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人生のうちで好きになった三人の男
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1:
名無しさん
こんな話を聞いた事がありますか?
生きている間に、人を本当に心から愛する事ができるのは、三人だけ。
あなたはもう、三人目に出会いましたか?2005-12-20 15:51:00 -
166:
名無しさん
168さん、読んでいただいてありがとうです??
2006-01-03 01:22:00 -
167:
名無しさん
一方で、きっちゃんからの告白はとにかく驚いた。入学した当初からは考えられないほど、二人の距離は縮まった。女子から人気があり、また男子からも人気のあるきっちゃん。優しく、大人な雰囲気と、いつもリーダーシップをとってくれる。頭もよく、まさに才色兼備な彼だが、難点がある。
2006-01-03 01:29:00 -
168:
名無しさん
それは、女たらしという噂。どうやら本当らしい。和輝君も言っていたのだから間違いはないのだろう。そんな彼がなぜ、特にかわいいわけでもない私なんかを好きになったのだろう。
色々考えていると、私はいつのまにか眠っていた。2006-01-03 01:36:00 -
169:
名無しさん
…体育祭の次の日くらい、学校休みにしたらええのに。そんなことを思いながら私は制服に着替え、学校へ行く準備をしていた。母にお弁当を手渡され、朝食も取らずに家を出る。駅につき、美鈴と一緒に電車に乗り込み、学校へむかった。
2006-01-03 01:50:00 -
170:
名無しさん
学校に着くと、後ろから声をかけられた。
「おはよっ!」
振り向くと、そこには笑顔のきっちゃんだった。
「あっ!きっちゃん、おはよっ!」
美鈴が元気よく答えた。2006-01-03 01:58:00 -
171:
名無しさん
「おはよ!さっちゃん」
再度彼は笑顔をみせた。
「おはよう」
私は少しぎこちない笑顔で言った。彼は本当に何もなかったように接してくれる。私も普通に接しなければ。2006-01-03 02:04:00 -
172:
名無しさん
―土曜日。私は電車に揺られて彼の地元まで足を運んだ。駅に着き、改札をくぐると彼が手を振って待っていた。
「俺の地元田舎で何もなくてごめんな」
確かにそこは、山や美しい緑に囲まれ、空気がおいしく感じられるところだった。
「全然いいよ。いいところやな」
そして、ちょっと散歩したいと言う私の要望を叶えてくれることになり、二人で歩きだした。2006-01-03 02:22:00 -
173:
名無しさん
天気も良く、和かだった。こんなデートをしたのは初めてで、なんだか新鮮だった。
「きっちゃんの家ってここから近いん?」
「うん、まぁすぐそこやで!ちょっと寄って行ってくれへん?」
「え、うん」
「あっ!に連れ込んで何かしようとかじゃないから!」2006-01-03 03:22:00 -
174:
名無しさん
私達は顔を赤らめながら、きっちゃんの家に着いた。
「見せたいものがあるねん」
きっちゃんはそう言いながら家の中へ私を案内する。きっちゃんの部屋に入ると三本のギターが目に入った。
「ギター?」
「うん、俺友達とバンド組んでるから」2006-01-03 03:35:00 -
175:
名無しさん
そう言って、ギターをアンプにつなぐ。
「四人でやってて、一人がボーカル、んで後はドラム、ベース、俺がギター」
「へぇ…」
私は彼がギターをいじっている様子を見ていた。
「まぁ、聞いててほしい」2006-01-03 03:40:00