしなかったはずなのに。 『さっき、目合ったとき会釈してくれたから』 それはただの照れ隠しに見えた。
2006-03-26 06:30:00 -
8:
素人
ミスありました。5の『花さん、お願いします。』は『愛さんお願いします』です?ややこいミスすいませんm(__)m
2006-03-26 06:34:00 -
9:
素人
彼が嫌いではなかった。だから自然と密着接客になる。彼と私の心の距離も密接にかんじた。営業の一貫として、今時考えられないが、ポッキーの両端食いもした。それから初キスだった。それからは、席やトイレに立った時、お見送りの時など、頻繁に唇を交わしだした。もぅ、思いは加速していた。私は彼を好きになっていた。
2006-03-26 06:52:00 -
10:
素人
彼は毎日私に会いにきてくれていたので、私への気持ちにもある程度自信があった。 『今度二人で旅行いこうよ』私は彼に当たり前のように言う。そしてハッと思い出し、慌てて言い直す。『でもダメだぁ!だって純一(という名前にしておきます)彼女がいるもん』 彼が好きだったが、あたしは人の物には興味がない。だったらいい客として繋いでおいたらいい。その時はまだ体の関係はなかったし、ぎりぎり彼への気持ちに余裕があった。
2006-03-26 07:02:00