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人生のうちで好きになった三人の男
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1:
名無しさん
こんな話を聞いた事がありますか?
生きている間に、人を本当に心から愛する事ができるのは、三人だけ。
あなたはもう、三人目に出会いましたか?2005-12-20 15:51:00 -
131:
名無しさん
「相手には返事待ってもらって悪いけど焦らず考えやなな!」
きっちゃんの言う通りだった。焦って結果を出しても、それが良い結果になるかなんて保障はない。考え込む私のおでこをきっちゃんがつついてきた。私は後ろに倒れそうになった。慌てて態勢を取り直す。するとすぐにまた、きっちゃんはおでこをつついてきた。また倒れそうになり態勢を取り直す。そんな私をみてきっちゃんは「プッ」とふきだす。2005-12-30 03:42:00 -
132:
名無しさん
「ははっ!さっちゃん、なんかカワイイでな」
「えっえっ?からかわんといてよっ」
そしてまた、おでこをつついてきた。
「もぅっ!きっちゃん!」
「ごめんごめん!でも見てたらおもしろいんやもん!」2005-12-30 03:46:00 -
133:
名無しさん
きっちゃんは私をからかうのが楽しいようで、笑っている。そんなきっちゃんの隣にいる私は考える事を忘れて、自然と笑顔になる。きっちゃんて不思議。私が何か悩んでいると気付いてくれるし、こんな風に自然と笑顔にさせてくれる。
2005-12-30 03:50:00 -
134:
名無しさん
そんな彼だが、実は意外にも女たらしで有名だった。たが、私には関係ない。彼が女たらしであろうが、今のままのきっちゃんで十分だ。きっちゃんとの時間は、真剣に考えなくてはいけない拓也の事も忘れさせてくれる。自然と笑顔になれる。その時間はすごく楽しかった。
2005-12-30 03:54:00 -
135:
名無しさん
そこへ美鈴達が戻ってきた。私たちは帰ることになり、また駅まで四人で帰った。
2005-12-30 03:57:00 -
136:
名無しさん
今日は体育祭。私の学校は文化祭と体育祭を二日にわたって行う。私の種目は女子400メートルリレー、しかもアンカーだった。
応援席では、きっちゃんと和輝君が一番前で見ている。
…あの前を走るんかぁ。緊張するなあ。
気が付けばもう一人目の選手が走りだしていた。2005-12-30 04:02:00 -
137:
名無しさん
第二走者にバトンがわたされた。今のところ二位だった。第三走者は美鈴だ。美鈴にバトンが渡される。美鈴は走るのが早い。あっという間に一位の人を抜いてどんどん差をひろげる。…なぜアンカーが私なのか。不満をつのらせつつも、近づいてくる美鈴を見て緊張が頂点に達する。
2005-12-30 23:50:00 -
138:
名無しさん
「早紀っ!」
美鈴からバトンが渡された。私は必死で走った。視界にはだんだんときっちゃんが映ってきた。何か叫んでいる。きっと応援してくれているんだろうな…そう思うとなんだか頑張れた。私の心はまさに“無”だった。何も考えずにゴールを目指して走り続けた。そしてゴールテープをきったのは…私だった。2005-12-31 00:22:00 -
139:
名無しさん
「きっちゃん!私ら勝ったで!」
私はきっちゃんに一番に報告した。
「うん!見てたで!俺叫んで応援したしっ!」
「おかげで一位になれたわ!ありがとう!」
「勝てたのはさっちゃんが頑張って走ったからやで!」2005-12-31 01:03:00 -
140:
名無しさん
勝てたのは…きっと美鈴のおかげ。あの時美鈴が二位の人との差を広げてくれてなかったら、きっと一位にはなれなかったと思う。それにきっちゃんが応援してくれてたから。みんなで勝ち取った一位だと思う。
2005-12-31 01:13:00