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  • 1:

    海には、波があって。  波は、行ったり、来たり。            思い出も、波のように。 満ちたり、引いたり。

    2006-04-20 10:00:00
  • 2:

    就職もせず、フリーターの俺は、時間がありすぎた。            中学の頃から、仲の良い友達に誘われ、軽い気持ちでホストをする事にした。 夜の世界に興味が、あったけど、まさか自分がホストをするとは、考えた事もなかった。

    2006-04-20 10:19:00
  • 3:

    友達の名前は、大地。  中学の頃の大地は、とにかく明るかった。     天真爛漫と言う言葉は、大地の為にあると言っても、過言じゃない。

    2006-04-20 10:27:00
  • 4:

    当時、ホストの面接は、あって、ないようなものだった。          面接を終えて、大地におおまかに、仕事内容を説明され。俺は、「あきら」と言う源氏名で、ホストとして働く事になった。

    2006-04-20 10:33:00
  • 5:

    大地とは、対象に俺は、腹黒い、冷血、ポーカーフェイス等とよく言われていた。間違ってる訳ではないが、ただ全て「めんどくさい」だけだった。                 でも俺は、器用だった。要領が良くて、それ程の苦労もした事なく、「努力」と言うには、無縁だった。

    2006-04-20 10:46:00
  • 6:

    りょう

    読んでマス??
    完結まで頑張って下さい??

    2006-04-20 11:05:00
  • 7:

    ―話を戻し、その日から早速、働く事になり、従業員の人達に、自己紹介をかねて挨拶をした。                 そして、俗に言うキャッチ。先輩や大地は、当たり前に次から次へと、女と言う女に声をかけている。  何度も無視されても、声をかけている姿が滑稽に見え、情けないとも思った。

    2006-04-20 11:20:00
  • 8:

    りょうさん       どうもありがとう!   頑張ります!!

    2006-04-20 11:24:00
  • 9:

    そんな俺を、大地は気にしているみたいだった。              ホストって楽して、稼げると思ってた。酒飲んで、女を口説き、金を使わせる。そんな上手い話あるはずかない…         現実を知り、俺に「努力」と言う言葉を突き付けられた気分だった。

    2006-04-20 11:44:00
  • 10:

    ↑           略すいません。気つけます。

    2006-04-20 11:46:00
  • 11:

    見るもの全てが初めてで、新鮮で、夜の世界の雰囲気と酒に俺は、酔ってしまっていた。        外にいても、聞こえてくる店からの大音量のサウンドが俺の何かを掻き立てるような気がした。

    2006-04-20 11:56:00
  • 12:

    陽が昇りきり、時間は朝の8時を過ぎていた事とさっきまで盛り上がっていた店は、電卓や携帯を突く音と、グラスを洗う音、酔い潰れた従業員のイビキ、そのギャップに俺は、ますますホストの世界の魅力にひかれていた。

    2006-04-20 12:16:00
  • 13:

    柄にもなく俺が、興奮しながら話をするから、大地の表情は、いつもより明るかった。         大地と「また明日。」と約束をして家につき、ベットで今日の事を思い返していたら、はしゃぎ疲れからか、酒が入っているからか、驚くほど心地良く寝入った。

    2006-04-20 12:33:00
  • 14:

    目が覚めた時は、夕方の4時を少し過ぎていた。              支度をして、大地を待ちながら、ホストを始めた事を家族に、どう説明しよう等ど考えていると、大地から連絡がきて、今宵も魅力的な世界に導かれるように、足を運んだ。

    2006-04-20 12:48:00
  • 15:

    店に着いたのは、8時を過ぎていた。俺が何をすればいいのか分からず、立ち尽くしていると、面接をした人が声をかけてきた。  「えー。あきら!ちょっとええか?」       俺は、「はい」と言いながら、男に近づいた。

    2006-04-20 13:08:00
  • 16:

    「昨日は、初日やのに店忙しくて、大変やったやろ?昔着てたスーツ持って来たから今日からこれ頑張って!」と一気に言われた。 「ありがとうございます。頑張ります!」俺が言うと綾さんは、後ろ姿で手を振った。

    2006-04-20 13:16:00
  • 17:

    ↑           「今日からこれ着て頑張って!」間違えました。

    2006-04-20 13:20:00
  • 18:

    早速スーツの袖に手を通して、綾さんからもらったスーツを大地に自慢をした。「まぢで?ええなぁ。」大地が言った。                  ―店の掃除を済ませ、俺は大地とキャッチに行く事にした。昨日まで、滑稽に見えたはずのキャッチを俺は、頑張った。

    2006-04-20 13:35:00
  • 19:

    今日、頑張っただけですぐ結果に繋がるなんて思っては、なかった。     店が忙しければ、ヘルプする為に呼ばれ店に戻って、先輩のお客さんに必死になって接客する。     優しい人いれば、意味不明な説教してくる人もいる。会話をする事が大切で難しい事だと知った。

    2006-04-20 13:50:00
  • 20:

    ちょっと休憩します。  また夜に更新します。

    2006-04-20 14:04:00
  • 21:

    更新遅れました。    今から少し更新します。

    2006-04-22 08:41:00
  • 22:

    俺は、ただがむしゃらに頑張った。二日酔いなんて毎日当たり前のように、ひたすら飲んで、バカな事を言った。         毎日がとても新鮮で、見た事もないような多額の金が動いてるこの世界は、確実に俺を変えていった。

    2006-04-22 08:54:00
  • 23:

    仕事にもだいぶ慣れた頃、先輩の信哉と明け方にキャッチをしてた時だった。 前からいかにもキャバ嬢の2人組が歩いてきたので、当たり前のように、信哉と声をかけた。      軽い気持ちで、いつものように何も気にもかけずに。

    2006-04-22 09:05:00
  • 24:

    ―それが"真夕香との出会い"だった。       真夕香の第一印象は、とにかく綺麗な顔だと思った。少し彫りが深い目がクリッとしていて、整形のようなスッとした鼻。可愛らしいポテッとした唇。    でもめちゃくちゃ気が強くて、口が悪く、勝ち気な雰囲気を出していた。

    2006-04-22 09:13:00
  • 25:

    声をかけた時もまともに俺を相手にはしなかった。一緒にいた真夕香の友達は、信哉と話をしているのに真夕香は、俺と目も合わせようてもしなかった。   ―なんとかネバり携帯番号を聞いた。       別れてから、すぐに俺から電話しても真夕香は、電話を受けなかった。

    2006-04-22 09:19:00
  • 26:

    そんな事は、ひんぱんにある事だから普段なら気にならないのに、真夕香だけは、何故か気になっていた。―真っすぐな目には、何の曇りもなく、見透かされているかのような余裕な口調。           そんな事を考えていると、俺は、むしょうに腹が立つのと同時に、真夕香を知りたいという衝動にかられた。

    2006-04-22 09:27:00
  • 27:

    バタバタしていて更新遅れました。        遅くて、不快になられた方すみません。

    2006-04-27 14:45:00
  • 28:

    ―真夕香は毎日、夕方と朝方にえびす橋を通っている。友達に付き合わされいるのか、真夕香はいつも不機嫌と言うか、無表情と言うか。          俺は、毎日のように真夕香に電話をした。電話を受けるようになったものの、真夕香から電話が鳴る事は、1度もなかった。

    2006-04-27 14:52:00
  • 29:

    ―そんな日が続き一週間程すぎた。        少しづつ自分を指名してくれるお客さんが増え始め、キャッチをする時間が減ってきた俺は、えびす橋に立つ時間が減り、真夕香に会う短い時間もなくなっていた。

    2006-04-27 14:59:00
  • 30:

    それと同時に真夕香に電話する回数も増え、さらに大地に真夕香の話をする回数も増えていた。     ―休みの日は、退屈だった。大地は、営業で俺の相手をする暇なんてないみたいだ。          なにげなく携帯を手にとって、日課になっている真夕香への電話をした。

    2006-04-27 15:11:00
  • 31:

    真夕香は、ふてくされているかのように「はい」と電話を受けた。      「おはよう。今日、店休みやねん。時間あるんやったら、会われへん?」俺は、ダメ元で一気に言った。 「私も今日、休みで暇してたから、かまへんよ」

    2006-04-27 15:18:00
  • 32:

    それから「用意するわ」と真夕香が言い、電話を切ると俺は、むしょうに嬉しくなった。        ―あれでもない、これでもないと俺は、服を引っ張り出している俺は、我に返り「なにちょっと焦ってんねん…」と苦笑いしながら自分につっこんだ。

    2006-04-27 15:24:00
  • 33:

    なんとか用意を済まし、真夕香の電話を待っていると「いつもの場所にいる」と真夕香からメールがきた。―(初めて真夕香の方からメールがきた。)    心のなかで思いっきり、喜んだ。女の子の気持ちが少し分かったような気がし、苦笑いを浮かべ、車で真夕香を迎えに行った。

    2006-05-04 10:10:00
  • 34:

    ―「いつもの場所」とは、ひっかけ橋の事。俺は、御堂筋に車を停めて、真夕香を探しながら、電話をしようとした時、男といる真夕香の姿を見つけた。   俺が近づくと、男は気まづそうに、その場を離れた。真夕香は、相変わらず無愛想な表情で言った。   「焼き餅ですかぁ?」

    2006-05-04 10:20:00
  • 35:

    「悪いか?」と俺が言い返すと、いつも無表情で無愛想な真夕香が、照れたように驚いた表情をしたから、俺の方が嬉しくて驚いた。―真夕香を助手席に乗せ、「どっか行きたいとことかある?」と俺が聞くと。 「アキラとなら」と真夕香がふざけて言った。

    2006-05-04 10:28:00
  • 36:

    車内では、俺ばっかりがしゃべっていた。くだらない俺の話に、相づちをうっていたが、真夕香は、いつものように自分の世界に入っていた。        ―1時間程、車を走らせて山道の途中で、真夕香に夜景を見せようとし、窓を空け、外に指をさした。

    2006-05-04 10:37:00
  • 37:

    窓に目を向けた瞬間に真夕香の表情が、子供のように明るくなった。     「凄ぉい!!めっちゃ綺麗やん。こんなん初めてやで、アキラありがとう。」真夕香は、大きな目をキラキラさせながら、言った。

    2006-05-04 10:49:00
  • 38:

    今から更新します。

    2006-05-12 10:16:00
  • 39:

    真夕香が初めてあんなに可愛く笑うから、俺は嬉しくて、幸せだった。    ―俺は、真夕香に俺の気持ちを伝えた。      「真夕香。俺、ホストやし、ガキやし、真夕香を喜ばす事言ったり出来ないかもやけど、好きや。。」  今の俺には、精一杯の言葉だった。

    2006-05-12 10:23:00
  • 40:

    「真夕香もアキラ好き…でも真夕香もアキラも何も知らなさすぎるやん?アキラ…?真夕香の事もっと見てくれる?アキラをもっと見さしてくれる?」真夕香が一気に言った。     「今からもうちょい時間くれる?」嬉しさを押さえながら、疑問を抱きながら俺は、また車を走らせた。 ―好きなら、相手の事を知りたいと思うのは、当たり前の事だけど、真夕香には、今の何が良くて、何がダメなのか俺は、理解できなかった。

    2006-05-12 10:34:00
  • 41:

    ―10分程車を走らせ、薄暗く細い道を抜けて、車を停めた。         「着いたよ。真夕香おいで」珍しく真夕香が少し恐がっているから、俺は、いつもより優しく言った。  「着いたよって、ここどこなぁ?」言い方は、強気だけど、真夕香は、俺の出した手を離そうとしなかった。

    2006-05-12 10:42:00
  • 42:

    真夕香の手を引きながら、迷う事なく真夕香を案内した。          「真夕香?目開けてみ?」「開けてみ言うけど、暗くてよう分からんわ。」俺は、ライターで供えてあるロウソクに火をつけた。

    2006-05-12 10:49:00
  • 43:

    ―須藤家〜墓石に刻まれている文字を見て、真夕香は俺を驚いた表情で覗きこみながら、戸惑っていた。 「俺のじいちゃん。真夕香にどうしても会ってほしかってん。じいちゃん真夕香ちゃんです。じいちゃんが好きなベッピンさんやで?」俺は、ふざけて言った。

    2006-05-12 10:59:00
  • 44:

    更新かなり遅くなって、すいません。       自分勝手ですが、気長に見守っていて下さい。

    2006-06-27 06:35:00
  • 45:

    俺がふざけながらそう言うと真夕香は、軽く笑った後、熱心に手を合わしていた。           車に戻り、来た道を帰り、真夕香が案内するまま車を走らせ、真夕香を家まで送った。

    2006-06-27 06:43:00
  • 46:

    別れの際に、車から下りて俺は、真夕香に近づいた。            「どこも行くなよ。」と俺は、無意識に言っていた。そんな事を言うつもりなんてなかったのに。    真夕香は、少し困りながら、俺に振り返りながら、手を振り帰って行った。

    2006-06-27 06:52:00
  • 47:

    家に着き、自分が寝た事も気づかない程、心地良く眠っていた。       ─目が覚めたのは、昼すぎだった。        寝ぼけながら、風呂に向かった。シャワーにうたれている時、真夕香が浮かび上がり、くだらない事を考えてる自分に「何でやねん。」とつっこんだ。

    2006-06-27 07:06:00
  • 48:

    ↑(略)なしです。

    2006-06-27 07:28:00
  • 49:

    こうやって一緒に買い物をするのも、なんだか懐かしくて、時間がゆっくり流れているような気がした。             ─家に帰ると、7時を過ぎていたので、仕事の準備を始めた。家を出ようとした時、母親が「頑張ってね。気付けて行きや。」と言った。

    2006-06-27 07:44:00
  • 50:

    ホストをしてると、母親に言い出せなくて、今も仕事を隠している。     「行ってきます。」と言い家を出た。母親に罪悪感を感じながらも、今からは忙しない店とキャッチが、時間と俺を急かさせる。  気持ちを切り替える為にも俺は、いつもより大きな声で挨拶をしながら、店に入った。

    2006-06-27 07:54:00
  • 51:

    名無しさん

    2006-06-27 07:56:00
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