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そこに君と僕等がいた。
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1:
はる。 ◆HU7XfvOYA2
春うららかな日。
全てが始まった。
2006-01-28 15:44:00 -
13:
名無しさん
小沢学。田中と仲良い奴。二人とも似たような感じ。やっぱあたしには分からん。中学の頃からどうも同じ年の男子に魅力を感じれない。どっちかといえば年上の方がいい。
コートの中を走りながら同じグラウンドにいる男子を意識する。2006-01-30 01:29:00 -
14:
名無しさん
体育の授業が終わり更衣室で服を着替え広子とトイレに向かった。
「あっ、田中」校舎の一階の廊下。広子の視線の先に田中がいた。向こうからこちらに向かって歩いてくる。うちのクラスは二階。すれ違う時あたしと田中の目が合いそのまますれ違った。2006-01-30 01:35:00 -
15:
名無しさん
あたしは少し歩いてから何故か振り返った。けど田中の姿はなく、生徒が騒ぎながら歩いていた。
あたしと田中の席は端と端だった。あたしは窓際の列の一番後ろ。田中は廊下側一番後ろ。同じクラスでも会話する事さえない距離。2006-01-30 01:40:00 -
16:
名無しさん
授業中あたしは頬杖つきながらぼぉっと黒板を眺め国語の授業を受けていた。ふと窓の外の空を見る。
雲と雲の隙間から光の糸が町を照らして綺麗。
さっきまで晴れていた空は少し曇りだしていた。2006-01-30 01:44:00 -
17:
名無しさん
ふと気になって田中を見た。自然な視線で。
田中の列とあたしの列だけ席が一つ多いから離れていても隣は隣。その事に今気付いた。
あたしと同じように頬杖ついて黒板をぼぉっと見ていた。2006-01-30 01:48:00 -
18:
名無しさん
ちら。
田中と目が合いあたしは慌てて視線を黒板に向けた。ちょっと見すぎたかな…。ノートをとりはじめ、色のついたペンでポイントをきちんと書き込みながらまた田中を見た。
すると田中があたしを見ていた。そして田中は目をそらした。2006-01-30 01:54:00 -
19:
名無しさん
『野外活動』
黒板にでかでかと4文字が書かれて、先生が話しだした。
「来月一泊二日の野外活動がある。そこで男女六人グループを来週までに作っておくように!」ざわざわ。先生のことばの後すぐ教室が騒ついた。2006-01-30 14:59:00 -
20:
名無しさん
「静かに!場所は奈良だ。来週しおりを配るからちゃんと目を通しておくようになぁ!あと、第一回進路指導をはじめるから明日の各休み時間に出席番号順四人ずつ図書室に来るように!以上!」
キーンコーンカーンコーン
チャイムと同時に先生が教室を去った。生徒が一斉に騒つく。2006-01-30 15:04:00 -
21:
はる。 ◆HU7XfvOYA2
男女六人かぁ…。
「ねぇ小田さん、あたしも一緒のグループ入れて」前の席の上田さんがあたしに話かけてきた。
「うん☆一緒のグループなろ!」あたしは笑顔で答えると上田さんはにっこり微笑んだ。2006-01-30 15:12:00 -
22:
はる。 ◆HU7XfvOYA2
「優奈優奈ぁ!」あたしと上田さんが仲良く話してるとこに広子がカバンを持ちながら席に走ってきた。上田「あ、渡辺さんあたしも同じグループやからよろしくね」
広子「ん?上田さんと同じグループ?わぁぁめっちゃうれしぃ!」優奈「それより何よ?なんか勢い良く走ってきたけど」あたしがそう言うと広子は思い出したように「秋定と柿本と松本が同じグループなろって!いいやんなぁ?」2006-01-30 15:17:00