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人生のうちで好きになった三人の男
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1:
名無しさん
こんな話を聞いた事がありますか?
生きている間に、人を本当に心から愛する事ができるのは、三人だけ。
あなたはもう、三人目に出会いましたか?2005-12-20 15:51:00 -
11:
名無しさん
次の日、私は担任の村上先生の所へ向かった。
「村上先生、ちょっといいですか?」
「あら、奥村さん。どうしたん?」
私は彼のことを聞いてみた。
「一人だけ違う色の男の子いてるけど、なんで違う色なんですか?ちょっと気になって…」
「…ああ、あの子はね、一年留年してるんよ」2005-12-20 17:45:00 -
12:
名無しさん
「…留年?」
「そう、去年一年間の単位がたりなかったのよ」
「そうなんですか。わかりました。教えてくださってありがとうございます」
「じゃ、また何でも質問してきて」
「はい。失礼します」2005-12-20 17:49:00 -
13:
名無しさん
「あの人、去年単位取れなくて一年留年してるらしぃわぁ」
私は今先生に聞いてきたことを、美鈴に話した。
「そうなんやぁ、そしたらあたしらのひとつ年上なんやなぁ。やっぱ大人びてるもんなぁ。」
美鈴は気になっていた事を理解してすっきりした様子。私はその横で留年せんようにしぃな、って思っていた。2005-12-20 18:00:00 -
14:
名無しさん
入学してから、何日かが経ち、私と美鈴はすっかりクラスに馴染む事ができた。友達もできた。
だがやはり違う色の上履きの彼とは話した事がなかった。2005-12-20 18:06:00 -
15:
名無しさん
「早紀っ!見てみ!長倉君、あの留年の人と仲いいみたいやな!」
長倉君とは、美鈴が始業式の日からずっとかっこいいって言ってた人の事だ。
「ほんまやなぁ、まぁあの二人出席番号近いし…なんか雰囲気似てるしな」2005-12-20 18:23:00 -
16:
名無しさん
なんだか、あの二人だけ違う。私はそう思っていた。「まぁ、私は絶対あの二人と仲良くなる事ないわ」
「早紀、そんなん言わんと〜あたし長倉君と仲良くなりたいから協力してぇやぁ〜」
「やだ」
美鈴はちぇっと舌打ちして顔を膨らませた。2005-12-20 18:28:00 -
17:
名無しさん
美鈴には悪いけど、私はあの二人と仲良くなれる気はしない。でもクラスの女子はみんなあの二人の事をかっこいいなんて言って騒いでいた。私は決してそんな事は思わない。
2005-12-20 18:33:00 -
18:
名無しさん
彼らは他のクラスの女子からも人気があった。10人くらいの男の子達とよく行動しているようで、一年生の中でも目立つグループの中にいるようだった。
私は特に彼らの存在を気にしていなかったが、やはり美鈴は気にしているみたいだ。「あのグループの子ら、みんなかっこいい」とか言いながら。2005-12-20 18:47:00 -
19:
名無しさん
それから、また数日が経ち、美鈴は彼らと仲良くなっていた。美鈴は長倉君と携帯番号も交換したようだ。美鈴は美人だし、男の子の友達も多い。なんとなく彼らと仲良くなることも予想はできていた。
2005-12-20 19:03:00 -
20:
名無しさん
「美鈴あの二人と仲いいやん!長倉君とも番号交換できてよかったなぁ!」
私がそう言うと美鈴は複雑そうな顔をした。
「それがさぁ…番号交換できたのはいいけど…」
「どないしたんよ?」
2005-12-20 19:07:00