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?アユカのキャバ&ホス日記?
-
1:
アユカ
ホスト大好きなアユカとキャバ大好きなトシヤ。二人は付き合って二年になりますっ(^O^)
二人の暗黙のルール…枕はしなぃこと、そしてホスト&キャバ嬢に本気にならなぃこと。2005-10-01 15:04:00 -
288:
アユカ
(もぅ!!優しくなったり不機嫌になったり、今日は変なの。まぁトシヤはトシヤで色々考えてるコトあるんやろーな。まだアユカがホスト行くのやめたコトも知らなぃし、相変わらず夜の仕事も辞めてなぃし…。)改めて自分の駄目っぷりを実感した;こんなアユカを見捨てず側にいてくれるトシヤに、感謝せなね…。
そんなことを考ぇながら洗い物をしていると、トシヤが脱ぎ散らかした服が目に入った。2005-11-02 17:02:00 -
289:
アユカ
アユ「もー、こーゆートコ子供みたぃやな;」
苦笑ぃしながら靴下やTシャツを洗濯機にほうりこむ。ジャケットの胸ポケットからは、キャバ嬢の名刺が4、5枚出てきた。やっぱキャバ行ってたんやん。もぅ今更小言を言ぅコトでもなぃから、色とりどりの名刺たちはそのまま胸ポケットにしまっておぃた。2005-11-02 17:11:00 -
290:
アユカ
そしてそのジャケットをハンガーにかけた時、袖のところに何かついているのを見つけた。ただのごみかと思ぃ、何も考えずにそれを手に取ったアユカは、言葉を失った。
それは、コンドームの袋の切れ端だった…2005-11-02 17:15:00 -
291:
?
300
ぉもしろぃ?
完結まで頑張って??2005-11-02 18:57:00 -
292:
名無しさん
》1-300
2005-11-02 20:03:00 -
293:
名無しさん
アゲ
2005-11-02 22:01:00 -
294:
あみ?
気になるぅ?ゆっくりでいいからファイト?
2005-11-03 01:35:00 -
295:
名無しさん
気になるなる。
2005-11-03 01:48:00 -
297:
アユカ
?サン、面白ぃとかゆってくれてほんまありがとぅ、めちゃうれしぃです??
301サン、302サン、あげてくれてアリガト??これからも読んでくださぃっ??
あみ?サン、またまたカキコありがとぅ??めちぁ優しぃね、アユカは涙チョチョ切れそぅでした??なかなか一気に更新できなぃけど、頑張って完結させます??2005-11-03 16:42:00 -
298:
アユカ
304サン、気になってくれてアリガト☆☆頑張って続き書きます!!!
305サン、読みやすくしてくれてありがとーござぃまつっっ??
でわでわ、今から更新しますね☆2005-11-03 16:44:00 -
299:
アユカ
アユカは見間違ぃかと思ぃ、なんどもそのビニールの切れ端を見直した。特徴のあるギザギザの切り口、湿っている内側…間違ぃなぃ、コンドームだ…。アユカはヘナヘナと床に座り込んだ。ありえへん…
2005-11-03 16:49:00 -
300:
アユカ
しばらくしてトシヤがお風呂から出てきた。部屋の隅っこに座りこんでいるアユカを見て、ギョッとした顔をした。
トシ「お、おぃアユカ、どーしたん??どっか悪ぃんか??」
アユカはトシヤをにらみつけ、身動き一つしなかった。トシヤはなにがなんだかわからなぃといった感じで困惑している。2005-11-03 16:52:00 -
301:
アユカ
アユ「これ!!」
アユカはビニールの切れ端をトシヤにつきつけた。トシヤは不思議そぅにそれをじっと見た。と思ぅと、みるみるトシヤの表情が変わっていく。
トシ「…!!」
トシヤはその切れ端をひったくってゴミ箱に捨てた。焦って挙動不振になっている。アユカはそれを見てさらにイライラした。2005-11-03 16:57:00 -
302:
アユカ
アユ「…相手はどこの誰よ??」
アユカは感情を押し殺して静かに聞いた。
トシ「……」
アユ「誰かって聞いてんの」トシ「…今日行った店の子」2005-11-03 17:00:00 -
303:
アユカ
アユ「アフターしたん??」
トシ「…うん」
アユ「向こうはあんたに彼女いてんの知ってんの??」
トシ「知ってるよ。つーか彼女と色々あったってコトを愚痴ってたら誘われて…んで始めはホント飯食いに行くだけのはずやってんけど、なんか流れでそぅなってもーてん…」2005-11-03 17:04:00 -
304:
アユカ
はぁ…溜め息が出た。トシヤは嘘はつかない。だけどこの時は、嘘ついて言い訳してほしかったと思った。そしたらアユカ、どんな下手な嘘でもそれを信じたよ??
だって、トシヤが浮気を認めた今も、まだ現実を受け入れることができないから…。2005-11-03 17:09:00 -
305:
アユカ
アユ「とりあえず、今日は帰ってくれる??一人で色々考えたぃねん。アユカが連絡するまで、そっちからはしてこんとって」
トシ「…わかった」
トシヤは服を着替えて玄関に向かった。その背中はすごく小さく見えた。2005-11-03 17:13:00 -
306:
アユカ
家から出る前に、トシヤは一言「ごめんな」と申し訳なさそぅに言った。アユカは何も言わなかった。
バタン…
ドアが閉まる音がした。そのとたん、アユカの目からは大粒の涙が流れ出した。
わかってるよ。あんただけが悪いわけじゃないってこと。あんたをここまで追い詰めたんはアユカだってこと。だけど…それでも「いいよ」って、広い心で許してあげられないアユカは、やっぱり最低だぁ…。2005-11-03 17:20:00 -
307:
名無しさん
続き楽しみにしてます
2005-11-03 20:37:00 -
308:
?めめ?
続き気になるぅ…?楽しみにしてます★
2005-11-04 00:25:00 -
309:
名無しさん
>200-317
2005-11-04 13:32:00 -
313:
かなちぃ
しぉり
2005-11-05 10:26:00 -
314:
アユカ
316サン、?めめ?サン?楽しみにしてくれてアリガト?めちゃうれしぃです?
318〜321サンは皆同じ人ですよね?読みやすくしてくれてアリガト?です??
かなちぃサン?しおりありがとうございますぅ??今から更新しますね?2005-11-05 14:37:00 -
315:
アユカ
アユカはその日から一週間、足りなぃ頭で一生懸命考えた。トシヤが浮気したのはほんまに腹立つし、いけなぃことや。けどそぅさせてしまったのはアユカ。アユカがあの時夜を辞めるって言ってたら…三ノ宮なんか行かなかったら…きっとこんなコトにはなってなかったはず。
ホストはもぅ決着がつぃたからいいとして、問題はキャバで働ぃてることだ。こんな時にかぎって、仕事は絶好調だった。辞めたくなぃ。それが正直な気持ちだった。2005-11-05 14:45:00 -
316:
アユカ
それと、よく考えてみると、トシヤが浮気したのはそれが初めてだったのかどうかもわからない。ひょっとしたら前にも何回もやってたのかも…。そう思うと気が狂いそうだった。
ふと、トシヤと出逢った頃のことを思い出した…。2005-11-05 14:50:00 -
317:
アユカ
当然親はガミガミうるさく言ってくる。
母「あんたそろそろ塾くらぃ行きなさぃよ。周りの子はみんな必死に勉強してるやろ!!今日は何時間勉強したん??志望校は決めたの??」
毎日その繰り返し。ダルくて、うっとぅしくて仕方なかった。
アユカは別に大学なんて行かなくてもいいのに…将来したぃこともなぃし、女の子やし…。2005-11-05 15:02:00 -
318:
名無しさん
UFJは銀行やでぇ!USJやろ?
2005-11-05 15:08:00 -
319:
アユカ
そして当日。UFJは思ってたよりずっと楽しくて、うちらは女二人でキャッキャッ騒ぎながら園内を回った。
そして閉園時間が近づいた頃…
アユ「あぁっ!!ケータイがなぃ!!」
アユカはどこかにケータイを落としてしまった。
ミキ「うそやろ!?とりぁぇずミキのケータイからかけてみるな!!」2005-11-05 15:11:00 -
320:
アユカ
あっ?めちゃはずかしぃ?そぅです、USJの間違ぃです??
329サン、指摘してくれてアリガトです?2005-11-05 15:14:00 -
321:
名無しさん
UFJの中でキャッキャッ騒いだんかいなぁワラ
2005-11-05 15:15:00 -
322:
名無しさん
気付いてくれたぁ??よかったぁ?頑張ってねぇ??
2005-11-05 15:16:00 -
323:
アユカ
プルル…プルル…
『はぃ』
男の人が電話に出た。
ミキ「あっ、あの〜、友達がそのケータイ落としちゃって…」
男『あ、うん。◇◇のアトラクションの前に落ちてたで。俺らまだそこらへんいるから、取りにおぃでや』2005-11-05 15:18:00 -
324:
アユカ
急ぃでそこに行くと、男の子4〜5人くらぃの集団がいた。その中から2人がアユカたちのところに近づいてきた。手にはアユカのケータイが。
アユ「あっ!!ありがとぅございます!!」
ケータイを受け取って顔を見ると…
やばぃ、タイプかも…///2005-11-05 15:24:00 -
325:
アユカ
332サン?自分の間違ぃとはぃぇ、ちょっと笑ってもーた?銀行で騒ぃでたらホンマ痛ぃ子ですよね??
333サン?はぃ?気付きましたぁ??多分教えてもらぇなかったら一生気付かなかったかも…ほんとアリガトです??
ちょっと休憩しますね?今日はがっつり更新しますよぉぉ???2005-11-05 15:28:00 -
326:
アユカ
それから4人で少し話して、彼らは神戸の頭いぃ大学に通っていることがわかった。アユカはケータイを拾ってくれた男の子に、「お礼に今度ゴチるんで」とかなんとか言ってちゃっかり番号を聞き出した。
それがトシヤだったコトは言うまでもなぃ。2005-11-05 16:03:00 -
327:
アユカ
アユカとトシヤは毎日メールと電話をして仲良くなっていった。
夏休みも終わりに近づいたある日、ミナミで初めて二人で遊んだ。めちゃ楽しかったけど、うちは親が厳しかったから、あんまり遅くまで一緒にいられなかった。帰り際に駅で話してるとトシヤが、
トシ「アユカは志望校まだ決まんなぃの??」
と聞いてきた。2005-11-05 16:09:00 -
328:
アユカ
アユ「ぅん…そんな頭いぃわけちゃうし、もぅどこでもいぃわぁ。」
トシ「…俺んとこきーや」
アユ「えっ!?」
トシ「頑張って勉強して、俺の大学おいで??」2005-11-05 16:11:00 -
329:
アユカ
アユ「…うん!!」
それから間もなくして、アユカたちは恋人同士になった。アユカはトシヤの大学に入るために必死に勉強した。
結果はダメだったけど、第二志望の神戸の女子大に入ることができた。親を説得して一人暮しを始め、トシヤとの半同棲生活が始まった――2005-11-05 16:23:00 -
330:
アユカ
懐かしぃなぁ…たった二年前のことなのに、遠い昔の出来事みたいだ。一緒にいられるだけで幸せだった、あの頃の二人にはもぅ戻れなぃの??もぅ終わりなの??やっぱり別々の道を行くしかなぃのかなぁ…??
いくら考えても、答えは出なかった。2005-11-05 16:28:00 -
331:
アユカ
やっぱりちゃんと二人で話し合おう。決断を出すのはそれからでも遅くはない。ケータイを手に取り、トシヤに電話をかけた。一週間ぶりの電話は少し緊張した。
『…この電話は、電波の届かない所にあるか、電源が入っていません…』
何度かけ直してもこのアナウンス。今、どこにいるの??2005-11-05 16:34:00 -
332:
アユカ
3時間後、耐えられなくなってトシヤの実家に行ってみた。
ピーンポーン…『はぃ』
トシヤのお母さんの声だ。
アユ「お母さんお久しぶりです。アユカですけど、トシヤくんいますか??」
母『えっアユちゃん!?ちょっと待ってて』2005-11-05 16:38:00 -
333:
アユカ
玄関のドアが開いて、お母さんが出てきた。
母「アユちゃん、トシヤと遊びに行ったんじゃなかったの!?」
アユ「いや、行ってなぃですよ。ケータイも繋がらなくて…」
母「えぇっ!?…トシヤなぁ、アユちゃんとUSJ行ってくるって言って、午前中出てったで…」
…頭の中が真っ白になった。2005-11-05 16:42:00 -
334:
アユカ
アユカはすぐにUSJにむかった。ひょっとしたらトシヤはUSJに行くって嘘をついてるだけで、他の場所にいるのかもしれなぃ。でも、行かずにはいられなかった。
トシヤ…そこは、アユカとあんたが初めて出逢った場所やで??そこに、今、誰と一緒にいるん??2005-11-05 16:49:00 -
335:
名無しさん
気になる☆
2005-11-06 04:42:00 -
337:
アユカ
346サン、読んでくれてありがとぅございます☆今から更新しますね(^O^)
347サン、読みやすくしてくれてありがとぅござぃま〜す♪♪2005-11-06 13:37:00 -
338:
アユカ
電車に乗って、USJに着いた。入場券を買って、園内を走り回った。広くて人が多ぃこの場所で、たった一人の人間を見つけ出すことは簡単なことじゃなぃ。むしろここにはいないかもしれない。それに仮に見つけたところで、誰かと来てるのは間違いないんだから、ひどいショックを受けるだろう。だけどアユカは必死だった。不安を心の奥底に押し込めてトシヤを探した。
2005-11-06 13:46:00 -
339:
アユカ
気付けば閉園時間が近づき、人は少なくなっていた。ちょぅどトシヤと出逢った時のように。
アユカは、トシヤからケータイを受け取ったアトラクションの前に行ってみた。懐かしいなぁ…二年前の思い出が蘇る。だけどもぅ、ここにトシヤはいない。2005-11-06 13:50:00 -
340:
アユカ
アユカは二年前トシヤが座っていたベンチに座り、深い溜め息をついた。出口に向かって帰っていく人達が涙でかすむ。トシヤはもう帰っちゃったんかなぁ??それとも、やっぱりはじめからここには来てなかったの??アユカ、もぅ疲れちゃったよ…。
2005-11-06 13:57:00 -
341:
アユカ
その時、そばにあるガラスばりのカフェ?の中に、見覚えのある後ろ姿が見えた。鼓動が早くなっていく。
…トシヤ??
やっと見つけた…。2005-11-06 14:01:00 -
342:
アユカ
髪形、姿勢、体形…顔は見えなぃけど、トシヤに間違ぃなかった。トシヤの向かぃ側には、見るからにキャバ嬢っぽぃ女が座っていた。
覚悟は決めていたものの、やっぱりショックだった。2005-11-06 14:07:00 -
343:
アユカ
アユカはそのカフェに近づいていった。二人は全く気付く様子がない。アユカはトシヤと女の顔が見える位置まできた。
その時、アユカの目から涙がこぼれた。2005-11-06 14:12:00 -
344:
名無しさん
気になる〜(>_
2005-11-06 18:06:00 -
345:
名無しさん
気になるとこで終わりすぎっ(>_
2005-11-06 18:40:00 -
346:
アユカ
355サン、読んでくれてありがとぉ☆☆
356サン、ごめんなさぃ、今度から気をつけますね↓↓
読んでくれてる皆さん、他にも意見とかこーしてほしぃってゆぅのがあったら教えてくださぃね(^^)
時間できたんでキリのいぃとこまで更新します!!2005-11-06 19:54:00 -
347:
アユカ
トシヤ…あんた、なんて顔してるん??
近くでみると、女が一方的にしゃべりまくっていて、トシヤは話を聞いてるのか聞いてないのか、無表情でぼんやりしている。時折少しだけ笑ったりもしているが、それはアユカから見れば、「笑顔」とはほど遠いものだった。
案の定、女は顔をしかめてトシヤに何か文句を言っている。多分「ちょっとーあたしの話聞いてんの!?」とでも言ってるんだろう。2005-11-06 20:02:00 -
348:
アユカ
トシヤ…アユカはな、自分がダメな彼女ってことは十分わかってる。今までにも、何度あんたに嫌な思ぃさせて、我慢させてきたことか。
けどな…やっぱりあんたを心から笑顔にできるんは、アユカだけやろ??これは、ただのアユカのうぬぼれなんかなぁ…??
アユカは涙をぬぐって、店の入り口に立った。足は疲れきっていて、動く度に靴ずれが痛んだ。だけど今は、そんなこと気にならない。2005-11-06 20:08:00 -
349:
アユカ
自動ドアが開く。アユカはボロボロになったヒールの音と共に、二人の席に近づいていった。
カツ、カツ、カツ…
女がアユカに目を向けた。トシヤは背中を向けているので、まだ気付いていない。女は一度目をそらしたが、すぐにまたアユカを見た。アユカは女と目があったまま、真っすぐにそっちに向かっていった。2005-11-06 20:15:00 -
350:
アユカ
そしてそのまま、ドカッとトシヤの隣に座った。
トシ「…えっ…!?」
トシヤは何が起こったのか理解できず、固まっていた。女も「何こいつ」みたぃな目でアユカをにらんでいる。
アユカは黙っている二人をよそに煙草に火をつけ、一口吸った。そして女の目みて、一言こぅ言った。
「うちの男と何してんの??」2005-11-06 20:24:00 -
351:
アユカ
女は少し黙った後、アユカをにらんだまま言った。
女「あんたがトシヤの女??…あたし、トシヤと寝たよ」
アユ「そんなん知ってるわ。人の男に手ぇ出すなや」
女「あんたがしっかりせーへんから悪いんやろが!!トシヤがどんだけ悩んでたか…あんたみたぃな女が彼女なんて、この人がかわぃそうやわ!!」
アユ「何も知らんくせにうるさぃねん!!勝手にトシヤとか呼ぶな!!」2005-11-06 20:34:00 -
352:
アユカ
トシ「ちょっと待った!!」
二人はトシヤの方を見た。トシヤは下を向いて、申し訳なさそぅに言った。
トシ「ユミ…ごめん、今日は帰ってくれへん??今んトコ俺の彼女はこいつやからさ…話し合わなあかんこといっぱいあるねんやん。また連絡するわ」
ユミは一瞬悲しそうな顔をしたが、すぐに表情をひきしめてアユカに言った。2005-11-06 20:42:00 -
353:
アユカ
ユミ「あたし、トシヤのこと本気やから。あんたと別れてくれるまで、ずっと待ってるから」
そしてトシヤを見て、「今日はありがとね」とだけ言って、去っていった。
アユカは複雑な心境でユミの背中を見ていた。ユミがトシヤを見る目は、《恋する目》だった。昔、アユカも同じ目で、同じようにトシヤを見てたんだろうな…。2005-11-06 20:48:00 -
354:
アユカ
今日はここまでです☆?☆
2005-11-06 20:49:00 -
355:
?めめ?
あげぇ?
2005-11-06 22:54:00 -
357:
アユカ
?めめ?サン?また書き込みしてくれたんですね?あげてくれてアリガト??
367サン?読みやすくしてくれてアリガト?ござぃます?なんで1〜30なんだろ??ワラ2005-11-08 19:06:00 -
358:
アユカ
閉園のアナウンスが流れる中、アユカたちは並んで出口を出た。沈黙が続く。言いたぃことや聞きたいことは沢山あるのに、頭の中がぐちゃぐちゃで、言葉が出てこなかった。
トシ「あぁ!?」
ふいにトシヤが変な声を出した。驚いてトシヤを見ると、トシヤは苦笑いしてケータイを見せてきた。2005-11-08 19:10:00 -
359:
アユカ
トシヤのメール受信ボックスには、トシヤのお母さんからのメールがいっぱい。内容は「あんたどこにいてるの!?」「アユちゃん来たよ」「アユちゃん大事にせなあかんやろ!!」
アユ「お母さんかわぃー…」
思わず笑ってしまった。トシヤも笑っていた。お母さんのおかげで、場が和んだ。2005-11-08 19:24:00 -
360:
アユカ
トシ「俺さぁ…アユカと微妙になってから、ずっと考えててん。俺はアユカに夜の仕事辞めてほしいけど、アユカは辞めたくないって言う。俺もアユカが好きなコトを無理に辞めさせるの嫌やけど、どうしても我慢できんやったっていうか…。しかもアユカ、俺との話し合いをほったからしてホスト行ってたやん??あの時はほんまに今までで一番ムカついた。正直もうどうでもいいって思った時とかもあった。」
アユカは黙って聞いていた。2005-11-08 19:34:00 -
361:
アユカ
トシ「けどな、アユカが俺と別れて風俗行きたいって言い出した時、やっぱり俺はお前をほっとかれへんかった。自分の大事な人に、そんな風になって欲しくないって心から思った。でも、自分で言うのもなんやけど、その頃にはもう、もぅ俺の精神的な部分はボロボロやってん…。そんな時、たまたま行ったキャバクラで、ユミと出会った」
2005-11-08 19:42:00 -
362:
アユカ
トシ「あいつめちゃいい奴やねんやん。店では新人やったけど、俺の愚痴を一生懸命親身になって聞いてくれて、仕事の後疲れてるやろーに、ファミレスでも行ってもうちょっと話そうってゆってくれて。んで話してたらあいつ急に泣き出して、『ユミの方が、絶対トシヤのこと大事にしてあげられる。ユミ、トシヤのためなら夜の仕事辞められるよ』って言うねん。んで、そのまま求められるままについついホテルに行ってしまった」
2005-11-08 19:50:00 -
364:
名無しさん
リアルタイム??頑張ってくださぁぁぃ?
2005-11-08 19:52:00 -
365:
アユカ
アユカは涙が出そうなのを、歯をくいしばってこらえた。悔しい…
トシヤは続ける。
トシ「アユカには悪いけど、ユミには正直めちゃ救われた。今日も、その時のお礼も兼ねて俺から誘ってん。あえて、アユカと出会ったこの場所を選んだ」2005-11-08 19:55:00 -
366:
アユカ
そこからトシヤは少し黙った。アユカも何も言わなかった。アユカもトシヤに言わなきゃいけないことがある。でも、それを言うのは全部話を聞いてからにしよう。
駅前のベンチに、二人は少し離れて座った。トシヤがふたつ温かい缶コーヒーを買ってきて、一つアユカにくれた。
トシ「続き…話していぃ??」
アユカはゆっくり頷いた。2005-11-08 20:01:00 -
367:
アユカ
トシ「でもな…俺は、全っ然楽しくなかった。ユミも不満そうやった。自分で誘ったのに、最低やな…」
トシヤはフッと鼻で笑った。缶コーヒーを握る手が、じんわり汗ばんできた。
トシ「俺の心の中は、ユミといるのに…お前でいっぱいやった。アユカと出逢ったあの場所を通る度に、胸が裂けそうやった」2005-11-08 20:07:00 -
368:
アユカ
アユカの目から涙がこぼれた。トシヤ、こんなあたしをまだ、愛してくれてるん??最近アユカ、ほんと泣いてばっかりやわぁ…。
でも急に、トシヤの顔付きが変わった。
トシ「…でも、もう限界や」2005-11-08 20:13:00 -
369:
アユカ
一瞬、心臓が止まるかと思った…アユカはトシヤを見た。トシヤは無表情でこう言った。
トシ「もぅ、この微妙な状態も限界や。アユカ、俺をとるか、夜の仕事をとるか、この場で決めてくれ。俺はアユカが好きや。アユカしか考えられへん。でも、もうこのままのアユカと付き合っていくのはもう無理や…」2005-11-08 20:18:00 -
370:
アユカ
374サン?リアルタイムで読みやすくしてくれてアリガトぉ??
375サン?応援ありがとぉ??あとちょっとなんで頑張ります?
読んでくれてる皆様、またまた変な所で終わってすぃません?急に用事が入って?今日中に完結させますんでまた後で見に来てくださぃ??2005-11-08 20:25:00 -
371:
?めめ?
ドキ???
2005-11-08 20:25:00 -
372:
アユカ
?めめ?サン、いつも2ありがとぉね??嬉しくて、がんばろーって思ぇます??
用事なくなったんで、今からまた更新していきます??2005-11-08 20:38:00 -
373:
アユカ
そう言ってトシヤは自分の両腕に顔をうずめた。トシヤも覚悟を決めて言ってきたんだろう。トシヤの緊張がアユカにも伝わってくる。
トシヤ、今までほんとにごめん。何度謝っても足りないよ。いっぱい悩ませてごめん。不安にさせてごめん。傷つけてごめん。…こんな彼女でごめん。
そしてありがとう…2005-11-08 20:43:00 -
374:
アユカ
アユ「トシヤ、こっちむいて??」
トシヤは顔をあげてアユカの方を見た。アユカは涙の溜まった目で、にっこりと笑った。
アユ「アユカの気持ちはもう決まってるよ。トシヤ、ずっとつらい思いさせたね。
待たせてごめん。アユカ、夜辞めるわ」2005-11-08 20:47:00 -
375:
アユカ
トシ「え…ほんまに??」
アユ「うん」
トシ「その場のがれで言ってんちゃうよな??」
アユ「違うよ」
トシ「…俺を選んでくれるん??」2005-11-08 20:51:00 -
376:
アユカ
アユカは深く頷いた。
アユ「ほんまはな、今日トシヤに逢いにきたんは、やっぱり二人で話し合おうって思ったからやねん。一人で、考えても考えても答えは出んやった……あの女とトシヤを見るまでは。やっと、一番大事にするべきものが何かわかったんよ。アユカもトシヤ以外考えられへん。ずっとずっと、アユカだけのものでおって欲しい…トシヤぁ…一緒にうちに帰ろう…??」2005-11-08 20:59:00 -
377:
アユカ
トシ「…」
アユ「トシヤ??……!!」
トシヤは泣いていた。初めて見るトシヤの涙。気付けばアユカもボロ泣きしていた;
アユ「うわ〜ん!!トシヤぁぁ…ヒック…今までごめんねぇぇ!!ほんとにごめ…ヒック」
トシ「もういーから。帰ろ??なっ??」2005-11-08 21:03:00 -
378:
アユカ
その夜、トシヤはユミに電話をしていた。ユミの泣き声は、少し離れたところにいるアユカにさえ聞こえるほどだった。何度も何度も謝るトシヤ。聞いているアユカも胸が痛んだ。
もしユミがいなかったら、アユカはトシヤの大事さに気付かないまま、手遅れになってたかもしれない。トシヤに手を出したことはやっぱり許せなぃけど、その点は感謝してる。2005-11-08 21:13:00 -
379:
アユカ
次の日…
アユカは、本当なら学校も仕事もあったが、どっちも行かず、ずっとトシヤといた。二人は何度も愛を確かめ合った。開いてしまった溝を、埋めていくように…。
アユカはケータイを変え、二度と新地の店に行くことはなかった。2005-11-08 21:16:00 -
380:
アユカ
そして今。
アユカは学校に行きながら、とあるパチンコ店でバイトしている。今までよりずっと少なぃ給料で、しんどぃ重労働。最初の頃は、何度辞めようと思ったことか。
でも、家に帰ればトシヤがいる。それだけで、アユカは頑張れる。2005-11-08 21:20:00