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ちっちゃな黒猫の話。

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  • 1:

    せぇ

    なぁなんで?
    どこに行ったン?
    いつも一緒だったじゃん
    嬉しい時も悲しい時も
    あんたゎ何にも言わずに
    側にいてくれたよな。
    あたしゎあんたの顔を見ただけで
    あんたのふわふわの毛をなでるだけで
    心が温かくなるのを感じてん。
    なぁチビクロ
    なんであんたが先に死ぬん?
    人を幸せにするあんたが。

    2005-11-17 17:26:00
  • 71:

    せぇ

    それからあたしはミルクをあげて、おしっこをさせてあげた。今日ゎちゃんとうんちも出た。全然汚いと思わない自分が、少し不思議だった。『子供ができたらこんな感じかなぁ』と少し思った。ハサミや、ゴミ箱など、危ないものや、めちゃくちゃにされそうなものを片付けてから、あたしはチビクロを置いて部屋を出た。チビクロゎ日が指すフローリングに寝転がって、気持よさそうだった。

    2005-11-21 10:55:00
  • 72:

    せぇ

    ペットSHOPで色々買った。これからいるトイレや、仔猫用キャットフード。離乳食まであって、しかもたくさん種類もあった。本間に、人間の赤ちゃんさながらやった。それから予備のホニュウビンと粉ミルク、目も空いてないのに、ママゎ猫のオモチャをいっぱいカゴに入れてた。鈴の着いた赤色の首輪も買った。チビクロの黒によく似合いそうな、きれいな赤やった。
    それからチビクロのミルクの時間までまだ時間があったので、予定通りお茶をすることにした。
    だけど、平日の昼間やのに思いの外、人が多くて、車が止められへんかった。仕方なく路駐して、ママと二人よく行くカフェに入った。

    2005-11-21 11:16:00
  • 73:

    せぇ

    ママゎミックスジュース、あたしはケーキセットを食べながら、昨日チビクロを拾ってきた過程を話した。ママは笑いながら聞いてた。一時間くらい話をしてカフェを出た。せっかく梅田まできたんやから買い物していかへん?って言うママの提案を、あたしはもうすぐミルクの時間やからって却下した。ママが会計をしているのを待たずにあたしは外に出た。

    …最悪。

    見事に駐禁貼られた車がそこにあった。

    2005-11-21 14:05:00
  • 74:

    せぇ

    地元の駅から私の家は歩いて行ける距離じゃなく、結局家に帰れたのは五時過ぎだった。今日に限ってなんで?!…ってあたしは半分ヒステリーを起こして、ママに当たった。ママだけが悪いわけじゃないのに。だけど、ママはさすがにママだけあって、人をなだめるのが上手い。家につく頃にはあたしのヒステリーゎ収まってた。
    だけど、やっぱりチビクロが心配であたしは走って部屋に戻った。家を出てからもう4、5時間たってた。

    2005-11-21 14:11:00
  • 75:

    せぇ

    チビクロは部屋の角でうずくまってた。急いでダッコして顔を見ると、目の下は濡れてて、鳴きすぎてでなくなったのか、かすれた小さな声で『ナ゙』って泣いた。階段を掛け上がって、ミルクの入ったホニュウビンをママが持ってきた。すかさずあげるけど、なかなか飲もうとしなくてあせった。

    2005-11-21 14:17:00
  • 76:

    せぇ

    なぁチビクロ。
    あんたゎ極度の寂しがりやから
    そっちでひとりぼっちじゃないか、あたしは心配で仕方ないよ。
    友達出来た?
    あんたの本間のママにゎ会えた?

    いつかまた、絶対
    一緒に暮らそうな。

    あたしは、
    今までいっぱい
    悪いことしてきたけど
    あたしもあんたと同じ、
    天国に行けるように
    これからいっぱい
    がんばるから。

    だから待っててな。

    2005-11-21 14:21:00
  • 77:

    せぇ





    2005-11-21 14:22:00
  • 78:

    名無しさん

    チビクロ〜(T_T)泣いてもたわぁ〜(T_T)

    2005-11-21 16:40:00
  • 79:

    せぇ

    チビクロは確かに泣いてたと思う。悲しい時は涙を流す、そんな不思議な猫やった。多分信じひん人もいると思うけど、でもそうやねん。あたしは誰に何て言われても、チビクロの涙を信じる。

    2005-11-21 23:13:00
  • 80:

    せぇ

    その日チビクロがミルクを飲んだのは、夜の八時ごろやった。あたしはひたすらチビクロを膝の上にのせて、ずっと優しく撫でてあげた。『ごめんな』って何回もつぶやきながら。
    そのことがあってから、あたしは家にいる時は、出来る限りチビクロと一緒に過ごすことにした。遊びにもあんまり行かなくなったし、ご飯もチビクロと一緒に食べた。
    なんでそこまで出来たんかは今でもよくわからんけど、でも全然苦痛じゃなかったし、仕方なくでもなかった。チビクロが側にいないと寂しかったんはあたしの方やったんかもしれへん。

    2005-11-21 23:20:00
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