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たった一つの宝物
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1:
亜矢
小林晴斗
優花
私達は2000年5月21日に夫婦になった。
いわゆるできちゃった婚。でも私達にとっては優斗を授かったことはとても幸せなことだった。2005-12-11 03:29:00 -
83:
名無しさん
この小説みて、涙がとまりません。優花さんのやるせない気持ちも伝わってきてとても悲しいです。最近、ニュースで子供の事ばかりが報道されていますよね。子供じゃなく、大人でもその人には親がいます。思ってくれてる人がいますよね。犯人は逮捕されるだけ。見つかってない人も私たちがしらないだけで何百人だっていると思います。でもね、その人達は絶対幸せにはなれない。優花さん、私には、優花さんの辛さを全部分かってあげる事は出来ないけど、この小説を書く事で一歩前に進んでくれたらなと思います。優斗くんはママが優花さんでパパが晴斗さんで幸せだったと思います。頑張ってくださいね。長々とすいませんでした。
2005-12-13 05:39:00 -
84:
優花
法律とは意味のないものなんだと思った。
犯罪を犯した人間が守られる。未成年だからとゆうだけで、何も公表されることはない。
そして裁かれることも。死刑なんてなるはずもなく、せいぜい四、五年で出てくる。
出所後の加害者の個人情報を得たいなら、裁判を起こさなければならない。
法律って一体何なの?被害者は優斗なのに…。2005-12-13 05:41:00 -
85:
優花
安野敏行18歳。でも写真も名前も一般公開なんてされない。
私は顔見知り程度だった。近所に住むごく普通の男の子。ただ変わっていたのはいつも一人でいたところ。無職でニートとゆう感じだった。
優斗との接点なんてなかった。なのに何で?2005-12-13 05:51:00 -
86:
優花
私は殺害動機が知りたかった。だけど真実を知った時、知らないままなほうがよかったと後悔した。
イライラしてた
人を殺してみたかった
誰でもよかった2005-12-13 05:54:00 -
87:
優花
真相が明らかになるにつれ私の心はズタズタに切りつけられていく。
最愛の子供を奪った犯人は、ただ自らのストレスを晴らすためだけに優斗を殺した。
体の何箇所にもナイフやアイスピックで傷を作った。怖かったはずだよね…痛かったよね…。
人の涙は枯れることがないことを初めて分かった気がした。泣いても泣いても涙は出る。ずっととめどなく。2005-12-13 06:00:00 -
89:
優花
晴斗はおかしくなってしまった。そりゃそうだ。めちゃくちゃな法律に守られる犯人、そして何もできない私達。
優斗がいなくなった事実だけは変わらない。戻らないと分かっていても現実を受け入れられなかった。2005-12-13 06:03:00 -
90:
優花
家族のために頑張って出世までしてうまくいっていた仕事。晴斗にとって、もうそんなことは無意味なものだった。
「俺もう明日から仕事行かないから。今日連絡いれたからさ」
晴斗の言葉を私は黙って聞いていた。何も言えるはずがなかった。私だって同じ。気持ちは分かり過ぎるほどだったから。2005-12-13 06:07:00 -
91:
優花
「いいよ」
それだけ答えてもう何も言わなかった。気力も体力も日に日に落ちていく。
優斗がいない現実が苦しかった。食べ物は口にいれることすら辛い。横になっても眠れない。
私は優斗のおもちゃ箱を開けて部屋中いっぱいに散らかした。2005-12-13 06:19:00 -
92:
優花
いつも優斗はおもちゃで遊びながら部屋を散らかしてた。
「優斗ぉー片付けないと捨てちゃうよ」
「やだ!だめ!」
私が怒ったフリしたら泣きそうな顔で一生懸命急いで片付けてた。
優斗…散らかしてもいい。めちゃくちゃにしていいから。お願いだから生き返ってよ…2005-12-13 06:23:00