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ちっちゃな黒猫の話。

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  • 1:

    せぇ

    なぁなんで?
    どこに行ったン?
    いつも一緒だったじゃん
    嬉しい時も悲しい時も
    あんたゎ何にも言わずに
    側にいてくれたよな。
    あたしゎあんたの顔を見ただけで
    あんたのふわふわの毛をなでるだけで
    心が温かくなるのを感じてん。
    なぁチビクロ
    なんであんたが先に死ぬん?
    人を幸せにするあんたが。

    2005-11-17 17:26:00
  • 177:

    名無しさん

    小説の中で一番好きやな〜楽しみにしています

    2006-02-06 00:40:00
  • 178:

    せぇ

    なゅさん?
    猫って本間かわいいよな?いっぱい幸せにしてもらってください?
    名無しさん?
    そんなん言ってもらえて本間にめっちゃうれしいです!ありがとうございます?
    読んでくださってる人、本当にありがとうございます。がんばって書くので、見守ってて下さいm(__)m

    2006-02-06 02:55:00
  • 179:

    せぇ

    キョンがヤマトの背中を優しく撫でる。言葉なんてわからなくても、伝わる想いがそこにはあって。それをちゃんと伝え、伝わるようになった時、『飼い主とペット』は『家族』に変わる。その手に、愛情がいっぱいこめてあることはきっと、ヤマトが一番わかってるんだと思う。

    なぁチビクロ。
    あんたの想いは、ちゃんとあたしに届いてたよ。
    あたしの声は届いてた?

    2006-02-06 03:04:00
  • 180:

    せぇ

    やけどやっぱり『猫』っていう生き物は気分屋だ。もう気が済んだのか、キョンの『痛いっ』って言う言葉と共に、爪をたてて腕から降りると、また一直線にチビクロ目がけて突進してきた。
    チビクロは警戒しているのか、短い毛を逆立てて、フーッとうなった。ヤマトはチビクロのすぐ側、10センチくらい前で止まり、じっとチビクロを見つめる。チビクロも見つめ返す。あたしやキョン、他の猫達は、これから何が起きるか、ドキドキしながら二匹をじっと見つめてた。

    2006-02-06 03:14:00
  • 181:

    せぇ

    みんなが注目する中、ヤマトが先に動いた。もし、あたしのチビクロを殴ろうもんなら、あたしはヤマトに、10倍返しくらいしてやろうと思ってた。だけど…
    ヤマトは、チビクロのおしりの匂いをかいだ。これは猫同士の『仲良くしよう』の挨拶。『やった!よかった、気に入られたみたいやん、チビクロ…』そう思ったのも束の間、チビクロは見事、その挨拶に猫パンチで答えた(笑)

    2006-02-06 03:19:00
  • 182:

    せぇ

    なぁチビクロ

    あんたの、お腹の中にいた子のお父さんが、
    ヤマトだったらいいな。

    あんた達はいいケンカ仲間で
    あんたはいつもヤマトを追い掛けて、いつもヤマトから逃げて。ひたすら追い掛けっこの繰り返し。
    だけどすごくすごく
    楽しそうやったよね。

    ヤマトは今でも元気やで。
    だけど、あたしの姿を見る度
    あんたのことを探してる。

    ヤマトの声も聞こえるよ。
    『チビクロは、どこにいったん?』

    2006-02-06 11:09:00
  • 183:

    せぇ





    2006-02-06 11:12:00
  • 184:

    岡ちゃン

    黒猫カヮィィ(??∀?)ニタニタ?岡ちゃンも買ってんねん???ゃから頑張って?・?・?)??

    2006-02-07 22:27:00
  • 185:

    せぇ

    遅くなってごめんなさい?これから更新します?
    岡チャンさん、いつもありがとう??

    2006-02-09 01:05:00
  • 186:

    せぇ

    それから、もぅ帰ろう、もう帰ろうと思うたび、あと少し、あと少しだけと、時間を延ばした。ヤマトとのおい駆けっこに夢中になって、目を真ん丸に見開いてキラキラ輝かせるチビクロは今までにないくらいかわいかったから。結局終電まで逃してしまったあたしは、迷惑にも、キョンママに家まで車で送ってもらうことになった。
    荷物をもって玄関先に向かう。『チビクロー?』最後に名前を呼んだけど、チビクロはあたしをちらっと少しだけ見ただけで、すぐにヤマトとの鬼ごっこを再開した。
    悲しいような、腹が立つような、居心地の悪い気分が、ドアを勢い良く開けるきっかけになってくれた。そのままあたしは、振り返りもせずに、チビクロを置いてキョン家を出た。

    2006-02-09 01:19:00
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