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myだ‐りん
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8:
そんなあたしの横から、雅斗の腕がニョキッとのびた。
『…ミー…』
マンションの玄関であたし達2人を迎えたのゎ、親でも妹でも人間でもなく、、小さな小さな子猫だった。2006-01-19 20:31:00 -
9:
『うわー!!うわー!!なんなんコレ!?バリ可愛い!!』
手の平くらいしかない子猫を抱き上げ、頬ずりしながら感激する雅斗。
『抱いてみぃ?』
小さな黒目を更に小さくしたあたしに、雅斗ゎその物体をあたしに手渡す。2006-01-19 20:35:00 -
10:
フワッとした感触が、あたしの手の平に広がる。
少し撫でてみると、大きな目を細ませて、ゴロゴロと気持ち良さそうに喉をならした。
『…可愛い…』
自然と言葉がこぼれた。2006-01-19 20:39:00 -
12:
当時、家賃激安なんでもOKのボロ借家に住んでいたあたし達が彼を家族として迎えるまでに、そんなに時間ゎかからなかった。
…とゆうか、その日のうちに家に連れ帰った。笑2006-01-19 20:49:00 -
13:
由紀が買っていたトイレシートと、猫缶を貰って、あたしの胸でうずくまる子猫をギュッと抱き締めた。
"寒かったな?恐かったな?これからゎあたしと雅斗があんたのパパとママやからな。"2006-01-19 21:30:00 -
14:
彼ゎ捨て猫だった。
由紀が学校の帰り道、毎日通る踏み切りに、タオルと一緒に段ボールに入れられている彼を発見した。
震えている痩せ細った体を抱き抱えてマンションに連れ帰ったものの、ペット厳禁なマンションのうえ、ママが猫アレルギーで、飼ってあげる事ゎ困難だった。かといって捨てる事ゎ出来ない。そこで、借家に彼氏と2人で住むあたしを思い出し、電話してきたのだ。2006-01-19 21:38:00 -
15:
その頃、雅斗が仕事を始め帰る時間が遅くなった事で、あたしゎ夜雅斗が帰宅するまでの時間、寂しくて恐くて仕方なかった。
犬を飼おうか、と、二人で相談していた矢先の出来事だった。
小さな小さな家族。
愛しくてたまらない。2006-01-19 21:42:00