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貴方の隣
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55:
シンは、ちょっと驚いた様な顔をした後、笑った。
この時、あんたは、びっくりしたと思う。弱かった私が、言いたい事を言ったから。あんたを驚かせたけど私は、いつもあんたの行動に、戸惑ってたんやから。それぐらい、許して。
手を繋ぎながら、シンの家に向かった・・・。2006-01-27 23:15:00 -
56:
今まで、隣に居なかった時間を、埋める様に、沢山いろんな話をした。シンの別れてから、付き合った女の話を聞いた時は、多少胸が痛くなった・・・。でも、今隣に居るのは、私。
あの頃と同じ様に、シンがキスをしてくれた。
何も変わってない。少しだけ違うのは、恋人じゃない事。それだけの事。
シンに抱かれながら、眠った・・・。2006-01-27 23:24:00 -
57:
シンより、先に起きて、簡単な朝御飯を作った。シンが、美味しいと言って食べてくれた・・・。
別れてから、初めてあんたと、穏やかな雰囲気を取り戻せた様な気に、なった。「こんな女を、嫁にもらわなあかんやろ。」
にこにこしながら、言った私。冗談じゃないで。
「嫁にもらうんは、お前しかおらんな。」
あんたは、笑いながら、冗談で、返してきた。2006-01-27 23:31:00 -
58:
冗談で、言ったんじゃないのに・・・。少しがっかりしたけど、嬉しくなった。
二人で散歩をした。こんな時が、ずっと続けばいいのに。
手を繋いで、仲良く。周りの人達から見たら、恋人に見えたよね。
だから。あんたが鳴っている携帯に、出ない事も、全て、見ないふりをした。2006-01-27 23:37:00 -
59:
気にならないと、言ったら嘘やけど。あんたの横におるのは、今は、私やから。
「俺が、落ち着いたら、付き合おか?」
「期待せんとくな。」
こんな話だって、できていた。幸せだった・・・。2006-01-27 23:47:00 -
60:
変わらずに、曖昧な関係が続いていた。
「シン君、はっきりしやん子やな。そんなんで良いん?都合の良い女やん。」
そんな友達の注意も、流していた。
都合の良い女。それは、分かっている。でも、シンが好き。愛していた。頑固な私だから。これから、どうなるか分からないやん。そう、言い聞かせた・・・。
期待させてよ。2006-01-27 23:57:00 -
62:
あんたは、いつも勝手。すごい気まぐれやし。振り回されてる。
「最後に、聞いてくれる?本間に、最後やから。」
私は、ずっと行きたかった動物園に、連れていってほしいと、頼んだ。
笑いながら、お前他になんかないんかよと、からかいながら、了解してくれた。2006-01-28 00:04:00 -
63:
最後のデートやな。
「これ、絶対に神様が、二人の別れを祝福してくれてるねんで。早く、あんたより他にいい男おるって、気付けって事やろ。」
私が、笑いながら言ったらあんたも、笑いながら私の頭を撫でた。
「お前な、無理しすぎ。強がりすぎ。バレバレやからな。」
昔。シンに言われたのを、思い出して、またバレたんかなと思った・・・。2006-01-28 00:14:00 -
64:
楽しかった。はしゃぎながら、手繋いで。思い出が、一つ増えた。
帰る時間が近付くにつれて悲しくなったりした。でも最後なんやから。
ずっと、笑っていたくて、変に、はしゃいでいた。
「もう、会うのは、これで終わりやな。」
シンが、突然言ったから、驚いた。聞きたくなかったのに。2006-01-28 00:22:00