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貴方の隣
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62:
あんたは、いつも勝手。すごい気まぐれやし。振り回されてる。
「最後に、聞いてくれる?本間に、最後やから。」
私は、ずっと行きたかった動物園に、連れていってほしいと、頼んだ。
笑いながら、お前他になんかないんかよと、からかいながら、了解してくれた。2006-01-28 00:04:00 -
63:
最後のデートやな。
「これ、絶対に神様が、二人の別れを祝福してくれてるねんで。早く、あんたより他にいい男おるって、気付けって事やろ。」
私が、笑いながら言ったらあんたも、笑いながら私の頭を撫でた。
「お前な、無理しすぎ。強がりすぎ。バレバレやからな。」
昔。シンに言われたのを、思い出して、またバレたんかなと思った・・・。2006-01-28 00:14:00 -
64:
楽しかった。はしゃぎながら、手繋いで。思い出が、一つ増えた。
帰る時間が近付くにつれて悲しくなったりした。でも最後なんやから。
ずっと、笑っていたくて、変に、はしゃいでいた。
「もう、会うのは、これで終わりやな。」
シンが、突然言ったから、驚いた。聞きたくなかったのに。2006-01-28 00:22:00 -
65:
あの時。寂しそうな顔を、見せたシン。私は、表情まで演技するんかな、と思って、悲しくなった。
「彼女。大事にしたりな。私は、大丈夫やから。強いねんから。」
そう、言った。
シンは、何も言わずに、またぽんぽんと、頭を叩いてきた。そんな優しさ、いらんねん・・・。
あんたをちょうだい。2006-01-28 00:26:00 -
66:
シンが居なくても、もう、大丈夫やった。
友達は、シンの事には触れてこなかった。だから、シンの噂も、聞かない。そっちの方が良かった。彼女の話を聞いたりしたら、多少なりとも、気が滅入ってしまうから・・・。
時間が過ぎるのは、早かった。夜の仕事を、始めてから、仲の良いメンバーで、集まる事も無くなった。
久しぶりに、飲もうという話になったから、行った。シンが、来ないと言うから行った。2006-01-28 00:36:00 -
67:
みんな、結構飲むペースが早くて、酔っ払っていた。酔っ払うと、語り出す奴が話し始めた。
「お前とシンは、絶対に、また戻れるから。な?だから、今の男とは、別れろ。な?」
笑って、聞いていた・・・。この時、付き合っている人が居た。安心させてくれる人やった。シンとは、タイプが、全く違う人。
「いやいや。本間やで。シンは、お前の為に、親に、頭下げて、実家戻って、見習いしてるんやんけ。」2006-01-28 00:46:00 -
68:
時が止まった。みんなは、それ言うなやと、言いたそうな顔をしていた。そいつも言った後で、すごく焦っていた。
彼女は?女できたって、言ってたやん・・・。
シンは、親の跡なんか継がへんと言っていた。だから勘当同然で家を出ていた。ずっと、現場の仕事をしていた。意味が分からなかった。2006-01-28 00:54:00 -
69:
詳しく、話を聞いた。
私と結婚する為に、実家に戻った事。それを、言うのが情けなくて、嘘をついた事。いい男になったら、戻ると、決めていた事。
私が、ずっと待っているだろうと思っている事・・・。
あんたあほやな。本間にあほ。何の自信なん?それなら、貫き通してよ。本間に負けず嫌いやし、自信満々な態度やし、かっこつけやんといて。あんたが、情けない男でも、愛せる。2006-01-28 01:01:00 -
70:
みんなの前で大泣きした。みんなは、あいつが悪いから、お前が、決めたらいいと、言ってくれた。
自分が、小さく見えた。あんたの表情や、言葉や、行動を見抜けずに。彼氏を作った自分に、腹が立った。その日は、友達の家に泊まり、友達に抱きつきながら寝た。2006-01-28 01:07:00