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人生のうちで好きになった三人の男

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  • 1:

    名無しさん

    こんな話を聞いた事がありますか?
    生きている間に、人を本当に心から愛する事ができるのは、三人だけ。
    あなたはもう、三人目に出会いましたか?

    2005-12-20 15:51:00
  • 96:

    名無しさん

    夏休みが終わり、二学期が始まった。美鈴と会うのもあの日以来だった。
    「早紀!久しぶり!拓也と進展あったかぁ?」
    にやにやしながら問い掛ける美鈴。
    「拓也とはほんま友達に戻っただけやから!美鈴は和輝君と思い出できた?」

    2005-12-28 02:34:00
  • 97:

    名無しさん

    「うん。こんなんわざわざ言うことちゃうと思うけど…和輝に美鈴のの初めてあげたっ」
    「まじでっ!」
    私はビックリしたが、そんな経験がない私にはピンとこなかった。しかし、美鈴は女の子の大切なものを和輝に捧げたのだ。美鈴は顔を赤らめながら言った。
    「なんか…愛を感じた」
    そう言われたがやはり私にはよくわからなかった。

    2005-12-28 02:43:00
  • 98:

    名無しさん

    「あっ、和輝!」
    美鈴は笑顔で走りだした。その先には和輝君とこんがり小麦色に焼けた長倉君、福永圭介がいた。
    「さっちゃん!久しぶりー!」
    福永圭介が手を振って私を呼ぶ。長倉君もその隣で小さく手を振っている。彼らの方へ近づき、私は笑顔で答える。

    2005-12-28 02:50:00
  • 99:

    名無しさん

    「久しぶり!夏休みどうやった?」
    「たのしかったでぇ!ほとんど俺ときっちゃんで遊んでたわぁ!」
    「圭介のおかけで俺、宿題終わってない〜」
    長倉君は「はぁ…」とため息をついて、がっくりと肩を落とした。

    2005-12-28 02:55:00
  • 100:

    名無しさん

    一学期の時と変わらない彼ら。そして私たち。一学期と同じように毎日が過ぎて行った。

    2005-12-28 02:58:00
  • 101:

    名無しさん

    季節は秋。もうすぐ体育祭と文化祭。私はバイトの数を減らし、放課後残ったりして、文化祭の出し物の準備をした。長倉君や福永圭介も残って準備をしていた。今日は最後まで残ったのは私たち三人だった。すると、福永圭介が一つ提案を出した。

    2005-12-28 03:06:00
  • 102:

    名無しさん

    「今日の帰り三人でメシでも食べに行こよぉ!」
    「それええな!さっちゃんいける?」
    長倉君に聞かれ、今日は特に用事などなかったので私は行くことにした。三人で近くのファミレスへむかった。

    2005-12-28 03:12:00
  • 103:

    名無しさん

    彼らとまた三人で遊ぶことになった。
    「約束通り、今日は俺がおごる!」
    福永圭介はなぜかはりきっていた。
    三人で食事を済ませ、福永圭介がお金を払っている時、長倉君が話し掛けてくる。

    2005-12-28 11:37:00
  • 104:

    名無しさん

    「さっちゃん、携帯の番号教えて?俺クラスでまだ知らんのさっちゃんだけやねんっ」
    私と長倉君は携帯の番号を交換した。
    「あっ!長倉君じゃなくてきっちゃんで登録してよ!そんできっちゃんて呼んでな」

    2005-12-28 11:41:00
  • 105:

    名無しさん

    私は長倉君のことをきっちゃんと呼ぶようになった。それからまた何度か放課後のこって文化祭の準備をしていた。きっちゃんと中村圭介とも何度か残ることがあった。

    2005-12-28 11:52:00
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