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●ちょっと素敵な物語●
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1:
名無しさん
200●年8月1日消印 『やぁ!元気にしているかぃ?!ミラノに来て俺の人生変わりつつあるよ。まぁお土産は期待しないでくれ。それでは。P.S島と仲良くしろよ。』
2006-01-23 14:35:00 -
11:
主
島と児玉君は毎日こんな感じで、いいかげん島も、かっこぃぃ児玉君に対して'恋愛感情'はなくなる。『んな帰ろーっと。また明日暇やったら来るわっ。』『はぃよー。』
2006-01-23 17:59:00 -
12:
主
島はさっと荷物をまとめ、脱いでいた靴下をはいて部屋の扉を開けた。
児玉君とは毎日こんな感じ。2006-01-24 11:11:00 -
13:
主
'恋愛感情'はなくなっている。いつもの島なら、恋愛感情のない男と毎日のように遊ぶことはない。児玉君は時々無視する。それなのになぜ、毎日のように家に来ているんだろう。
2006-01-24 11:13:00 -
14:
主
『また来てたんかーババァっ』扉の前にちっさい男の子が立っていた。『うっさいわ。もう帰るんじゃ。そこどけ。』ちっさい男の子は児玉君の弟。
2006-01-24 11:16:00 -
15:
主
『何で俺がどかなあかんねんっ。』『お前がどかな、うち帰られへんねんけど?』『うーるーさーい。稔おばさんっ』島の親以外で島のことを下の名前で呼ぶのは児玉君の弟だけ。無論、ババァかおばさんが付いてくるのだが。
2006-01-24 11:19:00 -
16:
主
児玉君の弟は児玉君から想像できないくらいやかましい弟で、生意気だけど、ませているガキではない。子供好きな島はそーゆうところが可愛くて、どんなに憎たらしいことを言われても、たまらなく愛しい気持ちが満ち溢れてくるのであった。
2006-01-24 13:06:00 -
17:
主
『お前二度とくんなよ!』『明日も来るわっ。お前がうちに従うまで毎日来るわぃっ。』こんなに憎たらしい口をたたかれて、さぞかしブラコンなのかと島は思っていた。
2006-01-24 14:40:00 -
18:
名無しさん
『ちょーお前らうるさいって』児玉君は不機嫌そうに部屋の中でつぶやいた。
2006-01-25 13:01:00 -
19:
主
弟はチッと言うと自分の部屋に戻って行った。児玉君がこわいらしい。『あーごめんごめん。帰るわぁ。』島は部屋の扉をガラっと開け、謝ると扉を閉め階段をおりて行った。
2006-01-25 13:04:00 -
20:
主
『あっ。こんにちは。あー。おじゃましました。』玄関で児玉君の母にバッタリ。
2006-01-26 12:53:00